漢字の覚え方 史
今日は『史(シ)』shǐという漢字の『単語家族』について説明します。基本になる漢字は『史』です。音読みは『シ』、意味は『歴史』、『歴史書』、『学問のある』、『公文書』、『公文書に携わる役人』です。史、事、吏、使などがこの漢字の『単語家族』です。
『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。史、吏、使、事の違いについて考えます。使、事は小学校3年生で習う漢字 、史は小学校4年生で習う漢字 、吏は中学校で習います。
史、吏、使、事については字形が、ほぼ同じです。
『史』が基本形です。『シ』と読んで『歴史書』、『公文書』を表します。
『吏』、『リ』と読んで『役人』を表します。
『使』、『シ』と読んで『使者』を表します。
『事』、『ジ』と読んで『事務』、『仕事』を表します。
『史(シ)』shǐは、歴史を記録する職業を表わす会意文字です。漢字の足し算では、中(竹札)+又・ヨ(手)=史(文字を記入する竹簡に記録する人。歴史官。官僚)です。漢字の部首は『口・くち』、意味は『歴史官』、『歴史書』、『学問のある』、『公文書』、『公文書に携わる役人』です。
『説文解字』には「事を記する者なり。又(手)に従い、中を持つ」とあります。

読みは呉音・漢音ともに『シ』、訓読みは常用外に『史(ふびと)』、『史(ふみ)』があります。人間社会の記録を歴史(レキシ)、天子の左右にいる秘書官を御史(ギョシ)、歴史官を太史(タイシ)、学問のある女性を女史(ジョシ)、司馬遷の記した歴史書を史記(シキ)といいます。
大変重要な威厳のある漢字で『さかん』、『ちか』、『ちかし』、『ひと』、『ふの』、『ふひと』、『ふびと』、『ふみ』、『み』と名前に使われます。
『史(シ・ふみ)』は小学校4年生で漢字です。
『吏(リ)』lìは、公の書類を管理する役人を表わす会意文字です。漢字の足し算では、一+中(竹札)+ヨ(手)(公文書)=吏(公の書類を管理する役人。役人)です。漢字の部首は『口・くち』、漢字の意味は『役人』です。直接事務処理をする役人で、下級役人のことをいう場合があります。

音読みは呉音・漢音ともに『リ』です。国家の役人のことを官吏(カンリ)、汚職をする不正な役人を汚吏(オリ)、罪人を捕縛する役人を捕吏(ホリ)といいます。
大変重要な威厳のある漢字で『おさ』、『おさむ』、『さと』、『つかさ』、『ひと』、『ふみ』と名前に使われます。
『吏(リ)』は中学校で習う常用漢字です。
『使(シ)』shǐは、公文書を持った使者を表す形声文字です。漢字の足し算では、イ(人間)+吏(公文書を持った役人)=使(公文書を持った使者。使い。つかい)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、意味は『使(つか)う』、『使(つか)いする』です。
音読みは呉音・漢音ともに『シ』、訓読みは『使(つか)う』です。人を使って仕事をさせることを使役(シエキ)、命令・依頼を受けて使いをする者を使者(シシャ)、国家の代表として外国に行く使者を使節(シセツ)、使者に与えられた任務を使命(シメイ)といいます。
『使(シ)』は小学校3年生で習う漢字です。
『事(ジ)』shìは、公文書を持った役人が事務を司る様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、吏(公文書)+ヨ(手)=事(公文書を持った役人が事務を司る。仕事。こと)です。漢字の部首は『亅・はねぼう』、漢字の意味は『仕事』、『用事』、『事(こと)』、『処理する』、『仕える』です。
音読みは呉音が『ジ』、漢音が『シ』、慣用音が『ズ』、訓読みは『事(こと)』です。仕事(シごと)、用事(ヨウジ)、出来事(できごと)、人事(ジンジ)、理事(リジ)、事業(ジギョウ)の事です。
とても重要で大事な漢字で『こと』、『つとむ』、『わざ』と名前に使われます。
『事(ジ・こと)』は小学校3年生で習う漢字 です。
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http://bit.ly/1PboeOH 『漢字の覚え方 史』 史 吏 使 事
参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。
少し練習しましょう。
1.れきし( )と地理。
2.司馬遷の しき( )。
3.かんり( )の登用。
4.与えられた しめい( )。
5.ししゃ( )を遣わす 。
6.しごと( )と遊び。
7.じぎょう( )展開。
8.協会の りじ( )。
解説です。基本の漢字は史、吏(役人)は一を足して吏、使いはイ(にんべん)を足して使、吏にヨ(手)を足して事です。
解答です。歴史、史記、官吏、使命、使者、仕事、事業、理事。






















