漢字の覚え方 虚

今日は虚（キョ）、嘘（キョ）、戯（ギ）という漢字のについて説明します。基本になる漢字は『虚（キョ）』です。空っぽな状態を表しています。基本の音読みは『キョ』や『コ』と読みます。

漢字は足し算で表わす事が出来るものについては、意味を考えて漢字の足し算で覚えると便利です。虚（キョ）に何を足すとどのような漢字になるか考えます。虚（キョ）、戯（ギ）は中学生で習う常用漢字、嘘（キョ）は常用漢字から外れていますが、漢字の足し算で一緒に覚えましょう。

　『虚（キョ）』xūは、空っぽな状態を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、虎（コという音）＋丘（両側が高い丘のくぼみ）＝虚（両側が高い丘のくぼみ。中が空いている。虚ろ。虚しい）です。漢字の部首は『虍・とらがしら』、漢字の意味は『虚（うつ）ろ』、『虚（むな）しい』、『いつわり』です。

藤堂は虎は音を表しているだけとしています。白川は墳丘について言及しています。

音読みは呉音が『キョ』、漢音が『コ』、訓読みは常用外に『虚（むな）しい』、『虚（うつ）ろ』があります。内部に何もないこと・虚（むな）しいことを空虚（クウキョ）、嘘を言うことを虚言（キョゲン）、事実ではないつくりごと・フィクションを虚構（キョコウ）、何もない大空を虚空（コクウ）といいます。

虚（キョ）は中学生で習う常用漢字です。

　『嘘（キョ）』xūは、嘘（うそぶ）く様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、口（言葉）＋虚（虚しい）＝嘘（虚しい言葉を言う。嘘（うそぶ）く）です。漢字の部首は『口・くち』、漢字の意味は『嘘（うそぶ）く』、『静かに息を吐く』、『嘘（うそ）』です。

『嘘（うそぶ）く』、『静かに息を吐く』の意味ですが、我が国では『嘘（うそ）』の意味に使います。

音読みは呉音が『キョ』、漢音が『コ』、訓読みは『嘘（うそ）』です。嘘を言うことを嘘言（キョゲン）といいます。

嘘（キョ・うそ）は常用漢字から外れています。

　『戯（ギ）』xìは、戯（たわむ）れる様子を表す会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、虚（おどけて笑う）＋戈（ほこ）＝戯（戈におどけて笑う。戯れる）です。漢字の部首は『戈・ほこづくり』、漢字の意味は『戯（たわむ）れる』、『戯（ざ）れ』、『芝居』です。

藤堂は形声文字としています。白川は会意文字とし、戈（ほこ）をもって虎を後ろから撃つ形としています。軍中の遊戯としての舞楽に関係しているとみていおり、劇（ゲキ）との関連性も指摘しています。

音読みは呉音が『ケ』、漢音が『キ』、慣用音が『ギ』、『ゲ』、訓読みは『戯（たわむ）れる』、常用外に『戯（ざ）れ』があります。子供の遊びを遊戯（ユウギ）、芝居の台本・文学作品を戯曲（ギキョク）といいます。

戯（ギ）は中学生で習う常用漢字です。

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『漢字の覚え方 虚』 虚 嘘 歔 戯

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.現実と きょこう（　　　）。

2.きょげん（　　　）癖。

3.うそ（　　）。

4.ゆうぎ（　　　）王。

5.ぎきょく（　　　）の名作。

解説です。基本の漢字は虚、嘘（うそ）は口を足して嘘、戯（たわむ）れるは戈を足して戯です。

解答です。虚構、虚言、嘘言、嘘、遊戯、戯曲。

漢字の覚え方 巨

今日は巨（キョ）、距（キョ）、拒（キョ ）、渠（キョ）という漢字について説明します。基本になる漢字は巨（キョ）jùで、発音は『キョ』で共通したイメージは『大きい』、『距（へだ）てる』です。

漢字は足し算で表わす事が出来るものについては、意味を考えて漢字の足し算で、まとめて覚えると便利です。『巨』に何を足したら、拒、距、渠になるのかを考えます。巨、拒、距は中学校で習う常用漢字です。漢字の足し算で一緒に覚えましょう。

　『巨（キョ）』jùは、定規を表す象形文字です。漢字の部首は『二・に』、漢字の意味は『定規』、『距（へだ）てる』、『巨（おお）きい』です。

説文解字には｢規巨なり。工に従う。これを手に持つに象（かたち）｣とあります。藤堂は定規に取っ手のついた象（かたち）と解し、両端のへだたりから巨大（キョダイ）の意味に転用されたとしています。白川は鉅（キョ・おおきい・つよい）に通じ、巨魁（キョカイ）・巨頭（キョトウ）のように人に使用するとしています。

音読みは呉音が『ゴ』、漢音が『キョ』、慣用音が『コ』、訓読みは常用外に『巨（おお）きい』があります。端から端までがへだたっていて大きい様を巨大（キョダイ）、賊の頭を巨魁（キョカイ）、ある団体で非常に重要な人物を巨頭（キョトウ）、財産の非常に多いことを巨万（キョマン）といいます。

巨（キョ・おおきい）は中学生 で習う漢字です。

　『距（キョ）』jùは、距（へだ）てる様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、足（あし）＋巨（おおきい・へだてる）＝距（けづめ。両端の間が広くあいている。距てる。へだてる）です。漢字の部首は『足・あし』、漢字の意味は『けづめ』、『距（へだ）てる』です。

藤堂は鶏のけづめが他の四本の指と離れている様子を言い、転じて両端の間が広くあいていることとしています。

音読みは呉音が『ゴ』、漢音が『キョ』、訓読みは常用外に『距（へだ）てる』があります。二つの場所の間の長さ・物事のへだたりを距離（キョリ）といいます。

距（キョ・へだてる）は中学生 で習う漢字です。

　『拒（キョ）』jùは、相手を拒（こば）む様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、扌（手の動作）＋巨（おおきい）＝拒（相手と距離をとって拒む。こばむ）です。漢字の部首は『扌・てへん』、漢字の意味は『拒（こば）む』、『ふせぐ』です。

音読みは呉音が『ゴ』、漢音が『キョ』、訓読みは常用外に『拒（こば）む』があります。頼み・要求を断ることを拒絶（キョゼツ）・拒否（キョヒ）、ふせいで止めることを拒止（キョシ）といいます。

拒（キョ・こばむ）は中学生 で習う漢字です。

　『渠（キョ）』qúは、人工の用水路を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、氵（水）＋巨（距てる）＋木(木製）＝渠（木製の用水路。みぞ）です。漢字の部首は『氵・さんずい』、漢字の意味は『渠（みぞ）』、『用水路』です。

音読みは呉音が『ゴ』、漢音が『キョ』、訓読みは『渠（みぞ）』です。水を通す用水路を溝渠（コウキョ）、用水路の上が塞がれているものを暗渠（アンキョ）といいます。

渠（みぞ）は溝（みぞ）と書くのが一般的です。

渠（キョ・みぞ）は常用漢字から外れています。

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『漢字の覚え方 巨』 巨 拒 距 渠

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.経済界の きょとう（　　　）。

2.きょまん（　　　）の富。

3.きょり（　　　）の計測。

4.指名 きょひ（　　　）の考え。

5.相手を きょぜつ（　　　）。

解説です。基本の漢字は巨、距（へだ）てるは足を足して距、拒（こば）むは扌を足して拒、渠（みぞ）は水と木を足して拒渠です。

解答です。巨頭、巨万、距離、拒否、拒絶。

漢字の覚え方 豦

今日は『豦（キョ）』jùという字を基本とした漢字の仲間について説明します。この漢字の仲間には豦（キョ）、劇（ゲキ）、醵（キョ）、遽（キョ）、據（キョ）という漢字があり、一緒に覚えることを提唱しています。

漢字は足し算で表わす事が出来るものについては、意味を考えて漢字の足し算でを覚えると便利です。『豦（キョ）』に何を足したら劇（ゲキ）、醵（キョ）、遽（キョ）、據（キョ）になるのかを考えます。劇は小学校6年生で習う漢字で、醵、遽、據は義務教育で習う常用漢字ではありません。常用漢字であるないに関係なく一緒に覚えましょう。

　『豦（キョ）』jùは虎（とら）と豕（いのしし）が闘う様子を表す会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、虎（とら）＋豕（いのしし）＝豦（虎（とら）と豕（いのしし）が闘う。劇しい）です。我が国では、豦（キョ）の漢字字体を使うことはありませんが、劇、醵、遽などの漢字の部分になっています。

豦（キョ）は常用漢字から外れています。

　『劇（ゲキ）』jùは、虎（とら）と豕（いのしし）が闘う劇的なシーンを表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、虎（とら）＋豕（いのしし）＋刂（刀・闘う）＝劇（虎（とら）と豕（いのしし）がはげしく闘うシーン。劇・げき）です。漢字の部首は『刂・りっとう』、漢字の意味は、『劇（はげ）しい』、『劇（ゲキ）』です。

音読みは呉音が『ギャク』、漢音が『ケキ』、慣用音が『ゲキ』です。訓読みは常用外に『劇（はげ）しい』があります。命にかかわるような劇（はげ）しい薬を劇薬（ゲキヤク）、劇しく演ずる芝居の事を演劇（エンゲキ）、芝居を見るような強い印象を与える様子を劇的（ゲキテキ）といいます。

劇（はげ）しいは激（はげ）しいと書くのが普通です。

劇（ゲキ）は小学校6年生で習う漢字 です。

　『醵（キョ）』jùは、皆でお金を出し合ってする宴会を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、酉（さけ）＋豦（劇しい・芝居）＝醵（お金を出し合ってする劇しい宴会。お金を出し合う）です。漢字の部首は『酉・さけのとり』、漢字の意味は、『お金を出し合う』です。

音読みは呉音が『ゴ』、漢音が『キョ』、金品を出し合うことを醵出（キョシュツ）といいます。

我が国では、醵出（キョシュツ）は常用漢字の拠 （キョ）を使って、拠 出（キョシュツ）と書きかえるのが普通です。

醵（キョ）は常用漢字から外れています。

　『遽（キョ）』jùは、遽（にわ）かな様子・急な様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、辶（進む）＋豦（劇しい）＝遽（劇しく進行する。遽（にわ）か。遽（あわただ）しい）です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、漢字の意味は、『遽（にわ）か』、『遽（あわただ）しい』です。

音読みは呉音が『ゴ』、漢音が『キョ』、あわただしく事を行うさまを急遽（キュウキョ）といいます。

遽（あわただ）しいは慌（あわただ）しい・慌（あわ）ただしいhttp://bit.ly/1v84fty 、遽（にわ）かは俄（にわか）http://bit.ly/1D68WXb と書くのが普通です。

漢字の部首は『辶・しんにょう』は足で道を行くことを表しています。足の向きや状態はいろいろあります。

☆前向きの場合　進（すす）む　迫（せま）る　迎（むか）える　邀（むか）える　近（ちか）づく　逼（せま）る　追（お）う　逢（あ）う　遇（あ）う　遭（あ）う　遘（あ）う　遽（あわただ）しい

☆後ろ向きの場合　退（しりぞ）く　逆（さか）らう　逃（に）げる　逡（しりぞ）く　遁（のが）れる　避（さ）ける　遠（とお）のく

☆戻る場合　還（かえ）る　返（かえ）す

☆廻る場合　巡（めぐ）る　辺（あた）り　遍（あまね）く

☆足のスピード　　速（はや）い　遅（おそ）い

遽（キョ）は常用漢字から外れています。

　『據（キョ）』jùは、その場所を拠り所にする様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、扌（動作）＋豦（祭祀に関係ある台座）＝據（その場所に座を占めて、拠り所にする。拠（よ）る）です。漢字の部首は『扌・てへん』、漢字の意味は『據（よ）る』です。

音読みは呉音が『コ』、漢音が『キョ』、訓読みが常用外に『拠（よ）る』があります。活動の拠り所になる場所を據点（キョテン）、場所を占有して他人を寄せつけないことを占據（センキョ）、 物事が存在するための理由を根據（コンキョ）といいます。

異体字に、扌(てへん)と処からなる拠があります。常用漢字体拠 http://bit.ly/1PmELQz を使って下さい。

據（キョ）は常用漢字から外れています。

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『漢字の覚え方 豦』　豦　劇 醵 遽 據

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.えんげき（　　　）を観る。

2.げきてき（　　　）な改善。

3.きょしゅつ（　　　）金。

4.きゅうきょ（　　　）進行が変わる。

解説です。基本の漢字は豦、酉（さけのとり）を足して醵、辶（しんにょう）を足して遽、扌（てへん）を足して據です。

解答です。演劇、劇的、拠出、醵出、急遽。

漢字の覚え方 去

　今日は『去（キョ）』qùという漢字を基本とした漢字の仲間について説明します。基本になる漢字は『去』です。音読みは『キョ』、『キャク』、『キョウ』、意味は『ひっこむ』、『去る』、『くぼむ』です。去、却、脚、怯、法などがこの漢字の仲間です。

漢字は足し算で表わす事が出来るものについては、意味を考えて漢字の足し算でを覚えると便利です。『去』に何を足すとどんな漢字になるのかを考えます。去は小学校3年生で習う漢字 、法は小学校4年生で習う漢字 、却、脚は中学校で習います。

　『去（コ・キョ）』qùは、蓋つきの窪んだ容器を象（かたど）った象形文字です。窪むから、姿を隠す。『窪むから』から『姿を隠す』、『去る』の意味になりました。漢字の部首は『ム・む』、意味は『去（さ）る』、『時間がたつ』、『ひっこめる』などです。

『説文解字』では、「人の相違うなり」として人が去ることと解釈しています。
音読みは呉音が『コ』、漢音が『キョ』、訓読みは『去（さ）る』です。退き立ち去ることを退去（タイキョ）、ある地位から去るか留まる（就）ことを去就（キョシュウ）、過ぎ去った時間を過去（カコ）といいます。

呉音の『コ』は漢音の『キョ』になることがあります。音読みの呉音、漢音については『呉音と漢音』⑫もご覧ください。

『去（コ・キョ）』は小学校3年生で習う漢字です。

　『却（キャク）』quèは、膝をついて退却する様子を表す形声文字です。漢字の足し算では去（去る）＋卩（膝を折る）＝却（膝をついて退却する）です。漢字の部首は『卩・わりふ、ふしづくり』、意味は『退却する』、『しりぞける』、『返す』、『取り除く』、『予想に反して』などです。

音読みは呉音が『カク』、漢音が『キャク』、訓読みは常用外に『却（かえ）って』です。退き引き下がることを退却（タイキャク）、返すことを返却（ヘンキャク）、しりぞけることをを却下（キャッカ）、忘れ去ることを忘却（ボウキャク）といいます。

『却（キャク）』は中学校で習う常用漢字です。

　『脚（キャク）』jiǎoは、膝を含めた脚（あし）を表す形声文字です。漢字の足し算では、月（身体）＋去＋卩（膝を折る）＝脚（膝を含めた足）です。漢字の部首は『月・にくづき』、意味は『足全体』、『支えとなるもの』、『あるものの下の部分』などです。

音読みは呉音が『カク』、漢音が『キャク』、唐宋音が『キャ』、訓読みは『脚（あし）』です。脚が丈夫であることを健脚（ケンキャク）、支えとなるはしご状の台（榻）を脚榻子・脚立（キャたつ）、文章の下にある注を脚注（キャクチュウ）、ビタミンB1不足による脚のしびれる病気を脚気（カッケ・キャッキ）といいます。

脚気（カクケ）ですが、日本人はカ行とカ行が続くと言い難いので『ッ』が入って脚気（カッケ）と発音します。

『脚（キャク・あし）』は中学校で習う常用漢字です。

　『怯（キョウ）』qièは、怯（おび）える心を表す形声文字です。漢字の足し算では、忄（気持ち）＋去（去る。しりぞく）＝怯（しりぞく気持ち。怯（おび）える）です。漢字の部首は『忄・りっしんべん』、意味は『怯（おび）える』です。

音読みは呉音が『コウ』、漢音が『キョウ』、訓読みは『怯（おび）える』です。卑劣に逃げる気持ち・態度を卑怯（ヒキョウ）、臆病で怠惰なことを怯臆（キョウオク）といいます。

『怯（キョウ・おびえる）』は常用漢字から外れています。

『去（キョ）』の単語家族に近い漢字に『法』があります。正字は『灋（ホウ）』で、意味も『去（さ）る』からかなり変化しており、読み方も『ホウ』とかなり違います。

　『法（ホウ）』fǎは、法に照らして敗者を水に流す様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、氵（水）＋去（去る。しりぞく）＝法（法に照らして敗者を水に流す。法）です。漢字の部首は『氵・さんずい』、意味は『法』、『手本』、『仏教の真理』です。

水に流すのは、廌（タイ）と呼ばれる法律を司る特別な羊（ひつじ）です。法の正字は灋です。書くのが大変で、普通は常用漢字体である法を使います。廌（タイ）の書き方ですが、途中まで鹿を書いて、鳥に下の部分を足して書きます。

音読みは呉音が『ホウ（ホフ）』、漢音が『ホウ（ハフ）』、慣用音が『ホッ・ハッ』です。人々の生活を取り締まるための決まりを法律（ホウリツ）、仏教の真理を説くことを説法（セッポウ）、仏教の僧が着る衣を法衣（ホウエ）、してはならない程度を法律できめたことを法度（ハット）といいます。

『法（ホウ）』は小学校4年生で習う漢字です。

廌（タイ）は法律を司る特別な羊（ひつじ）です。廌（タイ）を使う漢字に推薦（スイセン）の薦（セン）があります。詳しくは『漢字の覚え方 薦』をご覧ください。

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『漢字の覚え方 去』 去 却 脚 怯 法

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.現在と かこ（　　　　）。

2.たいきょ（　　　　）を迫る。

3.図書の へんきゃく（　　　　）。

4.訴えの きゃっか（　　　　）。

5.過去の ぼうきゃく（　　　）。

6.けんきゃく（　　　）を競う大会。

7.台本の きゃくちゅう（　　　　）。

8.ひきょう（　　　）者。

9.武家 しょはっと（　　　　）。

10.ほうりつ（　　　　）相談。

解説です。基本の漢字は去、却（しりぞ）くは卩を足して却、脚は月（にくづき）を足して脚、怯（おび）えるは忄（りっしんべん・心）を足して怯、法律は氵（さんずい）を足して法です。

解答です。過去、退去、返却、却下、忘却、健脚、脚注、卑怯、諸法度、法律。