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2014年9月

2014年9月28日 (日)

漢字の覚え方 建

 今日は『建(ケン)』jiànという漢字の仲間(意味・発音・構造上の漢字の仲間)について説明します。基本になる漢字は『建』です。音読みは『ケン』、意味は『真っ直ぐ立つ』、『立つ』です。建、健、腱、鍵、などがこの漢字の仲間です。漢字学者の藤堂はこのような漢字の仲間を『単語家族』と表現していました。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『建』に何を足すとどんな漢字になるのかを考えます。建、健は小学校4年生で習う漢字 、鍵は中学生で習うようになった常用漢字 です。漢字の足し算で一緒に覚えましょう。

 『建(コン・ケン)』jiànは、筆を真っ直ぐ建てる様子を表す会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、聿(筆)+廴(まっすぐ行く)=建(筆を真っ直ぐ建てる。建てる。たてる)です。漢字の部首は『廴・えんにょう』、意味は『建てる』です。元は筆を建てるですが、建築物・国家など大きなものを建てるの意味に使います。

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音読みは呉音が『コン』、漢音が『ケン』、訓読みが『建(た)てる』です。国を建てることを建国(ケンコク)、建てて築くことを建築(ケンチク)、仏教の塔や堂を建築することを建立(コンリュウ)といいます。

呉音のコンは漢音ではケンに変化することがあります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音もご覧ください。

非常に良い意味の漢字で『けん』、『たけ』、『たけし』、『たける』、『たつ』、『たつる』、『たて』と名前に使われます。

建(コン・ケン)は小学校4年生で習う漢字です。

一般的な『たてる』は『立てる』と書きます。詳しくは『漢字の覚え方 立』をご覧ください。

また、筆(ヒツ・ふで)を表す聿(イツ)については『漢字の覚え方 聿』をご覧ください。

 『健(ケン)』jiànは、人が健(すこ)やかな様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、イ(人間)+建(真っ直ぐ立つ)=健(人間が真っ直ぐ立つ。健やか。すこやか)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、意味は『健(すこ)やか』です。

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音読みは呉音が『ゴン』、漢音が『ケン』、訓読みは『健(すこ)やか』です。体が元気で健(すこ)やかな様を健康(ケンコウ)、脚が丈夫で長い道のりを歩けることを健脚(ケンキャク)、体が丈夫で元気なことを健勝(ケンショウ)といいます。

非常に良い意味の漢字で『かつ』、『きよ』、『きよし』、『けん』、『たけ』、『たけし』、『たける』、『たつ』、『たて』、『たる』、『つよ』、『つよし』、『とし』、『まさる』、『やす』と広く名前に使われます。

『健(ケン)』は小学校4年生で習う漢字です。

 『鍵(ケン)』jiànは、錠(ジョウ)に真っ直ぐ入れる鍵(かぎ)を表す形声文字です。漢字の足し算では、金(金属)+建(真っ直ぐ立つ)=鍵(真っ直ぐ入れる鍵。かぎ)です。漢字の部首は『金・かねへん』、意味は『鍵(かぎ)』、『指で押す小さな板』です。

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音読みは呉音が『ゴン』、漢音が『ケン』、訓読みは『鍵(かぎ)』です。平たい板(盤)に音を鳴らす鍵を並べたものを鍵盤(ケンバン)といいます。秘密の金庫の鍵を秘鍵(ヒケン)といいます。

錠(ジョウ)は定める金具・戸締りをする金具を表します。詳しくは『漢字の覚え方 正』http://bit.ly/1yJrBbu をご覧ください。

落語ですhttp://bit.ly/1SMPwh4 もご覧ください。

『鍵(ケン・かぎ)』は中学生で習うようになった常用漢字 です。

 『腱(ケン)』jiànは、骨と筋肉をつなぐ真っ直ぐな組織を表す形声文字です。漢字の足し算では、月(身体)+建(真っ直ぐ立つ)=腱(骨と筋肉をつなぐ真っ直ぐな組織。腱。ケン)です。漢字の部首は『月・にくづき』、意味は『骨と筋肉をつなぐ真っ直ぐな組織』、『腱(ケン)』です。

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音読みは呉音が『コン』、漢音が『ケン』です。アキレス腱(ケン)の腱です。

『腱(ケン)』は常用漢字から外れています。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-89cd.html

『漢字の覚え方 建』 建 健 鍵 腱

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.けんこく(   )記念日。

2.体育館の けんちく(   )。

3.けんせつ(   )現場。

4.けんこう(   )に注意する。

5.けんきゃく(   )を競う。

6.けんぜん(   )ま考え。

7.けんばん(   )楽器。

8.かぎ(  )と錠。

9.アキレス けん(  )。

解説です。基本の漢字は建、健(すこ)やかはイ(にんべん)を足して健、鍵(かぎ)は金属を足して鍵、体の腱(ケン)は月(にくづき)を足して腱です。

解答です。建国、建築、建設、健康、健脚、健全、鍵盤、鍵、腱。

漢字の覚え方 幵

 今日は『幵(ケン)』jiānという漢字の『単語家族』(意味・発音上の漢字の仲間)について説明します。基本になる漢字は『幵』です。音読みは『ケン』、意味は『そろえる』、『磨く』、『左右に並ぶ』です。幵、研、妍、姸、開、栞などがこの漢字の『単語家族』です。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『幵』に何を足すとどんな漢字になるのかを考えます。研、開は小学校3年生習う漢字 です。栞は人名用漢字です。一緒に覚えましょう。

 『幵(ケン)』jiānは、二つのものを研(と)いで高さをそろえる様を表す会意文字です。漢字の足し算では、干(棒)+干(棒)=幵(二つのものの高さをそろえる)です。漢字の部首は『干・かん』です。意味は『高さをそろえる』、『そろえる』、『磨く』、『左右に並ぶ』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ケン』です。幵の漢字単独で使うことはありませんが研、開の漢字の一部として活躍しています。『幵』は常用漢字から外れています。

幵を続けて書いた开を使うことがあります。

 『研(ケン)』yánは、磨いて表面を平らにする様子・研(と)ぐ様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、石+幵・开(高さをそろえる)=研(石で磨いて表面を平らにする。研ぐ。とぐ)です。漢字の部首は『石・いしへん』、意味は『研(と)ぐ』、『汚れをとる』、『本質を見きわめる』です。

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音読みは呉音が・漢音とも『ゲン』、慣用音が『ケン』、訓読みは『研(と)ぐ』です。研いで磨くことを研磨(ケンマ)、深く調べて本質をみきわめることを研究(ケンキュウ)、粉薬をつくるために、材料を細かくする器具を薬研(ヤゲン)といいます。

研(と)ぐは、砥(と)ぐ、磨(と)ぐhttp://bit.ly/1wgqwnk とも書きます。

磨(と)ぐは麻(マ)、魔(マ)と同じ単語家族です。詳しくは『漢字の覚え方 麻』http://bit.ly/1wgqwnkをご覧ください。

『研(ケン・とぐ)』は小学校3年生で習う漢字です。

 『姸・妍(ケン)』yánは、磨かれた美しい女性を表す形声文字です。漢字の足し算では、女+幵・开(磨く)=姸・妍(磨かれた美しい女性。妍しい.。うつくしい)です。漢字の部首は『女・おんなへん』、意味は『妍(うつく)しい』です。

字体は幵を使う9画、开を使う7画、両方あります。

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音読みは呉音が・漢音とも『ゲン』、慣用音が『ケン』、訓読みは『妍(うつく)しい』です。美しさを争うことを争姸(ソウケン)、器量が良いことを姸好(ケンコウ)といいます。『姸』は常用漢字から外れています。

妍(うつく)しいは美(うつく)しいhttp://bit.ly/18ehyAM と書くのが普通です。

『姸(ケン・うつくしい)』は常用漢字から外れています。

 『開(カイ)』kāiは、門が開く様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、門+幵・开(左右に並ぶ)=開(門を左右に開く。開く。ひらく。あく。)です。漢字の部首は『門・もんがまえ』、漢字の意味は『開(ひら)く』、『開(あ)く』、『始める』です。

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音読みは呉音が『ケ・カイ』、漢音が『カイ』、『開(ひら)く』、『開(あ)く』です。訓読みが開くことと閉じることを開閉(カイヘイ)、戸などをあけ放つこと・罪人を許して自由にすること・制限をなくして自由にすることを開放(カイホウ)、道路などを開いて通じさせることを開通(カイツウ)、物事を始めることを開始(カイシ)といいます。

縁起の良い漢字で『さく』、『はる』、『はるき』、『ひら』、『ひらかす』、『ひらき』、『ひらく』と広く名前に使われます。

『開(カイ・ひらく)』は小学校3年生習う漢字です。

 『栞(カン・しおり)』kānという漢字があります。『干』にやや近い漢字です。今では本の目印ですが、昔は道路や林中の目印に使われていました。漢字の足し算では、幵(そろえる)+木=栞(木製のそろえられた目印。栞。しおり)です。漢字の部首うは『木』、意味は『栞(しおり)』、『目印』、『手引き』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『カン』。訓読みは『栞(しおり)』です。訓読みの『しおり』は枝(シ)を折(お)るからきているといわれています。大変立派で、大変良い意味の漢字で、『しおり』と名前に使われています。

『栞(カン・しおり)』は人名用漢字です。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-7db7.html

『漢字の覚え方 幵』 研 開 栞

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.基礎 けんきゅう(    )。

2.けんま(    )作業。

3.そうけん(    )美しさを競うこと。

4.道路が かいつう(    )する。

5.桜が まんかい(    )。

6.試験 かいし(    )。

7.旅の しおり(  )。

 

解説です。基本の漢字は幵、研(と)ぐは石を足して研、妍(うつく)しいは女を足して妍、開くは門(もんがまえ)を足して開、栞(しおり)は木を足して栞です。

解答です。研究、研磨、争妍、開通、満開、開始、栞。

2014年9月21日 (日)

漢字の覚え方 具

今日は『具(グ)』jùという漢字の『単語家族』(意味・発音上の漢字の仲間)について説明します。基本になる漢字は『具』です。音読みは『グ』か『ク』、意味は『具(つぶさ)に』、『そなえる』です。具、惧、倶などがこの漢字の『単語家族』です。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『具』に何を足すとどんな漢字になるのかを考えます。具は小学校3年生で習う漢字 、惧は中学生で習うようになった常用漢字 です。学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 『具(グ)』jùは、容器(鼎・かなえ)を手に準備をした様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、鼎(容器)+ハ(両手)=具(容器(鼎・かなえ)を手に準備する。具える。そなえる)です。漢字の部首は『八・はち』、漢字の意味は『具(そな)える』、『料理の中身』、転じて『具(そな)える器物』、『道具』、『つぶさに』です。

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『説文解字』には「共に置くなり。廾(両手)に従い貝の省」とあります。藤堂は貝について鼎(かなえ・容器)と字釈しています。

音読みは呉音が『グ』、漢音が『ク』、訓読みが『具(そな)える』、『具(つぶさ)に』、『とも』です。ある目的(道)に具(そな)えた器具を道具(ドウグ)、工作に具(そな)える器具を工具(コウグ)、物事が直接分る形(体)を具えていることを具体(グタイ)、具(つぶさ)にに申し上げることを具申(グシン)といいます。

具(グ・そなえる)は小学校3年生で習う漢字です。

 『惧(グ)』jùは、懼(おそ)れる様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、忄(心)+具(そなえる)=惧(そなえていた事態にならないか惧れる。惧れる。おそれる)です。漢字の部首は『忄・りっしんべん』、意味は『惧(おそ)れる』、『警戒する』です。

異体字に『懼(グ)』があります。こちらは、忄(心)+瞿(大事にしている鳥)=懼(大事にしている鳥に危害がないか懼れる。懼れる。おそれる)です。意味は同じです。

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音読みは呉音が『グ』、漢音が『ク』、訓読みは常用外の『惧(おそ)れる』です。危ぶみ懼(おそ)れることを危懼・危惧(キグ)、驚き懼れることを驚懼・驚惧(キョウク)といいます。

『惧(グ・おそれる)』は平成22年から新たに常用漢字に登録され、中学生で習うようになった常用漢字 です。

 『倶(ク)』jùは、人が一緒にそろう様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、イ(人間)+具(備える・そろえる)=倶(人が一緒にそろう。倶に。ともに)です。部首は『イ・にんべん』、意味は『倶(とも)に』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ク』、慣用音が『グ』です。訓読みが『倶(とも)に』です。英語のclubの音訳・意訳を倶楽部(クラブ)、倶(とも)に天を戴(いただ)かない敵を不倶戴天(フグタイテン)の敵といいます。

『倶(グ・ともに)は常用漢字から外れています。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-4f57.html

『漢字の覚え方 具』 具 惧 倶

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.ぐたい(   )的。

2.こうぐ(   )を使う。

3.前途を きぐ(   )する。

4.野球 くらぶ(    )。

5.ふぐ(   )戴天の敵。

 

解説です。基本の漢字は具、惧(おそ)れるは忄(りっしんべん)を足して惧、倶(とも)にはイ(にんべん)を足して倶です。

解答です。具体、工具、危惧、危懼、倶楽部、不倶。

漢字の覚え方 軍

 今日は『軍(グン)』jūnという漢字の仲間(意味・発音・構造上の漢字の仲間)について説明します。基本になる漢字は『軍』です。音読みは『グン』、『キ』、『コン』です。意味は『兵士』、『軍隊』、『まとまる』、『軍(いくさ)』です。軍、運、揮、輝、暉、褌、渾などがこの漢字の仲間で、近い漢字に庫があります。漢字学者の藤堂はこのような漢字の仲間について『単語家族』と表現していました。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『軍』に何を足すとどんな漢字になるのかを考えます。運、庫は小学校で3年生で、軍は小学校4年生で習う漢字 、揮は小学校6年生で習う漢字 、輝は中学生 で習う常用漢字、暉、渾は人名用漢字です。学年、学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 『軍(グン)』jūnは、車で円陣を組んだ様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、車+勹(包む)=軍(戦車で円陣をつくった集団。軍隊。戦)です。部首は『車・くるま』、意味は『兵士』、『軍隊』、『軍(いくさ)』です。

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『説文解字』には「車に従い包の省(省略字)に従う」とあります。

音読みは呉音・漢音とも『クン』、慣用音が『グン』、訓読みは常用外の『軍(いくさ)』があります。軍隊の将校を将軍(ショウグン)、軍隊と国事を軍国(グンコク)、軍隊の参謀を軍師(グンシ)といいます。

『軍(グン)』は小学校4年生で習う漢字です。

大変勇ましい漢字で『いく』、『いくさ』、『いさ』、『すすむ』、『むら』、『むれ』と名前に使われます。

 『運(ウン)』yùnは、めぐる様子・運ぶ様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、辶(進む)+軍(軍隊)=運(軍隊が進む。めぐる、運ぶ)です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、意味は『めぐる』、『運ぶ』です。

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簡体字では『运』yùnにつくります。

音読みは呉音・漢音とも『ウン』、訓読みは『運(はこ)ぶ』です。人の命に係るめぐりあわせを運命(ウンメイ)、運送のための人工水路を運河(ウンガ)、めぐり動くこと・体を動かすことを運動(ウンドウ)といいます。

『運(ウン)』は小学校3年生で習う漢字です。

大変重要な漢字で『かず』、『はこぶ』、『やす』、『ゆき』と名前に使われます。

 『揮(キ)』huīは、軍隊を指揮する様子を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、扌(手の動作)+軍(軍隊)=揮(軍隊を指揮する。揮う。ふるう)。漢字の部首は『扌・てへん』、意味は『揮(ふる)う』。筆を使う、涙をはらうの意味にも使います。『筆を揮(ふる)う』、『涙を揮(ふる)う』です。

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音読みは呉音が『ケ』、漢音が『キ』、訓読みは『揮(ふる)う』です。人間の集団を指導し動かすことを指揮(シキ)、能力を充分に揮うことを発揮(ハッキ)、涙をはらうことを揮涙(キルイ)といいます。

『揮(キ・ふるう)』は小学校6年生で習う漢字です。

 『輝(キ)』huīは、行軍を照らす光を表す形声文字です。漢字の足し算では、光+軍(行軍・取り囲む)=輝(軍隊を照らす光。輝く、かがやく)。漢字の部首は『車・くるま』、意味は『輝(かがや)く)』です。

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音読みは呉音が『ケ』、漢音が『キ』、訓読みは『輝(かがや)く』です。光り輝くことを光輝(コウキ)、輝いて映(はえ)ることを輝映(キエイ)、輝ききらめくことを輝煌(キコウ)といいます。

世の中を照らす良い意味の漢字で、『あき』、『あきら』、『かがやき』、『てらす』、『てる』、『ひかる』と名前に使われます。

『輝(キ・かがやく)』は中学生 で習う常用漢字です。

 『暉(キ)』huīは、四方に広がる光を表す形声文字です。漢字の足し算では、日+軍(行軍・取り囲む)=暉(軍隊を照らす光。四方に広がる光。暉く。かがやく)。漢字の部首は『日・にち』、意味は『ひかる』、『暉(かがや)く』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『キ』、訓読みは『暉(かがや)く』です。春の日の輝きを春暉(シュンキ)といいます。『輝』とほぼ同じ意味の漢字です。

世の中を照らす良い意味の漢字で、『あき』、『あきら』、『かがやき』、『てらす』、『てる』、『ひかる』と名前に使われます。

『暉(キ・かがやく)』は人名用漢字です。

軍に非常に近い漢字に『庫(コ)』kùがあります。

 『庫(コ)』kùは、車を入れる建物を表す会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、广(家)+車(車・くるま)=庫(車を入れる建物。車庫、蔵)です。漢字の部首は『广・まだれ』、意味は『車庫』、『蔵』です。

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音読みは呉音が『ク』、漢音とも『コ』、唐宋音が『ク』です。寺院の台所を庫裏・庫裏(クリ)、公的機関の蔵を公庫(コウコ)、宝物を納めた蔵を宝庫(ホウコ)といいます。

『庫(コ)』は小学校3年生で習う漢字です。

 『渾(コン)』húnは、水が渾渾(コンコン)と湧き出る様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(水)+軍(まとまる)=渾(水がまとまって湧いてくる。まとまる。すべて)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、意味は『まとまる』、『すべて』です。

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音読みは呉音が『ゴン』、漢音が『コン』です。全体がまとまって融けあっている様子を混沌・渾沌(コントン)、体全体を渾身(コンシン)、容貌など全体から付けられた実名以外の呼び名を渾名(コンメイ・あだな)、濁った水が盛んに湧き出る様を渾渾(コンコン)といいます。

『渾(コン・すべて)』は常用漢字から外れていますが、平成29年9月25日に人名用漢字に追加されました。

 『褌(コン)』kūnは、褌(ふんどし)を表す形声文字です。漢字の足し算では、衤(衣服)+軍(まとまる)=褌(腰にまとまる下着。褌。ふんどし)です。漢字の部首は『衤・ころもへん』、意味は『褌(ふんどし)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『コン』、訓読みは『褌(ふんどし)』です。褌を締め直すことを緊褌(キンコン)といいます。

『褌(コン・ふんどし)』は常用漢字から外れています。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-c242.html 

『漢字の覚え方 軍』 軍 運 揮 渾 庫 褌

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.ぐんたい(   )の出動。

2.ぐんし(   )黒田官兵衛。

3.うんめい(   )の出逢い。

4.小樽 うんが(   )。

5.楽団の しき(   )をする。

6.涙を ふる( )う。

7.力を はっき(   )する。

8.光が かがや(   )く。

9.こんしん(   )の一撃。

10.ふんどし( )を締め直す。

解説です。基本の漢字は軍、運ぶは辶(しんにょう)を足して運、揮(ふる)うは扌を足して揮、輝(かがや)くは光を足して輝、暉(かがや)くは光を足して暉、渾渾(コンコン)は氵(さんずい)を足して渾、褌(ふんどし)は衤(ころもへん)を足して褌です。

解答です。軍隊、軍師、運命、運河、指揮、揮う、発揮、輝、渾身、褌

2014年9月14日 (日)

漢字の覚え方 成

 今日は『成(セイ)』chéngという漢字の仲間について説明します。基本になる漢字は『成』です。音読みは『セイ』、『ジョウ』、意味は『成す』、『成る』です。成、誠、城、盛、晟などがこの漢字の仲間です。漢字学者の藤堂は、このような漢字の仲間について『単語家族』と表現していました。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『成』に何を足すと誠、城、盛、晟になるのかを考えます。成は小学校4年生で習う漢字 、誠、城、盛は小学校6年生で習う漢字 、晟は人名用漢字です。一緒に覚えましょう。

 『成(ジョウ・セイ)』chéngは、物事が成就(ジョウジュ)する様子を表わす会意文字です。漢字の足し算では、戈・戊(ほこ)+丁(打つ・丁寧)=成(ほこで打って作り上げる。成す)です。漢字の部首は『戈・ほこ』、意味は『成(な)す』、『成(な)る』です。

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『説文解字』には「就(な)すなり。戊に従い、丁の声」とあります。

音読みは呉音が『ジョウ』、漢音が『セイ』、訓読みは『成(な)る』です。物事をまとめ上げることを成就(ジョウジュ)、努力の結果を成果(セイカ)、事業を立派にやり遂げる。またその功績を成功(セイコウ)、物事が発展して大きくなることを成長(セイチョウ)、成功と失敗・勝ち負け・処罰を成敗(セイバイ)といいます。

非常に良い意味の漢字で『あき』、『あきら』、『おさむ』、『さだ』、『さだむ』、『しげ』、『しげる』、『なり』、『なる』、『のり』、『はかる』、『はる』、『はる』、『ひで』、『ひら』、『ふさ』、『まさ』、『みち』、『みのる』、『よし』と広く名前に使われます。

一般に呉音の語尾(韻)が『ョウ』の場合、漢音の語尾(韻)は『エイ』になります。呉音の『ジョウ』は、漢音では『セイ』と発音します。音読みの呉音、漢音については『呉音と漢音』⑮をご覧ください。

『成(ジョウ・セイ)』は小学校4年生で習う漢字 です。

 『誠(セイ)』chéngは、偽(いつわ)りのない、真心(まごころ)を表わす形声文字です。漢字の足し算では、言(言葉)+成(成す)=誠(物事を成す偽りのない言葉。まごころ。誠。まこと)です。漢字の部首は『言・ごんべん』、意味は『誠(まこと)』、『真心』、『言葉と心が一致している』です。

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『言・ごんべん』ですが、言葉だけでなく実際に実行することを表します。試(ため)すは式(ルール)を言葉だけでなく実際に試(ため)す、護(まも)るは矍(大切なものを手にする)を言葉だけでなく実際に護(まも)ることを表します。

音読みは呉音が『ジョウ』、漢音が『セイ』、訓読みは『誠(まこと)』です。真心をもって人や物に対することを誠実(セイジツ)、正直な真心を誠意(セイイ)・誠心(セイシン)、忠実で正直さをもって忠義をつくすことを忠誠(チュウセイ)といいます。

人間の大事な部分を表す、非常に良い意味の漢字で『あき』、『あきら』、『かね』、『さと』、『さね』、『しげ』、『すみ』、『たか』、『たかし』、『たね』、『とも』、『なが』、『なり』、『なる』、『のぶ』、『のり』、『まこと』、『まさ』、『み』、『もと』、『よし』と非常に多くの名前に使われます。

『誠(セイ・まこと)』は小学校6年生で習う漢字 です。

 『城(ジョウ)』chéngは、城(しろ)を造り上げる様子を表わす形声文字です。漢字の足し算では、土(土木作業)+成(成す)=城(城を造り上げる。城。しろ)です。漢字の部首は『土・つちへん』、意味は『城(しろ)』です。

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音読みは呉音が『ジョウ』、漢音が『セイ』、訓読みは『城(しろ)』です。城のもとにある町を城下町(ジョウカマチ)、城を囲む壁を城壁(ジョウヘキ)、城に籠ることを籠城(ロウジョウ)といいます。

非常に良い意味の漢字で『き』、『くに』、『さね』、『しげ』、『しろ』、『なり』、『むら』と広く名前に使われます。

『城(ジョウ・しろ)』は小学校6年生で習う漢字 です。

 『盛(ジョウ・セイ)』chéng、shèngは、お皿に御馳走を盛った様子を表わす形声文字です。漢字の足し算では、皿(さら)+成(成す)=盛(皿に料理を盛る。もる。盛ん)です。漢字の部首は『皿・さら』、意味は『盛(も)る』、『盛(さか)ん』です。

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音読みは呉音が『ジョウ』、漢音が『セイ』、訓読みは『盛(も)る』、『盛(さか)ん』です。盛(さか)んな様子を盛況(セイキョウ)、極めて盛んで規模が大きなことを盛大(セイダイ)、岩手県の県庁所在地を盛岡(もりおか・盛り上がり栄える岡)といいます。

権勢の盛んな者も必ず衰えることを盛者必衰(ジョウシャヒッスイ)といいます。

盛りあがる様子のとても良い意味の漢字で『さかり』、『しげ』、『しげる』、『たけ』、『もり』と広く名前に使われます。

『盛(ジョウ・セイ・もる)』は小学校6年生で習う漢字 です。

 『晟(セイ)』shèngは、明るく立派な様子を表わす形声文字です。漢字の足し算では、日(明るい)+成(成す)=晟(明るく立派に成す。あきらか)です。漢字の部首は『日・ひ』、意味は『あきらか』、『かがやく』です。

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音読みは呉音が『ジョウ』、漢音が『セイ』です。まさに名前のためにあるような漢字です。非常に良い意味の漢字で『あき』、『あきら』、『てる』、『なり』、『まさ』、『まさと』と名前に使われます。

『晟(セイ)』は人名用漢字です。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-73fc.html

『漢字の覚え方 成』 成 誠 城 盛

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.立派な せいか(   )をもたらした。

2.経済の せいちょう(   )戦略。

3.せいこう(   )と失敗。

4.せいじつ(   )な人柄。

5.せいい(   )のある対応。

6.じょうか(   )町。

7.じょうへき(   )が崩れる。

8.岩手県 もりおか(   )市。

9.せいだい(   )な祝賀会。

10.紀州藩主 浅野ながあきら(   )。

解説です。基本の漢字は成、誠(まこと)は言(ごんべん)を足して誠、城は土を足して城、盛(さか)んは皿を足して盛、晟(あきら)は日を足して晟です。

解答です。成果、成長、成功、誠実、誠意、城下、城壁、盛岡、盛大、長晟

少し漢字の読み方の話をします。漢字の読み方には音(オン)読みと訓(くん)読みがあります。音読みには、漢字を輸入した時期により違いがあります。六朝時代の江南地方の読み・呉音(ゴオン)、唐の長安の読み・漢音(カンオン)、鎌倉時代に輸入した読み・唐宋音(トウソウオン)、日本で慣用的に読まれる慣用音(カンヨウオン)があります。訓読みは大和言葉(やまとことば)に合わせた読み方です。

一般的に、呉音の語尾(韻)が『ョウ』の場合、漢音の語尾(韻)は『エイ』になります。呉音の『ジョウ』は、漢音では『セイ』と発音しますhttp://bit.ly/1LUTTpI 。

小学校3年生で習う漢字①(悪~根)

小学校3年生で習う漢字を説明します。

『小学校3年生で習う漢字①』(悪~根)と 『小学校3年生で習う漢字②』(祭~進)、 『小学校3年生で習う漢字③』(世~童)、 『小学校3年生で習う漢字④』(農~和)に分割しています。ご了承下さい。

漢字の説明の前に、漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の漢字辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字の成り立ちについて、四種類あるとしました。中学の教科書に掲載されるようになったので、解説致します。

①.物の形を象った(かたどった)『象形文字』(ショウケイモジ)、②.象形文字を基に点を打つことにより示された『指事文字』(シジモジ)、③.文字を組み合わせて造った『会意文字』(カイイモジ)、④.意味と音を示す文字を組み合わせた『形声文字』(ケイセイモジ)の四種です。『会意文字』と『形声文字』は漢字の足し算で表す事が出来ます。三年生の漢字については一覧にしてありますので象形・指事・会意・形声 三年生も御覧ください。

漢字の成り立ちについての解釈は四通りです。どの時代の漢字に重点を置くか、また「説文解字(セツモンカイジ)」にどれほど敬意を払うかにより、解釈が違う場合が稀にあります。ある辞書では『見』を象形文字、別の辞書では目+儿の会意文字としています。漢字の解釈については諸説あることを御承知下さい。

 『悪(アク・オ)』è・wùは、つっかえる悪い気持を表す形声文字です。漢字の足し算では、亜(つっかえる)+心=悪(つっかえた心。悪い気持。悪)です。漢字の部首は『心・こころ』、意味は『悪(わる)い』è、と『憎(にく)む』wùです。

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音読みは、『悪(わる)い』の意味では呉音・漢音ともに『アク』、『憎(にく)む』の意味では呉音が『ウ』、漢音が『オ』です。訓読みは『悪(わる)い』です。憎むことを憎悪(ゾウオ)、善いと悪いで善悪(ゼンアク)、悪い見方を悪意(アクイ)、悪い人物を悪者(わるもの)、悪い気持を悪気(わるぎ)といいます。悪の『単語家族』には亜、唖などがあります。

詳しくは『漢字の覚え方 亜』をご覧下さい。

 『安(アン)』ānは、家の中で女性が安心している様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、宀(家)+女=安(家の中で女性が安心する。安らか)です。漢字の部首は『宀・うかんむり』、漢字の意味は『安心』、『安らか(やすらか)』、『落ち着かせる』、『安い(やすい)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『アン』です。訓読みは『安い(やすい)』、『安らか(やすらか)』です。安心(アンシン)、安定(アンテイ)、安全(アンゼン)、安売り(やすうり)、目安(めやす)の安です。安の『単語家族』には、案、按などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 安』をご覧下さい。

『安』のもともとの意味は『安心』、『安全』、『安定』、『安らか』で、価格が『安(やす)い』の意味はありません。価格が『安い』は『安らか』、『求めやすい』から転じた我が国独特の使い方です。

『安』はひらがなの『あ』の元になった漢字です。また『安らか』を表す非常に良い漢字で、『安田』、『安井』、『安』、『安藤』、『安室』、『安西』、『安斎』、『安部』、『安達』と名字・地名に使われる他、『やす』、『さだ』、『やすし』と多くの名前に使われます。

『安(やす)らか』の反対の『危(あぶ)ない』は厂(がけ)の下に人がいる様子を表す漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 厂』 をご覧下さい。

 『暗(アン・くらい)』ànという漢字は、日(太陽)に音(くらい中での音)を合わせた漢字です。漢字の足し算では、日(ひへん・太陽)+音(くらい中での神の訪れ)=暗(暗いこと)です。部首は『日・ひへん』です。

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音読みは呉音が『オン』、漢音が『アン』です。訓読みは『暗い(くらい)』です。明暗(メイアン)、暗室(アンシツ)、暗愚(アング)、暗闇(くらやみ)の『暗』は『暗い』意味です。言葉を発しないで頭の中で覚えることも『暗』で、暗記(アンキ)、暗算(アンザン)などと使います。暗の『単語家族』には、音、意、億などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 音』をご覧下さい。

『闇(アン・くらい・やみ)』anという漢字があります。『暗』と同じ意味を持つ漢字です。『暗』は古い書物には出ておらず、古い時代は『闇』という漢字が使われていたようです。

 『医(イ)』yīは医術をする様子を表す漢字です。本字は醫(イ)で、医はその省略形です。漢字の足し算では、医(箱に入った呪術用の矢)+殳(動作)+酉(呪術用の酒)=醫(道具や薬を使って病気を治す。医療行為。医)です。醫の漢字の部首は『酉・とり』、医の漢字の部首は『匚・はこがまえ』です。漢字の意味は『病気・怪我を治す』、『病気・怪我を治す人』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『イ』です。医院(イイン)、医師(イシ)、医薬(イヤク)、医者(イシャ)、名医(メイイ)の医です。医の『単語家族』には、翳(エイ・かげ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 殹』をご覧下さいをご覧ください。

 『委(イ)』wěiは、他人に委(ゆだ)ねる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、禾(垂れた稲)+女(しなやか)=委(稲や女性の様に他人に委ねる)です。漢字の部首は『女・おんな』です。意味は『委(ゆだ)ねる』、『まかせる』、『すえ』、『末端まで』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『イ』、訓読みは常用外の『委(ゆだ)ねる』です。委ね任せることを委任(イニン)、選挙などで指名されて委ねられた人を委員(イイン)、細かく詳しいことを委細(イサイ)といいます。委は禾(カ)、季(キ)、和(ワ)などの漢字と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 禾』をご覧下さい。

 『意(イ)』yìは、心の中の動き全般を表す漢字です。漢字の部首は『心』、『言(ゲン)』yánが外に向けて発する漢字なのと対照的です。

漢字の足し算では、音(外に発しない言葉)+心(したごころ・こころ)=意(心の中の動き・気持ち)です。実際に言葉を考えるのは、頭です。しかし、昔は心で考えると思われていました。恋、愛、悲、意、感など心の動きに関しては、心を使った漢字が多いのです。

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音読みは呉音・漢音ともに『イ』です。訓読みには『お』、『おき』、『おさ』、『こころ』、『のり』、『むね』、『もと』、『よし』などがあり、良い意味なので広く人名に使われています。田沼意次(たぬまおきつぐ)さんの『意(おき)』です。ただ、訓読みは常用外の読み方で、中学校の国語の授業で使うことはありません。

意見(イケン)、意思(イシ・考え)、意志(イシ・こころざし)、意識(イシキ)、意味(イミ)、得意(トクイ)、注意(チュウイ)、用意(ヨウイ)、好意(コウイ)の意です。意(イ)の『単語家族』には、音(オン)、臆(オク)、億(オク)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 音』をご覧下さい。

 『育(イク)』yùは、子供が生まれてくる様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、子の逆形(子供が生まれてくる)+月(身体)=育(子供が生まれてくる。生まれてきた子供を育てる、そだてる)です。漢字の部首は『月・にくづき』、意味は『育(そだ)てる』、『産道をとおる』です。

Photo_21Photo『育』の場合は子供が生まれてくるときの様に頭が下になっています。

音読みは呉音・漢音とも『イク』、訓読みは『育(そだ)てる』です。保護し育てることを保育(ホイク)、優れた才能(英)を育てることを育英(イクエイ)、育てて立派な人に成長させることを育成(イクセイ)といいます。育を使った漢字には、撤、徹、轍などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 育』をご覧下さい。

 『員(イン)』yùnは、枠の中の人数を表す会意文字です。貝の部分は鼎(かなえ)の省略形で入れ物・枠を表しています。漢字の足し算では、口+鼎(貝・入れ物・枠)=員(枠の中の人数。定員)です。漢字の部首は『口・くち』、漢字の意味は『枠の中の人数』、『定員』です。

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『説文解字』には「物の数なり。貝に従い囗の聲。籒文(チュウブン・戦国時代の漢字)では鼎(かなえ)に従う」とあります。藤堂は○印+鼎でまるい形をした器をしめす会意文字、白川は鼎の上に○形を加えた円鼎の象形文字としています。

音読みは呉音が『ウン』、漢音が『イン』です。定員(テイイン)、動員(ドウイン)、職員(ショクイン)の員です。員の『単語家族』には、員、圓、損などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 員』をご覧下さい。

 『院(イン)』yuànは、家のまわりに巡らした土塀・囲いを表す形声文字です。漢字の足し算では、阝(阜・土盛り)+完(欠け目のない丸い建物)=院(土塀に囲まれた屋敷。中庭。院)です。部首は『阝・こざとへん』、意味は『屋敷』、『中庭』、『御所』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『エン』ですが使いません。慣用音の『イン』を使います。上皇・法王が院で行う政治を院政(インセイ)、書物のある建物を書院(ショイン)、政治をする論議する建物を議院(ギイン)といいます。

院は元、完、冠と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 元』をご覧下さい。

 『飲(イン)』yìnは、食物・水を飲み込むことを表す形声文字です。漢字の足し算では、食+欠(体をかがめる)=飲(体をかがめて食物・水を飲み込む。飲む。のむ)です。漢字の部首は『食・しょくへん』、意味は『飲む』です。

常用漢字体は、省略形の『飲』が登録されていますが、本字は今+酉(酒壺)+欠で、今、お酒を飲んでいる様子を表します。

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音読みは呉音が『オン』、漢音が『イン』、訓読みは『飲(の)む』です。御酒を飲むことを飲酒(インシュ)、飲むことと食べることを飲食(インショク)、鯨のように大量に飲むことを鯨飲(ゲイイン)といいます。

飲(イン)は陰(イン)などと同じで、今(キン)に近い漢字です。この仲間の漢字については『漢字の覚え方 今』をご覧下さい。

 『運(ウン)』yùnは、めぐる様子・運ぶ様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、辶(進む)+軍(軍隊)=運(軍隊が進む。めぐる、運ぶ)です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、意味は『めぐる』、『運ぶ』です。

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音読みは呉音・漢音とも『ウン』、訓読みは『運(はこ)ぶ』です。人の命に係るめぐりあわせを運命(ウンメイ)、運送のための人工水路を運河(ウンガ)、めぐり動くこと・体を動かすことを運動(ウンドウ)といいます。運は軍、輝、揮などと同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 軍』をご覧下さい。

 『泳(エイ)』yǒngは、泳ぐ様子を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、氵(さんずい・水)+永(ながく)=泳(永い間泳ぐ。泳ぐ)です。部首は『氵・さんずい』、意味は『泳ぐ』です。

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音読みは漢音の『エイ』が普通で、呉音の『ヨウ』は使いません。訓読みは『泳ぐ(およぐ)』です。遊泳(ユウエイ)、遠泳(エンエイ)、競泳(キョウエイ)、平泳ぎ(ひらおよぎ)、背泳ぎ(せおよぎ)の泳です。泳は永、詠と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 永』をご覧下さい。

 『駅・驛(エキ)』yìは、馬が駅々に立ち寄っていく様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、馬+尺・睪(ひとつ、ひとつ)=駅・驛(馬が乗り継ぐ所。宿場。駅。えき)です。漢字の部首は『馬・うまへん』、意味は『駅(えき)』です。本字は驛、常用漢字体は省略形の駅が使われています。

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音読みは呉音が『ヤク』、漢音が『エキ』です。駅の建物を駅舎(エキシャ)、宿場から宿場へ物品を届けること・リレーによる長距離競走を駅伝(エキデン)といいます。

駅・驛は睪(エキ)、繹(エキ)などと同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 睪』をご覧下さい。

 『央(オウ)』yāngは、大人の人の中央部を表した象形文字です。漢字の足し算では、大(大人の人)+一(真ん中)=央(大人の中央。真ん中)です。漢字の部首は『大・だい』、意味は『中央』です。

『央(オウ)』はもともと大人の人に首枷(くびかせ)をはめた様子の象形文字でした。央、英、映、鴦と良い意味の漢字に使われているため忘れられていますが、『殃(オウ・わざわい)』という漢字に不幸の意味が残っています。

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音読みは呉音が『オウ』、漢音は『ヨウ』です。中央(チュウオウ)、湾央(ワンオウ)、道央(ドウオウ)の央です。良い意味の漢字なので、『えい』、『あきら』、『ちか』、『なか』、『ひさ』、『ひろし』、『てる』と名前に使われる漢字です。

央は英、映、鴦と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 央』をご覧下さい。

 『横・橫(オウ)』héngは、炎の横への広がりを漢字にしたものです。横への広がりを強調するために木が添えられています。漢字の足し算では、木+黄(四方に広がる)=横(横へ広がる横木。横)です。漢字の部首は『木』、漢字の意味は『横(よこ)』、『枠をはみだす』です。

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字体については『横』と『橫』があり常用漢字に登録されている字体は『横』です。

位置・状態を表す重要な漢字で、『横浜』、『横田』、『横川』、『横山』、『横井』と地名・苗字に使われています。

音読みは呉音が『オウ』が普通で、漢音の『コウ』は使いません。訓読みは『よこ』です。横断(オウダン)、横転(オウテン)、横領(オウリョウ)、横暴(オウボウ)、縦横(ジュウオウ・たてよこ)、横道(よこみち)の横です。横(オウ)は黄(オウ)、廣(コウ)と同じ仲間の漢字です。

詳しくは『漢字の覚え方 黄・広』をご覧下さい。

 『屋(オク)』wūは、屋根が家をおおう様子を漢字にしたものです。漢字の足し算では、尸(しかばね・おおう)+至(いきづまり)=屋(家のいきづまり。おおう。屋根)です。部首は『尸・しかばね』、意味は『屋根』と屋根から転じた『屋号(職業)』があります。

音読みは呉音・漢音ともに『オク』です。訓読みは『や』です。屋上(オクジョウ)、屋根(やね)、部屋(へや)、八百屋(やおや)、魚屋(さかなや)の屋です。『屋』は小学校3年生で習う漢字です。

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通学していた高校では、屋上(オクジョウ)で弁当を食べていました。八百屋(やおや)は常用漢字表の付表に掲載されている特別な読み方です。

屋(オク)は、握(アク)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 屋』をご覧下さい。

 『温(オン)』wēnは 、器に入った温かいスープを表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(水)+昷(蓋つきの器)=温(器に入った温かいスープ。温かい。あたたかい)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、漢字の意味は『温(あたた)かい』、『熱が中にこもる』、『ぬくもり』、『温めてよみ返る』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『オン』、唐宋音が『ウン』です。訓読みは『温(あたた)かい』です。古い言葉を温めてよみ返らせることを温故(オンコ)、穏やかで誠実な様を温厚(オンコウ)、空気のぬくもりの程度を気温(キオン)、中国浙江省にある温かな地域を温州(ウンシュウ)といいます。

温(オン)は、慍(ウン)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 昷』をご覧下さい。

 『化(カ・ケ)』huàは、イ(横向きの人)と匕(ヒ・匙、人の横たわった姿。倒れた人。女の人)を合わせた会意文字です。漢字の足し算では、イ(横向きの人)+匕(ヒ・匙、人の横たわった姿。倒れた人。女の人)=化(姿がかわる。ばける)です。漢字の部首は『ヒ・ひ・さじ』です。

イ(人)と匕(カ・倒れた人)の形声文字と解釈して、漢字の部首は『イ・にんべん』とする説も(加藤)もあります。

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音読みは漢音の『カ』が普通で、呉音の『ケ』を使うこともあります。訓読みは『化(ば)けする』、『化(ば)かす』です。変化(ヘンカ)、同化(ドウカ)、化膿(カノウ)、化学(カガク)、妖怪変化(ヨウカイヘンゲ)、化粧(ケショウ)、化身(ケシン)、化物(ばけもの)の化です。化は、花、貨、靴などと同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 化』をご覧下さい。

 『荷(カ)』héは、人が荷物を背負う様子(T)を表す漢字です。漢字の足し算では、艹(植物・はすの葉)+何(人が直角に曲がる)=荷(ハスの葉Tの様に、荷物を直角Tに背負う。荷う。になう)です。部首は『艹・くさかんむり』、意味は『はす』、『かつぐ』、『になう』、『荷物(にもつ)』です。

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音読みは呉音が『ガ』、漢音が『カ』です。訓読みは『荷(に)』です。かついで運ぶ物が荷物(にもつ)、はすの花を荷花(カカ)、荷物を集めることを集荷(シュウカ)、重い荷物を負(お)うことを負荷(フカ)といいます。荷は、可、歌、河などと同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 可』をご覧下さい。

 『界(カイ)』jièは、田に介を足したものです。漢字の足し算では、田(た・田畑)+介(間にはさまる)=界(田んぼの間。区切り。物事の境目)です。漢字の部首は『田』です。漢字の意味は『物事の境目』、『特定の場所』です。

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音読みは呉音が『ケ』、漢音が『カイ』です。『物事の境目』の意味で、境界(キョウカイ)、限界(ゲンカイ)、臨界(リンカイ)の様に使います。『特定の場所』の意味では、世界(セカイ)、下界(ゲカイ)、業界(ギョウカイ)、視界(シカイ)の様に使います。界は、介、堺と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 介』をご覧下さい。

 『開(カイ)』kāiは、門が開く様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、門+幵(左右に並ぶ)=開(門を左右に開く。開く。ひらく。あく。)です。漢字の部首は『門・もんがまえ』、漢字の意味は『開(ひら)く』、『開(あ)く』、『始める』です。

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音読みは呉音が『ケ・カイ』、漢音が『カイ』、『開(ひら)く』、『開(あ)く』です。訓読みが開くことと閉じることを開閉(カイヘイ)、戸などをあけ放つこと・罪人を許して自由にすること・制限をなくして自由にすることを開放(カイホウ)、道路などを開いて通じさせることを開通(カイツウ)、物事を始めることを開始(カイシ)といいます。

開(カイ)は、幵(ケン)、研(ケン)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 幵』をご覧下さい。

縁起の良い漢字で『さく』、『はる』、『はるき』、『ひら』、『ひらかす』、『ひらき』、『ひらく』と広く名前に使われます。

 『階(カイ)』jiēは、階段の様子を漢字にしたものです。漢字の足し算では、阝(こざとへんへん・土盛り)+皆(そろって)=階(そろった段。階段)です。漢字の部首は『阝・こざとへんへん』、意味は『階段』、『きざはし』です。

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音読みは漢音が『カイ』、呉音が『ケ』です。訓読みは常用外の『きざはし』があります。階段(カイダン)、階級(カイキュウ)、階梯(カイテイ)階です。階は、皆、諧、楷と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 皆』をご覧下さい。

 『寒(カン)』hánは、氷の冷たさを塞(ふさ)ぐ様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、塞(ふさぐ)+冫(氷)=寒(氷の冷たさを塞ぐ。寒い。さむい)です。漢字の部首は『宀・うかんむり』、意味は『寒(さむ)い』、『冷たい』、『凍える』です。

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冷地では、寒さを塞(ふさ)ぐ対策をします。これが『寒(カン)』hánです。

音読みは呉音が『ガン』、漢音が『カン』、訓読みは『寒(さむ)い』です。冬の月を寒月(カンゲツ)、寒い中咲く梅を寒梅(カンバイ)、冷えて寒いこと寒冷(カンレイ)といいます。

 『感(カン)』gǎnは、感動する様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、咸(戉・まさかりでショックを与えて口を閉じさせる)+心=感(口が開けられない程、心をうたれる。感動する)です。漢字の部首は『心・こころ』、意味は『感動する』、『感じる』、『ショックを受ける』です。

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音読みは呉音が『コン』、漢音が『カン』です。物事に感じて動く心持を感情(カンジョウ)、刺激を受けて感動することを感激(カンゲキ)、ショックを受けて態度を変えることを感化(カンカ)、電気によるショックを感電(カンデン)といいます。感(カン)は、咸(カン)、減(ゲン)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 咸』をご覧下さい。

 『漢(カン)』hànは、涸(か)れた河を表す形声文字で、天の川のことです。やがて、揚子江の支流である漢水、中国の漢王朝、漢民族、男をさすようになりました。

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漢字の部首は『氵・さんずい』、漢字の意味は『天の川』、『漢水』、『漢王朝』、『中国人』、『男』です。

音読みは呉音・漢音ともに『カン』、訓読みは常用外の『漢(おとこ)』があります。漢民族の字が漢字(カンジ)、良い男を好漢(コウカン)、中国の学問・技術を身に付けた才能を漢才(カンサイ)といいます。漢(カン)の『単語家族』には、嘆(タン)、難(ナン)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 漢』をご覧下さい。

 『館(カン)』guǎnは、食事をする公共の建物を示す漢字です。漢字の足し算では、飠(食事)+官(公共の)=館(食事をする公共の建物。やかた)です。部首は『飠(しょくへん)』です。

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同じ意味を意味を異体字に『舘(カン)』guanがあります。漢字の足し算では、舍(手足を伸ばす宿。宿舎)+官(公共の)=舘(手足を伸ばす公共の建物。やかた)です。部首は『舌・した』です。漢字の成り立ち・ニュアンスは違いますが、同じ漢字です。

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音読みは呉音・漢音ともに『カン』。訓読みは常用外の『やかた』、『たち』があります。会館(カイカン)、図書館(トショカン)、体育館(タイイクカン)、新館(シンカン)の館です。

『館(カン)』・『舘(カン)』は、大きな建物、公共の建物を表す、非常に立派な漢字で『いえ』、『たち』、『たて』、『やかた』、と地名・名字・名前に使われます。館(カン)は官(カン)、棺(カン)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 官』をご覧下さい。

 『岸(ガン)』ànは、水際の岸の様子を表す漢字です。漢字の足し算では、山+厂(崖・がけ)+干(棒・水の杭)=岸(水際の岸。きし)です。部首は『山・やま』、意味は『岸(きし)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ガン』。訓読みは『岸(きし)』です。接岸(セツガン)、彼岸(ヒガン)、川岸(かわぎし)、河岸(かし)の岸です。岸(ガン)は、厂(ガン)、岩(ガン)、願(ガン)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 厂』をご覧下さい。

 『起(キ)』qǐは、ベットから起き始めるの意味を表す漢字です。。足を使うことから走(そうにょう)に己を合わせます。漢字の足し算で表わすならば、走(あし)+己(はじめる)=起(足で起き上がる。起きる)です。漢字の部首は『走・そうにょう)』。意味は『起(お)きる』です。

画像ではこんな感じです。

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音読みは漢音の『キ』が普通で、呉音が『コ』は使いません。訓読みは『起(お)きる』、『起(お)こす』です。起床(キショウ)、決起(ケッキ)の起です。物事を起こすの意味にもつかわれます。起源(キゲン)ですね。非常に縁起の良い漢字で、『おき』、『おこす』、『かず』、『たつ』、『ゆき』と人名に使われます。

起(キ)は、己(コ)、記(キ)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 己』をご覧下さい。

 『期(キ)』qīは、決まった期間を表す漢字・形声文字です。漢字の足し算では、其(四角)+月(月日)=期(四角い月日。決まった期間)です。漢字の部首は『月』、漢字の意味は『期間』です。

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音読みは漢音が『キ』、呉音が『ゴ』。期日(キジツ)、期末(キマツ)、時期(ジキ)、一期一会(イチゴイチエ)の期です。期(キ)は、其(キ)、基(キ)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 其』をご覧下さい。

 『客(キャク・カク)』kèは、宿に泊まる客を表す形声文字です。漢字の足し算で示すと、宀(家)+各(つかえる)=客(宿につかえて止まる人)です。漢字の部首は『宀・うかんむり』です。

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音読みは呉音が『キャク』、漢音が『カク』です。客員(キャクイン・カクイン)、客観(キャッカン)、主客(シュキャク・シュカク)、乗客(ジョウキャク)の客です。客(キャク)は、各(カク)、格(カク)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 各』をご覧下さい。

 『究(キュウ)』jiūは、つきあたりまで究明する様子を漢字にしたものです。漢字の足し算では穴+九(いきどまり)=究(穴の中を行き止まりまで探す。究める)です。部首は『穴・あなかんむり』、意味は『究める』です。

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『穴』は穴の意味の他に『穴を探る』という漢字の部分に使われます。探(タン)、深(シン『漢字の覚え方 深・探』も穴に関係した漢字です。『究』は穴の奥まで探して究めることです。

音読みは漢音の『キュウ』が普通で、呉音の『ク』は使いません。訓読みは『究める(きわめる)』です。研究(ケンキュウ)、追究(ツイキュウ)、探究(タンキュウ)、究極(キュウキョク)の究です。

究(キュウ)は、九(キュウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 九』をご覧ください。『究』は穴の奥(九)まで探して究めることです。

 『急(キュウ)』jíは、心が迫られる様子を漢字にしたものです。漢字の足し算では、及(せまる)+心(こころ・気持ち)=急(迫られた気持ち。急ぐ。ゆとりがない)です。意味は『いそぐ』、『ゆとりのない』、『危ない状態』です。

漢字のデザインの話をします。人にヨ(右手)を足した漢字のデザインは『及』ですが、及に心を足した時にデザインの変更がありました。人を小さく変形させてヨ(右手)の上にもってきたのです。それで漢字の『急』が出来ました。『急』はデザインが違うだけで及、汲、吸の仲間の漢字、同じ『単語家族』です。

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イラストは上野-仙台間(常磐線経由)の特急列車『ひたち』です。震災の復興をお祈り申し上げます。

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音読みは『キュウ』、訓読みは『急ぐ(いそぐ)』です。緊急(キンキュウ)、早急(ソウキュウ)、緩急(カンキュウ)、応急(オウキュウ)、急行(キュウコウ)、急所(キュウショ)急です。

急(キュウ)は、及(キュウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 及・急』をご覧ください。

 『級(キュウ)』jíは、太さの違う糸を継ぎ足した映像を漢字にしたものです。漢字の足し算では、糸(いとへん・糸)+及(とどく)=級(糸を継ぎ足す。区切られた順序)です。漢字の部首は『糸』、『級』は一段一段区切られた順序、クラスの意味もあります。

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音読みは『キュウ』、訓読みは『しな』です。初級(ショキュウ)、上級(ジョウキュウ)、階級(カイキュウ)、進級(シンキュウ)、同級(ドウキュウ)、級友(キュウユウ)の級です。

級(キュウ)は、及(キュウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 及・急』をご覧ください。

 『宮(キュウ)』gōngは、御殿を表す会意文字です。漢字の足し算では、宀(家)+口(建物の形)+口(建物の形)=宮(いくつもある建物。御殿。みや)です。漢字の部首は『宀・うかんむり』、漢字の意味は『宮(みや)』です。

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音読みは呉音が『グウ』、漢音が『キュウ』、訓読みが『宮(みや)』です。王の住む壮麗な建物を宮殿(キュウデン)、宮殿・宮城の中を宮中(キュウチュウ)、天子・天皇が常に生活する場所を宮廷(キュウテイ)、皇太子を東宮・春宮(トウグウ)といいます。

 『球(キュウ・)』qiúは玉を漢字にした形声文のです。漢字の足し算では、王(玉)+求(身にまとう・丸い)=球(丸い玉。中心にむけて引き締めた玉。たま)です。部首は『王・玉・おうへん・ぎょく』、意味は『球(たま)』です。

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音読みは漢音の『キュウ』が普通で、呉音の『グ』は使いません。訓読みは『球(たま)』です。野球(ヤキュウ)、地球(チキュウ)、球根(キュウコン)、球技(キュウギ)の球です。『球』は小学校3年生で習う漢字です。

球(キュウ)は、求(キュウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 求』をご覧ください。

 『去(キョ)』qùは、蓋つきの窪んだ容器を象(かたど)った象形文字です。窪むから、姿を隠す。『窪むから』から『姿を隠す』、『去る』の意味になりました。漢字の部首は『ム・む』、意味は『去(さ)る』、『時間がたつ』、『ひっこめる』などです。

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音読みは呉音が『コ』、漢音が『キョ』、訓読みは『去(さ)る』です。退き立ち去ることを退去(タイキョ)、ある地位から去るか留まる(就)ことを去就(キョシュウ)、過ぎ去った時間を過去(カコ)といいます。去(キョ)の漢字仲間には、却(キャク)、脚(キャク)があります。詳しくは『漢字の覚え方 去』をご覧ください。

 『橋(キョウ)』qiáoは、曲線をなしている姿の良い橋(はし)を表す形声文字です。漢字の足し算では、木(木製)+喬(高い。曲線)=橋(曲線をなしている姿の良い橋。橋。はし)です。漢字の部首は『木・きへん』、漢字の意味は『橋(はし)』です。

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音読みは呉音が『ギョウ』、漢音が『キョウ』、訓読みが『橋(はし)』です。橋を支える部分を橋架(キョウカ)・橋桁(キョウコウ・はしげた)、橋を守るための拠点・物事の足がかりを橋頭堡(キョウトウホウ)といいます。橋(キョウ)は、喬(キョウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 喬』をご覧ください。

 『業(ギョウ)』yèは、鐘を吊るすための歯止めのついた台を表す象形文字です。漢字の部首は『木・き』です。意味は『音楽を鳴らす台。業』、転じて『苦労する仕事』、『生活のための仕事』、『善悪すべての行い』、『怒りの心』です。

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音読みは呉音が『ゴウ』、漢音が『ギョウ』、訓読みは『業(わざ)』です。仕事の出来栄えを業績(ギョウセキ)、組織・会社などを経営する仕事を事業(ジギョウ)、生活のための仕事を生業(セイギョウ・なりわい)、農作物の生産で生活する仕事を農業(ノウギョウ)、悪業のの報いとした地獄の火を業火(ゴウカ)といいます。

業(わざ)を意味する良い意味の漢字で『おき』、『かず』、『くに』、『なり』、『のぶ』、『のり』、『はじめ』、『ふさ』と広く名前に使われます。

業(わざ)は動き・仕事関係に使います。至難の業(わざ)、離れ業(わざ)。技(わざ)は技術関係に使います。柔道の技(わざ)、技(わざ)を磨く。使い分けて下さい。

 『曲(キョク)』qū、qǔは、曲がったさしがねを表す象形文字です。漢字の部首は『日・ひらび』、意味は『曲(ま)がる』、『曲(ま)げる』、『ひねくれる』、『音調を高く低く曲げた曲(キョク)』、『曲(くせ)』です。

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音読みは呉音が『コク』、漢音が『キョク』、訓読みは『曲(ま)がる』、『曲(くせ)』です。曲がった線を曲線(キョクセン)、折れ曲がった様子を曲折(キョクセツ)、音楽の曲を楽曲(ガッキョク)、ひと癖ある怪しい物を曲者(くせもの)といいます。

髷(まげ)が曲(キョク)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 曲』をご覧ください。

 『局(キョク)』júは、四角い区域を表す会意文字です。漢字の足し算では、□(四角)+句(句切る)=局(四角に区切られた区域。局)です。漢字の部首は『尸・しかばね』、漢字の意味は『四角に区切られた区域』です。仕事をするための部署、区切られた部屋持ちの女官、四角い将棋盤・碁盤も『局(キョク)』といいます。

鎌田は句(ク)を音符と見て形声文字としています。

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音読みは呉音が『コク』、漢音が『キョク』、訓読みは常用外の『局(つぼね)』があります。囲碁の終わり・物事の結末を結局(ケッキョク)、薬を扱う部門を薬局(ヤッキョク)、囲碁の見物人・関係ないことを局外(キョクガイ)といいます。

跼(せぐくま)るが局(キョク)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方  局』をご覧ください。

 『銀(ギン)』yínは、いつまでも錆(さび)ないで光る銀を表す形声文字です。漢字の足し算では、金(金属)+艮(あとに残る)=銀(いつまでも錆ないで光る金属、銀。ぎん)です。漢字の部首は『金・かねへん』、意味は『銀(ギン・しろがね)』、『銀貨・貨幣』です。

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音読みは呉音が『ゴン』、漢音が『ギン』、訓読みは『銀(しろがね)』です。貨幣を扱う金融機関を銀行(ギンコウ)、旅費のことを路銀(ロギン)、白く輝く自転車を銀輪(ギンリン)、幕府直轄の銀貨の製造所を銀座(ギンザ)といいます。

銀(ギン)は、艮(コン)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 艮』をご覧ください。

 『区・區(ク・オウ)』qū・ōuという漢字は、細かく仕切った様子を表す漢字です。漢字の足し算では、匸(かくしがまえ)+口×3(区切りが三)=区・區(細かく仕切る。区別)です。漢字の部首は『匸・かくしがまえ』、意味は『区切る』、『小さい』、『かがむ』です。

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字体としては小さい區切りを示す『區』が正字ですが、我が国の常用漢字では省略形の『区』が登録されているので『区』を使って下さい。

音読みは呉音・漢音ともに『ク』です。区域(クイキ)、区別(クベツ)、区画(クカク)の区です。『区』は小学校3年生で習います。『区』ōuには古代中国斉(セイ)の升の単位を表す使い方がありました。こちらは『オウ』と読んでいました。

区(オウ)の漢字仲間には、殴(オウ)、欧(オウ)があります。詳しくは『漢字の覚え方 区・殴』をご覧ください。

 『苦(ク)』kǔは、枯れている植物をなめる様子を漢字にしたものです。漢字の足し算では、艸(くさかんむり・植物)+古=苦(古い植物で苦い)です。漢字の部首は『艸・くさかんむり』です。

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音読みは呉音の『ク』が普通で、漢音が『コ』は使いません。訓読みは『苦(くる)しい』、『苦(にが)い』です。苦情(クジョウ)、苦痛(クツウ)、苦労(クロウ)、苦笑(クショウ)、苦手(にがて)、苦味(にがみ)の苦です。

呉音の『ク』は漢音では『コ』になることがあります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音をご覧ください。

苦(ク)は、古(コ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 古』をご覧ください。

 『具(グ)』jùは、容器(鼎・かなえ)を手に準備をした様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、鼎(容器)+ハ(両手)=具(容器(鼎・かなえ)を手に準備する。具える。そなえる)です。漢字の部首は『八・はち』、漢字の意味は『具(そな)える』、『料理の中身』、転じて『具(そな)える器物』、『道具』、『つぶさに』です。

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音読みは呉音が『グ』、漢音が『ク』、訓読みが『具(そな)える』、『具(つぶさ)に』です。ある目的(道)に具(そな)えた器具を道具(ドウグ)、工作に具(そな)える器具を工具(コウグ)、物事が直接分る形(体)を具えていることを具体(グタイ)、具(つぶさ)にに申し上げることを具申(グシン)といいます。具(グ)は倶(ク)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 具』をご覧ください。

良い意味の漢字なので『とも』と読んで名前に使われます。

 『君(クン)』jūnは、人々に命令してまとめる君主を表す形声文字です。漢字の足し算では、尹(聖職者)+口(言葉)=君(人々に命令してまとめる君主)です。漢字の部首は『口』、意味は『君主』、『君(きみ)』です。使い方は、人を尊んで呼ぶ『君(きみ)』、夫婦で敬愛を込めて呼ぶ『君(きみ)』、我が国では対等か目下の人を丁寧に言う時に『君(きみ・クン)』と使います。

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音読みは呉音・漢音ともに『クン』です。訓読みは『君(きみ)』です。人民を治める王を主君(シュクン)、徳の高い立派な人を君子(クンシ)、妻の事を細君(サイクン)といいます。

君(クン)は、群(グン)、郡(グン)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 君』をご覧下さい。

 『係(ケイ)』xìは、人がつながる様子・かかわりあう様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、イ(人間)+系(糸をつなぐ)=係(人と係わりりあう)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、意味は『係(かかわ)る』、『つながる』、『人が糸を繋(つな)ぐ』、『ある仕事の担当。係』です。

糸を縛(しば)って繋(つな)ぐ『繋(ケイ)』ji、xiとほぼ同じ意味の漢字です。『繋(ケイ)』は常用漢字ではないので、『係(ケイ)』xiを使うのが普通です。

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音読みは呉音が『ゲ』、漢音が『ケイ』、訓読みは『係(かかり)』、『係(かか)り』、『係(かか)わる』です。つながりを持つことを関係(カンケイ)、係り合う当事者が争うことを係争(ケイソウ)、船を繋ぐことを係船・繋船(ケイセン)、繋ぎ留めることを係留・繋留(ケイリュウ)といいます。係(ケイ)は、系(ケイ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の成り立ち 系』をご覧ください。

 『輕・軽(ケイ)』qīngは、まっすぐ速く走る軽量戦車を表す形声文字です。軽量戦車の反対が荷物を積んで走る戦車で輜重(シチョウ)といいます。漢字の足し算では、車(馬車)+巠(まっすぐ)=軽(まっすぐ走る軽い戦車。軽い)です。漢字の部首は『車・くるまへん』です。

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常用漢字体である『軽』を使うのが普通です。戦争に負ける前は、正字体(旧字体)である『輕』が使われていました。

音読みは漢音が『ケイ』が普通で、呉音の『キョウ』は使いません。唐宋音の『キン』は稀(まれ)に使います。訓読みは『軽い(かるい)』、『軽やか(かろやか)』です。

呉音の『キョウ』は漢音では『ケイ』になることがあります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音をご覧ください。

軽快(ケイカイ)、軽視(ケイシ)、軽傷(ケイショウ)、軽量(ケイリョウ)、剽軽(ヒョウキン)、気軽(きがる)の軽です。軽(ケイ)は、径(ケイ)、経(ケイ)などと同じの『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 巠』をご覧ください。

 『血(ケツ)』xuè、xiěは、皿に祭礼にささげる血をいれる様子を表す象形文字・指示文字です。漢字の部首は『血・ち』、漢字の意味は『血(ち)』です。

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全体的にみれば、皿に血の入った象形文字(藤堂)、血を表すノを線とみれば指示文字になります。漢字の足し算では、皿(さら)+ノ(液体)=血(皿に入れて祭礼にささげる液体。血。全身をめぐる血)です。

音読みは呉音が『ケチ』、漢音が『ケツ』、訓読みが『血(ち)』です。血のめぐりを血行(ケッコウ)、血を採ることを採血(サイケツ)、誓約の決意を示すのに署名に血の印を加えることを血判(ケッパン)、血が少ない状態を貧血(ヒンケツ)といいます。

恤(ジュツ)、洫(キョク)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 血』をご覧ください。

 『決(ケツ)』juéは、川が決壊(ケッカイ)する様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(水)+夬(えぐる)=決(川が抉られるように決壊する。きれる)です。漢字の部首は『氵・さんずいう』、漢字の意味は『決壊する』、転じた意味の『決(き)める』、『おもいきって別れる』です。

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音読みは呉音が『ケチ』、漢音が『ケツ』、訓読みは『決(き)める』です。川の堤が切れることを決壊(ケッカイ)、ずばりと断つように決めることを決断(ケツダン)、思い切って別れることを決別(ケツベツ)といいます。

呉音の『チ』韻(語尾)は漢音では『ツ』韻(語尾)になることがあります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音をご覧ください。

決(ケツ)は、快(カイ)、訣(ケツ)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 夬』をご覧下さい。

 『研(ケン)』yánは、磨いて表面を平らにする様子・研(と)ぐ様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、石+幵(高さをそろえる)=研(石で磨いて表面を平らにする。研ぐ。とぐ)です。漢字の部首は『石・いしへん』、意味は『研(と)ぐ』、『汚れをとる』、『本質を見きわめる』です。

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音読みは呉音が・漢音とも『ゲン』、慣用音が『ケン』、訓読みは『研(と)ぐ』です。研いで磨くことを研磨(ケンマ)、深く調べて本質をみきわめることを研究(ケンキュウ)、粉薬をつくるために、材料を細かくする器具を薬研(ヤゲン)といいます。

研(と)ぐは、砥(と)ぐhttp://bit.ly/1RQq75X、磨(と)ぐhttp://bit.ly/1wgqwnk とも書きます。

研(ケン)は、幵(ケン)、開(カイ)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方  幵』をご覧下さい。

 『県(ケン)』xiànは、本来は『県(キョウ)』jiaoと読んで、敵兵の首を糸で吊るした指事文字です。都道府県の県(ケン)は戦争に負ける前までは、『縣(ケン)』xianという正しい漢字を使っていました。

漢字の足し算では、県(キョウ・敵兵の首)+系(糸・紐でつなぐ)=縣(敵兵の首を紐で吊るす。宙づりにする。中間。中間の行政府)です。漢字の部首は『糸』です。漢字の意味は『中間』です。国と町の中間に位置するのが『縣(ケン)』です。

現在では『縣(ケン)』xiànの省略形として『県(キョウ)』jiaoを『県(ケン)』xianとして使っています。みなさんは常用漢字の『県(ケン)』を使って下さい。『県(ケン)』の漢字の部首は『目』です。

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音読みは漢音の『ケン』です。訓読みは常用外の『あがた』があります。県立(ケンリツ)、都道府県(トドウフケン)、廃藩置県(ハイハンチケン)、郡県制(グンケンセイ)、県主(あがたぬし)の県です。

『縣(ケン)』は、都道府県には使えませんが、人名用漢字なので、地名・人名に使えます。山梨、山口、広島県に多い『山県・山縣(やまがた)』姓の方は武田姓に縁(ゆかり)のあるといわれています。県(ケン)は懸(ケン)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 県』をご覧下さい。

 『庫(コ)』kùは、車を入れる建物を表す会意文字です。近漢字の足し算では、广(家)+車(車・くるま)=庫(車を入れる建物。車庫、蔵)です。漢字の部首は『广・まだれ』、意味は『車庫』、『蔵』です。

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音読みは呉音が『ク』、漢音とも『コ』、唐宋音が『ク』です。車を入れる建物を車庫(シャコ)、寺院の台所を庫裏・庫裏(クリ)、公的機関の蔵を公庫(コウコ)、宝物を納めた蔵を宝庫(ホウコ)といいます。

呉音の『ク』は漢音では『コ』になることがあります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音をご覧ください。

庫(コ)は軍(グン)に近い漢字です。軍(グン)については『漢字の覚え方 軍』をご覧下さい。

 『湖(コ)』húは、みずうみを漢字で表したものです。漢字の足し算では、氵(さんずい・水)+胡(顎・あごの下の広い部分)=湖(水がある広い場所)です。漢字の部首は『氵・さんずい』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『コ』、訓読みは『みずうみ』です。です。湖沼(コショウ)、湖水(コスイ)、琵琶湖(ビワコ)、湖岸(コガン)、湖畔(コハン)の湖です。

湖(コ)は、古(コ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 古』をご覧ください。

 『向(コウ)』xiàngは、ある方向へ向かう様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、宀(家)+口(通気口)=向(ある方向へ空気が進む。向かう。むかう)です。漢字の部首は『口・くち』、漢字の意味は『向(む)かう』、『前に向かう』、『過去に向かう』です。

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音読みは呉音が『コウ』、漢音が『キョウ』、訓読みは『向(む)かう』、『向(む)こう』です。学問に向かう志を向学(コウガク)、太陽の方角に向くことを向日(コウジツ・キョウジツ)、物事の傾く方向を傾向(ケイコウ)といいます。

空気の進む様子を表す、大変縁起の良い漢字で、『ひさ』、『むか』、『むかう』、『むき』、『むけ』、『むこう』と地名・人名に広く使われます。

 『幸(コウ)』xìngは、法廷で枷(かせ)が解(と)かれて無罪になった様子を表す象形文字です。転じて幸せを表します。漢字の部首は『干・かん』、漢字の意味は『幸(さいわ)い』、『幸(さち)』、『幸(しあわ)せ』です。

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音読みは呉音・漢音『コウ』、訓読みは『幸(さいわ)い』、『幸(さち)』、『幸(しあわ)せ』です。運が良いことを幸運(コウウン)、運に恵まれ神の恵みが続くことを幸福(コウフク)、法皇・上皇の外出を御幸(ギョコウ・みゆき)、天皇の外出を行幸(ギョウコウ・みゆき)、海や山からの素晴らしい収穫物を幸(さち)といいます。

運が良いこと、天子の外出を表す大変縁起の良い漢字で、『さい』、『さき』、『さち』、『たか』、『たつ』、『とみ』、『とも』、『ひで』、『みゆき』、『むら』、『ゆき』、『よし』と広く名前に使われます。

幸(コウ)の、『単語家族』には 倖(コウ)などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 幸』覧ください。

 『港(コウ)』gǎngは、港(みなと)を表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(水)+巷(ちまた・人が行き交う)=港(船が行き交う所。港。みなと)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、漢字の意味は『港(みなと)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『コウ』、訓読みは『港(みなと)』です。船が安全に往来・輸送することができる水域を港湾(コウワン)、空の港を空港(クウコウ)、港を開くことを開港(カイコウ)、漁業にたずさわる港を漁港(ギョコウ)といいます。

港(みなと)は湊(みなと)とも書きます。港(コウ・みなと)・巷(コウ・ちまた)は共(キョウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 共』をご覧ください。

 『号(ゴウ)』hàoは、大声で叫ぶ様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、口+丂(曲がる)=号(屈曲させて出す大声。叫ぶ。名を付ける)です。漢字の部首は『口・くち』、意味は『叫ぶ』、『名を付ける』、『命令する』、『船のなどの名』、『記号』、『番号』です。

同じ意味の異体字に『號ゴウ)』hàoがあります。虎のように太い声で叫ぶことです。

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音読みは呉音が『ゴウ』、漢音が『コウ』です。大声で泣き叫ぶことを号泣(ゴウキュウ)、大声で命令することを号令(ゴウレイ)、合図の鉄砲を号砲(ゴウホウ)といいます。

号(ゴウ)は、丂(コウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 丂』をご覧ください。

 『根(コン)』gēnは、木の根をを表す形声文字です。漢字の足し算では、木+艮(あとに残る)=根(植物のあとに残る、動かない部分。根。ね)です。漢字の部首は『木・きへん』、意味は『根(ね)』、『本来の性質』、『気力』です。

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音読みは呉音・漢音とも『コン』、訓読みは『根(ね)』です。物事の大切な部分、根と幹を根幹(コンカン)、物事の成り立つもとを根本(コンポン)、生まれつきの性質・強い精神力を根性(コンジョウ)といいます。

根(コン)は、艮(コン)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 艮』をご覧ください。

参考図書http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-c740.htmlです。漢字についてより詳しく知りたい方は、下記の本をお読みください。

篆文(テンブン)を中心にした体系的な記述・韻の説明は、諸橋轍次先生の『新漢和辞典』、藤堂明保先生の『漢字源』・『漢字の過去と未来』を参考にさせて頂いてます。

甲骨文字・金文のもつ呪術的な解釈には白川静先生の『字通』・『字統』・『漢字』・『中国古代の文化』を参考にさせて頂いています。

漢字の伝来や常用漢字の解釈については、大島正二先生の『漢字伝来』、高島俊男先生の『漢字と日本人』を参考にさせて頂いています。

日本語については、金田一京助先生の『日本語の変遷』、大野晋先生の『日本語の文法を考える』、新村出先生の『広辞苑』を参考にさせて頂いております。

最近の研究については、落合淳思先生の『漢字の成り立ち』を参考にさせて頂いております。

医学用語については伊藤正男・井村裕夫・高久史麿先生の『医学大辞典』を参考にさせて頂いております。

小学校3年生で習う漢字②(祭~進)

小学校3年生で習う漢字を説明します。

『小学校3年生で習う漢字①』(悪~根)と 『小学校3年生で習う漢字②』(祭~進)、 『小学校3年生で習う漢字③』(世~童)、 『小学校3年生で習う漢字④』(農~和)に分割しています。ご了承下さい。

漢字の説明の前に、漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の漢字辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字の成り立ちについて、四種類あるとしました。中学の教科書に掲載されるようになったので、解説致します。

①.物の形を象った(かたどった)『象形文字』(ショウケイモジ)、②.象形文字を基に点を打つことにより示された『指事文字』(シジモジ)、③.文字を組み合わせて造った『会意文字』(カイイモジ)、④.意味と音を示す文字を組み合わせた『形声文字』(ケイセイモジ)の四種です。『会意文字』と『形声文字』は漢字の足し算で表す事が出来ます。三年生の漢字については一覧にしてありますので象形・指事・会意・形声 三年生も御覧ください。

漢字の成り立ちについての解釈は四通りです。どの時代の漢字に重点を置くか、また「説文解字(セツモンカイジ)」にどれほど敬意を払うかにより、解釈が違う場合が稀にあります。ある辞書では『見』を象形文字、別の辞書では目+儿の会意文字としています。漢字の解釈については諸説あることを御承知下さい。

 『祭(サイ)』jìは、供え物の肉を手に神を祭る様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、月(肉)+又(手)+示(神)=祭(供え物の肉を手に神を祭る。祭る。まつる)です。漢字の部首は『示・しめす』、漢字の意味は『祭(まつ)る』、『祭(まつ)り』、『記念行事』です。

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音読みは呉音が『サイ』、漢音が『セイ』、訓読みは『祭(まつり)』です。神仏・祖先を祭る礼を祭礼(サイレイ)、祭りの儀式を祭典(サイテン)、祭りの日、公の祭典が行われる日を祭日(サイジツ)といいます。

祭(まつ)るは祀(まつ)るとも書きます。

祭の『単語家族』には、際、察などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 祭』をご覧下さい。

 『皿(さら)』mǐnは、お皿を象った象形文字です。漢字の部首は『皿・さら』、漢字の意味は『皿(さら)』、『皿でおおう』です。

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音読みは呉音が『ミョウ』、漢音が『メイ』、慣用音が『ベイ』です。訓読みは『皿(さら)』です。小さいお皿を小皿(こざら)、煙草の灰を入れる皿を灰皿(はいざら)、皿や小鉢などの器(うつわ)を器皿(キベイ)といいます。

皿に近い漢字としては、孟(モウ)、猛(モウ)や血(ケツ)などがあります。『漢字の覚え方 孟』 、『漢字の覚え方 血』 もご覧ください。

 『仕(シ)』shìは、仕(つか)える様子を表わした形声文字です。漢字の足し算では、イ(人間・そばにいる)+士(身分の高い人間)=仕(身分の高い人間の側にいる。仕える。つかえる)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、意味は『仕える』、『役目につく』です。

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イ(にんべん・人間)には側、休、伴など側(そば)を表す役割があります。

音読みは呉音が『ジ』、漢音が『シ』。訓読みは『仕(つか)える』です。役目に付く事を仕事(シゴト)、役人として仕えることを仕官(シカン)といいます。仕は士の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 士』をご覧ください。

 『死(シ)』sǐは、人が死んで骨になる様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、歹(骨)+ヒ(人間)=死(人が死んで骨になる。死ぬ)です。漢字の部首は『歹・かばねへん』、意味は『死ぬ』、『命がけの』、『役に立たない』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『シ』、訓読みは『死(し)ぬ』です。生きることと死ぬことを生死(セイシ)、死すべき時期を死期(シキ)、役に立たたなくなった古い言葉を死語(シゴ)、弾丸が役に立たない地形上の角度・目の届かない場所を死角(シカク)といいます。

死に『単語家族』には、屍(シ)があります。詳しくは『漢字の覚え方 死』をご覧下さい。

 『使(シ)』shǐは、公文書を持った使者を表す形声文字です。漢字の足し算では、イ(人間)+吏(公文書を持った役人)=使(公文書を持った使者。使い。つかい)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、意味は『使(つか)う』、『使(つか)いする』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『シ』、訓読みは『使(つか)う』です。人を使って仕事をさせることを使役(シエキ)、命令・依頼を受けて使いをする者を使者(シシャ)、国家の代表として外国に行く使者を使節(シセツ)、使者に与えられた任務を使命(シメイ)といいます。

使は史の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 史』をご覧下さい。

 『始(シ)』shǐは、女性が身ごもった様子・何かを始める様子を表わす形声文字です。漢字の足し算では、女(女性)+台(始める)=始(女性が身ごもった様子・何かを始める様子。始める)です。漢字の部首は『女・おんな』、意味は『始める』です。『身ごもる』の意味は『胎(タイ)』zhiに引き継がれ、もっぱら『始まる』の意味に使われます。

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音読みは呉音・漢音ともに『シ』、訓読みは『始まる』、『始める』です。始めから終りまでを始終(シジュウ)、物事の始めから終り(末)まで処理することを始末(シマツ)、祖先のうち初代の人を始祖(シソ)といいます。

始(シ)はム(シ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 ム・台』をご覧ください。

 『指(シ)』zhǐは、旨(うま)いものを食べる指を表す形声文字です。漢字の足し算では、扌(手)+旨(旨いもの・甘いもの)=指(旨いものを食べる指。ゆび。指す)です。漢字の部首は『扌・てへん』、漢字の意味は『指(ゆび)』、『指(さ)す』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『シ』、訓読みは『指(ゆび)』、『指(さ)す』です。物事を指し示すことを指示(シジ)、方向を指し示して導くことを指導(シドウ)、物事のやり方などを指示して人を動かすことを指図(さしず)、人を差す指(ゆび)を人差し指(ひとさしゆび)、人差し指・食欲をそそられることを食指(ショクシ)といいます。

「食指(ショクシ)が動く」というのは、食欲が起こる。興味が生じることをいいます。昔中国の鄭(てい)の子公の人さし指が、ごちそうに前には動いたという故事(コジ)によります。

指は旨の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 旨』をご覧ください。

 『歯(シ)』chǐはは、齒(は)を描いた漢字です。漢字の足し算では、止+凵(かまえ)+一(口のさかい)+人×4(上の歯と下の歯)=齒・歯(噛みとめる歯)です。漢字の部首は『歯』、意味は『歯(は)』です。

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漢字では米を書いて煩雑(ハンザツ)な部分を省略することがあります。例えば、齒は歯へ、斷(ダン・ことわる)は断に省略されています。

音読みは『シ』、訓読みは『は』です。歯科医(シカイ)、歯牙(シガ)、年歯(ネンシ)、虫歯(むしば)、奥歯(おくば)、歯茎(はぐき)の歯です。

歯は止の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 止・此』をご覧ください。

 『詩(シ)』shīは、心の進む様子を表現する詩を表す形声文字です。漢字の足し算では、言(言葉)+寺(手足を動かす・心を進める)=詩(心の進む様子を表現する言葉。詩。し。うた)です。漢字の部首は『言・ごんべん』、漢字の意味は『詩(うた)』、『漢詩』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『シ』。訓読みが常用外の『詩(うた)』です。詩(中国の漢詩)と歌(日本の和歌)で詩歌(シイカ・シカ)、中国最古の詩集を詩経(シキョウ)、漢字によって記された中国の詩を漢詩(カンシ)、詩を書く人を詩人(シジン)といいます。

詩は寺の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 寺』をご覧ください。

 『持(ジ)』chíは、物を持つ様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、扌(手)+寺(手足を動かす)=持(手に物を持つ)です。漢字の部首は『扌・てへん』、意味は『持つ』、『たもつ』、『引き分け』です。

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音読みは呉音が『ジ(ヂ)』、漢音が『チ』、訓読みは『持(も)つ』です。持ち続けることを持続(ジゾク)、手に持って参るのが持参(ジサン)、扶(たす)けたもつことを扶持(フチ)といいます。

持は寺の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 寺』をご覧ください。

 『次(ジ)』cìは、二つのものを順序をつける様子を表した会意文字です(藤堂)。漢字の足し算では二(ふたつ)+欠(人が屈む)=次(人が屈んで一、二と順序をつける。次。つぎ。続く)です。漢字の部首は『欠・あくび』、意味は『次(つぎ)』、『二番目』、『順序』、『そろえる』、『並べる』です。

白川は人が口を開けて咨嗟(シサ)して嘆く形の象形、鎌田も人が吐息をついている象形としています。

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音読みは呉音・漢音が『シ』、慣用音が『ジ』です。訓読みは『次(つぎ)』です。物事の次(つぎ)の回を次回(ジカイ)、二番目に生まれた男子を次男(ジナン)、順序に従うのを順次(ジュンジ)、一定の順序・なりゆき・事情を次第(シダイ)といいます。

順位を表す良い意味の漢字で、『ちか』、『つぎ』、『つぐ』、『ひで』、『やどる』と名前に使われます。

次の『単語家族』には諮(シ)、資(シ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 次』をご覧ください。

 『事(ジ)』shìは、公文書を持った役人が事務を司る様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、吏(公文書)+ヨ(手)=事(公文書を持った役人が事務を司る。仕事。こと)です。漢字の部首は『亅・はねぼう』、漢字の意味は『仕事』、『用事』、『事(こと)』、『処理する』、『仕える』です。

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音読みは呉音が『ジ』、漢音が『シ』、慣用音が『ズ』、訓読みは『事(こと)』です。仕事(シごと)、用事(ヨウジ)、出来事(できごと)、人事(ジンジ)、理事(リジ)、事業(ジギョウ)の事です。

とても重要で大事な漢字で『こと』、『つとむ』、『わざ』と名前に使われます。

事は史の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 史』をご覧下さい。

 『式(シキ・ショク)』shìは、神事に使う弋(しきがまえ・ほこ)と工(コウ・道具)を会意文字です。漢字の足し算では、弋(しきがまえ・神事に使うほこ)+工(コウ・神事に使う道具)=式(神事の一定のきまり、作法)です。漢字の部首は『弋・しきがまえ』です 。

『式』の意味ですが『一定のきまり』、『方法』です。数式・化学式のように記号や数に関係を表すのにも使います。また、弘仁格式(コウニンキャクシキ)のように法律の細目に関しても『式』をつかうことがあります。

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音読みは呉音の『シキ』が普通で、漢音の『ショク』を使うこともあります。旧式(キュウシキ)、書式(ショシキ)、正式(セイシキ)、様式(ヨウシキ)、挙式(キョシキ)、卒業式(ソツギョウシキ)、化学式(カガクシキ)、弘仁格式(コウニンキャクシキ)の式です。規律のある良い漢字で『つね』、『のり』、『もち』と名前に使われます。

式の漢字仲間には試、拭などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 式』をご覧ください。

 『実(ジツ)』shíは、実の正しい字体は『實』で、『貫』と近い関係にあります。財宝で家の中が満たされている様子の会意文字です。漢字の足し算では宀(家)+周(シュウ・いっぱい)+貝=實(家の中を財宝でいっぱいにする。満たす。みちる。実る。充実)です。漢字の部首は『宀・うかんむり』、意味は『実(み)』、『実る(みの)る』、『本当の』、『真実』です。

毌の部分が周(シュウ・いっぱい)の省略形といわれています。いっぱいの意味で、貫くの意味はありませんが、同じ貝の仲間です。

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音読みは呉音が『ジチ』、漢音が『シツ』、慣用音が『ジツ』、訓読みは『実(み)』、『実(みの)る』です。植物の実を果実(カジツ)、実際に起こった事柄を事実(ジジツ)、本当の事を真実(シンジツ)、実際の事情を実情(ジツジョウ)といいます。

偽りのない良い意味の漢字で、『これ』、『さね』、『ちか』、『つね』、『なお』、『のり』、『ま』、『まこと』、『み』、『みつ』、『みのる』、『みる』と広く名前に使われます。

實は貫に近い漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 毌・串』をご覧ください。

 『写(シャ)』xiěは、場所を移す様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、宀(屋根)+舃(かささぎ)=寫(鳥が移動する。場所を移す。場所を写して書く。写す)です。正字は寫です。常用漢字に登録されている写を使います。写の漢字の部首は『冖・わかんむり』、意味は『写(うつ)す』です。元の姿を他の場所にうつして書く場合に使います。

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音読みは呉音・漢音ともに『シャ』、訓読みは『写(うつ)す』です。真実を写すこと・写真機で撮影した画像を写真(シャシン)、ありのままの風景(生)などを写して書くことを写生(シャセイ)といいます。

 『者(シャ)』zhěは、『もの』、『こと』、『その人』を表す象形文字です。元の漢字は煮(シャ・煮る)です。日はコンロ、灬は燃える火、耂は薪(まき)を表しています。煮るが煮るという動作を表し、灬(燃える火)を除いた者(シャ)が人を表すようになりました。漢字の部首は『老・おいがしら』、意味は、『もの』、『こと』、『その人』、『集める』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『シャ』、訓読みは『者(もの)』です。賢い人を賢者(ケンジャ)、学業に秀でた人を学者(ガクシャ)、勇ましい人を勇者(ユウシャ)、曲のある怪(あや)しい人を曲者(くせもの)といいます。

者の漢字仲間には、煮、諸、都、暑などがあります。詳しく『漢字の覚え方 者』をご覧ください。

  『守(シュ)』shǒuは、手で囲って守(まも)る様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、宀(家・屋根)+寸(手)=守(手で屋根の下に囲って守る。まもる)です。漢字の部首は『宀・うかんむり』、意味は『守(まも)る』、『お守(もり)』、『国司』です。

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音読みは呉音が『シュ・ス』、漢音が『シュウ』、訓読みは『守(まも)る』、『守(もり)』です。まもることを守護(シュゴ)、守衛(シュエイ)、決まりや先例を守ることを遵守・順守(ジュンシュ)、古い考えを保ち守ること、機械を正常に保ち守ることを保守(ホシュ)、主人が外に出るときに留(とど)まって守ることを留守(ルス)といいます。

『まもる』は『守る』、『衛る』、『護る』と書きますが『守る』と書くのが一般的です。

衛(まも)るは韋の漢字仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 韋』をご覧ください。護(まも)る矍の漢字仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 矍』をご覧ください。

大変良い意味の漢字で、『え』、『かみ』、『さね』、『ま』、『まもり』、『まもる』、『もり』、『もれ』、と名前に使われます。

守の漢字仲間には、狩があります。詳しくは『漢字の覚え方 守』をご覧ください。

 『取(シュ)』qǔは、戦争の敵兵の耳を切って取る映像を漢字にした会意文字です。漢字の足し算では、耳+又(手)=取(耳を切って取る。取る)です。漢字の部首は『又』、意味は『取る』です。

耳と又は基本の映像を表す象形文字(ショウケイモジ)で、取は象形文字を組み合わせた会意文字(カイイモジ)と呼ばれています。

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音読みは漢音の『シュ』が普通で、呉音の『ス』と読むことはありません。訓読みは『取(と)る』です。取材(シュザイ)、取次(シュジ・とりつぎ)、取得(シュトク)、搾取(サクシュ)、取捨(シュシャ)の取です。

取の漢字仲間には、最、趣などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 取』をご覧ください。

 『酒(シュ)』jiǔは、酒壺(さかつぼ)に入っている酒を表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(水)+酉(酒壺)=酒(酒壺に入ってい酒。さけ)です。漢字の部首は『酉・さけづくり、とり』、漢字の意味は『酒(さけ)』です。

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音読みは呉音が『シュ』、漢音が『シュウ』です。訓読みは『酒(さけ)』、『酒(さか)』です。濁りを濾過した清んだ酒を清酒(セイシュ)、酒屋が目印であげる旗を酒旗(シュキ)、酒用に使う大きな粒の米を酒米(さかまい)、酒を貯蔵する樽(たる)を酒樽(シュソン・さかだる)といいます。

酒(シュ)は、酉(ユウ)の『単語家族』で、酋(シュウ)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方  酉』をご覧ください。

 『主(シュ)』zhǔという漢字は、燭台でじっと燃える様子の象形文字(ショウケイモジ)です。漢字の部首は『丶・てん』、意味は『じっとする』、『ついている』です。主のロウソクは太く、安定感があります。漢字の上の点は、ロウソクの火を表しています。所を変えて旅するものを『客(キャク)』といいますが、とどまって動かないものを『主』というのです。

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最近の研究では、主人(シュジン)のために夜通し灯(あか)りを絶やさぬようにするのが主の起源ではないかとされています。

音読みは漢音の『シュ』が普通で、呉音の『ス』もあります。訓読みは『ぬし』、『おも』、『あるじ』です。主従(シュジュウ)、主客(シュカク・シュキャク)、主催(シュサイ)、坊主(ボウズ)、神主(かんぬし)の主です。

主の漢字仲間には、住(ジュウ)、注(チュウ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 主』をご覧ください。

 『住(ジュウ)』zhùは、人がそこに住む様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、亻(にんべん・人)+主(じっとしている)=住(居住を定めてじっとする。そこについている)です。部首は『亻・にんべん』です。意味は『住(す)む』です。

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音読みは呉音が『ジュウ』、漢音が『チュウ』、訓読みは『住(す)む』、『住(す)まう』です。住居(ジュウキョ)、住宅(ジュウタク)、住民(ジュウミン)、住み込み(すみこみ)の住(ジュウ)です。

鳥や獣が棲(す)むは棲(す)むhttp://bit.ly/1DUGnR6を使います。

住の漢字仲間には、主(シュ)、注(チュウ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 主』をご覧ください。

 『受(ジュ)』shòuは、器(舟)を受け取る様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、爪(手)+舟(器)+又(手)=受(器を手で受け取る。受ける。うける)です。漢字の部首は『又・また』、意味は『受(う)ける』、『容器』です。

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音読みは呉音が『ズ』、漢音が『シュウ』、慣用音が呉音から変化した『ジュ』です。訓読みは『受(う)ける』です。品物を受け取ることを受領(ジュリョウ)、領地を受け取る意味の国司を受領(ズリョウ)、命令を受けることを受命(ジュメイ)、相手の言う事を承知するのを受諾(ジュダク)といいます。

授(さず)けるは受(う)けるに扌(てへん)を加えて立場の違いを表した漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 受』をご覧ください。

 『州(シュウ)』zhōuは、川の中の中州(なかす)を表す象形文字です。漢字の部首は『川・かわ』、意味は『中州(なかす)』、『中国大陸を九つに分けた一つ』、『大陸』、『いきわたる』です。

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音読みは呉音が『ス』、漢音が『シュウ』、訓読みは『州(す)』です。河口に出来る三角形の中州を三角州(サンカクス)、揚子江のあたりを揚州(ヨウシュウ)、東北地方を奥州(オウシュウ)、ヨーロッパを欧州(オウシュウ)といいます。

『大陸』の意味では氵(さんずい・海を表す)を足した洲を使うこともありますが、常用漢字の州を使うこともあります。大相撲の琴欧洲(ことオウシュウ)関は洲を使っています。

州の漢字仲間には、洲(シュウ)、酬(シュウ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 州』 をご覧ください。

 『拾(ジュウ)』shíは、手で集める様子を漢字にしたものです。漢字の足し算では、扌(てへん・手)+合(合う)=拾(手で集める。拾う)です。部首は『扌・てへん』、意味は『拾う』です。

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音読みは呉音の『ジュウ』、漢音の『シュウ』があります。訓読みは『拾(ひろ)う』です。拾遺(シュウイ)、拾得(ショウトク・ジットク)、拾翠(シュウスイ)、収拾(シュウシュウ)の拾です。

拾は合の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 合』をご覧ください。

 『終(シュウ)』zhōngは、糸の終わりを描いた形声文字です。漢字の足し算では、糸+冬(糸の端)=終(糸の終わり。終わり)です。漢字の部首は『糸・いとへん』、漢字の意味は『終(お)わる』です。

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音読みは呉音が『シュ』、漢音が『シュウ』、訓読みが『終(お)わる』です。始めと終わり・始めから終りまで変わらずを終始(シュウシ)、始めと終わり・始めから終りまでいつも・全部を始終(シジュウ)、終りの地点を終点(シュウテン)、人間が終りに臨(のぞ)む、おしまいを臨終(リンジュウ)といいます。

終は冬の『単語家族』です。上古では冬(トウ)と終(シュウ)の発音は近かったと考えられています。詳しくは『漢字の覚え方 冬』をご覧ください。

 『習(シュウ)』xíは、動作を繰り返す様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、羽(はばたく)+白(動作)=習(同じ動作を繰り返す。習う。ならう)です。漢字の部首は『羽・はね』、漢字の意味は『習(なら)う』、『習(なら)わし』、『繰り返す』です。

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音読みは呉音が『ジュウ』、漢音が『シュウ』、訓読みは『習(なら)う』、『習(なら)わし』です。何度も繰り返してきた習わしを習慣(シュウカン)、学び習うこと・勉強することを学習(ガクシュウ)、主君の近くに仕え、何度も用事を行う家来を近習(キンジュウ)といいます。

習(なら)わしは慣(なら)わしとも書きます。詳しくは『漢字の覚え方 貫』をご覧ください。

習(シュウ)の『単語家族』には、摺(シュウ)、褶(シュウ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 習』をご覧ください。

 『集(シュウ)』jíは、木に隹(とり)が集まっている様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、隹(鳥)+木=集(木に隹が集まる。集まる。あつまる)です。漢字の部首は『隹・ふるとり』、意味は『集(あつ)まる』、『一つになる』、『集(つど)う』です。

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音読みは呉音が『ジュウ』、漢音が『シュウ』、訓読みは『集(あつ)まる』です。多くのものが一か所に集まることを集中(シュウチュウ)、優れた人物を集めることを集英(シュウエイ)、多くのものを集めて完成させることを集大成(シュウタイセイ)といいます。

良い意味の漢字で『あい』、『い』、『ため』、『ち』、『ちか』、『つどい』と名前に使われます。

集は隹の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 隹』をご覧ください。

 『重(ジュウ)』zhòng、chóngは、人が上から下の土まで重さを感じる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、人(人間)+東(つきぬける)+土=重(人が上から下の土まで重さを感じる。重い)です。漢字の部首は『里・さと』、意味は『重(おも)い』、『大切なものとする』、『重(かさ)なる』です。

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音読みは呉音が『ジュウ』、漢音が『チョウ』、訓読みは『重(おも)い』、『重(かさ)なる』、『重(え)』です。重い圧力を重圧(ジュウアツ)、重み厚みのあるどっしりとした性格を重厚(ジュウコウ・チョウコウ)、慎ましく重みのあるやり方・性格を慎重(シンチョウ)、同じ物事が重なることを重複(チョウフク)、軽い事と重い事を軽重(ケイチョウ)といいます。

重みのある大変に良い漢字で『あつ』、『あつし』、『いかし』、『え』、『おも』、『おもし』、『かさぬ』、『かず』、『かたし』、『しげ』、『しげし』、『しげる』、『のぶ』、『ふさ』と名前に使われます。

重の『単語家族』には種、腫、動、働などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 重』をご覧ください。

重いの反対の軽いは径(ケイ)、経、茎などと同じ仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 巠』をご覧ください。をご覧ください。

 『宿(シュク)』sùは、人が宿屋で泊る様子を表す形声文字です(藤堂)。漢字の足し算では、宀(家・建物)+佰(何人も部屋に入る)=宿(人が狭い宿屋で泊る。宿)です。部首は『宀・うかんむり』、意味は『宿(やど)』、『星座』、『運命』、『前世からの』、『狭い』です。

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音読みは呉音が『スク』、漢音が『シュク』、訓読みは『宿(やど)』、『宿(やど)る』です。宿ること泊まることを宿泊(シュクハク)、前世からの運命を宿命(シュクメイ)といいます。

宿の『単語家族』には縮があります。詳しくは『漢字の覚え方 宿』をご覧ください。

 『所(ショ)』suǒは、木を切る所を表す会意文字です。転じて場所、地位、施設などを表します。漢字の足し算では、戸(入口・家・場所)+斤(おの)=所(木を切る所。~すると所。地位)です。漢字の部首は『戸・とだれ』、意味は『場所』、『所(ところ)』、『施設』です。

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音読みは呉音が『ショ』、漢音が『ソ』、訓読みは『所(ところ)』です。近いところで近所(キンジョ)、研究する施設を研究所(ケンキュウジョ)、良いところを長所(チョウショ)、見るべきところを見所(みどころ)、そう謂われるところを所謂(いわゆる)、希望するものを所望(ショモウ)といいます。

所(ショ)に近い漢字に斤(キン)があります。詳しくは『漢字の覚え方 斤』をご覧ください。

 『暑(ショ)』shǔは、日光が集中して暑い様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、者(こんろ・集中する)+日(日光)=暑(日の光が集中して暑い。暑い。あつい)です。漢字の部首は『日・ひ』、漢字の意味は『暑(あつ)い』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ショ』、訓読みは『暑(あつ)い』です。夏の暑い中を暑中(ショチュウ)、夏の暑さを暑気(ショキ)、暑さを避けることを避暑(ヒショ)といいます。

暑は者の『単語家族』です。詳しく『漢字の覚え方 者』をご覧ください。

 『助(ジョ)』zhùは、力を加えて助ける様子を示す漢字です。意味は『助ける』です。漢字の足し算では、且(加える)+力=助(力を加えて助ける)です。部首は『力・ちから』です。

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 音読みは呉音の『ジョ』で、漢音の『ソ』は使いません。訓読みは『助ける(たすける)』です。救助(キュウジョ)、援助(エンジョ)、人助け(ひとだすけ)の助です。『助』は小学校3年生で習う漢字です。

助は且の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 且』をご覧ください。

 『昭(ショウ)』zhāoは、神霊・祖霊が降格して明るくなる映像を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、日(にちへん・明るいこと)+召(神様・祖霊を迎える)=昭(神様・祖霊を迎えて明るい。あきらかである)です。部首は『日・にちへん』、意味は『あきらか』です。古代中国では、祖霊を祭る廟(ビョウ・みたまや)で二世、四世、六世を左において『昭』として祭ったとあります。

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音読みは『ショウ』、訓読みは『あきら』、『あき』、『てる』です。あきらかで平和を祈念した年号が昭和(ショウワ)です。出典は、中国の古典「書経」です。

昭は召の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 召』をご覧ください。

 『消(ショウ)』xiāoは、水が消えてなくなる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(さんずい・水)+肖(きえる、小さい)=消(水がなくなる。水で消す。消)です。漢字の部首は『氵・さんずい』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ショウ』、訓読みは『消(き)える』、『消(け)す』です。火を消す時もこの字を使います。消えてしまったのか生きているのか安否を尋ねる事を消息(ショウソク)、火を消すことを消火(ショウカ)、火を防ぐのを消防(ショウボウ)、お金を消えるように費やすことを消費(ショウヒ)と言います。

消は小の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 小』をご覧ください。

 『商(ショウ)』shāngは、商(あきな)う様子・古代中国王朝の殷商(インショウ)を表すを形声文字です。漢字の足し算では、章(あきらか)+高(高い)=商(古代中国の高台に住む人たち。商人。しょうにん)です。高台に住んでいた殷王朝の商の人たちの末裔が商人になったといわれており、漢字の世界では、商(あきな)うに商の漢字を使います。漢字の部首は『口・くち』、漢字の意味は『商(あきな)う』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ショウ』、訓読みは『商(あきな)う』です。物を売って商いすることを商売(ショウバイ)、商売をする人・商の国の人を商人(ショウニン)といいます。

商は章の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方  章』をご覧ください。

 『章(ショウ)』zhāngは、入れ墨を施術する様子を漢字にしたものです。漢字(篆文・テンブン)の足し算では、音+十(一まとめ)=章(音楽・楽曲の一まとめ)です。古い字体の金文(キンブン)では、墨溜(だ)まりのある辛(シン・入れ墨用の針)の形で、もともとは入れ墨の模様を表す漢字です。

意味は『入れ墨(良い意味)』、『しるし・模様』、『あきらかにする』、『音楽・文章の一区切り』です。金文のほうの字体も掲載しておきます。漢字の部首は『立』になります。

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音読みは呉音・漢音ともに『ショウ』です。一区切りの文を文章(ブンショウ)、楽曲の区切りを楽章(ガクショウ)、あきらかにすることを表章(ヒョウショウ)、しるしを紋章(モンショウ)といいます。良い意味の漢字なので、『あき』、『あきら』、『あや』、『たか』、『とし』、『ゆき』と名前に使われる漢字です。

章の『単語家族』には彰、障、商があります。詳しくは『漢字の覚え方 章』をご覧ください。

 『勝(ショウ)』shèngは、力で勝つ様子を漢字にした形声文字です。意味は『勝つ(かつ)』、『勝る(まさる)』、です。漢字の足し算では、朕(ヨウ・上にあげる)+力(ちから)=勝(力で上にあがる。勝つ事)です。

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音読みは漢音の『ショウ』で、訓読みは『勝つ(かつ)』、『勝る(まさる)』です。勝利(ショウリ)、勝敗(ショウハイ)、勝負(ショウブ)、祝勝(シュクショウ)、景勝(ケイショウ)、勝鬨(かちどき)などの勝です。

簡体字では胜(ショウ)の漢字を使います。

勝の『単語家族』には朕、騰、藤などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 朕・藤』をご覧ください。

 『乗(ジョウ)』chéngは、木の台に乗る人の姿を表す会意文字です。漢字の足し算では、人+舛(左右の足)+木=乗(木の台に乗る。乗る。のる)です。漢字の部首は『ノ・の』、漢字の意味は『乗(の)る』、『上に乗せる』、『掛け算をする』です。

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音読みは呉音が『ジョウ』、漢音が『ショウ』、訓読みは『乗(の)る』、『乗(の)せる』です。車に乗ることを乗車(ジョウシャ)、乗り降りを乗降(ジョウコウ)、馬に乗ることを乗馬(ジョウバ)、係員が付き添って客と同じ乗り物に乗ることを添乗(テンジョウ)といいます。

良い意味の漢字で『あき』、『しげ』、『のり』と名前に使われます。

乗の『単語家族』には剰があります。詳しくは『漢字の覚え方 乗』をご覧ください。

 『植(ショク)』zhíは、木を植える映像を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、木+直(真っ直ぐ)=植(木を真っ直ぐに植える。植える)です。部首は『木』、意味は『植える』です。

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音読みは漢音が『ショク』、呉音が『ジキ』です。移植(イショク)、植民地(ショクミンチ)、誤植(ゴショク)、植木(うえき)の植です。

植は直の『単語家族』で、殖、置、埴などの漢字仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 直』をご覧ください。

 『申(シン)』shēnという漢字は、稲妻が伸びていく姿を描いた象形文字です。漢字では、自分の中の言葉を外に『伸ばす』ことを『申(もう)す』と表現しました。漢字の部首は『田』、意味は『伸(の)びる』、『申(もう)す』です。

篆文では臼(両手)+丨(まっすぐ)=申(のびる。伸びる)の会意文字(藤堂)とされています。

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音読みは呉音・漢音ともに『シン』、訓読みは『申(もう)す』です。申し上げる(もうしあげる)、申告(シンコク)、申請(シンセイ)の申です。

また、中国では十二支の九番目を『申』という漢字を宛てました。十二支は、暦、時刻、方角を示します。『申』は旧暦の7月、時間は午後3~5時、方角は西南西、動物では猿にあてられています。

申は伸、紳と同じの『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 申』をご覧ください。

 『神(シン・ジン)』shénは、示に申を足し合わせたもの形声文字です。漢字の足し算では、示(しめすへん・祭壇)+申(伸びる)=神(雷を降らせる天神、雷神)です。漢字の部首は『示・しめすへん』。天神、雷神のことです。やがて、自然の神様全般を表すようになりました。

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音読みは漢音の『シン』と呉音の『ジン』と二通りで、訓読みは『かみ』、『かん』、『こう』があり、幾つかの特別な読み方があります。神父(シンプ)、神秘(シンピ)、神社(ジンジャ)、神無月(かんなづき)の神です。

神は申、伸、紳と同じの『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 申』をご覧ください。

 『身(シン)』shēnは、女性が身籠(もごも)った様子を描いた象形文字です。漢字の部首は『身・み』、漢字の意味は『身体(シンタイ・からだ)』、『自分』、『中身』です。

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甲骨文字の研究によれば、殷の時代では腹部を表す指事文字だったものが、妊娠を表す象形文字と誤解されるようになったとされています(落合)。

音読みは呉音・漢音ともに『シン』。訓読みは『身(み)』です。人の頭・胴・手足、特に胴のことを身体(シンタイ・からだ)、自分の地位・安全などを保つことを保身(ホシン)、刀の中身を刀身(トウシン)、自分の肉親を身内(みうち)、体を包む着ているもの身包(みぐる)みといいます。

非常に大事な漢字で『これ』、『ただ』、『ちか』、『のぶ』、『み』、『みる』、『む』、『もと』、『よし』と名前に使われます。

 『深(シン)』shēnは、水の深さを示す形声文字です。漢字の足し算では氵(水)+穴+火=深(水の中を探る。深い)です。部首は『氵・さんずい』、意味は『ふかい』です。水以外にも奥が深い場合に使います。

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音読みは呉音・漢音ともに『シン』。訓読みは『深(ふか)い』と常用外の『深(み)』があります。水深(スイシン)、深浅(シンセン)、深山(シンザン・みやま)、深雪(シンセツ・みゆき)、深手(ふかで)の深です。

深雪(みゆき)は綺麗で美しいイメージがあり地名・人名に、深山(みやま)は幽玄で美しいイメージがあり地名・姓名に使われています。

深の『単語家族』には探があります。詳しくは『漢字の覚え方 深・探』をご覧ください。

 『真(シン)』zhēnは、本当に中身のある様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、ヒ(匙・さじ)+鼎(容器)=眞・真(匙で中身をいっぱいにする。充実した。嘘のない。真。まこと)です。漢字の部首は『目・め』、漢字の意味は『真(まこと)』、『充実した』、『本当に』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『シン』、訓読みが『真(ま)』です。嘘いつわりのない本当の事を真実(シンジツ)、本当の気持ちを真意(シンイ)、本当の道理を真理(シンリ)、実直で本気なことを真面目(シンメンボク・まじめ)、真実の偽りのない心を真心(まごころ)といいます。

非常に良い意味の漢字で『さだ』、『さな』、『さね』、『ただ』、『ただし』、『ちか』、『なお』、『ま』、『まき』、『まこと』、『まさ』、『ます』、『また』、『まな』、『み』と大変多くの名前に使われます。

真・眞の『単語家族』には慎、填があります。詳しくは『漢字の覚え方 真』をご覧ください。

 『進(シン)』jìnは、隹(とり)が飛ぶように進む様子を表した会意文字です。漢字の足し算では、辶(行く)+隹(鳥)=進(鳥が飛ぶように進む。すすむ)です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、意味は『進(すす)む』、『速く進む』です。

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漢字には辶(しんにょう)に動物を足して、進む様子を表す造字方法があります。辶に大きな羊を足して良く進む・巧く進む『達(タツ)』、辶に犀(サイ)を足してゆっくり進む『遲・遅(チ)』、辶に隹(とり)を足して飛ぶように進む『進(シン)』です。

音読みは呉音・漢音ともに『シン』、訓読みが『進(すす)む』です。進みゆくこと・はかどることを進行(シンコウ)、真っ直ぐ進むことを直進(チョクシン)、物事が良いほうに変化することを進化(シンカ)、進むことと退くことを進退(シンタイ)といいます。

非常に良い意味の漢字で『す』、『すす』、『すすみ』、『すすむ』、『のぶ』、『みち』、『ゆき』と広く名前に使われます。

進(すす)むの反対は退(しりぞ)くです。退の『単語家族』には腿、褪などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 退』をご覧ください。

進は隹の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 隹』をご覧ください。

参考図書参考図書http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-c740.htmlです。

漢字についてより詳しく知りたい方は、下記の本をお読みください。

篆文(テンブン)を中心にした体系的な記述・韻の説明は、諸橋轍次先生の『新漢和辞典』、藤堂明保先生の『漢字源』・『漢字の過去と未来』を参考にさせて頂いてます。

甲骨文字・金文のもつ呪術的な解釈には白川静先生の『字通』・『字統』・『漢字』・『中国古代の文化』を参考にさせて頂いています。

漢字の伝来や常用漢字の解釈については、大島正二先生の『漢字伝来』、高島俊男先生の『漢字と日本人』を参考にさせて頂いています。

日本語については、金田一京助先生の『日本語の変遷』、大野晋先生の『日本語の文法を考える』、新村出先生の『広辞苑』を参考にさせて頂いております。

最近の研究については、落合淳思先生の『漢字の成り立ち』を参考にさせて頂いております。

医学用語については伊藤正男・井村裕夫・高久史麿先生の『医学大辞典』を参考にさせて頂いております。

小学校3年生で習う漢字③(世~童)

小学校3年生で習う漢字を説明します。

『小学校3年生で習う漢字①』(悪~根)と 『小学校3年生で習う漢字②』(祭~進)、 『小学校3年生で習う漢字③』(世~童)、 『小学校3年生で習う漢字④』(農~和)に分割しています。ご了承下さい。

漢字の説明の前に、漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の漢字辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字の成り立ちについて、四種類あるとしました。中学の教科書に掲載されるようになったので、解説致します。

①.物の形を象った(かたどった)『象形文字』(ショウケイモジ)、②.象形文字を基に点を打つことにより示された『指事文字』(シジモジ)、③.文字を組み合わせて造った『会意文字』(カイイモジ)、④.意味と音を示す文字を組み合わせた『形声文字』(ケイセイモジ)の四種です。『会意文字』と『形声文字』は漢字の足し算で表す事が出来ます。三年生の漢字については一覧にしてありますので象形・指事・会意・形声 三年生も御覧ください。

漢字の成り立ちについての解釈は四通りです。どの時代の漢字に重点を置くか、また「説文解字(セツモンカイジ)」にどれほど敬意を払うかにより、解釈が違う場合が稀にあります。ある辞書では『見』を象形文字、別の辞書では目+儿の会意文字としています。漢字の解釈については諸説あることを御承知下さい。

 『世(セイ)』shìは、三十年間の世代を表す会意文字です。十を三つ並べて、横棒を引いて、三十年の世代を表したとされます。漢字の足し算では、十+十+十=世(三十年間。世代)です。漢字の部首は『一・いち』、漢字の意味は『親が子に引き継ぐまでの三十年』、『世代』、『人間の社会』、『代代』です。

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白川は金文では草木の新芽の出る形で象形文字としています。

音読みは呉音が『セ』、漢音が『セイ』、訓読みは『世(よ)』です。人間の社会・世の中を世間(セケン)、親が子に引き継ぐまでの三十年を世代(セダイ)、西洋の暦(こよみ)の百年を世紀(セイキ)、地球上の国家・人間社会の全体・過去、現在、未来の三世を世界(セカイ)といいます。

世(セイ)の『単語家族』には、世(セイ)、泄(セツ)、笹(ささ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 世』をご覧下さい。

 『整(セイ)』zhěngは、正しく整える様子を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、敕(引き締める)+正=整(引き締めて正す。正しく整える)です。部首は『攵・ぼくづくり』、意味は『整える(ととのえる)』です。

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音読みは呉音が『ショウ』、漢音が『セイ』です。訓読みは『整える(ととのえる)』です。整理(セイリ)、整備(セイビ)、整列(セイレツ)、調整(チョウセイ)の整です。

整(セイ)は正(セイ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 正』をご覧ください

 『昔(セキ)』xīは、日数を重ねる様子を表わす会意文字です。漢字の足し算では、龷 (重なる)+日(ひにち)=昔(日にちを重ねる。昔)です。漢字の部首は『日・にち』、意味は『昔(むかし)』、『夜(よる)』です。

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龷 は干した肉を重ねたものと言われています。

音読みは呉音が『シャク』、漢音が『セキ』、訓読みは『昔(むかし)』です。毎夜毎夜・はるか昔を昔昔(セキセキ・むかしむかし)、今と昔を今昔(コンジャク)、昔の日々・ずっと昔を昔年(セキネン)といいます。

少し漢字の読み方の話をします。漢字の読み方は漢字を中国から輸入したときの読み方音読みと大和(やまと)言葉にあわせた訓読み(くんよみ)があります。音読みには、最初に輸入した中国江南地方(呉)の音である呉音(ゴオン)、遣唐使が持ち帰った長安の音である漢音(カンオン)、鎌倉仏教を通して入ってきた唐宋音(トウソウオン)、我が国で慣用的に使われる慣用音(カンヨウオン)があります。

『昔(むかし)』xīの呉音は『シャク』です。今昔は、古い時代に入ってきた読み方なので今昔(コンジャク)と呉音で読みます。昔年(セキネン)は平安時代に入ってきた読み方なので昔年(セキネン)と漢音の『セキ』で読みます。

一般に呉音の語尾(韻・イン)が『ヤク』であるとき、漢音の語尾(韻)は『エキ』に変わります。従って呉音『シャク』の漢音は『セキ』です。役(ヤク・エキ)、益(ヤク・エキ)などもその例です。呉音、漢音については呉音と漢音 もご覧ください。

昔(セキ・シャク)の『単語家族』には、借(シャク)、惜(セキ)、籍(セキ)などの仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 昔』をご覧ください。

 『全(ゼン)』quánは、欠けることなく全部そろえる様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、人(集める)+工(工具)=全(欠けることなく全部そろえる。全部)です。漢字の部首は『人・ひとやね』、漢字の意味は『欠け目のない』、『全(まった)く』、『全部』です。

また、現在の楷書体に従えば、人(集める)+王(宝石)=全(宝石を欠けることなく全部そろえる。全部)になります。意味は同じです。

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音読みは呉音が『ゼン』、漢音が『セン』、訓読みは『全(まった)く』です。すべてをひとまとめにした様子を全部(ゼンブ)、全体の姿を全容(ゼンヨウ)、欠けたり足りないことがない様子を完全(カンゼン)といいます。

非常に縁起の良い漢字で、『あきら』、『うつ』、『たけ』、『たもつ』、『とも』、『まる』、『まさ』、『また』、『みつ』、『やす』と名前に使われます。

全(ゼン)の『単語家族』には、栓(セン)、詮(セン)などの仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 全』をご覧ください。

 『相(ソウ)』xiāngは、相手を見る様子を表す漢字です。意味は『たがいに』、『ありさま』、『受けつぐ』、『大臣』です。漢字の部首は『木・きへん』になります。

漢字の世界では、相手を表す時に、相、様など木を使う造字方法があります。

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音読みは呉音が『ソウ』、漢音が『ショウ』です。訓読みは『あい』です。相手と話すのが相談(ソウダン)、受け継ぐことを相続(ソウゾク)、真実のありさまが真相(シンソウ)、トップの大臣を首相(シュショウ)、向き合った人を相手(あいて)といいます。

 『想(ソウ)』xiǎngは、相手を想(おも)う様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、相(相手)+心=想(相手を想う)です。漢字の部首は『心・こころ』、意味は『想う』、『イメージする』です。

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音読みは呉音が『ソウ』、漢音が『ショウ』です。訓読みは『想う(おもう)』です。想像(ソウゾウ)、思想(シソウ)、理想(リソウ)、発想(ハッソウ)の想です。

細かい心配りは『思(シ)』sīを使います。詳しくは『漢字の覚え方 囟』をご覧ください。

 『箱(ソウ)』xiāngは、台車につける一対の箱を表す形声文字です。漢字の足し算では、竹+相(たがいに・一対の)=箱(台車につける一対の竹製の箱。箱)です。部首は『竹・たけかんむり』、意味は『箱(はこ)』です。

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音読みは呉音が『ソウ』、漢音が『ショウ』ですが使いません。訓読みは『はこ』です。重箱(ジュウばこ)、跳び箱(とびばこ)、箱入り(はこいり)の箱です。

相(ソウ)、想(ソウ)、箱(ソウ)は相(ソウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 相』をご覧ください。

 『送(ソウ)』sòngは、物をそろえて送る様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、辶(進む)+火+廾(物を両手でそろえる)=送(物をそろえて送る。おくる)です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、意味は『送(おく)る』です。

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音読みは呉音が『ス』、漢音が『ソウ』、訓読みは『送(おく)る』です。送ることと迎えることを送迎(ソウゲイ)、別れて行く人を見送ることを送別(ソウベツ)、日本語の活用語尾を漢字に添える仮名を送(おく)り仮名、手紙・通信を送ることを送信(ソウシン)といいます。

送(ソウ)に近い漢字には奏(ソウ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 送』ご覧ください。

 『息(ソク)』xīは、息をする様子を表す文字です。漢字の足し算では、自(鼻)+心(心臓)=息(心臓の動きと一緒に鼻で吸う。息。生きる。休む)です。漢字の部首は『心・こころ』、意味は『息(いき)』、『生きる』、『休む』、『息子』、『利子』です。

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音読みは呉音が『ソク』、漢音が『ショク』、訓読みは『息(いき)』です。休むことを休息(キュウソク)、生きることを生息(セイソク)、仏の力で災いを避け、無事なことを息災(ソクサイ)、自分の男子を息子(ソクシ・むすこ)、貸した金の利子を利息(リソク)といいます。

息(ソク)は自(ジ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 自』をご覧ください。

 『速(ソク)』sùは、距離を縮めるように速く進む様子を表わす形声文字です。漢字の足し算では、辶(進む)+束(束ねる・縮める)=速(距離を縮めるよう速く進む。速い。はやい)です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、意味は『速(はや)い』『速(すみ)やか』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ソク』、訓読みは『速(はや)い』、『速(はや)める』、『速(すみ)やか』です。物事の変化が非常に速い事を急速(キュウソク)、速く物事を成し遂げることを速成(ソクセイ)、遅い事と速い事を遅速(チソク)、効果が速やかなことを速効(ソッコウ)といいます。

『速さ』を表す非常に重要な漢字で、『ちか』、『つぎ』、『とう』、『はや』、『はやし』、『はやみ』、『めす』と名前に使われます。

速(ソク)は束(ソク)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 束』をご覧ください。

漢字の世界では、速度が速いのは『速』、時間が早いのは『早』と使い分けます。早(ソウ)は草(ソウ)などと同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 早』をご覧ください。

 『族(ゾク)』zúは、同じ旗の下に武器を持って集まる同姓のグループを表す会意文字です。漢字の足し算では、旗(はた)+矢(武器)=族(同じ旗の下に武器を持って集まる同姓のグループ。族。やから)です。漢字の部首は『方・ほうへん』、漢字の意味は『同姓の人々』、『同じ種類のグループ』です。

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音読みは呉音が『ゾク』、漢音が『ソク』です。血のつながった人々を血族(ケツゾク)・親族(シンゾク)、武士の家柄を士族(シゾク)といいます。

族(ゾク)の『単語家族』には鏃(ゾク・やじり)などがあります。

 『他(タ)』tāは、『它(タ)』tāがもとになった漢字です。蛇のいない事を古代「它無き?」(たたり無い?蛇いない?)と聞いていました。他に悪いことが無いかどうかを聞く挨拶として、重要な言葉だったようです。「御機嫌よう」のようなものですね。

やがて也(へび)に人を足した『他』の漢字が出来て、『它』と区別するようになりました。漢字の足し算では、イ(他人)+也(へび)=他(他に悪いことが無いか)です。漢字の部首は『イ・にんべん』です。

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音読みは『タ』、訓読みに『ほか』があります。です。自他(ジタ)、他人(タニン)、他日(タジツ)、排他(ハイタ)、他力(タリキ)、思いの他(おもいのほか)の他です。

他(タ)は也(ヤ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 它・也』をご覧ください。

 『打(ダ)』dǎは、釘を打つ様子を漢字にしたものです。漢字の足し算では、扌(てへん・手)+丁(釘)=打(釘を打つ。打つ)です。部首は『扌・てへん』、意味は『打つ』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ダ』です。訓読みは『打つ(うつ)』はです。打撃(ダゲキ)、殴打(オウダ)、打合せ(うちあわせ)の打です。

打(ダ)は丁(チョウ)の『単語家族』です。町(チョウ)、頂(チョウ)などの漢字仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 丁』をご覧ください。

 『対(タイ)』duìは、二つの楽器を柱に掛ける様子を表す会意文字です。二つで向き合うことから『向かう』、『答える』、『二つでひと組』の意味がります。漢字の足し算では、業(楽器)+寸(手)=対(二つの楽器を柱に掛ける。向き合わせる。一対の。ツイ)です。漢字の部首は『寸・すん』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『タイ』、唐宋音が『ツイ』です。顔(面)を向き合わせることを対面(タイメン)、相手になって(応)受け答えをすることを応対(オウタイ)、二つ揃(そろ)って一組のものを一対(イッツイ)といいます。

 『待(タイ)』dàiは、待つ様子、もてなす様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、彳(行う)+寺(手足を動かす・接待する)=待(人をもてなす。人を待つ。まつ)です。漢字の部首は『彳・ぎょうにんべん』、漢字の意味は『待(ま)つ』、『もてなす』、『取り扱う』です。

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音読みは呉音が『ダイ』・漢音が『タイ』。訓読みが『待(ま)つ』です。機会を待つことを待機(タイキ)、待ち望むことを待望(タイボウ)、招きもてなすことを招待(ショウタイ)、虐(いじ)め接することを虐待(ギャクタイ)といいます。

待(タイ)は寺(ジ)の『単語家族』です。持(ジ)、時(ジ)、等(トウ)などの仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 寺』をご覧ください。

 『代(タイ・ダイ)』dàiは、人が入れ代わる様子を表す漢字です。元の映像は射包(いぐる)みを使って鳥を取る様子とされています。漢字の足し算では、亻(にんべん・人)+弋(ヨク・射包み)=代(人が射包みを使って鳥を取る。転じて、代わる)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、意味は『入れ代わる』、『品物の代わりの金銭』、『世代』、『期間』などがあります。

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音読みは呉音が『ダイ』、漢音が『タイ』です。訓読みは『代わる(かわる)』、『代える(かえる)』、『しろ』、『よ』です。代案(ダイアン)、代行(ダイコウ)、代表(ダイヒョウ)、代理(ダイリ)、代金(ダイキン)、代謝(タイシャ)、交代(コウタイ)、神代(かみよ)、代々木(よよぎ)、身代金(みのしろキン)、苗代(なわしろ)の代です。普通に良く使われる漢字ですが、代々・何代と縁起の良い意味があるので、人の名前にも良く使われる漢字です。

代(タイ・ダイ)の『単語家族』には、貸(タイ)、袋(タイ)、黛(タイ)などの仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 代』をご覧ください。

 『第(ダイ)』dìは、竹の節の一段一段を表す形声文字です。漢字の足し算では、竹(竹の節)+弟(つる。ひも)=第(竹の節の一段一段。一段。次第。序列。ついで)です。部首は『竹・たけかんむり』。意味は『一段一段』、『一つの試験』、『序列』です。

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音読みは呉音が『ダイ』、漢音が『テイ』です。物事の順序やなりゆき、事情を次第(シダイ)、試験に合格(及ぶ)したこを及第(キュウダイ)といいます。

第(ダイ)は弟(ダイ・テイ)の『単語家族』です。涕(テイ)、梯(テイ)、俤(おもかげ)などの漢字仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 弟』をご覧ください。

 『題(ダイ)』tíは、まっすぐな額(ひたい)を表す形声文字です。漢字の足し算では、是(まっすぐ)+頁(あたま)=題(まっすぐのびた額。転じて見出し。題。ダイ)です。漢字の部首は『頁・おおがい』、意味は『額(ひたい)』、『見出し』、『初めの』、『見出しを説明』です。

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音読みは呉音が『ダイ』、漢音が『テイ』です。書物の初めの文字を題字(ダイジ)、見出しの説明を問うのが問題(モンダイ)、課するのが課題(カダイ)といいます。

題(ダイ)は是(ゼ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 是』をご覧ください。

 『炭(タン)』tànは、山で掘りだした石炭や、山で造った木炭を表す会意文字です。漢字の足し算では、山+厂(崖)+火=炭(山で造られた火のもとになるもの。炭。すみ)です。漢字の部首は『火・ひ』、意味は『炭(すみ)』、『炭素』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『タン』、訓読みは『炭(すみ)』です。地中に埋もれた古代の植物が長い年月の間に石化して炭になったものを石炭(セキタン)、木で造った炭を木炭(モクタン)、石炭を掘るための坑(あな)を炭坑(タンコウ)といいます。

炭(タン)は厂(ガン)に近い漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 厂』をご覧ください。

 『短(タン)』duǎnは、豆の短いものと矢の短いものを合わせ、短(みじか)いことを表す会意文字です。漢字の足し算では矢(矢の短いもの)+豆(豆の短いもの)=短(短いもの。みじかい)です。漢字の部首は『矢・や』、意味は『短(みじか)い』、『足(た)りない』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『タン』、訓読みは『短(みじか)い』です。足りないところを短所(タンショ)、短い刀を短刀(タントウ)、短い命を短命(タンメイ)、長いことと短いことを長短(チョウタン)といいます。

短(タン)は豆(トウ)の『単語家族』です。豆(トウ)、登(トウ)、頭(トウ)などの漢字仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 豆』をご覧ください。

 『談(ダン)』tánは、さかんに話す様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、言(言葉)+炎(さかんに燃える)=談(さかんに言葉を話す)です。漢字の部首は『言・ごんべん』、意味は『さかんに話す』、『おしゃべりをする』です。

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音読みは呉音が『ダン』、漢音が『タン』です。会ってさかんに話すことを会談(カイダン)、商売の話を商談(ショウダン)、美しい話・エピソードを美談(ビダン)といいます。

炎・焱(エン)の『単語家族』には淡(タン)、痰(タン)のように『タン』の音をもつものがあります。詳しくは 『漢字の覚え方 炎』をご覧ください。

 『着(チャク)』zhuó、zháoは、衣服を身につける様子を表す形声文字です。本字は著で、着は俗字です。漢字の足し算では、艹(わら・衣服)+者(集める)=著(わらを集める。衣服を身につける。着ける。着る)です。漢字の部首は『羊・ひつじ』、意味は『わらを集める』から転じて『衣服を身につける』、『つける』、『着(き)る』です。

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俗字の着は羊に目を書きます。

音読みは呉音が『ジャク』、漢音が『チャク』、訓読みは『着(き)る』、『着(つ)く』です。仕事を手につけることを着手(チャクシュ)、陸地に着くことを着陸(チャクリク)、衣服を着ることを着衣(チャクイ)、他人の金品をこっそり自分のものにすることを着服(チャクフク)といいます。

着(チャク)は者(シャ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 者』をご覧ください。

 『注(チュウ)』zhùは、水を柱状に注ぐ様子を表した形声文字です。漢字の足し算で示せば、氵(水)+主(柱状)=注(水が柱状に注がれている様子)です。部首は『氵・さんずい』、意味は『そそぐ』、意識を注(そそ)ぐで『心や目をむける』です。

映像で『注』を表わすと、こんな感じです。

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音読みは慣用音の『チュウ』が普通で、漢音の『シュ』・呉音の『ス』は使いません。注意(チュウイ)、注射(チュウシャ)、注文(チュウモン)の注です。

水を注ぐ(そそぐ)ばかりでなく、『註(チュウ)』(言葉について解説する)の代用として、言葉の注釈(チュウシャク)、脚注(キャクチュウ)にも『注』が使われます。

 『柱(チュウ)』zhùという漢字がありますが、じっとひと所に立っている木を表す形声文字です。住宅の柱です。足し算で表すならば、木+主(じっとする・柱状)=柱(じっとひと所に立つ材木。はしら)です。部首は『木・きへん』です。

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音読みは漢音が『チュウ』、呉音が『ジュウ』、訓読みは『はしら』です。柱は丸くて太いものです。現在はコンクリート製ですが、電柱(デンチュウ)なんかも『柱』です。氷の柱を氷柱(つらら)といいます。

注(チュウ)、柱(チュウ)は主(シュ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 主』をご覧ください。

 『丁(チョウ・テイ)』dīngは、釘を描いた象形文字(ショウケイモジ)です。漢字の部首は『一・いち』、意味は釘の頭から『平たい』、釘を打つ様から『あたる』、『一点』、あたるから転じて『丁度(チョウド)』、『偶数(グウスウ)』などがあります。

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また、十干(ジッカン)の四番目『ひのと』にあてています。昔の成績表の『甲乙丙丁(コウオツヘイテイ)』の丁です。東洋では十干(幹・甲乙丙丁)と十二支(枝・子丑寅卯)を使って60の組み合わせ(干支・えと)で、年を数えます。最近では西暦2007年が、丁亥(テイガイ)という亥(いのしし)年でした。

音読みは呉音が『チョウ』、漢音が『テイ』です。丁度(チョウド)、包丁(ホウチョウ)、丁寧(テイネイ)の丁です。

丁(チョウ)の『単語家族』には、町(チョウ)、頂(チョウ)、打(ダ)などの漢字仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 丁』をご覧ください。

 『帳(チョウ)』zhàngは、長い巾(ぬの)を表す漢字です。特に寝台の布をいいます。漢字の足し算では、巾(ぬの)+長=帳(長い布。寝台の帳。ノート)です。漢字の部首は『巾・はばへん』です。意味は『長い布』、『帳(とばり)』、紙をとじた『ノート』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『チョウ』、訓読みは常用外の『とばり』です。帳面(チョウメン)、通帳(ツウチョウ)、帳消し(チョウけし)の帳です。『帳』には蚊帳(かや)という特別な読み方もあります。

帳(チョウ)は長(チョウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 長』をご覧ください。

 『調(チョウ)』tiáo、diào は、全体に行き届かせようとする行動を表す形声文字です。漢字の足し算では、言(言葉・考え)+周(行き届く)=調(隅々まで考えを行き届かせる。調整する。調べる)です。漢字の部首は『言・ごんべん』、意味は『調整する』、『調(しら)べる』、『調(ととの)える』、『音のしらべ』、『布などの税』です。

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一般に、言(ごんべん)は言葉を表わしますが、頭で考える言葉も表現し、しばしば行動を表わす漢字にも使われます。護 (ゴ・まもる)、 認(ニン・みとめる)なども頭で考えた行動を表す漢字です。

音読みは呉音は『ジョウ』、漢音が『チョウ』、訓読みは『調(しら)べる』、『調(ととの)える』です。ととのえる(調・整)ことを調整(チョウセイ)、楽器の音(律)を調えることを調律(チョウリツ)、曲のしらべ(調・音の流れ)を曲調(キョクチョウ)、税である布を納めること・場所を調布(チョウフ)、食べ物にバランス良く味を調えることを調味(チョウミ)といいます。

調(チョウ)は周(シュウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 周』をご覧ください。

 『追(ツイ)』zhuīは、追いかける様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、辶(進む)+𠂤(重なる)=追(追いかける)です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、意味は『追う』、『つかまえる』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ツイ』、訓読みは『追(お)う』です。追いかけて捜し求めることを追求(ツイキュウ)、追いかけて追いつくこと・責任を強くたずねることを追及(ツイキュウ)、後からつけ加えることを追加(ツイカ)、追い払うことを追放(ツイホウ)といいます。

追(ツイ)の『単語家族』にはと鎚(ツイ)、槌(ツイ)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 追』をご覧ください。

 『定(ジョウ・テイ)』dìngは、定まった様子を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、宀(屋根・家)+正=定(家の中に正しく定まる。定まる)です。部首は『宀・うかんむり』、意味は『定まる(さだまる)』です。

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音読みは呉音が『ジョウ』、漢音が『テイ』です。訓読みが『定まる(さだまる)』です。定規(ジョウギ)、定義(テイギ)、決定(ケッテイ)、安定(アンテイ)の定です。

この呉音の『ジョウ』は漢音では『テイ』になります。詳しくは呉音と漢音をご覧ください。

定(ジョウ)は正(セイ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 正』をご覧ください。

 『庭(テイ)』tíngは、屋敷や朝廷の中庭を表す形声文字です。漢字の足し算では、广(屋敷)+廷(平らに地ならしをした所)=庭(屋敷や朝廷のまっすぐ伸びた庭。庭。にわ)です。漢字の部首は『广・まだれ』、漢字の意味は『庭(にわ)』、『家族』、『役所』です。

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音読みは呉音が『ジョウ』、漢音が『テイ』、訓読みは『庭(にわ)』です。生活をともにする親子・夫婦など家族の集まりを家庭(カテイ)、家庭での教えを庭訓(テイキン)といいます。

庭(テイ)は廷(テイ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 廷』をご覧ください。

 『笛(テキ)』díは、竹製の笛を表す形声文字です。漢字の足し算では、竹(竹製)+由(空洞)=笛(竹の管に穴を開けて作った笛。ふえ)です。漢字の部首は『竹・たけかんむり』、漢字の意味は『笛(ふえ)』です。

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音読みは呉音が『ジャク』、漢音が『テキ』、訓読みは『笛(ふえ)』です。汽船や汽車の笛の音を汽笛(キテキ)、横に構えて鳴らす笛を横笛(よこぶえ)といいます。

笛(テキ)は由(ユウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 由』をご覧ください。

 『鉄(テツ)』tiěは、よく切れる金属の鉄(テツ)を表す形声文字です。鐵が本字で鉄は省略形の漢字です。漢字の足し算では、金(金属)+戈+才(ほこで切る)+呈(まっすぐ)=鐵(まっすぐに物を切れる金属。鉄。くろがね)です。漢字の部首は『金・かねへん』、意味は『鉄(テツ)』、『くろがね』、『かたい』です。

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音読みは呉音が『テチ』、漢音が『テツ』、訓読みは常用外の『鉄(くろがね)』です。鉄製の器具を鉄器(テッキ)、かたい厳しい規則を鉄則(テッソク)、丈夫な面の皮・あつかましい人を鉄面皮(テツメンピ)といいます。

非常に強い意味の漢字で『かね』、『きみ』、『てつ』、『とし』、『まがね』と名前に使われます。

鐵は、書くのがとても大変なので、省略体の鉄を使います。常用漢字体も鉄です。ただ、金を失うと書くので非常に評判の悪い字体です。製鐵会社の中には鐵を使う会社が少なくありません。

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漢字の足し算では、金(金属)+失(すっとすり抜ける)=鉄(すっと物を切れる金属。鉄。くろがね)です。

鉄(テツ)は失(シツ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 失』をご覧ください。

鐵(テツ)は呈(テイ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 呈』をご覧ください。

 『転・轉(テン)』zhuǎnは、車の様に円を描いて転(ころ)がる様子を表す形声文字です。本字は轉で、転は常用漢字に登録されていますが、省略した字体です。漢字の足し算では、車+專(丸い物を手で動かす)=轉(車のように丸い物を手で動かす。転がす。ころがす)です。漢字の部首は『車・くるまへん』、漢字の意味は『転(ころ)がる』、『移る』、『次々に変わる』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『テン』、訓読みは『転(ころ)がる』、『転(ころ)ぶ』です。車輪のように中心を軸として回ることを回転(カイテン)、学校を移ることを転校(テンコウ)、自動車などを転がして走らせること、資金を次々と運用すること、回転系の機械を動かすことを運転(ウンテン)、職業を変えることを転職(テンショク)といいます。

転(テン)は專(セン)の『単語家族』です。伝(デン)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 専』をご覧ください。

 『都(ト)』dū、dōuは、人々が集まる都(みやこ)を表す形声文字です。漢字の足し算では、者(集まる)+阝(邑・むら)=都(人々が集まる邑。都。みやこ)です。漢字の部首は『阝・邑・おおざと』、漢字の意味は『都(みやこ)』、『集まる』です。

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音読みは呉音が『ツ』、漢音が『ト』、訓読みが『都(みやこ)』です。にぎやかで人々の集まる街を都市(トシ)、物事を集めて合計すること・物事の具合を都合(ツゴウ)、人々が集まる大きな街を都会(トカイ)といいます。

非常に縁起の良い漢字で『いち』、『くに』、『さと」』、『ひろ」』、『みやこ』と地名・人名に使われます。

都(ト)は者(シャ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 者』をご覧ください。

 『度(ド)』dù、duóは、尺度・程度を表す形声文字です。漢字の足し算では、庶(多く)+又(手)=度(多くのもの手を使ってはかる目盛。基準)です。漢字の部首は『广・まだれ』、意味は『目盛』、『基準』、『程度』、『回数』、『はかる』です。

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漢字の足し算では、席+又(手)=度(席の順位をきめる。基準)という説もあります。漢字の部首、漢字の意味は同じです。

音読みは呉音が『ド』、漢音が『ト』、訓読みが『たび』ですが、『はかる』や『準備する』の意味で動詞に使うときには呉音で『ダク』、漢音で『タク』と読みます。尺度(シャクド)、程度(テイド)、制度(セイド)、支度・仕度(シタク)、三度(サンド・みたび)の度です。

支度(シタク)と仕度(シタク)は同じ意味の熟語です。『支』に『はかる』や『準備する』の意味があり、支度の方が好まれて使われます。

我が国では、希望の助動詞『たい』の連用形『たく』に、『心をおしはる』の『度(タク)』duoの漢字を宛てていたことがありました。例文を挙げると「下度候。(くだされたくそうろう)」です。

度(ド)の『単語家族』には渡(ド・ト)があります。詳しくは『漢字の覚え方 度』をご覧ください。

 『投(トウ)』tóuは、手に持った殳(ほこ)を投げる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、扌(手)+殳(ほこ)=投(手に持った殳を投げる。投げる。なげる)です。漢字の部首は『扌・てへん』、漢字の意味は『投(な)げる』、『当てる』、『収まる』、『送る』です。

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音読みは呉音が『ズ』、漢音が『トウ』、訓読みは『投(な)げる』です。機会に乗じてうまくひと当て儲けようとするのを投機(トウキ)、原稿を送ることを投稿(トウコウ)、文書を書いたものを投げ込むことを投書(トウショ)といいます。

投(トウ)は、殳(シュ・ほこづくり)を使った漢字で、骰(トウ)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 殳』をご覧ください。

 『豆(ズ・トウ)』dòuは、『たかつき』という儀式用の食器を表わす象形文字です。古い字体の篆文(テンブン)もご参照ください。植物の豆(まめ)は膨らんだ部分が『たかつき』に似ていることから使われています。漢字の部首は『豆・まめ』、意味は『たかつき』、『豆(まめ)』、『とどまる』です。

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音読みは呉音が『ズ』、漢音が『トウ』、訓読みは『豆(まめ)』です。納豆(ナットウ)、豆腐(トウフ)、小豆(あずき)、大豆(ダイズ)の豆です。

 『登(トウ)』dēngは、台の上に登(のぼ)る様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、癶(はつがしら・左右の足)+豆(たかつき。台)=登(足で台の上にのぼる。登る)です。古い字体では両手をさらに添えて物を持ち上げる様子を表しています。漢字の部首は『癶・はつがしら』、意味は『登(のぼ)る』、『進む』、『高い地位に就く』、『書面に載せる』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『トウ』、慣用音が『ト』、訓読みは『登(のぼ)る』です。山に登るを登山(トザン)、学校に進み出ることを登校(トウコウ)、書面に載せて記(しる)すことを登記(トウキ)といいます。

大変に縁起の良い漢字で『たか』、『ちか』、『とみ』、『とむ』、『とも』、『なり』、『なる』、『のぼる』、『のり』、『み』、『みのる』と名前に使われます。『のぼる』は『上(のぼ)る』とも書きます。

豆、登(トウ)は豆(トウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 豆』をご覧ください。

 『島・嶋・嶌(トウ)』dǎoは、渡り鳥の休む海の島を表す形声文字です。漢字の足し算では、山(陸)+鳥(渡り鳥)=島・嶋・嶌(、渡り鳥の休む海の島。島。しま)です。部首は『山・やま』。意味は『島(しま)』です。字体は島・嶋・嶌とありますが、常用漢字体は島です。

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音読みは呉音・漢音ともに『トウ』で、訓読みは『島(しま)』です。列島(レットウ)、本島(ホントウ)、半島(ハントウ)、孤島(コトウ)、島根(しまね)、大島(おおしま)、小島(こしま・こじま)、島国(しまぐに)の島です。

島(トウ)は鳥(チョウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 鳥』をご覧ください。

 『湯(トウ)』tāngは湯気が立ちあがるまでに熱した水。スープを表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(さんずい・水)+昜(あがる)=湯(水が勢いようく沸き立つ様子。スープ)です。漢字の部首は『氵・さんずい』です。漢字の意味は『湯(ゆ)』、『スープ』、『温泉』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『トウ』、唐宋音が『タン』、訓読みは『ゆ』です。湯治(トウジ)、湯気(ゆげ)、湯桶(ゆトウ)、茶の湯(チャのゆ)、湯麺(タンメン)の湯です。

湯(トウ)は昜(ヨウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 昜』をご覧ください。

 『等(トウ)』děngは、竹簡(チクカン)の長さが等しい様子を表す文字です。漢字の足し算では、竹+寺(役所)=等(竹簡・書類の長さが等しいこと。等しい)です。漢字の部首は『竹・たけかんむり』、意味は『等(ひと)しい』、『たぐい』、『ランク』、『等(ら)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『トウ』、訓読みは『等(ひと)しい』、『等(ら)』です。高いランクを高等(コウトウ)、平(たい)らかに等しい様子を平等(ビョウドウ)、あなたがたを丁寧に卿等(ケイら)といいます。

等(トウ)は寺(ジ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 寺』をご覧ください。

 『動(ドウ)』dòngは、上下へ力強く動く様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、重(上から下)+力=動(上から下へと力強く動く。動く。うごく)です。漢字の部首は『力・ちから』、漢字の意味は『動(うご)く』です。

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音読みは呉音が『ズウ』、漢音が『トウ』、慣用音が『ドウ』、訓読みが『動(うご)く』です。機械などを動かす力を動力(ドウリョク)、体の動き・立ち振るまいを動作(ドウサ)、動きの方向・傾向を動向(ドウコウ)、動かせる財産を動産(ドウサン)といいます。

動(ドウ)は重(ジュウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 重』をご覧ください。

 『童(ドウ)』tóngは、召使い・僕(しもべ)を表す形声文字です。漢字の足し算では、辛(針)+目+東+土=童(目を針でつき通した召使。僕)です。漢字の部首は『目・めへん』、漢字の意味は『僮(しもべ)』です。転じて、物事の判断の出来ない子供『童(わらべ)』を意味します。現在では『僮(しもべ)』の意味で使うことはありません。

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音読みは呉音が『ズウ』、漢音が『トウ』、慣用音が『ドウ』、訓読みが『童(わらべ)』です。子供用の歌を童歌(わらべうた)、童謡(ドウヨウ)、幼児(ヨウジ)と青年(セイネン)の間で6歳から16歳前後の子供を児童(ジドウ)といいます。

童(ドウ)の『単語家族』には瞳(ドウ)、撞(ドウ・ショウ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 童』をご覧ください。

参考図書http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-c740.htmlです。

漢字についてより詳しく知りたい方は、下記の本をお読みください。

篆文(テンブン)を中心にした体系的な記述・韻の説明は、諸橋轍次先生の『新漢和辞典』、藤堂明保先生の『漢字源』・『漢字の過去と未来』を参考にさせて頂いてます。

甲骨文字・金文のもつ呪術的な解釈には白川静先生の『字通』・『字統』・『漢字』・『中国古代の文化』を参考にさせて頂いています。

漢字の伝来や常用漢字の解釈については、大島正二先生の『漢字伝来』、高島俊男先生の『漢字と日本人』を参考にさせて頂いています。

日本語については、金田一京助先生の『日本語の変遷』、大野晋先生の『日本語の文法を考える』、新村出先生の『広辞苑』を参考にさせて頂いております。

最近の研究については、落合淳思先生の『漢字の成り立ち』を参考にさせて頂いております。

医学用語については伊藤正男・井村裕夫・高久史麿先生の『医学大辞典』を参考にさせて頂いております。

小学校3年生で習う漢字④(農~和)

小学校3年生で習う漢字を説明します。

『小学校3年生で習う漢字①』(悪~根)と 『小学校3年生で習う漢字②』(祭~進)、 『小学校3年生で習う漢字③』(世~童)、 『小学校3年生で習う漢字④』(農~和)に分割しています。ご了承下さい。

漢字の説明の前に、漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の漢字辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字の成り立ちについて、四種類あるとしました。中学の教科書に掲載されるようになったので、解説致します。

①.物の形を象った(かたどった)『象形文字』(ショウケイモジ)、②.象形文字を基に点を打つことにより示された『指事文字』(シジモジ)、③.文字を組み合わせて造った『会意文字』(カイイモジ)、④.意味と音を示す文字を組み合わせた『形声文字』(ケイセイモジ)の四種です。『会意文字』と『形声文字』は漢字の足し算で表す事が出来ます。三年生の漢字については一覧にしてありますので象形・指事・会意・形声 三年生も御覧ください。

漢字の成り立ちについての解釈は四通りです。どの時代の漢字に重点を置くか、また「説文解字(セツモンカイジ)」にどれほど敬意を払うかにより、解釈が違う場合が稀にあります。ある辞書では『見』を象形文字、別の辞書では目+儿の会意文字としています。漢字の解釈については諸説あることを御承知下さい。

 『農(ノウ)』nóngは、田畑の土を耕す様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、盥(両手)+辰(おおはまぐり)=農(おおはまぐりを使って田畑を耕す。耕す)です。漢字の部首は『辰・たつ』、漢字の意味は『耕(たがや)す』、『作物を育てる』です。

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音読みは呉音が『ノウ』で、漢音の『ドウ』は使いません。畑を耕し、作物を育てる職業を農業(ノウギョウ)、農業を職業にする家を農家(ノウカ)、農業についての政治や制度を農政(ノウセイ)といいます。

呉音のナ行『ノウ』は、漢音ではダ行『ドウ』になります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音もご覧ください。

生産性のある非常に縁起の良い漢字で、『あつ』、『たか』、『たみ』、『つとむ』、『とき』、『とよ』、『なる』と名前に広く使われます。

漢字の世界では、古くは田畑は貝器(辰・おおはまぐり)で、『ねっとり』するように耕したとされています。液体の『ねっとり』した様子が濃(ノウ)です。

農の漢字の仲間には、濃、膿などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 農』をご覧下さい。

少し漢字の読み方の話をします。漢字の読み方は漢字を中国から輸入したときの読み方音読みと大和(やまと)言葉にあわせた訓読み(くんよみ)があります。音読みには、最初に輸入した中国江南地方(呉)の音である呉音(ゴオン)、遣唐使が持ち帰った長安の音である漢音(カンオン)、鎌倉仏教を通して入ってきた唐宋音(トウソウオン)、我が国で慣用的に使われる慣用音(カンヨウオン)があります。

『農』の呉音は『ノウ』です。漢音は『ドウ』です。『農』の場合は呉音の音が残り、呉音を使いますが、漢字によっては漢音を、呉音・漢音・唐宋音を使う場合もあります。延暦十一年に桓武天皇が漢音に統一する詔(みことのり)を出しましたが、呉音の読み方を改めるのは難しく、読み方が混合したまま、現在に至っています。

中国王朝の遷り変りによって、呉音のナ行は漢音ではダ行に変化しました、従って『農』の呉音は『ノウ』、漢音は『ドウ』 http://bit.ly/1LUTTpI (『呉音と漢音③』)と読みます。

 『波(ハ)』bōは、水の波を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では氵(水)+皮(ななめ)=波(斜めの水。波)です。部首は『氵・さんずい』、意味は『波』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ハ』で、訓読みは『なみ』です。波浪(ハロウ)、電波(デンパ)、大波(おおなみ)、白波(しらなみ)の波です。

なみには『浪(ロウ)』という漢字もあります。こちら漢字は良い(綺麗)な浪の意味です。良、朗、郎などの仲間です。『瀾(ラン)』は続くなみ、『濤(トウ)』は大きいうねりののなみ。漢字は二語で安定します。『波浪(ハロウ)』、『波瀾(ハラン)』、『波濤(ハトウ)』はニュアンスが少し違いますが『なみ』です。『波浪(ハロウ)』、『波瀾(ハラン)』、『波濤(ハトウ)』は同じ意味の漢字を重ねた熟語です。

波(ハ)は皮(ヒ)の漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 皮』をご覧ください。

 『配(ハイ)』pèiは、御酒を配る様子を表す漢字です。漢字の足し算では、酉(酒樽)+己(そばにいて配る人)=配(御酒を配る人。配る)です。漢字の部首は『酉・さけづくり・とり』。意味は『配る(くばる)』、『役目を与える』、『つれそう』です。

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音読みは漢音の『ハイ』が普通で、呉音の『ヘ・ハイ』は使いません。訓読みは『配る(くばる)』です。御酒を配るの意味から、配達(ハイタツ)、配当(ハイトウ)。役割を与えるの意味で、支配(シハイ)、配下(ハイカ)。つれそう人の意味から配偶者(ハイグウシャ)等多くの熟語があります。

日本語では『ン』の後のh音は、pかb音に変化します。唇が動きやすいからです。従って『ハイ』は、年配(ネンパイ)、軍配(グンバイ)のように『パイ』、『バイ』と読むことがあります。

配(ハイ)に近い漢字には、妃(ヒ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 配・妃』をご覧下さい。

 『倍(バイ)』bèiは、二倍を表す形声文字です。漢字の足し算では、イ(人の動作)+咅(左右)=倍(左右に分ける。二倍。ますます)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、意味は『左右に分ける』、『そむく』、『二倍になる』、『ますます』です。

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音読みは呉音が『バイ・ベ』、漢音が『ハイ』です。道徳にそむくことを倍徳(バイトク)、ある数量を二つ合わせることを二倍(ニバイ)、三つ合わせることを三倍(サンバイ)、何倍であるかを示す比率を倍率(バイリツ)といいます。

倍(バイ)は咅(ホウ)の漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 咅』をご覧ください。

 『畑(はたけ)』は、畑(はたけ)を表す会意文字です。漢字の足し算では、火(焼く)+田=畑(草を焼いて肥料にする畑。はたけ)です。畑は我が国でつくられた国字です。漢字の部首は『田・た』、漢字の意味は『畑(はたけ)』、『専門分野』です。

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訓読みは『畑(はたけ)』、『畑(はた)』で、音読みはありません。田畑(たはた)、畑仕事(はたけしごと)、畑違(はたけちが)いの畑です。

非常に重要な漢字で『はた』、『はたけ』と地名・人名に使われます。

畑(はたけ)は田を使った漢字です。田ついては『漢字の覚え方 田』をご覧ください。

 『発(ハツ)』fāは、弓をはじいて発射する様子を表す形声文字です。發が本字です。漢字の足し算では、癶(両足を左右に開く)+弓+殳(動作)=發(左右に足を開くようにパッと弓を発射する。発する)です。漢字の部首は『癶・はつがしら』、意味は『発射する』、『進み始める』、『おこる』、『明らかにする』、『あばく』、『弾丸・弓の数』です。

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音読みは呉音が『ホチ』、漢音が『ハツ・ホツ』です。ある目的地に向かって進み始めることを出発(シュッパツ)、工夫して新しい事物を考え出すことを発明(ハツメイ)、世の中に知られていないことを見つけだすことを発見(ハッケン)、遺跡など掘ってあばくこと、明らかにすることを発掘(ハックツ)といいます。

発(ハツ)は癶(ハツ)の漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 癶』をご覧ください。

 『反(ハン)』fǎnという漢字は、坂の反(そ)った様子や反物(タンもの)を漢字にしたものです。漢字の足し算では厂(がけ)+又(手)=反、厂(斜めの布)+又(手)=反です。意味は『反(そ)る』、『反(かえ)る』、『ふりかえる』、『布の長さ』です。

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音読みは漢音が『ハン』、呉音が『ホン』、慣用音が『タン』、訓読みは『返(そ)る』で、常用外に『反(かえ)る』があります。あべこべであること・逆(さか)らうことを反対(ハンタイ)、権力に逆らうことを反抗(ハンコウ)、国家・君主に叛(そむ)くことを謀反(ムホン)、自分のした過(あやま)ちを悪かったと思うことを反省(ハンセイ)、光が水面に映ること・影響を及ぼしてあらわすことを反映(ハンエイ)、約30cm×10m(九寸×ニ丈八尺)の布地を一反(イッタン)といいます。

 『坂(ハン)』bǎn という漢字は、坂を登る様子を形声文字です。漢字の足し算では、土+反(反る)=坂(反った土。坂。阪)です。部首は『土』、意味は『坂』です。

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音読みは漢音が『ハン』、呉音が『ホン』で、慣用音に『バン』があります。訓読みは『さか』です。急坂(キュウハン)、登坂(トウハン・トハン)、坂東(バンドウ)、坂道(さかみち)の坂です。

 『板(ハン)』bǎn
は、板が反(そ)る様子を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、木+反(反る)=板(反り返った板。板)です。部首は『木』、意味は『板(いた)』です。

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丸木からとった木の板は、乾燥が不十分だと反りかってしまいます。木目があるからです。反らないようにするには、十分乾燥させたあとに板の形に製材する必要があります。

音読みは漢音が『ハン』、呉音が『ヘン』、慣用音が『バン』です。訓読みは『いた』です。合板(ゴウハン)、黒板(コクバン・くろいた)、看板(カンバン)の板です。

坂(ハン)、板(ハン)は反(ハン)の漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 反』をご覧ください。

 『皮(ヒ)』píは、動物の皮を手で身体に被せる様子を漢字にしたものです。漢字の足し算では、广(動物の皮)+又(手)=皮(動物の皮を被る)です。漢字の部首は『皮・けがわ』、意味は『皮(かわ)』、『被る(こうむる)』、『斜め』などの多くの意味があります。

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音読みは漢音の『ヒ』が普通で、呉音の『ビ』は使いません。訓読みは『かわ』です。皮膚(ヒフ)、皮革(ヒカク)、皮肉(ヒニク)、薄皮(うすかわ)、毛皮(けがわ)の皮です。

皮(ヒ)の漢字の仲間には、彼(ヒ)、波(ハ)、破(ハ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 皮』 をご覧ください。

 『悲(ヒ)』bēiは、向こうにある人物・物を指す形声文字です。漢字の足し算では、非(左右に別れる)+心=悲(胸が裂けるようなせつない気持ち。悲しい)です。漢字の部首は『心・こころ』です。漢字の意味は『悲(かな)しい』、『悲しい気持ちを取り除く』、『あわれむ』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヒ』です。訓読みは『悲(かな)しい』です。悲しく哀れなことを悲哀(ヒアイ)、悲しい見方(観)を悲観(ヒカン)、悲壮な願い・仏教でいう救いの誓いを悲願(ヒガン)、慈(いつく)しみ悲しい気持ちを取り除くことを慈悲(ジヒ)といいます。

『かなしい』は哀(かな)しいとも書きます。

悲(ヒ)は非(ヒ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 非』をご覧ください。

 『美(ビ)』měiは、大きな美しい羊を表す会意文字です。漢字の足し算では、羊+大(大きい)=美(大きな美しい羊。美しい)です。漢字の部首は『羊・ひつじ』、意味『美しい』、『良い』、『善い』です。羊は古代中国では、縁起の良い動物とされていました。その羊が大きいので、『善い』、『美しい』の意味に使われます。

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音読みは呉音が『ミ』、漢音が『ビ』、訓読みが『美(うつく)しい』です。美しい人を美人(ビジン)、善(よ)い味を美味(ビミ)、すぐれた徳を美徳(ビトク)、目元が美しいことを美目(ビモク)といいます。

呉音のマ行『ミ』は、漢音ではバ行『ビ』になります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音 もご覧ください。

特別な読み方に『美味(うま)い』、『美味(おい)しい』、『美濃(みの)』、『美作(みまさか)』があります。

非常に縁起の良い漢字で、『うま』、『うまし』、『きよし』、『とみ』、『はし』、『はる』、『ふみ』、『み』、『みつ』、『よ』、『よし』と広く名前に使われます。

また、草書体からひらがなの『み』が出来ました。美(ビ)は羊(ヨウ)を使った漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 羊』をご覧ください。

 『鼻(ビ)』bíは、鼻を象(かたど)った形声文字です。漢字の足し算では、自(鼻)+畀(わたす。空気を引く)=鼻(空気を引く器官。鼻)です。漢字の部首は『鼻・はな』、意味は『鼻(はな)』、『最初』です。

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音読みは呉音が『ビ』、漢音が『ヒ』、訓読みは『鼻(はな)』です。耳と鼻で耳鼻(ジビ)、最初の子供を鼻子(ビシ)、鼻の薬・賄賂(ワイロ)を鼻薬(はなぐすり)といいます。

鼻(ビ)は自(ジ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 自』をご覧ください。

 『筆(ヒツ)』bǐは、竹製の筆(ふで)を表す形声文字です。漢字の足し算では、竹(竹製)+聿(ふでを手で持つ)=筆(竹製の筆。ふで)です。漢字の部首は『竹・たけかんむり』、漢字の意味は『筆(ふで)』です。

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音読みは呉音が『ヒチ』、漢音が『ヒツ』、訓読みが『筆(ふで)』です。口でいわずに文字を書いて意思を通じあうことを筆談(ヒツダン)、本人に代わって筆をとることを代筆(ダイヒツ)、武家の秘書役・代筆者を右筆・祐筆(ユウヒツ)、黒鉛(コクエン)を芯(しん)とする木製の筆記用を鉛筆(エンピツ)といいます。

呉音の『チ』韻は、漢音では『ツ』韻になります。この読み方は、入声音と呼ばれ、中国ではモンゴル帝国の時代になくなりました。現代の北京語では『笔(ビー)』biになります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音もご覧ください。

筆(ヒツ)は聿(イツ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 聿』をご覧ください。

 『氷(ヒョウ)』bīngは、氷を表す形声文字です。漢字足し算では、冫(氷の結晶)+水=氷・冰(水が凍って出来た氷。こおり)です。字体は二通りありますが、常用漢字体の氷を使ってください。漢字の部首は『水・みず』、意味は『氷(こおり)』です。

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音読みは、呉音・漢音ともに『ヒョウ』、訓読みは『氷(こおり)』、『氷(ひ)』です。海に浮かぶ氷の山を氷山(ヒョウザン)、海流に乗って流れてくる氷を氷山(ヒョウザン)、その年に始めて張る氷を初氷(はつごおり)、雹(ヒョウ)や氷のように冷たい雨を氷雨(ひさめ)といいます。

 『表(ヒョウ)』biǎoは、毛皮の衣服の表部分を示した漢字です。漢字の足し算では、毛(け・毛皮)+衣(ころも・衣服)=表(毛皮の衣服の表部分。表す)です。漢字の部首は『衣・ころも』です。

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『表』は衣服の表側を表しますが、表現などの内面を表す意味、図表など記号を使って表すこと、辞表など公式な文書の意味もあります。音読みは呉音・漢音ともに『ヒョウ』で、訓読みは『おもて』、『表(あらわ)す』、『表(あらわ)れる』です。

表紙(ヒョウシ)、表面(ヒョウメン・おもてめん)、表現(ヒョウゲン)、公表(コウヒョウ)、年表(ネンピョウ)、図表(ズヒョウ)、辞表(ジヒョウ)の表です。

表裏を表す非常に大事な漢字で、『あき』、『あきら』、『うわ』、『お』、『おも』、『きぬ』、『こずえ』、『すず』、『と』、『よし』と多くの名前に使われます。

表(ヒョウ)の『単語家族』には、俵(ヒョウ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 表』をご覧下さい。

 『秒(ビョウ)』miǎoは禾(のぎへん)に少で、稲・穀物の穂先の更に先端部分の象形です。転じて時間の極々短い単位に使われています。漢字の足し算では、禾(稲・のぎへん)+少=秒(稲の先端の細い部分。時間の小さい単位。秒)です。漢字の部首は『禾・のぎへん』です。時間・角度・緯度経度の単位になっています。

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音読みは呉音の『ミョウ』は使わず、漢音の『ビョウ』を使います。秒速(ビョウソク)、毎秒秒(マイビョウ)、寸秒(スンビョウ)の秒です。

秒(ビョウ)は小(ショウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 小』をご覧ください。

 『病(ビョウ)』bìngは、病(やまい)に体が硬直する様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、疒(ベット)+丙(体が硬直する)=病(ベットの上で体が硬直する。病。やまい)です。漢字の部首は『疒・やまいだれ』、漢字の意味は『病(やまい)』、『病気』です。

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音読みは呉音が『ビョウ』、漢音が『ヘイ』、訓読みが『病(やまい)』、『病(や)む』です。病気の人を病人(ビョウニン)、病人を治療する施設を病院(ビョウイン)、病気のあらたまった言い方を疾病(シッペイ)といいます。

呉音の『ビョウ』は、漢音では『ヘイ』になります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音もご覧ください。

疾(シツ)jiは矢(速い)http://bit.ly/1Isg57qで急な病気をいいます。

病(ビョウ)は丙(ビョウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 丙』をご覧ください。

 『品(ヒン)』pǐnは、いろいろな品物を表す会意文字です。漢字の足し算では、口(もの)+口(もの)+口(もの)=品(いろいろな品物)です。漢字の部首は『口・くち』、意味は『品(しな)』、『等級』、『位』、『人柄』です。

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音読みは呉音が『ホン』、漢音が『ヒン』、訓読みが『品(しな)』です。品物の善し悪しを評価することを品評(ヒンピョウ)、品物の値打ち・人柄の良さを品位(ヒンイ)、人柄のことは品性(ヒンセイ)ともいいます。

品性を表す重要な文字で、『かず』、『かつ』、『しな』、『ただ』、『のり』、『ひで』と名前に使われます。

品(ヒン)の『単語家族』には臨(リン)があります。詳しくは『漢字の覚え方 品』をご覧ください。

 『負(フ)』fùという漢字は、人が財貨を背負う姿を示しています。漢字の足し算では、人+貝(財貨)=負(財貨を背負う。背を見せて負ける)です。漢字の部首は『貝・かい』です。

漢字の意味は、背中にのせるで『負(お)う』、『頼りにする』です。背を向けることから、『そむく』、『負(ま)ける』の意味にも使われます。

 

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音読みは呉音が『ブ』、漢音が『フウ』、慣用音が『フ』です。訓読みは『負(ま)ける』、『負(お)う』です。自分を頼りにすることを自負(ジフ)、やっかいなものを背負うことを負担(フタン)といいます。

負(フ)は貝(バイ)に近い漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 貝・買』をご覧ください。

 『部(ブ)』bù、bouは、区分けする様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、咅(左右)+阝(邑・むら)=部(左右に村を分ける。区分けする。部分)です。部首は『阝・邑・おおざと』、意味は『部分』、『分ける』、『区分した書物』です。

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音読みは呉音が『ブ』、漢音が『ホ』、慣用音が『フ』です。全体をいくつかに分けたものの一つを部分(ブブン)、漢字の字書で文字を分類した一つのまとまりを部首(ブシュ)、組織の中心になる人たちを幹部(カンブ)、家の中を仕切って出来た部分を部屋(へや)といいます。部屋(へや)は常用漢字の付表に記されている特別な読み方です。

部(ブ)は咅(ホウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方  咅』をご覧ください。

 『服(フク)』fúは、身体にピタリとつける衣服を表す形声文字です。漢字の足し算では、月(舟)+卩(人)+又(手)=服(人に手をピタリとつける。舟べり。身体にピタリとつける衣服)です。
舟をつけるようにピタリとつけるものから、衣服の意味になったといわれています(藤堂)。漢字の部首は『月・つきへん(ふなづき)』、意味は『衣服(イフク)』、『つき従う』、『離れない』、『体に取り入れる』です。

甲骨文字では、卩(屈んだ人)+又(手)で『降服(コウフク)』した人を表す漢字であるといわれています。

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音読みは呉音が『ブク』、漢音が『フク』です。身体に身につける衣(ころも)を衣服(イフク)、権力につき従わせることを服従(フクジュウ)、罪人を離さないで仕事に従事させることを服役(フクエキ)、薬を体内に取り入れることを服用(フクヨウ)といいます。

 『福(フク)』fúは、礻(しめすへん・神)に畐を合わせた漢字です。漢字の足し算では、礻(しめすへん・神)+畐(ゆたか)=福(神から恵まれた豊かさ)です。部首は『礻・しめすへん』、音読みは『フク』、訓読みは常用外の『さいわい』があります。

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幸福の『幸(コウ・サチ)』は、裁判で刑罰から逃れた様子を示す漢字といわれています。『さいわい』は、普通『幸い』と書きます。

幸福(コウフク)、福祉(フクシ)、冥福(メイフク)、福音(フクイン)、祝福(シュクフク)、裕福(ユウフク)、招福(ショウフク)の福です。

福(フク)は畐(フク)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 畐』をご覧ください。

 『物(ブツ)』wùは、いろいろな物を表す形声文字です。元の意味はいろいろな牛(うし)を表す漢字でしたが、いろいろな物を表すようになりました。漢字の足し算では、牛+勿(いろいろ・乱れる・わからない)=物(いろいろな物。もの)です。漢字の部首は『牛・うしへん』、漢字の意味は『物(もの)』です。

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音読みは呉音が『モツ』、漢音が『ブツ』、訓読みは『物(もの)』です。物事の道理・運動・光・音などを研究する学問を物理(ブツリ)といいます。

漢字の世界では、生きている物を生物(セイブツ)、動く生き物を動物(ドウブツ)、根があって動かない(植)生き物を植物(ショクブツ)、黄色(広)の光る石・金属を含んだ石を鉱物(コウブツ)といいます。

物(ブツ)は勿の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 勿』をご覧ください。

 『平(ヘイ)』píngは、浮草の平らに浮かぶ様子を描いた象形文字です(藤堂)。漢字の部首は『干・かん』、漢字の意味は『平(たい)ら』、『乱をしずめる』、『おだやか』、『平家』です。

手斧(チョウナ)で削った破片の左右に散る姿を表す会意文字(白川)ともいわれています。漢字の足し算では、于(手斧の形)+八(左右に散る破片)=平(手斧で平らに削る。たいら)です。

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音読みは呉音が『ビョウ』、漢音が『ヘイ』、訓読みが『平(たい)ら』、『平(ひら)』です。平らかに等しい様子を平等(ビョウドウ)、おだやかで和やかな様子が平和(ヘイワ)、乱を鎮め安定させることを平定(ヘイテイ)、平穏で安らかなことを平安(ヘイアン)といいます。

呉音の『ビョウ』は、漢音では『ヘイ』になります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音もご覧ください。

平の『単語家族』には、評、坪などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 平』をご覧下さい。

 『返(ヘン)』fǎnは、元来たほうへ返る様子を表す漢字です。漢字の足し算では、辶(しんにょう・進む)+反(さか)=返(元来たほうへ返る。返す)です。漢字の部首は『辶(しんにょう・』

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音読み漢音が『ハン』、呉音が『ホン』ですが使いません。慣用音の『ヘン』を使います。訓読みは『返す(かえす)』です。返事(ヘンジ)、返答(ヘントウ)、借金を返す(かえす)の返です。『返』は小学校3年生で習う漢字です。

返(ヘン)は反(ハン)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 反』をご覧ください。

 『勉(ベン)』miǎnは力を出して励むことを示す漢字です。漢字の足し算では、免(やっと)+力=勉(力を出して励む)です。漢字の部首は『力』です。

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音読みは漢音の『ベン』です。呉音の『メン』は使いません。訓読みは『勉める(つとめる)』、『つとむ』、『まさる』です。勉強(ベンキョウ)、勉学(ベンガク)の勉です。

呉音のマ行(メン)は漢音ではバ行(ベン)に変わることがあります。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください。

勉(ベン)は免(メン)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 免』をご覧ください。

 『放(ホウ)』fàngは、放(はな)つ様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、方(左右)+攵(手の動作)=放(左右に自由にのばす。放つ)です。漢字の部首は『攵・ぼくづくり』、意味は『放つ』、『遠くにやる』、『そのままにしておく』です。

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動作を表す攵(ぼくづくり)は、篆文で攴(ボク)pū、楷書体では攵(ボク)pūのデザインをとります。

音読みは呉音・漢音ともに『ホウ』、訓読みは『放つ(はなつ)』、『放れる(はなれる)』です。追放(ツイホウ)、放火(ホウカ)、放流(ホウリュウ)、放置(ホウチ)、放し飼い(はなしがい)の放です。

放(ホウ)は方(ホウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 方』をご覧ください。

 『味(ミ・あじ)』wèiは、口に未を足し合わせた形声文字です。漢字の足し算では、口+未(ちいさい)=味(口で細かく吟味すること。味わう)です。漢字の部首は『口・くちへん』、意味は『味(あじ)』、『味(あじ)わう』です。

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甘味(カンミ)は舌の先端、苦味(にがミ)は根元で感じると言われていましたが、現在では否定され、舌の部分による味覚(ミカク)の違いは無いそうです。

音読みは呉音の『ミ』が普通で、漢音の『ビ』は使いません。訓読みは『味(あじ)わう』・『味(あじ)』です。趣(おもむき)を心で感じ味わうのが趣味(シュミ)です。

呉音のマ行(ミ)は漢音ではバ行(ビ)に変わることがあります。どちらを使うかは漢字によって違います。呉音と漢音については呉音と漢音 もご覧ください。

他にも、意味(イミ)、味覚(ミカク)、味方(ミカタ)、味噌(ミソ)の味と良く使われる漢字です。ちなみに、味方の味は当て字で、本来は御方(ミカタ)と書いていました。

味(ミ)は未(ミ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 未』をご覧ください。

 『命(メイ)』mìngは、人々を集めて命令する様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、亼(集める)+卩(人が屈んだ姿)+口=命(人々を集めて命令する。いいつける。名付ける)です。漢字の部首は『口・くち』、意味は『命令する』、『いいつける』、『授ける』、『名を付ける』です。

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音読みは呉音が『ミョウ』、漢音が『メイ』、訓読みは『命(いのち)』です。天から授かった生きる定めを命(いのち)、名前を付けることを命名(メイメイ)、命令を下すことを下命(カメイ)、天から授かっためぐりあわせ(運)を運命(ウンメイ)、平安朝の宮中に仕える女官を命婦(ミョウブ)といいます。

非常に縁起の良い漢字で、『あきら』、『かた』、『とし』、『な』、『なが』、『のぶ』、『のり』、『まこと』、『み』、『みこと』、『みち』、『もり』、『や』、『よし』、『より』と名前に使われます。

命(メイ)は令(レイ)に近い漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 令』をご覧ください。

 『面(メン)』miànは、顔の表側を表す会意文字です。漢字の足し算では、頁(あたま)+□(四角で囲った部分)=面(顔の表側。面。おもて)です。漢字の部首は『面・めん』、意味は『顔』、『おもて』、『マスク』、『向き合う』などです。

鎌田は指事文字、白川は象形文字、藤堂は会意文字としています。

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音読みは呉音が『メン』、漢音が『ベン』、訓読みは『面(おもて)』、『面(おも)』、『面(つら)』です。顔を会わせることを面会(メンカイ)、顔の長い人を面長(おもなが)、直接あって応対することを面接(メンセツ)、平らな広がりを平面(ヘイメン)といいます。

呉音のマ行(メン)は漢音ではバ行(ベン)に変わることがあります。どちらを使うかは漢字によって違います。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください。

面の『単語家族』には、麺、緬などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 面』ご覧下さい。

 『問(モン)』wènは、へだたりを通して問いただす様子を表す形声文字です。『へだたりを通して問う』、『わからないことを問う』の意味があります。漢字の足し算では、門+口=問(へだたりを通して問う。問う)です。漢字の部首は『口・くち』、意味は『問(と)う』、『聞こえる』、『聞いて知ったこと』、『評判』です。

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音読みは呉音が『モン』、漢音が『ブン』、訓読みは『問(と)う』です。質(ただ)し問うのが質問(シツモン)、責任を問うのが問責(モンセキ)、問いと答えを問答(モンドウ)、解答を問う事(題)や解決を問う事(題)を問題(モンダイ)といいます。

問(モン)は門(モン)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 門』をご覧ください。

 『役(ヤク・エキ)』yìは、人を遠い所に行かせる・人を働かせる様子を表す会意文字です。漢字の足し算では彳(行く)+殳(動作)=役(人を遠い所に行かせる・人を働かせる)です。漢字の部首は『彳・ぎょうにんべん』、意味は『働かせる』、『遠い所に行かせる』、『仕事を割り振る』です。

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音読みは呉音が『ヤク』、漢音が『エキ』です。公職にある働く人を役人(ヤクニン)、割り振られた仕事の内容(目)を役目(ヤクめ)、仕事で遠い所へ行かせることを行役(コウエキ)、与えられた役を演じる俳優を役者(ヤクシャ)といいます。

一般に呉音が『ヤク』と発音する場合は、漢音では『エキ』と発音します。呉音と漢音については呉音と漢音
もご覧ください。

大変重要な漢字で『つら』、『まもる』、『ゆき』と名前に使われます。

役(ヤク・エキ)の『単語家族』には、疫(エキ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 殳』をご覧下さい。

 『薬ヤク)』yàoは、つぶ状の薬(くすり)を表す形声文字です。漢字の足し算では、艹(植物)+楽(つぶ状)=薬(植物由来のつぶ状にした薬。くすり)です。漢字の部首は『艹・くさかんむり』、漢字の意味は『薬(くすり)』、『粉末状の物質』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヤク』、訓読みは『薬(くすり)』です。丸い薬を丸薬(ガンヤク)、毒の入った薬を毒薬(ドクヤク)、熱・衝撃により爆発する粉末状の物質を火薬(カヤク)、薬となる食べ物を薬餌(ヤクジ)といいます。

薬(ヤク)は楽(ラク)の『単語家族』です。楽(ラク)は、団栗(つぶ状)の木、鈴(つぶ状)をつけた木・楽器といわれています。詳しくは『漢字の覚え方 楽』をご覧ください。

 『由(ユ)』yóuは、口のついた壺(つぼ)や樽(たる)を描いた象形文字です。漢字の部首は『田・た』、漢字の意味は『・・から出てくる』、『由来する』、『生じるわけ』です。

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音読みは呉音は『ユ』、漢音が『ユウ』、訓読みは『由(よし)』です。自(みずか)ら由(よ)るを自由(ジユウ)といい、英語のfreedomの日本語訳にしました。なぜそうなったかの筋道(理)を理由(リユウ)、物事のいわれを由来(ユライ)、目的地までにある地点によることを経由(ケイユ)といいます。

 『油(ユ)』yóuは、壺や樽から流れ出す油(あぶら)を表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(液体)+由(壺や樽から流れ出る)=油(壺や樽から流れ出る液体。油。あぶら)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、漢字の意味は『油(あぶら)』です。

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音読みは呉音は『ユ』、漢音が『ユウ』、訓読みは『油(あぶら)』です。炭化水素を主成分とする地下資源の油を石油(セキユ)、石油を産出する地域を油田(ユデン)、精製する前の石油を原油(ゲンユ)、うっかり注意を怠ることを油断(ユダン)といいます。

縁起の良い漢字で『ただ』、『みち』、『ゆ』、『ゆう』、『ゆき』、『よし』、『より』と名前に使われます。

呉音のウ韻『ユ』は、漢音のユウ韻『ユウ』に変化したものがあります。呉音と漢音については呉音と漢音 もご覧ください。

油は由の『単語家族』で、抽、宙、笛などの漢字の仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 由』をご覧下さい。

 『有(ユウ・ウ)』yǒuは、右手で肉を持った様子を表す形声文字です。存在を示します。漢字の足し算で示せば、ナ(右手)+月(にくづき・にく)=有(肉を持つ。有る)です。漢字の部首は『月・にくづき』です。書き順はノ(左払い)、一(横棒)の順番で、指を表すノ(払い)は短く書きます。

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音読みは呉音が『ウ』で、漢音が『ユウ』です。訓読みは『有(あ)る』です。国に権利が有るのを国有(コクユウ)。能力があるのを有能(ユウノウ)。有ることと無いことを有無(ウム)、空にまだ月の残ったまま夜が開けることを有明(ありあけ)といいます。

呉音のウ韻『ウ』は、漢音のユウ韻『ユウ』に変化したものがあります。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください。

とても縁起の良い漢字で『あり』、『すみ』、『たもつ』、『とお』、『とも』、『なお』、『なり』、『みち』、『もち』、『り』と広く地名・人名に使われます。

有(ユウ)は右(ユウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 右』をご覧ください。

 『遊(ユウ)』yóuは、ゆらゆらと遊びまわる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、辶(進む)+斿(旗がゆらゆらする)=遊(ゆらゆらと遊びまわる。遊ぶ。あそぶ)です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、意味は『遊(あそ)ぶ』、『旅をする』、『行ったり来たりする』です。

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音読みは呉音が『ユ』、漢音が『ユウ』、訓読みは『遊(あそ)ぶ』です。牧畜をしながら旅することを遊牧(ユウボク)、酒食を用意して(宴)遊ぶことを遊宴(ユウエン)、行ったり来たりする交わりを交遊(コウユウ)、のんびり楽しんで歩くことを遊歩(ユウホ)、遊ぶための園を遊園地(ユウエンチ)といいます。

ゆったりとした縁起の良い漢字で『なが』、『ゆき』と名前に使われます。、

遊(ユウ)は斿(ユウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 斿』をご覧下さい。

 『予(ヨ)』yúは、丸い輪をずらして向こうへ押しやる様子を描いた象形文字です。漢字の部首は『亅・はねぼう』、意味は『伸びる』、『前もって』、『ゆとり』、『予(あらかじ)め』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヨ』、訓読みは『予(あらかじ)め』です。、前もって感じることを予感(ヨカン)、予め推し測ることを予測(ヨソク)、予め定めたことを予定(ヨテイ)、ゆとりを持って準備したものを予備(ヨビ)、前もって決めた費用の見積もりを予算(ヨサン)といいます。

予(ヨ)の『単語家族』には、預(ヨ)、野(ヤ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 予』をご覧下さい。

 『羊(ヨウ)』yángは、羊を漢字にした象形文字です。古代では羊は神聖な儀式、裁判、に使われていました。意味は『ひつじ』、『いのる』、『善い』です。非常に縁起の良い、素晴らしい漢字の一つです。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヨウ』です。訓読みは『ひつじ』です。羊の毛を羊毛(ヨウモウ)、羊の皮を羊皮(ヨウヒ)、羊の肉を羊肉(ヨウニク)、牧場の羊を牧羊(ボクヨウ)、空に有る羊の星座は牡羊座(おひつじザ)といいます。

 『洋(ヨウ)』yángは、大海原(おおうなばら)を表す形声文字です。漢字の足し算では、視氵(水)+羊(良い・広い)=洋(広い水。大海原)です。漢字の部首は『氵・さんずい』です。漢字の意味は『広い』、『大きい』、『大海原』、『外国の』などです。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヨウ』です。広々と広がっている様を洋洋(ヨウヨウ)、西洋の学問を洋学(ヨウガク)、遠い海を遠洋(エンヨウ)といいます。

前途洋洋(ゼントヨウヨウ)な非常に縁起の良い漢字で、『うみ』、『きよ』、『なみ』、『ひろ』、『ひろし』、『み』と広く名前に使われます。

 『様(ヨウ)』yàngは、舟が水に良い感じに浮かんでいる様(さま)を表す形声文字です。本字は樣です。漢字の足し算では、木(対象物)+羊(良い)+永(水に永く浮かぶ)=樣・様(舟が水に良い感じに浮かんでいる様。さま)です。永は時間の経過、羊は善い感じ、木は対象物を表すとされています。漢字の部首は『木・もくへん』、意味は『様(さま)』、『かたち』、『やりかた』です。また、我が国では、『相手にたいする尊敬』を表します。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヨウ』、訓読みは『様(さま)』です。見本・物事の型・ありさま・理由を様子(ヨウシ・ヨウス)、物事の一定の型を様式(ヨウシキ)、装飾としての絵や形・物事の経過を模様(モヨウ)といいます。

羊(ヨウ)、洋(ヨウ)、様(ヨウ)は羊(ヨウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 羊』をご覧ください。

 『葉(ヨウ)』yèは、三枚の葉(は)を表す形声文字です。漢字の足し算では、艹(草)+世(三枚)+木=葉(三枚の葉。葉。は)です。漢字の部首は『艹・くさかんむり』、意味は『葉(は)』、『薄(うす)いもの』、『時代』、『いろいろな』です。

音読みは呉音・漢音ともに『ヨウ』、訓読みは『葉(は)』です。秋になって葉が落ちること・落ちた葉を落葉(ラクヨウ・おちば)、秋になって紅く色づく葉を紅葉(コウヨウ・もみじ)、感情を伝えるいろいろな音声や文字を言葉(ことば)といいます。

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葉(ヨウ)は枼(ヨウ)の『単語家族』で、蝶、牒、鰈(チョウ)など『薄いもの』の仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 枼』をご覧ください。

 『陽(ヨウ)』yángは阝こざとへん(丘)に昜を足した形声文字で 丘に上がってあたたかい日の光を浴びる事を表しています。あたたかい光です。漢字の足し算で表わすならば、阝(こざとへん・丘)+昜(あたたかい)=陽(丘にあたたかい日の光が当たる様子)です。漢字の部首は『阝・こざとへん』です。

音読みは『ヨウ』、常用外の訓読みに『ひ』があります。太陽(タイヨウ)、陽性(ヨウセイ)、陽気(ヨウキ)、陰陽(インヨウ・オンヨウ)、陽だまり(ひだまり)の陽です。

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陽(ヨウ)は昜(ヨウ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方
昜』
をご覧ください。

 『落(ラク)』lào、là、luòは、葉に各(つかえていた)水滴が落ちるイメージの形声文字です。葉(艸)と水(氵)を使います。 足し算で示せば、艹(くさかんむり)+氵(さんずい)+各(つかえる)=落(葉につかえていた水落ちる様子。落ちる)です。漢字の部首は『艹・くさかんむり』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ラク』、訓読みは『落ちる(おちる)』です。落日(ラクジツ)、落第(ラクダイ)、集落(シュウラク)の落です。

『落ちる』には落成(ラクセイ)のように出来上がる、集落(シュウラク)のように人々が落ち着いて住むの意味もあります。

少し古代の発音の話をします。『各(カク)』geは古代ではklakという音であったと考えられています。それがkak→ge、ke(各、客、格、挌、閣)とlak→la→lu(洛、絡、落、路)という二系統の発音に分かれ、日本に輸入されたので『カク』と『ラク』という二系統の音読みがあるのです。

落(ラク)は各(カク)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 各』をご覧ください。

 『流(リュウ)』liúは、子供(子の字が逆さまになっています)が川に流れる映像を漢字にしたものです。漢字の足し算では、氵(さんずい・水)+子(子供)+川=流です。漢字の部首は『氵・さんずい』。意味は『流れる』です。『流れる』が基になって『伝わる・広がる』、『一派をなす』、『やり方』など多くの意味を持ちます。カタカナの『ル』は『流』の漢字がもとになってつくられました。

㐬(リュウ)は川に逆さになって落ちる子供を表しています。

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音読みは漢音の『リュウ』が普通で、呉音の『ル』と読むこともあります。訓読みは『流れる(ながれる)』、『流す(ながす)』です。清流(セイリュウ)、漂流(ヒョウリュウ)、上流(ジョウリュウ)、流感(リュウカン)、流行(リュウコウ)、我流(ガリュウ)、流布(ルフ)、流転(ルテン)、河童の川流れ(ながれ)、流石(さすが)の流です。

呉音の『ル』は、漢音では『リュウ』に変わることがあります。どちらを使うかは漢字によって違います。呉音と漢音については『呉音と漢音』⑨ http://bit.ly/1LUTTpI もご覧ください。

流石(さすが)は漱石枕流(ソウセキチンリュウ)の故事に由来しています。昔、中国の頑固な知識人が『石を枕(まくら)に流れに口を漱(すす)ぎ』を間違えて『石に口を漱(すす)ぎ流れを枕にする』と言ってしまいました。間違えを認めずにいたため皮肉をこめて流石(さすが)といったのです。夏目漱石(ソウセキ)の漱石もこの故事に由来しています。

流の『単語家族』には、琉、硫などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 流』をご覧下さい。

 『旅(リョ)』lǚ は、数人が移動する様子を表す会意文字です。移動するときに旗(はた)を使ったので漢字の中に旗が含まれています。漢字の足し算では、㫃・旗(はた)+从(人が二人)=旅(数人が隊を組んで移動する。旅。たび)です。漢字の部首は『方・ほうへん』、漢字の意味は『旅(たび)』です。

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音読みは呉音が『ロ』、漢音が『リョ』、訓読みが『旅(たび)』です。旅をすることを旅行(リョコウ)、旅で感じる気持ちを旅情(リョジョウ)、旅の宿屋を旅籠(はたご)といいます。

 『両(リョウ)』liǎngは、天秤の両側が釣り合う様子を描いた象形文字です。漢字の部首は『一・いち』、意味は『ふたつ』、『両方』、『重さの単位』、『お金の単位』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『リョウ』です。岸のこちら側と向こう側で両岸(リョウガン)、江戸時代の小判一枚を一両(イチリョウ)、二つの事を共に成立させることを両立(リョウリツ)、勢力が同じである二人の英雄を両雄(リョウユウ)といいます。

縁起の良い漢字で、『ふた』、『ふる』、『もろ』と名前に使われます。

両(リョウ)の『単語家族』には、輛(リョウ)があります。詳しくは『漢字の覚え方 両』をご覧下さい。

 『緑(リョク・ロク)』lùは、竹の表皮の緑色を表す形声文字です。漢字の足し算では、糸(色)+彔(剥ぐ・皮)=緑(青竹の表皮の色。緑。みどり)です。漢字の部首は『糸・いとへん』、漢字の意味は『緑(みどり)』です。

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竹の色は竹細工の薄い茶色を思い出しますが、青竹の緑を表すので、表皮を表す彔(剥ぐ・皮)の漢字を併せています。

音読みは呉音が『ロク』、漢音が『リョク』、訓読みが『緑(みどり)』です。春の頃の若々しい植物の緑を新緑(シンリョク)、新緑の頃の雨(あめ)を緑雨(リョクウ)、銅に生ずる青味のある緑の錆(さび)を緑青(ロクショウ)といいます。

縁起の良い漢字で『つか』、『つな』、『のり』、『みどり』と名前に使われます。

緑(リョク)は彔(ロク)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 彔』をご覧ください。

 『礼(レイ)』lǐは、神様にお供え物をする形声文字です。本字は禮です。漢字の足し算では、示(神様)+豊(沢山の供え物)=禮・礼(神様にお供え物をする。禮。レイ)です。漢字の部首は『示・しめすへん』です。漢字の意味は『礼(レイ)』、『正しい行い』、『挨拶(あいさつ)』です。

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音読みは呉音が『ライ』、漢音が『レイ』です。正しい行いの作法を礼儀(レイギ)、神仏を拝むことを礼拝(ライハイ・レイハイ)、仏の功徳を讃(たた)えること・褒め讃えることを礼讃・礼賛(ライサン)といいます。

非常に正しい漢字で『あき』、『あきら』、『あや』、『いや』、『うや』、『かた』、『なり』、『のり』、『ひろ』、『ひろし』、『まさ』、『まさし』、『みち』、『ゆき』、『よし』と広く名前に使われます。

『礼』からひらがなの『れ』、カタカナの『レ』が出来ました。

礼・禮(レイ)の『単語家族』には醴(レイ・あまざけ・祭礼に使う酒)、鱧(レイ・はも・祭礼に使う魚)がありあます。詳しくは『漢字の覚え方 礼』をご覧ください。

 『列(レツ・レチ)』lièは、歹(かばねへん・がつへん・骨)に刀を合わせた漢字です。骨を切断し、横に並べることを示します。漢字の足し算では、歹(かばねへん・がつへん・骨)+刂(りっとう・かたな)=列(骨を切断し、並べること)です。漢字の部首は『刂・りっとう』、意味は『切り分ける』、『横に並べる』、『つらねる』です。縦に並べることは『行(ギョウ)』といいます。

映像(鶏の骨)では、こんな感じです。

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音読みは漢音の『レツ』が普通で、呉音の『レチ』と読むことはありません。訓読みは『列(つら)ねる』です。列国(レッコク)、行列(ギョウレツ)、序列(ジョレツ)、列車(レッシャ)、整列(セイレツ)、日本列島(ニホンレットウ)の列です。

また、『列』は、人の首の骨を表していると言われており、非常に烈しい(はげしい)漢字です。また、『列ねる(つらねる)』は常用外の読み方で中学校では使いません。

列(レツ)の『単語家族』には、例(レイ)、裂(レツ)、烈(レツ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 列』をご覧下さい。

 『練(レン)』liànは、生糸を選り分けて上質なものにする過程(練る)を表す形声文字です。漢字の足し算では、糸+柬(選ぶ)=練(生糸を選り分けて上質なものにする。練る。ねる)です。漢字の部首は『糸・いとへん』、漢字の意味は『練(ね)る』、『捏(こ)ねる』、『鍛える』、『技術をを上げる』、『良い物を選ぶ』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『レン』、訓読みは『練(ね)る』です。練り上げた上質な絹を練絹(レンケン)、繰り返し習い技術を上げることを練習(レンシュウ)、教え込み(訓)技術を上げることを訓練(クンレン)、練った辛子を練辛子(ねりがらし)といいます。

鍛え上げる良い意味の漢字で『ねり』、『よし』と名前に使われます。

練(レン)は柬(カン)の『単語家族』で、東(トウ)の『単語家族』http://bit.ly/1odVQnE ではありません。詳しくは『漢字の覚え方
柬』
をご覧ください。

 『路(ロ)』lùは、各の系列の漢字です。音が(ロ)と少し違うのですが、基点と基点を結ぶイメージは『絡(ラク)』luòと同じです。扁(へん)には足を使います。漢字の足し算では、足+各=路(基点と基点を結ぶ横の路)です。漢字の部首は『足・あしへん』、意味は『みち』、『考え方』、『行き方』です。

イメージとしては、こんな感じです。

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音読みは呉音が『ル』、漢音は『ロ』、訓読みは『路(みち)』、『路(じ)』です。線路(センロ)、帰路(キロ)、陸路(リクロ)、信濃路(しなのじ)、小路(こみち)の絡です。

大変重要な漢字で、『じ』、『のり』、『みち』、『ゆく』と名前に使われます。

ちなみに経(た)てのみちを『経・經(ケイ)』という漢字で表現します。詳しくは『漢字の覚え方 巠』をご覧ください。

通過する道筋、たてよこのみちを経路(ケイロ)といいます。

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路(ロ)は各(カク)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 各』をご覧ください。

 『和(ワ)』hé、huòは、和(やわ)らぐ様子、和(なご)むを様子表す形声文字です。漢字の足し算では、禾(しなやか)+口(動作)=和(稲の様にしなやかに、和らぐ様子)です。漢字の部首は『口・くち』です。意味は『和(やわ)らぐ』、『和(なご)む』、『和(あ)える』、『大和(やまと)』、『日本』です。

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音読みは呉音が『ワ』、漢音が『カ』、唐宋音が『オ』、訓読みは『和(やわ)らぐ』、『和(なご)む』、『和(あ)える』です。平らか(諍いのない)に和んだ様子を平和(ヘイワ)、丸くおさまって解決することを和解(ワカイ)、良くまとまった状態を調和(チョウワ)、現在の奈良県、日本の古い国名を大和(やまと)、良い天気を日和(ひより)といいます。

『和』の草書体から、ひらがなの『わ』、旁(つくり・漢字の右側)からかたかなの『ワ』が出来ました。

非常に良い意味の漢字で『あい』、『あえ』、『かず』、『かた』、『かつ』、『かのう』、『たか』、『ちか』、『とし』、『とも』、『な』、『のどか』、『ひとし』、『まさ』、『ます』、『みきた』、『やす』、『やすし』、『やまと』、『やわ』、『やわら』、『よし』、『より』、『わたる』と名前に使われます。

和(ワ)は禾(カ)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 禾』をご覧ください。

参考図書http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-c740.htmlです。

漢字についてより詳しく知りたい方は、下記の本をお読みください。

篆文(テンブン)を中心にした体系的な記述・韻の説明は、諸橋轍次先生の『新漢和辞典』、藤堂明保先生の『漢字源』・『漢字の過去と未来』を参考にさせて頂いてます。

甲骨文字・金文のもつ呪術的な解釈には白川静先生の『字通』・『字統』・『漢字』・『中国古代の文化』を参考にさせて頂いています。

漢字の伝来や常用漢字の解釈については、大島正二先生の『漢字伝来』、高島俊男先生の『漢字と日本人』を参考にさせて頂いています。

日本語については、金田一京助先生の『日本語の変遷』、大野晋先生の『日本語の文法を考える』、新村出先生の『広辞苑』を参考にさせて頂いております。

最近の研究については、落合淳思先生の『漢字の成り立ち』を参考にさせて頂いております。

医学用語については伊藤正男・井村裕夫・高久史麿先生の『医学大辞典』を参考にさせて頂いております。

2014年9月 7日 (日)

漢字の覚え方 戸

今日は『戸(コ)』hùという漢字の『単語家族』(意味・発音上の漢字の仲間)について説明します。基本になる漢字は『戸』です。音読みは『コ』、意味は『家』、『入口』、『囲う』です。戸、雇、顧などがこの漢字の『単語家族』です。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『戸』に何を足すとどんな漢字になるのかを考えます。戸は小学校で2年生で、雇、顧は中学校で習います。一緒に覚えましょう。

 『戸(コ)』hùは、扉を描いた象形文字です。門が二枚の扉を描いていますが、戸は左側の扉だけを描いています。漢字の部首は『戸・と』です。門は開くイメージですが、戸は入口を閉めるイメージがあります。意味は『家』、『入口』です。

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音読みは呉音が『グ・ゴ』、漢音が『コ』、訓読みが『と』、『へ』です。入口を門戸(モンコ)、家族の公文書を戸籍(コセキ)、酒飲みを上戸(ジョウコ)、飲めない人を下戸(ゲコ)、虫避け網の戸を網戸(あみど)といいます。

岩手県に一戸(いちのへ)、二戸(にのへ)、九戸(くのへ)、青森県に三戸(さんのへ)、五戸(ごのへ)、六戸(ろくのへ)、七戸(しちのへ)、八戸(はちのへ)という地名があります。

中国では、家(カ・いえ)という漢字は、宀(屋根・建物)で豕(ぶた)を飼うため、宀(屋根・建物)に豕(ぶた)を足して創られました(『漢字の覚え方 家』http://bit.ly/1vVjlSi )。我が国では、家の中で飼うのは馬(うま)です。東北地方は、名馬の産地として有名で、このため『戸』に、『家』の意味だけでなく『馬のいる場所』、『馬の沢山いる村』の意味があると言われています。

『戸(コ・と)』は小学校2年生で習う漢字です。

 『雇(コ)』gùは、鳥を籠に入れて飼う様子・使用人をかかえる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、戸(とびら)+隹(鳥)=雇(鳥をとびらの中に入れて飼う。使用人を雇う。やとう)です。漢字の部首は『隹・ふるとり』、意味は『鳥を飼う』、転じて『雇(やと)う』、『かかえる』です。

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音読みは呉音が『ク・グ』、漢音が『コ』、訓読みは『雇(やと)う』です。仕事をさせるため人を雇うことを雇用・雇傭(コヨウ)、雇った人を首にすることを解雇(カイコ)といいます。

雇(やと)うは傭(やと)うとも書きます。

『雇(コ)』は中学生で習う常用漢字です。

 『顧(コ)』gùは、振り返る様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、雇(扉を閉める)+頁(頭)=顧(頭を振り返る。振り返る。顧みる。かえりみる)です。漢字の部首は『頁・おおがい』、意味は『顧(かえり)みる』、『気にかける』、『大切にする』です。

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音読みは呉音が『グ』、漢音が『コ』、訓読みは『顧(かえり)みる』です。他人を顧みて相談する・気にかけることを顧問(コモン)、目をかけてくれるお客を顧客(コキャク)、過ぎ去ったことを顧みることを回顧(カイコ)といいます。

『顧(コ)』は中学校で習う常用漢字です。

漢字には、難しい漢字を省略して書く性質があります。盧(ロ・つぼ)の省略した漢字に卢(ロ)があり、似たデザインの戸も盧(ロ)の略字として使います。炉(ロ・いろり)、芦(ロ・あし)は爐(ロ・いろり)、蘆(ロ・あし)の省略形ですので、戸(コ・と・へ)とは別のルーツの漢字です。『漢字の覚え方 盧』も御覧ください。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-e927.html

『漢字の覚え方 戸』 戸 雇 顧

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.もんこ(   )開放。

2.と(  )を開け放つ。

3.こせき(   )を確認する。

4.こよう(   )統計。

5.職人を かいこ(   )する。

6.野球部の こもん(   )。

7.こきゃく(   )を大切にする。

8.学生時代を かいこ(   )する。

解説です。基本の漢字は戸、雇うは隹(ふるとり)を足して雇、顧(かえり)みるは頁(おおがい)を足して顧です。

解答です。門戸、戸、戸籍、雇用、解雇、顧問、顧客、回顧

漢字の覚え方 黒

 今日は『黒(コク)』hēiという漢字の『単語家族』(意味・発音上の漢字の仲間)について説明します。基本になる漢字は『黒』です。音読みは『コク』、『モク』、『ボク』、意味は『黒い』、『墨』です。墨、黙などがこの漢字の『単語家族』です。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『黒』に何を足すとどんな漢字になるのかを考えます。黒は小学校2年生で、墨、黙は中学校で習います。一緒に覚えましょう。

 『黒(コク)』hēiは、煤(すす)を集めて墨(すみ)を作る様子を描いた漢字です。煤(すす)の原料は松(まつ)、菜種油(なたねあぶら)などが使われます。松、菜種油などを燃やして煤(すす)を取り、膠(にかわ)と混ぜて墨(すみ)を作るのです。この墨の色が黒です。

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音読みは呉音・漢音ともに『コク』、訓読みは『黒(くろ)』、『黒(くろ)い』です。黒と白で黒白(コクビャク・くろしろ)、暗闇(くらやみ)の黒の世界が暗黒(アンコク)、黒い着物を黒衣(コクイ・コクエ・くろこ)といいます。

『黒(コク・くろ)』は小学校2年生で習う漢字です。

『黒(コク)』の音読みですが、mƏkが原形で、hƏkとなってkがとれてheiになったといわれています。hƏkの段階で輸入され『コク』という音に写されました。

 『墨(ボク)』mòは、土状の煤(すす)の塊(かたまり)を表す形声文字です。実際は土ではなく、膠(にかわ)と混ぜて墨(すみ)を作ります。漢字の足し算では、黒(すす)+土=墨(土状の煤(すす)の塊。墨。すみ)。漢字の部首は『土・つち』、意味は『墨(すみ)』、『入墨(いれずみ)』です。

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音読みは呉音が『モク』は使わず、漢音の『ボク』を使います。訓読みは『墨(すみ)』です。墨を液状にしたものを墨汁(ボクジュウ)、墨液(ボクエキ)、針などで皮膚を傷つけ墨を入れることを入墨(いれずみ)、中国の唐代からの技法で墨一色で表現される絵画を水墨画(スイボクガ)・墨絵(すみえ)といいます。

『墨(ボク・すみ)』は中学校で習う漢字です。

音読みの呉音、漢音については呉音と漢音をご覧ください。

東京・浅草の東辺(隅)を流れる川を隅田川(すみだがわ)といい、墨田川(すみだがわ)とも書きます。

呉音の『モク』は漢音では『ボク』になります。音読みの呉音、漢音については呉音と漢音をご覧ください。

 『黙(モク)』mòは、犬が声をたてない様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、黒(黒い・暗い)+犬=黙(犬が暗くて声をたてない。黙る。だまる)です。漢字の部首は『黒・くろ』、意味は『黙(だま)る』、『声をたてない』です。

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音読みは呉音が『モク』を使い、漢音の『ボク』は使いません。訓読みは『黙(だま)る』です。黙りこむことを沈黙(チンモク)、声を出さずに読むことを黙読(モクドク)、黙って見逃すことを黙認(モクニン)、黙って祈ることを黙祷・黙禱(モクトウ)といいます。

『黙(モク・だまる)』は中学校で習う常用漢字です。

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-7fa0.html

『漢字の覚え方 黒』 黑 黒 墨 黙

少し練習しましょう。

1.あんこく(    )の世界。

2.しろくろ(    )はっきりさせる。

3.すみ(  )と硯。

4.春の すみだがわ(     )。

5.すいぼく(    )画。

6.本を もくどく(    )する。

7.饒舌と ちんもく(    )。

8.違反を もくにん(    )する。

 

解説です。基本の漢字は黒、墨(すみ)は土を足して墨、黙(だま)るは犬を足して黙です。

解答です。暗黒、白黒、墨、隅田川、墨田川、水墨、黙読、沈黙、黙認。

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    漢字の覚え方 鬼           漢字の覚え方 既           漢字の覚え方 貴           漢字の覚え方 葵           漢字の覚え方 几           漢字の覚え方 吉           漢字の覚え方 其           漢字の覚え方 奇           漢字の覚え方 匊          
  • カ行(キュウ)
    漢字の覚え方 久           漢字の覚え方 臼           漢字の覚え方 丘           漢字の覚え方 丩           漢字の覚え方 弓           漢字の覚え方 求           漢字の覚え方 及・急         漢字の覚え方 九           
  • カ行(キョウ・ケイ)
    漢字の覚え方 頃           漢字の覚え方 开・形         漢字の覚え方 京           漢字の覚え方 兄・竟         漢字の覚え方 敬           漢字の覚え方 巠           
  • カ行(キョウ・コウ)
    漢字の覚え方 夾           漢字の覚え方 郷           漢字の覚え方 孝           漢字の覚え方 爻・交         漢字の覚え方 庚           漢字の覚え方 幸           漢字の覚え方 更           漢字の覚え方 行          
  • カ行(キョウ)
    漢字の覚え方 享           漢字の覚え方 敫           漢字の覚え方 劦           漢字の覚え方 喬           漢字の覚え方 共           漢字の覚え方 凶          
  • カ行(キョク)
    漢字の覚え方 極           漢字の覚え方 局           漢字の覚え方 曲          
  • カ行(キョ)
    漢字の覚え方 虚           漢字の覚え方 巨           漢字の覚え方 豦           漢字の覚え方 去          
  • カ行(キン)
    漢字の覚え方 匀           漢字の覚え方 堇           漢字の覚え方 斤           漢字の覚え方 禁           漢字の覚え方 今          
  • カ行(ギ )
    漢字の覚え方 屰           漢字の覚え方 疑           漢字の覚え方 牛           漢字の覚え方 堯          
  • カ行(ギョ)
    漢字の覚え方 玉           漢字の覚え方 魚          
  • カ行(ク )
    漢字の覚え方 句           漢字の覚え方 九           漢字の覚え方 区・殴         漢字の覚え方 屈           漢字の覚え方 禺           漢字の覚え方 具           漢字の覚え方 君           漢字の覚え方 熏           漢字の覚え方 軍          
  • カ行(ク・コウ)
    漢字の覚え方 侯           漢字の覚え方 口           漢字の覚え方 后           漢字の覚え方 冓           漢字の覚え方 公           漢字の覚え方 工          
  • カ行(ケ )
    漢字の覚え方 穴           漢字の覚え方 夬           漢字の覚え方 血           漢字の覚え方 埶          
  • カ行(ケイ)
    漢字の覚え方 恵           漢字の覚え方 系           漢字の覚え方 圭           漢字の覚え方 奚           漢字の覚え方 携・攜        
  • カ行(ケン)
    漢字の覚え方 显           漢字の覚え方 玄           漢字の覚え方 臤           漢字の覚え方 兼           漢字の覚え方 肙           漢字の覚え方 犬           漢字の覚え方 卷・巻         漢字の覚え方 幵           漢字の覚え方 建           漢字の覚え方 見           漢字の覚え方 間           漢字の覚え方 僉           漢字の覚え方 県       
  • カ行(ケ・カイ)
    漢字の覚え方 届           漢字の覚え方 戒           漢字の覚え方 解          
  • カ行(ケ・キ)
    漢字の覚え方 希           漢字の覚え方 幾           漢字の覚え方 气          
  • カ行(コ )
    漢字の覚え方 虎           漢字の覚え方 瓜           漢字の覚え方 乎           漢字の覚え方 賈           漢字の覚え方 壴           漢字の覚え方 戸           漢字の覚え方 己           漢字の覚え方 古           漢字の覚え方 夸           漢字の覚え方 骨          
  • カ行(コウ)
    漢字の覚え方 甲           漢字の覚え方 厷           漢字の覚え方 亘           漢字の覚え方 岡           漢字の覚え方 光           漢字の覚え方 丂           漢字の覚え方 高           漢字の覚え方 亢           漢字の覚え方 黄・広        
  • カ行(コク)
    漢字の覚え方 克           漢字の覚え方 黒           漢字の覚え方 谷           漢字の覚え方 告          
  • カ行(コン)
    漢字の覚え方 昏           漢字の覚え方 困           漢字の覚え方 艮           漢字の覚え方 今           漢字の覚え方 昆          
  • カ行(ゴ )
    漢字の覚え方 五・語         漢字の覚え方 呉           漢字の覚え方 午・御         漢字の覚え方 合           漢字の覚え方 卬          
  • サ行(サ )
    漢字の覚え方 坐           漢字の覚え方 采           漢字の覚え方 左・尋         漢字の覚え方 才           漢字の覚え方 卒           漢字の覚え方 祭           漢字の覚え方 乍           漢字の覚え方 冊          
  • サ行(サイ・セイ )
    漢字の覚え方 斉           漢字の覚え方 歳           漢字の覚え方 妻           漢字の覚え方 西          
  • サ行(サン)
    漢字の覚え方 斬           漢字の覚え方 参           漢字の覚え方 散           漢字の覚え方 戔           漢字の覚え方 算           漢字の覚え方 山           漢字の覚え方 三          
  • サ行(シ )
    漢字の覚え方 巳           漢字の覚え方 豕           漢字の覚え方 死           漢字の覚え方 師           漢字の覚え方 朿           漢字の覚え方 厶・台         漢字の覚え方 子           漢字の覚え方 思           漢字の覚え方 氏           漢字の覚え方 至           漢字の覚え方 止          
  • サ行(シ )
    漢字の覚え方 之           漢字の覚え方 糸           漢字の覚え方 矢           漢字の覚え方 示           漢字の覚え方 市           漢字の覚え方 四           漢字の覚え方 旨           漢字の覚え方 支           漢字の覚え方 司           漢字の覚え方 史           漢字の覚え方 次           漢字の覚え方 士           漢字の覚え方 志        
  • サ行(シキ・ショク)
    漢字の覚え方 食           漢字の覚え方 戠           漢字の覚え方 式          
  • サ行(シチ・シツ)
    漢字の覚え方 桼           漢字の覚え方 失           漢字の覚え方 質           漢字の覚え方 七          
  • サ行(シャ )
    漢字の覚え方 車           漢字の覚え方 舎           漢字の覚え方 者           漢字の覚え方 射           漢字の覚え方 勺          
  • サ行(シャク・セキ)
    漢字の覚え方 席           漢字の覚え方 尺           漢字の覚え方 赤           漢字の覚え方 石           漢字の覚え方 責           漢字の覚え方 夕           漢字の覚え方 昔          
  • サ行(シュウ)
    漢字の覚え方 乑           漢字の覚え方 舟・受         漢字の覚え方 州           漢字の覚え方 習           漢字の覚え方 秋           漢字の覚え方 秀           漢字の覚え方 周           漢字の覚え方 祝・呪        漢字の覚え方 就          
  • サ行(シュン)
    漢字の覚え方 盾           漢字の覚え方 旬           漢字の覚え方 舜           漢字の覚え方 夋           漢字の覚え方 屯・春        
  • サ行(シュ)
    漢字の覚え方 手           漢字の覚え方 殳           漢字の覚え方 朱           漢字の覚え方 守           漢字の覚え方 首           漢字の覚え方 主           漢字の覚え方 取           漢字の覚え方 出           漢字の覚え方 叔           漢字の覚え方 宿          
  • サ行(ショウ・セイ)
    漢字の覚え方 成           漢字の覚え方 青           漢字の覚え方 生           漢字の覚え方 正          
  • サ行(ショウ)
    漢字の覚え方 升           漢字の覚え方 焦           漢字の覚え方 象           漢字の覚え方 小           漢字の覚え方 召           漢字の覚え方 尚           漢字の覚え方 章           漢字の覚え方 爿           漢字の覚え方 昌           漢字の覚え方 詳・善        
  • サ行(ショ)
    漢字の覚え方 庶           漢字の覚え方 処           
  • サ行(シン)
    漢字の覚え方 臣           漢字の覚え方 兂           漢字の覚え方 眞           漢字の覚え方 心           漢字の覚え方 囟(田)        漢字の覚え方 申           漢字の覚え方 辰           漢字の覚え方 辛・新         漢字の覚え方 深・探         漢字の覚え方 帚・侵        
  • サ行(ジ )
    漢字の覚え方 茲           漢字の覚え方 寺           漢字の覚え方 自           漢字の覚え方 舟・受         漢字の覚え方 孰           漢字の覚え方 朮           漢字の覚え方 盾           漢字の覚え方 女           漢字の覚え方 尽           漢字の覚え方 甚          
  • サ行(ジャク)
    漢字の覚え方 若           漢字の覚え方 弱          
  • サ行(ジュウ)
    漢字の覚え方 重           漢字の覚え方 从、縱         漢字の覚え方 十          
  • サ行(ジュツ)
    漢字の覚え方 戌           漢字の覚え方 朮          
  • サ行(ジョウ)
    漢字の覚え方 黽           漢字の覚え方 丈           漢字の覚え方 襄           漢字の覚え方 丞           漢字の覚え方 乗           漢字の覚え方 成           
  • サ行(ジン)・ ナ行(ニン)
    漢字の覚え方 人           漢字の覚え方 壬           漢字の覚え方 刃          
  • サ行(ジ)・ナ行(ニ)
    漢字の覚え方 尼           漢字の覚え方 日           漢字の覚え方 入           漢字の覚え方 耳           漢字の覚え方 二           漢字の覚え方 爾          
  • サ行(ス・ズ )
    漢字の覚え方 水           漢字の覚え方 率           漢字の覚え方 隹           漢字の覚え方 垂           漢字の覚え方 芻           漢字の覚え方 寸           漢字の覚え方 豆          
  • サ行(セ )
    漢字の覚え方 世           漢字の覚え方 是           漢字の覚え方 制           漢字の覚え方 卩・節         漢字の覚え方 折           漢字の覚え方 舌           漢字の覚え方 詳・善        
  • サ行(セン)
    漢字の覚え方 韱           漢字の覚え方 亶           漢字の覚え方 巽           漢字の覚え方 前           漢字の覚え方 先           漢字の覚え方 宣           漢字の覚え方 専           漢字の覚え方 戔           漢字の覚え方 扇           漢字の覚え方 全           漢字の覚え方 占           漢字の覚え方 川           漢字の覚え方 薦        
  • サ行(ゼン)
    漢字の覚え方 然           漢字の覚え方 全          
  • サ行(ソ )
    漢字の覚え方 率           漢字の覚え方 疋           漢字の覚え方 卒           漢字の覚え方 且           漢字の覚え方 象           漢字の覚え方 蔵           漢字の覚え方 則           漢字の覚え方 尊          
  • サ行(ソウ)
    漢字の覚え方 叟           漢字の覚え方 臿           漢字の覚え方 曹           漢字の覚え方 匆           漢字の覚え方 忩           漢字の覚え方 倉           漢字の覚え方 爪           漢字の覚え方 送           漢字の覚え方 相           漢字の覚え方 早           漢字の覚え方 曾           漢字の覚え方 喿           漢字の覚え方 帚・侵      
  • サ行(ソク・ショク)
    漢字の覚え方 續           漢字の覚え方 蜀           漢字の覚え方 足           漢字の覚え方 束          
  • タ行(タ )
    漢字の覚え方 多           漢字の覚え方 㒸           漢字の覚え方 帶           漢字の覚え方 大           漢字の覚え方 退           漢字の覚え方 它・也         漢字の覚え方 弟           漢字の覚え方 厶・台         漢字の覚え方 代           漢字の覚え方 卓           漢字の覚え方 睪          
  • タ行(タン)
    漢字の覚え方 耑           漢字の覚え方 亶           漢字の覚え方 旦           漢字の覚え方 段           漢字の覚え方 詹           漢字の覚え方 深・探         漢字の覚え方 単          
  • タ行(チ )
    漢字の覚え方 离           漢字の覚え方 知           漢字の覚え方 畜           漢字の覚え方 竹           漢字の覚え方 宁           漢字の覚え方 直           漢字の覚え方 豖           漢字の覚え方 冘           漢字の覚え方 朕・藤        
  • タ行(チュウ)
    漢字の覚え方 丑           漢字の覚え方 壴           漢字の覚え方 肘           漢字の覚え方 中          
  • タ行(チョウ)
    漢字の覚え方 徴           漢字の覚え方 枼           漢字の覚え方 鳥           漢字の覚え方 朝           漢字の覚え方 長           漢字の覚え方 丁           漢字の覚え方 兆          
  • タ行(ツ )
    漢字の覚え方 㒸           漢字の覚え方 追          
  • タ行(テ )
    漢字の覚え方 帝           漢字の覚え方 氐           漢字の覚え方 廷           漢字の覚え方 呈           漢字の覚え方 弟           漢字の覚え方 啇           漢字の覚え方 占           漢字の覚え方 天           漢字の覚え方 田          
  • タ行(ト )
    漢字の覚え方 斗           漢字の覚え方 㝵           漢字の覚え方 奴           漢字の覚え方 度           漢字の覚え方 土           漢字の覚え方 讀           漢字の覚え方 屯          
  • タ行(トウ)
    漢字の覚え方 刀           漢字の覚え方 沓           漢字の覚え方 冬           漢字の覚え方 東           漢字の覚え方 朕・藤         漢字の覚え方 到           漢字の覚え方 豆          
  • タ行(ドウ)
    漢字の覚え方 童           漢字の覚え方 同          
  • タ行(ドウ)・ナ行(ノウ)
    漢字の覚え方 能           漢字の覚え方 脳           漢字の覚え方 農          
  • ナ行
    漢字の覚え方 奴           漢字の覚え方 南           漢字の覚え方 女           漢字の覚え方 内           漢字の覚え方 然           漢字の覚え方 念          
  • ナ行(ニン)・サ行(ジン)
    漢字の覚え方 人           漢字の覚え方 壬           漢字の覚え方 刃          
  • ナ行(ニ)・サ行(ジ)
    漢字の覚え方 尼           漢字の覚え方 日           漢字の覚え方 入           漢字の覚え方 耳           漢字の覚え方 二           漢字の覚え方 爾          
  • ナ行(ノウ)・タ行(ドウ)
    漢字の覚え方 能           漢字の覚え方 農           漢字の覚え方 脳          
  • ハ行(ブ)・マ行(ム)
    漢字の覚え方 武           漢字の覚え方 無          
  • ハ行(ハ )
    漢字の覚え方 巴           漢字の覚え方 巿           漢字の覚え方 派           漢字の覚え方 配・妃         漢字の覚え方 貝・買         漢字の覚え方 白           漢字の覚え方 莫           漢字の覚え方 癶           漢字の覚え方 犮           漢字の覚え方 伐          
  • ハ行(ハン)
    漢字の覚え方 凡           漢字の覚え方 般           漢字の覚え方 犯・氾         漢字の覚え方 八・半         漢字の覚え方 反           漢字の覚え方 番          
  • ハ行(ヒ )
    漢字の覚え方 卑           漢字の覚え方 非           漢字の覚え方 皮           漢字の覚え方 辟           漢字の覚え方 比           漢字の覚え方 備           漢字の覚え方 必           漢字の覚え方 表           漢字の覚え方 票           漢字の覚え方 苗          
  • ハ行(ヒョウ・ヘイ )
    漢字の覚え方 并           漢字の覚え方 平           漢字の覚え方 丙          
  • ハ行(ヒン )
    漢字の覚え方 賓           漢字の覚え方 品           漢字の覚え方 頻          
  • ハ行(ビ)・マ行(ミ)
    漢字の覚え方 尾           漢字の覚え方 未          
  • ハ行(フ )
    漢字の覚え方 歩           漢字の覚え方 付           漢字の覚え方 夫           漢字の覚え方 父           漢字の覚え方 不           漢字の覚え方 孚           漢字の覚え方 卜           漢字の覚え方 畐           漢字の覚え方 复           漢字の覚え方 服           漢字の覚え方 弗        
  • ハ行(フン )
    漢字の覚え方 賁           漢字の覚え方 勿           漢字の覚え方 八・分        
  • ハ行(ブン )
    漢字の覚え方 文           漢字の覚え方 分          
  • ハ行(ヘ )
    漢字の覚え方 敝           漢字の覚え方 並           漢字の覚え方 辟           漢字の覚え方 扁          
  • ハ行(ホ )
    漢字の覚え方 歩           漢字の覚え方 朋           漢字の覚え方 呆           漢字の覚え方 甫           漢字の覚え方 丰           漢字の覚え方 奉           漢字の覚え方 方           漢字の覚え方 包           漢字の覚え方 北           漢字の覚え方 賁           漢字の覚え方 本          
  • ハ行(ボ )
    漢字の覚え方 某           漢字の覚え方 戊           漢字の覚え方 母           漢字の覚え方 暴           漢字の覚え方 亡           漢字の覚え方 卯           漢字の覚え方 卜           漢字の覚え方 攴・攵        漢字の覚え方 菐           漢字の覚え方 木           漢字の覚え方 凡          
  • マ行
    漢字の覚え方 曼           漢字の覚え方 矛           漢字の覚え方 米           漢字の覚え方 莫           漢字の覚え方 末           漢字の覚え方 末           漢字の覚え方 綿          
  • マ行(メイ・ミョウ)
    漢字の覚え方 明           漢字の覚え方 名          
  • マ行(メン)・ハ行(バン・ベン)
    漢字の覚え方 面           漢字の覚え方 免          
  • マ行(メ・マ)・ハ行(バ)
    漢字の覚え方 馬           漢字の覚え方 麻         
  • マ行(モン)
    漢字の覚え方 文           漢字の覚え方 門          
  • マ行(モ)
    漢字の覚え方 戊           漢字の覚え方 毛           漢字の覚え方 孟           漢字の覚え方 木           漢字の覚え方 勿          
  • ヤ行
    漢字の覚え方 亦・夜         漢字の覚え方 舁            漢字の覚え方 予           漢字の覚え方 余           漢字の覚え方 谷          
  • ヤ行(ユ)
    漢字の覚え方 兪           漢字の覚え方 攸           漢字の覚え方 憂           漢字の覚え方 由           漢字の覚え方 斿           漢字の覚え方 酉           漢字の覚え方 右          
  • ヤ行(ヨウ)
    漢字の覚え方 黽           漢字の覚え方 幺           漢字の覚え方 夭           漢字の覚え方 翟           漢字の覚え方 枼           漢字の覚え方 羊           漢字の覚え方 䍃・揺         漢字の覚え方 用           漢字の覚え方 昜           漢字の覚え方 谷           漢字の覚え方 要          
  • ラ行
    漢字の覚え方 果           漢字の覚え方 戻           漢字の覚え方 畾           漢字の覚え方 来           漢字の覚え方 礼・豊         漢字の覚え方 剌           漢字の覚え方 楽           漢字の覚え方 闌           漢字の覚え方 秝           漢字の覚え方 列          
  • ラ行(リ )
    漢字の覚え方 离           漢字の覚え方 率           漢字の覚え方 栗           漢字の覚え方 利           漢字の覚え方 里           漢字の覚え方 良           漢字の覚え方 夌           漢字の覚え方 令           漢字の覚え方 量           漢字の覚え方 両           漢字の覚え方 力          
  • ラ行(リュウ )
    漢字の覚え方 龍           漢字の覚え方 立           漢字の覚え方 留           漢字の覚え方 流          
  • ラ行(リン)
    漢字の覚え方 侖           漢字の覚え方 粦           漢字の覚え方 林          
  • ラ行(ル )
    漢字の覚え方 婁           漢字の覚え方 流           漢字の覚え方 留          
  • ラ行(レイ)
    漢字の覚え方 戻           漢字の覚え方 礼・豊         漢字の覚え方 令          
  • ラ行(レン)
    漢字の覚え方 柬           漢字の覚え方 連          
  • ラ行(ロウ)
    漢字の覚え方 婁           漢字の覚え方 老           漢字の覚え方 良          
  • ラ行(ロク)
    漢字の覚え方 鹿           漢字の覚え方 彔           漢字の覚え方 六          
  • ラ行(ロ)
    漢字の覚え方 呂           漢字の覚え方 盧          
  • ワ行
    漢字の覚え方 或           漢字の覚え方 夗          
  • 中学校で習う漢字
    中学校1年生で習う漢字       中学校2年生で習う漢字       中学校3年生で習う漢字       中学校で習うようになった漢字      
  • 個人用電子計算機(パソコン)
    vostro230 Optiplex790に引越   Dell Vostro 3300 再生        Dell Vostro 3558 遅くなる    Dell vostro230 SSD 換装    Windows7→Windows10       Dell Vostro 3558 SSD 換装   
  • 呉音と漢音
    呉音と漢音               
  • 小学校1年生で習う漢字
    小学校1年生で習う漢字①     小学校1年生で習う漢字②    
  • 小学校2年生で習う漢字
    小学校2年生で習う漢字①     小学校2年生で習う漢字②     小学校2年生で習う漢字③     小学校2年生で習う漢字④    
  • 小学校3年生で習う漢字
    小学校3年生で習う漢字①      小学校3年生で習う漢字②     小学校3年生で習う漢字③     小学校3年生で習う漢字④    
  • 小学校4年生で習う漢字
    小学校4年生で習う漢字①      小学校4年生で習う漢字②     小学校4年生で習う漢字③     小学校4年生で習う漢字④    
  • 小学校5年生で習う漢字
    小学校5年生で習う漢字①      小学校5年生で習う漢字②     小学校5年生で習う漢字③     小学校5年生で習う漢字④    
  • 小学校6年生で習う漢字
    小学校6年生で習う漢字①      小学校6年生で習う漢字②     小学校6年生で習う漢字③     小学校6年生で習う漢字④    
  • 小学校で習う漢字
    小学校の漢字 上下左右      小学校の漢字 父母姉妹兄弟   小学校の漢字 春夏秋冬      小学校の漢字 一~十        小学校の漢字 天地人        小学校の漢字 東西南北     
  • 小説『明暗そのあと』
    百八十九                百九十                 百九十一                百九十二                百九十三                百九十四                百九十五                百九十六                百九十七                百九十八                百九十九                二百               
  • 文学・評論
    『半分、青い。』と北川悦吏子
  • 漢字 のエッセイ
    象形・指事・会意・形声 一年生  象形・指事・会意・形声 二年生  象形・指事・会意・形声 三年生  象形・指事・会意・形声 四年生  象形・指事・会意・形声 五年生  象形・指事・会意・形声 六年生  漢字でみるヤナギの分類      落語 空き巣             
  • 漢字 参考図書
  • 漢字 音読み索引(ア行)
  • 漢字 音読み索引(カ行)
  • 漢字 音読み索引(サ行)
  • 漢字 音読み索引(タ行)
  • 漢字 音読み索引(ナ行)
  • 漢字 音読み索引(ハ行)
  • 漢字 音読み索引(マ行)
  • 漢字 音読み索引(ヤ行)
  • 漢字 音読み索引(ラ行)
  • 漢字 音読み索引(ワ行)
  • 漢字・訓読み索引(あ行)
  • 漢字・訓読み索引(か行)
  • 漢字・訓読み索引(さ行)
  • 漢字・訓読み索引(た行)
  • 漢字・訓読み索引(な行)
  • 漢字・訓読み索引(は行)
  • 漢字・訓読み索引(ま行)
  • 漢字・訓読み索引(や行)
  • 漢字・訓読み索引(ら行)
  • 漢字・訓読み索引(わ行)
  • 漢字練習問題(中学生)
    練習問題1-1(書き)         練習問題1-1(読み)         練習問題1-2(書き)         練習問題1-2(読み)         練習問題1-3(書き)         練習問題1-3(読み)         練習問題1-4(書き)         練習問題1-4(読み)         練習問題1-5(書き)         練習問題1-5(読み)        
  • 災害
    災害時のスマホと携帯
  • 象形・指事・会意・形声文字
    象形・指事・会意・形声 一年生  象形・指事・会意・形声 二年生  象形・指事・会意・形声 三年生  象形・指事・会意・形声 四年生  象形・指事・会意・形声 五年生  象形・指事・会意・形声 六年生  
  • 部首索引 虫(むし)
  • 部首索引 魚(うお・さかな)
2026年4月
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