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2015年3月

2015年3月29日 (日)

小学校4年生で習う漢字①(愛~極)

小学校4年生で習う漢字を説明します。『小学校4年生で習う漢字①』(愛~極)と 『小学校4年生で習う漢字②』(訓~信)、 『小学校4年生で習う漢字③』(成~念)、 『小学校4年生で習う漢字④』(敗~録)に分割しています。ご了承下さい。

漢字の説明の前に、漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の漢字辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字の成り立ちについて、四種類あるとしました。中学の教科書に掲載されるようになったので、解説致します。

①.物の形を象った(かたどった)『象形文字』(ショウケイモジ)、②.象形文字を基に点を打つことにより示された『指事文字』(シジモジ)、③.文字を組み合わせて造った『会意文字』(カイイモジ)、④.意味と音を示す文字を組み合わせた『形声文字』(ケイセイモジ)の四種です。『会意文字』と『形声文字』は漢字の足し算で表す事が出来ます。四年生の漢字については一覧にしてありますので象形・指事・会意・形声 四年生も御覧ください。

漢字の成り立ちについての解釈は四通りです。どの時代の漢字に重点を置くか、また「説文解字(セツモンカイジ)」にどれほど敬意を払うかにより、解釈が違う場合が稀にあります。ある辞書では『見』を象形文字、別の辞書では目+儿の会意文字としています。漢字の解釈については諸説あることを御承知下さい。

 『愛(アイ)』àiは、心が切ない様・愛(いと)しい様子を表わす形声文字です。漢字の足し算覚えるならば、旡(胸を詰まらせる)+心+夂(足をひきずる・ひざまずく)=愛(足を跪くほど、胸を詰まらせるほど愛しい。いとしい。アイ)です。漢字の部首は『心・こころ』、意味は『愛(アイ)』、『愛(いと)しい』、『愛(め)でる』です。

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音読みは呉音が『オ・アイ』、漢音が『アイ』、訓読みは常用外の『愛(いと)しい』、『愛(め)でる』です。愛(いと)しい心情を愛情(アイジョウ)、国を愛することを愛国(アイコク)、愛することと憎むことを愛憎(アイゾウ)といいます。

常用外の読み方とは、中学校の義務教育までには習わない読み方です。中学までの国語の授業では使いません。

非常に良い意味の漢字で『あい』、『あき』、『さね』、『ちか』、『ちかし』、『つね』、『なり』、『なる』、『のり』、『ひで』、『まな』、『めぐむ』、『やす』、『よし』、『より』と広く名前に使われます。

愛(アイ)の漢字の仲間には曖(アイ)、噯(アイ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 愛』をご覧下さい。

漢字学者の藤堂はこのような漢字の仲間について『単語家族』と表現していました。『単語家族』とは同し音を持ち、共通したイメージを持つ漢字の仲間のことです。『系列単語』という人もいます。

 『案(アン)』ànは、机・考えるを表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、安(落ち着いた)+木=案(肱を落ち着かせる机。考える)です。漢字の部首は『木・き』、漢字の意味は『つくえ』、『考える』です。この机は肘掛(ひじかけ)の様な机です。『考える』の意味では『按』と同じです。

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音読みは呉音・漢音ともに『アン』です。内容を考えて導くことを案内(アンナイ)、考えるべき事件を案件(アンケン)、思い考えるのを思案(シアン)、考えた答えが答案(トウアン)です。

案(アン)は安(アン)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 安』をご覧下さい。

 『以(イ)』yǐの元になる漢字『㠯(イ)』yǐを説明致します。耜(すき)を表す象形文字です。『用いる』の意味があります。また、『以(イ)』yǐの異体字にもなっています。

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 『以(イ)』yǐは、人が耜(すき)を持って仕事をする様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、㠯(耜・すき)+人=以(人が耜を持って仕事をする)です。漢字の部首は『人・ひと』、意味は『仕事をする』から転じて『用いる』、『~をもってする』、『おもう』、『ゆえに』、『~より』です。異体字に『㠯(イ)』yǐがあります。

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音読みは呉音・漢音とも『イ』です。訓読みは常用外の『以(もっ)て』があります。これより前を以前(イゼン)、これより未来を以来(イライ)・以降(イコウ)、それより上を以上(イジョウ)、思うことにはを以為(おもえらく)といいます。

『以(イ)』の『単語家族』には、似(ジ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 以』をご覧ください。

 『衣(エ・イ)』yīという漢字は、衣服の襟(えり)の部分を象った(かたど)象形文字(ショウケイモジ)です。亠の部分が奥襟、衣の下の部分が前の襟です。主に上着の事です。漢字の部首は『衣・ころも』です。

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下半身の衣服は『裳(ショウ)』( 衣+尚で長い服の意味)と言います。上下合わせて衣裳(イショウ)です。ただ現在では 衣装(イショウ) と書きます。『装』の字は装う(よそおう)の意味で『裳』の代用字です。『装』は小学校6年生で習い、『裳』は中学でも習わないので、イショウと言えば衣装と書きます。

『衣』の音読みは呉音が『エ』、漢音が『イ』、訓読みは『ころも』、『きぬ』です。変った読み方では浴衣(ゆかた)というのもあります。

音読みの呉音とは今から1500年ほど前に中国の宋王朝などの南朝から輸入した漢字の読み方です。漢音とは、遣唐使が唐から輸入した漢語の読み方です。

呉音が『エ』の場合、漢音では『イ』と読むことがあります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音もご覧ください。

衣(エ・イ)の『単語家族』には、依(エ・イ)、哀(アイ)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 衣』をご覧ください。

 『位(イ)』wèiは、儀式で人が所定の位置に立ち並ぶ姿を会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、イ(人間)+立(立つ)=位(人が所定の位置に立つ。位置につく。位。くらい)です。漢字の部首は『イ・にんべん』です。漢字の意味は『位置につく』、『位(くらい)』、『等級』、『程度・量』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『イ』、訓読みは『位(くらい)』です。役人としての位(くらい)を官位(カンイ)、社会的(地)な立場を地位(チイ)、物の量を表す基準として決めた量を単位(タンイ)、君主の跡を継いで位置に立つことを即位(ソクイ)といいます。

非常に縁起の良い漢字で、『くら』、『ただ』、『たか』、『ただし』、『つら』、『なり』、『のり』、『ひこ』、『ひなた』、『ひら』、『み』と名前に使われます。

位(イ)は立(リュウ)を用いた漢字です。詳しくは詳しくは『漢字の覚え方 立』をご覧ください。

 『囲(イ)』wéiは、城壁をとり囲んで攻める様子を示す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、口(かこむ)+韋(城壁)=圍、囲(城壁を取り囲んで攻める。囲む)です。漢字の部首は『口・くにがまえ』です。

本来は『圍(イ)』という字ですが、囲という簡単な漢字が常用漢字に登録されています。囲の方を覚えてください。

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音読みは呉音が『エ』、漢音が『イ』、訓読みは『囲(かこ)む』です。包囲(ホウイ)、囲碁(イゴ)の囲です。また、囲はとり囲(かこ)む長さを表します。範囲(ハンイ)の囲はこの用法です。

囲(イ)の『単語家族』には、緯(イ)、偉(イ)などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 韋』をご覧ください。

 『胃(イ)』wèiは、胃を表す会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、田(米の入った胃袋)+月(身体)=胃(食べ物の入る袋。胃袋。い)です。漢字の部首は『月・にくづき』、漢字の意味は『胃袋(イぶくろ)』、『円(まる)い』です。

田はこの場合田畑ではなく、米の入った口(袋)を表しています。

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音読みは呉音・漢音ともに『イ』です。胃と腸を胃腸(イチョウ)、胃の炎症を胃炎(イエン)といいます。

胃(イ)の『単語家族』には、謂(イ)、蝟(イ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 胃』をご覧ください。

 『印(イン)』yìnは、押さえつける様子・印(イン)を押す様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、E(手)+卩(ひざまづいた人)=印(手で人をひざまずかせる。転じて抑え付ける。印を押す)です。漢字の部首は『卩・ふしづくり』、漢字の意味は『抑え付ける』、『印を押す』、『印(しるし)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『イン』、訓読みは『印(しるし)』です。心にあるイメージ(象)を押しつけられることを印象(インショウ)、版型を押しつけて刷(す)ることを印刷(インサツ)、郵便物の消息を伝える印を消印(けしイン)、書物を印刷して世に出すことを印行(インギョウ)、書物の著作権からえるお金を印税(インゼイ)といいます。

印の『単語家族』には、抑(ヨク)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 印』をご覧ください。

 『英(エイ)』yīngは、中央のはっきりした花を漢字にしたものです。花ですからすぐれているの意味があります。漢字の足し算で覚えるならば、艹(植物)+央(円い・真ん中)=英(真ん中の花。はな)です。部首は『艹・くさかんむり』、意味は『すぐれている』、『イギリス』です。

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音読みは漢音が『エイ』が普通で、呉音の『ヨウ』は使いません。訓読みは常用外の『はなぶさ』です。英雄(エイユウ)、英国(エイコク)、英断(エイダン)、英一蝶(はなぶさいっちょう)の英です。良い意味の漢字なので、『あきら』、『ひで』、『はな』、『すぐる』、『よし』と名前に良く使われる漢字です。

英は央の『単語家族』です。この『単語家族』には、映、瑛などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 央』をご覧ください。

 『栄(エイ)』róngは、花が木いっぱいに華やかに咲いている様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、(火+火+冖)+木=榮・栄(たくさんの火で明るく囲まれているように華やかに花が咲く。栄える)です。漢字の部首は『木・き』、漢字の意味は『栄(さか)える』、『栄(は)える』です。

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音読みは呉音が『ヨウ』、漢音が『エイ』、訓読みは『栄(さか)える』、『栄(は)える』です。華やかに栄えることを栄華(エイガ)、はなはなだしい名誉を栄誉(エイヨ)、栄えることと衰えること栄枯(エイコ)といいます。

栄はの『単語家族』です。営(エイ)、労(ロウ)などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 栄』をご覧ください。

 『塩(エン)』yánは、塩(しお)を表す形声文字です。本字は鹽(エン)で、監(みる。水の中に現れる)+鹵(結晶)=鹽(点々と現れてくる結晶した塩。しお)です。書くのが大変なので、土+囗(結晶)+皿(水の中)=塩(海水を煮詰めたり、土の上に浮いてくる塩の結晶。塩。しお)と書きます。漢字の部首は『土・つち』、漢字の意味は『塩(しお)』、『塩素(エンソ)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『エン』、訓読みは『塩(しお)』です。塩分濃度の高まりでおこる災害を塩害(エンガイ)、人間の生活に欠かせない米と塩を米塩(ベイエン)、塩素との化合することを塩化(エンカ)、イカなどを塩漬けにした発酵食品を塩辛(しおから)といいます。

塩(エン・塩水の中から現れる結晶)は監(カン・水の中に見えるもの)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 監』をご覧ください。

 『億(オク)』yìは、人の考えられる最大の数を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、イ(にんべん・人)+意(心の動き・考え)=億(人の考えられる最大の数)です。漢字の部首は『イ・にんべん』です。1000万の十倍を『億(オク)』と言います。

人が予想(兆・きざし)も出来ないような大きな数を『兆(チョウ)』といいます。

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音読みは呉音が『オク』、漢音が『ヨク』です。億兆(オクチョウ)は、大変多くの人で人民を表し、億劫(オックウ)は、もともと仏教の言葉でとてつもない長い時間を表し、現在では面倒を表します。

縁起の良い漢字で『おく』、『はかる』、『やす』と名前に使われます。

億(オク)は音(オン)の『単語家族』です。この『単語家族』には、意(イ)、憶(オク)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方  音・意』をご覧ください。

 『加(カ)』jiāという漢字は、田畑を耒(すき)で耕し、生産力を加えることを示す会意(カイイ)文字です。田畑を耕す時に人は祝器である口(サイ)を添えるといわれています。

会意文字とは漢字と漢字を合わせた漢字の事です。漢字の足し算で覚えるならば、力(ちから・耒)+口(サイ・祝)=加(田畑に生産力を加える)です。漢字の部首は『力・ちから』です。田畑だけに限定せずに、あらゆるものに『くわえる』ことを『加』という漢字で表現します。

映像ではこんな感じです。篆文(テンブン)と呼ばれる古い書体も載せておきます。カが耒(すき)を表しているのがわかります。ちなみに耒を使った漢字に耕作の『耕』があります。

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音読みは呉音が『ケ』、漢音が『カ』です。訓読みは『加(くわ)える・加(くわ)わる)』です。増加(ゾウカ)、加減(カゲン)、加入(カニュウ)、参加(サンカ)、添加(テンカ)の加です。

また、『加』の漢字の成り立ちですが、『力』を手の筋肉の様子、『口』を口(くち)で元気付けるの意味にとる解釈もあります。意味は同じで『加える(くわえる)・加わる(くわわる)』です。

加(カ)の『単語家族』には、架(カ)、賀(ガ)、伽(カ)などの仲間のがあります。詳しくは『漢字の覚え方 加』をご覧ください。

 『果(カ)』guǒは、木になっている果実の姿を漢字にした象形文字です。漢字の部首は『木』、意味は『実』、『中身』、『丸い』、実の成るから転じた『結果』、『果て』があります。

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音読みは呉音・漢音ともに『カ』、訓読みは『果(は)たす』、『果(は)て』です。果実(カジツ)、結果(ケッカ)、成果(セイカ)、果物(くだもの)の果です。

 『課(カ)』kèは、仕事の区分を表す形声文字です。漢字の足し算では、言(言葉)+果(結果)=課(結果のよしあしを言う。調べる。仕事の区分)です。部首は『言・ごんべん』、意味は『仕事の区分』、『仕事の割り当て』です。会社、役所で使います。ちなみに病院では『科(カ)』を使います。

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音読みは呉音・漢音ともに『カ』です。割り当てた項目を課目(カモク)、割り当てた税金を課税(カゼイ)、日々の割り当てを日課(ニッカ)、仕事の区分の長を課長(カチョウ)といいます。

果(カ)、課(カ)は果(カ)の『単語家族』です。顆(カ)、裸(ラ)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 果』をご覧ください。

 『貨(カ)』huòは、化(かわる)に貝(財貨)を足した形声文字です。漢字の足し算では、化(姿がかわる。ばける)+貝(財貨)=貨(姿を変える貝。お金)です。お金は色々なものに姿を変えるからです。漢字の部首は『貝』、意味は『お金』です。

貨は貝が使われているので主に金貨・銀貨・銅貨です。幣は布が使われているので布製・紙製のお札を指します。両方あわせて貨幣(カヘイ)です。

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音読みは呉音・漢音ともに『カ』です。訓読みはありません。財宝と貨幣で財貨(ザイカ)、貨幣を殖やすで貨殖(カショク)、貨幣と荷物で貨物(カモツ)、金貨と幣(紙・布のお金)で貨幣(カヘイ)、珍しいお金で奇貨(キカ)です。

貨(カ)は化(カ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 化』をご覧ください。

 『芽(ガ)』yáは、二枚の葉が互い違いに芽生える様子を漢字にしたものです。漢字の足し算で覚えるならば、艹(植物)+牙(くいちがう)=芽(互い違いに葉が出る様子。芽)です。艹(くさかんむり)と牙を組み合わせた漢字で、(ガ)の音・声の影響受けているので形声文字(ケイセイモジ)と呼ばれています。漢字の部首は『艹・くさかんむり』です。

音読みは漢音が『ガ』です。訓読みは『め』です。発芽(ハツガ)、胚芽(ハイガ)、麦芽(バクガ)、木の芽(きのめ)、新芽(シンめ)の芽です。

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芽に関しは、薔薇の芽を読んだ短歌があります。

くれないの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨の降る 正岡子規

春先には薔薇(ばら)は新しい芽(め)が出てきます。新しい芽は紅(くれない)色です。薔薇の棘ですが、まだかたくなくてまだ柔らかいのです。全体の薔薇の高さは二尺ですから60cm程でしょうか。そこへ柔らかい春雨が降っています。そんな情景でしょうか。

芽(ガ)は牙(ガ)の『単語家族』です。芽(ガ)の他には雅(ガ)なのど漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 牙』をご覧ください。

 『改(カイ)』gǎiは、やり直す様子を表す形声文字です。 己に『きづく』、『やり直す』イメージがあり、動作を示す漢字である攵(ぼくづくり)を合わせた漢字です。漢字の足し算で覚えるならば、己(やりなおす)+攴・攵(ぼくづくり・動作)=改(あらためる)です。漢字の部首は『攵・ぼくづくり』。意味は『改(あらた)める)』です。

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動作を表す攵(ぼくづくり)は、篆文で攴(ボク)pū、楷書体では攵(ボク)pūのデザインをとります。

音読みは『カイ』、訓読みは『改(あらた)める』、『改(あらた)まる)』です。善く改めるで 改善(カイゼン)、改めて修理するで 改修(カイシュウ)、心を改めるで 改心(カイシン)などと使います。

改(カイ)は己(コ)の『単語家族』です。改の他には記(キ)、紀(キ)などが同じ『単語家族』の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 己』をご覧ください。

 『械(カイ)』xièは、罪人の両手にはめる戒めの道具を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、木(木製)+戈(ほこ)+廾(両手)=械(罪人の両手にはめる戒めの道具。械。かせ。転じて道具)です。漢字の部首は『木・き』、意味は『械(かせ)』、『道具』です。

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音読みは呉音が『ゲ』、漢音が『カイ』です。訓読みは常用外の『械(かせ)』があります。現在では、規模大きくて複雑な道具を機械(キカイ)、規模が小さい道具・仕掛けを器械(キカイ)といいます。

械(カイ)は戒(カイ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 戒』をご覧ください。

 『害(ガイ)』hàiは、進んでくるものを止める様子表す漢字です。漢字の足し算で覚えるならば、宀(屋根・板・盾)+丰(進む)+口(頭)=害(進んでくるものを盾で止める。邪魔をする。転じて傷つける)です。漢字の部首は『宀・うかんむり』、意味は『とめる』、『生命を断つ』、『傷つける』、『災い』、『邪魔をする』です。

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音読みは呉音が『ガイ』、漢音が『カイ』、訓読みは常用外(普段使わない用法)の『害(そこな)う』です。生命を断つことを殺害(サツガイ)、他人を傷つけようとする気持ちを害意(ガイイ)、気温が冷たくて作物などを害(そこな)うことを冷害(レイガイ)といいます。

害(ガイ)の『単語家族』には割(カツ・刀でとめる)、轄(カツ・車どめ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 害』をご覧ください。

 『街(ガイ)』jiēは、綺麗に道路が整っている街を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、行(交差点・行く)+圭(綺麗)=街(綺麗に道路が整っている街。まち)です。漢字の部首は『行・ぎょうがまえ』、意味は『街(まち)』です。

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音読みは呉音が『ケ』、漢音が『カイ』、慣用音が『ガイ』です。訓読みは『街(まち)』です。街の大通り・中央と地方を結ぶ道を街道(カイドウ)、街の通り・通りの旁(かたわら)を街頭(ガイトウ)、街の大通りを街路(ガイロ)といいます。

街(ガイ)は圭(ケイ)の『単語家族』です。この『単語家族』には桂(ケイ)、佳(カ)など同じく『綺麗』のイメージを持った漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 圭』をご覧ください。

 『各(カク)』gèという漢字は、人が石に躓(つまづ)いた様子を表した文字です。漢字の足し算では、夂(人の足)+口(石)=各(人が石に躓く。つっかかる)です。漢字の部首は『口・くち』、漢字の意味は『つっかかる』、『おのおの』です。

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各々(おのおの)というのは 映像にしてみると『つっかえつっかえ』という感じです。各だけでもおのおのと読みます。

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石ではなく、神様が御神酒、祝器(口・サイ)に舞い降りてきた様子を表すという説もあります。ようするに『つっかかる。つかえて止まる』という状態を『各』は表現しています。

音読みは呉音・漢音ともに『カク』、訓読みは『おのおの』です。各位(カクイ)、各論(カクロン)、各(おのおの)、各々(おのおの)の各です。

各(カク)の『単語家族』には客(キャク)、落(ラク)などがあります。同じく『つっかえる』というイメージを持った漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 各』 をご覧ください。

 『覚(カク)』juéは、目で見て覚える様子を表す漢字です。。漢字の足し算では、爻(交わる)+両手(両手)+冖(覆う)+見=覺・覚(生徒と先生の交わりの中で見て覚える)です。漢字の部首は『見・みる』です。

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意味は『見て覚える』のほかに、一瞬で見て覚える『認識する・悟る』、『目が覚める』の意味があります。常用漢字体の覚を使います。

音読みは呉音・漢音ともに『カク』です。古い時代の読み方に、呉音『キョウ』、漢音『コウ』がありましたが、我が国では使いません。訓読みは『覚(おぼ)える』、『覚(さ)める』です。視覚(シカク)、自覚(ジカク)、覚悟(カクゴ)、発覚(ハッカク)、覚醒(カクセイ)、目覚(ざ)め、見覚(おぼ)えの覚です。

悟り、目覚めを表す良い意味の漢字で、『あき』、『あきら』、『さだ』、『さと』、『さとし』、『さとる』、『ただ』、『ただし』、『よし』と名前に使われます。

覚(カク)は爻(コウ)の『単語家族』です。この『単語家族』には交(コウ)、学(ガク)など同じく『交わる』のイメージを持った漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 爻・交』をご覧ください。

 『完(カン)』wánは、欠け目のない丸い建物・城の様子を示す漢字です。漢字の足し算では宀(建物)+元(丸い)=完(欠け目のない丸い建物・城。攻める隙間のない建物。全うする)です。部首は『宀・うかんむり』です。意味は『欠け目のない丸い建物』、『完璧な建物』、『全うする』、『終わりにする』です。

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また元を『元服する』の意味に限定し、『元服をする神聖な建物』、『少年時代の完了』と解釈する説もあります。

音読みは呉音が『ガン』、漢音が『カン』です。完璧(カンペキ)、完了(カンリョウ)、完成(カンセイ)の完です。

完璧(カンペキ)というのは、①傷のない宝石、②欠点のないこと、③借りたものを大事に持って帰り使命をはたすこと。の意味があります。③は中国の戦国時代の知将、藺相如(リンショウジョ)が璧(ヘキ・宝石)を持って秦に使いに行き、璧を無事持ち帰った故事によります。

完(カン)は元(ガン・ゲン)の『単語家族』です。玩(ガン)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 元』をご覧ください。

 『官(カン)』guānは、官僚を表す漢字です。漢字の足し算では、宀(うかんむり・屋根)+㠯(つみかさね・軍事の祭肉)=官(公的な館に集まった役人。官僚)です。部首は『宀(うかんむり)』、㠯については、阜(つみかさね)や師(軍事の祭肉を司る将官)など諸説あります。公的な館に集まった役人を『官』といいます。意味は『役人』・『取り囲む建物・役所』と『はたらき』の意味があります。

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音読みは呉音・漢音ともに『カン』です。『役所・役人』の意味で、外交官(ガイコウカン)、官吏(カンリ)、長官(チョウカン)、官舎(カンシャ)、仕官(シカン)などの単語があり、『はたらき』の意味で器官(キカン)などの単語があります。

 『管(カン)』guǎnは、竹製の管(くだ)を漢字にした形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、竹+官(取り囲む)=管(竹製のくだ)です。部首は『竹(たけかんむり)』、意味は『くだ』、『管状の楽器』です。『取り囲む』、『取り締まる』、『取り締まる範囲』の意味もあります。『取り締まる範囲』の意味で使うことが多いです。

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音読みは呉音・漢音ともに『カン』、訓読みは『くだ』です。血管(ケッカン)、試験管(シケンカン)、管楽器(カンガッキ)、管理(カンリ)、保管(ホカン)、管(くだ)を巻くの管です。

官(カン)、管(カン)は同じ『単語家族』で、他には菅(カン)、館(カン)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 官』をご覧ください。

 『関(カン)』guānは、左右の門を丱(かんざし・かんぬき)でつなげる様子を表す漢字です。漢字の足し算で覚えるならば、門+幺(糸・つなぐ)+丱(かんぬき)=関・關(門を丱(かんぬき)でつなぐ。関係づける。関係する。関わる)です。漢字の部首は『門・もんがまえ』、漢字の意味は『関(かか)わる』、『関(せき)』、『関(かんぬき)』、『仕掛け』です。

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關が正字で、関は俗字ですが、我が国では現在、常用漢字になっています。

音読みは呉音が『ケン』、漢音が『カン』、訓読みは『関(かか)わる』、『関(せき)』、常用外の『関(かんぬき)』です。関(かんぬき)の鍵を関鍵(カンケン)、関所の東を関東(カントウ)、機械の仕掛けを機関(キカン)、かかわることを関係(カンケイ)といいます。

関(かか)わるは係(かか)わるとも書きます関係(カンケイ)は同じ意味の漢字を並べた熟語です。

非常に重要な漢字で『せき』、『とおる』、『み』、『もり』と地名・人名に使われます。関は丱 の漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 丱』 もご覧ください。

 『観(カン)』guānという漢字は、『 そろえたものを比べてみる』、『見比べる』、『見比べて考える』といった漢字です。漢字の足し算で覚えるならば、雚(そろえる)+見(見る)=觀・観(見比べて考える)です。

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音読みは呉音・漢音ともに『カン』、訓読みは『観(み)る』です。観察(カンサツ)、観光(カンコウ)、観劇(カンゲキ)、主観(シュカン)、観衆(カンシュウ)、観音(カンノン)様、芝居を観る(みる)の観です。見た後に考える時に使う漢字です。觀は旧字体で、常用漢字体では観と書きます。

漢字の世界では『みる』について、多くの字があり、ニュアンスの違いがあります。

見(み)る 目立つ。目に止まる。現れる。見(ケン)http://bit.ly/ZCbIEZ

視(み)る 真っ直ぐ視る。注意して視る。視(シ)http://bit.ly/1Vps6QQ

看(み)る 手をかざして看る。よくみる。看(カン)http://bit.ly/1Z5TbdM

診(み)る 細かいところまですみずみまでみる。診(シン)http://bit.ly/1ygC0wK

察(み)る すみずみまでみる。察(サツ)http://bit.ly/1zwPD77

覧(み)る 高い所から下を覧る。覧(ラン)http://bit.ly/25ApacQ

臨(のぞ)む 高い所から下を臨む。臨(リン)http://bit.ly/1WvVxot

監(み)る 上から下のものをみて、みさだめる。監(カン)http://bit.ly/25ApacQ

観(み)る 多くのものを比べて観る。批評する。観(カン)http://bit.ly/11kw1b1

眺(なが)める 右に左にと広く見渡す。眺(チョウ)http://bit.ly/1vDDgri

望(のぞ)む 遠くの見えにくいものをもとめみる。望(ボウ)http://bit.ly/1v84fty

知恵をもって遍く世間を観(み)、苦しんでいる人々を救う菩薩(ボサツ)様を観音(カンノン)様といいます。電子機器メーカーのキヤノンは観音(カンノン)様に因(ちな)んだ社名で有名です。

観(カン)は雚(カン)の『単語家族』です。勧(カン)、歓(カン)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 雚』をご覧ください。

 『願(ガン)』yuànは、一心(イッシン)に願う様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、原(原泉。一つの源)+頁(頭)=願(一心に求め、願う。希望する)です。漢字の部首は『頁・おおがい』、意味は『願う(ねがう)』です。

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音読みは呉音が『ゴン』、漢音が『ゲン』、慣用音が『ガン』、訓読みは『願(ねが)う』です。志願(シガン)、願望(ガンボウ)、願書(ガンショ)、念願(ネンガン)、悲願(ヒガン)の願です。

願(ガン)は原(ゲン)、源(ゲン)などと同じ厂(ガン)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 厂』をご覧ください。

 『希(キ)』xīは、布を細かく織って行く(乂)様子を表す漢字です。漢字の足し算で覚えるならば、乂(交差する)+布=希(布を織って行く。細かく織る。うすい。希。のぞみ)です。漢字の部首は『巾・はば』、漢字の意味は『細かい』、『少ない』、『希(まれ)』から転じて、『のぞむ』です。

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音読みは呉音が『ケ』、漢音が『キ』、訓読みは常用外の『希(まれ)』、『希(のぞみ)』です。非常に希(まれ)で少ないことを希少(キショウ)、代(よ)にも希なことを希代(キダイ・キタイ)、願うことを希望(キボウ)、珍しい本を希書(キショ)、極めて稀にあることを希有(ケウ)といいます。

良い意味の少ない状態に使う漢字です。『まれ』、『のぞみ』と名前に使われます。

呉音が『ケ』の場合、漢音では『キ』と読むことがあります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音 もご覧ください。

希(キ)の『単語家族』には稀(キ)、絺(チ)、鯑(かずのこ)などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 希』をご覧ください。

 『季(キ)』jìは、穀物のとれる時季を表した会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、禾(イネ)+子(収穫)=季(穀物のとれる時季。秋の時季。一年の四分の一)です。季は穀物の実る秋の三カ月を表しますが、春、夏、秋にも使われます。漢字の部首は『子・こ』です。意味は『三カ月』、『兄弟の年少者』、『実る』です。

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古代中国では、一年の四分の一を季、二十四分の一を節としました。合わせて季節(キセツ)です。

音読みは呉音・漢音ともに『キ』です。季節(キセツ)、季語(キゴ)、四季(シキ)の季です。収穫に関係した、大変良い漢字で、『き』、『すえ』、『とき』、『とし』、『ひで』、『みのる』と名前に使われます。

季(キ)は禾(カ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 禾』をご覧ください。

 『紀(キ)』jìという漢字は、糸偏を使って『順序良く始める』、『順序良く仕事する』、『順序良くしるす』の意味に使います。糸を巻き始めるそのもので、『始める』です。日本書紀の紀は日本の歴史の書き始めです。漢字の足し算では、糸+己(はじめる)=紀(糸巻きのはじめ。始める)です。漢字の部首は『糸』です。漢字の意味は『始める』、『紀(しる)す』、『筋道・のり』、『正しい』、『重要な』です。

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音読みは漢音の『キ』が普通で、呉音が『コ』は使いません。訓読みは常用外に『紀(しる)す』があります。建国した元になる最初を紀元(キゲン)、旅行中の出来語を紀(しる)したものを紀行(キコウ)、年代の初めから百年を世紀(セイキ)、日本の歴史の書き始めを日本書紀(ニホンショキ)、要点を紀(しる)したものを紀要(キヨウ)といいます。

物事の始め、筋道、正しさを表す非常に良い意味の漢字で、『あき』、『おさ』、『おさむ』、『かず』、『かなめ』、『こと』、『しるす』、『すみ』、『ただ』、『ただし』、『つぐ』、『つな』、『とし』、『のり』、『はじめ』、『もと』、『よし』と広く地名・人名に使われます。

紀(キ)は己(コ)の『単語家族』です。紀の他には記(キ)、改(カイ)などが同じ『単語家族』の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 己』をご覧ください。

 『喜(キ)』xǐは、太鼓を叩いて喜ぶ様子を表す漢字です。漢字の足し算で覚えるならば、壴(太鼓)+口(楽しんで言う・歌う)=喜(太鼓を叩いて喜ぶ。よろこぶ)です。漢字の部首は『口・くち』、漢字の意味は『喜(よろこ)ぶ』です。

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喜の草書体は㐂に見えることから、㐂を異体字に使います。七十七歳を喜寿(キジュ)と呼ぶのはこのためです。

音読みは呉音が『コ』、漢音が『キ』、訓読みは『喜(よろこ)ぶ』です。喜び怒り哀しみ楽しみを喜怒哀楽(キドアイラク)、非常に喜ぶことを歓喜(カンキ)といいます。

非常に良い意味の漢字で『たのし』、『のぶ』、『はる』、『ひさ』、『ゆき』、『よし』と名前に使われます。

喜(キ)は壴(コ・チュウ)の『単語家族』で、鼓(コ)、樹(ジュ)などが同じ『単語家族』の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方壴』をご覧ください。

 『旗(キ)』qíは、四角い旗(はた)を表した形声文字です。漢字の足し算では、方丿一(吹流し)+其(四角)=旗(四角い形の旗。旗)です。漢字の部首は『方』、漢字の意味は『旗』です。

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音読みは漢音が『キ』、呉音が『ギ』、訓読みが『はた』です。国旗(コッキ)、旗手(キシュ)、反旗(ハンキ)、白旗(しろはた)、旗本(はたもと)の旗です。

旗(キ)は其(キ)の『単語家族』です。旗の他には期(キ)、基(キ)などが同じ『単語家族』の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 其』をご覧ください。

 『器(キ)』qìは、色々な器(うつわ)を表す会意文字です。漢字の足し算では、口(入れ物)×4+犬(種類の多い)=器(色々な器。うつわ)です。漢字の部首は『口・くち』、意味は『器(うつわ)』、『才能』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『キ』、訓読みは『器(うつわ)』です。土で造った器を土器(ドキ)、心の広さ・才能・顔のかたちを器量(キリョウ)、役に立つ道具・細かい仕事をうまくすることを器用(キヨウ)、小規模な道具を器械(キカイ)といいます。

大器晩成(タイキバンセイ・タイキはおそくなる)とは、大きな器はすぐに出来ないように、大人物は世に出るまで時間がかかるという四字熟語です。

器(キ)は口に関係のある漢字です。『漢字の覚え方 口』もご覧ください。

 『機(キ)』jīは、機(はた)を表す形声文字です。漢字の足し算では、木(木製品)+幺幺戈人(幾・細かい仕組み)=機(木製の細かい仕組みを人が動かす。機(はた)、仕組み、細かい働き)です。漢字の部首は『木・きへん』、漢字の意味は『機(はた)』、『仕組み』、『細かい働き』、『きっかけ』、『心の動き』です。

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音読みは呉音が『ケ』、漢音が『キ』、訓読みは『機(はた)』です。動力を用いて操作する装置を機械(キカイ)、あるものが備えているはたらきを機能(キノウ)、重要な細かい秘密を機密(キミツ)、物事をするのに良いきっかけを機会(キカイ)、良い悪いなどの心の動きを機嫌(キゲン)といいます。

呉音が『ケ』の場合、漢音では『キ』と読むことがあります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音もご覧ください。

機(キ)は幾(キ)の『単語家族』で、磯(キ)、畿(キ)などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 幾』をご覧ください。

 『議(ギ)』yìは、正しい筋道の話し合いを示す漢字です。漢字の足し算では、言(言葉)+義(正しい筋道)=議(正しい筋道の話し合い)です。部首は『言・ごんべん』、意味は『話し合う』、『批評する』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ギ』です。訓読みは常用外の『議る(はかる)』があります。会議(カイギ)、議論(ギロン)、抗議(コウギ)、不思議(フカシギ)の議です。

議は我の『単語家族』です。義、儀、蛾などの漢字の仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 我・義』をご覧ください。

 『求(キュウ)』qiúは、毛皮を引き締めるように纏う様子を漢字にした象形文字です。漢字の部首は『水』、意味は『引き締める』、『求める』、『身にまとう』です。

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音読みは漢音が『キュウ』、呉音が『グ』です。訓読みは『求める(もとめる)』です。要求(ヨウキュウ)、追求(ツイキュウ)、請求(セイキュウ)の求です。

『求める』という意味の良い漢字で、『き』、『ひで』、『まさ』、『もと』、『もとむ』、『もとめ』、『やす』と多くの名前に使われます。

 『救(キュウ)』jiùは、引き締めて救う様子を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、求(引き締める)+攵(動作)=救(引き締めて救う。すくう)です。部首は『攵・ぼくづくり』、意味は『救う』です。

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音読みは漢音の『キュウ』が普通で、呉音の『ク』は使いません。訓読みは『救(すく)う』です。救急(キュウキュウ)、救護(キュウゴ)、救難(キュウナン)、救助(キュウジョ)の救です。

『救(すく)う』という意味の良い漢字で、『すけ』、『たすく』、『なり』、『ひら』、『やす』と多くの名前に使われます。

求(キュウ)、救(キュウ)は求(キュウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 求』をご覧ください。

 『泣(キュウ)』qìは涙の粒(つぶ)を流す姿を表す会意文字です。 漢字の足し算で覚えるならば、氵(水)+粒(つぶ)=泣(涙の粒を流す。泣く。なく)です。漢字の部首は『氵・さんずい』です。漢字の意味は『泣(な)く』です。

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読みは呉音が『コウ』、漢音が」『キュウ』、訓読みは『泣(な)く』です。大声をあげて(号)涙を流す(泣)ことを号泣(ゴウキュウ)、泣いて訴えることを泣訴(キュウソ)といいます。

大声をあげて哭(な)くのは『哭(コク)』といいます。

泣(キュウ)は立(リュウ)の『単語家族』です。笠(リュウ)、粒(リュウ)について詳しくは『漢字の覚え方 立』をご覧ください。

 『給(キュウ)』jǐ、gěiは元々は繭(まゆ)から糸を合わせる様子を表す漢字です。漢字の足し算では糸(糸)+合(合う。集める)=給(糸を合わせる。転じて継ぎ足す。与える)です。部首は『糸』、意味は『継ぎ足す』、『与える』です。

ちなみに『繭(ケン・まゆ)』という漢字は艹(桑・くわの葉上)に糸(蚕・かいこの蛹)と虫(蚕・かいこの幼虫)が乗っている映像です。

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音読みは漢音の『キュウ』が普通で、呉音の『コウ』は使いません。訓読みは『給う(たまう)』です。給与(キュウヨ)、補給(ホキュウ)、給食(キュウショク)、支給(シキュウ)、恩給(オンキュウ)の給です。

給(キュウ)は合(ゴウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 合』をご覧ください。

 『挙(キョ)』jǔは、高く持ち上げる・取り上げる様子を表す漢字です。漢字の足し算では、與(両手。ともに)+手=擧・挙(両手で高く持ち上げる・取り上げる。挙げる。あげる)です。漢字の部首は『手・て』、漢字の意味は『高く持ち上げる』、『取り上げる』、『事を興す』、『ふるまい』、『みなで』です。

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音読みは呉音が『コ』、漢音が『キョ』、訓読みは『挙(あ)げる』です。手を高く上げることを挙手(キョシュ)、選ばれて取り上げられることが選挙(センキョ)、式を挙げることを挙式(キョシキ)、国民みなを挙国(キョコク)といいます。

擧(キョ)は、常用漢字体の挙(キョ)と書くのが普通です。非常に良い意味の漢字で『しげ』、『たか』、『たつ』、『ひら』と名前に使われます。

挙・擧(キョ)は與(ヨ)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 舁』をご覧ください。

 『漁(ギョ)』yúは、魚を捕る様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(さんずい・水)+魚(さかな)=漁(水辺で魚を捕る。りょう)です。漢字の部首は『氵・さんずい』です。

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音読みは漢音の『ギョ』が普通で、呉音の『ゴ』は使いません。猟師(リョウシ)との混同から来た慣用音の『リョウ』があります。漁具(ギョグ)、漁業(ギョギョウ)、漁夫之利(ギョフのリ)、漁師(リョウシ)、不漁(フリョウ)の漁です。

漁は魚の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 魚』をご覧ください。

 『共(キョウ)』gòngは、両手を差し出すささげ持つ様子を漢字にした会意文字です。漢字の足し算では、廿(ジュ・二十・物の形)+廾(両手)=共(左右の手に物を持ちささげる。共に。ともに)です。漢字の部首は『八・はち』、漢字の意味は『一緒に』、『ともに』、『両手で』です。

白川・藤堂は左右の手に物を持ちささげる形で会意文字とし、鎌田は指事文字と解しています。

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音読みは漢音の『キョウ』が普通で、呉音の『ク・クウ』は使いません。訓読みは『とも』です。共学(キョウガク)、公共(コウキョウ)、共鳴(キョウメイ)、共済(キョウサイ)の共です。

共(キョウ)の『単語家族』には、拱(キョウ)、洪(コウ)などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 共』をご覧ください。

 『協(キョウ)』xiéは、力を合わせる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、十(合わせる)+劦(力と力と力を足す)=協(力を合わせる)です。漢字の部首は『十・じゅう』、漢字の意味は『力をあわせる』、『かなう』です。『協』の異体字に『叶』があります。

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音読みは呉音は『ギョウ』、漢音が『キョウ』です。訓読みは常用外の『協(かな)う』です。力を合わせてことにあたることを協力(キョウリョク)、力を合わせて一緒に働くことを協同(キョウドウ)、相談して約束することを協約(キョウヤク)といいます。

縁起の良い漢字で『かな』、『かなう』、『かのう』、『やす』と地名、名字、人名に使われます。

協(キョウ)は劦(キョウ)の『単語家族』です。この『単語家族』には、脅(キョウ)、脇(キョウ)などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 劦』をご覧ください。

 『鏡(キョウ)』jìngは、金(かねへん・金属)に竟(境目)を足したもので、鏡(かがみ)を表す形声文字です。漢字の足し算では、金(かねへん・金属)+竟(境目)=鏡(境目がはっきり映る金属。鏡)です。漢字の部首は『金・かねへん』です。

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音読みは『キョウ』、訓読みは『かがみ』です。特別な読み方で『眼鏡』の訓読みを『めがね』といいます。眼鏡(ガンキョウ・めがね)、鏡台(キョウダイ)、望遠鏡(ボウエンキョウ)、手鏡(てかがみ)の鏡です。

眼鏡(めがね)は常用漢字表の付表に掲載されている特別な訓読み、熟字訓(ジュクジクン)です。

 『競(キョウ・ケイ)』jìngは、竟(神に祈る。神の返答)×2の映像です。漢字の足し算では、竟(神に祈る。神の返答)+竟(神に祈る。神の返答)=競(二人で神に祈る姿)です。漢字の部首は『立・たつ』です。

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二人並んで神に祈る姿からやがて『競う(きそう)』、『くらべる』、『競り合う(せりあう)』の意味になりました。字形的には、音の中の-が抜けた形になっています。書く時に竟竟にならないように注意してください。

 『競』の漢字の成り立ちですが、言(言葉)+ル(ひとあし・人間)と解釈し、人が言い争うという説があります。それは篆文(テンブン)の字体では、言と音がほぼ同じ字体であるためです。『言』か『音』かどう採るかによって解釈が違うわけです。篆文とは現在使われている楷書体(カイショタイ)の元になる字体です。

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音読みは呉音が『キョウ』、漢音が『ケイ』、訓読みは『競う(きそう)』、『競る(せる)』です。競演(キョウエン)、競技(キョウギ)、競争(キョウソウ)、競走(キョウソウ)、競売(キョウバイ・ケイバイ)、競輪(ケイリン)、競馬(ケイバ)の競です。『競売(キョウバイ)』ですが、法律用語としては『ケイバイ』と読みます。

鏡、競は竟の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 兄・竟』をご覧ください。

 『極(キョク)』jíは、木製の軸の両端を表す漢字です。漢字の足し算では木(木製)+亟(両端)=極(木製の軸の両端。軸。中心。両端、極み)です。漢字の部首は『木・きへん』、漢字の意味は『中心』、『末端』、『この上ない』、『軸の両端』です。

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音読みは呉音が『ゴク』、漢音が『キョク』、訓読みは『極(きわ)み』、『極(きわ)まる』です。物事のギリギリを極限(キョクゲン)、この上なく小さいことを極小(キョクショウ)、地軸の南の端を南極(ナンキョク)、極めて寒いことを極寒(ゴクカン・ゴッカン)といいます。

極は亟の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 亟』をご覧ください。

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、下記の本をお読みください。

篆文(テンブン)を中心にした体系的な記述・韻の説明は、諸橋轍次先生の『新漢和辞典』、藤堂明保先生の『漢字源』・『漢字の過去と未来』を参考にさせて頂いてます。

甲骨文字・金文のもつ呪術的な解釈には白川静先生の『字通』・『字統』・『漢字』・『中国古代の文化』を参考にさせて頂いています。

漢字の伝来や常用漢字の解釈については、大島正二先生の『漢字伝来』、高島俊男先生の『漢字と日本人』を参考にさせて頂いています。

日本語については、金田一京助先生の『日本語の変遷』、大野晋先生の『日本語の文法を考える』、新村出先生の『広辞苑』を参考にさせて頂いております。

最近の研究については、落合淳思先生の『漢字の成り立ち』を参考にさせて頂いております。

医学用語については伊藤正男・井村裕夫・高久史麿先生の『医学大辞典』を参考にさせて頂いております。

小学校4年生で習う漢字②(訓~信)

小学校4年生で習う漢字を説明します。『小学校4年生で習う漢字①』(愛~極)と 『小学校4年生で習う漢字②』(訓~信)、 『小学校4年生で習う漢字③』(成~念)、 『小学校4年生で習う漢字④』(敗~録)に分割しています。ご了承下さい。

漢字の説明の前に、漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の漢字辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字の成り立ちについて、四種類あるとしました。中学の教科書に掲載されるようになったので、解説致します。

①.物の形を象った(かたどった)『象形文字』(ショウケイモジ)、②.象形文字を基に点を打つことにより示された『指事文字』(シジモジ)、③.文字を組み合わせて造った『会意文字』(カイイモジ)、④.意味と音を示す文字を組み合わせた『形声文字』(ケイセイモジ)の四種です。『会意文字』と『形声文字』は漢字の足し算で表す事が出来ます。四年生の漢字については一覧にしてありますので象形・指事・会意・形声 四年生も御覧ください。

漢字の成り立ちについての解釈は四通りです。どの時代の漢字に重点を置くか、また「説文解字(セツモンカイジ)」にどれほど敬意を払うかにより、解釈が違う場合が稀にあります。ある辞書では『見』を象形文字、別の辞書では目+儿の会意文字としています。漢字の解釈については諸説あることを御承知下さい。

 『訓(クン)』xùnは教える事、導く事を示す漢字です。漢字の足し算で覚えるならば、言(言葉)+川=訓(川の流れの様に順序の良い言葉。教え)です。部首は『言・ごんべん』、意味は『教え』、『解釈』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『クン』、唐宋音が『キン』です。訓読みは常用外に『訓える』、『訓む』があります。訓練(クンレン)、教訓(キョウクン)、庭訓(テイキン)、訓読み(くんよみ)の訓です。

訓は川の漢字の仲間・『単語家族』です。他に順(ジュン)、巡(ジュン)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 川』をご覧ください。。

『単語家族』(藤堂博士)とは同し音を持ち、共通したイメージを持つ漢字の仲間のことです。『系列単語』(白川博士)という人もいます。

 『軍(グン)』jūnは、車で円陣を組んだ様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、車+勹(包む)=軍(戦車で円陣をつくった集団。軍隊。戦)です。部首は『車・くるま』、意味は『兵士』、『軍隊』、『軍(いくさ)』です。

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音読みは呉音・漢音とも『クン』、慣用音が『グン』、訓読みは常用外の『軍(いくさ)』があります。軍隊の将校を将軍(ショウグン)、軍隊と国事を軍国(グンコク)、軍隊の参謀を軍師(グンシ)といいます。

大変勇ましい漢字で『いく』、『いくさ』、『いさ』、『すすむ』、『むら』、『むれ』と名前に使われます。

軍の『単語家族』には運(ウン)、揮(キ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 軍』をご覧ください。

 『郡(グン)』jùnは、行政区画を表す形声文字です。漢字の足し算では、君(君主・まとめる)+阝(邑・むら)=郡(まとまった村や町。郡。こおり)です。漢字の部首は『邑・阝おおざと』です。漢字の意味は『こおり』、『行政区画』です。現在の我が国では県の下に郡があります。

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音読みは呉音が『グン』、漢音が『クン』、訓読みは『郡(こおり)』です。地方のに中央から役人を配して行政する制度を郡県制(グンケンセイ)といいます。役所のあった場所の山・一帯を郡山(こおりやま)と呼び、福島県郡山(ふくしまけんこおりやま)が有名で、大和郡山(やまとこおりやま)、茨木市郡山(いばらきしこおりやま)など全国に同じ地名があります。

郡(グン)は君(クン)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 君』をご覧ください。

 『徑・径(ケイ)』jìngは人が歩く姿に巠を足した形声文字です。漢字の足し算では、彳(ぎょうにんべん・人が歩く姿)+巠(たて)=徑(人が直線状に歩く。近道)です。漢字の部首は『彳・ぎょうにんべん』です。

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現在は常用漢字体である『径』を使うのが普通です。戦争に負ける前は、省略していない正字体(旧字体)の『徑』が使われていました。戦争に負けてからは省略した『径』が当用漢字・常用漢字として登録されたので、正字体の『徑』は使われなくなりました。

音読みは漢音の『ケイ』が普通です。呉音の『キョウ』と読むことはありません。訓読みは『みち』です。意味は『小径(こみち)』、『まっすぐに』、『ただちに』です。

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数学では円の中心を通る(縦の)線を直径(チョッケイ)といいます。まっすぐな行いを径行(ケイコウ)といいます。銃口などの直径を口径(コウケイ)、直径の半分を半径(ハンケイ)、小さい径・路を径路(ケイロ)、本当に小さい径(みち)を小径(こみち)、山の中の径を山径(やまみち)といいます。

呉音の『キョウ』は漢音では『ケイ』になることがあります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音もご覧ください。

径は巠の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 巠』をご覧ください。

 『型(ケイ)』xíngは、粘土製の型枠(かたわく)を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、刑(枷・形)+土(土・粘土製)=型(基準となる一定の枠)です。漢字の部首は『土・つち』、意味は『型(かた)』です。一定の枠や基準には『型(ケイ)』を使い、物事の形(かたちには『形(ケイ)』を使います。

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音読みは呉音が『ギョウ』、漢音が『ケイ』、訓読みが『型(かた)』と常用外の『型(のり)』があります。基準とするものを模型(モケイ)・型範(ケイハン)、同様の型を類型(ルイケイ)、大きな基準のサイズを大型(おおがた)、中くらいの基準のサイズを中型(チュウがた)、基準になる血液の型を血液型(けつえきがた)といいます。

型枠(かたわく)ですが木製のものが『模(モ)』、竹製のものが『範(ハン)』、粘土・土製のものが『型(ケイ)』xíngです。模(モ)は莫(バク)、幕(バク・マク)、膜(マク)の仲間。範(ハン)は氾(ハン)、犯(ハン)の仲間です。詳しくは、『漢字の覚え方 莫』、『漢字の覚え方 犯・氾』をご覧下さい。

型は开の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 形』をご覧ください。

 『景(ケイ・ヱイ)』jǐng、yǐngは、高い建物によった光と影を漢字にしたものです。漢字の足し算では、日(ひ・日の光)+京(高い建物)=景(光と影、高いところからの眺め、景色。様子。日の影)です。漢字部首は『日』です。

意味は大きく分けて二種類あり、読み方が違います。『光と影』、『明暗』、『景色』の意味には景『ケイ』jǐngと読みます。純粋に『光の影』、『影をうつす』の場合、景『ヱイ』yǐngと読みます。 

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やがて、『光の影』、『影をうつす』専用の漢字『影(ヱイ)』が出来たので、『光の影』、『影をうつす』の意味に『景』を使うことは殆どなくなりました。

音読みは漢音の『ケイ』、漢音の『ヱイ・(エイ)』です。呉音の『キョウ』、『ヨウ』は使いません。現在のわが国ではヱとエを区別していません。景印(エイイン)、景観(ケイカン)、光景(コウケイ)、夜景(ヤケイ)、絶景(ゼッケイ)、景色(ケシキ)、景気(ケイキ)の景です。

景は京の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 京』をご覧ください。

 『芸(ゲイ)』yìは、自然の植物に手を加えて栽培する様子を表す漢字です。漢字の足し算では、艹(植物)+埶(手を加える)+云(もやもやした雑草)=藝・芸(雑草を取って手を加えて栽培する。形よく仕上げる。転じて、技術。わざ)です。漢字の部首は『艹・くさかんむり』、漢字の意味は、『形よく仕上げる』、『技術』、『才能』です。

書くのが大変なので、別の漢字『芸(ウン・雑草をとる)』yún http://bit.ly/1Tnh3Xf を、『藝(ゲイ)』yì http://bit.ly/1VppouX として使っています。常用漢字体(一般社会で使う漢字)は『芸(ゲイ)』なので、『芸(ゲイ)』を使って下さい。

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音読みは呉音が『ゲ』、漢音が『ゲイ』です。宴会などで歌や踊りなどの芸を披露する人を芸者(ゲイシャ)、遊芸を職業とする人を芸人(ゲイニン)、人間による技術の成果・能力を芸術(ゲイジュツ)といいます。

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芸(ウン)は云(ウン)の『単語家族』です。耘(ウン)、雲(ウン)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 云』をご覧ください。

藝(ゲイ)は埶(ゲイ)と同じ『単語家族』です。熱(ネツ)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 埶』をご覧ください。

 『欠(ケツ)』quēは、土器が欠ける様子を表す漢字です。本字は『缺(ケツ)』です。『欠』は『屈(かが)む』様子を表す『欠(ケン)』qiànという別の漢字ですが、『缺(ケツ)』quēの代用字として使われます。

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本字の『缺(ケツ)』quēは、土器が欠ける様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、缶(土器)+夬(抉(えぐ)る)=缺(器が欠ける。欠ける、かける)です。漢字の部首は『缶・ほとぎ』、意味は『欠ける』、『足りない』です。

『缺(ケツ)』は『欠(ケン)』の漢字で代用するのが普通です。『欠(ケツ)』quēの漢字の部首は『欠・かける』です。

音読みは呉音が『ケチ』、漢音が『ケツ』、訓読みは『缺(か)ける』、『欠(か)ける』です。足りない点・短所を缺点・欠点(ケッテン)、足りないのを補うことを補缺・補欠(ホケツ)、欠けて不備のある状態を缺陥・欠陥(ケッカン)といいます。『缺』は常用漢字から外れており、常用漢字の『欠』を使って下さい。

欠伸(あくび・ケンシン)というのは、本来の『屈(かが)む』様子を表すので、『欠(ケン)』qiànと読みます。

欠(ケツ)は夬(ケツ)と同じ『単語家族』です。決(ケツ)、訣(ケツ)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 夬』をご覧ください。

 『結(ケツ)』jiēは、吉(よ)いものを紐(ひも)で結ぶ様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、糸+吉(吉いもの)=結(吉(よ)いものを紐(ひも)で結ぶ。結ぶ。まとめる)です。漢字の部首は『糸・いと』、漢字の意味は『結(むす)ぶ』、『つくる』、『まとめる』、『固める』、『しめくくる』です。

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音読みは呉音が『ケチ』、漢音が『ケツ』、訓読みが『結(むす)ぶ』、『結(ゆ)う』です。ひと続きになるよう結ぶことを連結(レンケツ)、団体などをつくることを結成(ケッセイ)、氷が固まって張ることを結氷(ケッピョウ)、物事が終りになることを終結(シュウケツ)といいます。

結は吉の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 吉』をご覧ください。

 『建(ケン)』jiànは、筆を真っ直ぐ建てる様子を表す会意文字です。漢字の足し算では聿(筆)+廴(まっすぐ行く)=建(筆を真っ直ぐ建てる。建てる。たてる)です。漢字の部首は『廴・えんにょう』、意味は『建てる』です。元は筆を建てるですが、建築物・国家など大きなものを建てるの意味に使います。

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音読みは呉音が『コン』、漢音が『ケン』、訓読みが『建(た)てる』です。国を建てることを建国(ケンコク)、建てて築くことを建築(ケンチク)、仏教の塔や堂を建築することを建立(コンリュウ)といいます。

非常に良い意味の漢字で『けん』、『たけ』、『たけし』、『たける』、『たつ』、『たつる』、『たて』と名前に使われます。

一般的な『たてる』は『立てる』と書きます。詳しくは『漢字の覚え方 立』をご覧ください。

 『健(ケン)』jiànは、人が健(すこ)やかな様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、イ(人間)+建(真っ直ぐ立つ)=健(人間が真っ直ぐ立つ。健やか。すこやか)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、意味は『健(すこ)やか』です。

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音読みは呉音が『ゴン』、漢音が『ケン』、訓読みは『健(すこ)やか』です。体が元気で健(すこ)やかな様を健康(ケンコウ)、脚が丈夫で長い道のりを歩けることを健脚(ケンキャク)、体が丈夫で元気なことを健勝(ケンショウ)といいます。

非常に良い意味の漢字で『かつ』、『きよ』、『きよし』、『けん』、『たけ』、『たけし』、『たける』、『たつ』、『たて』、『たる』、『つよ』、『つよし』、『とし』、『まさる』、『やす』と広く名前に使われます。

建(ケン)、健(ケン)は同じ建(ケン)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 建』をご覧ください。

 『験(ケン・ゲン)』yànは、実際に馬に乗ってその性能を験す(ためす)漢字です。検が書類なら、実際のものを調べて験す(ためす)のが『験』です。実際のものとは、当時の乗り物であった馬です。

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漢字の足し算で覚えるならば、馬(うまへん・乗り物)+僉(そろえる)=験(良い乗り物かどうか実際に験す)です。部首は『馬』です。

訓読みは『験す(ためす)』、音読みは慣用音の『ケン』が普通で、漢音・呉音の『ゲン』と読むこともあります。実験(ジッケン)、経験(ケイケン)、試験(シケン)、体験(タイケン)、霊験(レイゲン)の験です。験(ため)すは普通、試(ため)すの字を使うことが多いです。『試験』は同じ意味の漢字を重ねた熟語です。

ちなみに試(ため)すは式(ルール)と言葉を合わせた漢字です。『試』については、『漢字の覚え方 式』を御覧下さい。

験は僉の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 僉』をご覧ください。

 『固(コ)』gùは、固(かた)める様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、古(ふるい・かたい)+囗(くにがまえ・囲う)=固(周りを固める)です。漢字の部首は『囗・くにがまえ』です。

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音読みは呉音が『ク』、漢音が『コ』です。訓読みは『固(かた)い』、『固(かた)める』、『固(かた)まる』です。 固形(コケイ)、固体(コタイ)、固定(コテイ)、断固(ダンコ)、頑固(ガンコ)、確固(カッコ)の固です。

固は古の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 古』をご覧ください。

 『功(ク・コウ)』gōngです。力(努力)を要した良い仕事を表す形声文字です。功を成すことを成功(セイコウ)というのです。漢字の足し算で表してみると、工(上手)+力(努力)=功(努力を要した良い仕事。功)です。漢字の部首は『力』です。

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読み方は漢音の『コウ』が普通で、呉音の『ク』と読むこともあります。成功(セイコウ)、論功(ロンコウ)、功名(コウミョウ)、功徳(クドク)の功です。

功は工の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 工』をご覧ください。

 『候(コウ)』hòuは、身分の高い人の様子をうかがう様(さま)を表す形声文字です。漢字の足し算では、イ(人間・側にいる)+侯(身分の高い人)=候(身分の高い人の側でようすをうかがう)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、漢字の意味は『様子をうかがう』、『候(そうろう)』、『待つ』、『状況・様子』です。

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音読みは呉音が『グ』、漢音が『コウ』、訓読みが『候(そうろう)』です。敵の状況をうかがうことを斥候(セッコウ)、待っている物事の前ぶれを兆候(チョウコウ)、目上の人に御機嫌伺いをすることを伺候(シコウ)、天気の状況を天候(テンコウ)といいます。

候は侯(コウ・身分の高い人)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 侯』をご覧ください。

 『好(コウ)』hǎoは、女性が子を大切にする漢字です。漢字の足し算では、女(女性)+子(子供)=好(女性が子を大切にする。好む。好く)です。漢字の部首は『女・おんなへん』、意味は『孝行する』です。意味は『好(この)む』、『好(す)く』、『よろしい』、『好(この)ましい』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『コウ』です。訓読みは『好(この)む』、『好(す)く』です。相手を好ましく思うこと、親切な気持ちを好意(コウイ)、好きなことと嫌いなことを好悪(コウオ)、良い事を好事(コウジ)といいます。

良い事はとかく邪魔が入りやすいとうい事を「好事魔多し」といいます。

好は子の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 子』をご覧ください。

 『航(コウ)』hángは、船がまっすぐ進む様子を漢字にした形声文字(ケイセイモジ)です。漢字の足し算では、舟+亢(まっすぐ)=航(船が真っ直ぐ進む。航海する)です。漢字の部首は『舟』、意味は『航海する』、『勇ましく進む』、『堂々と進む』です。また、空中を海になぞらえ飛行機にも『航空(コウクウ)』という熟語で使います。

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音読みは漢音が『コウ』、呉音が『ゴウ』です、航海(コウカイ)、航空機(コウクウキ)、出航(シュッコウ)の航です。勇ましく堂々とした漢字で、『かず』、『ふね』、『つら』、『わたる』と多くの名前に使われます。

航は亢の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 亢』をご覧ください。

 『康(コウ)』kāngは、穀物の実が丈夫な様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、庚(かたい・丈夫な)+米(穀物)=康(穀物の実が丈夫な様子。丈夫な。無事)です。漢字の部首は『广・まだれ』、漢字の意味は『丈夫な』、『無事』です。

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庚(かたい・丈夫な)を丈夫な杵(きね)と解し、米を撞(つ)いて食糧を得て、『康(やす)らか』という説もあります。

音読みは呉音・漢音ともに『コウ』、訓読みは常用外の『康(やす)らか』があります。健(すこ)やかで康(やす)らかな様子を健康(ケンコウ)、病状が安定して無事な様子を小康(ショウコウ)といいます。

非常に良い意味の漢字で『しず』、『しずか』、『みち』、『やす』、『やすし』、『よし』と名前に使われる漢字です。

康は庚の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 庚』をご覧ください。

 『告(コク)』gàoは、牛が危ない状態にあることを警告する会意文字(藤堂)です。漢字の足し算では、牛+口(言葉)=告(牛が危ない状態にあると告げる。つげる)です。漢字の部首は『口・くち』、漢字の意味は『告(つ)げる』、『知らせる』、『訴える』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『コク』、訓読みは『告(つ)げる』です。告げ知らせることを告知(コクチ)、真心をこめて相手の欠点などを告げることを忠告(チュウコク)、被害者が加害者を訴えることを告訴(コクソ)といいます。

告(コク)の『単語家族』には酷(コク)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 告』をご覧ください。

 『差(サ)』chàは、禾(のぎ・カ)に左を合わせたものです。禾の部分は羊を合わせたように見えますが、羊ではなく、禾のデザインされたものです。禾は穀物を表すのですが、ここでは、実の入ったものとそうでないものを選別している映像を表します。

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ですから差(質・量の違い)という意味があります。その他には、『不揃(ふぞろ)いの』、『交差(コウサ)した』、『差し出す』などの意味があります。また、引き算である数からある数を引いた残りを示します。差額(サガク)の差ですね。漢字の足し算では、禾(のぎ・穀物)+左=差(左手で穀物を選別する。量・質の違い)です。漢字の部首は『工』です。

音読みは呉音の『シャ』は使わず、漢音の『サ』を使います。違いを差異(サイ)、互い違いになることを交差(コウサ)、ある金額からある金額を引いた残りを差額(サガク)、使いを差し出すことを差遣(サケン)といいます。

京都近郊に嵯峨野(サガの)という名所がありますが、『嵯』は『不揃いの』、『凸凹した』山を表します。漢字の部首は『山』。峨もギザギザした山です。嵯峨に野がついていますから、嵯峨野というのは風光明媚な丘陵地といったところでしょうか。嵯峨天皇の嵯峨はこの字をつかいます。『嵯』は人名用漢字です。

差、嵯は左の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 左』をご覧ください。

 『菜(サイ)』càiは、菜(な)っ葉を表す形声文字です。漢字の足し算では、艹(植物)+采(取る)=菜(取って食用にする植物。菜。な)です。。漢字の部首は『艹・くさかんむり』、漢字の意味は『食用にする植物』、『菜(な)』、『おかず』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『サイ』、訓読みは『菜(な)』です。畑でつくる食用とする植物を野菜(ヤサイ)、中国原産の茎の白い菜(な)を白菜(ハクサイ)、日常のおかずを惣菜(ソウザイ)といいます。

菜は采の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 采』をご覧ください。

 『最(サイ)』zuìは、冃(おおう)+取(耳を取る)=最(取った耳をおおう。良く耳を取る。もっとも)です。敵の耳を最も多く取った人が『最』(白川)です。

冃は漢字のデザインの都合上『日』になっています。漢字の似たデザインは統一されやすいのです。『最』の漢字の部首は『日・ひらび』です。

音読みは呉音・漢音とも『サイ』です。訓読みは『最も(もっとも)』です。最高(サイコウ)、最小(サイショウ)、最大(サイダイ)、最澄(サイチョウ)、最早(もはや)、最寄(もより)の最です。

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映像にすると、こんな感じです。グラフを見てください。最高点は80点で、最低点は30点です。平均点は60点です。

最は取の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 取』をご覧ください。

 『材(ザイ)』cáiは、材料の木材を表した形声文字です。漢字の足し算では、木(樹木)+才(切る)=材(山林から切り出した木。)です。漢字の部首は『木・きへん』、意味は『切り出した木』、『基礎になる素材』です。

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音読みは呉音が『ザイ』、漢音が『サイ』です。木材(モクザイ)、素材(ソザイ)、材料(ザイリョウ)、角材(カクザイ)、適材(テキザイ)の材です。

材は才の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 才』をご覧ください。

 『昨(サク)』zuóは、日(ひへん・ひにち)に乍を足したものです。漢字の足し算では、日(ひへん・ひにち)+乍(たちまち過ぎる)=昨(たちまち過ぎた日。きのう)です。部首は日(ひへん)です。意味は『きのう』、『すぐのむかし』です。

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音読みは漢音の『サク』が普通で、呉音の『ザク』は使う事がありません。訓読みは熟字訓の『昨日(きのう)』があります。昨日(サクジツ・きのう)、昨年(サクネン)、昨夜(サクヤ)の昨です。

昨(サク)は乍(サク)の『単語家族』で、酢(ス)、搾(サク)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 乍』をご覧ください。

 『刷(サツ)』shuāは、こすって文字を写し取る様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、尸(しり・汚れ)+巾(ぬの・ふく)+刂(刀)=刷(刀でこすって清める。こすって清める。転じてこすって文字を写す。刷(す)る)です。漢字の部首は『刂・りっとう』、漢字の意味は『こすって文字を写し取る』、『こすって清める』です。

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音読みは呉音が『セチ』、漢音が『サツ』、訓読みが『刷(す)る』です。清めてすべて新しくすることを刷新(サッシン)、原稿に紙・布などを押し付けて(印)こすって文字を写しとることを印刷(インサツ)といいます。

 『札(サツ)』zháは、札を止める様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、木(木片)+乙(止める)=札(木片を壁に止める。木の札。ふだ)です。漢字の部首は『木・きへん』、意味は『札(ふだ)』、我が国では『紙幣(シヘイ)』、『切符』の意味があります。

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音読みは呉音が『セチ』、漢音が『サツ』、訓読みは『札(ふだ)』です。戸口に掲げて名前を表す木の札を表札(ヒョウサツ)、神社の守り札(ふだ)を御札(おふだ)、偽物の紙幣を偽札(にせサツ)、切符を改める入り口を改札(カイサツ)といいます。

札(サツ)は乙(オツ)の『単語家族』で、軋(アツ)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 乙』をご覧ください。

 『殺(サツ)』shā、shàiは、穀物を刈り取る様子を表す会意文字です(藤堂)。漢字の足し算では、メ(刈り取る)+朮(穀物)+殳(動作)=殺・殺(穀物を刈り取る。そぎ取る。転じて殺す)です。漢字の部首は『殳・るまた』、漢字の意味は『殺す』、『なくす』、『大いに』と『減らす』です。

『説文解字注』では、术・朮(穀物)に作るとありますが、杀をいのししなどの動物の象形とし、いけにえを殺す意味であるという説(鎌田)、たたりをなす獣を撃つという説(白川)もあります。

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音読みは呉音が『セツ』、漢音が『サツ』、訓読みが『殺(ころ)す』です。人を殺すことを殺人(サツジン)、生き物を殺すことを殺生(セッショウ)、消しさることを抹殺(マッサツ)、大変忙しいことを忙殺(ボウサツ)といいます。

『減らす』の意味では呉音『サイ』を使います。二つのものの差を減らすことを相殺(ソウサイ)といいます。

 『察(サツ)』cháは、家の隅々まで清める様子を表わす形声文字です。漢字の足し算では、宀(家)+祭(まつり・清い)=察(家の隅々まで清める。転じて隅々まで見る。見抜く)です。漢字の部首は『宀・うかんむり』、漢字の意味は『見抜く』、『曇りがない』、『よく見る』です。

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音読みは呉音が『セチ』、漢音が『サツ』です。深くまで見抜くことを洞察(ドウサツ)、注意を与え(警)、鋭く見抜く(察)力をもった行政機関が警察(ケイサツ)、良く観て調べ考えることを観察(カンサツ)、見通しが良い事を察(サッ)しが良いといいます。

漢字の世界では『みる』について、多くの字があり、ニュアンスの違いがあります。

見(み)る 目立つ。目に止まる。現れる。見(ケン)http://bit.ly/ZCbIEZ

視(み)る 真っ直ぐ視る。注意して視る。視(シ)http://bit.ly/1Vps6QQ

看(み)る 手をかざして看る。よくみる。看(カン)http://bit.ly/1Z5TbdM

診(み)る すみずみまでみる。診(シン)http://bit.ly/1ygC0wK

察(み)る すみずみまでみる。察(サツ)http://bit.ly/1zwPD77

覧(み)る 高い所から下を覧る。覧(ラン)http://bit.ly/25ApacQ

臨(のぞ)む 高い所から下を臨む。臨(リン)http://bit.ly/1WvVxot

監(み)る 上から下のものをみて、みさだめる。監(カン)http://bit.ly/25ApacQ

観(み)る 多くのものを比べて観る。批評する。観(カン)http://bit.ly/11kw1b1

眺(なが)める 右に左にと広く見渡す。眺(チョウ)http://bit.ly/1vDDgri

望(のぞ)む 遠くの見えにくいものをもとめみる。望(ボウ)http://bit.ly/1v84fty

察(サツ)は祭(サイ)の『単語家族』で、際(サイ)、擦(サツ)など同じ『単語家族』の漢字が仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 祭』をご覧ください。

 『参(サン)』cān、shēnは、かんざしをした女性が仲間に加わる様子の象形文字です。漢字の部首は『ム』、意味は『仲間に入る』、『そこへ行く』、『照らし合わせる』と『そろわない』です。

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藤堂は象形文字、白川は会意文字、鎌田は人彡(シン)を音符とする形声文字としています。

音読みは呉音・漢音ともに『サン』、訓読みは『参(まい)る』です。『そろわない』の意味では、呉音・漢音ともに『シン』と読みます。集まりに加わることを参加(サンカ)、他人の意見などを照らし合わせて自分の考えの手掛かりにすることを参考(サンコウ)、墓に参ることを墓参(はかまい)り、そろわないことを参差(シンシ)といいます。

参(サン)の『単語家族』には、惨(サン)、滲(シン)などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 参』をご覧ください。

 『産(サン)』chǎnは、人間の子供が生まれる様子を表す漢字です。漢字の足し算では、文(きれいな・知識)+厂(格好の良い)+生(誕生)=産(きれいな格好の良い生命の誕生。人間の子供が生まれる。産まれる。産む)です。漢字の部首は『生・いきる』です。一般的に人間の子供が生まれる場合に使う漢字ですが、物をつくりだしたり、生活に必要な資金にも使います。

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音読みは呉音が『セン』、漢音が『サン』、訓読みが『産(う)まれる』、『産(う)む』、『産(うぶ)』です。子供が生まれることを出産(シュッサン)、産まれたときに着る服を産着(うぶぎ)、物質を作り出すことを生産(セイサン)、個人・国などが所有している価値のある資金を財産(ザイサン)といいます。

産は、生(セイ)を使った漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 生』をご覧ください。

 『散(サン)』sànは、竹の葉が散らす様子を表した会意文字です(藤堂)。漢字の足し算では、龷月(竹の葉)+攵(動作)=散(竹の葉が散らす。散らす。ちらす)です。漢字の部首は『攵・ぼくづくり』、漢字の意味は『散(ち)らす』、『ばらまく』、『しまりがない』、『気ままな』、『粉末の』です。

竹ではなく筋肉を撃って柔らげる様子を表す会意文字(白川)という説もあります。漢字の意味は同じです。

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音読みは呉音・漢音ともに『サン』、訓読みは『散(ち)らす』、『散(ち)る』、『散(ち)らかる』です。ばらばらに分かれることを分散(ブンサン)、ばらまくようにお金を使うことを散財(サンザイ)、気ままに歩くことを散歩(サンポ)、粉末状の胃薬を胃散(イサン)といいます。

散の『単語家族』には、撒(サン・撒く・手でまく)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 散』をご覧ください。

 『残(ザン)』cánは、骨が後に残(のこ)る様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、歹(骨)+戔(けずる。小さくする)=残・殘(骨が後に残(のこ)る。残る。そこなう。むごい)です。漢字の部首は『歹・がつへん』、漢字の意味は『残(のこ)る』、『そこなう』、『むごい』です。

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音読みは呉音が『ザン』、漢音が『サン』で、訓読みが『残(のこ)る』です。後に残る悔しい思いを残念(ザンネン)、残って仕事をすることを残業(ザンギョウ)、無慈悲なことを平気ですることを残忍(ザンニン)といいます。

残(ザン)は戔(セン)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 戔』をご覧ください。

 『士(シ)』shìは、男を表す象形文字です。男性のシンボルを表すとも、王・士族の継承を表す斧(おの)を表すともいわれています。部首は『士・さむらい』、意味は『おとこ』、『役人』、『士族・貴族』、『知識人』、『さむらい』です。

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音読みは呉音が『ジ』、漢音が『シ』、訓読みは常用外(普通には使わない)の読み方に『士(さむらい)』があります。武装した立派な男子が武士(ブシ)、上位の軍人を士官(シカン)、博識な人を博士(はかせ)、人々(主に兵士)の意気込みを士気(シキ)といいます。

常用漢字(普段使う漢字)の付表(特別な読み方を示す)では、博士(はかせ)、一言居士(イチゲンコジ)と読むことになっています。

非常に縁起の良い漢字で、『あき』、『あきら』、『お』、『おさむ』、『こと』、『さち』、『ただ』、『つかさ』、『と』、『のり』、『ひと』、『まもる』と多くの名前に使われます。

士は仕など同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 士』をご覧ください。

 『氏(シ)』shì、zhīは、薄い刃物を表す象形文字です。古代中国では、肉などの祭りの御馳走を、同じ一族で分ける習慣がありました。このとき使う刃物が氏で、この血縁集団が氏です。部首は『氏・うじ』、意味は『同じ女性先祖の血縁集団』、『貴族の家柄』、『王朝の名前』、『同じ神の共同体』、『人の名前に敬意を表する言葉』です。

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音読みは呉音が『ジ』、漢音が『シ』、訓読みは『氏(うじ)』です。祖先を同じくする一族を氏族(シゾク)、同じ共同体や一族の神を氏神(うじがみ)、漢王朝を劉氏(リュウシ)といいます。

氏は紙、舐など同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 氏』をご覧ください。

 『史(シ)』shǐは、歴史を記録する職業を表わす会意文字です。漢字の足し算では、中(竹札)+ヨ(手)=史(文字を記入する竹簡に記録する人。歴史官。官僚)です。漢字の部首は『口・くち』、意味は『歴史官』、『歴史書』、『学問のある』、『公文書』、『公文書に携わる役人』です。

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読みは呉音・漢音ともに『シ』、訓読みは常用外に『史(ふびと)』、『史(ふみ)』があります。人間社会の記録を歴史(レキシ)、天子の左右にいる秘書官を御史(ギョシ)、歴史官を太史(タイシ)、学問のある女性を女史(ジョシ)、司馬遷の記した歴史書を史記(シキ)といいます。

大変重要な威厳のある漢字で『さかん』、『ちか』、『ちかし』、『ひと』、『ふの』、『ふひと』、『ふびと』、『ふみ』、『み』と名前に使われます。

史は使、事など同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 史』をご覧ください。

 『司(シ)』sīは、神の言葉を司(つかさど)る司祭・宮司を表す会意文字です。漢字の足し算では、口(神の言葉)+人(人間)=司(神の言葉を司(つかさど)る司祭。司る)です。神事以外にも使います。漢字の部首は『口・くち』、漢字の意味は『司(つかさど)る』、『役所』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『シ』、訓読みは『司(つかさど)る』です。会の進行を司る人を司会(シカイ)、国の行政を司る長官を国司(コクシ)、仕事を司る上役を上司(ジョウシ)、神社に仕え神事を司る人を宮司(グウジ)といいます。

大変重要な威厳のある漢字で『おさむ』、『かず』、『つとむ』、『もと』、『もり』と名前に使われます。

司の『単語家族』には、祠(シ・ほこら・神の場所)、伺(シ・うかがう・神の言葉を聞く)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 司』をご覧ください。

 『試(シ)』shìは言(ごんべん・言葉、口に出してみる)に式を足したものです。漢字の足し算では、言(ごんべん・口に出してみる)+式(神事の一定のきまり、作法)=試(あるやり方をやってみる。試す)です。意味は『ためす』、『試験してみる』、『用いる』です。漢字の部首『言・ごんべん』は『言葉』の意味ですが、『護る(まもる)(実際に護る)』のように実際に言葉を口に出し『~してみる』の意味があります。

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音読みは呉音・漢音ともに『シ』、訓読みは『試みる(こころみる)』、『試す(ためす)』、『もち』です。試験(シケン)、試練(シレン)、試用(シヨウ)、試問(シモン)、試し打ち(ためしうち)の試です。

試は式の『単語家族』です。拭(シキ・拭く・一定の決まりで拭く)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方  式』をご覧ください。

 『児・兒(ジ)』érは、小さい子供を表す象形文字です。漢字の部首は『儿・ひとあし』、意味は『子供』、『若者』です。小さい子供の髪型を表すという説と子供の頭頂部の柔らかい部分を表すという説があります。

漢字は常用漢字体の児(ジ)を使います。

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音読みは呉音が『ニ』、漢音が『ジ』、訓読みは『児(こ)』です。乳飲み子を乳児(ニュウジ)、幼い子供を幼児(ヨウジ)、6歳~12歳の子供・童(わらべ)を児童(ジドウ)、幼児を育てることを育児(イクジ)、勇ましい若者を健児(ケンジ)といいます。

児は兒 の漢字の仲間です。睨(ゲイ)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 兒』 をご覧ください。

 『治(ジ・チ)』zhìは、水を和らげる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(水)+台(やわらげる)=治(水を和らげる)です。漢字の部首は『氵・さんずい』です。元は河川の水量・氾濫を和らげる・治めるの意味ですが、政治・病気などにも使います。意味は『治(おさ)める』、『治(なお)す』です。

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音読みは呉音が『ジ(ヂ)』、漢音が『チ』です。訓読みは『治(おさ)める』、『治(なお)す』です。河川の氾濫を治めることを治水(チスイ)、政事(まつりごと)を治めることを政治(セイジ)、病気を治(なお)すことを治療(チリョウ)といいます。

治はムの漢字の仲間です。始(シ)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 ム・台』をご覧ください。

 『辭・辞(ジ)』cíという漢字があります。亂(乱)れた糸を辛(シン・刃物)で断ち切る映像を示す漢字です。漢字の足し算では、亂(ラン・乱れる)+辛(シン・刃物)=辭・辞(乱れをさばくこと。さばく言葉)です。言葉に関係するので舌を足すと覚えても良いでしょう。

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 『辤・辞(ジ)』もあります。こちらは受け取るに辛いを足した漢字で、辞退することです。漢字の足し算では、受(ジュ・受け取る)+辛(シン・辛い)=辤・辞(受け取らないこと。やめる)です。漢字の部首は『辛・シン』です。

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従って、『辞』には『ことば』、『やめる』、『ことわる』の意味があります。正式な字体は『辭・辤』ですが、常用漢字体の『辞』が使われます。音読みは呉音の『ジ』が普通で、漢音の『シ』と読むこともあります。訓読みは『辞める(やめる)』です。

職をやめることを辞職(ジショク)、辞めることを公表する書類を辞表(ジヒョウ)、官職の任命の書類(令)を辞令(ジレイ)、言葉の源を辞源(ジゲン)、感謝の言葉を謝辞(シャジ)、言葉を説明する書物を辞書(ジショ)といいます。

辞は辛の『単語家族』です。新(シン)、親(シン)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 辛・新』をご覧ください

 『失(シツ)』shīは、手からするりと抜ける様子を表す会意文字です(藤堂)。漢字の部首は『大・だい』、漢字の意味は『失(うしな)う』、『うっかりと』、『あやまち』です。手足を舞わせて自失(ジシツ)の状態を表した象形文字という説(白川)もあります。

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音読みは呉音が『シチ』、漢音が『シツ』、訓読みは『失(うしな)う』です。物が消えてなくなることを消失(ショウシツ)、言うべきではにことをうっかり言ってしまうことを失言(シツゲン)、過ちを過失(カシツ)といいます。

失(シツ)の『単語家族』には、鉄(テツ・すっと切れる)、迭(テツ・すっと替わる)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 失』をご覧ください。

 『借(シャク)』jièは、借りる様子を表わす形声文字です。漢字の足し算では、イ(にんべん・経済活動・お金を都合する)+昔(重ねる)=借(何度もお金の都合つける。借りる。かりる)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、意味は『借(か)りる』です。

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音読みは呉音が『シャク』、漢音が『セキ』、訓読みが『借(か)りる』です。借りたお金を借金(シャッキン)・借財(シャクザイ)、貸すことと借りることを貸借(タイシャク)、賃料(チンリョウ・代価の金銭)を払って借りることを賃借(チンシャク)といいます。

借は昔の『単語家族』です。惜(セキ)、籍(セキ)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 昔』をご覧ください。

 『種(シュ)』zhòngは、植物の種を植える様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、禾(穀物)+重(上から下)=種(上から下へと種を土に植えこむ。種。たね)です。漢字の部首は『禾・のぎへん』、漢字の意味は『種(たね)』、『血筋』、『種類(シュルイ)』、『植える』です。

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音読みは呉音が『シュ』、漢音が『ショウ』、訓読みが『種(たね)』です。植物の種を種子(シュシ)、性質・形態など共通するものを分類したそれぞれを種類(シュルイ)、血統が同じで子孫を残す生物を種(シュ)・species、実際に使用するための火の元になる小さな火を火種(ひだね)といいます。

大変に縁起の良い漢字で『おさ』、『かず』、『くさ』、『しげ』、『たね』、『ふさ』と名前に使われます。

種(シュ)は動(ドウ)、重(ジュウ)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 重』をご覧ください。

 『周(シュウ)』zhōuは、田の中に米がいっぱい行き渡る様子を表す会意文字です。鎌田は指事文字としています。漢字の足し算では、田(足)+口(四角い領域)=周(田の中に米がいっぱい行き渡る。行き届く。あまねし。まわり)です。部首は『口・くち』、意味は『周(まわ)り』、『あまねし』、『めぐる』、『古代中国の王朝』です。

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『設文説字』では「密なり。用と口に従う」とあり、「善く其の口を用いる即ち密」の注もあります。白川は盾の文様とし、鎌田は鐘などの彫刻、藤堂は田の中に米のいっぱいある形と解しています。

音読みは呉音が『シュ・ス』、漢音が『シュウ』、訓読みは『周(まわ)り』です。周りを周囲(シュウイ)、あまねく行き届くことを周到(シュウトウ)、まる一年を周年(シュウネン)、円の周りを円周(エンシュウ)といいます。

非常に縁起の良い漢字で、『あまね』、『あまねし』、『いたる』、『かた』、『かぬ』、『かね』、『ただ』、『ちか』、『ちかし』、『なり』、『のり』、『ひろし』、『まこと』と多くの名前に使われます。

周(シュウ)は週(シュウ)、鯛(チョウ)など同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 周』をご覧ください。

 『祝(シュク・シュウ)』zhù、zhouは、示(しめすへん・神事)に兄を足したものです。漢字の足し算では、示(神事)+兄(神に祈りを奉げる人)=祝(神に祈りを奉げている状況。祝う)です。漢字の部首は『示・しめすへん』です。

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音読みは呉音・漢音が『シュク』、漢音が『シュウ』で、訓読みは『祝(いわ)う』です。祝賀(シュクガ)、祝宴(シュクエン)、祝言(シュウゲン)、祝儀(シュウギ)、祝辞(シュクジ)、祝詞(のりと)の祝です。祝詞(のりと)は義務教育では習いませんが、常用漢字表に掲載されている特別な読み方です。

祝は呪など同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 祝・呪』をご覧ください。

 『順(ジュン)』shùnは、上手く流れる様子を映像にした漢字です。漢字の足し算では、川+頁(頭。人間)=順(水が流れるように、逆らわずに人が進む。順う)です。部首は『頁・おおがい』、意味は『上手くすすむ』、『逆らわない』、『順う』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ジュン』、訓読みは『順う(したがう)』です。順位(ジュンイ)、順序(ジュンジョ)、順当(ジュントウ)、従順(ジュウジュン)、順応(ジュンノウ)の順です。

順(ジュン)は川(セン)の『単語家族』です。他に訓(クン)、巡(ジュン)などの同じ『単語家族』の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方  川』をご覧ください。。

 『初(ショ)』chūは、布・衣に刃物を初めて当てる様子を表す漢字です。漢字の足し算は、衤(布・衣)+刀(刃物)=初(布・衣に最初に刃物を入れて切る。初め。はじめ)です。漢字の部首は『刀・かたな』、漢字の意味は『初(はじ)め』です。

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音読みは呉音が『ソ』、漢音ともに『ショ』、訓読みは『初(はじ)め』、『初(はつ)』、『初(うい)』、『初(そ)め』です。一番初めを最初(サイショ)、夏の初めを初夏(ショカ)、物事や芝居などの初めの日を初日(ショニチ)、元日の太陽を初日(はつひ)、初めの戦闘を初陣(ういジン)、年始に行う書く儀式を書き初(ぞ)めといいます。

大変縁起の良い漢字で、『うい』、『うぶ』、『しょ』、『そめ』、『はじめ』、『はつ』、『もと』と名前に使われます。

初(ショ)は刀(トウ)に近い漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 刀』をご覧ください。。

 『唱(ショウ)』chàngは、明らかに曰う、歌う様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、口+昌(明るく)=唱(日のように明るく物事を曰う。となえる。うたう)です。漢字の部首は『口・くちへん』、意味は『唱える(となえる)』、常用外の『唱(うた)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ショウ』です。訓読みが『唱える(となえる)』です。仏様の名を唱えるのことを唱名(ショウミョウ)、独りでハッキリ歌うのが独唱(ドクショウ)、合わせてハッキリ歌うのが合唱(ガッショウ)です。歌とほぼ同じ意味ですので二つ合わせて唱歌(ショウカ)といいます。

唱は昌の『単語家族』です。娼(ショウ)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 昌』をご覧ください。

 『松(ショウ)』sōngは、葉が細く見通しの良い植物、松を表す漢字です。漢字の足し算で表わすと、木+公(公開する)=松(葉が細く、向こう側が見える植物。松。まつ)です。漢字の部首は『木・きへん』、漢字の意味は『松(まつ)』、常緑樹から『長寿』、『繁茂』を示します。

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音読みは呉音が『シュ』、漢音が『ショウ』です。訓読みは常用外の『松(まつ)』です。松と柏で長寿・節操を表す松柏(ショウハク)、松と竹と梅で長寿・節操・清廉潔白を表す松竹梅(ショウチクバイ)、植物はカタカナで書きますが、漢字で書くと黒松(くろまつ・クロマツ)、赤松(あかまつ・アカマツ)の松です。

松(ショウ)は公(コウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 公』をご覧ください。

 『焼・燒(ショウ)』shāoは、焼(や)ける様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、火+堯(高い)=焼・燒(火が高い、焼ける、やける)です。漢字の部首は『火・ひへん』、意味は『焼(や)ける』です。字体は常用漢字体(社会一般的に使用する漢字)の焼を使ってください。

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音読みは呉音・漢音とも『ショウ』、訓読みは『焼(や)ける』です。焼き捨てることを焼却(ショウキャク)、仏教で香を焚(た)くことを焼香(ショウコウ)、発熱を伴う化学反応・一般的には炎を上げて燃えること。または、体内でブドウ糖を燃やしエネルギーを得ることを燃焼(ネンショウ)といいます。

焼は、堯の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 堯』をご覧ください。

 『象(ゾウ・ショウ)』xiàngという漢字は、動物の象を描いた象形文字(ショウケイモジ)です。意味は象そのものです。象は陸上動物で最も大きなものですから、『大きなかたち』、『大きなしるし』を象で表わすようになりました。

イラストにするとこんな感じです。古い字体の甲骨文字も載せておきます。鼻が長く書かれています。字というより絵に近いです。また記憶のために気象(キショウ)の絵も描きました。

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晴れ・雨・雷など自然の大きなかたち・しるしを気象(キショウ)、物事の共通要素をぬき出してまとめたかたちを抽象(チュウショウ)、現実のかたちになった出来事を現象(ゲンショウ)、目標となるかたちを対象(タイショウ)、物のかたちをまねてつくった文字を象形文字(ショウケイモジ)と言います。これら『かたち』に関する『象』の読み方は漢音の『ショウ』です。

象牙(ゾウゲ)など動物の象に関する漢字の『象』は呉音の『ゾウ』と読みます。漢字の部首は『豕・いのこ』、。縁起の良い漢字で『かた』、『きさ』、『たか』、『のり』と名前に使われます。

象の『単語家族』には像があります。詳しくは『漢字の覚え方 象』をご覧ください。。

 『照(ショウ)』zhàoは、周りを照らしている映像を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、昭(あきらか)+灬(れっか・火の光)=照(周りをあきらかに照らす)です。部首は『灬・れっか』、意味は『てらす』、『照らし合わせる』です。『昭』が形容詞として使われるので灬を加えて動詞にした漢字です。『昭』よりも使い道が広く、照らすの意味が強いです。

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音読みは『ショウ』、訓読みは『照(て)る』、『照(て)らす』です。照会(ショウカイ)、照合(ショウゴウ)、照度(ショウド)、照明(ショウメイ)、参照(サンショウ)、対照(タイショウ)の照です。

照(ショウ)は召(ショウ)、沼(ショウ)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 召』をご覧ください。

 『賞(ショウ)』shǎngは、功労に報いて財貨を与える様子を示す形声文字です。漢字の足し算では、尚(上の)+貝(お金・財宝)=賞(功労に報いて財貨を与える)です。部首は『貝・かい』です。

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音読みは『ショウ』です。賞与(ショウヨ)、恩賞(オンショウ)、受賞(ジュショウ)の賞です。縁起の良い漢字で『たか』、『たかし』、『ほむ』、『よし』、『めづ』と多くの名前に使われています。

賞(ショウ)は党(トウ)、尚(ショウ)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 尚』をご覧ください。

 『笑(ショウ)』xiàoは、「ホホ」と笑う様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、竹(しなる)+夭(ほそい)=笑(細い竹のように上品に「ホホ」と笑う。わらう)です。漢字の部首は『竹・たけかんむり』、『「ホホ」と笑う』、『笑(わら)う』です。異体字に口を添えた咲(ショウ)xiaoがあります。

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音読みは呉音・漢音ともに『ショウ』、訓読みは『笑(わら)う』、『笑(え)む』です。笑った顔を笑顔(えがお)、しかたなく笑うことを苦笑(クショウ)・苦笑(にがわら)い、微(ひそ)かに笑うことを微笑(ビショウ)・微笑(ほほえ)みといいます。

笑(ショウ)は夭(ヨウ)、咲(ショウ)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 夭』ご覧ください。

 『臣(シン)』chénは、主君に仕える人を表す象形文字です。家臣が目を臥(ふ)した様子を描いています。漢字の部首は『臣・しん』、漢字の意味は『主君に仕える人』です。

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音読みは呉音が『ジン』、漢音が『シン』、訓読みは『臣(おみ)』です。重要な職務にある臣下は重臣(ジュウシン)、忠義な臣下を忠臣(チュウシン)、律令制の太政官の長官・現在の省庁の長官を大臣(ダイジン)といいます。

非常に良い意味の漢字で、『お』、『おか』、『おん』、『きむ』、『しげ』、『たか』、『とみ』、『み』、『みつ』、『みる』と名前に広く使われます。『漢字の覚え方 臣』 もご覧ください。

 『信(シン)』xìnは、約束した言葉を守る様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、イ(人間)+言(言葉)=信(人が言葉を守る。まこと。信じる)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、意味は『信じる』、『まこと』、『約束する』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『シン』、訓読みは常用外に『信(まこと)』があります。人として約束を守り義務を果たすことを信義(シンギ)、その人を信じて用いること・確かであると信じることを信用(シンヨウ)、信じて頼ることを信頼(シンライ)といいます。

非常に良い意味の漢字で、『あき』、『あきら』、『こと』、『さだ』、『さね』、『しげ』、『しの』、『ただ』、『ちか』、『とき』、『とし』、『のぶ』、『のぶる』、『まこと』、『まさ』、『みち』と地名、人名に広く使われます。

参考図書http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-c740.htmlです。漢字についてより詳しく知りたい方は、下記の本をお読みください。

篆文(テンブン)を中心にした体系的な記述・韻の説明は、諸橋轍次先生の『新漢和辞典』、藤堂明保先生の『漢字源』・『漢字の過去と未来』を参考にさせて頂いてます。

甲骨文字・金文のもつ呪術的な解釈には白川静先生の『字通』・『字統』・『漢字』・『中国古代の文化』を参考にさせて頂いています。

漢字の伝来や常用漢字の解釈については、大島正二先生の『漢字伝来』、高島俊男先生の『漢字と日本人』を参考にさせて頂いています。

日本語については、金田一京助先生の『日本語の変遷』、大野晋先生の『日本語の文法を考える』、新村出先生の『広辞苑』を参考にさせて頂いております。

最近の研究については、落合淳思先生の『漢字の成り立ち』を参考にさせて頂いております。

医学用語については伊藤正男・井村裕夫・高久史麿先生の『医学大辞典』を参考にさせて頂いております。

2015年3月22日 (日)

小学校4年生で習う漢字③(成~念)

小学校4年生で習う漢字を説明します。『小学校4年生で習う漢字①』(愛~極)と 『小学校4年生で習う漢字②』(訓~信)、 『小学校4年生で習う漢字③』(成~念)、 『小学校4年生で習う漢字④』(敗~録)に分割しています。ご了承下さい。

漢字の説明の前に、漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の漢字辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字の成り立ちについて、四種類あるとしました。中学の教科書に掲載されるようになったので、解説致します。

①.物の形を象った(かたどった)『象形文字』(ショウケイモジ)、②.象形文字を基に点を打つことにより示された『指事文字』(シジモジ)、③.文字を組み合わせて造った『会意文字』(カイイモジ)、④.意味と音を示す文字を組み合わせた『形声文字』(ケイセイモジ)の四種です。『会意文字』と『形声文字』は漢字の足し算で表す事が出来ます。四年生の漢字については一覧にしてありますので象形・指事・会意・形声 四年生も御覧ください。

漢字の成り立ちについての解釈は四通りです。どの時代の漢字に重点を置くか、また「説文解字(セツモンカイジ)」にどれほど敬意を払うかにより、解釈が違う場合が稀にあります。ある辞書では『見』を象形文字、別の辞書では目+儿の会意文字としています。漢字の解釈については諸説あることを御承知下さい。

 『成(セイ)』chéngは、物事が成就(ジョウジュ)する様子を表わす会意文字です。漢字の足し算では、戈・戊(ほこ)+丁(打つ・丁寧)=成(ほこで打って作り上げる。成す)です。漢字の部首は『戈・ほこ』、意味は『成(な)す』、『成(な)る』です。

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『説文解字』には「就(な)すなり。戊に従い、丁の声」とあります。

音読みは呉音が『ジョウ』、漢音が『セイ』、訓読みは『成(な)る』です。物事をまとめ上げることを成就(ジョウジュ)、努力の結果を成果(セイカ)、事業を立派にやり遂げる。またその功績を成功(セイコウ)、物事が発展して大きくなることを成長(セイチョウ)、成功と失敗・勝ち負け・処罰を成敗(セイバイ)といいます。

非常に良い意味の漢字で『あき』、『あきら』、『おさむ』、『さだ』、『さだむ』、『しげ』、『しげる』、『なり』、『なる』、『のり』、『はかる』、『はる』、『はる』、『ひで』、『ひら』、『ふさ』、『まさ』、『みち』、『みのる』、『よし』と広く名前に使われます。

一般に呉音の語尾(韻)が『ョウ』の場合、漢音の語尾(韻)は『エイ』になります。呉音の『ジョウ』は、漢音では『セイ』と発音します。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音をご覧ください。

成の『単語家族』には、誠、城などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 成』をご覧ください。

 『省(ショウ・セイ)』xǐng、shěngは、反省する様子を表す形声文字です。足し算で覚えるならば、目+少(ちいさくする)=省(目を細めて反省する。省みる)。漢字の部首は『目・め』です。

現在の字形(楷書体と言います)では少に目で、上述のように解釈されています。古い字形では生(セイ・ショウ)に目を書いていました。生まれるは、若い芽を描いたもので、「生き生きと」「まっすぐ」などの意味があります。省だけが生と同じにセイとショウの読み方があるのはこのためです。

Photo_26人生、反省することばかりです。

音読みは呉音が『ショウ』、漢音が『セイ』、訓読みが『省(かえり)みる』、『省(はぶ)く』です。自分の過去をまっすぐ正しく見るのが反省(ハンセイ)。生きて親元に帰るのが帰省(キセイ)。まっすぐに良く考えて省(はぶ)くのが省略(ショウリャク)、まっすぐな役所の行政区画が省(ショウ)です。

正しい、良い意味の漢字なので、『あきら』、『かみ』、『しょう』、『せい』、『はぶく』、『み』、『みる』、『よし』と多くの名前に使われます。

省は小の『単語家族』です。少 、消などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 小』をご覧ください。

 『清(セイ)』qīngは、清(す)み切った水の様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、氵(水)+青=清(清(す)み切った水。清い)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、意味は『清い(きよい)』、『清む(すむ)』です。

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音読みは呉音が『ショウ』は使わず、漢音の『セイ』が普通です。訓読みが『清い(きよい)』、『清む(すむ)』です。清潔(セイケツ)、清純(セイジュン)、清浄(ショウジョウ)、清水(しみず)の清です。清水(しみず)は常用漢字の付表に示されいる特別な訓読みです。

現在の北京語ではqīng(キン)という発音になりますが、中国の古代の発音は、呉音が『ショウ』、漢音の『セイ』に近いものであったと考えられています。

 『静(セイ・ジョウ)』jìngは、争いが終わった様子を漢字にしたものです。漢字の足し算では青(きよい。清む)+争(戦争)=静(争いが終わって静かになる。静か)です。部首は『青』、意味は『静か(しずか)』です。

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音読みは呉音が『ジョウ』、漢音が『セイ』です。訓読みは『静か(しずか)』です。静止(セイシ)、安静(アンセイ)、静脈(ジョウミャク)の静です。

清(セイ)、静(セイ)は青(セイ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 青』をご覧ください。

 『席(セキ)』xíは、藁(わら)など集めて(庶)つくった座る場所を表す会意文字です。漢字の足し算では、庶(集める)+巾(布・シート)=席(藁(わら)など集めてつくった座る場所。席。せき)です。蓙(ござ)、莚(むしろ)、畳(たたみ)などを指します。漢字の部首は『广・まだれ』、漢字の意味は『席(セキ)』、『会合の場所』です。

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音読みは呉音が『ジャク』、漢音が『セキ』、訓読みは常用外の『席(むしろ)』があります。座る場所を座席(ザセキ)、客が座る場所を客席(キャクセキ)、会合に出ることを出席(シュッセキ)、席(むしろ)を巻(ま)くように領土を攻め取ることを席巻(セッケン)といいます。

席(セキ)の『単語家族』には蓆(セキ)があります。詳しくは『漢字の覚え方 席』をご覧ください。

 『積(セキ)』jīは、収穫した穀物を積む様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、禾(穀物)+責(重ねる・繰り返す)=積(穀物を重ねる。積む。つむ)です。漢字の部首は『禾・のぎへん』、漢字の意味は『積(つ)む』、『積み重ねる』、『広さ・量』、『掛け合わせる』です。

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音読みは呉音が『シャク』、漢音が『セキ』、訓読みが『積(つ)む』、『積(つ)もる』です。積み重なった年を積年(セキネン)、雪が積もることを積雪(セキセツ)、平面の広さを面積(メンセキ)、立体の量を体積(タイセキ)といいます。

大変縁起の良い漢字で、『あつ』、『かず』、『かつ』、『さ』、『さね』、『つね』、『つみ』、『もち』、『もり』と広く名前に使われます。

積(セキ)は責(セキ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 責』をご覧ください。

 『折(セツ)』zhé、shéは、木を折った様子を表す会意文字です。転じて折(お)ること、くじけること、死ぬことを表します。漢字の足し算では、扌(手の動作)+斤(おの・切る)=折(手で木を二つに切る。折る。おる)です。漢字の部首は『扌・てへん』、意味は『折(お)る』、『くじける』、『折れる様に亡くなる』、『きっぱり』です。

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音読みは呉音が『セチ』、漢音が『セツ』です。訓読みは『折(お)る』、『折(お)れる』です。途中で中断してくじけることを挫折(ザセツ)、若いのに命が亡くなる様子を夭折(ヨウセツ)、相手の主張・攻撃をくじくこと・相手とのかけひきをを折衝(セッショウ)、二つに分けることを折半(セッパン)といいます。

折の『単語家族』には誓(セイ)、逝(セイ)、哲(テツ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 折』をご覧ください。

 『節(セツ)』jiéは、竹の節(ふし)を表す漢字です。漢字の足し算では、竹+即(膝を折る人・ひざの関節)=節(竹の様に境目があって区切れた部分。節。区切り)です。部首は『竹・たけかんむり』、意味は『節(ふし)』、『区切り』、『竹製の割符』、『範囲・操』です。

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音読みは呉音が『セチ』、漢音が『セツ』です。訓読みは『ふし』です。身体の(関)つなぎの節(ふし)を関節(カンセツ)、竹製の割符(わりふ)を持った正式な使いを使節(シセツ)、節句の正式な宴会を節会(セチエ)、一年の区切りを季節(キセツ)、範囲のある操(みさお)を節操(セッソウ)といいます。

節は卩の『単語家族』です。同じ漢字の仲間には即(ソク)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 卩・節』をご覧ください。

 『説(セツ)』shuōは、解り易いように説(と)く様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、言(言葉)+兌(脱ぐ)=説(一枚一枚着物を脱ぐように解き明かす。説明する)です。漢字の部首は『言・ごんべん』、漢字の意味は『わかるように述べる』、『考え』、『はなし』です。

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音読みは呉音が『セチ』、漢音が『セツ』、慣用音が『ゼイ』、訓読みが『説(と)く』です。良く解るように述べることを説明(セツメイ)、話して相手を納得させることを説得(セットク)、学問上の考えを学説(ガクセツ)、虚構のおはなしを小説(ショウセツ)、歩きまわって説くことを遊説(ユウゼイ)といいます。

説(セツ)は兌(エツ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 兌』をご覧ください。

 『浅(セン)』qiǎ<nは、海や川などの水深が浅い様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、氵(水)+戔(小さくけずる)=浅・淺(水深が浅い。浅い。あさい)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、漢字の意味は『浅(あさ)い』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『セン』、訓読みが『浅(あさ)い』です。深いことと浅いことを深浅(シンセン)、学問が浅いことを浅学(センガク)、考えの浅いことを浅慮(センリョ)、岸から遠くまで浅いことを遠浅(とおあさ)といいます。

浅(セン)は戔の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 戔』をご覧ください。

 『戦(セン)』zhànは、武器を持って戦(たたか)う様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、単(上下にパタパタ動かす)+戈(ほこ・武器)=戦(武器を持って戦う。いくさ)です。漢字の部首は『戈・ほこづくり』、意味は『戦(たたか)う』、『戦(いくさ)』、『戦いにふるえる』です。本字は戰ですが、常用漢字の戦を使います。

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音読みは呉音・漢音とも『セン』、訓読みは『戦(たた)う』です。常用外の読み方(日常で使わない読み方)に『戦(そよ)ぐ』があります。戦い争うことを戦争(センソウ)、戦う(闘う)ことを戦闘(セントウ)、戦いにふるえる(慄)ことを戦慄(センリツ)といいます。戦は単の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 単』をご覧ください。

 『選(セン)』xuǎnは、並んだもものの中から選ぶ様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、辶(実行する・動作の進行)+巽(台の上に並ぶもの)=選(並んだものの中から選ぶ。選ぶ)です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、漢字の意味は『多くの中から選ぶ』、『選ぶ』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『セン』、訓読みが『選(えら)ぶ』です。多くの中から選ぶ・択ぶことを選択(センタク)、選ばれないことを落選(ラクセン)、代表者を投票・挙手などによって選ぶことを選挙(センキョ)、選び分けることを選別(センベツ)といいます。

辶(しんにょう)は、選(えら)ぶ、造(つく)る、述(の)べる、のように進行を伴う動作を表すことがあります。

選(えら)ぶは択(えら)ぶとも書きます。選択(センタク)とは同じ意味の漢字を並べた熟語です。

縁起の良い漢字で『かず』、『かつ』、『のぶ』、『よし』、『より』と名前に使われます。

選は巽の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 巽』 をご覧ください。

 『然(ネン・ゼン)』ránは、燃(も)える「そのまま」の様子を表す漢字です。漢字の足し算では、月(肉)+犬(犬・動物)+灬(火)=然(動物の肉が燃える・焼ける様子。そのまま。そのとおり)です。漢字の部首は『灬・れっか』、漢字の意味は『そのまま』、『そのとおり』、『然(しか)り』、『様子』です。

然は燃(も)えている様子を表していましたが、燃えるにかかわらず、様子を表す漢字になりました。燃えるを表す漢字は火を足した燃(ネン)を使います。漢字の世界ではこのような関係が多くみられます。者(煮ている人・煮ている以外にも使う)と煮(灬を足して煮るを表す)も同じような関係にあります。

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音読みは呉音が『ネン』、漢音が『ゼン』、訓読みは常用外に『然(さ)』、『然(しか)り』があります。自(みずか)らそうある様子を自然(シゼン)、生まれつきの自然のままの様子を天然(テンネン)、不意に起こる様子を突然(トツゼン)といいます。

然(ネン・ゼン)の『単語家族』には燃(ネン)、撚(ネン)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 然』 をご覧ください。

 『争(ソウ)』zhēngは、手と手で物を取り合う様子を表す会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、爫(手)+ヨ(手)+亅(物)=爭・争(手と手で物を取り合う。争う。あらそう)です。漢字の部首は『亅・はねぼう』、意味は『争(あらそ)う』です。

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音読みは呉音が『ショウ』、漢音が『ソウ』、訓読みは『争(あらそ)う』です。兵器を持って戦い争うことを戦争(センソウ)、同じ目的に向かって競い争うことを競争(キョウソウ)、意見を主張して争うことを争議(ソウギ)といいます。

争(ソウ)は爫(ソウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 爪』をご覧ください。

 『倉(ソウ)』cāngは、倉(くら)を表す漢字です。漢字の足し算で覚えるならば、食(食物)+口(入れる)=倉(食物を入れてしまう所。倉。くら)です。漢字の部首は『人・ひと』、漢字の意味は『倉(くら)』です。

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藤堂は会意文字、白川・鎌田は象形文字としています。

音読みは呉音・漢音ともに『ソウ』、訓読みが『倉(くら)』です。物品や車などをしまっておく建物を倉庫(ソウコ)、穀物を蓄える倉を穀倉(コクソウ)、税や宝物などをおさめる官営の倉を正倉(ショウソウ)、倉庫に預ける保管料を倉敷(くらしき)といいます。

倉の『単語家族』には蒼(ソウ・倉に入れる青い穀物・あおい)、槍(ソウ・出し入れする棒・やり)、創(ソウ・刃物の傷)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 倉』をご覧ください。

 『巣(ソウ)』cháoは、木の上にある鳥の巣(す)を表す漢字です。漢字の足し算では、畄(鳥の巣のかたち)+木=巣(木の上にある鳥の巣(す)。巣。す)です。漢字の部首は『ツ・つかんむり』、漢字の意味は『鳥の巣(す)』、『集まる』、『隠れ家』です。

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音読みは呉音が『ジョウ』、漢音が『ソウ』、訓読みは『巣(す)』です。動物が巣をつくって生活することを営巣(エイソウ)、癌(ガン)など病原体の集まる場所を病巣(ビョウソウ)、卵細胞の集まる場所を卵巣(ランソウ)、巣や洞窟などの住家(すみか)・隠れ家を巣窟(ソウクツ)といいます。

 『側(ソク)』cèは、契約の側にいる人を漢字にしたものです。漢字の足し算では、イ(にんべん・人)+則(契約・規則)=側(契約に立ちあう人。側にいる人)です。部首は『イ・にんべん』です。

イ(にんべん)は側(そば)にいることを表す事があります。休むは木の側で休む人。側は契約の側にいる人、伴う(ともなう)は二人の人の半分で側にいる人を表します。

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音読みは漢音の『ソク』を使います。訓読みは『そば』、『かわ・がわ』です。側面(ソクメン)、体側(タイソク)、外側(そとがわ)の側です

側は則の『単語家族』です。則、測などの漢字の仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 則』をご覧ください。

 『束(ソク)』shùは、木を紐(ひも)で束(たば)ねる様子を表わす会意文字です。漢字の足し算では、木+口(ひもで縛る)=束(木をひもで縛って、束ねる。たばねる)です。漢字の部首は『木・きへん』、意味は『束(たば)ねる』、『まとめる』、『束(たば)』、『つつしむ』、『縮める』です。

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音読みは呉音が『ソク』、漢音が『ショク』、訓読みは『束(たば)ねる』です。髪を束ねることを束髪(ソクハツ)、礼服の帯をしめること・朝廷の礼服を束帯(ソクタイ)、縛って束ねること・自由を制限することを束縛(ソクバク)、物事を収めてまとめることを収束(シュウソク)、相手を縛る取り決めを約束(ヤクソク)、御札を束ねたものを札束(サツたば)といいます。

『身支度』、『つつしみ』、『まとめ』を表す非常に重要な漢字で、『き』、『さと』、『つか』、『つかぬ』、『つかね』と名前に使われます。

束の『単語家族』には、速、勅などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 束』をご覧ください。

 『続(ゾク・ショク)』xùは、商売が長く続く事を表す漢字です。漢字の足し算では、糸(長い)+売(商売)=続(商売が長く続く。続く)です。漢字の部首は『糸・いとへん』、漢字の意味は『続(つづ)く』、『続(つづ)ける』です。

常用漢字体の『続』は省略字体で、本字は『續』です。書くのが大変なので、『続』を使います。賣の中の罒が四になる漢字で、Photo_12『イク』と読み、やはり商売を表します。

漢字の足し算では、糸にPhoto_12(イク)を合わせます。基の漢字はPhoto_12(イク)なので、似た漢字の賣(バイ・マイ)や賣の省略字体の売(バイ・マイ)の漢字が使われますが『バイ』とは読まず、『ゾク・ショク』と読みます。

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字体については、常用漢字体である『続』の字体を使います。『續』はあまり使われる事はありません。

音読みは呉音の『ゾク』が普通で、まれに漢音の『ショク』と読みます。訓読みは『続(つづ)く』、『続(つづ)ける』です。保ち続けることを持続(ジゾク)、引き続き存在することを存続(ソンゾク)、前から行っていることをそのまま続けることを継続(ケイゾク)、切れ目なく続くことを連続(レンゾク)、一度では終わりにならず、何回か回を重ねて終わるドラマなどを続き物(つづきもの)といいます。

續(ゾク)の仲間の漢字には、読 讀(ドク)、瀆(トク)、贖(ショク)などがあります。

 『卒(ソツ)』zúは、十人の兵士を率(ひき)いる小隊を表す会意文字です。漢字の足し算は、衣(まとう)+十(十人の兵士)=卒(十人の兵士をまとめる。小さくまとめる。転じて終わる)です。漢字の部首は『十・じゅう』、漢字の意味は『小さい』、『小さくまとめる』、『終わる』、『突然』です。異体字に『卆』があります。

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音読みは呉音が『ソチ』、漢音が『ソツ』です。決められた課程を終わることを卒業(ソツギョウ)、小さい単位の兵隊・下級の兵隊を兵卒(ヘイソツ)、突然倒れることを卒中(ソッチュウ)といいます。

呉音の『チ』韻は漢音では『ツ』韻に変化することがあります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音 もご覧ください。

卒・卆の『単語家族』には、砕(サイ)、粋(スイ)などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 卒』をご覧ください。

 『孫(ソン)』sūnは、孫(まご)を表す会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、子+系(つながる)=孫(つながる子供。孫、まご)です。漢字の部首は『子・こ』、意味は『孫(まご)』です。

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音読みは呉音・漢音とも『ソン』、訓読みは『孫(まご)』です。古い時代では系(ケイ)xiでなく糸(シ)siを書いていたので『ソン』sunの読み方になっています。一族の血を継いで生まれてくるものを子孫(シソン)、ひ孫を曾孫(ソウソン)といいます。

非常に縁起の良い漢字で『さね』、『ただ』、『ひこ』、『ひろ』、『まご』と人名に使われます。

孫(ソン)は系(ケイ)の『単語家族』です。系(ケイ)、係(ケイ)、遜(ソン)などの漢字の仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 
系』
をご覧ください。

 『帯(タイ)』dàiは、帯(おび)を表す会意文字です(藤堂)。漢字の足し算では、丗(長い紐で通す)+冖+巾(ぬの)=帯(長い布で腰に巻く。腰に付ける。帯。おび)です。漢字の部首は『巾・はば』、意味は『帯(おび)』、『身につける』、『伴う』、『帯状の範囲』です。

本字は帶、常用漢字体の帯を使って下さい。

帯そのものを象(かたど)った象形文字とする説(白川)もあります。漢字の意味は同じです。

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音読みは呉音・漢音ともに『タイ』、訓読みは『帯(おび)』、『帯(お)びる』です。眼を覆う帯状の布を眼帯(ガンタイ)、身につけて携えるものを携帯(ケイタイ)、一緒に伴って歩くことを帯同(タイドウ)、ある時刻と時刻の一定の間を時間帯(ジカンタイ)、太刀を帯びる人を帯刀(たちはき・たてわき)といいます。

帯(タイ)の『単語家族』には、滞(タイ)などの漢字の仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 帯』をご覧ください。

 『隊(タイ)』duìは、重量のある一団のまとまりを表す会意文字です。漢字の足し算では、阝(土盛り・大きい)+㒸(大きな豕・重い・大きい)=隊(重量のある一団のまとまり。大きなまとまり)です。漢字の部首は『阝・こざとへん』、漢字の意味は『一団のまとまり』、『兵隊の集団』です。

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音読みは呉音が『ダイ』、漢音が『タイ』です。隊に所属する人を隊員(タイイン)、隊を指揮する人を隊長(タイチョウ)、一定の秩序をもって編成された軍人の集団を軍隊(グンタイ)といいます。

隊(タイ)については『漢字の覚え方 㒸』をご覧ください。

 『達(タツ)』dá、táは、すらすら達(とお)る様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、辶(進む)+羊+大(大いに)=達(羊が大いに進む。すらすらとおる。達する)です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、漢字の意味は『とおる』、『達(タッ)する』、『すらすら理解する』、『優れる』、『届く』、『出世する』、『うまい』、『仲間』です。

漢字の上の部分土は大の変形です。

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羊
(ヨウ・ひつじ)については『漢字の覚え方 羊』をご覧ください。

漢字の世界では、物事の進む様子を動物と辶(しんにょう)で表す造字法があります。進むはは隹(トリ)、遅いは犀(サイ)、達するは羊(ヒツジ)です。

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音読みは呉音が『ダチ』、漢音が『タツ』です。高い地位に出世することを栄達(エイタツ)、物事をすらすらこなす優れた人を達人(タツジン)、配り届けることを配達(ハイタツ)、対等に交わる親しい仲間を友達(ともダチ)といいます。

優れる様子を表す非常に良い意味の漢字で、『いたる』、『かつ』、『さと』、『さとし』、『さとる』、『しげ』、『すすむ』、『ただ』、『たつ』、『たて』、『と』、『とおる』、『のぶ』、『ひろ』、『みち』、『よし』と広く名前に使われます。

達のは大の『単語家族』で、燵、太、泰などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 大』をご覧ください。

 『単・單(タン)』dānは、藤製の団扇(うちわ)を動かす様子を表す象形文字です。漢字の部首は『ツ・つかんむり』です。意味は『上下に動かす』、『たたく』、『一枚の』、『一つの』です。單が本字ですが、常用漢字体の単を使って下さい。

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音読みは呉音・漢音が『タン』、訓読みが『単(ひとえ)』です。一枚の着物を単衣(タンイ・ひとえ)、一人で馬に乗ることを単騎(タンキ)、全集などと違って一冊の出版物を単行本(タンコウボン)、ひと振りの刀で敵に切り込むこと・すぐ要点に触れることを単刀直入(タントウチョクニュウ)といいます。

単の『単語家族』には、戦、弾、蝉などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 単』をご覧ください。

 『置(チ)』zhìは、物を真っ直ぐ置く様子を表した漢字です。漢字の足し算では、罒・网(網・固定する)+直(真っ直ぐな)=置(物を真っ直ぐ固定する。置く)です。部首は『罒・网・あみがしら』、意味は『置く』、『設ける』です。部首の『罒・网』には網で固定するという意味があります。

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音読みは呉音・漢音ともに『チ』です。訓読みは『置く(おく)』です。設置(セッチ)、装置(ソウチ)、放置(ホウチ)、処置(ショチ)の置です。

置は直の『単語家族』で、植、殖などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 直』をご覧ください。

 『仲(チュウ)』zhòngは、人と人との間に立つ映像を漢字にしたものです。漢字の足し算では、亻(にんべん・人)+中=仲(人と人との間に立つ。仲をとりもつ。なか)です。部首は『亻・にんべん』、意味は『仲(なか)』です。

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音読みは漢音の『チュウ』が普通で、漢音の『ジュウ』があります。仲裁(チュウサイ)、仲春(チュウシュン)、仲秋(チュウシュウ)、仲間(なかま)、仲人(なこうど)の仲です。

兄弟の序列の真ん中もさします。上から年齢順に伯・仲・叔・季です。伯仲(ハクチュウ)という言葉はここから来ています。季節の春夏秋冬は『中』の代わりに『仲』を使っても良く、仲春、仲秋と『仲』を使う人が少なくないです。

仲のは中の『単語家族』で、沖、衷などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 中』をご覧ください。

 『貯(チョ)』zhùは、財貨をため込む様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、貝(財貨)+宁(わく)=貯(あるところに財貨をため込む。貯(たくわ)える)です。漢字の部首は『貝・かい』、漢字の意味は『貯(たくわ)える』、『貯(た)める』です。

音読みは呉音・漢音ともに『チョ』、訓読みは常用外に『貯(たくわ)える』、『貯(た)める』があります。お金を貯(た)めることを貯金(チョキン)、財貨を貯えることを貯蓄(チョチク)、物を貯えてしまって(蔵)おくことを貯蔵(チョゾウ)といいます。

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貯(たくわ)えるは蓄(たくわ)えるを使うのが普通で、蓄えるは「力を蓄える」など力にも使えます。詳しくは『漢字の覚え方 畜』をご覧ください。

貯のは宁の『単語家族』で、佇などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 宁』をご覧ください。

 『兆(チョウ)』zhàoという漢字は、占ないに使う亀の甲羅に出来る『ひび』を表した象形文字です。漢字の部首うは『儿・ひとあし』です。意味は『分かれる』・『離れる』です。『兆』そのものは占いの意味の『兆(きざ)し』、『まえぶれ』の意味に使われています。

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音読みは呉音は『ジョウ』、漢音が『チョウ』、訓読みは『兆(きざ)し』です。春の兆し(きざし)、兆候(チョウコウ)、前兆(ゼンチョウ)、吉兆(キッチョウ)の兆です。また数の単位として億の一万倍を兆といいます。縁起の良い漢字で『とき』、『よし』と読んで名前に使われます。

兆の『単語家族』には、挑、跳、桃などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 兆』をご覧ください。

 『腸(チョウ)』chángは体(月を使います)のなかにある長い部分を表す漢字です。漢字の足し算では、肉・月(からだ)+昜(ながい)=腸(体の中の長い部分)です。漢字の部首は『月・にくづき・身体いの一部』です。

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音読みは漢音の『チョウ』が普通の読み方で、呉音の『ジョウ』は使いません。常用外の訓読みに『はらわた』があります。大腸(ダイチョウ)、胃腸(イチョウ)、小腸(ショウチョウ)、盲腸(モウチョウ)の腸です。

腸(チョウ)は昜(ヨウ)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 昜』をご覧ください。

 『低(テイ)』dīは、背の低(ひく)い人を表す形声文字です。漢字の足し算では、イ(人間)+氐(ナイフの下)=低(背の低い人。低い。ひくい)です。部首は『イ・にんべん』、意味は『背の低い人』、『低(ひく)い』です。

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音読みは呉音が『タイ』、漢音が『テイ』、訓読みは『低(ひく)い』です。高いことと低いことを高低(コウテイ)、低い気圧を低気圧(テイキアツ)、低い音を低音(テイオン)、価格の低いことを低廉(テイレン)といいます。

低いの反対は高いです。高は高の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 高』をご覧ください。

 『底(テイ)』dǐは、建物の底(そこ)を表す形声文字です。漢字の足し算では、广(建物)+氐(ナイフの下)=底(建物の底(そこ)。底、そこ)です。部首は『广・まだれ』、意味は『物の下』、『底(そこ)』、『奥』、『際限』です。

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音読みは呉音が『タイ』、漢音が『テイ』、訓読みは『底(そこ)』です。海の底を海底(カイテイ)、奥にある真の力を底力(そこぢから)、際限がわからないことを底(そこ)知れないといいます。

低、底は氐(テイ)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 氐』をご覧ください。

 『停(テイ)』tíngは、停止する様子を漢字にしたものです。漢字の足し算では、亻(人の動作)+亭(一点)=停(一点に止まる。停止する)です。部首は『亻・にんべん』、意味は『止まる』、『とどまる』です。

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 音読みは呉音が『ジョウ』、漢音が『テイ』、慣用音が『チョウ』です。訓読みは常用外の『停まる(とどまる)』があります。停止(テイシ)、停戦(テイセン)、停留所(テイリュウジョ)の停です。

停は丁(テイ)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 丁』をご覧ください。

 『的(テキ)』dí、dìは、白い的(まと)を表す形声文字です。漢字の足し算では、白+勺(一部をとる)=的(白い部分の真ん中。的。まと)です。漢字の部首は『白・しろ』、漢字の意味は『的(まと)』、『目標』、『的にあたる』、『~のような・様子』です。

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音読みは呉音が『チャク』、漢音は『テキ』、訓読みは『的(まと)』です。的(まと)に当たることを的中(テキチュウ)、実現しようとする目標を目的(モクテキ)、的に当たるように確かなことを的確(テキカク)、知性を感じさせる様子を知的(チテキ)といいます。

的は勺(シャク)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 勺』をご覧ください。

 『典(テン)』diǎnは、台の上に置かれた基本となる書物を表す会意文字です。漢字の足し算では、冊(竹簡に書かれた文書)+一+八(台)=典(台の上に置かれた基本となる書物。基本)です。漢字の部首は『八・はち』、漢字の意味は『基本となる書物』、『基本』、『基本にそって行う儀式』、『特別の扱い』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『テン』、訓読みは常用外の『典(のり)』、『典(さかん)』です。基本になる経文書いた文書を経典(キョウテン・ケイテン)、古い時代に書かれた基本になる書物を古典(コテン)、規範になる法律を典範(テンパン)、形式に従って行う行事・儀式を式典(シキテン)、特別の待遇・扱いを特典(トクテン)といいます。

縁起の良い重要な漢字で『おき』、『さかん』、『すけ』、『つかさ』、『つね』、『のり』、『ふみ』、『みち』、『もり』、『よし』、『より』と名前に使われます。

典(テン)は冊(サツ・サク)を使った漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 冊』をご覧ください。

 『伝(デン・テン)』chuánは、人から人へ伝える様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、イ(人間)+云(專の省略デザイン・糸を紡ぐ)=傳・伝(人から人へと糸のように伝える。伝える)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、漢字の意味は『伝える』、『言い伝え』、『人の一代記』、『人や物の中継地』です。

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正しい字体は傳、一般に使う常用漢字体は伝です。

音読みは呉音が『デン』、漢音が『テン』、訓読みは『伝(つた)える』です。人に頼んで用件を伝えることを伝言(デンゴン)、語り伝えられてきた話・言い伝えを伝説(デンセツ)、個人の生涯の記録を伝記(デンキ)、宿場と宿場をつなぐ伝送用の馬を伝馬(テンマ)といいます。

傳・伝は專(セン)と同じ『漢字の覚え方 専』をご覧ください。

 『徒(ト)』túは、一歩、一歩を土を踏みしめて行く様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、彳(行く)+土+足=徒(一歩、一歩を土を踏みしめて行く。かちありき)です。漢字の部首は『彳・ぎょうにんべん』、漢字の意味は『徒歩(かちありき)』、一歩、一歩から『歩兵』、『弟子』、『むなしい』、『徒(いたずら)に』です。

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音読みは呉音が『ド』、漢音が『ト』です。訓読みは常用外に『徒(かち)』があります。乗り物に乗らないで一歩一歩行くことを徒歩(トホ・かち・かちありき)、むなしい苦労を徒労(トロウ)、弟子のことを徒弟(トテイ)といいます。東京の下町には御徒町(おかちま)という町があります。

走(はし)るは大+足で漢字の成り立ちが違い、音読みも『ソウ』で違います。徒(ト)は土(ト)の『単語家族』です。吐(ト)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 土』 をご覧ください。

 『努(ド)』nǔは、力を抜かず頑張る様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、奴(召使い)+力=努(召使いが手を抜かず頑張る。努(つと)める)です。漢字の部首は『力・ちから』、漢字の意味は『努(つと)める』です。

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音読みは呉音が『ヌ』、漢音が『ド』、訓読みが『努(つと)める』です。力を尽くして一所懸命行うことを努力(ドリョク)といいます。

努(ド)は奴(ド)の『単語家族』です。怒(ド)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 奴』をご覧ください

 『灯(トウ)』dēngは、一点の火を漢字にしたものです。漢字の足し算では、火(ひへん・火)+丁(一点)=灯(一点の火。あかり。ともしび)です。部首は『火・ひへん』、意味は『ともしび』です。元・明以来『燈』の代用字として使われてきました。

音読みは呉音が『チョウ』、漢音が『テイ』、唐宋音が『チン』です。他に『燈』の代用字として『トウ』と読みます。訓読みは『ひ』、『灯り(あかり)』、『ともしび』です。稀に『チン』と読みます。灯火・燈火(トウカ)、灯台・燈台(トウダイ)、点灯・点燈(テントウ)、提灯(チョウチン)の灯・燈です。『灯』は小学校4年生で習う漢字、『燈』は人名用漢字です。

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『灯』の本字は『燈』です。登(持ち上げられた)火を指します。漢字の足し算では、火(ひへん・火)+登(持ち上げられた)=燈(高く持ち上げられた火。ともしび)です。音読みは呉音・漢音ともに『トウ』です。

灯(チョウ・トウ)は丁』チョウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 丁』をご覧ください。

燈(トウ)は登(トウ)、豆(トウ)、頭(トウ)などと同じ仲間の漢字『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 豆』をご覧ください。

 『堂(ドウ)』tángは、地面より高い場所。高尚な建物を表す形声文字です。漢字の足し算では、尚(高い)+土=堂(地面より高い、高尚な建物)です。漢字の部首は『土』、意味は『堂』です。

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音読みは呉音が『ドウ』、漢音が『トウ』です。縁起の良い漢字で人名の『たか』という訓読みがあります。堂上(ドウジョウ)、食堂(ショクドウ)、威風堂々(イフウドウドウ)の堂です。

堂は党(トウ)、尚(ショウ)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 尚』をご覧ください。

 『働(ドウ)』は、人が働(はたら)く様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、イ(人間)+動(動く)=働(人が動いて働く。はたらく)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、漢字の意味は『働(はたら)く』です。

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音読みは漢字のルールに従って『ドウ』、国字ですので呉音・漢音の区別はありません。訓読みが『働(はたら)く』です。体や智能を使って働くことを労働(ロウドウ)といいます。

働は動(ドウ)、重(ジュウ)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 重』をご覧ください。

 『特(トク)』tèは、群れの中でじっとしているリーダーの牛を表す会意文字です。漢字の足し算では、牛(うし)+寺(じっと待つ)=特(群れの中でじっとしているリーダーの牛。おうし。リーダー。特別)です。漢字の部首は『牛・うしへん』、意味は『おうし』、『特別な』、『とりわけ』です。

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音読みは呉音『ドク』、漢音が『トク』です。とりわけすぐれた長所を特長(トクチョウ)、別(わ)けても目立つさまを特別(トクベツ)、特別の権利を特権(トッケン)といいます。

特は寺の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 寺』をご覧ください。

 『得(トク)』děi、déは、歩いて手に入れる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、彳(行く)+旦(貝のデザイン・財貨)+寸(手)=得(歩いて手に入れる。得る。もうける。得をする)です。漢字の部首は『彳・ぎょうにんべん』、漢字の意味は『得(え)る』、『もうける』、『機会に恵まれる』、『うまくあたる』です。

お金を手に入れる漢字が㝵(トク)で、『機会に恵まれる』、『うまくあたる』などの意味が加わった漢字が得(トク)です。

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音読みは呉音・漢音ともに『トク』、訓読みは『得(え)る』、『得(う)る』です。自分の思い通りになること・そのことが巧いことを得意(トクイ)、手に入れることを獲得(カクトク)、成功と失敗・利益と損失を得失(トクシツ)、物事を理解し自分のものにすることを会得(エトク)といいます。

得は㝵の『単語家族』です。棏(トク)などの漢字の仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 㝵』をご覧ください。

また、寸を使った漢字については『漢字の覚え方 寸』をご覧ください。

 『毒(ドク)』dúは、害を与える物質を表わす会意文字です。漢字の足し算では、生(エキス)+母(子を産む)=毒(摂取しすぎると毒になるエキス。強壮剤。毒。どく)です。強壮剤の他に毒々しい女性という説もあります。漢字の部首は『母・なかれ』、漢字の意味は『毒(ドク)』、『ひどい』、『瑇瑁・毒冒(タイマイ・海亀の一種)』です。

毒も母や毎の『単語家族』といわれていますが、意味がかなり変化してきており、発音も区別するために違っています。

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音読みは呉音が『ドク』、漢音が『トク』、常用外の訓読みに『ぶす』があります。海亀の『瑇瑁・毒冒(タイマイ)』のときだけ『タイ』と読みます。毒に中(あた)ることを中毒(チュウドク)、ひどい皮肉を毒舌(ドクゼツ)、毒を分解することを解毒(ゲドク)、魔女のような嘴(くちばし)をもつ海亀を毒冒(タイマイ)といいます。

毒草(ドクソウ)のトリカブトの根を附子(フシ・ブス)と呼びます。猛毒で矢の先に塗って使います。毒に『ぶす』の訓読みがあるのは、このためと言われています。危険・狩猟を表す重要な漢字で、人名・地名に使われます。

毒は母(ボ)や海(カイ)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 母』をご覧ください。

 『熱(ネツ)』rèは、熱(あつ)くなる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、埶(植物の栽培に夢中になる)+灬(火)=熱(火が集中して熱くなる。熱い。あつい)です。漢字の部首は『灬・れっか』、意味は『熱(あつ)い』、『夢中になる』です。

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音読みは呉音が『ネツ・ネチ』、漢音が『ゼツ』、訓読みは『熱(あつ)い』です。病気・炎症などで身体が熱を持つことを発熱(ハツネツ)、物事に夢中になることを熱中(ネッチュウ)、感情が激しい事を熱烈(ネツレツ)、冷めないで残っている熱を余熱(ヨネツ)といいます。

熱(ネツ)は埶(ゲイ)の仲間の漢字ですが燃(ネン・もえる)の影響を受けて、熱(ネツ)という読み方をします。

熱(ネツ)は埶(ゲイ)と同じ『単語家族』です。藝(ゲイ)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 埶』をご覧ください。

 『念(ネン)』niànは、心の中で思う様子を表す漢字です。漢字の足し算では、今(含む)+心(心の動き)=念(心の中に強く思う。念じる)です。部首は『心』、意味は『念じる』です。

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音読みは呉音の『ネン』が普通で、漢音の『デン』は使いません。信念(シンネン)、無念(ムネン)、念願(ネンガン)、念仏(ネンブツ)、念力(ネンリキ)の念です。

念の『単語家族』には、捻、稔、鯰などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 念』をご覧ください。

参考図書http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-c740.htmlです。漢字についてより詳しく知りたい方は、下記の本をお読みください。

篆文(テンブン)を中心にした体系的な記述・韻の説明は、諸橋轍次先生の『新漢和辞典』、藤堂明保先生の『漢字源』・『漢字の過去と未来』を参考にさせて頂いてます。

甲骨文字・金文のもつ呪術的な解釈には白川静先生の『字通』・『字統』・『漢字』・『中国古代の文化』を参考にさせて頂いています。

漢字の伝来や常用漢字の解釈については、大島正二先生の『漢字伝来』、高島俊男先生の『漢字と日本人』を参考にさせて頂いています。

日本語については、金田一京助先生の『日本語の変遷』、大野晋先生の『日本語の文法を考える』、新村出先生の『広辞苑』を参考にさせて頂いております。

最近の研究については、落合淳思先生の『漢字の成り立ち』を参考にさせて頂いております。

医学用語については伊藤正男・井村裕夫・高久史麿先生の『医学大辞典』を参考にさせて頂いております。

小学校4年生で習う漢字④(敗~録)

小学校4年生で習う漢字を説明します。『小学校4年生で習う漢字①』(愛~極)と 『小学校4年生で習う漢字②』(訓~信)、 『小学校4年生で習う漢字③』(成~念)、 『小学校4年生で習う漢字④』(敗~録)に分割しています。ご了承下さい。

漢字の説明の前に、漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の漢字辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字の成り立ちについて、四種類あるとしました。中学の教科書に掲載されるようになったので、解説致します。

①.物の形を象った(かたどった)『象形文字』(ショウケイモジ)、②.象形文字を基に点を打つことにより示された『指事文字』(シジモジ)、③.文字を組み合わせて造った『会意文字』(カイイモジ)、④.意味と音を示す文字を組み合わせた『形声文字』(ケイセイモジ)の四種です。『会意文字』と『形声文字』は漢字の足し算で表す事が出来ます。四年生の漢字については一覧にしてありますので象形・指事・会意・形声 四年生も御覧ください。

漢字の成り立ちについての解釈は四通りです。どの時代の漢字に重点を置くか、また「説文解字(セツモンカイジ)」にどれほど敬意を払うかにより、解釈が違う場合が稀にあります。ある辞書では『見』を象形文字、別の辞書では目+儿の会意文字としています。漢字の解釈については諸説あることを御承知下さい。

 『敗(ハイ)』bàiは、二枚貝が二つに割れる姿を示しています。貝に動作を示す攵(ぼくづくり)を合わせます。漢字の足し算では、貝+攵(ぼくづくり)=敗(貝が離れて敗れる様子。破れる)です。漢字の部首は『攵・ぼくづくり』です。

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動作を表す攵(ぼくづくり)は、篆文で攴(ボク)pū、楷書体では攵(ボク)pūのデザインをとります。

音読みでは『ハイ』、訓読みは『敗れる(やぶれる)』です。敗戦(ハイセン)、敗北(ハイボク)、腐敗(フハイ)、完敗(カンパイ)の敗です。

ここで、日本語の発音の問題をお話します。『ん』の後の『はひふへほ』は、『ぱぴぷぺぽ』に変わります。『ぱぴぷぺぽ』の方が言いやすいのです。完敗(カンパイ)、散歩(サンポ)、紺碧(コンペキ)、振幅(シンプク)、簡保(カンポ)等。これは日本人の唇の運動の問題で、漢字の読みの問題ではありません。

敗は貝の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 貝』をご覧ください。

 『梅(バイ)』méiは、たくさん実を生・成(な)らせる梅の木を表わす形声文字です。漢字の足し算では、木(木・植物)+毎(子供をどんどん産む)=梅(どんどん実が成る梅。うめ)です。

異体字に『楳(バイ)』méiがります。木(木・植物)+某(子供をどんどん産む)=楳(どんどん実が成る楳。うめ)です。加藤常賢・白川静はこちらの方が本字としています。

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音読みは呉音の『メ・マイ』は使わず、漢音の『バイ』を使います。訓読みは『うめ』です。白い梅をを白梅(ハクバイ)、紅い梅を紅梅(コウバイ)、寒い時期に咲く梅を寒梅(カンバイ)といいます。梅の実の生(な)る頃の長雨を梅雨(バイウ・つゆ)といいます。

『説文解字』によれば、枏(ゼン・ナン)であるとしています。加藤常賢によれば梅(うめ)と枏(くすのきの仲間)は古代は同じで、混用されていたとしています。

呉音(ゴオン)と漢音(カンオン)の話をします。呉音(ゴオン)とは今から1500年ほど前から、倭(やまと)朝廷(478年雄略天皇)が中国の宋王朝などの南朝から輸入した漢字の読み方です。五、六世紀は北朝(北魏)と交流がなかったので、輸入した漢語は、江南地方(呉)の中国語でした。この中国語に基づいた発音を呉音(ゴオン)といいます。

漢音とは、隋・唐によって中国は南北統一され、北方の長安に首都を定めました。大和(やまと)朝廷(607年遣隋使、630年遣唐使)がこの隋・唐から輸入した漢語の読み方を、中国(漢)の発音、漢音(カンオン)といいます。

呉音の『マイ』は漢音では『バイ』に変化します。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音もご覧ください。

梅は母(ボ)や海(カイ)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 母』をご覧ください。

 『博(ハク)』bóは、多くのものを広く集める様子・広める様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、十(集める)+甫(平らで広い)+寸(手)=博(多くのものを広く集める。広い。ひろめる)です。漢字の部首は『十・ジュウ』、漢字の意味は『広い』、『ひろめる』、『うまく当てる』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ハク』、慣用音が『バク』です。広く学ぶこと・広く物事を知っている人を博学(ハクガク)、学問に広く通じている人・教授を博士(はかせ)、いろいろな物事を博物(ハクブツ)、金銭を掛けてさいころなどの勝負をうまく当てようとすることを博打(バクチ)といいます。

非常に良い意味の漢字で『とおる』、『はか』、『ひろ』、『ひろし』、『ひろむ』と名前、地名に使われます。、

博(ハク)は甫(ホ)、尃(フ)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 甫』をご覧ください。

 『飯(ハン)』fànは、米の飯を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、飠(しょくへん・食糧)+反(反(そ)り返った蓆(むしろ))=飯(ばらばらになった米。食事)です。

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音読みは漢音の『ハン』が普通で、呉音の『ボン』は使いません、訓読みは『めし』、『いい』です。夕飯(ユウハン)、赤飯(セキハン)、茶飯(チャめし)の飯です。

飯(ハン)は反(ハン)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 反』 をご覧ください。

 『飛(ヒ)』fēiは、鳥が羽を使って飛ぶ様子を象った象形文字です。漢字の部首は『飛・とぶ』、意味は『飛(と)ぶ』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヒ』、訓読みは『飛(と)ぶ』です。飛ぶ鳥を飛鳥(ヒチョウ)、飛ぶ燕(つばめ)を飛燕(ヒエン)、高く飛ぶことを飛躍(ヒヤク)、急用を知らせる飛ぶように速い使いを飛脚(ヒキャク)といいます。

明日香(あすか)の枕詞(まくらことば)は飛ぶ鳥なので飛鳥(ヒチョウ)は飛鳥(あすか)と読みます。

篆文は鳥の羽を表しているといわれています。『漢字の覚え方 羽』も御覧ください。

 『費(ヒ)』fèiは、財貨を払う様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、弗(左右に払う)+貝(財貨)=費(財貨を左右に払う。お金を使って減らす。費やす。ついやす)です。漢字の部首は『貝・かい』、意味は『お金を使って減らす』、『購入のためのお金』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヒ』、訓読みは『費(つい)やす』、『費(つい)える』です。金銭・エネルギーなどを使ってなくすことを消費(ショウヒ)、無駄に使うことを浪費(ロウヒ)、用をたすための金銭を費用(ヒヨウ)、教育にかかる金銭を学費(ガクヒ)、食事にかかる費用を食費(ショクヒ)といいます。

費は弗の『単語家族』です。この『単語家族』には払、仏などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 弗』 をご覧ください。

 『必(ヒツ)』bìは、棒を両側から当て木をして締め付けた様子を表した象形文字です。しっかりした状態になるので『必(かなら)ず』、『ぜひとも』の意味があるといわれています。漢字の部首は『心・こころ』、意味は『必(かなら)ず』、『ぜひとも』、『締め付ける』です。

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『棒』ではなく『まさかり』を示している象形文字ともいわれます。この説では『まさかり』で成し遂げるから『必(かなら)ず』、『ぜひとも』の意味が生じたといわれています。

音読みは呉音が『ヒチ』、漢音の『ヒツ』を普通に使います。訓読みは『必(かなら)ず』です。必要(ヒツヨウ)、必死(ヒッシ)、必至(ヒッシ)、必須(ヒッス)、必罰(ヒツバツ)の必です。

呉音の『チ』韻は漢音では『ツ』韻に変化することがあります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音 もご覧ください。

必の『単語家族』には秘、泌などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 必』をご覧ください。

 『票(ヒョウ)』piàoは、火の粉が舞い上がる様子を表す会意文字です。転じて、軽い札(ふだ)を表します。漢字の足し算では、要(細かい)+示(火の別デザイン)=票(細かい火の粉が舞い上がる。軽い札)です。漢字の部首は『示・しめす』、漢字の意味は『火の粉が舞い上がる』、『目立つ』、『軽い札(ふだ)』です。

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ここでは示は神様ではなく火を表すデザインです。

音読みは呉音・漢音ともに『ヒョウ』です。各人の意思を用紙(票)に記入し提出することを投票(トウヒョウ)、記入しない白紙の投票を白票(ハクヒョウ)、金銭や取引の内容を記した用紙を伝票(デンピョウ)といいます。

 『標(ヒョウ)』biāoは、高い所にある目印・目あてを表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、木+票(軽い・高い)=標(高い所にある目印。標。しるし)です。漢字の部首は『木・しめす』、漢字の意味は『標(しるし)』、『目あて』、『目安』です。

漢字の部首の『木』は栞(しおり)http://bit.ly/1w5WynW、標(しるし)など印をつけた木を表すことがあります。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヒョウ』です。訓読みは『標(しるし)』です。認識できるようにした標(しるし)を標識(ヒョウシキ)、判断の目安になる基準を標準(ヒョウジュン)、攻撃の目安になる的を標的(ヒョウテキ)といいます。

票(ヒョウ)、標(ヒョウ)は票(ヒョウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 票』をご覧ください。

 『不(フ)』fǒu、bùは、ふっくらした花の『がく』、ふくらんだ『つぼみ』を描いた漢字で象形文字です。『~しない』の否定詞として使われています。漢字の部首は『一・いち』です。

音読みは呉音の『フ』が普通で、慣用音の『ブ』も稀に使い、漢音の『フウ』は使いません。訓読みは『不(ず)』です。古い字体である篆文(テンブン)も示しておきます。

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不安(フアン)、不運(フウン)、不振(フシン)、不利(フリ)、不粋(ブスイ)、不精(ブショウ)の不です。

不(フ)の『単語家族』には、否(ヒ)、杯(ハイ)、胚(ハイ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 不』をご覧ください。

 『夫(フ)』fūは、成人した男性を表す象形文字です。漢字の部首は『大・だい』、漢字の意味は『成人した男性』、『夫(おっと)』、『仕事にたずさわる男』です。

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大の上の横棒は、成人のしるしの冠(かんむり)を表しているといわれています。冠(かんむり)を支える簪(かんざし)も漢字に含まれており、『ささえる』の意味もあります。横棒を線と見て指事文字とする説(鎌田)もあります。

音読みは呉音・漢音ともに『フ』、慣用音が『フウ』、訓読みが『夫(おっと)』です。背が一丈の立派な男を丈夫(ジョウフ)、農業にたずさわる男で農夫(ノウフ)、夫と妻で夫婦(フウフ)といいます。

夫(フ)の『単語家族』には、芙(フ)、扶(フ)、麩(フ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 夫』をご覧ください。

 『付(フ)』fùは、人に付(つ)く様子を表す会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、イ(人間)+寸(手)=付(手を人に付ける。付ける。付き添う。付属する様子)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、漢字の意味は『付ける』、『付き添う』、『様子』、『手渡す』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『フ』、訓読みは『付(つ)く』です。付け加えることを付加(フカ)、主なものに所属し付き従うことを付属(フゾク)、顔の様子を顔付き(かおつき)、人に配り手渡すことを配布(ハイフ)といいます。

 『府(フ)』fǔは、穀物などを集める官営の建物を表す形声文字です。漢字の足し算では、广(建物)+付(つける)=府(穀物などを集める官営の建物。転じて役所)です。漢字の部首は『广・まだれ』、漢字の意味は『穀物・書類などを集める官営の建物』、『役所』、『みやこ』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『フ』です。書類を入れておく蔵を府庫(フコ)、政治を行うところを政府(セイフ)、甲斐(かい)の国の行政の中心が甲府(コウフ)、駿河(するが)の国の行政の中心が駿府(スンプ)といいます。また、律令制の国の中心を府中(フチュウ)といい、東京と広島に地名が残っています。

付(フ)、府(フ)は付(フ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 付』をご覧ください。

 『副(フク)』fùは、豊かなものを分けた小さい方を漢字にしたものです。漢字の足し算では、畐(ゆたか)+刂(りっとう・刀で切る)=副(二つにした小さい方。控え)です。意味は『従う』、『控え』の他に、副産物、副作用のように『余計に加える』もあります。

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音読みは『フク』、訓読みは『副(そ)える』、『副(そ)う』です。副業(フクギョウ)、正副(セイフク)、副賞(フクショウ)、副菜(フクサイ)、副作用(フクサヨウ)、副島種臣(そえじまたねおみ)さんの副です。

副(フク)は畐(フク)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 畐』をご覧ください。

 『粉(フン)』fěnは、米を細かく粉にする映像を漢字にしたものです。漢字の足し算では、米(こめへん・米)+分(分ける)=粉(米を粉にする。粉)です。漢字の部首は『米』です。おしろいの粉は古くは米の粉からつくられていました。

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音読みは呉音・漢音ともに『フン』で、訓読みは、『こな』、『こ』です。骨を粉に身を砕くほど努力する事を粉骨砕身(フンコツサイシン)、粉々に砕くことを粉砕(フンサイ)、おしろいを塗って飾る事を粉飾(フンショク)、細かい粉を粉末(フンマツ)、粉を重ねて強調した言葉は粉々(こなごな)、小麦の粉を小麦粉(こむぎこ)といいます。

粉(フン)は分(フン)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 分』をご覧ください。

 『兵(ヘイ)』bīngは、武器を持った軍人を表す会意文字です。漢字の足し算では、斤(おの)+一+ハ(人間)=兵(武器を持った軍事。兵。つわもの)です。漢字の部首は『八・はち』、漢字の意味は『兵・軍人』、『戦闘・軍事』です。

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音読みは呉音が『ヒョウ』、漢音が『ヘイ』、訓読みに常用外の『兵(つわもの)』があります。軍隊の食糧を兵糧(ヒョウロウ)、兵士を隊に組織したものを兵隊(ヘイタイ)、軍事に用いる機材を兵器(ヘイキ)といいます。

呉音が『ヒョウ』は漢音の『ヘイ』に変わることがあります。呉音と漢音の関係については呉音と漢音もご覧ください。

兵(ヘイ)に使われている漢字、斤(キン)については『漢字の覚え方 斤』をご覧ください。

 『別(ベツ)』biéは、骨と骨の関節を刀で別(わ)ける様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、另(骨と骨の関節)+刂(刀)=別(骨と骨の関節を刀で別(わ)ける。別ける)ですい。漢字の部首は『刂・りっとう』、漢字の意味は『一緒にいたものが離れる』、『特徴によって分け離す』、『もうひとつの』です。

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音読みは呉音が『ベチ』、慣用音が『ベツ』、訓読みは『別(わか)れる』です。人と別れて離れることを別離(ベツリ)、あるものと違うものを特徴によって分け離すことを区別(クベツ)、もうひとつの屋敷を別荘(ベッソウ)といいます。『漢字の覚え方 別』もご覧ください。

 『辺(ヘン)』biānは、顔の鼻のあたりを表す形声文字です。漢字の足し算では、辶(進む)+刀(鼻と口を書いた省略形)=辺(顔の鼻や口のあたり。あるものを中心とした付近。中央からはなれた場所)です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、漢字の意味は『あるものを中心とした辺(あたり)』、『中央からはなれた場所』、『図形の線分』です。

鎌田や白川は鼻と辺境の道路について言及しています。

音読みは呉音・漢音ともに『ヘン』、訓読みは『辺(あたり)』、『辺(べ)』です。あるものの周りを周辺(シュウヘン)、中央から離れた国境を辺境(ヘンキョウ)、海のあたりを海辺(うみべ)、直角三角形の斜めの線分を斜辺(シャヘン)といいます。

 

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正しい字体は大きくわけて二種類あります。自(鼻)に宀八に方(口の端)を書いて邊、冖八に口を書いて邉です。

どの漢字を名字に使うかはその家の伝承によって違い、斉・斎・齊(サイ)とともに戸籍(コセキ)係を悩ませる漢字の一つです。

辺(ヘン)のもとになる漢字自(ジ)、鼻(ビ)については『漢字の覚え方 自』をご覧ください。

 『変・䜌(ヘン)』biànは、もつれた様に歩く様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、亦(糸言糸の省略したデザイン。糸がもつれた)・䜌(もつれる)+夊(あし)・攵(動詞の記号)=変・變(もつれた状態。普通ではない。変)です。漢字の部首は『夊・すいにょう』、漢字の意味は『普通でない状態』、『別の状態』、『突然の異常な出来事』です。

正字の變の部首は『言・ことば』になります。

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常用漢字体ではデザインの変更に伴い攵(ぼく)から夊(すいにょう)に代わっています。

白川は䜌(儀式の装飾)に攵(打つ)を加えた様子であるとしています。

音読みは呉音・漢音ともに『ヘン』、訓読みは『変(か)わる』です。ある状態や性質が別の状態や性質にかわることを変化(ヘンカ)、突然起こる政権の変化を政変(セイヘン)、普通ではない死に方を変死(ヘンシ)といいます。

変(ヘン)は䜌(ラン)の漢字の仲間です。『漢字の覚え方 䜌』もご覧ください。

 『便(ベン)』biàn、piánは、平らで支障のない様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、イ(人間)+更(平ら)=便(人の作業が平らで支障のない様子です)。漢字の部首は『イ・にんべん』、漢字の意味は『平らで支障のない』、『たやすく』です。支障のない連絡が『便(たよ)り』です。

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音読みは呉音が『ベン』、漢音が『ヘン』、慣用音が『ビン』、訓読みは『便(たよ)り』です。物事が支障なく進む状態・都合の良い事を便利(ベンリ)、自分に都合の良い機会に乗って巧みに利用することを便乗(ビンジョウ)、すらりと出る大きい排泄物を大便(ダイベン)、その場に応じた都合の良い処置うを便宜(ベンギ)といいます。

便(ベン)は更(コウ)が使われている漢字です。更の漢字について詳しくは『漢字の覚え方 更』をご覧ください。

 『包(ホウ)』bāoは、お腹の子供の姿を表す象形文字(ショウケイモジ)です。勹(つつみがまえ)と己(子供の形)からなっています。漢字の部首は『勹・つつみがまえ』、漢字の意味は『つつむ』、『とりこむ』です。

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音読みは呉音が『ヒョウ』、漢音が『ホウ』です。訓読みは『包む(つつむ)』です。『庖(ホウ)』の代用字としても『包』を使います。包帯(ホウタイ)、包装(ホウソウ)、庖丁・包丁(ホウチョウ)の包です。

包の『単語家族』には抱、砲、泡などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 包』をご覧ください。

 『法(ホウ)』fǎは、法に照らして敗者を水に流す様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(水)+去(去る。しりぞく)=法(法に照らして敗者を水に流す。法)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、意味は『法』、『手本』、『仏教の真理』です。

『説文解字』には「水に従う。廌(タイ)に従う。去に従う」とあります。

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水に流すのは、廌(タイ)と呼ばれる法律を司る特別な羊(ひつじ)です。正字は灋(ホウ)です。書くのが大変で、普通は常用漢字体である法を使います。廌(タイ)の書き方ですが、途中まで鹿を書いて、鳥に下の部分を足して書きます。

音読みは呉音が『ホウ(ホフ)』、漢音が『ホウ(ハフ)』、慣用音が『ホッ・ハッ』です。人々の生活を取り締まるための決まりを法律(ホウリツ)、仏教の真理を説くことを説法(セッポウ)、仏教の僧が着る衣を法衣(ホウエ)、してはならない程度を法律できめたことを法度(ハット)といいます。

廌(タイ)は法律を司る特別な羊(ひつじ)です。廌(タイ)を使う漢字に推薦(スイセン)の薦(セン)があります。詳しくは『漢字の覚え方 薦』 『漢字の覚え方 去』をご覧ください。

 『望(モウ・ボウ)』wàngは、 遠くの月を待ち望む様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、亡(ない)+月+壬(人が伸びあがる)=望(遠くの月を待ち望む)です。漢字の部首は『月・つき』、漢字の意味は『遠方を見る』、『待ち望む』、『良い評判』、『満月』です。

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音読みは呉音が『モウ』、漢音が『ボウ』です。訓読みは『望む(のぞむ)』、『望(もち)』です。待ち望むことを待望(タイボウ)、本当に望んでいることを本望(ホンモウ)、評判の良い人格を人望(ジンボウ)、満月を望月(ボウゲツ・もちづき)といいます。

漢字の世界では『みる』について、多くの漢字があり、ニュアンスの違いがあります。

見(み)る 目立つ。目に止まる。現れる。見(ケン)http://bit.ly/ZCbIEZ

視(み)る 真っ直ぐ視る。注意して視る。視(シ)http://bit.ly/1Vps6QQ

看(み)る 手をかざして看る。よくみる。看(カン)http://bit.ly/1Z5TbdM

診(み)る 細かいところまですみずみまでみる。診(シン)http://bit.ly/1ygC0wK

察(み)る すみずみまでみる。察(サツ)http://bit.ly/1zwPD77

覧(み)る 高い所から下を覧る。覧(ラン)http://bit.ly/25ApacQ

臨(のぞ)む 高い所から下を臨む。臨(リン)http://bit.ly/1WvVxot

監(み)る 上から下のものをみて、みさだめる。監(カン)http://bit.ly/25ApacQ

観(み)る 多くのものを比べて観る。批評する。観(カン)http://bit.ly/11kw1b1

眺(なが)める 右に左にと広く見渡す。眺(チョウ)http://bit.ly/1vDDgri

望(のぞ)む 遠くの見えにくいものをもとめみる。望(ボウ)http://bit.ly/1v84fty

非常に縁起の良い漢字で、『望月』、『望岡』、『望野』と人名、地名に使われるほか、『のぞみ』、『のぞむ』、『み』、『もち』と名前に使われます。

望は亡の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 亡』をご覧ください。

 『牧(ボク)』mùは、牛を飼う様子を表す会意文字です。漢字の足し算では牛+攴・攵(動詞の記号)=牧(牛を飼う。飼う場所。転じて人民を養う)です。漢字の部首は『牛・うし』、漢字の意味は『牛を飼う』、『飼う場所・牧(まき)』、『人民を養う』、『人格を豊かにする』です。

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『説文解字』には「牛を養う人なり。攴に従い、牛に従う」とあります。

動作を表す攵(ぼくづくり)は、篆文で攴(ボク)pū、楷書体では攵(ボク)pūのデザインをとります。

音読みは呉音が『モク』、漢音が『ボク』です。訓読みは『牧(まき)』です。家畜を飼うことを牧畜(ボクチク)、キリスト教の指導者で人格を豊かにする人を牧師(ボクシ)、家畜を飼う場所を牧場(ボクジョウ・まきば)といいます。

 『末(マツ)』mòは、木の梢(こずえ)の端(はし)を示す指事文字です。漢字の足し算では、一+木=末(木の先端を示す。末。すえ)です。漢字の部首は『木・き』、漢字の意味は『末(すえ)』、『細かい』、『小さい』です。

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音読みは呉音が『マツ・マチ』、漢音が『バツ』、訓読みが『末(すえ)』です。木の先端・ものの端を末梢(マッショウ)、序列の後ろの席を末席(マッセキ)、細かく粉にすることを粉末(フンマツ)といいます。

末(マツ)の『単語家族』には沫(マツ・しぶき)があります。。詳しくは『漢字の覚え方 末』をご覧ください。

 『満(マン)』mǎnは、水を一杯に満たす様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(水)+㒼(いっぱいにおおう)=満(水を一杯に満たす。満たす。いっぱいにする)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、意味は『満(み)たす』です。水だけでなく色々なものに使うことが出来ます。

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音読みは呉音が『マン』、漢音が『バン』、訓読みが『満(み)たす』です。まんまるの月を満月(マンゲツ)、期限いっぱいで終わることを満了(マンリョウ)、定員がいっぱいになることを満員(マンイン)といいます。

満は㒼の『単語家族』です。詳しくは 『漢字の覚え方 㒼』 をご覧ください。

 『未(ミ)』wèiという漢字は、木が春を迎えて、これから葉を付けていく様子を表した象形文字です。漢字の部首は『木』、漢字の意味は『いまだ』、『小さい』です。

映像ではこんな漢字です。篆文(テンブン)と呼ばれる古い字体も載せておきます。

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また、十二支の八番目を『未』という漢字を宛てました。十二支は、暦、時刻、方角を示します。『未』は旧暦の6月、時間は午後1~3時、方角は南南西、動物では羊に宛てられています。

中国を中心とした東アジアの世界では、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の十二支を使って暦、時刻、方角を示します。数字でもなんでもない漢字の順番を覚えるの大変です。そこで、神様に新年の挨拶に来た十二種類の動物になぞらえて、十二支を宛てて覚えているのです。

羊(未・ひつじ)は八番目に神様に挨拶に来た動物と覚えるわけです。ちなみに一番目は牛の背中に乗ってきた鼠(子・ねずみ)、十二番目は勢いよく走ってきて、神様の前を通り越してしまった猪(亥・いのしし)です。

羊については、『漢字の覚え方 羊』、『漢字の覚え方 詳・善』をご覧ください。

音読みは呉音の『ミ』が普通で、漢音の『ビ』と読むこともあります。訓読みは『未だ(いまだ)』・『未だ(まだ)』という副詞に使います。ですが、中学校では副詞はひらがなで書くことになっていますので、中学校では使えません。高校の漢文の授業に良く出てきます。

未来(ミライ)、未熟(ミジュク)、未到(ミトウ)、未練(ミレン)、未満(ミマン)、未亡人(ミボウジン)の未です。

未の『単語家族』には味、妹などがあります。詳しくは 『漢字の覚え方 未』覧ください。

 『脈(ミャク)』mài、mòは、血液の流れる道筋を表す文字です。漢字の足し算では、月(身体)+派(水の枝分かれする流れ)=脈(血液の流れる道筋。脈)です。漢字の部首は『月・にくづき』、漢字の意味は『血液の流れる道筋』です。

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音読みは呉音が『バク』、漢音が『ミャク』です。脈を打つことを脈動(ミャクドウ)、心臓の伸縮による血管の動きを脈拍・脈搏(ミャクハク)、血管のつながり・前後のつながりを脈絡(ミャクラク)といいます。

脈には近い漢字としては、派(ハ)があります。詳しくは 『漢字の覚え方 派』をご覧ください。

 『民(ミン)』mínは、民衆を表す象形文字です。漢字の成り立ちでは、目に刺青をされた捕虜・使役者を表していました。やがて一般の人々を表す漢字になりました。漢字の部首は『氏・うじ』、漢字の意味は『一般の人々』、『民間の』です。

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音読みは呉音が『ミン』、漢音が『ビン』、訓読みが『民(たみ)』です。市の住民・自立的な個人を市民(シミン)、国家を構成する人を国民(コクミン)、一般の人々・公の機関に属さないことを民間(ミンカン)といいます。

時代が降るとともに良い意味で使われるようになった漢字です。我が国では、特に明治以降で、非常に良い意味で使われ、『たみ』、『ひと』、『み』、『みたみ』、『もと』と名前に使われます。

呉音の『ミン』は漢音では『ビン』に変化することがあります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音 もご覧ください。

民の『単語家族』には、眠(ミン)などの漢字の仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 民』をご覧ください。

 『無(ム・ブ)』wúは、見えない神秘な神に対し二人で舞う人を表した文字です。漢字の足し算では、舞(儀式で舞う)+林(二人並ぶ)=無(見えない神秘な神に対し二人で踊る人。見えない。無い)です。漢字の部首は『』、意味は『みえない』、『存在しない』、『~しない』です。、中国では『无』wúという漢字を使います。

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音読みは呉音が『ム』、漢音が『ブ』、訓読みは『無(な)い』です。有ることと無いことを有無(ウム)、普段と変わりが無いことを無事(ブジ)、法律をないがしろにすることを無法(ムホウ)、礼儀からはずれることを無礼(ブレイ)といいます。

呉音の『ム』は漢音では『ブ』に変化することがあります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音もご覧ください。

無の『単語家族』には、舞(ブ)などの漢字の仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 無』 をご覧ください。

 『約(ヤク)』yuēは、糸で結ぶ様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、糸+勺(一部分)=約(糸の一部分を結ぶ。結ぶ。取り決めの印とする。結んで短くする)です。漢字の部首は『糸・いとへん』、漢字の意味は『結ぶ』、『取り決め』、『短くする』、『大体』です。

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ロープを結ぶように自由な行動を制限することを制約(セイヤク)、当事者の間で取りきめること約束(ヤクソク)、要点をまとめ全体を短くすることを要約(ヨウヤク)、短くするように無駄を省はぶくことを節約(セツヤク)、おおよそを大約(タイヤク)といいます。

約(ヤク)は勺の『単語家族』で、約(ヤク)、的(テキ)、杓(シャク)などの漢字の仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 勺』をご覧ください。

 『勇(ユウ)』yǒngは、人が足踏みして勇気を出す様子を描いた形声文字です。漢字の足し算では、甬(足踏みする)+力=勇(人が足踏みをして勇気を出す。いさむ)です。漢字の部首は『力・ちから』、意味は『勇気を出す』、『奮い立つ』です。

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音読みは呉音が『ユ・ユウ』、漢音が『ヨウ』、訓読みが『勇(いさ)ましい』です。心を奮い立たせる気持ちを勇気(ユウキ)、勇気をもって決断力があることを勇敢(ユウカン)、勇気のある男を勇士(ユウシ)、勇ましい姿を勇姿(ユウシ)といいます。鯨(くじら)のことを勇を使って勇魚(いさな)といいます。

勇ましくて、非常に良い意味の漢字ですので、『いさ』、『いさお』、『いさまし』、『いさみ』、『いさむ』、『お』、『さ』、『そよ』、『たけ』、『たけし』、『とし』、『はや』、『よ』と名前に使われます。

勇は用の『単語家族』で、甬(ヨウ)、涌(ヨウ)、湧(ユウ)などの漢字の仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 用』をご覧ください。

 『要(ヨウ)』yàoは、女性の腰を漢字にしたものです。要は人の身体の重要な部分なので、『大切な』の意味が生じ、転じて『必要な』、『要る』の意味が加わりました。漢字の足し算で表わすと、襾(おおいかんむり・両手と頭)+女=要(女性の腰。重要な。要る)です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヨウ』です。訓読みは『かなめ』、『要る(いる)』です。重要(ジュウヨウ)、肝要(カンヨウ)、必要(ヒツヨウ)、要求(ヨウキュウ)、要石(かなめいし)の要です。

肝要(カンヨウ)の肝は肝臓(カンゾウ)のことです。要は腰(こし)のことです。身体の重要な部分に例えて重要なことをいいます。

肝(カン)は、干(カン)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 干』をご覧ください。

要の『単語家族』には腰などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 要』をご覧ください。

 『養(ヨウ)』yǎngは、良い肉を食べて養生する様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、羊(良い)+食(食べる・食物)=養(良い肉を食べて養生する。養う。やしなう)です。漢字の部首は『食・しょく』、漢字の意味は『養(やしな)う』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヨウ』、訓読みは『養(やしな)う』です。養い育てることを養育(ヨウイク)、生物が自ら養うために外から取り入れる成分を栄養(エイヨウ)、教え育てること・幅広い知識や理解力を教養(キョウヨウ)、魚介類などを養い殖やすことを養殖(ヨウショク)といいます。

非常に良い意味の漢字で『おさ』、『かい』、『きよ』、『すけ』、『のぶ』、『まもる』、『やす』、『よし』と名前に使われます。

養は羊の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 羊』をご覧ください。

 『浴(ヨク)』yùは、水が満たされる様子・水を浴びる表わした形声文字です。漢字の足し算では、氵(水)+谷(滝壺)=浴(水が満たされる。水に浸す。水を浴びる)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、意味は『水に浸す』、『水を浴びる』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヨク』、訓読みは『浴(あ)びる』です。お湯を浴びる部屋を浴室(ヨクシツ)、水を浴びることを水浴(スイヨク)、日光を浴びることを日光浴(ニッコウヨク)といいます。

浴は谷(コク)の『単語家族』です。他には溶、容などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 谷』をご覧ください。。

 『利(リ)』lìは、刃物が鋭い様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、禾(稲)+刂(刀)=利(刃物が鋭くてスッと稲を刈り取れる。刃が鋭い。スッと通る)です。漢字の部首は『刂・りっとう』、漢字の意味は『刃が鋭い』、『スッと通る』、『もうけ』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『リ』、訓読みが『利(き)く』です。刃の鋭い様を鋭利(エイリ)、水がスッと通るのを水利(スイリ)、都合が良い様子を便利(ベンリ)、もうけを利益(リエキ)、口利きがうまいことを利口(リコウ)といいます。

利の『単語家族』には、痢、梨などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 利』をご覧ください。

 『陸(リク)』lùは、陸地を表す形声文字です。漢字の足し算では阝(おか)+坴(高い土盛りをした場所)=陸(盛り上がった大地。陸地。おか)です。漢字の部首は『阝・こざとへん』、意味は『陸地』、『丘』です。

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音読みは呉音が『ロク』、漢音が『リク』です。訓読みは常用外の『みち』、『む』があります。盛り上がった大地を陸地(リクチ)、陸地に上がることを上陸(ジョウリク)、陸上で戦う軍隊を陸軍(リクグン)、福島県から青森県にかけて陸奥(みちのく・むつ)といいます。非常に縁起の良い漢字で『あつ』、『あつし』、『くが』、『たか』、『たかし』、『ひとし』、『みち』、『む』、『むつ』と多くの名前に使われます。

陸は坴の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 六・睦』をご覧ください。

 『良(ロウ・リョウ)』liángは、優れている様子を漢字にしたものです。米を精米する様子が元になって出来た漢字と言われています。漢字の部首は『艮・こんづくり』、意味は『質が良い』、『優れている』、『清らか』です。

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音読みは呉音が『ロウ』、漢音が『リョウ』です。訓読みは『良(よ)い』です。良質(リョウシツ)、良好(リョウコウ)、善良(ゼンリョウ)、良人(おっと)、野良(のら)の良です。良人(おっと)、野良(のら)は特別な訓読みです。

非常に良い意味の漢字で『あきら』、『お』、『かず』、『かた』、『さね』、『すけ』、『たか』、『つか』、『つかさ』、『つぎ』、『なおし』、『なか』、『なが』、『ながし』、『はる』、『ひこ』、『ひさ』、『ふみ』、『まこと』、『まこと』、『み』、『みよし』、『よし』、『ら』、『ろ』、『ろう』と多くの名前に使われる漢字です。

良の『単語家族』には、浪、浪、狼などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 良』をご覧ください。

 『料(リョウ)』liàoは、米・穀物(コクモツ)を斗(ます)に入れる様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、米(米・穀物)+斗(ます)=料(ますに入れて穀物をはかる。はかる。転じてもとになるもの)です。漢字の部首は『斗・とます』、漢字の意味は『はかる』、『もとになるもの』、『手当』、『代金』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『リョウ』です。はかり選ぶことを料簡(リョウケン)、物事(料)をうまく処理するもと・調理することを料理(リョウリ)、製品のもとになるものを原料(ゲンリョウ)、社員に支払う報酬を給料(キュウリョウ)といいます。

料(リョウ)は米(マイ)を使った漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 米』 をご覧ください。

 『量(リョウ)』liángは、穀物(コクモツ)を量(はか)る様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、日(穀物)+重(重さ)=量(穀物(コクモツ)の重さ。量(はか)る。)です。部首は『里・さと』、意味は『量(はか)る』です。重さを示す重が一と里にデザインされていますが、もともとは重です。

白川は橐(ふくろ)を象った象形文字であるとしています。

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音読みは呉音が『ロウ』、漢音が『リョウ』、訓読みは『量(はか)る』と常用外の『量(かさ)』です。人間のもつ力や気持ちの大きさにも使います。人としての能力の大きさを力量(リキリョウ)、物の多い少ないの程度を分量(ブンリョウ)、地点間の距離や位置を測(はか)る・量(はか)ることを測量(ソクリョウ)、物体に働く地球の重力の大きさ(ようするに重さ)を重量(ジュウリョウ)といいます。

非常に重要な漢字で『かず』、『さと』、『とも』、『はかり』、『はかる』と名前に使われます。

量の『単語家族』には糧があります。詳しくは『漢字の覚え方 量』 をご覧ください。

 『輪(リン)』lúnは、車がきちんと回転する様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、車+侖(整理された書類)=輪(車がきちんと回転する。きちんとした輪。わ)です。漢字の部首は『車・くるま』、漢字の意味は『車の輪』、『自動車』、『円形のもの』、『まわり』、『順番』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『リン』、訓読みは『輪(わ)』です。車の前方の輪(わ)を前輪(ゼンリン)、樹木にみられる年ごとに出来る輪(わ)年輪(ネンリン)、物の周りの線を輪郭(リンカク)、順番を決めて交替で物事にあてることを輪番(リンバン)、指にはめる輪(わ)を指輪(ゆびわ)といいます。

輪は侖と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 侖』をご覧ください。

 『類(ルイ)』lèiは、似たものを集めてグループにする様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、米(植物の代表)+犬(動物の代表)+頁(頭・特徴)=類(植物なら植物、動物なら動物、似たものを集めて区分けする。たぐい。にる。)です。漢字の部首は『頁・おおがい』、漢字の意味は『仲間・グループ』、『類(たぐい)』、『似る』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ルイ』、訓読みは常用外の『類(たぐい)』があります。生き物の仲間を生類(ショウルイ)、同じ性質の仲間を種類(シュルイ)、似ているものを類似(ルイジ)、事物を性質・系統などにより分けることを分類(ブンルイ)といいます。

類(ルイ)も米(マイ)を使った漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 米』をご覧ください。

 『令(レイ)』língは、君主が清らかに人々に命令する姿を示す会意文字です。漢字の足し算では、亼(人を集める)+卩(人々がひざまずく)=令(君主が清らかに人々に命令する。清らかな)です。漢字の部首は『人・ひとやね』です。漢字の意味は『命令する』、『清らかな』、『大事な』、『人を並べる』です。

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音読みは呉音が『リョウ』・漢音は『レイ』です。上位の者が下位のものに出す言いつけを命令(メイレイ)、命令の記された書類を令状(レイジョウ)、清らかなお譲さんを令嬢(レイジョウ)、君主の出す命令を令旨(リョウジ)、県の長官を県令(ケンレイ)といいます。

呉音の『リョウ』は漢音では『レイ』になることがあります。

音読みの呉音、漢音については呉音と漢音もご覧ください。

非常に縁起の良い漢字で、『おさ』、『なり』、『のり』、『はる』、『よし』と名前に使われます。

 『冷(レイ)』lěngは、清らかな氷の冷たい様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、冫(氷)+令(清らかな)=冷(清らかな氷が冷たい。冷たい。つめたい)です。漢字の部首は『冫・にすい』です。漢字の意味は『冷(つめ)たい』、『冷(ひ)える』です。

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音読みは呉音が『リョウ』・漢音は『レイ』です。訓読みは『冷(つめ)たい』、『冷(ひ)える』、『冷(さ)める』です。食品など凍らせるこを冷凍(レイトウ)、恐怖を感じるときに出る冷たい汗を冷汗(レイカン・ひやあせ)、冷たい馬鹿にした笑いを冷笑(レイショウ)、冷たく落ち着いている様(さま)を冷静(レイセイ)といいます。

呉音の『リョウ』は漢音では『レイ』に変化することがあります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音もご覧ください。

令、冷は同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 令』をご覧ください。

 『例(レイ)』lìは、イ(にんべん・人のする作業)に列(並べる)を足したものです。漢字の足し算では、イ(にんべん・人のする作業)+列(並べる)=例(決まった順に並べる。たとえ)です。漢字の部首は『イ・にんべん』です。意味は『決まった順序』、『しきたり』、『たとえ』、『くらべる』です。

決まった順に並べるとこんな感じです。

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音読みは『レイ』、訓読みは『例(たと)える』です。決まった会が例会(レイカイ)、決まりから外れることを例外(レイガイ)、先のしきたりが先例(センレイ)、実際にためすのが実例(ジツレイ)、比較してくらべるのを比例(ヒレイ)と言います。

例は列と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 列』をご覧ください。

 『歴(レキ)』lìは、収穫した穀物について順次作業していく様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、厂(建物)+禾禾(穀物)+止(足)=歴・歷(収穫した穀物について順次作業していく。順次)です。漢字の部首は『止・とまる』、漢字の意味は『順次』、『経る』、『代々』、『何回も』、『はっきりと』です。

『説文解字』には「過ぐるなり。止に従い厤(レキ)の声」とあります。

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常用漢字体では禾禾(穀物)でなく木木になっていますが、常用漢字体の歴を使いましょう。

音読みは呉音が『リャク』、漢音が『レキ』、訓読みは常用外に『歴・歷(へ)る』があります。人間社会が経てきた経過を歴史(レキシ)、何回も戦争を経験したことを歴戦(レキセン)、はっきりしている様子を歴然(レキゼン)といいます。

歴は暦と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 秝』をご覧ください。

 『連(レン)』liánは、車がいくつも連なって進む(辶)様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、辶(進む)+車=連(車がいくつも連なって進む。連なる。つらなる)です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、漢字の意味は『連(つら)なる』、『連(つ)れる』、『連(つ)れ』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『レン』、訓読みは『連(つら)なる』、『連(つ)れる』、『連(つ)れ』です。連なり合うことを連合(レンゴウ)、つながり結びつくこと。関係することを連係・連繋(レンケイ)、つながっている枝・親戚を連枝(レンシ)、いつも一緒にいる連れ・いつもの客を常連(ジョウレン)といいます。

連の漢字の仲間には、蓮(レン・はす)、漣(レン・さざなみ)など連なるイメージの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 連』をご覧ください。

 『老(ロウ)』lǎoは、老人が杖(つえ)をついている様子を象(かたど)った象形文字です。漢字の部首は『老・おいがしら』、漢字の意味は『老(お)いる』、『老(ふ)ける』、『経験のある』、『物事を知っている』です。

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音読みは呉音。漢音ともに『ロウ』、訓読みは『老(お)いる』、『老(ふ)ける』です。長く経験を積んだ巧みな様子を老練(ロウレン)、年をとって物事に長じている人の敬称で長老(チョウロウ)、年老いた先生・僧侶を老師(ロウシ)、年老いた父を老父(ロウフ)といいます。

老の漢字の仲間には、姥(ボ・うば)、蛯(えび)などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 老』をご覧ください。

 『労(ロウ)』láoは、炎のように力を出し尽くして働く様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、(取り囲む炎)+力=労(炎のように力を出し尽くして働く。仕事をやりとげる。労(ねぎら)う、労(いた)わる、疲れる)です。漢字の部首は『力・ちから』、漢字の意味は『仕事をやりとげる』、『労(ねぎら)う』、『労(いた)わる』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ロウ』、訓読みが常用外の『労(ねぎら)う』、『労(いた)わる』です。激しい仕事を労働(ロウドウ)、仕事をやりとげた功績を功労(コウロウ)、つかれることを疲労(ヒロウ)、慰(なぐさ)め労(ねぎら)うことを慰労(イロウ)といいます。

労はの『単語家族』です。栄(エイ)、営(エイ)などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 栄』をご覧ください。

 『録(ロク)』lùは、綺麗にした青銅器に文字を刻む様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、金(金属・青銅器)+彔(はがす)=錄・録(青銅器を綺麗にして文字を刻む。文字を錄(しる)す)です。漢字の部首は『金・かねへん』、漢字の意味は『しるす』、『文章』です。字体は常用漢字体の『録』を使って下さい。

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音読みは呉音が『ロク』、漢音が『リョク』です。文字にして書き残すことを記録(キロク)、音を記録することを録音(ロクオン)、後に付ける補足の文章・本体にそえられたものを付録(フロク)といいます。

録(ロク)は彔(ロク)の『単語家族』です。碌(ロク)、緑(リョク)などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 彔』をご覧ください。

これで小学校4年生で習う漢字の成り立ちと解説はおしまいです。

参考図書http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-c740.htmlです。

漢字についてより詳しく知りたい方は、下記の本をお読みください。

篆文(テンブン)を中心にした体系的な記述・韻の説明は、諸橋轍次先生の『新漢和辞典』、藤堂明保先生の『漢字源』・『漢字の過去と未来』を参考にさせて頂いてます。

甲骨文字・金文のもつ呪術的な解釈には白川静先生の『字通』・『字統』・『漢字』・『中国古代の文化』を参考にさせて頂いています。

漢字の伝来や常用漢字の解釈については、大島正二先生の『漢字伝来』、高島俊男先生の『漢字と日本人』を参考にさせて頂いています。

日本語については、金田一京助先生の『日本語の変遷』、大野晋先生の『日本語の文法を考える』、新村出先生の『広辞苑』を参考にさせて頂いております。

最近の研究については、落合淳思先生の『漢字の成り立ち』を参考にさせて頂いております。

医学用語については伊藤正男・井村裕夫・高久史麿先生の『医学大辞典』を参考にさせて頂いております。

2015年3月15日 (日)

漢字の覚え方 票

 漢字には発音・意味上の漢字の仲間があります。今日は『票(ヒョウ)』piàoという字を基本とした漢字の仲間について説明します。この漢字の仲間には票、標、漂、鰾、剽、瓢という漢字が含まれます。漢字学者の藤堂はこのような漢字の仲間を『単語家族』と表現していました、

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『票』に何を足したら標、漂になるのかを考えます。票、標は小学校4年生で習う漢字 、漂は中学生で習う常用漢字です。学年、学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 『票(ヒョウ)』piàoは、火の粉が舞い上がる様子を表す会意文字です。転じて、軽い札(ふだ)を表します。漢字の足し算で覚えるならば、要(細かい)+示(火の別デザイン)=票(細かい火の粉が舞い上がる。軽い札)です。漢字の部首は『示・しめす』、漢字の意味は『火の粉が舞い上がる』、『目立つ』、『軽い札(ふだ)』です。

ここでは示は神様ではなく火を表すデザインです。『説文解字』には「火の飛ぶなり。火に従う」とあります。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヒョウ』です。各人の意思を用紙(票)に記入し提出することを投票(トウヒョウ)、記入しない白紙の投票を白票(ハクヒョウ)、金銭や取引の内容を記した用紙を伝票(デンピョウ)といいます。

『票(ヒョウ・ふだ)』は小学校4年生で習う漢字  です。

 『標(ヒョウ)』biāoは、高い所にある目印・目あてを表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、木(木製)+票(軽い・高い)=標(高い所にある目印。標。しるし)です。漢字の部首は『木・きへん』、漢字の意味は『標(しるし)』、『目あて』、『目安』です。漢字の部首の『木』は栞(しおり)、標(しるし)など印をつけた木を表すことがあります。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヒョウ』です。訓読みは『標(しるし)』です。認識できるようにした標(しるし)を標識(ヒョウシキ)、判断の目安になる基準を標準(ヒョウジュン)、攻撃の目安になる的を標的(ヒョウテキ)といいます。

『標(ヒョウ・しるし)』は小学校4年生で習う漢字 です。

 『漂(ヒョウ)』piāo、piǎoは、水に漂(ただよ)う様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(水)+票(軽い)=漂(軽く水の表面に浮いて漂う。ただよう。さすらう)です。漢字の部首は『木・さんずい』、漢字の意味は『漂(ただよ)う』、『さすらう』、『水にさらす』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヒョウ』です。訓読みは『漂(ただよ)う』です。船などが漂い流れることを漂流(ヒョウリュウ)、さすらうことを漂泊(ヒョウハク)、水にさらして白くすることを漂白(ヒョウハク)といいます。

『漂(ヒョウ・ただよう)』は中学生 で習う常用漢字です。

票の仲間の漢字には鰾(ヒョウ・うきぶくろ)、剽(ヒョウ・サッと掠め取る)、瓢(ヒョウ・水に浮かぶふくべ)などの漢字もあります。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-8a58.html

『漢字の覚え方 票』 票 標 漂

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.とうひょう(   )用紙。

2.でんぴょう(   )整理。

3.世界 ひょうじゅん(   )。

4.道路 ひょうしき(   )。

5.ひょうはく(   )の詩人。

6.洗濯物の ひょうはく(   )。

7.船が ひょうりゅう(   )。

解説です。基本の漢字は票、標(しるし)は木を足して標、漂(ただよ)うは氵(さんずい)を足して漂です。

解答です。投票、伝票、標準、標識、漂泊、漂白、漂流。

漢字の覚え方 丙

 漢字には『単語家族』と呼ばれる発音・意味上の漢字の仲間があります。今日は『丙(ヘイ)』bǐngという字を基本とした『単語家族』を説明します。この『単語家族』には丙、病、柄という漢字が含まれます。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『丙』に何を足したら病、柄になるのかを考えます。病は小学校3年生で習う漢字、柄は中学校で習う常用漢字です。学年、学校に関係なく一緒に覚えましょう。 

 『丙(ヘイ)』bǐngは、人の脚をピンと張った様子を表す象形文字です(藤堂)。漢字の部首は『一・いち』、漢字の意味は『ピンとはる』、『広がる』、『丙(ひのえ)』です。

器物の台座の形を表す象形文字(白川)ともいわれています。

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『広がる』から良い意味に使われ、十干の三番目(甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸)を表します。また、十干は(木→火→土→金→水)からなり兄弟で表すので、訓読みでは火(ひ)の兄(え)ですので、丙(ひのえ)と読みます。

古代中国の自然哲学の思想によれば、万物は木火土金水の五元素からなり、互いに影響を与えあう。木は燃えて火を生み、火は灰になって土となり、土の中から金属が得られ、金属の表面には水滴が生じ、水によって木が養われるというものです。

音読みは呉音が『ヒョウ』、漢音が『ヘイ』、訓読みが『丙(ひのえ)』です。東洋では十干と十二支を使って、暦(こよみ)を表します。丙午(ヘイゴ・ひのえうま)生まれの女性は気が強いという迷信があります。

『丙(ヘイ・ひのえ)』は中学校で習う常用漢字です。

 『病(ビョウ)』bìngは、病(やまい)に体が硬直する様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、疒(ベット)+丙(体が硬直する)=病(ベットの上で体が硬直する。病。やまい)です。漢字の部首は『疒・やまいだれ』、漢字の意味は『病(やまい)』、『病気』です。

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音読みは呉音が『ビョウ』、漢音が『ヘイ』、訓読みが『病(やまい)』、『病(や)む』です。病気の人を病人(ビョウニン)、病人を治療する施設を病院(ビョウイン)、病気のあらたまった言い方を疾病(シッペイ)といいます。

疾(シツ)jíは矢(速い)で急な病気http://bit.ly/1Isg57q をいいます。

『病(ビョウ・やまい)』は小学校3年生で習う漢字 です。

 『柄(ヘイ)』bǐngは、柄杓(ひしゃく)の柄(え)を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、木(木製)+丙(広がる)=柄(柄杓の柄(え))です。漢字の部首は『木・きへん』、漢字の意味は『柄(え)』、『手にとる』、『材料』、『柄(がら)』です。
ぴんと張った取っ手を意味します。手に取るから材料・物事の性質の意味が派生(ハセイ)しました。

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音読みは呉音が『ビョウ』、漢音が『ヘイ』、訓読みは『柄(え)』、『柄(がら)』です。水を掬(すく)うための柄(え)のついた道具を柄杓(ひしゃく)、話題の材料を話柄(ワヘイ)、布地の模様を柄(がら)、人物の性質を人柄(ひとがら)といいます。

『柄(ヘイ)』は中学校で習う常用漢字です。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-1517.html

『漢字の覚え方 丙』 病 丙 柄

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.甲乙 へい( )丁戊。

2.びょうにん(   )の看護。

3.しっぺい(   )予防。

4.ひしゃく(   )で水を汲む。

5.洋服の がら( )。

6.ひとがら(   )が良い。

解説です。基本の漢字は丙、病(やまい)は疒(やまいだれ)を足して病、柄(え)は木を足して柄です。

解答です。丙、病人、疾病、柄杓、柄、人柄。

漢字の覚え方 平

 漢字には発音・意味上の漢字の仲間があります。今日は『平(ヒョウ・ヘイ)』píngという字を基本とした漢字の仲間について説明します。この漢字の仲間には平、評、坪、秤という漢字が含まれます。漢字学者の藤堂はこのような漢字の仲間を『単語家族』と表現していました

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『平』に何を足したら評、坪、秤、になるのかを考えます。平は小学校3年生で習う漢字 、評は小学校5年生で習う漢字 、坪は中学生で習う常用漢字です。学年、学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 『平(ビョウ・ヘイ)』píngは、浮草(うきくさ)の平らに浮かぶ様子を描いた象形文字です(藤堂)。漢字の部首は『干・かん』、漢字の意味は『平(たい)ら』、『乱をしずめる』、『おだやか』、『平家』、『水平をみるはかり』です。

手斧(チョウナ)で削った破片の左右に散る姿を表す会意文字(白川)ともいわれています。漢字の足し算では、于(手斧の形)+八(左右に散る破片)=平(手斧で平らに削る。たいら)です。

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『説文解字』には「語は平舒なり。亏に従い八に従う」とあります。

音読みは呉音が『ビョウ』、漢音が『ヘイ』、訓読みが『平(たい)ら』、『平(ひら)』です。平らかに等しい様子を平等(ビョウドウ)、おだやかで和やかな様子が平和(ヘイワ)、乱を鎮め安定させることを平定(ヘイテイ)、平穏で安らかなことを平安(ヘイアン)といいます。

呉音の『ビョウ・ヒョウ』は漢音では『ヘイ』に変化することがあります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音もご覧ください。現代北京語の発音は『ピン』píngですが、呉音では『ビョウ』、漢音では『ヘイ』と発音していました。

平(ビョウ・ヘイ・たいら)は小学校3年生で習う漢字です。

 『秤(ショウ)』chèngは、穀物を量る様子を描いた漢字です。漢字の足し算覚えるならば、禾(穀物)+平(水平をみる)=秤(穀物を量る。はかり)です。漢字の部首は『禾・のぎへん』、意味は『秤(はかり)』、『はかる』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ショウ』で、穀物を持って量る『称(ショウ)』chengの影響を受けて『ショウ』と読みます。唐宋音が『ビン』、慣用音が『ヒョウ』です。はかりにかけて量ることを秤量(ショウリョウ・ヒョウリョウ)、称量(ショウリョウ)、上(天)に物を載せて量る秤(はかり)を天秤(テンビン)といいます。

読み方がよく使う漢字の影響を受けることは、漢字の世界では良くあります。鍼(シン・はり)は感(カン)と同じ仲間の漢字ですが、針(シン・はり)の影響で鍼(シン)と読みます。儲(チョ・たくわえる)は諸(ショ)と同じ仲間の漢字ですが、貯(チョ・たくわえる)の影響を受けて儲(チョ)と読みます。

秤(ショウ・はかる)は常用漢字から外れています。

 『評(ヒョウ)』píngは、左右の言い分を聞いて善悪を判断する様子を描いた形声文字です。漢字の足し算は、言(言葉)+平(水平をみる)=評(左右の言い分を聞いて善悪を判断する。評価する)です。漢字の部首は『言・ごんべん』、漢字の意味は『評価する』、『世間の噂』です。

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音読みは呉音が『ビョウ』、漢音が『ヘイ』、慣用音が『ヒョウ』です。訓読みは常用外に『評(はか)る』があります。左右の意見を出し合い相談することを評議(ヒョウギ)、左右見比べて価値を下すことを評価(ヒョウカ)、善悪を指摘して評価を下すことを批評(ヒヒョウ)、世間の人が批評して判定することを評判(ヒョウバン)といいます。

評(ヒョウ・はかる)は小学校5年生で習う漢字です。

 『坪(ビョウ)』píngは、平らな土地を表す形声文字です。漢字の足し算は、土(土地)+平(たいら)=坪(平らな土地)です。漢字の部首は『土・つち』です。我が国では六尺(1.8m)四方の面積を一坪(3.3㎡)としています。畳(たたみ)二枚分の大きさになります。

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音読みは、呉音が『ビョウ』、漢音が『ヘイ』、訓読みは『坪(つぼ)』です。縁起の良い意味の漢字なので、坪井(つぼい)、坪田(つぼた)、坪上(つぼがみ)、坪内(つぼうち)、坪江(つぼえ)など名字に広く使われます。

坪(ビョウ・つぼ)は中学生 で習う常用漢字です。

 『鮃(ビョウ)』píngは、平らな魚、鮃(ひらめ)を表す形声文字です。漢字の足し算覚えるならば、魚+平(たいら)=鮃(平らな魚、鮃。ひらめ)です。左側に眼のついている平らな魚で、寿司ねたとして使われる高級魚です。眼の付いている向きで「左ヒラメに右カレイ」と言われています。漢字の部首は『魚・さかな』、漢字の意味は『鮃(ひらめ)』です。

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音読みは、呉音が『ビョウ』、漢音が『ヘイ』、訓読みは『鮃(ひらめ)』です。寒い時期の脂の乗った鮃を寒鮃(カンびらめ)といいます。鮃は、平魚(ひらめ)、比目魚(ひらめ)とも書きます。

鮃(ひらめ)は常用漢字から外れています。

魚についての漢字は『部首索引 魚(うお・さかな)』をご覧ください。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-aebd.html

『漢字の覚え方 平』 平 評 秤 坪 鮃

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.国際 へいわ(   )。

2.びょうどう(   )に扱う。

3.てんびん(   )座。

4.しょうりょう(   )貨幣。

5.仕事を ひょうか(   )。

6.ひょうばん(   )の本。

7.土地の つぼすう(   )。

8.ひらめ(  )の刺身。

解説です。基本の漢字は平、秤(はかり)は禾(のぎへん)を足して秤、評判(ヒョウバン)は言(ごんべん)を足して評、坪(つぼ)は土を足して坪、鮃(ひらめ)は魚(さかな)を足して鮃です。

解答です。平和、平等、天秤、秤量、称量、評価、評判、坪数、鮃、平魚、比目魚。

2015年3月 8日 (日)

漢字の覚え方 力

 今日は『力(リキ)』lìという字を基本とした漢字の仲間について説明します。この漢字の仲間には力、肋、勒、仂 という漢字が含まれ、筋、劣という近い漢字が漢字があります。

漢字は足し算で表わす事が出来るものについては、意味を考えて漢字の足し算で覚えると便利です。『力』に何を足したら肋、筋、勒、劣、仂になるのかを考えます。力は小学校1年生で習う漢字 、筋は小学校6年生で習う漢字 、劣は中学生 で習う常用漢字です。学年、学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 『力(リョク・リキ)』lìは、手の筋肉を描いた象形文字です(許 藤堂 加藤)。また、田畑で使う耒(すき)を描いた象形文字という説(白川)もあります。漢字の部首は『力・ちから』です。意味は『力(ちから)』、『努力して』です。

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音読みは呉音が『リキ』、漢音が『リョク』、訓読みが『力(ちから)』です。能力(ノウリョク)、努力(ドリョク)、力量(リキリョウ)、馬力(バリキ・仕事量の単位)、力仕事(ちからしごと)の力です。

『力(リョク・リキ・ちから)』は小学校1年生で習う漢字です。

 『肋(ロク)』lè、lēiは、肋(あばら)を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、月(身体の部分)+力(筋肉のすじ)=肋(身体ですじが見える部分。肋骨。あばら)です。漢字の部首は『月・にくづき』です。意味は『肋(あばら)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ロク』、訓読みが『肋(あばら)』です。肋(あばら)の骨を肋骨(ロッコツ)、人の肋骨の内側にある肺をおおう膜を肋膜(ロクマク)といいます。

『肋(ロク・あばら)』は常用漢字から外れています。

 『勒(ロク)』lè、lēiは、馬の頭部にかける革(かわ)を描いた形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、革(動物のなめしがわ)+力(ちから)=勒(馬の頭部にかける革紐(かわひも)。おもがい)です。漢字の部首は『力・ちから』です。意味は『馬の頭部にかける革紐(かわひも)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ロク』です。馬の頭にかける革紐を(かわひも)を表します。力を入れることから、文章を石に刻むことも勒といいます。

『勒(ロク・おもがい)』は常用漢字から外れています。

 『筋(キン)』jīnは、筋肉の繊維(センイ)を表す会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、竹(繊維)+月(身体)+力(ちから)=筋(力を入れて引き締まった筋肉の繊維。筋。すじ)です。漢字の部首は『竹・たけかんむり』、漢字の意味は『筋(すじ)』、『筋肉』、『筋道』、『大体のの内容』です。

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音読みは呉音が『コン』、漢音が『キン』、訓読みが『筋(すじ)』です。筋肉と骨組を筋骨(キンコツ)、小説などのあらすじや前もって仕組んだ計略を筋書(すじがき)、筋肉の力を筋力(キンリョク)といいます。

『筋(キン・すじ)』は小学校6年生で習う漢字です。

 『劣(レツ)』lièは、力が少ないことを示した漢字です。漢字の足し算で覚えるならば、少(少ない)+力(ちから)=劣(力が少ないこと。劣る)です。漢字の部首は『力・ちから』です。

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音読みは呉音が『レチ』、漢音が『レツ』、訓読みは『劣(おと)る』です。他と比べて等級が下であることを劣等(レットウ)、質が劣っていて悪いことを劣悪(レツアク)、優(すぐ)れていることと劣っていることを優劣(ユウレツ)といいます。

『劣(レツ・おとる)』は中学生 で習う常用漢字です。

 『仂(ロク)』lèは、労働する様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、イ(人間)+力(ちから)=仂(人が力を出して働く。働く)です。漢字の部首は『力・ちから』です。意味は『働(はたら)く』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ロク』です。我が国では働(はたら)くは、国字(日本で造られた漢字)の働(ドウ・人が動いて働く)を使い、仂(ロク)は使いません。『仂』は常用漢字ではありません。

働(ドウ)は動(ドウ)、重(ジュウ)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 重』http://bit.ly/ZHrka1 をご覧ください。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-92e3.html

『漢字の覚え方 力』 力 筋

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.相手の りきりょう(   )。

2.どりょく(   )を続ける。

3.ろっこつ(   )にヒビ。

4.ろくまくえん(    )。

5.きんりょく(   )をアップする。

6.人生は すじ(  )書きのないドラマ。

7.れつあく(   )な環境。

8.ゆうれつ(   )を決める。

 

解説です。基本の漢字は力、肋(あばら)は月(にくづき)を足して肋、さらに竹(たけかんむり)を足して筋(すじ)、勒(おもがい)は革(かわ)を足して勒、劣(おと)るは少を足して劣です。

解答です。力量、努力、肋骨、肋膜炎、筋力、筋、劣悪、優劣

漢字の覚え方 量

 漢字には『単語家族』と呼ばれる発音・意味上の漢字の仲間があります。今日は『量(リョウ)』liáng、liàngという字を基本とした『単語家族』を説明します。この『単語家族』には量、糧、という漢字が含まれます。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。基本漢字の『量』に米を足すと糧になるという仕組みを考えます。量は小学校4年生で習う漢字 、糧は中学生 で習う常用漢字です。学年、学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 『量(リョウ)』liáng、liàngは、穀物(コクモツ)を量(はか)る様子を表す会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、日(穀物)+重(重さ)=量(穀物(コクモツ)の重さ。量(はか)る。)です。部首は『里・さと』、意味は『量(はか)る』です。重さを示す重が一と里にデザインされていますが、もともとは重です。

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音読みは呉音が『ロウ』、漢音が『リョウ』、訓読みは『量(はか)る』と常用外の『量(かさ)』です。人間のもつ力や気持ちの大きさにも使います。人としての能力の大きさを力量(リキリョウ)、物の多い少ないの程度を分量(ブンリョウ)、地点間の距離や位置を測(はか)る・量(はか)ることを測量(ソクリョウ)、物体に働く地球の重力の大きさ(ようするに重さ)を重量(ジュウリョウ)といいます。

非常に重要な漢字で『かず』、『さと』、『とも』、『はかり』、『はかる』と名前に使われます。

『量(リョウ・はかる)』は小学校4年生で習う漢字です。

 『糧(リョウ)』liángは、量(はか)られた穀物(コクモツ)を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、米(穀物)+量(重さ)=糧(量(はか)られた穀物(コクモツ)。主食になる食べ物)です。部首は『米・こめ』、意味は『食糧(ショクリョウ)』、『糧(かて)』です。まだ穂の状態の穀物をいうのではなく、刈り取られて、量(はか)られて、袋詰めにされた状態のものを言います。

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音読みは呉音が『ロウ』、漢音が『リョウ』、訓読みは『糧(かて)』です。食用に供される主に穀物を食糧(ショクリョウ)といいます。現在の観念では肉類も含みます。軍隊の持ち運ぶ食料を兵糧(ヒョウロウ)といいます。

『糧(リョウ・かて)』は中学生 で習う常用漢字です。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-01cc.html

『漢字の覚え方 量』 量 糧

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.人間の りきりょう(   )。

2.相手の ぎりょう(   )をみる。

3.自動車 じゅうりょう(   )税。

4.しょくりょう(   )自給率。

5.ひょうろう(   )攻め。

解説です。基本の漢字は量、食糧は米を足して糧です。

解答です。力量、技量、重量、食糧、兵糧

漢字の覚え方 堯

 今日は『堯(ギョウ)』yáoという漢字の仲間(意味・発音上の漢字の仲間)について説明します。基本になる漢字は『堯』です。音読みは『ギョウ』、意味は『背の高い人』、『聖天子』、『高い』、『崇高(スウコウ)』です。堯、暁、焼、驍、橈などがこの漢字の漢字の仲間です。藤堂はこのような漢字の仲間について『単語家族』という表現を用いていました。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『堯』に何を足すとどんな漢字になるのかを考えます。焼は小学校4年生で習う漢字 で、暁は中学生 で習う常用漢字です。学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 『堯(ギョウ)』yáoは、背の高い人を表す会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、垚(土を高く盛る)+兀(人間)=堯・尭(背の高い人)です。漢字の部首は『儿・ひとあし』です。意味は『背の高い人』、『伝説上の聖天子』、『崇高な人』です。

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正しい字体(公文書に使う伝統的な字体)は堯、普通に使用する省略した字体は尭です。我が国では、社会一般的に使用する常用漢字に登録されていないので、どちらの字体も使用が可能です。

音読みは呉音・漢音ともに『ギョウ』です。中国伝説上の聖天子の名前で、古代中国で最高の名前です。『あき』、『たか』、『たかし』、『のり』、『よし』と名前に使われます。徳をもって理想的な政治を行い、舜(シュン)とともに後世の模範とされています。『堯・尭』は人名用漢字です。

もう一人の聖天子の舜(シュン)については『漢字の覚え方 舜』をご覧ください。

漢字の世界では、垚(土を高く盛る)は良い意味で使いますが、圭(土を三角に盛る)も良い意味で使われます。詳しくは『漢字の覚え方 圭』をご覧ください。

 『焼・燒(ショウ)』shāoは、焼(や)ける様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、火+堯(高い)=焼・燒(火が高い、焼ける、やける)です。漢字の部首は『火・ひへん』、意味は『焼(や)ける』です。字体は常用漢字体(社会一般的に使用する漢字)の焼を使ってください。

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音読みは呉音・漢音とも『ショウ』、訓読みは『焼(や)ける』です。焼き捨てることを焼却(ショウキャク)、仏教で香を焚(た)くことを焼香(ショウコウ)、発熱を伴う化学反応・一般的には炎を上げて燃えること。または、体内でブドウ糖を燃やしエネルギーを得ることを燃焼(ネンショウ)といいます。

『焼(ショウ・やく)』は小学校4年生で習う漢字です。

 『暁・曉(ギョウ)』xiǎoは、夜明けを表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、日+堯(高い)=暁・曉(日が高く昇る。夜明け、暁(あかつき))です。漢字の部首は『日・にちへん』、意味は『暁(あかつき)』です。字体は常用漢字体の暁を使ってください。

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音読みは呉音・漢音とも『キョウ』、慣用音が『ギョウ』、訓読みは『暁(あかつき)』です。暗さを払(はら)う明け方を・夜明けを払暁(フツギョウ)、夜明けの空の星・明けの明星(金星)を暁星(ギョウセイ)といいます。漢字です。

非常に良い意味の漢字で『あき』、『あきら』、『あけ』、『さとし』、『さとる』、『とき』、『とし』と名前に使われます。

似た意味を表す漢字の曙(あけぼの)があります。曙(ショ)は者(シャ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 者』をご覧ください。

『暁(ギョウ・あかつき)』は中学生 で習う常用漢字です。

 『驍(ギョウ)』jiao、xiāoは、高いスラリとした馬を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、馬+堯(高い)=驍(高いスラリとした馬)です。漢字の部首は『馬・うまへん』、意味は『高いスラリとした馬』、『すぐれた馬』です。

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音読みは呉音・漢音とも『キョウ』、慣用音が『ギョウ』です。高いスラリとした馬・すぐれた馬を驍馬(ギョウバ)、勇ましく強い武将を驍将(ギョウショウ)といいます。

『驍(ギョウ)』は常用漢字から外れています。

 『撓(トウ)』náoは、高い枝を撓(たわ)める馬を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、扌(手の動作)+堯(高い)=撓(高い枝を撓める。たわめる)です。漢字の部首は『扌・てへん』、意味は『撓(たわ)める』、『撓(たわ)む』です。

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音読みは呉音が『ニョウ』、漢音『ドウ』、慣用音が『トウ』です。訓読みは『撓(たわ)める』、『撓(たわ)む』です。撓んでへこませることを撓屈(ドウクツ)、撓(たわ)まずへこまないことを不撓不屈(フトウフクツ)といいます。

『撓(トウ)』は常用漢字から外れています。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-e2ac.html

『漢字の覚え方 堯』 堯 焼 暁 驍 撓

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.伝説上の天子 ぎょう(  )。

2.ゴミの しょうきゃく(   )。

3.ねんしょう(   )効率。

4.あかつき(   )。

5.ぎょうば(   )に跨る。

6.ふとうふくつ(    )の精神。

 

解説です。基本の漢字は堯・尭、焼(や)けるは火を足して焼・燒、暁(あかつき)は日を足して暁・曉、驍(背の高い馬)は馬を足して驍、撓(たわ)むは扌(てへん)を足して撓です。

解答です。堯・尭、焼却、燃焼、曉・暁、払暁、驍馬、不撓不屈。

漢字の覚え方 粦

 漢字には発音・意味上の漢字の仲間があります。今日は『粦(リン)』línという字を基本とした漢字の仲間について説明します。この漢字の仲間には粦、燐、隣、麟という漢字が含まれます。音読みは『リン』、意味は『鬼火』、『つながる』です。これらの漢字は同じ『粦(リン)』という構成要素からなるので、漢字の足し算で表すことが出来ます。

漢字は足し算で表わす事が出来るものについては、意味を考えて漢字の足し算で覚えると便利です。『粦』に何を足したら燐、隣、鱗、麟、憐になるのかを考えます。隣は中学生 で習う常用漢字です。漢字の足し算で、一緒に覚えましょう。

 『粦(リン)』línは、炎がチラチラ動く様子を表す会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、炎(ほのお)+舛(舞う)=粦(炎がチラチラ動く。鬼火)です。漢字の部首は『火・ひ』です。意味は『鬼火』、『つながる鬼火』です。現在の字体では米を書く異体字を使用しますが、漢字の成り立ち上では炎を書きます。

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音読みは呉音・漢音ともに『リン』です。粦の字、単独で使われることはありません。『リン』という読み方を表し、燐、隣、鱗、麟の一部分として活躍します。

『粦(リン)』は常用漢字ではありません。

 『燐(リン)』línは、炎がチラチラ動く様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、炎(ほのお)+粦(鬼火)=燐(炎がチラチラ動く。鬼火)です。漢字の部首は『火・ひ』です。意味は『鬼火』、『つながる鬼火』です。粦と全く同じ意味の漢字ですが、火が足してある燐の方が使われます。

化学元素のP(リン)にもこの漢字燐が宛てられています。

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音読みは呉音・漢音ともに『リン』です。墓地などで燃えている青い鬼火を燐火(リンカ)・燐光(リンコウ)、軸木の先端に燐を付けた火をつける用具を燐寸(まっち)といいます。

『燐(リン)』は中学校で習う常用漢字ではありません。

 『隣(リン)』línは、家の壁が連なっている様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、阝(土盛り)+粦(連なる)=隣(家の壁が連なっている。隣。となり)です。漢字の部首は『阝・こざとへん』です。意味は『隣(となり)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『リン』、訓読みは『隣(となり)』です。隣の家を隣家(リンカ)、隣の国を隣国(リンゴク)といいます。

『隣(リン・となり)』は中学生 で習う常用漢字です。

 『鱗(リン)』línは、魚の鱗(うろこ)が連なっている様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、魚(さかな)+粦(連なる)=鱗(魚の鱗(うろこ)が連なっている。鱗。うろこ)です。漢字の部首は『魚・さかな』です。意味は『鱗(うろこ)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『リン』、訓読みは『鱗(うろこ)』です。魚の鱗を魚鱗(ギョリン)、龍の鱗を龍鱗(リュウリン)、龍鱗の中で顎の下にある逆さの鱗を逆鱗(ゲキリン)といいます。

『鱗(リン・うろこ)』は中学校で習う常用漢字から外れています。

龍の逆鱗は触れられることを嫌うため、上司や目上の人の怒りを買うことを「逆鱗に触れる」といいます。

鱗は魚を用いた漢字です。魚について詳しくは『部首索引 魚(うお・さかな)』http://bit.ly/1Rqs88v をご覧下さい。

 『麟(リン)』línは、麒麟(キリン)の雌(めす)を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、鹿(しか)+粦(連なる)=麟(鱗のような模様のある鹿に似た動物。麒麟。キリン)です。漢字の部首は『鹿・しか』です。

元来は中国の伝説上のめでたい動物を指します。身体は鹿、尾は牛、たてがみは馬、五色に輝き、聖人のたとえにされる動物です。キリンビールのキリンはこの伝説上の麒麟です。麟は『麒麟(キリン)の雌(めす)』です。雄の麒麟(キリン)の麒とあわせて麒麟として使います。雄の麒麟(キリン)に連なって歩く(粦)ので麟の漢字を使うともいわれています。

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音読みは呉音・漢音ともに『リン』です。才能のずばぬけて優秀な子供を麒麟児(キリンジ)、麒麟と鳳凰で優れた人物をたとえて麟鳳(リンポウ)といいます。

『麟(リン)』は人名用漢字です。

雄の麒麟については『漢字の覚え方 其』をご覧ください。

 『憐(レン)』liánは、憐(あわ)れむ様子・いつくしむ様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、忄(心)+粦(連なる)=憐(ずっと続く思い。憐(あわ)れむ。可愛く思う)です。漢字の部首は『忄・りっしんべん』です。意味は『憐(あわ)れむ』、『可愛く思う』です。可憐(カレン)、憐憫(レンビン)など良い意味にも悪い意味にも使います。

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音読みは呉音・漢音ともに『レン』です。ずっと守ってやりたいような可愛らしい様子を可憐(カレン)、可哀そうに思うことを憐憫(レンビン)といいます。

『憐(レン・あわれむ)』は中学校で習う常用漢字から外れています。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-4dc0.html

『漢字の覚え方 粦』 粦 隣 鱗 憐

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.まっち(   )。

2.りんごく(   )との貿易。

3.となり(  )近所。

4.げきりん(   )に触れる。

5.魚の うろこ(  )。

6.伝説の動物 きりん(   )。

7.かれん(   )な少女。

解説です。基本の漢字は粦、燐(鬼火)は火(ひへん)を足して燐、隣(となり)は阝・こざとへんを足して隣、麒麟(キリン)は鹿を足して麟、憐(あわ)れむは忄(りっしんべん)を足して憐です。

解答です。燐寸、隣国、隣、逆鱗、鱗、麒麟、可憐

2015年3月 1日 (日)

漢字の覚え方 喬

 今日は『喬(キョウ)』qiáoという漢字の『単語家族』(意味・発音上の漢字の仲間)について説明します。基本になる漢字は『喬』です。音読みは『キョウ』、意味は『高い』、『曲がる』です。喬、橋、矯、驕、などがこの漢字の『単語家族』です。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『喬』に何を足すとどんな漢字になるのかを考えます。橋は小学校3年生で習う漢字 、矯は中学校で習う漢字、喬は人名用漢字です。一緒に覚えましょう。

 『喬(キョウ)』qiáoは、高い様子・曲線をなしている様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、夭(曲がる)+高(高い)=喬(木などがすらりとして高い。曲線をなしている。偉そう)です。漢字の部首は『口・くち』、漢字の意味は『喬(たか)い』です。

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音読みは呉音が『ギョウ』、漢音が『キョウ』、訓読みが『喬(たか)い』です。すらりとした高い木をを喬木(キョウボク)、高い山を橋岳(キョウガク)といいます。『喬』は人名用漢字です。

良い意味の漢字で『すけ』、『たか』、『たかし』、『ただ』、『ただし』、『のぶ』、『もと』と広く名前に使われます。

呉音の『ギョウ』(濁音)は漢音で『キョウ』(清音)になることがあります。呉音・漢音については呉音と漢音も御覧ください。

 『橋(キョウ)』qiáoは、曲線をなしている姿の良い橋(はし)を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、木(木製)+喬(高い。曲線)=橋(曲線をなしている姿の良い橋。橋。はし)です。漢字の部首は『木・きへん』、漢字の意味は『橋(はし)』です。

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音読みは呉音が『ギョウ』、漢音が『キョウ』、訓読みが『橋(はし)』です。橋を支える部分を橋架(キョウカ)・橋桁(キョウコウ・はしげた)、橋を守るための拠点・物事の足がかりを橋頭堡(キョウトウホウ)といいます。

『橋(キョウ)』は小学校3年生で習う漢字 です。

 『矯(キョウ)』jiáoは、矢を真っ直ぐにする様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、矢(矢)+喬(曲がる)=矯(矢を曲げて真っ直ぐにする。矯める。ためる)です。漢字の部首は『矢・や』、意味は『矯(た)める』、『激しい』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『キョウ』、訓読みが『矯(た)める)』です。欠点を正しく直すことを矯正(キョウセイ)、性格が激しい事・正しく直して激励することを矯激(キョウゲキ)といいます。

『矯(キョウ・ためる)』は中学校で習う常用漢字です。

 『嬌(キョウ)』jiāoは、女性の艶(あで)やかな様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、女+喬(曲がる)=矯(女性の艶やかな様子)です。漢字の部首は『女・おんなへん』、意味は『艶(あで)やかな』、『なまめかしい』です。

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音読みは呉音が『ギョウ』、漢音が『キョウ』です。なまめかしく、可愛らしい女性を嬌女(キョウジョ)、にこやかで愛らしいことを愛敬・愛嬌(アイキョウ)といいます。

『嬌(キョウ)』は常用漢字から外れています。

愛敬(アイキョウ)の敬(キョウ・ケイ)については『漢字の覚え方 敬』をご覧ください。

 『蕎(キョウ)』qiáoは、蕎麦(そば)を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、艹(植物)+喬(高い)=蕎(背の高い草)です。麦という漢字と合わせて蕎麦(キョウバク・そば)として使う漢字です。漢字の部首は『艹・くさかんむり』、意味は『蕎麦(そば)』です。

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音読みは呉音が『ギョウ』、漢音が『キョウ』です。高さが50cmくらいで、夏から秋にかけて白やピンクの小さな花が咲く穀物です。実から蕎麦(そば)粉をつくります。

『蕎(キョウ)』は常用漢字から外れています。

 『驕(キョウ)』jiāoは、背の高い立派な馬を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、馬+喬(高い・立派な)=驕(背の高い立派な馬。転じて驕る)漢字の部首は『馬・うま』、意味は『驕(おご)る』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『キョウ』、訓読みが『驕(おご)る』です。驕り高ぶって勝手なふるまいをすることを驕慢(キョウマン)、驕って贅沢なことを驕奢(キョウシャ)といいいます。

『驕(キョウ・おごる)』は常用漢字から外れています。

驕(おご)るは奓(おご)る、奢(おご)るとも書きます。奢(シャ)は者(シャ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 者』をご覧ください。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-8be5.html

『漢字の覚え方 喬』 喬 橋 矯 嬌 驕

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.きょうぼく(   )と草本。

2.りっきょう(   )を渡る。

3.歯の きょうせい(   )。

4.あいきょう(    )のある笑顔。

5.そば(   )打ち名人。

6.きょうまん(   )な振る舞い。

 

解説です。基本の漢字は喬、橋(はし)は木を足して橋、矯(た)めるは矢を足して矯、愛嬌(アイキョウ)は女を足して嬌、驕(おご)るは馬を足して驕です。

解答です。喬木、陸橋、矯正、愛敬・愛嬌、蕎麦、驕慢

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    漢字の覚え方 夾           漢字の覚え方 郷           漢字の覚え方 孝           漢字の覚え方 爻・交         漢字の覚え方 庚           漢字の覚え方 幸           漢字の覚え方 更           漢字の覚え方 行          
  • カ行(キョウ)
    漢字の覚え方 享           漢字の覚え方 敫           漢字の覚え方 劦           漢字の覚え方 喬           漢字の覚え方 共           漢字の覚え方 凶          
  • カ行(キョク)
    漢字の覚え方 極           漢字の覚え方 局           漢字の覚え方 曲          
  • カ行(キョ)
    漢字の覚え方 虚           漢字の覚え方 巨           漢字の覚え方 豦           漢字の覚え方 去          
  • カ行(キン)
    漢字の覚え方 匀           漢字の覚え方 堇           漢字の覚え方 斤           漢字の覚え方 禁           漢字の覚え方 今          
  • カ行(ギ )
    漢字の覚え方 屰           漢字の覚え方 疑           漢字の覚え方 牛           漢字の覚え方 堯          
  • カ行(ギョ)
    漢字の覚え方 玉           漢字の覚え方 魚          
  • カ行(ク )
    漢字の覚え方 句           漢字の覚え方 九           漢字の覚え方 区・殴         漢字の覚え方 屈           漢字の覚え方 禺           漢字の覚え方 具           漢字の覚え方 君           漢字の覚え方 熏           漢字の覚え方 軍          
  • カ行(ク・コウ)
    漢字の覚え方 侯           漢字の覚え方 口           漢字の覚え方 后           漢字の覚え方 冓           漢字の覚え方 公           漢字の覚え方 工          
  • カ行(ケ )
    漢字の覚え方 穴           漢字の覚え方 夬           漢字の覚え方 血           漢字の覚え方 埶          
  • カ行(ケイ)
    漢字の覚え方 恵           漢字の覚え方 系           漢字の覚え方 圭           漢字の覚え方 奚           漢字の覚え方 携・攜        
  • カ行(ケン)
    漢字の覚え方 显           漢字の覚え方 玄           漢字の覚え方 臤           漢字の覚え方 兼           漢字の覚え方 肙           漢字の覚え方 犬           漢字の覚え方 卷・巻         漢字の覚え方 幵           漢字の覚え方 建           漢字の覚え方 見           漢字の覚え方 間           漢字の覚え方 僉           漢字の覚え方 県       
  • カ行(ケ・カイ)
    漢字の覚え方 届           漢字の覚え方 戒           漢字の覚え方 解          
  • カ行(ケ・キ)
    漢字の覚え方 希           漢字の覚え方 幾           漢字の覚え方 气          
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    漢字の覚え方 虎           漢字の覚え方 瓜           漢字の覚え方 乎           漢字の覚え方 賈           漢字の覚え方 壴           漢字の覚え方 戸           漢字の覚え方 己           漢字の覚え方 古           漢字の覚え方 夸           漢字の覚え方 骨          
  • カ行(コウ)
    漢字の覚え方 甲           漢字の覚え方 厷           漢字の覚え方 亘           漢字の覚え方 岡           漢字の覚え方 光           漢字の覚え方 丂           漢字の覚え方 高           漢字の覚え方 亢           漢字の覚え方 黄・広        
  • カ行(コク)
    漢字の覚え方 克           漢字の覚え方 黒           漢字の覚え方 谷           漢字の覚え方 告          
  • カ行(コン)
    漢字の覚え方 昏           漢字の覚え方 困           漢字の覚え方 艮           漢字の覚え方 今           漢字の覚え方 昆          
  • カ行(ゴ )
    漢字の覚え方 五・語         漢字の覚え方 呉           漢字の覚え方 午・御         漢字の覚え方 合           漢字の覚え方 卬          
  • サ行(サ )
    漢字の覚え方 坐           漢字の覚え方 采           漢字の覚え方 左・尋         漢字の覚え方 才           漢字の覚え方 卒           漢字の覚え方 祭           漢字の覚え方 乍           漢字の覚え方 冊          
  • サ行(サイ・セイ )
    漢字の覚え方 斉           漢字の覚え方 歳           漢字の覚え方 妻           漢字の覚え方 西          
  • サ行(サン)
    漢字の覚え方 斬           漢字の覚え方 参           漢字の覚え方 散           漢字の覚え方 戔           漢字の覚え方 算           漢字の覚え方 山           漢字の覚え方 三          
  • サ行(シ )
    漢字の覚え方 巳           漢字の覚え方 豕           漢字の覚え方 死           漢字の覚え方 師           漢字の覚え方 朿           漢字の覚え方 厶・台         漢字の覚え方 子           漢字の覚え方 思           漢字の覚え方 氏           漢字の覚え方 至           漢字の覚え方 止          
  • サ行(シ )
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    漢字の覚え方 桼           漢字の覚え方 失           漢字の覚え方 質           漢字の覚え方 七          
  • サ行(シャ )
    漢字の覚え方 車           漢字の覚え方 舎           漢字の覚え方 者           漢字の覚え方 射           漢字の覚え方 勺          
  • サ行(シャク・セキ)
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  • サ行(シュウ)
    漢字の覚え方 乑           漢字の覚え方 舟・受         漢字の覚え方 州           漢字の覚え方 習           漢字の覚え方 秋           漢字の覚え方 秀           漢字の覚え方 周           漢字の覚え方 祝・呪        漢字の覚え方 就          
  • サ行(シュン)
    漢字の覚え方 盾           漢字の覚え方 旬           漢字の覚え方 舜           漢字の覚え方 夋           漢字の覚え方 屯・春        
  • サ行(シュ)
    漢字の覚え方 手           漢字の覚え方 殳           漢字の覚え方 朱           漢字の覚え方 守           漢字の覚え方 首           漢字の覚え方 主           漢字の覚え方 取           漢字の覚え方 出           漢字の覚え方 叔           漢字の覚え方 宿          
  • サ行(ショウ・セイ)
    漢字の覚え方 成           漢字の覚え方 青           漢字の覚え方 生           漢字の覚え方 正          
  • サ行(ショウ)
    漢字の覚え方 升           漢字の覚え方 焦           漢字の覚え方 象           漢字の覚え方 小           漢字の覚え方 召           漢字の覚え方 尚           漢字の覚え方 章           漢字の覚え方 爿           漢字の覚え方 昌           漢字の覚え方 詳・善        
  • サ行(ショ)
    漢字の覚え方 庶           漢字の覚え方 処           
  • サ行(シン)
    漢字の覚え方 臣           漢字の覚え方 兂           漢字の覚え方 眞           漢字の覚え方 心           漢字の覚え方 囟(田)        漢字の覚え方 申           漢字の覚え方 辰           漢字の覚え方 辛・新         漢字の覚え方 深・探         漢字の覚え方 帚・侵        
  • サ行(ジ )
    漢字の覚え方 茲           漢字の覚え方 寺           漢字の覚え方 自           漢字の覚え方 舟・受         漢字の覚え方 孰           漢字の覚え方 朮           漢字の覚え方 盾           漢字の覚え方 女           漢字の覚え方 尽           漢字の覚え方 甚          
  • サ行(ジャク)
    漢字の覚え方 若           漢字の覚え方 弱          
  • サ行(ジュウ)
    漢字の覚え方 重           漢字の覚え方 从、縱         漢字の覚え方 十          
  • サ行(ジュツ)
    漢字の覚え方 戌           漢字の覚え方 朮          
  • サ行(ジョウ)
    漢字の覚え方 黽           漢字の覚え方 丈           漢字の覚え方 襄           漢字の覚え方 丞           漢字の覚え方 乗           漢字の覚え方 成           
  • サ行(ジン)・ ナ行(ニン)
    漢字の覚え方 人           漢字の覚え方 壬           漢字の覚え方 刃          
  • サ行(ジ)・ナ行(ニ)
    漢字の覚え方 尼           漢字の覚え方 日           漢字の覚え方 入           漢字の覚え方 耳           漢字の覚え方 二           漢字の覚え方 爾          
  • サ行(ス・ズ )
    漢字の覚え方 水           漢字の覚え方 率           漢字の覚え方 隹           漢字の覚え方 垂           漢字の覚え方 芻           漢字の覚え方 寸           漢字の覚え方 豆          
  • サ行(セ )
    漢字の覚え方 世           漢字の覚え方 是           漢字の覚え方 制           漢字の覚え方 卩・節         漢字の覚え方 折           漢字の覚え方 舌           漢字の覚え方 詳・善        
  • サ行(セン)
    漢字の覚え方 韱           漢字の覚え方 亶           漢字の覚え方 巽           漢字の覚え方 前           漢字の覚え方 先           漢字の覚え方 宣           漢字の覚え方 専           漢字の覚え方 戔           漢字の覚え方 扇           漢字の覚え方 全           漢字の覚え方 占           漢字の覚え方 川           漢字の覚え方 薦        
  • サ行(ゼン)
    漢字の覚え方 然           漢字の覚え方 全          
  • サ行(ソ )
    漢字の覚え方 率           漢字の覚え方 疋           漢字の覚え方 卒           漢字の覚え方 且           漢字の覚え方 象           漢字の覚え方 蔵           漢字の覚え方 則           漢字の覚え方 尊          
  • サ行(ソウ)
    漢字の覚え方 叟           漢字の覚え方 臿           漢字の覚え方 曹           漢字の覚え方 匆           漢字の覚え方 忩           漢字の覚え方 倉           漢字の覚え方 爪           漢字の覚え方 送           漢字の覚え方 相           漢字の覚え方 早           漢字の覚え方 曾           漢字の覚え方 喿           漢字の覚え方 帚・侵      
  • サ行(ソク・ショク)
    漢字の覚え方 續           漢字の覚え方 蜀           漢字の覚え方 足           漢字の覚え方 束          
  • タ行(タ )
    漢字の覚え方 多           漢字の覚え方 㒸           漢字の覚え方 帶           漢字の覚え方 大           漢字の覚え方 退           漢字の覚え方 它・也         漢字の覚え方 弟           漢字の覚え方 厶・台         漢字の覚え方 代           漢字の覚え方 卓           漢字の覚え方 睪          
  • タ行(タン)
    漢字の覚え方 耑           漢字の覚え方 亶           漢字の覚え方 旦           漢字の覚え方 段           漢字の覚え方 詹           漢字の覚え方 深・探         漢字の覚え方 単          
  • タ行(チ )
    漢字の覚え方 离           漢字の覚え方 知           漢字の覚え方 畜           漢字の覚え方 竹           漢字の覚え方 宁           漢字の覚え方 直           漢字の覚え方 豖           漢字の覚え方 冘           漢字の覚え方 朕・藤        
  • タ行(チュウ)
    漢字の覚え方 丑           漢字の覚え方 壴           漢字の覚え方 肘           漢字の覚え方 中          
  • タ行(チョウ)
    漢字の覚え方 徴           漢字の覚え方 枼           漢字の覚え方 鳥           漢字の覚え方 朝           漢字の覚え方 長           漢字の覚え方 丁           漢字の覚え方 兆          
  • タ行(ツ )
    漢字の覚え方 㒸           漢字の覚え方 追          
  • タ行(テ )
    漢字の覚え方 帝           漢字の覚え方 氐           漢字の覚え方 廷           漢字の覚え方 呈           漢字の覚え方 弟           漢字の覚え方 啇           漢字の覚え方 占           漢字の覚え方 天           漢字の覚え方 田          
  • タ行(ト )
    漢字の覚え方 斗           漢字の覚え方 㝵           漢字の覚え方 奴           漢字の覚え方 度           漢字の覚え方 土           漢字の覚え方 讀           漢字の覚え方 屯          
  • タ行(トウ)
    漢字の覚え方 刀           漢字の覚え方 沓           漢字の覚え方 冬           漢字の覚え方 東           漢字の覚え方 朕・藤         漢字の覚え方 到           漢字の覚え方 豆          
  • タ行(ドウ)
    漢字の覚え方 童           漢字の覚え方 同          
  • タ行(ドウ)・ナ行(ノウ)
    漢字の覚え方 能           漢字の覚え方 脳           漢字の覚え方 農          
  • ナ行
    漢字の覚え方 奴           漢字の覚え方 南           漢字の覚え方 女           漢字の覚え方 内           漢字の覚え方 然           漢字の覚え方 念          
  • ナ行(ニン)・サ行(ジン)
    漢字の覚え方 人           漢字の覚え方 壬           漢字の覚え方 刃          
  • ナ行(ニ)・サ行(ジ)
    漢字の覚え方 尼           漢字の覚え方 日           漢字の覚え方 入           漢字の覚え方 耳           漢字の覚え方 二           漢字の覚え方 爾          
  • ナ行(ノウ)・タ行(ドウ)
    漢字の覚え方 能           漢字の覚え方 農           漢字の覚え方 脳          
  • ハ行(ブ)・マ行(ム)
    漢字の覚え方 武           漢字の覚え方 無          
  • ハ行(ハ )
    漢字の覚え方 巴           漢字の覚え方 巿           漢字の覚え方 派           漢字の覚え方 配・妃         漢字の覚え方 貝・買         漢字の覚え方 白           漢字の覚え方 莫           漢字の覚え方 癶           漢字の覚え方 犮           漢字の覚え方 伐          
  • ハ行(ハン)
    漢字の覚え方 凡           漢字の覚え方 般           漢字の覚え方 犯・氾         漢字の覚え方 八・半         漢字の覚え方 反           漢字の覚え方 番          
  • ハ行(ヒ )
    漢字の覚え方 卑           漢字の覚え方 非           漢字の覚え方 皮           漢字の覚え方 辟           漢字の覚え方 比           漢字の覚え方 備           漢字の覚え方 必           漢字の覚え方 表           漢字の覚え方 票           漢字の覚え方 苗          
  • ハ行(ヒョウ・ヘイ )
    漢字の覚え方 并           漢字の覚え方 平           漢字の覚え方 丙          
  • ハ行(ヒン )
    漢字の覚え方 賓           漢字の覚え方 品           漢字の覚え方 頻          
  • ハ行(ビ)・マ行(ミ)
    漢字の覚え方 尾           漢字の覚え方 未          
  • ハ行(フ )
    漢字の覚え方 歩           漢字の覚え方 付           漢字の覚え方 夫           漢字の覚え方 父           漢字の覚え方 不           漢字の覚え方 孚           漢字の覚え方 卜           漢字の覚え方 畐           漢字の覚え方 复           漢字の覚え方 服           漢字の覚え方 弗        
  • ハ行(フン )
    漢字の覚え方 賁           漢字の覚え方 勿           漢字の覚え方 八・分        
  • ハ行(ブン )
    漢字の覚え方 文           漢字の覚え方 分          
  • ハ行(ヘ )
    漢字の覚え方 敝           漢字の覚え方 並           漢字の覚え方 辟           漢字の覚え方 扁          
  • ハ行(ホ )
    漢字の覚え方 歩           漢字の覚え方 朋           漢字の覚え方 呆           漢字の覚え方 甫           漢字の覚え方 丰           漢字の覚え方 奉           漢字の覚え方 方           漢字の覚え方 包           漢字の覚え方 北           漢字の覚え方 賁           漢字の覚え方 本          
  • ハ行(ボ )
    漢字の覚え方 某           漢字の覚え方 戊           漢字の覚え方 母           漢字の覚え方 暴           漢字の覚え方 亡           漢字の覚え方 卯           漢字の覚え方 卜           漢字の覚え方 攴・攵        漢字の覚え方 菐           漢字の覚え方 木           漢字の覚え方 凡          
  • マ行
    漢字の覚え方 曼           漢字の覚え方 矛           漢字の覚え方 米           漢字の覚え方 莫           漢字の覚え方 末           漢字の覚え方 末           漢字の覚え方 綿          
  • マ行(メイ・ミョウ)
    漢字の覚え方 明           漢字の覚え方 名          
  • マ行(メン)・ハ行(バン・ベン)
    漢字の覚え方 面           漢字の覚え方 免          
  • マ行(メ・マ)・ハ行(バ)
    漢字の覚え方 馬           漢字の覚え方 麻         
  • マ行(モン)
    漢字の覚え方 文           漢字の覚え方 門          
  • マ行(モ)
    漢字の覚え方 戊           漢字の覚え方 毛           漢字の覚え方 孟           漢字の覚え方 木           漢字の覚え方 勿          
  • ヤ行
    漢字の覚え方 亦・夜         漢字の覚え方 舁            漢字の覚え方 予           漢字の覚え方 余           漢字の覚え方 谷          
  • ヤ行(ユ)
    漢字の覚え方 兪           漢字の覚え方 攸           漢字の覚え方 憂           漢字の覚え方 由           漢字の覚え方 斿           漢字の覚え方 酉           漢字の覚え方 右          
  • ヤ行(ヨウ)
    漢字の覚え方 黽           漢字の覚え方 幺           漢字の覚え方 夭           漢字の覚え方 翟           漢字の覚え方 枼           漢字の覚え方 羊           漢字の覚え方 䍃・揺         漢字の覚え方 用           漢字の覚え方 昜           漢字の覚え方 谷           漢字の覚え方 要          
  • ラ行
    漢字の覚え方 果           漢字の覚え方 戻           漢字の覚え方 畾           漢字の覚え方 来           漢字の覚え方 礼・豊         漢字の覚え方 剌           漢字の覚え方 楽           漢字の覚え方 闌           漢字の覚え方 秝           漢字の覚え方 列          
  • ラ行(リ )
    漢字の覚え方 离           漢字の覚え方 率           漢字の覚え方 栗           漢字の覚え方 利           漢字の覚え方 里           漢字の覚え方 良           漢字の覚え方 夌           漢字の覚え方 令           漢字の覚え方 量           漢字の覚え方 両           漢字の覚え方 力          
  • ラ行(リュウ )
    漢字の覚え方 龍           漢字の覚え方 立           漢字の覚え方 留           漢字の覚え方 流          
  • ラ行(リン)
    漢字の覚え方 侖           漢字の覚え方 粦           漢字の覚え方 林          
  • ラ行(ル )
    漢字の覚え方 婁           漢字の覚え方 流           漢字の覚え方 留          
  • ラ行(レイ)
    漢字の覚え方 戻           漢字の覚え方 礼・豊         漢字の覚え方 令          
  • ラ行(レン)
    漢字の覚え方 柬           漢字の覚え方 連          
  • ラ行(ロウ)
    漢字の覚え方 婁           漢字の覚え方 老           漢字の覚え方 良          
  • ラ行(ロク)
    漢字の覚え方 鹿           漢字の覚え方 彔           漢字の覚え方 六          
  • ラ行(ロ)
    漢字の覚え方 呂           漢字の覚え方 盧          
  • ワ行
    漢字の覚え方 或           漢字の覚え方 夗          
  • 中学校で習う漢字
    中学校1年生で習う漢字       中学校2年生で習う漢字       中学校3年生で習う漢字       中学校で習うようになった漢字      
  • 個人用電子計算機(パソコン)
    vostro230 Optiplex790に引越   Dell Vostro 3300 再生        Dell Vostro 3558 遅くなる    Dell vostro230 SSD 換装    Windows7→Windows10       Dell Vostro 3558 SSD 換装   
  • 呉音と漢音
    呉音と漢音               
  • 小学校1年生で習う漢字
    小学校1年生で習う漢字①     小学校1年生で習う漢字②    
  • 小学校2年生で習う漢字
    小学校2年生で習う漢字①     小学校2年生で習う漢字②     小学校2年生で習う漢字③     小学校2年生で習う漢字④    
  • 小学校3年生で習う漢字
    小学校3年生で習う漢字①      小学校3年生で習う漢字②     小学校3年生で習う漢字③     小学校3年生で習う漢字④    
  • 小学校4年生で習う漢字
    小学校4年生で習う漢字①      小学校4年生で習う漢字②     小学校4年生で習う漢字③     小学校4年生で習う漢字④    
  • 小学校5年生で習う漢字
    小学校5年生で習う漢字①      小学校5年生で習う漢字②     小学校5年生で習う漢字③     小学校5年生で習う漢字④    
  • 小学校6年生で習う漢字
    小学校6年生で習う漢字①      小学校6年生で習う漢字②     小学校6年生で習う漢字③     小学校6年生で習う漢字④    
  • 小学校で習う漢字
    小学校の漢字 上下左右      小学校の漢字 父母姉妹兄弟   小学校の漢字 春夏秋冬      小学校の漢字 一~十        小学校の漢字 天地人        小学校の漢字 東西南北     
  • 小説『明暗そのあと』
    百八十九                百九十                 百九十一                百九十二                百九十三                百九十四                百九十五                百九十六                百九十七                百九十八                百九十九                二百               
  • 文学・評論
    『半分、青い。』と北川悦吏子
  • 漢字 のエッセイ
    象形・指事・会意・形声 一年生  象形・指事・会意・形声 二年生  象形・指事・会意・形声 三年生  象形・指事・会意・形声 四年生  象形・指事・会意・形声 五年生  象形・指事・会意・形声 六年生  漢字でみるヤナギの分類      落語 空き巣             
  • 漢字 参考図書
  • 漢字 音読み索引(ア行)
  • 漢字 音読み索引(カ行)
  • 漢字 音読み索引(サ行)
  • 漢字 音読み索引(タ行)
  • 漢字 音読み索引(ナ行)
  • 漢字 音読み索引(ハ行)
  • 漢字 音読み索引(マ行)
  • 漢字 音読み索引(ヤ行)
  • 漢字 音読み索引(ラ行)
  • 漢字 音読み索引(ワ行)
  • 漢字・訓読み索引(あ行)
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