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2014年3月

2014年3月30日 (日)

漢字の覚え方 林

 漢字には『単語家族』と呼ばれる漢字の仲間があります。今日は『林(リン)』línという字を中心とした『単語家族』を説明します。この『単語家族』には林、淋、琳、霖、醂という漢字が含まれ、同系統の漢字に森があります。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『林』に何を足したら、林、淋、琳、霖、醂になるのかを考えていきます。林、森は小学校1年生で習う漢字、琳は名前に使われる人名用漢字、淋は常用漢字には含まれていませんが、よく使う漢字です。学年・学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 『林(リン)』línは、林(はやし)の様子を表した会意文字です。木をふたつ並べて林を表現しました。漢字の部首は『木・き』、意味は『林(はやし)』、『たくさん』、『続く』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『リン』、訓読みが『はやし』です。竹の林が竹林(チクリン・たけばやし)、林のように沢山立っている状態を林立(リンリツ)、山の林を山林(サンリン)といいます。大変重要な漢字ですので、地名・人名として多く使われています。

『林(リン)』は小学校1年生で習う漢字です。

 『淋(リン)』línは、長雨の様子を表した形声文字です。漢字の足し算では、氵(雨)+林(続く)=淋(雨がしとしと絶え間なく降る。したたる)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、意味は『したたる』、『長雨』、『淋(さび)しい』です。

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我が国では『長雨』から『淋(さび)しい』の意味に使います。『さびしい』は寂(さび)しいとも書きます。こちらは家の中(宀・うかんむり)が静か(叔・シュク・静か・小さい)様子を表す漢字です。

音読みは呉音・漢音ともに『リン』、訓読みが『淋(さび)しい』です。しとしと降り続く雨を淋雨(リンウ)、膿(うみ)が垂れ続ける病気を淋病(リンビョウ)、ドイツ語Lympheの音訳を淋巴液(リンパエキ)といいます。

『淋(リン)』は常用漢字ではありません。

 『琳(リン)』línは、澄み切った宝石を表した形声文字です。漢字の足し算では、王(宝石)+林(続く)=琳(宝石が清らかに光り続ける)です。『lin・リン』という音が宝石が触れ合う美しい音色を表すともいわれています。漢字の部首は『王・おうへん』、意味は『清らかな宝石』、『さわやかな音色の宝石』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『リン』です。清らかな玉・宝石・さわやかな音色の玉・宝石を琳琅(リンロウ)といいます。美しい、良い意味の漢字で人名用漢字です。

 『霖(リン)』línは、長雨の様子を表した形声文字です。『淋』と同じ長雨を表しますが、『淋しい』の意味は『霖』にはありません。漢字の足し算では、雨+林(続く)=霖(雨がしとしと絶え間なく降る。長雨)です。漢字の部首は『雨・あめかんむり』、意味は『長雨』です。

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音読みは音読みは呉音・漢音ともに『リン』です。しとしと降り続く雨を霖雨(リンウ)といます。『霖(リン)』は常用漢字ではありません。

 『醂(リン)』lǎnは、たらたらと垂れる醗酵した調味料を表した形声文字です。漢字の足し算では、酉(醗酵)+林(たらたらと垂れる)=醂(たらたらと垂れる醗酵した調味料)です。漢字の部首は『酉・さけづくり』、意味は『醗酵した調味料』、『味醂(ミリン)』、『長時間浸(ひた)す』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ラン』、慣用音が『リン』です。訓読みは『醂(さわ)す』です。味醂(ミリン)、醂柿(さわしがき・たるがき)の醂です。

『醂(リン)』は常用漢字ではありません。

林(リン)と同系統の漢字に森(シン)があります。

 『森(シン)』sēnは、森を表す会意文字です。木をみっつ合わせて、たくさんの木がびっしりと茂った森を表しました(藤堂・鎌田・白川)。漢字の部首は『木・き』、漢字の意味は『森(もり)』、『多くの』、『静かな』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『シン』、訓読みは『森(もり)』です。樹木が多い場所を森と林で森林(シンリン)、多く並び連なるのを森羅(シンラ)、静かで閑(のんびり・しずか)を森閑(シンカン)といいます。

森羅万象(シンラバンショウ)とは、天地の間に存在する万物やあらゆる現象をいいます。

非常に重要な漢字で、『しげ』、『しげる』、『もり』と読み、森、森田、森川、川森と地名・人名に使われています。

『森(シン)』は小学校1年生で習う漢字です。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-2422.html

『漢字の覚え方 林』 林 森 淋 琳 霖 醂

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.さんりん(   )と畑。

2.雑木 ばやし( )。

3.さび( )しい気持ち。

4.降り続く雨 りんう(   )。

5.宝石の美しい様子 りんろう(   )。

6.発酵調味料  みりん(   )。

解説です。基本の漢字は林、淋しいは氵(さんずい)を足して淋、長雨は雨を足して霖、宝石の音は王を足して琳、味醂は酉(さけづくり)を足して醂です。

解答です。山林、林、淋しい、淋雨・霖雨、琳琅、味醂

漢字の覚え方 良

 漢字には『単語家族』と呼ばれる漢字の仲間があります。今日は『良(リョウ)』liángという字を中心とした『単語家族』を説明します。この『単語家族』には良、浪、朗、郎、廊という漢字が含まれます。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。良に何を足したら、浪、朗、郎、廊になるのかを考えていきます。良は小学校4年生、朗は6年、浪、郎、廊は中学校で習う常用漢字です。学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 『良(ロウ・リョウ)』liángは、優(すぐ)れている様子を漢字にしたものです。米を精米する様子が元になって出来た漢字と言われています。漢字の部首は『艮・こんづくり』、意味は『質が良い』、『優れている』、『清らか』です。

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音読みは呉音が『ロウ』、漢音が『リョウ』です。訓読みは『良(よ)い』です。良質(リョウシツ)、良好(リョウコウ)、善良(ゼンリョウ)、良人(おっと)、野良(のら)の良です。良人(おっと)、野良(のら)は特別な訓読みです。

非常に良い意味の漢字で『あきら』、『お』、『かず』、『かた』、『さね』、『すけ』、『たか』、『つか』、『つかさ』、『つぎ』、『なおし』、『なか』、『なが』、『ながし』、『はる』、『ひこ』、『ひさ』、『ふみ』、『まこと』、『まこと』、『み』、『みよし』、『よし』、『ら』、『ろ』、『ろう』と多くの名前に使われる漢字です。

『良(ロウ・リョウ)』は小学校4年生で習う漢字です。

 『浪(ロウ)』làngは、清らかな浪(なみ)を表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(みず)+良(清らか)=浪(清らかな、形の良い浪)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、基本の意味は『浪(なみ)』で、『ながれる』、『さまよう』の意味が生じました。

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音読みは呉音・漢音ともに『ロウ』で、唐宋音が『ラン』です。訓読みは『浪(なみ)』です。波浪(ハロウ)、浪人(ロウニン)、流浪(ルロウ)、浪費(ロウヒ)の浪です。

波(なみ)は漢字の世界では幾つかあり、微妙にニュアンスが違います。

波(ハ)   斜めの波。普通の波。         波 http://bit.ly/1nuGieH

浪(ロウ)  清らかな浪。形の良い浪。               浪 http://bit.ly/1vtNNDW

瀾(ラン)  大きな波。つながった波。         瀾 http://bit.ly/22EowHa

漣(レン)  小さなさざ波。                   漣 http://bit.ly/1HDDHFM

濤(トウ)  大きなうねりの濤。

『浪(ロウ)』は中学校で習う常用漢字です。

 『朗(ロウ)』lǎngは、朗(ほが)らかな様子を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、良(清らか)+月=朗(清らかな明るい月。朗らか)です。漢字の部首は『月・つき』、意味は『朗(ほが)らか』、『明るい』、『すがすがしい』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ロウ』。訓読みは『朗(ほが)らか』です。明朗(メイロウ)、朗読(ロウドク)の朗です。非常に良い意味の漢字で、『あき』、『あきら』、『お』、『さえ』、『とき』、『ほがら』、『ろう』と名前に使われます。

『朗(ロウ)』は小学校6年生で習う漢字です。

 『郎(ロウ)』lángは、村一番の良い男を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、良(清らかな・良い)+阝(村・邑・町)=郎(村一番の良い男。おとこ)です。漢字の部首は『邑・阝・おおざと』、意味は『良い男 』、『中央の役人』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ロウ』です。一番の良い男・一番初めに生まれた男が太郎(タロウ)、ニ番目の良い男・ニ番初めに生まれた男が二郎・次郎(ジロウ)です。

『郎(ロウ)』は中学校で習う常用漢字です。

 『廊(ロウ)』lángは、部屋と部屋を結ぶ通路を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、广(家)+郎(梁と同じで両端)=廊(家屋の端々を結ぶ明るい通路。廊下)です。漢字の部首は『广・まだれ』、意味は『廊下』、『回廊』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ロウ』です。廊下(ロウカ)、画廊(ガロウ)、回廊(カイロウ)の廊です。

『廊(ロウ)』は中学校で習う常用漢字です。

良の仲間の漢字には、『狼(ロウ・おおかみ)』lángもあります。犭(けものへん・犬)に良(形の良い・冷たい)を足した漢字で形の良い、冷酷な獣(けもの)を表します。狼狽(ロウバイ・狼がうろたえる)、狼藉(ロウゼキ・狼が下草(藉)を踏み荒らして寝る・無法なたとえ)、狼の糞を使ったことから狼煙(のろし)などの熟語があります。

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また、良に近い漢字として『娘(ジョウ・むすめ)』niángがありますが、娘は嬢(ジョウ)の漢字が変化したもので、襄(ジョウ・しなやかな)の『単語家族』になります。漢字の足し算では、女+良=娘(若いしなやかな娘)です。漢字の部首は『女・おんなへん』、意味は『娘・むすめ』です。

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音読みは呉音が『ジョウ』、漢音が『ニョウ』、訓読みは『娘(むすめ)』です。娘子(ジョウシ・むすめご)は少女のことをいいます。

『娘(ジョウ・むすめ)』は中学校で習う常用漢字です。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-beb1.html

『漢字の覚え方 良』 良 朗 郎 浪 狼 廊

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.ぜんりょう(    )な人。

2.りょうこう(    )な関係。

3.赤穂 ろうし(    )。

4.はろう(    )警報。

5.本のろうどく(    )。

6.めいろう(    )会計。

7.作家 浅田じろう(    )。

8.芸術家 岡本たろう(     )。

9.がろう(    )に出品。

10.学校の ろうか(     )。

解説です。基本漢字は良、波は氵(さんずい)を足して浪、朗(ほが)らかは月を足して朗、村一番の男は阝(おおざ)を足して郎、廊下は郎に广(まだれ)を足して廊です。

解答です。善良、良好、浪士、波浪、朗読、明朗、次郎、太郎、画廊、廊下。

漢字の覚え方 六・坴

 漢字には『単語家族』と呼ばれる漢字の仲間があります。今日は『六(ロク)』liùという字を中心とした『単語家族』を説明します。この『単語家族』には六、坴、陸、睦という漢字が含まれます。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『六』に何を足したら、坴、陸、睦になるのかを考えていきます。六は小学校1年生、陸は4年、睦は中学校で習う常用漢字です。学年、学校に拘らず、漢字の足し算で一緒に覚えましょう。

 『六(ロク・リク)』liùは、覆(おお)いをした穴や高い土盛りをした場所を表す象形文字です。神様を呼ぶための幕舎を表すともいわれています。やがて『高い』に関係なく数字の六を示すようになりました。このような漢字の用法を仮借(カシャ)といいます。六~九の漢字はもともと意味の違う漢字を借りて、数字を表すようになったものです。漢字の部首は『八』、意味は『六(ロク)』、『高い』です。『高い』の意味は『陸(リク)』lùに引き継がれているといわれています。

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音読みは呉音が『ロク』、漢音が『リク』です。訓読みは『む』、『むつ』、『むっつ』、『むい』です。意味としては、『六(ロク)』。六日(むいか)、六衛府(リクエフ)、六法(ロッポウ・リクホウ)、六根(ロッコン)の六です。

音読みの呉音、漢音については『呉音と漢音』 をご覧ください。

『六(ロク・リク)』は小学校1年生で習う漢字 です。

 『坴(ロク)』lùは、高い土盛りをした場所を表す漢字です。漢字の足し算では土+八(広がる)+土=坴(高い土盛りをした場所)です。漢字の部首は『土』、意味は『高い場所』、『丘』です。我が国では『坴』の漢字が単独で用いられることはありませんが、陸、睦の旁(つくり)として活躍しています。音読みは呉音が『ロク』、漢音が『リク』です。

『坴(ロク)』は常用漢字ではありません。

 『陸(リク)』lùは、陸地を表す形声文字です。漢字の足し算では阝(おか)+坴(高い土盛りをした場所)=陸(盛り上がった大地。陸地。おか)です。漢字の部首は『阝・こざとへん』、意味は『陸地』、『丘』です。

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音読みは呉音が『ロク』、漢音が『リク』です。訓読みは常用外の『みち』、『む』があります。盛り上がった大地を陸地(リクチ)、陸地に上がることを上陸(ジョウリク)、陸上で戦う軍隊を陸軍(リクグン)、福島県から青森県にかけて陸奥(みちのく・むつ)といいます。

非常に縁起の良い漢字で『あつ』、『あつし』、『くが』、『たか』、『たかし』、『ひとし』、『みち』、『む』、『むつ』と多くの名前に使われます。

『陸(リク)』は小学校4年生で習う漢字です。

 『睦(ボク)』mùは、仲よくする様子を表す形声文字です。漢字の足し算では目(見つめる)+坴(土が集まる)=睦(人が集まって見つめ合い、仲よくする。睦(むつ)まじい)です。漢字の部首は『目・めへん』、意味は『多くの人が仲よくする』、『睦(むつ)まじい』です。

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音読みは呉音が『モク』、漢音が『ボク』、訓読みは『睦(むつ)まじい』です。親しく睦まじくする様子を親睦(シンボク)、争いをやめて平和に仲よくすることを和睦(ワボク)といいます。

大変に良い意味の漢字で『あつし』、『ちか』、『ちかし』、『とき』、『とも』、『のぶ』、『まこと』、『む』、『むつ』、『むつみ』、『よし』、『よしみ』と多くの名前に使われます。

『睦(ボク)』は人名用漢字です。また、2010年より中学生で習う常用漢字として追加されました。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-8791.html

『漢字の覚え方 六』 六 陸 睦

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.ろくがつ(   )むいか(   )。

2.りくえふ(    )は平安朝の警護の役所。

3.ろっぽう(    )全書。

4.東京都 りくぎえん(    )。

5.りくじょう(   )自衛隊。

6.飛行機の りりく(    )。

7.東北 みちのく(    )。

8.争いをやめて わぼく(   )する。

9.しんぼく(   )会。

解説です。基本の漢字の六、漢字の変形で坴、阝・こざとへんを足して陸、見つめ合って仲よくするは目を足して睦です。

解答です。六月、六日、六衛府、六法、六義園、陸上、離陸、陸奥、和睦、親睦。

数字について掲載ページです。

『一~十』については『小学校で習う漢字 一~十』http://bit.ly/1Dj8euf  をご覧ください。

『十』については『漢字の覚え方 十』http://bit.ly/1vHBPIs をご覧ください。

『九』については『漢字の覚え方 九』http://bit.ly/1stAJfE をご覧ください。

『八』については『漢字の覚え方 八』http://bit.ly/1oh7Q82 をご覧ください。

『七』については『漢字の覚え方 七』http://bit.ly/1syuLKo をご覧ください。

『六』については『漢字の覚え方 六』http://bit.ly/1nuIhQf をご覧ください。

『五』については『漢字の覚え方 五』http://bit.ly/1Njlajg をご覧ください。

『四』については『漢字の覚え方 四』http://bit.ly/1MD9Txx をご覧ください。

『三』については『漢字の覚え方 三』http://bit.ly/1ygC0wK をご覧ください。

『二』については『漢字の覚え方 ニ』http://bit.ly/1zexxch をご覧ください。

『一』については『漢字の覚え方 一』http://bit.ly/1NtgKrn をご覧ください。

2014年3月23日 (日)

漢字の覚え方 犯・氾

 今日は㔾という漢字を基本とした、犯、氾、笵、範、范、巻の漢字について説明します。

漢字は足し算で表わす事が出来るものについては、意味を考えて漢字の足し算でを覚えると便利です。㔾に何を足すとどのような漢字になるか考えます。犯は小学校5年生で習う漢字 、巻は小学校6年生で習う漢字 、範は中学生で習う常用漢字 、氾は中学生で習うようになっ常用漢字 です。中学何年生で習うかは教科書によって異なります。学校、学年に関係なく一緒に覚えましょう。

 『犯(ハン)』fànという漢字は、法を犯(おか)す様子を漢字にしたものです。漢字の足し算で覚えるならば、犬(犭・けものへん)が使われています。

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犭(犬の行動)+㔾(わく)=犯(犬が枠を破って飛び出す。犯す)です。漢字の部首は『犭・けものへん』、意味は『犯(おか)す』、『罪人』です。

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音読みは漢音が『ハン』、呉音が『ボン』、訓読みは『犯(おか)す』です。犯人(ハンニン)、犯罪(ハンザイ)、主犯(シュハン)、共犯(キョウハン)の犯です。

犯(ハン・おかす)は小学校5年生で習う漢字です。

 『氾(ハン)』fànという漢字は、水が溢(あふ)れる様子を漢字です。漢字の足し算で覚えるならば、

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氵(水)+㔾(わく)=氾(水がわくを越えてあふれる。溢れる)です。部首は『氵・さんずい』、意味は『水が溢れる』、『枠』、『広がる』です。

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音読みは漢音が『ハン』、呉音が『ホン』です。訓読みは常用外に『氾(あふ)れる』があります。水があふれ広がることを氾濫(ハンラン)といいます。

『氾(ハン・あふれる)』は2010年より新たに追加された常用漢字(一般社会で使用する2136字)で、中学生で習うようになっ常用漢字 になります。

 『笵(ハン)』fànという漢字は、竹製の型枠を漢字です。漢字の足し算で覚えるならば、竹(竹製)+氾(わく)=笵(竹製の外枠。きまり)です。部首は『竹・たけかんむり』、意味は『外枠』、『型枠(かたわく)』、『きまり』です。

音読みは漢音が『ハン』、呉音が『ホン』です。規笵(キハン)、模笵(モハン)の笵です。常用漢字ではありません。同じ意味の範の方が使われているため、滅多に使われない漢字です。

 『範(ハン)』fànは、竹製の外枠を漢字にした形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、車(車輪・円形)+笵(竹製の枠)=範(竹製の外枠。きまり)です。部首は『竹・たけかんむり』、意味は『外枠』、『型枠(かたわく)』、『きまり』です。笵から派生した全く同じ意味を持つ漢字ですが、車のついた範が好んで使われてきました。

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音読みは漢音が『ハン』、呉音が『ボン』です。訓読みは常用外に『範(のり)』があります。規範(キハン)、模範(モハン)、範囲(ハンイ)、範疇(ハンチュウ)の範です。

非常に良い意味の漢字で、『すすむ』、『のり』と名前に使われます。

中国大陸では『範』fànの簡体字に『范』fànを使っています。

範(ハン・のり)は中学生で習う常用漢字 です。

漢字の世界では、木製の型枠を模(モ)、竹製の型枠を範(ハン)と呼びます。漢字は二語の熟語で安定するので、合わせて使います。模範(モハン)です。木製の模(モ)は煉瓦などの型枠に使われ、『ひながた』、『コピーする』、『模写する』などの意味があります。詳しくは『漢字の覚え方 莫』をご覧ください。

 『范(ハン)』fànは、草が生い茂る様子を漢字にしたものです。漢字の足し算で覚えるならば、艹(植物)+氾(広がる)=范(生い茂る草)です。

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音読みは漢音が『ハン』で、呉音が『ボン』です。非常に縁起の良い漢字で、范増(ハンゾウ)、范蠡(ハンレイ)と中国では歴史上の人物の姓として有名です。

范(ハン)は常用漢字ではありません。

字形的に近い漢字に。『巻(カン)』、『捲(カン)』があります。

基本漢字の㔾には、卩(セツ)と同じで人間が体をまるめる様子をも表します。

 『巻(カン)』juǎn、juànは、両手で巻き物を捲く様子を表す会意文字です。『巻(カン)』の本字は『卷(カン)』で、漢字の部首は『己・おのれ』ですが、本来は㔾の仲間です。

漢字の足し算では、

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『漢字の覚え方 巻』もご覧ください。

漢字の足し算覚えるならば、釆(広がった)+共(両手)+㔾・己(人間の丸くなった形)=卷・巻(広がったものを両手で巻く。巻く。巻き物。書物を数えることば)です。漢字の部首は『己・おのれ』、漢字の意味は、『巻(ま)く』、『巻き物』、『書物を数えることば』です。常用漢字体では㔾→己に置き換えました。常用漢字体の巻を使って下さい。

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音読みは呉音・漢音ともに『ケン』、慣用音が『カン』です。訓読みは『巻(ま)く』です。昔は竹簡(チクカン)に文字を書いてそれを巻いて保存しました。後に紙が発明されてからも、紙を巻いて保存します。それで、書物を数えるときは『巻』を使うのです。書物の優れたものを圧巻(アッカン)、土埃りを巻き上げることを巻土(ケンド)、書物のトップを巻頭(カントウ)といいます。

非常に知的な漢字で、『まき』、『まる』と地名・人名に良く使われます。

巻(ケン・カン・まく)は小学校6年生で習う漢字です。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-da70.html

『漢字の覚え方 犯・氾』 犯 氾 範 范

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.はんざい(   )の防止。

2.しゅはん(   )の疑い。

3.はんにん(   )の逮捕。

4.河川の はんらん(   )。

5.もはん(   )演技。

6.試験 はんい(   )。

7.項羽のNo.2 はんぞう(   )。

8.雑誌の かんとう(   )を飾る。

解説です。基本漢字は㔾です。犭を足して犯、氵を足して氾、竹と氵を足して笵、車に換えて範、艹(くさかんむり)と氵で范と書きます。

解答です。犯罪、主犯、犯人、氾濫、模笵、模範、範囲、范増、巻頭

漢字の覚え方 白

今日は、白、拍、迫、泊、舶、箔、伯、珀、魄、柏、百の漢字の仲間『単語家族』を説明します。基本の漢字は『白』です。読み方は『ハク』。意味は『白(しろ)』、『打つ』、『頭(かしら)』、『静か』です。

『単語家族』の漢字は足し算で表すことができるので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『白』に何を足したら、どんな意味を持つ漢字になるか考えてみます。白は小学校1年生で習う漢字 、拍、迫、泊、伯は中学校で習う常用漢字です。学校、学年に関係なく一緒に覚えまましょう。

 『白(ハク)』báiは、頭蓋骨(ズガイコツ・トウガイコツ)を象(かたど)った象形文字です(白川)。また、木の実(どんぐり)の白い部分を表す象形文字ともいわれています(藤堂)。漢字の部首は『白・しろ』です。意味は『白(しろ)』、『あきらか』、『申す』、『あたま』などです。

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音読みは呉音が『ビャク』、漢音が『ハク』、訓読みが『しろ』、『しら』です。告げて申すのが告白(コクハク)、あきらかなのが明白(メイハク)、紅と白で紅白(コウハク)、白い蓮を白蓮(ビャクレン)、白くなった髪を白髪(ハクハツ・しらが)、白と黒を白黒(しろくろ)といいます。

『白(ハク)』は小学校1年生で習う漢字です。

 『拍(ハク)』pāiは、手のひらを打つ音を表す漢字です。漢字の足し算では、扌(手)+白(パンと叩く音)=拍(手のひらを打つ音。うつ)です。部首は『扌・てへん』、意味は『打(う)つ』、『搏(う)つ』です。『搏(ハク)』poと同じ意味の漢字です。

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音読みは漢音が『ハク』、呉音が『ヒャク』で、慣用音に『ヒョウ』があります。訓読みは『拍(う)つ』です。脈拍・脈搏(ミャクハク)、拍手(ハクシュ)、拍子(ヒョウシ)、拍手(かしわで)の拍です。

拍と柏は行書体で書くと同じに見えることがあり、昔から混同されています。神社に参拝して手を拍(う)つ『かしわで』ですが。漢字で書くと柏手、拍手と二通りの書き方になっています。

『拍(ハク・うつ)』中学校で習う常用漢字です。

 『泊(ハク)』bó、pōは、舟が静かに停泊する様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(水)+白(静か・水が迫る)=泊(水面に静かに泊る)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、意味は『舟が泊まる』、『泊まる』、『静か』、『淡白な』、『湖』です。

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音読みは漢音が『ハク』、呉音が『ヒャク』です。訓読みは『泊(と)まる』です。停泊(テイハク)、宿泊(シュクハク)の泊です。

『泊(ハク・とまる)』は常用漢字として追加登録され、中学校で習うようになりました。

 『迫(ハク)』pòは、迫る様子を漢字にしたものです。漢字の足し算では、辶(進む)+白(手を打つ)=迫(手を打ちながら追いかける。迫(せま)る)です。部首は『辶・しんにょう』、意味は『迫(せま)る』、『圧力をかける』、『迫り出す』です。

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音読みは漢音が『ハク』、呉音が『ヒャク』です。訓読みは『迫(せま)る』です。迫力(ハクリョク)、切迫(セッパク)、脅迫(キョウハク)、迫(せ)り出すの迫です。

『迫(ハク・せまる)』は中学校で習う常用漢字です。

 『舶(ハク)』bóは、海を渡る大きな船を漢字にしたものです。漢字の足し算では、舟(ふね)+白(大きい)=舶(海を渡る大きな船)です。 漢字の部首は『舟・ふねへん』、意味は『大きな船』、『海を渡って』です。

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音読みは漢音が『ハク』で、呉音が『ボン』です。船舶(センパク)、舶来(ハクライ)、舶載(ハクサイ)の舶です。

舟は漢字の世界では、ニュアンスが微妙に違います。

艇(テイ)はまっすぐ進む速いふね 『漢字の覚え方 廷』http://bit.ly/1FLcD6f

舟(シュウ)は小さいふね     『漢字の覚え方 舟』http://bit.ly/1DFvsUm

艦(カン)は戦う大きなふね      『漢字の覚え方 監』http://bit.ly/25ApacQ

船(セン)はやや大きなふね      『漢字の覚え方 㕣』http://bit.ly/1vmpZDd

舶(ハク)は海を渡るふね          『漢字の覚え方 白』 http://bit.ly/1rkEIHJ

艦艇(カンテイ)、船舶(センパク)、艦船(カンセン)、舟艇(シュウテイ)。漢字は二字で安定し、聞いた時に解かり易いので組み合わせて使うことがあります。

『舶(ハク)』は中学校で習う常用漢字です。

 『箔(ハク)』bóは、竹製の薄いすだれを漢字にしたものです。漢字の足し算では、竹(竹製)+泊(薄い)=箔(竹製の薄いすだれ)です。 漢字の部首は『竹・たけかんむり』、意味は『薄いすだれ』ですが、『すだれ』の意味では使うことはなく、『金箔(キンパク)』という使われ方が多いです。

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音読みは漢音が『ハク』で、呉音が『ボン』です。金を薄く伸ばしたものを金箔(キンパク)といいます。

『箔(ハク)』は人名用漢字です。

 『伯(ハク)』bóは、頭に立つ人、父母の兄を表す漢字にしたものです。漢字の足し算では、イ(にんべん・人物)+白(あたま)=伯(頭に立つ人)です。 漢字の部首は『イ・にんべん』、意味は『兄弟の序列で最年長者』、『伯爵』、『伯(かみ)・神祇官』です。

音読みは漢音『ハク』、呉音が『ヒャク』、訓読みに『伯(かみ)』があります。伯爵(ハクシャク)、伯仲(ハクチュウ)、伯父(おじ)、伯母(おば)の伯です。

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中国では、男子の兄弟のうち、長男を伯(ハク)、次男を仲(チュウ)、三男を叔(シュク)、末弟を季(キ)という漢字を使って表します。実力伯仲(ハクチュウ)というのは長男と次男ではそれほど差がないという意味です。

非常に良い意味の漢字です。伯耆(ほうき・現在の鳥取県中西部)という律令制の国名、伯剌西爾(ブラジル)という外国名に使われます。また、『お』、『おさ』、『かみ』、『く』、『たか』、『たけ』、『とも』、『のり』、『はか』、『ほ』、『みち』と広く名前に使われます。

『伯(ハク)』は中学校で習う常用漢字です。

 『珀(ハク)』pòは、黄白色の宝石・琥珀(コハク)を表す漢字です。漢字の足し算では、王(玉・宝石)+白(黄白色)=珀(黄白色の宝石。琥珀)です。漢字の部首は『王・おうへん』、意味は『琥珀(コハク)』です。木の樹脂が宝石になったもので、昆虫が入っていることがあります。

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音読みは漢音が『ハク』、呉音が『ヒャク』です。琥珀(コハク)の珀です。

『珀(ハク)』は常用漢字から外れています。

 『柏(ハク)』bǎi、bóは、柏(かしわ)の木を表す漢字です。漢字の足し算では、木+白(どんぐり状の小さい実)=柏(小さい実の生る木。かしわ)です。漢字の部首は『木・きへん』、意味は『側柏(このてがしわ)』、『柏(かしわ)』です。木は中国ではヒノキ類の総称、我が国ではブナ科の落葉樹を指します。

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音読みは漢音が『ハク』、呉音が『ヒャク』です。訓読みは『柏(かしわ)』です。千葉県柏(かしわ)市、柏手(かしわで)、松柏(ショウハク)の柏です。

漢文で松柏(ショウハク)と言えば、マツとヒノキの常緑樹を指し、変わらない志(こころざし)の尊いことの比喩(ヒユ)に使います。

我が国では、昔から神事の食事には柏の葉を使用していました。そこで、食事の支度を意味する『膳(ゼン)』を膳(かしわで)と読むことがあります。

柏(かしわ)は槲(かしわ)http://bit.ly/1RAA0Cv とも書きます。

柏(ハク)は常用漢字から外れています。

 『魄(ハク)』pòは、黄白色の宝石・琥珀を表す漢字です。漢字の足し算では、白(頭蓋骨)+鬼(霊)=魄(たましい)です。漢字の部首は『鬼・おに』、意味は『たましい』、『うつろなさま』です。

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中国では『たましい』には精神を支える魂(コン)と身体を支える魄(ハク)http://bit.ly/1Tnh3Xf があって、死後、魂(コン)は直ちに空へ帰るのに対し、魄(ハク)はしばらく地上に留まると考えられていました。

音読みは漢音が『ハク』、呉音が『ヒャク』です。魂魄(コンパク)、落魄(ラクハク)の魄です。

『魄(ハク)』は常用漢字ではありません。

 『帛(ハク)』bóは、白い絹の布を表す形声文字です。漢字の足し算では、白(白い)+巾(きれ・ぬの)=帛(白い絹の布。絹織物。帛(きぬ)。ぬさ)です。漢字の部首は『巾・はば』、漢字の意味は『白い絹布』、『ぬさ』です。

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漢字の世界では、絹で織った布を帛(ハク)、綿や麻で織った布を布(フ)として区別することがあります。

音読みは呉音が『ビャク』、漢音が『ハク』、訓読みが『帛(きぬ)』です。絹に書かれれた文書を帛書(ハクショ)、絹と布のことを帛布(ハクフ)といいます。

帛(ハク)を使った漢字には綿(メン)がります。詳しくは『漢字の覚え方 綿』をご覧ください。

帛(ハク)は常用漢字からは外れています。

 『百(ヒャク)』bǎiは、白(あたま・人)に一を足した漢字で、数字の百を表します。形声文字です。既存の漢字に一を足して数を表す漢字に百・千があります。漢字の足し算では、一(数字)+白(あたま・人)=百(多くの人。10の10倍。百)です。漢字の部首は『白・しろ』、意味は『百(ヒャク)』、『多くの』、『多くの人』です。

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音読みは呉音が『ヒャク』、漢音が『ハク』、訓読みは『もも』です。百回(ヒャッカイ)、百薬(ヒャクヤク)、百代(ヒャクダイ・ハクタイ)、百合(ゆり)の百です。

漢詩などの古語は漢音で読むことになっています。桓武天皇が詔(みことのり)を出しています。

大変縁起の良い漢字で人名・地名に使われています。百合(ゆり)という漢字ですが、多くの鱗茎(リンケイ)が合わさっている根をもつため百合と書くようです。大和言葉(やまとことば)の『ゆり』は『揺れる(ゆれる)』が語源ともいわれています。

百合(ゆり)の他にも、百地(ももち)、百里(ヒャクリ)、八百津(やおつ)、八百善(やおゼン)、百子(ももこ)、小百合(さゆり)など地名・屋号・人名に良く使われ、『お』、『と』、『はげむ』、『も』、『もも』といった名前の読みもあります。お目出度い漢字の一つです。

百(ヒャク・もも)は小学校1年生で習う漢字です。

 『畠(はたけ)』は、畠(はたけ)を表す会意文字です。漢字の足し算では、白(白く乾いた)+田=畠(白く乾いた畠。水をはらずに野菜をつくる畠。はたけ)です。畠は我が国でつくられた国字です。漢字の部首は『田・た』、漢字の意味は『畠(はたけ)』です。

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訓読みは『畠(はたけ)』、音読みはありません。非常に重要な漢字で、『はた』、『はたけ』、と地名・人名に広く使われます。

『畠(はたけ)』は『畑(はたけ)』とも書きます。『畠』は常用漢字ではありません。

『畑(はたけ)』については『漢字の覚え方 田』をご覧ください。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-b39d.html

『漢字の覚え方 白』 白 拍 泊 迫 舶 箔 伯 百

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.しろくろ(    )を決める。

2.こくはく(    )する。

3.はくしゅ(    )をする。

4.ひょうし(    )をとる。

5.船がていはく(    )する。

6.しゅくはく(    )研修。

7.はくりょく(    )ある劇。

8.事態は せっぱく(    )する。

8.せんぱく(    )免許。

9.はくらい(    )品の販売。

10.きんぱく(    )で装飾。

11.実力 はくちゅう(    )。

12.こはく(    )色。

13.雪中の しょうはく(     )。

14.千葉県 かしわ( )市。

15.らくはく(    )の身。

16.ひゃくやく(    )の長。

17.やおや(     )。

出来ましたか?解答です。基本漢字は白です。扌で拍、氵で泊、辶で迫、舟で舶、竹と氵で箔、亻で伯、王で珀、木で柏、鬼で魄、一で百です。

白黒、告白、拍手、拍子、停泊、宿泊、迫力、切迫、船舶、舶来、金箔、伯仲、琥珀、松柏、落魄、百薬、八百屋。

 漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字について六種の原理を説明しています。これを『六書(リクショ)』といいます。六種類のうち四種類は漢字の成り立ちについて、残りの二種類は漢字の使用法についてしるしています。

彼は、漢字の成り立ちを、物の形に象った(かたどった)『象形文字』(ショウケイモジ)、象形文字を基に点を打った『指事文字』(シジモジ)、文字を組み合わせた『会意文字』(カイイモジ)、意味と音・声を示す文字を組み合わせた『形声文字』(ケイセイモジ)の四種類に分類しました。

『白』は頭蓋骨を象った(かたどった)文字なので『象形文字』です。『拍』は『白(ハク)』という音・声(音符)と『扌』、『泊』は『白(ハク)』に『氵』、『迫』は『辶』、『舶』は『舟』、『箔』は『氵』と『竹』、『伯』は『亻』、『珀』は『王』、『柏』は『木』、『魄』は『鬼』、『百』は『一』を足した『形声文字』です。

漢字の殆どはこれらの『形声文字』です。漢字が足し算であるというのは、この漢字の成り立ちに関わっています。『形声文字』は音・声(音読み)が同じなので、音・声(音読み)を基に漢字の足し算で、漢字を覚えると良いわけです。

小学校2年生で習う漢字①(引~言)

 小学校2年生で習う漢字を説明します。ブログの許容量の関係で『小学校2年生で習う漢字①』(羽~言)と 『小学校2年生で習う漢字②』(戸~親)、 『小学校2年生で習う漢字③』(図~読)、 『小学校2年生で習う漢字④』(内~話)に分割しています。ご了承下さい。

漢字の説明の前に、漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の漢字辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字の成り立ちについて、四種類あるとしました。中学の教科書に掲載されるようになったので、解説致します。

①.物の形を象った(かたどった)『象形文字』(ショウケイモジ)、②.象形文字を基に点を打つことにより示された『指事文字』(シジモジ)、③.文字を組み合わせて造った『会意文字』(カイイモジ)、④.意味と音を示す文字を組み合わせた『形声文字』(ケイセイモジ)の四種です。『会意文字』と『形声文字』は漢字の足し算で表す事が出来ます。二年生の漢字については一覧にしてありますので象形・指事・会意・形声 二年生も御覧ください。

漢字の成り立ちについての解釈は四通りです。どの時代の漢字に重点を置くか、また「説文解字(セツモンカイジ)」にどれほど敬意を払うかにより、解釈が違う場合が稀にあります。ある辞書では『見』を象形文字、別の辞書では目+儿の会意文字としています。漢字の解釈については諸説あることを御承知下さい。

 『引(イン)』yǐnは、弓を引くの映像を漢字にした会意文字(カイイモジ)です。漢字の足し算では、弓+|(引く様子)=引(弓をいっぱいに引く)です。漢字の部首は『弓・ゆみ』、漢字の意味は『引く』、『引き入れる』、『引き受ける』です。

|を線と考えれば指事文字になります。

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音読みは呉音・漢音ともに『イン』です。訓読みは『引(ひ)く』です。強く自分に引くのが強引(ゴウイン)、引いて退くのが引退(インタイ)、引き連れ率(ひきいる)いるのが引率(インソツ)、責任を引き受けるのが引責(インセキ)です。

引(イン)は弓(キュウ)を使った漢字です。『漢字の覚え方 弓』もご覧ください。

少し漢字の読み方の話をします。漢字の読み方は漢字を中国から輸入したときの読み方音読みと大和(やまと)言葉にあわせた訓読み(くんよみ)があります。音読みには、最初に輸入した中国江南地方の音である呉音(ゴオン)、遣唐使が持ち帰った長安の音である漢音(カンオン)、鎌倉仏教を通して入ってきた唐宋音(トウソウオン)、我が国で慣用的に使われる慣用音(カンヨウオン)があります。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください。

 『羽(ウ)』yǔは、二枚の羽を描いた象形文字です。漢字の部首は『羽・はね』、意味は『羽(はね)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ウ』、訓読みは『は』、『はね』です。我が国では鳥・兔を数える時に『羽』を使います。日本語の言いやすさの問題で、一羽(いちわ)、二羽(にわ)、三羽(さんば)、六羽(ろっぱ)と『わ・ば・ぱ』と読みます。

綿毛(わたげ)のような軸のないふわふわした羽を羽毛(ウモウ)、神に供する少女の家に立てる目印の白い矢を白羽(しらは)、滑(なめ)らかで艶(つや)のある絹織物を羽二重(はぶたえ)、ポルトガル語のcapaに漢字を当てた雨具を合羽(かっぱ)といいます。『漢字の覚え方 羽』も御覧ください。

 『雲(ウン)』yúnは、雲の様子を表した形声文字です。漢字の足し算では、雨(水分)+云(もやもやした湯気)=雲(水分がもやもやと空気中に浮かんでいる様子。くも)です。漢字の部首は『雨・あめ』、漢字の意味は『雲(くも)』、『もやもやとしたもの』です。

 

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音読みは呉音・漢音ともに『ウン』、訓読みは『くも』です。雲を海に例える表現を雲海(ウンカイ)、雲のようにみえる星間のガスの塊(かたまり)を星雲(セイウン)、雲や水のように流れて生きる自由人・諸国を行脚する修行僧を雲水(ウンスイ)、強い上昇気流によって発達した雲を入道雲(ニュウドウグモ)といいます。

『雲』は云(ウン)、魂(コン)と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 云』をご覧ください。

 『園(エン)』yuánは、周りを囲われた庭・別荘を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、囗(かこい)+袁(ゆったり囲む衣服)=園(垣根に囲われた土地。園。その)です。漢字の部首は『囗・くにがまえ』、意味は『園(その)』です。

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同じ趣旨の漢字に『苑(エン)』yuànがあります。『夗』に丸いの意味があり(お椀も夗の仲間)、『苑(エン)』yuànの方が丸い庭園のニュアンスがありますが基本的に同じで、漢字の組み合わせが違います。

読みは呉音・漢音ともに『エン』、訓読みは『園(その)』です。動物園(ドウブツエン)、公園(コウエン)、田園(デンエン)、失楽園(シツラクエン)、花園(はなぞの)の園です。『園』の基本漢字は『袁(エン)』yuan、遠と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方
袁』
をご覧ください。

 『遠(エン)』yuǎnは、遠くへ進む様子を示す形声文字です。死者を遠くへ送り出す様子を表すという説もあります。漢字の足し算では、辶(進む)+袁(ゆったり・長い)=遠(遠くへ進む。遠く)です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、漢字の意味は『遠く(とおく)』です。 

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音読みは呉音が『オン』・漢音ともに『エン』です。訓読みは『遠く(とおく)』です。遠近(エンキン・おちこち・とおちか)、遠方(エンポウ)、遠足(エンソク)の遠です。『遠』の基本漢字は『袁(エン)』yuan、園と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 袁』をご覧ください。

 『何(カ)』héは、人に訊ねる様子を示す形声文字です。漢字の足し算では、イ(人)+可(声を出す。よろしい。きく)=何(人に宜しいか聞く。何。いずれ。なんの)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、意味は『何(なに)』です。 

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音読みは呉音が『ガ』、漢音が『カ』です。訓読みは『何(なに)』、『何(なん)』です。図形の何たるかを研究する学問を幾何(キカ)、誰か訊ねるのを誰何(スイカ)、どのような事柄かを何事(なにごと)、どんな人を何人(なんぴと)といいます。

『何(カ)』の基本漢字は『可(カ)』kě、荷、歌と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 可』をご覧ください。

 『歌(カ)』gēは、節をつけて声を出す歌を表す形声文字です。可は咽喉で声を屈折させて出す様子。転じて許可を与えることです。欠は身体を屈める様子です。漢字の足し算では、哥(咽喉で声を出す)+欠(身体を屈める。そらせる)=歌(身体をそらせて節をつけて歌う)です。漢字の部首は『欠・あくび』、意味は『歌』です。異体字に『謌(カ)』gēがあります。

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音読みは呉音・漢音ともに『カ』です。訓読みは『歌(うた)』、『歌う(うた)う』です。和歌(ワカ)、短歌(タンカ)、歌謡(カヨウ)、歌枕(うたまくら)の歌です。『歌』の基本漢字は『可(カ)』he、荷、哥、歌と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 可』をご覧ください。

 『科(カ)』kēは、作物の分類を示す会意文字です。漢字の足し算では、禾(イネ)+斗(ます)=科(稲をますではかって等級をつける。等級。部門。試験。科白)です。漢字の部首は『禾・のぎへん』、意味は『等級』、『部門』、『試験』、『科白(せりふ)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『カ』です。訓読みは常用外の『科(しな)』があります。分類した目印を科目(カモク)、試験して推挙する制度が科挙(カキョ)、与えられた役割の言葉が科白(せりふ)です。部門では役所・会社では『課』、病院では『科 』を使う慣例になっています。

科(カ)は、禾(カ)、季(キ)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 禾』をご覧ください。

『課(カ)』kèは、仕事の区分を表す形声文字です。漢字の足し算では、言(言葉)+果(結果)=課(結果のよしあしを言う。調べる。仕事の区分)です。部首は『言・ごんべん』、意味は『仕事の区分』、『仕事の割り当て』です。会社、役所で『課』、病院では『科 』使います。

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音読みは呉音・漢音ともに『カ』です。割り当てた項目を課目(カモク)、割り当てた税金を課税(カゼイ)、日々の割り当てを日課(ニッカ)、仕事の区分の長を課長(カチョウ)といいます。

『課(カ)』は小学校4年生で習う漢字です。

 『夏(カ)』xiàは、神に仕える巫女(みこ)さんが踊る朝廷の美しい様子を表す象形文字です。『夏(カ)』は『なつ』の意味ですが、もともとは『美しい様子』、『盛んな様子』を意味します。盛んな様子から転じて、草木が盛んな『夏(なつ)』を意味するようになったといわれています。

『説文解字』には、夊(あし)と頁(かお)と[ ](両手)に従うとあり、会意文字と解釈されます。

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音読みは呉音が『ゲ』、漢音が『カ』。訓読みは『夏(なつ)』です。夏に至った日。昼間の時間が最も長い日を夏至(ゲシ)、役に立たない事を夏の囲炉裏(イロリ)で夏炉(カロ)、夏の休みが夏休み(なつやすみ)です。

夏の『単語家族』(発音・意味上の漢字の仲間)には、嗄(カ)、廈(カ)、寡(カ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 夏』をご覧下さい。

 『家(カ)』jiāは、家を表す会意文字です。漢字の成り立ちの解釈は諸説あります。豕を家畜(豚・ぶた)とし、家は大切な家畜と住む建物。豕を犠牲とし呪術的な護(まも)りのある建物。いずれも家畜が関係しています。

漢字の足し算では、宀(家)+豕(豚)=家(家畜と住む建物。家)です。漢字の部首は『宀・うかんむり』、漢字の意味は『家(いえ)』、『国』、『学問・技術の専門家』、『家柄(いえがら)』です。

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音読みは呉音が『ケ』、漢音が『カ』、訓読みは『家(いえ)』、『家(や)』です。国家(コッカ・、国も家も国の意味)は国を指します。家屋(カオク・家も屋も家の意味)を家を指します。その家の生計を家計(カケイ)、武士の家を武家(ブケ)、その学問・技術の専門家の長を家元(いえもと)、家の主(あるじ)を家主(カシュ・やぬし)といいます。

呉音が『ケ』と読むとき、漢音では『カ』と読むことがあります。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください。

嫁(カ・よめ)、稼(カ・かせぐ)が同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 家』をご覧ください。

 『画・畫(ガ・カク)』huà、huóは、筆で区切りをつけて描いた絵を表す会意文字です。漢字の足し算では、聿(ふで)+田一(田のように区切る)=畫(筆で区切りをつけて描く。描いた絵画。区切り。線を引いて考える)です。漢字の部首は『田・た』、意味は『絵画』、『区切る』、『考える』です。

正しい字体は畫ですが、省略した字体の画が常用漢字として登録されているので、画を使って下さい。聿(ふで)+一で区切るを表わします。晝(ひる)も同じ漢字の成り立ちで、太陽の出ている時間を区切るの意味があります。

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音読みは呉音が『ガ・エ』、漢音が『カイ』です。画家(ガカ)、映画(エイガ)、絵画(カイガ)の『画(ガ)』huàです。

考える・区切るの意味では、音読みは呉音が『ワク』、漢音が『カク』と読み方が違います。企画(キカク)、計画(ケイカク)、区画(クカク)の『画(カク)』huóです。

画(カク)の『単語家族』には劃(カク)などの同じ仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 画』 をご覧ください。

 『回(カイ・エ)』huíは、回転する渦(うず)を描いた象形文字です。漢字の部首は『囗・くにがまえ』、漢字の意味は『回す』、『かえす』、『回数』です。

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音読みは漢音が『カイ』、呉音が『エ』です。訓読みは『回る(まわる)』です。回数(カイスウ)、回転(カイテン)、回向(エコウ)、回り道(まわりみち)、夜回り(よまわり)の回です。

呉音が『エ』と読むとき、漢音では『カイ』と読むことがあります。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください。

回、廻は同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 回』をご覧ください。

 『会・會(カイ・エ)』huì、kuàiは、甑(こしき)と蓋の映像で、集まる様子を漢字にしたものです。漢字の足し算では、亼(シュウ・蓋)+曾(ソウ・増える。重ねる)=會・会(甑の蓋。人が会う、集まる)です。漢字の部首は『人・ひとやね』、意味は『会う』、『集まる』、『悟る』です。人が会う、集まる場合に使う漢字です。

会意文字とする説(藤堂)と象形文字とする説(白川・鎌田)があります。

會は略していない正式な古い字体。会は省略した字体で、常用漢字では『会』の字体が登録されています。現在の日本では常用漢字を使います。會、繪、檜は同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 会・會』をご覧ください。

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音読みは漢音が『カイ』、呉音が『エ』です。訓読みは『会う(あう)』です。会う意味で、会見(カイケン)、会談(カイダン)、再会(サイカイ)、面会(メンカイ)。集まる意味で会員(カイイン)、会議(カイギ)、集会(シュウカイ)、社会(シャカイ)、都会(トカイ)。悟る意味で会得(エトク)。多くの熟語があります。地名では會津・会津(あいヅ)が有名です。

呉音が『エ』と読むとき、漢音では『カイ』と読むことがあります。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください

 『絵・繪(カイ・エ)』huìは、刺繍の映像を漢字にしたものです。漢字の足し算では、糸(いとへん・糸)+會(会う・重ねる)=繪・絵(糸を重ねて刺繍する。絵)です。部首は『糸』。字体ですが繪は略していない正式な古い字体。絵は省略した字体で、常用漢字では『絵』の字体が登録されています。『絵』を使って下さい。

『絵』は刺繍した美しいものを示していましたが、筆で描いたものも『絵』を使うようになりました。

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音読みは漢音が『カイ』、呉音が『エ』です。絵画(カイガ)、油絵(あぶらエ)、墨絵(すみエ)、絵本(エホン)、浮世絵(うきよエ)の絵です。

絵は会と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方  会・會』をご覧ください。

 『海(カイ)』hǎiは、水をたたえる海(うみ)を表す形声文字です。毎(マイ)に暗いの意味があり、渤海(ボッカイ)などの北方の暗い色の海が語源とされています。漢字の足し算では、氵(水)+毎(暗い)=海(藍色した暗い海。うみ)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、漢字の意味は『海(うみ)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『カイ』、訓読みは『うみ』です。毎(マイ)の仲間ですので、もともとmの発音でしたが、maiからhaiに変化し日本に入ってきたときにkai『カイ』になったようです。山海(サンカイ)、海上(カイジョウ)、海洋(カイヨウ)、海苔(カイタイ・のり)、海女(あま)、海鳴り(うみなり)の海です。

海の漢字の仲間には悔(カイ・悔やむ)、晦(カイ)があります。詳しくは『漢字の覚え方 海』をご覧ください。

 『外(ガイ・ゲ)』wàiは、月を占なう外側を表す形声文字です。漢字の足し算では、月(夕・三日月)+卜(うらなう)=外(月のかけ方を見て占なう。占なった月の外側。外)です。もともと月占ないを示す漢字でしたが、月の外側を示すようになり、月以外の外の部分を表すようになりました。漢字の部首は『夕・ゆう』です。漢字の意味は『外(そと)』、『外(ほか)』、『外す(はずす)』です。

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音読みは呉音が『ゲ』、漢音が『ガイ』、訓読みは『外(そと)』、『外(ほか)』、『外す(はずす)』、『外(と)』です。城の外が城外(ジョウガイ)、疎(うと)んじて外(はず)すのが疎外(ソガイ)、外の国が外国(ガイコク)、外国との交渉が外交(ガイコウ)、外側の道が外道(ゲドウ)、一族・譜代以外の外の大名が外様大名(とざまダイミョウ)です。

外(ガイ・ゲ)は夕(セキ・ゆう)に従った漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 夕』をご覧ください。

 『角(カク)』jiǎo、juéは、動物の角(つの)を描いた象形文字です。漢字の部首は『角・つの』、意味は『角(つの)』、『角(すみ)』、『角(かど)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『カク』、訓読みは『角(つの)』、『角(かど)』と常用外の『角(すみ)』があります。三つの角で三角(サンカク)、角をつきわせるような力比べが角力(カクリキ・すもう)、道路の曲がり角が道角(みちかど)といいます。

角には桷、斛、槲などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 角』をご覧ください。

 『樂・楽(ガク)』yuè、lèは、音楽の様子を示した象形文字です。木に鈴をつけたもの楽器説。橡(くぬぎ)の木と団栗(どんぐり)説。諸説あります。神を楽しませる楽器ともいわれています。旧字体の『樂』がありますが、常用漢字に登録されている『楽』を使って下さい。

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音読みは音楽の意味では呉音・漢音ともに『ガク』yue、楽しむの意味では『ラク』leです。訓読みは『楽しむ(たのしむ)』です。音楽(オンガク)、楽章(ガクショウ)、行楽(コウラク)、楽天(ラクテン)、娯楽(ゴラク)の楽です。

楽の仲間には礫(レキ)、轢(レキ)があります。詳しくは『漢字の覚え方 楽』をご覧ください。

 『活(カツ)』huóは、水が勢い良く流れる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では氵+氒(ケツ・丸い彫刻刀)+口=活(丸い口から勢いよく水が流れる。活きる)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、意味は『活きる(いきる)』、『暮らす』、『勢いのよい』です。

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音読みは呉音が『ガチ』、漢音が『カツ』、訓読みは常用外の『活きる(いきる)』があります。活気(カッキ)、活発(カッパツ)、生活(セイカツ)、活け魚(いけうお)の活です。

『舌(ゼツ)』shéと同じデザインですが、『活(カツ)』huóは氒(ケツ・丸い彫刻刀)からきており、漢字の性質は別になります。括(カツ)、話(カイ・ワ)と同じ漢字仲間です。詳しくは 『漢字の覚え方 舌』をご覧ください。

 『間・閒(カン)』jiānは、門(モン)のすきまからに月が見える様子を表した会意文字です。漢字の足し算では、門+月=閒(門のすきま。あいだ。ま。へだてる)です。本来の漢字は月を使った『閒』でしたが、『間』がつかわれています。漢字の部首は『門・もんがまえ』、意味は『間(あいだ)』、『間(ま)』、『へだてる』、『門の間の長さ』です。

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音読みは呉音が『ケン』、漢音が『カン』、訓読みは『あいだ』、『ま』です。一間(イッケン)、人間(ニンゲン)、期間(キカン)、間口(まぐち)、間柄(あいだがら)の間です。簡、閑がこの漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 間』をご覧ください。

 『丸(ガン)』wánは、人が丸くかがむ様子を表す会意文字です。指事文字とする説もあります。漢字の足し算では、人+乁(曲線)=丸(人が背中を丸める。丸い)です。漢字の部首は『ヽ・てん』、漢字の意味は『丸(まる)める』、『丸い(まるい)』です。

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音読みは呉音が『ガン』、漢音が『カン』、訓読みは『丸(まる)』、『丸い(まるい)』です。丸薬(ガンヤク)、弾丸(ダンガン)、丸顔(まるがお)、日の丸(ひのまる)の丸です。

丸(ガン)は九(キュウ)に近い形になっています。『漢字の覚え方 九』も御覧ください。 

 『岩(ガン)』yánは、岩(いわ)を示す形声文字です。元の漢字は『巖』です。漢字の足し算では山+口口(石の象形)+厂(崖・がけ)+敢(あえて)=巖(険しい山にあるゴツゴツした石。岩)です。部首は『山・やま』です。意味は『岩(いわ)』です。同じ意味の漢字に『嵒』があります。

巖(ガン)については、形声文字(藤堂・白川)、岩(ガン)については会意文字とする説(藤堂・鎌田)、象形文字(白川)とする説があります。

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現在使われている漢字は省略形の『岩(ガン)』yánです。漢字の足し算では、山+石=岩(山にある石。岩)です。意味は同じですが、敢(カン・あえて)gǎnの部分がありません。常用漢字に登録されている『岩』を使って下さい。『巖』はあまり使われていません。少し前まで(戦争に負けて漢字に制限を設ける前)は、名前にこちらの字『巖』(人名用漢字)を使っている方が多くいらっしゃいました。

音読みは呉音が『ゲン』、漢音が『ガン』です。訓読みは『岩(いわ)』です。岩石(ガンセキ)、岩塩(ガンエン)、溶岩(ヨウガン)、岩魚(いわな)の岩です。『岩』には『きちんとした』という良いイメージがあり、地名だけでなく、『いわお』、『かた』、『せき』、『たか』と人の名前に多く使われています。

岩は厂(ガン)の漢字仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 厂』をご覧ください。

 『顔・顏(ガン)』yánは、格好良い顔を表す形声文字です。漢字の足し算では、彦(良い男)+頁(頭)=顔(丸格好良い顔。顔)です。部首は『頁・おおがい』、意味は『顔(かお)』です。

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音読みは呉音が『ゲン』、漢音は『ガン』、訓読みが『顔(かお)』です。紅顔(コウガン)、汗顔(カンガン)、笑顔(えがお)の顔です。顔は厂(ガン)の漢字仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 厂』をご覧ください。

 『汽(キ)』qìは、水蒸気を示す形声文字です。漢字の足し算では、氵(みず)+气(ゆげ)=汽(水蒸気)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、漢字の意味は『水蒸気』です。

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音読みは呉音が『ケ』、漢音が『キ』です。汽車(キシャ)、汽笛(キテキ)、汽船(キセン)の汽です。我が国では塩水と淡水の混じる水を汽水(キスイ)といいます。汽は気と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 气』をご覧ください。

呉音が『ケ』のとき、漢音は『キ』と読むことがあります。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください。

 『記(キ)』jìは、言葉を書き始める『記す(しるす)』を表す形声文字です。言葉を書くので言(ごんべん・言葉)に己を合わせます。足し算で示すと、言(言葉)+己(はじめる)=記(言葉を書き始める。記す)です。漢字の部首は『言・ごんべん』、意味は『記す(しるす)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『キ』、訓読みは『記す(しるす)』です。言葉にして覚えるのが記憶(キオク)、書き記すのが書記(ショキ)です。記は己(コ)、紀(キ)と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 己』をご覧ください。

 『歸・帰(キ・かえる)』guīは、帚(ソウ・ほうき)を持った女性が人(足)の帰りを待っている様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、? (タイ)+止(足)+帚=歸・帰(帚・ほうきを持った女性が歩いてくる人の帰りを待つ。帰る)です。漢字の部首は『止・とまる』、漢字の意味は『帰る(かえる)』です。近い漢字に『婦』があります。婦は帰りを待っている女性を表します。

白川は会意文字としています。

字体は省略形の『帰』が常用漢字に登録されており、『帰』を使ってください。

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音読みは呉音『ケ』、漢音が『キ』です。訓読みは『帰(かえ)る』です。帰郷(キキョウ)、帰休(キキュウ)、帰社(キシャ)の帰です。

帰(キ・かえる)は帚(ソウ)を使った漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 帚』をご覧ください。

 『弓(キュウ)』gōngは、弓の形を描いた象形文字です。漢字の部首は『弓・ゆみ』、意味は『弓』、『曲がった』です。

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音読みは呉音が『ク・クウ』、漢音が『キュウ』、訓読みが『弓(ゆみ)』です。半弓(ハンキュウ)、胡弓(コキュウ)、弓矢(ゆみや)の弓です。弓の漢字の仲間には穹(キュウ・曲線の大空)、躬(キュウ・身体を曲げる)、窮(キュウ・窮まる)があります。詳しくは『漢字の覚え方 弓』をご覧ください。

ちなみに弓を引くのが『引(イン・引く)』yin、強い弓が『強(キョウ・強い)』qiang、しなやかな弓が『弱(ジャク・弱い)』ruoです。

 『牛(ギュウ)』niúは、牛の頭を象った(かたどった)象形文字です。漢字の部首は『牛』です。

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音読みは呉音が『グ』、漢音が『ギュウ』、慣用音が『ゴ』、訓読みが『うし』です。牛乳(ギュウニュウ)、牛肉(ギュウニク)、牛頭(ゴズ)、牛蒡(ゴボウ)の牛です。

牛(ギュウ)の漢字の仲間には吽(ウン)、牢(ロウ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 牛』をご覧ください。

 『魚(ギョ)』yúは、魚の姿を漢字にした象形文字です。漢字の部首は『魚・さかな』、意味は『さかな』です。

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音読みは漢音の『ギョ』が普通で、呉音の『ゴ』は使いません。訓読みは『さかな』、『うお』です。魚類(ギョルイ)、鮮魚(センギョ)、人魚(ニンギョ)、金魚(キンギョ)、熱帯魚(ネッタイギョ)、木魚(モクギョ)、魚河岸(うおがし)、魚屋(さかなや)、雑魚(ざこ)の魚です。雑魚(ざこ)は常用漢字表の付表に載っている特別な読み方です。魚(ギョ)は漁(ギョ・リョウ)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 魚』ださい。

魚を用いた漢字については部首索引 魚(うお・さかな)をご覧ください。

 『京(キョウ・ケイ)』jīngは、都市の高い建物の映像を漢字にした象形文字です。『高い』、『高い建物のある街』、『大きい』の意味があります。また大きいことから、数の大きい単位『兆』の万倍を『京(ケイ)』といいます。(①中国では現在用いられていません。②スパーコンピューターの名前で有名ですね)。漢字の部首は『亠・なべぶた』です。漢字の意味は『高い』、『高い建物のある街』、『みやこ』、『大きい』です。

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音読みは呉音が『キョウ』、漢音『ケイ』、唐宋音が『キン』です。訓読みは常用外の『みやこ』があります。現在の中国の読み方に近いのは唐宋音の『キン』です。平安時代に、読み方を統一しようとしたのですが、失敗し、日本では3種類とも残ってしまいました。大変面倒ですが、分けて覚える必要があります。

呉音が『キョウ』のとき、漢音は『ケイ』と読むことがあります。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください。

京都(キョウト)、東京(トウキョウ)、京阪神(ケイハンシン)、京浜(ケイヒン)、上京(ジョウキョウ)、北京(ペキン)の京です。京は鯨(ゲイ・大きな魚)、景(ケイ・高い日光、かげ)と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 京』をご覧ください。

 『強(キョウ)』qiáng、jiàngは、強い弓を表す形声文字です。漢字の足し算では、弓+畺(ム+虫・硬い殻の甲虫・丈夫な)=彊・強(丈夫な弓。強い。強いる。つとめる)です。音符の『畺・キョウ』は硬い殻をもつ甲虫で『強い』・『丈夫な』の意味をもちます。ム+虫はその略字です。漢字の部首は『弓・ゆみ』、漢字の意味は『強い』、『丈夫な』、『強いる(しいる)』、『強か(したたか)』です。

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音読みは呉音が『ゴウ』、漢音が『キョウ』、訓読みが『強い(つよい)』、『強いる(しいる)』と常用外の『強か(したたか)』、『強い(こわい)』です。強弱(キョウジャク)、強権(キョウケン)、強制(キョウセイ)、強欲(ゴウヨク)、強張る(こわばる)の強です。同じ意味の漢字『彊(キョウ)』qiangがありますが、常用漢字体の『強』を使って下さい。強さを表す漢字で『あつ』、『かつ』、『こわ』、『すね』、『たけ』、『つとむ』、『つよ』、『つよし』と多くの名前に使われます。

強(キョウ)は弓(キュウ)を使った漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 弓』をご覧ください。

 『敎・教(キョウ)』jiàoは、生徒と先生が勉強している映像を先生の側から示した漢字です。漢字の足し算では、爻(交わる)+子(両手)+攴(ぼくづくり・動作)=敎(先生と生徒の交わり・教えること)です。漢字の部首は『攴・ぼくづくり』です。

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常用漢字体である『教』を使うのが普通です。戦争に負ける前は、正字体(旧字体)である『敎』が使われていました。

音読みは『キョウ』で、訓読みは『教える(おしえる)』です。教育(キョウイク)、教授(キョウジュ)、仏教(ブッキョウ)、教典(キョウテン)、教養(キョウヨウ)の教です。教は爻・交(交わる)の仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 爻・交』をご覧ください。

 『兄(キョウ・ケイ)』xiōngは、口(サイ・祝器)にル(ひとあし・人間)を足したものです。漢字の足し算では、口(サイ・祝器)+ル(ひとあし・人間)=兄(祝祷を司る人。一家の長兄。大きい方)です。漢字の部首は『ル・ひとあし』です。

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一族の神事に関しては長兄がこれを取り仕切っていました。神事に関して司る男性を兄、女性を巫と言ったのです。意味は。『祈る人』、『長兄』、『大きい人』、『あに』です。『祈る人』は違う漢字『祝』、『呪』があるため、『兄』を『祈る人』の意味で使うことはありません。

音読みは、古い読み方の呉音が『キョウ』、漢音が『ケイ』、訓読みは『あに』です。特別な読み方で『兄さん』を『にいさん』と読みます。兄弟(キョウダイ・ケイテイ)、兄事(ケイジ)、父兄(フケイ)、諸兄(ショケイ)、従兄弟(いとこ)の兄です。

呉音が『キョウ』のとき、漢音は『ケイ』と読むことがあります。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください。

兄は、況(キョウ)、竟(キョウ)などと同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 兄・竟』をご覧下さい。

 『近(キン)』jìnは、斧(おの)が近づく様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、辶(行く)+斤(キン・おの)=近(斧が近づく様子。近づく)です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、意味は『近い(ちかい)』です。

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音読みは呉音が『ゴン』、漢音が『キン』、慣用音が『コン』、訓読みは『近い(ちかい)』です。近所(キンジョ)、近衛(コノエ・コンエ・キンエイ)、遠近(エンキン・とおちか)、近鉄(キンテツ)、近江(おうみ)の近です。近は斤、斧、祈と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 斤』をご覧下さい。

近江(おうみ)は琵琶湖のことです。淡海(あわうみ→おうみ)から来ていて都(京都)に近い江(みずうみ)なので近江という漢字をあてます。都から遠い湖、浜名湖を遠江(とおとうみ)といいます。

 『形(ケイ)』xíngは、物事の外側、形(かたち)を表す形声文字です。漢字の足し算では、开(ケイ・井戸・四角い外枠)+彡(模様)=形(物事の外側の形)です。漢字の部首は『彡・さんづくり』、意味は『形(かたち)』、『様子』です。

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音読みは呉音が『ギョウ』、漢音が『ケイ』、訓読みが『かた』、『かたち』です。美形(ビケイ)、図形(ズケイ)、形容(ケイヨウ)、形勢(ケイセイ)の形です。

呉音が『ギョウ』のとき、漢音は『ケイ』と読むことがあります。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください。

形(ケイ)の仲間の漢字には、刑、型(ケイ)があります。詳しくは『漢字の覚え方 形』をご覧ください。

 『計(ケイ)』jìは、口に出して物を数える様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、言(言葉)+十(数字。ひとまとまりの数)=計(口に出して物を数える。まとまりを数える)です。漢字の意味は『まとまりを数(かぞ)える』から転じて『計(はか)る』、『考えをめぐらす』、『企てる』です。漢字の部首は『言・ごんべん』です。

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音読みは呉音が『ケ』、漢音が『ケイ』、訓読みは『計る(はか)る』、『計(はか)らう』です。計算(ケイサン)、会計(カイケイ)、生計(セイケイ)、計画(ケイカク)の計です。

 『元(ゲン・ガン)』yuánは、人の頭の丸い様子を表す象形文字です。漢字の部首は『儿・ひとあし』、意味は『丸い』、『こうべ』と、頭からの『はじめ』、『もと』、『元服』の意味があります。

 

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音読みは呉音が『ゴン』、漢音は『ゲン』、慣用音は『ガン』です。一年のはじめの朝を元旦(ガンタン)、人の元の気力を元気(ゲンキ)、元からの功績のある老臣を元老(ゲンロウ)、成人して冠を服することを元服(ゲンプク)、その土地の元を地元(ジもと)といいます。元は玩(ガン)、冠(カン)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 元』をご覧ください。

 『原(ゲン)』yuánは、原泉・源泉や平原や野原を表す形声文字です。もともとは原泉・源泉を表す漢字でしたが、平原や野原を表すようにもなりました。漢字の足し算では、厂(崖・がけ)+泉(いずみ)=原・厡(崖から湧き出る泉。原泉)です。部首は『彡・さんづくり』、意味は『原泉』、『もと』です。字体は常用漢字体に登録されている『原』を使って下さい。

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音読みは呉音が『ゴン』、漢音が『ゲン』、慣用音が『ガン』、訓読みは『原(はら)』です。原因(ゲンイン)、原文(ゲンブン)、原則(ゲンソク)、野原(のはら)の原です。日本語の発音の問題になりますが、『かわはら』→『かわら』、『うみはら』→『うなばら』のように発音します。発音しやすいからです。従って河原・川原(かわら)、海原(うなばら)と読みます。原は厂(ガン)の漢字仲間です。詳しくは『漢字の覚え方  厂』をご覧ください。

 『言(ゲン・ゴン)』yánは、はっきり言う様子を表す会意文字です。漢字の足し算では辛(シン・刃物・はっきり)+口=言(はっきり言う。言葉)です。デザインの都合で辛の部分は変形されています。古い字形(篆文・テンブン)で見ると、辛の字だとわかります。漢字の部首は『言・ことば』、意味は『言う(いう)』、『言葉』、『口に出して言ったこと』です。

実は漢字の『音(オン)』も『言(ゲン)』に近く同じ『辛』を使っていることが分かります。

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音読みは呉音が『ゴン』、漢音が『ゲン』、訓読みは『言う(いう)』、『言(こと)』です。言語(ゲンゴ・ゴンゴ)、伝言(デンゴン)、進言(シンゲン)、証言(ショウゲン)、言い種(いいぐさ)、言葉(ことば)の言です。言は辛(シン)の漢字仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 辛・新』をご覧ください。。

続きは『小学校2年生で習う漢字②』(戸~親)http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/2-5af6.htmlをご覧ください。

参考図書http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-c740.htmlです。漢字についてより詳しく知りたい方は、下記の本をお読みください。

篆文(テンブン)を中心にした体系的な記述・韻の説明は、諸橋轍次先生の『新漢和辞典』、藤堂明保先生の『漢字源』・『漢字の過去と未来』を参考にさせて頂いてます。

甲骨文字・金文のもつ呪術的な解釈には白川静先生の『字通』・『字統』・『漢字』・『中国古代の文化』を参考にさせて頂いています。

漢字の伝来や常用漢字の解釈については、大島正二先生の『漢字伝来』、高島俊男先生の『漢字と日本人』を参考にさせて頂いています。

日本語については、金田一京助先生の『日本語の変遷』、大野晋先生の『日本語の文法を考える』、新村出先生の『広辞苑』を参考にさせて頂いております。

参考図書です。漢字についてより詳しく知りたい方は、下記の本をお読みください。

篆文(テンブン)を中心にした体系的な記述・韻の説明は、藤堂明保先生の『漢字源』・『漢字の過去と未来』を参考にさせて頂いてます。

甲骨文字・金文のもつ呪術的な解釈には白川静先生の『字通』・『字統』・『漢字』・『中国古代の文化』を参考にさせて頂いています。

漢字の伝来や常用漢字の解釈については、大島正二先生の『漢字伝来』、高島俊男先生の『漢字と日本人』を参考にさせて頂いています。

日本語については、金田一京助先生の『日本語の変遷』、大野晋先生の『日本語の文法を考える』、新村出先生の『広辞苑』を参考にさせて頂いております。

最近の研究については、落合淳思先生の『漢字の成り立ち』を参考にさせて頂いております。

医学用語については伊藤正男・井村裕夫・高久史麿先生の『医学大辞典』を参考にさせて頂いております。

小学校2年生で習う漢字②(戸~親)

小学校2年生で習う漢字を説明します。

ブログの許容量の関係で『小学校2年生で習う漢字①』(羽~言)と 『小学校2年生で習う漢字②』(戸~親)、 『小学校2年生で習う漢字③』(図~読)、 『小学校2年生で習う漢字④』(内~話)に分割しています。ご了承下さい。

漢字の説明の前に、漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の漢字辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字の成り立ちについて、四種類あるとしました。

①.物の形を象った(かたどった)『象形文字』(ショウケイモジ)、②.象形文字を基に点を打つことにより示された『指事文字』(シジモジ)、③.文字を組み合わせて造った『会意文字』(カイイモジ)、④.意味と音を示す文字を組み合わせた『形声文字』(ケイセイモジ)の四種です。『会意文字』と『形声文字』は漢字の足し算で表す事が出来ます。二年生の漢字については一覧にしてありますので象形・指事・会意・形声 二年生も御覧ください。

漢字の成り立ちについての解釈は四通りです。どの時代の漢字に重点を置くか、また「説文解字(セツモンカイジ)」にどれほど敬意を払うかにより、解釈が違う場合が稀にあります。ある辞書では『見』を象形文字、別の辞書では目+儿の会意文字としています。漢字の解釈については諸説あることを御承知下さい。

 『戸(コ)』hùは、扉を描いた象形文字です。門が二枚の扉を描いていますが、戸は左側の扉だけを描いています。漢字の部首は『戸・と』です。門は開くイメージですが、戸は入口のイメージがあります。意味は『家』、『入口』です。

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音読みは呉音が『グ・ゴ』、漢音が『コ』、訓読みが『と』、『へ』です。入口を門戸(モンコ)、家族の公文書を戸籍(コセキ)、酒飲みを上戸(ジョウコ)、飲めない人を下戸(ゲコ)、虫避け網の戸を網戸(あみど)といいます。

岩手県に一戸(いちのへ)、二戸(にのへ)、九戸(くのへ)、青森県に三戸(さんのへ)、五戸(ごのへ)、六戸(ろくのへ)、七戸(しちのへ)、八戸(はちのへ)という地名があります。

中国では、家(カ・いえ)という漢字は、宀(屋根・建物)で豕(ぶた)を飼うため、宀(屋根・建物)に豕(ぶた)を足して創られました(『漢字の覚え方 家』 )。我が国では、家の中で飼うのは馬(うま)です。東北地方は、名馬の産地として有名で、このため『戸』に、『家』の意味だけでなく『馬のいる場所』、『馬の沢山いる村』の意味があると言われています。

戸は雇(コ)、顧(コ)の漢字の仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 戸』をご覧ください。

芦(ロ)、炉(ロ)については戸(コ)の仲間でなく盧・卢(ロ)の漢字の仲間です。詳しくは 『漢字の覚え方 盧』をご覧ください。

 『古(コ)』gǔは、祖先の頭蓋骨に祈る様子を映像を漢字にしたものといわれています。『ふるい』、『かたい』、『むかし』、『祈る』の意味があります。漢字の部首は『口』です。

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また、『古』gǔは、頭蓋骨ではなく、『古』という祈器を用いて祖霊に祈る様子とも言われています。意味は。『ふるい』、『かたい』、『むかし』、『祈る』で同じです。漢字の出発点は占ないから出ているので、祈る、神事に関する漢字が多いのです。

音読みは『コ』、訓読みは『古い(ふるい)』です。古典(コテン)、古式(コシキ)、古風(コフウ)、中古(チュウコ)、古本(ふるほん)、古池(ふるいけ)の古です。古は固、個、湖、枯と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 古』をご覧ください。

 『午(ゴ)』wǔは、杵(きね)を表す象形文字です。部首は『十』。意味は『十二時』・『うま』です。杵のように上下運動を繰り返すから転じて、十二進法の真ん中を『午』といいます。

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十二支の七番目を『午』という漢字を宛てました。十二支は、暦、時刻、方角を示します。『午』は旧暦の5月、時間は正午、方角は南、動物では馬にあてられています。

音読みは呉音・漢音ともに『ゴ』です。訓読みは『うま』です。正午(ショウゴ)、午前(ゴゼン)、端午(タンゴ)の午です。午は杵、卸、御と同じ漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 午・御』をご覧ください。

 『後(ゴ)』hòuは、後ずさりする様子を表した形声文字です。彳(行く)+幺(少し)+夂(足)=後(少し遅れて歩く。後ずさる。あと)です。漢字の部首は『彳・ぎょうにんべん』、意味は『後(おく)れる』、『後(あと)ずさる』です。

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音読みは呉音が『グ』、漢音が『コウ』、慣用音が『ゴ』です。訓読みは『のち』、『うしろ』、『あと』、『後れる(おくれる)』です。後で悔やむのが後悔(コウカイ)、自分より年下のもの(輩)を後輩(コウハイ)、前と後ろで前後(ゼンゴ)、仏さまの後ろから発するありがたい光を後光(ゴコウ)といいます。

後は幺、幼、拗、幽、幻、後と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 幺』をご覧ください。

 『語(ゴ)』yùは、自分の話す言葉を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、言(言葉)+吾(自分)=語(自分の中の話す言葉)です。部首は『言・ごんべん』、意味は『語る』、『言葉』です。『言(ゲン)』が積極的な言葉であるのに対し、『語(ゴ)』は守るの意味があり守衛的な言葉であると言われています。二つ合わせて言語(ゲンゴ)といいます。

『五』に交差するの意味があるため、『語』は人と人が交差して語り合う言葉であるという解釈もあります。

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音読みは呉音の『ゴ』が普通の読み方で、漢音の『ギョ』は使いません。訓読みは『語る(かたる)』、『語らう(かたらう)』です。言語(ゲンゴ)、国語(コクゴ)、語源(ゴゲン)、語調(ゴチョウ)、語部(かたりべ)の語です。語は五、吾、悟と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 五』をご覧ください。

 『工(コウ・ク)』gōngは、工具(錐・キリ)で上下に穴をあけた状態を表す象形文字(藤堂)です。漢字の部首は『工』、細工や技が上手である状態、上下に突き抜けた状態を『工』といいます。最近の甲骨文字の研究からは鑿(ノミ)であるといわれています(落合)。

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読み方は漢音の『コウ』が普通で、呉音の『ク』と読むこともあります。工場(コウジョウ)、工事(コウジ)、加工(カコウ)、工夫(クフウ)、細工(サイク)の工です。工は功、肛、空、江などと同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 工』をご覧ください。

 『公(コウ)』gōngは、公開する様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、八(開く)+ム(私する)=公(私にしないで開く。公開する。おおやけ)です。漢字の部首は『八・はち』、漢字の意味は『おおやけ』、『公開する』、『公平な』、『きみ』、『官の』です。

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音読みは呉音が『ク』、漢音が『コウ』、訓読みは『公(おおやけ)』です。公・社会の安全を公安(コウアン)、我が国では摂政・関白・太政大臣・左大臣・右大臣・大納言・中納言・三位以上の高位・高官を公卿(クギョウ・クゲ)、公の税金を公租(コウソ)、公共の道路を公道(コウドウ)、社会に対する公の約束を公約(コウヤク)、公正でやましくないことを公明正大(コウメイセイダイ)といいます。公の『単語家族』には松、訟などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 公』 をご覧ください。

 『黄(コウ・オウ)』huángは、炎の黄色を表した象形文字(ショウケイモジ)です。火矢を描いたものとされています。『光・コウ』guāngと非常に近い漢字です。漢字の部首は『黄・きいろ』、意味は『黄色』です。

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常用漢字に登録されている字体は『黄』ですが、光を表す部分を『廿』に書く字体もあります。常用漢字の字体『黄』を使って下さい。

音読みは呉音が『オウ』、漢音が『コウ』です。訓読みは『き』です、黄金(オウゴン)、黄熱病(オウネツビョウ)、硫黄(イオウ)、黄道(コウドウ)、黄河(コウガ)、黄色(きいろ)の黄です。黄は広(廣)、横と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 黄・広』をご覧ください。

 『広・廣(コウ)』guǎngは、光の広がりを漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、广(家)+黄(光)=廣・広(家の中の光の広がり。広い)です。漢字の部首は『广・まだれ』です。

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『廣』が正字ですが、常用漢字に登録されている字体は省略形の『広』です。『広』の字を使って下さい。

音読みは呉音・漢音ともに『コウ』です。訓読みは『広い(ひろい)』です。広大(コウダイ)、広言(コウゲン)、広義(コウギ)、広場(ひろば)の広です。広(廣)は黄、横と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 黄・広』をご覧ください。

 『交(コウ)』jiāoという漢字は人の足が交差する様子を描いた象形文字です。漢字の部首は『亠・なべぶた』です。意味は『交わる』、『交差する』、『手で渡す』、『代わり合う』です。

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音読みは『コウ』で、訓読みは、『交わる(まじわる)・交わす(かわす)・交う(かう)』です。親しく交わることを親交(シンコウ)、交わり互い違いになることを交差(コウサ)、手渡すことを交付(コウフ)、行き交い通ることを交通(コウツウ)、他の人と代り合うことを交代(コウタイ)といいます。『交』は多くの使い方があり非常に重要な漢字です。

交は校、絞、狡などと同じ漢字の仲間です。『漢字の覚え方 爻・交』をご覧ください。

 『光(コウ)』guāngは、座った人が火を持って照らしている様子を示す会意文字です(落合)。頭上に火を載せた姿(藤堂・白川)ともいわれています。漢字の足し算では、火+儿(人)=光(火で輝く光。ひかり)です。漢字の部首は『儿・ひとあし』、意味は『光(ひかり)』、『輝く』、『景色』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『コウ』、訓読みは『光(ひかり)』、『光る(ひかる)』です。明るく光るのが光明(コウミョウ)、自然の風と光の景色を風光(フウコウ)、輝き栄える様子を栄光(エイコウ)、光のように速い回線を光回線(ひかりカイセン)といいます。光は晃(コウ)、胱(コウ)、幌(コウ)と同じ漢字の仲間です。

「背中に火がついている状態で縁起が悪い漢字」という人もいますが、『説文解字』、『新漢和辞典』、『学研漢和大辞典』、『漢字源』、『字統』、『字通』、『新漢語林』、『甲骨文字小字典』どこにも書いてありません。推測ですが、加藤先生の『字源辞典』から拡大解釈したのではないでしょうか。

聖職者を表す(白川)、非常に縁起の良い、明るい漢字で『あき』、『あきら』、『あり』、『かぬ』、『かね』、『さかえ』、『てる』、『ひかり』、『ひかる』、『ひこ』、『ひろ』、『ひろし』、『みつ』、『みつる』と広く名前に使われます。

光は晃(コウ)、胱(コウ)、幌(コウ)と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 光』をご覧ください。

 『考(コウ)』kǎoは、考える様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、老(長老)+丂(コウ・曲がる)=考(長老が曲がりくねりつつ考える。考える)です。漢字の部首は『老・おいがしら』、意味は『考える(かんがえる)』、考えるから転じた『試験』があります

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音読みは呉音・漢音ともに『コウ』、訓読みは『考える(かんがえる)』です。参照して考えるのが参考(サンコウ)、考え(考・案は両方とも考えるの意味)出すのが考案(コウアン)、古いことについて考えるのが考古学(コウコガク)、試験(考)で選ぶのが選考(センコウ)です。考は丂、巧、号などの漢字の仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 丂』をご覧ください。

 『行(コウ・ギョウ)』xíng・hángは、道路の交差点を漢字にした象形文字です。漢字の部首は『行・ぎょうがまえ』、意味は『行く』です。

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音読みは漢音が『コウ』、呉音が『ギョウ』、唐宋音が『アン』です。訓読みは『行(い・ゆ)く』、『行(おこな)う』です。行脚(アンギャ)、行燈(アンドン)、行儀(ギョウギ)、行政(ギョウセイ)、行動(コウドウ)、行進(コウシン)の行です。

行の仲間の漢字には衡(コウ)、桁(コウ)があります。詳しくは『漢字の覚え方 行』をご覧ください。

 『高(コウ)』gāoは、高い建物を描いた象形文字です。異体字として髙があります。漢字の部首は『高・たかい』、漢字の意味は『高い』です。建物・場所・位・腕前・値段・年・収入など多くのものが対象になります。

 

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音読みは呉音・漢音が『コウ』、訓読みは『高(たか)い』です。高地にある平原を高原(コウゲン)、高い位を高位(コウイ)、高い値段を高価(コウカ)、高い評判を高名(コウミョウ)といいます。高の仲間の漢字には槁(コウ)、稿(コウ)があります。詳しくは『漢字の覚え方 高』をご覧ください。

大変縁起の良い漢字で、『あきら』、『うえ』、『かぎり』、『こう』、『すけ』、『たか』、『たかい』、『たかし』、『たけ』、『ほど』と名前に使われます。

 『合(ゴウ)』hé、gěは、器に蓋(ふた)を合わせた様子を表す象形文字です(白川)。会意文字とする説(藤堂)もあります。漢字の足し算では、亼(蓋)+口(器)=合(蓋と合わせる。合う)です。漢字の部首は『口』、意味は『合う』、『集まる』、『容量の単位』、『答える』があります。この内『答える』の意味では、竹製の容器を示す漢字『答(トウ)』を使う事になっています。

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音読みは呉音が『ゴウ(ガウ)』、漢音が『コウ』、慣用音が『ガッ』、『カッ』です。訓読みは『合(あ)う)』です、混合(コンゴウ)、連合(レンゴウ)、都合(ツゴウ)、五合(ゴゴウ)、合致(ガッチ)、合唱(ガッショウ)、合羽(カッぱ)、合戦(カッセン・ガッセン)、組合(くみあい)の合です。

発音の話をします。サ行、タ行、ハ行の前で、『ッ』発音するのを促音便(ソクオンビン)といいます。日本語では、唇と口の動きの問題で、合致(ゴウチ)、合唱(ゴウショウ)、合羽(ゴウぱ)、合戦(ゴウセン)とは言い難(にく)いので、小さい『ッ』に変えて発音します。合致(ガッチ)、合唱(ガッショウ)、合羽(カッぱ)、合戦(カッセン・ガッセン)です。これは漢字の読み方の問題ではなく、日本語の発音の問題です。合の次にサ行、タ行、ハ行の言葉が来るときは気を付けてください。

合の漢字の仲間には答(トウ)、塔(トウ)、搭(トウ)があります。詳しくは『漢字の覚え方 合』をご覧ください

 『谷(コク)』gǔは、谷を表す会意文字です。水源から水が流れ出る様子(藤堂)とされています。谷口の形を表す象形文字(白川)ともいわれています。漢字の足し算では、八(わかれる・流れる)+八(わかれる・流れる)+口(穴)=谷(水源がら水が流れ出る様子。谷)です。漢字の部首は『谷・たに』、漢字の意味は『谷(たに)』、『窪んだ所』などです。

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音読みは呉音・漢音ともに『コク』、訓読みは『谷(たに)』、『谷(や)』です。谷に流れる細い源流を渓谷(ケイコク)、谷から吹き上げる風を谷風(たにかぜ)といいます。容(ヨウ・窪んだ器)、溶(ヨウ・水の中)、浴(ヨク・水中に体をつける)などが谷の漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 谷』をご覧ください

 『国・國(コク)』guóは、境界で囲んだ国・國を表す形声文字です。漢字の足し算では囗(囲み)+或(戈・くいで囲んだ領域)=国(境界で囲んだ国)です。漢字の部首は『囗・くにがまえ』、意味は『領地』、『国家』、『郷里』です。正字は國ですが、常用漢字に登録されている国を使って下さい。異体字に四方を囲む圀があります。

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音読みは呉音・漢音ともに『コク』、訓読みは『国(くに)』です。国家(コッカ)、国語(コクゴ)、国土(コクド)、国宝(コクホウ)の国です。国の『単語家族』には、或(ワク)、域(イキ)、惑(ワク)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 或』をご覧ください。

 『黒(コク)』hēiは、煤(すす)を集めて墨(すみ)の色を表す会意文字です。煤(すす)の原料は松(まつ)、菜種油(なたねあぶら)などが使われます。松、菜種油などを燃やして煤(すす)を取り、膠(にかわ)と混ぜて墨(すみ)を作るのです。この墨の色が黒です。

甲骨文字の段階では灬(火)は使われていません。甲骨文字の字形から暵(カン・日照り)と近い関係にある漢字であろうといわれています(落合)。

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音読みは呉音・漢音ともに『コク』、訓読みは『黒(くろ)』、『黒(くろ)い』です。黒と白で黒白(コクビャク・くろしろ)、暗闇(くらやみ)の黒の世界が暗黒(アンコク)、黒い着物を黒衣(コクイ・コクエ・くろこ)といいます。

黒の『単語家族』には、墨(ボク)、黙(モク)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 黒』をご覧ください。

 『今(コン・キン)』īnは、蓋(ふた)で押さえた瞬間を示す会意文字です(藤堂)。器物の蓋(ふた)の形を表す象形・仮借(白川)とする説、指事文字とする説(鎌田)もあります。意味は『いま』、『ふくむ』です。漢字の足し算では、亼(シュウ・蓋)+一(存在)=今(蓋で押さえた瞬間。今)です。漢字の部首は『人・ひとやね』です。

今は『いま』の意味で使われ、『ふくむ』の意味では吟、含の漢字が使われます。

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音読みは呉音が『コン』で、漢音が『キン』です。訓読みは『いま』です。古今(コキン・コン)、今月(コンゲツ)、今上(キンジョウ)、今朝(けさ)、今日(コンニチ・きょう)、今年(コンネン・ことし)の今です。今朝(けさ)、今日(きょう)、今年(ことし)は常用漢字表の付表に掲載されている特別な読み方です。

今井(いまい)、今田(いまだ)、今川(いまかわ)、今(こん)、今日子(きょうこ)と人名・地名に多く使われる縁起の良い漢字です。沖縄では今帰仁(なきじん・いまき→なき)という地名があり有名です。

今は吟、含、金などが同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 今』をご覧ください。

 『才(サイ)』cáiは、才能を表す漢字です。巛(川)を遮(さえぎ)るせきを表す象形文字が元になったといわれています。切断の意味を含み、材料・素材から人間の才能を示す意味になったとされています。漢字の部首は『扌・てへん』です。漢字の意味は『能力』、『素質』です。

『説文解字』では巻六『才』部に収められています。「草木の初めなり」とあります。

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音読みは呉音が『ザイ』、漢音が『サイ』です。持ち前の能力を才能(サイノウ)、才能の働きを才覚(サイカク)、優れた人物・抜けめのない人を才子(サイシ)といいます。

我が国では年齢を表す『歳(サイ)』に代用して『才(サイ)』を使います。また、非常に良い意味の漢字で『かた』、『たえ』、『とし』、『もち』と名前に使われます。

才の『単語家族』には材(ザイ)、財(ザイ)、裁(サイ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 才』をご覧ください。

 『細(サイ)』xìは、細い様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、糸(ほそい)+囟・田(幼児の頭・小さい)=細(小児の頭のように小さい。細い。ほそい)です。漢字の旁(つくり)の部分の田は田(たんぼ)ではなく、頭を表す囟(シン)の省略形です。

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音読みは呉音が『セイ』、漢音が『サイ』、訓読みは『細い(ほそい)』、『細かい(こまかい)』です。細君(サイクン)、細工(サイク)、細密(サイミツ)、些細(ササイ)の細です。

細(サイ)は田(デン)の仲間ではなく囟(シン)の仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 囟』をご覧ください。

 『作(サ・サク)』zuòは、亻(にんべん・人の作業)に乍を足したものです。漢字の足し算では、亻(にんべん・人の作業)+乍(つくる)=作(垣根を作る。一般的にものを作ること)です。『乍』は木の枝を曲げて、垣根を作る映像です。昔は他から身を守るための垣根・砦は大事で、そのため『乍』は非常に大事な漢字でした。『作』は亻(にんべん・人の作業)を足して、一般的に作る事を全て示す漢字です。意味は『つくる』、『つくったもの』、『なる』、『動作がおこる』です。

部首の話をします。漢字の組み合わせでは、読まないほうのパーツが部首になります。『作』の場合は亻(にんべん・人)です。

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訓読みは『作る(つくる)』です。音読みは呉音と漢音は同じですが、意味の違いにより二種類あります。『サク』か『サ』です。『作る』、『作品』、『成果』の意味では『サク』と読みます。創作(ソウサク)、作品(サクヒン)、原作(ゲンサク)、豊作(ホウサク)、作戦(サクセン)の作(サク)です。

『起こる』、『振る舞い』の意味では『サ』と読むことが多いです。発作(ホッサ)、作用(サヨウ)、操作(ソウサ)の作(サ)です。詳しくは『漢字の覚え方 乍』をご覧ください

 『算(サン)』suànは、算木を数える様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、竹(算木)+日(祘の略形・十本の算木)+廾(両手)=算、竹(算木)+具(そろえる)=算(算木を数える。数える)です。漢字の部首は『竹・たけかんむり』、意味は『数(かぞ)える』、『見積もる』、『数』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『サン』、唐宋音が『ソン』です。数えることを計算(ケイサン)、成功を見積もることを成算(セイサン)、計算の方法を算術(サンジュツ)といいます。

算は、祘(サン)、纂(サン)、簒(サン)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 算』をご覧ください。

 『止(シ)』zhǐは、人の足の形を漢字にしたものです。『止まる』、『活動をやめる』、『ふるまい』の意味があります。『止』は動かない足とされています。『歩』は交互に出す足の形を漢字にしたもので『歩く』の意味があります。漢字の部首は『止・とめる』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『シ』、訓読みは『止まる(とまる)』、『止める(とめる)』で、常用外の読み方に『止める(やめる)』、『止める(とどめる)』があります。静止(セイシ)、停止(テイシ)、中止(チュウシ)、止血(シケツ)、阻止(ソシ)、挙止(キョシ)の止です。

『止』について詳しくは『漢字の覚え方 止・此』をご覧ください。

 『市(シ)』shìは、売り買いをする市場を表す形声文字です。漢字の足し算では、平(公平)+止=市(人が足を止めて、公平な売り買いをする。市)です。漢字の部首は『巾・はば』、意味は『市(いち)』、『売り買い』、『都市』です。

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音読みは呉音が『ジ』、漢音が『シ』、訓読みは『市(いち)』です。町(井戸のある町)を市井(シセイ)、朝の市場を朝市(あさいち)、取引の価格を市価(シカ)といいます。

良い意味の漢字で『いち』、『ち』、『なが』、『まち』と地名・人名に良く使われます。

 『姉(シ)』zǐは、女性の年長者を表す形声文字です。古い字体では姊と書きます。漢字の足し算では、女+柹(つるの上の方。上の)=姊・姉(女性の年長者。姉)です。

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つるの上を示して『姊(あね)』を表すのですが、弟はつるの下を示して『弟(おとうと)』を示している漢字です。

音読みは呉音・漢音ともに『シ』、訓読みが『姉(あね)』です。姉妹(シマイ)、姉婿(シセイ)、姉(ねえ)さんの姉です。姉(ねえ)さんは常用漢字表にある特別な訓読みです。

市(シ)、姉(シ)について、詳しくは『漢字の覚え方 市』をご覧ください。

 『思(シ)』sīは、思う様子を表した会意文字です。漢字の足し算では、囟(シン・幼児の頭)+心=恖・思(頭で考え思うこと。思う)です。漢字の上の部分の田は田(たんぼ)ではなく、頭を表す囟(シン)の省略形です。囟に小さいの意味があるので、細かい心配りを表すともいわれています。

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音読みは呉音・漢音ともに『シ』、訓読みが『思う(おもう)』です。思案(シアン)、思想(シソウ)、思慮(シリョ)、意思(イシ)の思です。

思(シ)は田(デン)の仲間ではなく囟(シン)の仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 囟』をご覧ください。

 『矢(シ)』shǐは、真っ直ぐな矢を象った象形文字です。漢字の部首は『矢・や』、漢字の意味は『矢』、『直進する』、『誓う』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『シ』、訓読みは『矢(や)』です。誓いの言葉を矢言(シゲン)、ずばり言いきることを矢口(シコウ)、矢の飛んでくる正面を矢面(やおもて)といいます。

矢(シ)の『単語家族』には疾(シツ)、嫉(シツ)、雉(チ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 矢』をご覧ください。

 『紙(シ)』zhǐ は、紙を表す形声文字です。漢字の足し算では、糸(紙の原料・繊維)+氏(細い刀。細い。薄い)=紙(繊維で作られた薄い紙。紙)です。漢字の部首は『糸・いとへん』、漢字の意味は『紙(かみ)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『シ』。訓読みは『紙(かみ)』です。紙と筆を紙筆(シヒツ)、和文で書かれたもの、通俗的な読み物、原稿などを草紙・草子(ソウシ)、日本古来の紙を和紙(ワシ)といいます。

紙は、氏(シ)、舐(シ)などと同じ『単語家族』(発音・意味上の漢字仲間)です。詳しくは『漢字の覚え方 氏』をご覧ください。

 『寺(ジ)』sìは、手足が動く様子を表す形声文字です。接待する様子を表します。漢の時代に西域からきた僧侶を接待しました。接待した場所を寺(てら)というようになりました。漢字の足し算では、之(足)+寸(手)=寺(手足を動かして接待する。接待する場所。寺)です。部首は『寸・すん』、意味は『接待る』、『寺』です。

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音読みは呉音が『シ』、漢音が『ジ』、訓読みは『寺(てら)』です。寺の建物を寺院(ジイン)、仏教の寺を仏寺(ブツジ)といいます。

 『時(ジ)』shíは、月日の移り変わりを示す漢字です。漢字の足し算では、日(太陽)+寺(動かす)=時(月日が移り変わる)です。漢字の部首は『日・にちへん』、漢字の意味は『月日の移り変わり』、『時間』、『そのとき』、『一日の24分の1』です。

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音読みは呉音『ジ』・漢音が『シ』。訓読みが『時(とき)』です。時の流れる間を時間(ジカン)、刻(きざ)まれた時を時刻(ジコク)、その時の価格を時価(ジカ)、戦っている時間を戦時(センジ)、潮が引いていく時を潮時(しおどき)といいます。

時の『単語家族』(発音・意味上の漢字仲間)には寺(ジ)、持(ジ)、侍(ジ)、待(タイ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方
寺』
をご覧ください。

 『自(ジ)』zìは、自分の鼻を描いた象形文字です。鼻から、自分を指す漢字として使われるようになりました。漢字の部首は『自・みずから』、意味は『自分』、『自(みずか)ら』、『より』です。

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音読みは呉音が『ジ』、漢音が『シ』、訓読みは『自(みずか)ら』です。必要なものを自ら得て生活することを自給(ジキュウ)、自分を戒めることを自戒(ジカイ)、自分で申し述べることを自白(ジハク)、自分自身の力を自力(ジリキ)といいます。

自に近い漢字には、臭(シュウ)、嗅(キュウ)、鼻(ビ)などがあります。『漢字の覚え方 自』をご覧ください。

 『室(シツ)』shìは、奥の部屋を表す形声文字です。漢字の足し算では、宀(家)+至(まっすぐ届く)=室(奥まで届いた部屋。奥の部屋)です。部首は『宀・うかんむり』。意味は『部屋』・『室(むろ)』、『家人。奥様。令嬢』です。『室(シツ)』が奥の部屋なのに対し、表の広間を『堂(ドウ)』といいます。

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音読みは呉音が『シチ』は使わず、漢音の『シツ』を使います。訓読みは『室(むろ)』です。御内室(ゴナイシツ)、職員室(ショクインシツ)、側室(ソクシツ)、暗室(アンシツ)、氷室(ひむろ)の室です。室(シツ)は至(シ)を基本とした漢字で、致(チ)、到(トウ)、窒(チツ)などの『単語家族』があります。詳しくは『漢字の覚え方 至』をご覧ください。

 『社(シャ)』shèは土地神の社(やしろ)を表す形声文字です。漢字の足し算では、ネ(神)+土(土地)=社(土地の神。やしろ)です。漢字の部首は『礻・しめすへん』、意味は『土地の神』、『社(やしろ)』、『氏神を中心にした団体』です。

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音読みは呉音が『ジャ』、漢音が『シャ』、訓読みが『社(やしろ)』です。土地の神を中心にした集まり・世界を社会(シャカイ)、神様の社(やしろ)を神社(ジンジャ)、同士の集まった団体を結社(ケッシャ)といいます。会社(カイシャ)は和製漢語で江戸末期に作られたsocietyの訳語で、現在ではcompanyの意味に使います。

『社』は、土の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 土』をご覧ください。

 『弱(ジャク)』ruòは、しなやかな飾り用の弓を表す会意文字です。漢字の足し算では、弓+彡(飾り・さんづくり))×2=弱(しなやかな飾り用の弓。しなやか。柔らかい。弱い)です。漢字の部首は『弓・ゆみ』、漢字の意味は『柔らかい』、『弱い』、『若い』です。

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音読みは呉音が『ニャク』、漢音が『ジャク』、訓読みが『弱(よわ)い』です。弱いところを弱点(ジャクテン)、年が若いことを弱年・若年(ジャクネン)、弱い者の肉を強い者が食う。力の強いものが栄えることを弱肉強食(ジャクニクキョウショク)といいます。

弱と同じ『単語家族』には、蒻(ニャク・柔らかい植物)ruo、溺(ニャク・デキ・水に弱い)niがあります。詳しくは『漢字の覚え方 弱』をご覧ください。

 『首(シュ)』shǒuは、頭髪のはえた首を象(かたど)った象形文字です。古い字体の篆文(テンブン)も載せておきます。漢字の部首は『首・くび』、漢字の意味は『首』、『はじめる』、『かしら』、『しるし』です。

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音読みは呉音の『シュ』を使い、漢音の『シュウ』は使いません。訓読みは『首・くび』、常用外の『おびと』があります。大臣のかしらを首相(シュショウ)、期間のはじめを期首(キシュ)、討ち取った敵の首を首級(シュキュウ・しるし)といいます。『かしら』、『はじめる』と良い意味に使われるので『おびと』、『かみ』、『さき』、『はじめ』と名前に使われます。

首を使った漢字には道(ドウ)、導(ドウ)があります。詳しくは『漢字の覚え方 首』をご覧ください。

 『秋(シュウ)』qiūは、収穫した麦を乾かしている様子を表わす会意文字です。漢字の足し算では、禾(穀物・麦)+火(乾かす)=秋(収穫した麦を乾かす季節。秋。あき)です。実際には火で乾かす訳ではありませんが、漢字では火が使われています。亀と火、束などが旁(つくり)に使われるなど多くの字体がありましたが、現在では『秋』が使われています。漢字の部首は『禾・のぎへん』、意味は『秋(あき)』、『重要なとき』です。

甲骨文字の研究では穀物に虫のついた漢字であったといわれています(落合)。

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音読みは呉音が『シュ』、漢音が『シュウ』、訓読みは『秋(あき)』、『秋(とき)』です。秋におりる霜を秋霜(シュウソウ)、晩(おそ)い秋を晩秋(バンシュウ)、危険がせまり生きるか亡びるかの重大な時期を危急存亡の秋(とき)といいます。

秋の『単語家族』には、愁、萩などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 秋』をご覧ください。

 『週(シュウ)』zhōuは、田んぼの周りを巡(めぐ)る様子を表わした形声文字です。漢字の足し算では、辶(進む・巡る)+周(田んぼの周り)=週(田んぼの周りを巡る。めぐる)です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、意味は『めぐる』、『日曜から土曜までの期間』です。

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音読みは呉音が『シュ・ス』、漢音が『シュウ』です。主に『日曜から土曜までの期間』に使います。一週間(イッシュウカン)、週刊誌(シュウカンシ)、先週(センシュウ)、翌週(ヨクシュウ)の週です。

週は周(シュウ)、調(チョウ)、彫(チョウ)などの漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 周』をご覧ください。

 『春(シュン)』chūnは、日の光で草木が生え出る季節を表す形声文字です。漢字の足し算では、艹(植物)+屯(草の芽)+日(太陽)=春(草木の生え出る季節。春。はる)です。漢字の部首は『日・ひ』、漢字の意味は『春(はる)』、『元気な時期』、『男女の慕う心』などです。

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音読みは呉音・漢音ともに『シュン』、訓読みは『春(はる)』です。春の立つ日を立春(リッシュン)、春の夜明け前の眠りを春眠(シュンミン)、若く元気な様子を青春(セイシュン)といいます。

純、屯、頓などが同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 屯・春』をご覧ください。

とても縁起の良い漢字で、『あずま』、『あつ』、『かす』、『かず』、『す』、『とう』、『とき』、『は』、『はじめ』、『はる』と地名・名字・人名に良く使われます。

 『書(ショ)』shūは、筆を持って文字を書く姿を表わす形声文字です。漢字の足し算では、聿(ふで)+日(者の省略形・人)=書(筆で書きつける人。書く)です。漢字の部首は『日・にち』、漢字の意味は『書(か)く』、『手紙』、『文字』、『文字のスタイル』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ショ』、訓読みは『書(か)く』です。書き記したものを書物(ショモツ、家からの手紙を家書(カショ)、書き記す役割の人を書記(ショキ)、書きものをする神聖な場所を書斎(ショサイ)、きっちり(楷)と書く文字のスタイルを楷書(カイショ)といいます。

書(ショ)は聿(イツ)を使った漢字で、筆(ヒツ)、律(リツ)などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 聿』をご覧ください。

 『少(ショウ)』shǎo、shàoは、『小(ショウ)』xiǎoに動作を示すノを加えたものをです。漢字の足し算では、小+ノ(動作)=少(小さくする。少なくする)です。漢字の部首は『小』、『小(ちい)さくする』、『少なくする』、『少し』、『足りない』、『補佐(ホサ)する』の意味があります。

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音読みは呉音・漢音ともに『ショウ』、訓読みは『少(すく)ない』、『少(すこ)し』です。年齢の足りないのを少年(ショウネン)、年齢が少ないことを年少(ネンショウ)、希(まれ)で少ないことを希少(キショウ)といいます。少将(ショウショウ)、少納言(ショウナゴン)と官位の補佐役にも少を使います。

少(ショウ)は小(ショウ)の『単語家族』で、抄(ショウ)、沙(サ)、砂(サ)、省(ショウ)などの漢字の仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 小』をご覧ください。

 『場(ジョウ)』chángは、陽のあたる場所をあらわしています。漢字の足し算では、土(地面)+昜(あたたかい)=場(あたたかい陽のあたる場所)です。漢字の部首は『土』。意味は『場所(ばしょ)』です。

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音読みは呉音の『ジョウ』が普通で、訓読みは『ば』です。工場(コウジョウ)、運動場(ウンドウジョウ)、会場(カイジョウ)、馬場(バば)、広場(ひろば)、場所(ばショ)の場です。

場は昜の単語家族で、昜、陽、楊、腸などの漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 昜』をご覧ください。

 『色(シキ・ショク)』sèは、男性と女性が身体を寄せる様子の象形文字です。部首は『色』、意味は『いろ』です。

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音読みは呉音が『シキ』、漢音が『ソク』、慣用的に読む慣用音が『ショク』です。訓読みは『色(いろ)』です。色調(シキチョウ)、景色(ケシキ)、好色(コウショク)、異色(イショク)、黄色(きいろ)の色です。

色の『単語家族』(発音・意味上の漢字仲間)には卩(セツ)、節(セツ)、即(ソク)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 卩・節』をご覧ください。

 『食(ショク)』shíは、食べ物を表す会意文字です。漢字の足し算では、亼(シュウ・あつめて蓋をする)+皀・艮(穀物を盛る様子の省略形)=食(集めてきた食物を食べる。食べる)です。漢字の部首は『食・しょく』、意味は『食(く)う』、『食(た)べる』、『日・月が欠ける』です。

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音読みは呉音が『ジキ』、漢音が『ショク』、訓読みは『食(く)う』、『食(た)べる』と常用外の『食(は)む』です。食べるものを食物(ショクモツ)・食糧(ショクリョウ)、食べ物を断つことを断食(ダンジキ)、飲むことと食べることで飲食(インショク)といいます。

食の『単語家族』(発音・意味上の漢字仲間)には喰(ショク)、飾(ショク)、蝕(ショク)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方
食』
をご覧ください。

 『心(シン)』xīnは心を描いた象形文字です。古い字体の篆文(テンブン)も載せておきます。心臓が部屋に分かれている様子がえ描かれています。漢字の部首は『心・こころ』、漢字の意味は『心臓』、『中心』、『心(こころ)』です。

漢字の世界では端(はし)の部屋を『房』、奥の部屋を『室』といいます。医学の世界では、心臓の端を心房(シンボウ)、心臓の奥を心室(シンシツ)と名付けました。漢字の素養・センスを感じる医学用語です。

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音読みは『シン』、訓読みは『こころ』です。心のうちを心中(シンチュウ)、愛し合う二人が自殺することを心中(シンジュウ)、本当の心のうちを本心(ホンシン)、心の眼を心眼(シンガン)、心の状態(地)を心地(ここち)といいます。

心地(ここち)は常用漢字の付表にのっている特別な訓読みです。

心の『単語家族』(発音・意味上の漢字仲間)には沁(シン)、芯(シン)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 心』をご覧ください。

 『新(シン)』xīnという漢字は、立(辛の省略形)に木と斤(おの)を足したものです。親族が亡くなった場合に、新しい神木を山へ切りに行きます。その神木で親族の『魂』がやどる霊牌(レイハイ)を作るのです。辛はその神木に付けた目印の針です。斤は斧(おの)です。『新』は新しく木を斧で切ることです。

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漢字の足し算では、辛(シン・目印)+木(葬儀用の木)+斤(おのづくり・斧)=新(葬儀用の木を新しく切る。新しい)です。部首は『斤・おのづくり』、意味は『新しい』です。音読みは呉音・漢音ともに『シン』、訓読みは『新しい(あたらしい)』、『あらた』、『にい』です。

新しく聞く情報が新聞(シンブン)、結婚したての細君が新妻(にいづま)、新しいことと旧いことで新旧(シンキュウ)、新しく鮮度の良いのが新鮮(シンセン)、あらためて新しくするのが更新(コウシン)、新しい宿場町が新宿(シンジュク)です。江戸時代の有名な学者に新井白石(あらいハクセキ)さんがいます。

新は辛、親と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 辛・新』をご覧ください。

 『親(シン)』qìngは、新しくできた親族の霊牌・位牌を拝む(見る)こととされています。漢字の足し算では、辛(シン・目印)+木(葬儀用の木)+見(みる・見る事)=親(親族の葬儀用の霊牌・位牌を拝む。親)です。霊牌・位牌に亡親の魂(たましい)がやどるのです。漢字の部首は『見・みる』です。

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意味は『親の霊牌』、『親』ですが、じかに接することから『自ら(みずから)』、『親しい間柄』をも意味します。音読みは呉音・漢音ともに『シン』で、訓読みは『おや』、『親しむ(したしむ)』、『親しい(したしい)』です。

父親と母親を両親(リョウシン)、親しく近い(戚)血縁者を親戚(シンセキ)、親しくせまる(切)ことを親切(シンセツ)、親しみ愛(いつく)しむことを親愛(シンアイ)、自ら書いた手紙を親書(シンショ)といいます。親切は親を切る事ではありません。切迫(セッパク・差し迫ること)という熟語から解るように、『切』にはせまるの意味があります。

『親』は辛、新、と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 辛・新』をご覧ください。

この続きは、『小学校2年生で習う漢字③』(図~読)http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/2-1959.htmlをご覧ください。

参考図書http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-c740.htmlです。漢字についてより詳しく知りたい方は、下記の本をお読みください。

篆文(テンブン)を中心にした体系的な記述・韻の説明は、諸橋轍次先生の『新漢和辞典』、藤堂明保先生の『漢字源』・『漢字の過去と未来』を参考にさせて頂いてます。

甲骨文字・金文のもつ呪術的な解釈には白川静先生の『字通』・『字統』・『漢字』・『中国古代の文化』を参考にさせて頂いています。

漢字の伝来や常用漢字の解釈については、大島正二先生の『漢字伝来』、高島俊男先生の『漢字と日本人』を参考にさせて頂いています。

日本語については、金田一京助先生の『日本語の変遷』、大野晋先生の『日本語の文法を考える』、新村出先生の『広辞苑』を参考にさせて頂いております。

最近の研究については、落合淳思先生の『漢字の成り立ち』を参考にさせて頂いております。

医学用語については伊藤正男・井村裕夫・高久史麿先生の『医学大辞典』を参考にさせて頂いております。

2014年3月16日 (日)

漢字の覚え方 可

 今日は『可(カ)』kě の漢字の仲間について説明します。可、何、荷、河、歌、苛、呵、訶という漢字がこの漢字の仲間に含まれます。基本の漢字は『可』で、読み方は『カ』、意味は『出来る』、『直角』です。漢字学者の藤堂はこのような漢字仲間について『単語家族』と表現していました。

『単語家族』の漢字は足し算で表せるので『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。可に何を足すと何、荷、河、歌、苛、呵、訶なるのかを考えます。何、歌は小学校2年生で習う漢字 、荷は小学校3年生で習う漢字 、可、河は小学校5年生で習う漢字 、苛は中学生で習う常用漢字 です。学年、学校に関係なく、漢字の足し算で一緒に覚えてしまいましょう。

 『可(カ)』kěは、咽喉(のど)で声を屈折させてやっと声を出す様子を表す会意文字です。転じてやっと許可を得ることです。漢字の足し算では、¬(屈曲)+口(くち)=可(咽喉(のど)を屈折させてやっと声を出す。許可する)です。漢字の部首は『口・くち』、漢字の意味は『許可する』、『出来る』、『直角』、『~してよろしい』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『カ』です。可決(カケツ)、可能(カノウ)、許可(キョカ)、不可(フカ)の可です。

☆文学作品で不可(いけな)い、不可(いけま)せんと読ませることがあります。

『可(カ・べき)』は小学校5年生で習う漢字 です。

 『何(カ)』héは、人に訊(たず)ねる様子を示す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、亻(人)+可(声を出す。よろしい。きく)=何(人に宜しいか聞く。何。いずれ。なんの)です。漢字の部首は『亻・にんべん』、意味は『何(なに)』です。 

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音読みは呉音が『ガ』、漢音が『カ』です。訓読みは『何(なに)』、『何(なん)』です。図形の何たるかを研究する学問を幾何(キカ)、誰か訊ねるのを誰何(スイカ)、どのような事柄かを何事(なにごと)、どんな人を何人(なんぴと)といいます。

『何(カ・なに)』は小学校2年生で習う漢字です。

 『荷(カ)』hèは、人が荷物を背負う様子(T)を表す漢字です。漢字の足し算では、艹(植物・はすの葉)+何(人が直角に曲がる)=荷(ハスの葉Tの様に、荷物を直角Tに背負う。荷う。になう)です。部首は『艹・くさかんむり』、意味は『はす』、『かつぐ』、『になう』、『荷物(にもつ)』です。

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音読みは呉音が『ガ』、漢音が『カ』です。訓読みは『荷(に)』です。かついで運ぶ物が荷物(にもつ)、はすの花を荷花(カカ)、荷物を集めることを集荷(シュウカ)、重い荷物を負(お)うことを負荷(フカ)といいます。

『荷(カ・に)』は小学校3年生で習う漢字です。

 『河(カ)』héは、黄河(コウガ)を表す漢字です。中国の都の近くで曲がっている河、黄河のことです。漢字の足し算では、氵(水)+可(曲がった)=河(曲がった河。黄河。大きな川)です。部首は『氵・さんずい』、漢字の意味は『黄河』、『大きな川』です。

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音読みは呉音が『ガ』、漢音が『カ』です。訓読みは『河(かわ)』です。黄河(コウガ)、運河(ウンガ)、大河(タイガ)、河川(カセン)、河口(カコウ・かわぐち)、魚河岸(うおがし)、河原(かわら)の河です。

『川』については『漢字の覚え方  川』をご覧下さい。

『河(カ・かわ)』は小学校5年生で習う漢字 です。

 『歌(カ)』gēは、節(ふし)をつけて声を出す歌を表す形声文字です。可は咽喉(のど)で声を屈折させて出す様子。転じて許可を与えることです。欠は身体を屈める様子です。漢字の足し算では、哥(咽喉で声を出す)+欠(身体を屈める。そらせる)=歌(身体をそらせて節をつけて歌う)です。 漢字の部首は『欠・あくび』、意味は『歌』です。異体字に『謌(カ)』geがあります。

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音読みは呉音・漢音ともに『カ』です。訓読みは『歌(うた)』、『歌う(うた)う』です。和歌(ワカ)、短歌(タンカ)、歌謡(カヨウ)、歌枕(うたまくら)の歌です。

『歌(カ・うた)』は小学校2年生で習う漢字です。

 『苛(カ)』kēは、辛(から)い植物を漢字にしたもので、つらい様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、艹(植物)+可(のど)=苛(のどに辛い植物。きつい)です。部首は『艹・くさかんむり』、意味は『きつい』、『苛(きび)しい』、『苛(むご)い』、『苛(いじ)める』です。

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艹(くさかんむり・植物)は苦(にがい・ク)・苛(からい・カ)と厳しい状態を表すことがあります。

音読みは呉音が『ガ』、漢音が『カ』です。訓読みは『苛(から)い』、『苛(きび)しい』、『苛(むご)い』、『苛(いじ)める』です。苛(むご)く酷(ひど)い状態を苛酷(カコク)、きびしい・ひどい政治を苛政(カセイ)、きびしく責めることを苛責(カセキ・カシャク)、税金をきびしく取り立てることを苛斂誅求(カレンチュウキュウ)といいます。

★苛政猛虎(カセイモウコ)とは「悪い政治の行われている所は、虎の出る所よりも恐ろしい」という意味で、悪い政治のたとえに使われます。

苛(いじ)めは虐(いじ)めとも書きます。

『苛(カ・いじめ)』は2010年より追加登録された中学生で習う常用漢字(ジョウヨウカンジ・一般社会で使用する漢字2136字)です。

 『呵(カ)』hēは、大声を出す様子を漢字にしたものです。漢字の足し算では、口+可(のど)=呵(大声を出す。笑う。どなる)です。部首は『口・くちへん』、意味は『どなる』、『笑う』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『カ』です。『はっはっ』と笑うことを呵呵(カカ)、怒鳴るように責めることを呵責(カセキ・カシャク)といいます。

『呵(カ)』は中学校で習う常用漢字から外れています。

 『訶(カ)』hēは、叱(しか)る様子を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、言+可(のど)=訶(大声で叱る。とがめる)です。部首は『言・ごんへん』、意味は『叱る』、『とがめる』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『カ』です。大きいという意味のサンスクリット語のmahaは摩訶(マカ)という漢字を当てます。摩訶不思議とは非常に不思議という意味です。叱るように責めることを訶責(カセキ・カシャク)といいます。

『訶(カ)』は中学校で習う常用漢字から外れています。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-567d.html

『漢字の覚え方 可』 可 何 河 荷 歌 苛 呵 訶

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.きょか(   )を与える。

2未来への かのう(   )性。

3.きか(   )学と統計学。

4.なにごと(   )かを問う。

5にもつ(   )を集める。

6.ふか(   )を掛ける。

7.こうが(   )。

8.一級 かせん(    )。

9.わか(   )を詠む。

10.元気の出る うた( )。

11.厳しく かせき(   )する。

12.かせい(   )は虎よりも猛なり。

13.まか(   )不思議。

解説です。基本の漢字は可です。何は亻(にんべん)を足して何、荷物はハスの葉をイメージして荷、黄河は河、歌(うた)は欠を足して歌、きついは苦い植物で艹(くさかんむり)を足して苛、大声を出す・笑うは口を足して呵、叱(しか)るは言を足して訶です。 

解答です。許可、可能、幾何、何事、荷物、負荷、黄河、河川、和歌、歌、唄、苛責、呵責、訶責、苛政、摩訶。

漢字の覚え方 家

 漢字には『単語家族』と呼ばれる漢字の仲間があります。今日は『家(カ)』jiāという字を中心とした『単語家族』を説明します。この『単語家族』には家、嫁、稼という漢字が含まれます。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えるのが便利です。『家』に何を足したら、嫁、稼になるのかを考えていきます。家は小学校2年生で習う漢字 、嫁、稼は中学校で習う常用漢字です。学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 『家(ケ・カ)』jiāは、家を表す会意文字です。漢字の成り立ちの解釈は諸説あります。豕を家畜(豚・ぶた)とし、家は大切な家畜と住む建物。豕を犠牲とし呪術的な護(まも)りのある建物。いずれも家畜が関係しています。

漢字の足し算では、宀(家)+豕(豚)=家(家畜と住む建物。家)です。字の部首は『宀・うかんむり』、漢字の意味は『家(いえ)』、『国』、『学問・技術の専門家』、『家柄(いえがら)』です。

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音読みは呉音が『ケ』、漢音が『カ』、訓読みは『家(いえ)』、『家(や)』です。国家(コッカ・、国も家も国の意味)は国を指します。家屋(カオク・家も屋も家の意味)を家を指します。その家の生計を家計(カケイ)、武士の家を武家(ブケ)、その学問・技術の専門家の長を家元(いえもと)、家の主(あるじ)を家主(カシュ・やぬし)といいます。

『家(ケ・カ・いえ)』は小学校2年生で習う漢字です。

 『嫁(カ)』jiàは、嫁(とつ)いだ嫁(よめ)を表す形声文字です。漢字の足し算では、女(女性)+家(いえ)=嫁(他家に嫁いだ女性。嫁)です。字の部首は『女・おんなへん』、漢字の意味は『嫁(よめ)』、『嫁(とつ)ぐ』です。

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音読みは呉音が『ケ』、漢音が『カ』、訓読みは『嫁(よめ)』、『嫁(とつ)ぐ』です。嫁をとることを嫁取・嫁娶(カシュ)、兄さんの嫁で兄嫁(あによめ)、嫁を使った特別な訓読みに許嫁(いいなずけ)があります。

『嫁(カ・よめ)』は中学校で習う常用漢字です。

 『稼(カ)』jiàは、稼(かせ)ぐ様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、禾(稲)+家=稼(稲を家に入れる。収穫する。稼ぐ)です。字の部首は『禾・のぎへん』、漢字の意味は『収穫する』、『稼ぐ(かせぐ)』です。

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音読みは呉音が『ケ』、漢音が『カ』、訓読みは『稼(かせ)ぐ』です。生活を支える仕事を稼業(カギョウ)、機械などが働いている状態を稼働(カドウ)、農閑期に地元を離れて仕事をすることを出稼ぎ(でかせぎ)といいます。

『稼(カ・かせぐ)』は中学校で習う常用漢字です。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-8b09.html   

『漢字の覚え方 家』 家 稼 嫁 

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.古い いえがら(    )。

2.かちく(    )の豚と牛。

3.かぞく(    )で会食。

4.日本 こっか(    )。

5.ぶけ(    )屋敷。

6.よめ(  )を娶(めと)る。

7.いいなずけ(    )。

8東京に でかせ(    )ぎに行く。

9.原子力発電 かどう(    )中。

解説です。基本の漢字は家、嫁(よめ)は女を足して嫁、稼(かせ)ぐは禾(のぎへん・稲)を足して稼です。

解答です。家柄、家畜、家族、国家、武家、嫁、許嫁、許婚、出稼ぎ、稼働

漢字の覚え方 間

 漢字には『単語家族』と呼ばれる漢字の仲間があります。今日は『間(カン)』jiān・jiànという字を中心とした『単語家族』を説明します。この『単語家族』には間、簡、閑という漢字が含まれます。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめた漢字を覚えるのが便利です。『間』に何を足したら、簡、閑になるのかを考えていきます。間は小学校2年生で習う漢字 、簡は小学校6年生で習う漢字 、閑は中学生で習う常用漢字です。学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 『間・閒(カン)』jiān・jiànは、門(モン)のすきまからに月が見える様子を表した会意文字です。漢字の足し算では、門+月(つき)=閒(門のすきま。あいだ。ま。へだてる)です。本来の漢字は月を使った『閒』でしたが、『間』がつかわれています。漢字の部首は『門・もんがまえ』、意味は『間(あいだ)』、『間(ま)』、『しばし』、『へだてる』、『門の間の長さ』です。

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音読みは呉音が『ケン』、漢音が『カン』、訓読みは『あいだ』、『ま』、『はざま』です。一間(イッケン)、人間(ニンゲン・ジンカン)、期間(キカン)、間口(まぐち)、間柄(あいだがら)の間です。

音読みの呉音、漢音については『呉音と漢音』をご覧ください。

重要な漢字で『ちか』、『はし』、『ま』と名前に使われます。聖徳太子の生母に間人皇女(はしひとひめみこ)がいらっしゃいます。

間人皇女が騒乱から京丹後市に身を寄せ、戻る(退座・タイザ)ときに名を送ったことに因(ちな)んで、間人(たいざ)という地名があり、有名です。

『間(ケン・カン・あいだ)』は小学校2年生で習う漢字です。

 『簡(カン)』jiǎnは、竹製の文書・書類(竹簡・チクカン)を表す形声文字です。紙のなかった頃は、竹の札に漢字を書いて、一枚ずつ綴(と)じていました。一枚ずつ間が空くので『簡』といいます。漢字の成り立ちは、竹(竹製)+間(あいだ)=簡(竹製の書類。竹簡。ちくかん)です。漢字の部首は『竹・たけかんむり』、漢字の意味は『竹簡(チクカン)』です。

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音読みは呉音が『ケン』、漢音が『カン』です。竹製の文書を竹簡(チクカン)、一枚の簡を簡単(カンタン)と言い、複雑でないことを指します。簡単で質素な様を簡素(カンソ)、簡単ですっきりした様子を簡潔(カンケツ)と言います。

『簡(カン)』は小学校6年生で習う漢字です。

 『閑(カン)』xiánは、閑(ひま)な時間を表す形声文字です。もともと門に閉める木のことを示す漢字でしたが、『間』の『しばし』、『ひま』という意味を受け継いで専用の漢字になりました。中世以降、木の落ち着いた感じからでしょうか『ひま』を表現する漢字として好んで使われるようになりました。

漢字の成り立ちは、門(門)+木=閑(門を閉める木。間の意味をを受け継いで暇。ひま)です。漢字の部首は『門・もんがまえ』、漢字の意味は『閑(ひま)』です。

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『閑』に門を守る、閉めるの意味はもうありません。閉、関、閂と『門を守る』、『閉(し)める』の意味では他に漢字が沢山あります。

音読みは呉音が『ゲン』、漢音が『カン』です。訓読みは『閑(ひま)』です。人がまばらで、いないことを閑散(カンサン)、農業の準備期間を農閑期(ノウカンキ)、長く時間のあることを長閑(のどか)と言います。

非常に情緒深い、良い意味の漢字で『しず』、『もり』、『のり』、『やす』、『より』と名前に使われます。

閑(ひま)は暇(ひま)とも書きます。

『閑(カン・ひま)』は中学生 で習う常用漢字です。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-172e.html

『漢字の覚え方 間』 間 簡 閑

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.修行 きかん(    )中。

2.仲の良い あいだがら(    )。

3.にんげん(    )性の問題。

4.まぐち(    )が広い。

5.かんけつ(    )な表現。

6.かんたん(    )な問題。

7.かんそ(    )な生活。

8.のどか(    )な一日。。

9.のうかん(    )期の出稼ぎ。

解説です。基本の漢字は間、簡単は竹(たけかんむり)を足して簡、閑(ひま)は日を木に換えて閑です。

解答です。期間、間柄、人間、間口、簡潔、簡単、簡素、長閑、農閑。

2014年3月 9日 (日)

漢字の覚え方 方

 漢字には発音・意味・構造上の漢字の仲間があります。今日は『方(ホウ)』fāngという字を中心とした漢字の仲間について説明します。この漢字の仲間には方、放、防、妨、訪、芳、紡、坊、肪、房、旁、傍、謗、倣という漢字が含まれます。漢字学者の藤堂は、このような漢字の中mについて『単語家族』という言葉を使って説明していました。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので『単語家族』ごとに漢字をまとめて覚えると便利です。『方』に何を足したら、放、防、坊、妨、肪、房、旁、傍、倣になるのかを考えていきます。方は小学校2年生で習う漢字 、放は小学校3年生で習う漢字 、防は小学校5年生で習う漢字 、訪は小学校6年生で習う漢字 、紡、房、芳、妨、坊、肪、紡、倣、傍は中学校で習う常用漢字です。学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 基本の漢字である『方(ホウ)』fāngは、左右に張り出す耒(すき)を描いた象形文字(ショウケイモジ)です(藤堂)。左右の方向を表します。漢字の部首は『方』、漢字の意味は『方向』、『向き』、『方法』です。

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『説文解字』では、小舟を左右につないだ二そうの船(ふね)を表す意味のことが書かれています。

音読みは呉音・漢音ともに『ホウ』、訓読みは『方(かた)』です。方位(ホウイ)、方角(ホウガク)、方面(ホウメン)、上方(ジョウホウ・かみがた)、行方(いきかた・ゆくえ)の方です。

行方(ゆくえ)は常用漢字の付表に載っている特別な訓読みです。

『方(ホウ・かた)』は小学校2年生で習う漢字 です。

 『放(ホウ)』fàngは、放つ(はなつ)様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、方(左右)+攵(手の動作)=放(左右に自由にのばす。放つ)です。漢字の部首は『攵・ぼくづくり』、意味は『放つ』、『遠くにやる』、『そのままにしておく』です。

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動作を表す攵(ぼくづくり)は、篆文で攴(ボク)pū、楷書体では攵(ボク)pū のデザインをとります。

音読みは呉音・漢音ともに『ホウ』、訓読みは『放(はな)つ』、『放(はな)れる』です。追放(ツイホウ)、放火(ホウカ)、放流(ホウリュウ)、放置(ホウチ)、放し飼い(はなしがい)の放です。

『放(ホウ・はなつ)』は小学校3年生で習う漢字 です。

 『倣(ホウ)』fǎngは、左右に似たものを並べる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、亻(側に置く)+放(左右)=倣(左右に似たものを並べる。倣う。ならう)です。漢字の部首は『亻・にんべん』、意味は『倣(なら)う』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ホウ』、訓読みは『倣(なら)う』です。模倣(モホウ)という熟語以外はあまり使いません。

『倣(ホウ・ならう)』は中学校で習う常用漢字です

 『防(ボウ)』fángは、土盛りを左右に広げて防ぐ(ふせぐ)様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、阝(土盛り)+方(左右)=防(土盛りを左右に広げて防ぐ。ふせぐ)です。漢字の部首は『阝・こざとへん』です。意味は『防ぐ(ふせぐ)』です。

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音読みは呉音が『ボウ』、漢音が『ホウ』、訓読みは『防ぐ(ふせぐ)』です。防止(ボウシ)、消防(ショウボウ)、防風(ボウフウ)、予防(ヨボウ)、堤防(テイボウ)の防です。

『防(ボウ・ふせぐ)』は小学校5年生で習う漢字 です。

 『訪(ホウ)』fǎngは、左右に言葉を広げて訪(たず)ねる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、言(言葉)+方(左右)=訪(左右に言葉を広げて訪ねる。訪れる)です。漢字の部首は『言・ごんべん』です。意味は『訪ねる(たずねる)』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ホウ』、訓読みは『訪ねる(たずねる)』、『訪れる(おとずれる)』です。訪問(ホウモン)、来訪(ライホウ)、探訪(タンボウ)の訪です。

『訪(ホウ・たずねる)』は小学校6年生で習う漢字 です。

 『妨(ボウ)』fángは、 女性の前に立って行く手を妨(さま)げる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、女+方(左右)=妨(女性の前に立って行く手を妨げる)です。漢字の部首は『女・おんなへん』、意味は『妨(さま)げる)』です。

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音読みは呉音が『ボウ』、漢音が『ホウ』、訓読みは『妨(さま)げる)』です。妨害(ボウガイ)の妨です。

『妨(ボウ)』は中学校で習う常用漢字です。

 『芳(ホウ)』fāngは、 植物の良い香りが四方に広がる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、艹(植物)+方(左右・四方)=芳(植物の良い香りが四方に広がる。芳しい)です。漢字の部首『艹・くさかんむり』、訓読みは『芳(かんば)しい』、『芳(こう)ばしい』です。『こうばしい』は『香ばしい』と書くのが普通です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ホウ』、訓読みは『芳(かんば)しい』、『芳(こう)ばしい』です。芳香(ホウコウ)、芳醇(ホウジュン)の芳です。とても良い意味の漢字なので、かおり、かおる、かんばし、はな、ふさ、もと、よしと名前に使われるます。

『芳(ホウ)』は中学校で習う常用漢字です。

 『彷(ホウ)』pángは、 人が彷徨(さまよ)う様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、彳(行く)+方(左右・四方)=彷(左右に行く。彷徨う。さまよう)です。漢字の部首『彳・ぎょうにんべん』、訓読みは『彷徨(さまよ)う』です。

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音読みは呉音が『ボウ』、漢音『ホウ』、訓読みは『彷(さまよ)う』です。さまよい歩くことを彷徨(ホウコウ)といいます。

彷(さまよ)うは彷徨(さまよ)うと書くことが多いです。

『彷(ホウ)』は常用漢字から外れています。

 『紡(ボウ)』fǎngは、 左右の繊維から糸を紡ぐ(つむぐ)様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、糸+方(左右)=紡(左右の繊維から糸を紡ぐ。つむぐ)です。漢字の部首は『糸・いとへん』、漢字の意味は『紡(つむ)ぐ』です。

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音読みは呉音が『ボウ』、漢音が『ホウ』、訓読みは『紡(つむ)ぐ』です。紡績(ボウセキ)、紡織(ボウショク)の紡です。

『紡(ボウ)』は中学校で習う常用漢字です。

 『坊(ボウ)』fāngは、 左右の道路に囲まれた街の一画を表す形声文字です。漢字の足し算では、土(土地)+方(左右)=坊(左右の道路に囲まれた街の一画。坊)です。一画にある建物も坊といい、そこの主人が坊主(ボウズ)です。寺院の建物から僧侶を坊主(ボウズ)といいます。転じて幼い子供も坊(ボウ)やといいます。漢字の部首は『土・つちへん』、漢字の意味は『街』、『家』、『僧侶』、『男の子』、『人』です。

平安京では東西方向の大路を条(ジョウ)、南北方向の大路を坊(ボウ)と呼び、大路に囲まれた一辺550mの区画も坊(ボウ)と呼んでいました。坊(ボウ)をさらに16分割した区画がが町(チョウ)です。

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音読みは呉音が『ボウ』、漢音が『ホウ』です。寺院の建物の主を坊主(ボウズ)、僧の住む家を僧坊(ソウボウ)、朝まで寝てしまった人を朝寝坊(あさねボウ)、ケチな人をけちん坊(ボウ)といいます。

『坊(ボウ)』は中学校で習う常用漢字です。

 『肪(ボウ)』fángは、 身体についた脂肪を表す形声文字です。漢字の足し算では、月(肉)+方(左右)=肪(身体についた左右の脂肪。あぶら)です。漢字の部首は『月・にくづき』、意味は『脂肪(しぼう)』です。

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音読みは呉音が『ボウ』、漢音が『ホウ』です。脂肪(シボウ)の肪です。旨(うま)いこってりした脂(シ・あぶら)と一緒に使います。脂肪(シボウ)の他にはあまり使わない漢字です。

『肪(ボウ)』は中学校で習う常用漢字です。

 『房(ボウ)』fángは、 母屋の左右に張りだした部屋を表す形声文字です。漢字の足し算では、戸(戸・家)+方(左右)=房(母屋の左右に張りだした部屋。部屋)です。漢字の部首は『戸・とだれ』、漢字の意味は『部屋』、『寝室』、『住居』、『小さくわかれた部屋』、『房(ふさ)』です。

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音読みは呉音が『ボウ』、漢音が『ホウ』、訓読みは『房(ふさ)』です。房(部屋)を暖めることを暖房、仕事をする房(住居・家)を工房(コウボウ)、書斎を文房(ブンボウ)、部屋持ちの高位の女官を女房(ニョウボウ)、ブドウなどの小さくわかれた部分を房(ふさ)といいます。

『房(ボウ)』は中学校で習う常用漢字です。

 『旁(ボウ)』pángは、 両わきを表す形声文字です。漢字の足し算では、方(方向)+ニ+八(開く)=旁(中心から両方向に広がる。かたわら)です。ニ+八の部分がデフォルメされて、漢字の上の部分になっています。漢字の部首は『方・ほう』、意味は『旁(かたわら)』と、漢字の右側の部分の『旁(つくり)』です。

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音読みは呉音が『ボウ』、漢音が『ホウ』、訓読みは『旁(かたわら)』、『旁(つくり)』です。漢字の扁(ヘン)と旁(つくり・ボウ)で扁旁(ヘンボウ)、直系から分かれた系統を旁系(ボウケイ)、そばで観ているのを旁観(ボウカン)といいます。同じ意味の常用漢字の『傍』が好んで使われます。

『旁(ボウ)』は常用漢字ではありません。

 『傍(ボウ)』pángは、 両わきをを表す形声文字です。漢字の足し算では、亻(人間)+旁(かたわら)=傍(中心から両方向に広がる。かたわら)です。漢字の部首は『亻・にんべん』、意味は『傍(かたわら)・傍(かたわ)ら』です。

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イ(にんべん)は側(そば)を表す漢字に良く使われます。木のそばで休むのが休(キュウ・やすむ)、
、身分の高い人のそばに仕えるのが侍(ジ・はべる)、そばにいる人が 伴(ハン・ともなう)、契約のそばにいる人が 側(ソク・そば)です。

イ(にんべん)は価、倹、借、値、俸、債、償、儲のように人の経済活動を表す漢字にも使われます。

音読みは呉音が『ボウ』、漢音が『ホウ』、訓読みは『傍(かたわら)』です。路の傍らを路傍(ロボウ)、漢字の偏(ヘン)と傍(つくり・ボウ)で偏傍(ヘンボウ)、直系から分かれた系統を傍系(ボウケイ)、路の傍らを路傍(ロボウ)といいます。

旁若無人・傍若無人(ボウジャクブジン)というのは、旁ら・傍らに人が無い様に(若く・ごとく)振る舞う失礼な行為をいいます。

『傍(ボウ)』は中学校で習う常用漢字です。

 『謗(ボウ)』bàngは、 悪口を言い広める様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、言(言葉)+旁(かたわらに広げる)=謗(悪口を言い広める。そしる。謗る)です。漢字の部首は『言・ごんべん』、意味は『謗(そし)る』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ホウ』、慣用音が『ボウ』です。訓読みは『謗(そし)る』です。人を悪く言って傷つけることを謗傷(ボウショウ)、悪口を言って誹(そし)・謗(そし)ることを誹謗(ヒボウ)といいます。

『そしる』は『謗(そし)る』、『誹(そし)る』、『譏(そし)る』とも書きます。誹(そし)るは非の仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 非』をご覧ください。

『謗(ボウ)』は常用漢字ではありません。

 『膀(ボウ)』bǎng、pángは、人体で尿(ニョウ・ゆばり)をためる内臓器官を表す形声文字です。漢字の足し算では、月(身体)+旁(広がる)=膀(広がる袋。尿をためておく内臓器官。胱。ゆばりぶくろ)です。漢字の部首は『月・にくづき』、意味は『膀(ゆばりぶくろ)』です。漢字の世界では、胱(コウ・広がる袋)http://bit.ly/1Xsc1Mt と一緒に使い、膀胱(ボウコウ)として尿をためる内臓器官を表します。

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音読みは呉音が『ボウ』、漢音が『ホウ』、訓読みが『膀(ゆばりぶくろ)』です。

『膀(ボウ)』は常用漢字から外れています。

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.神奈川 ほうめん(   )に逃走。

2.かみがた(   )落語。

3ゆくえ(   )不明。

4.永久 ついほう(    )。

5.鮭稚魚の ほうりゅう(    )。

6.よぼう(    )注射。

7.ていぼう(    )の決壊。

8.ほうもん(    )販売。

9.ぼうがい(    )工作。

10.ほうこう(    )剤。

11.糸を つむ(  )ぐ。

12.ぼうせき(    )工場。

13.御寺の ぼうず(    )。

14.しぼう(    )分の多い料理。

15.ガラス こうぼう(    )。

16.ぶんぼう(    )具。

17.扁・偏(へん)と つくり(  )。

18.ろぼう(    )の石。

19.ひぼう(    )中傷。

解説です。基本の漢字は方、放つは攵(ぼくづくり・手の動作)を足して放、防ぐは阝(こざとへん)を足して防、訪ねる言葉を足して訪、妨(さまた)げるは女を足して妨、芳(かぐわ)しいは艹(くさかんむり)を足して芳、紡(つむ)ぐは糸を足して紡、坊は通りの意味で土を足して坊、脂肪のは月(にくづき)を足して肪、房は戸を足して房、旁(かたわ)らは二と八を足して旁、常用漢字の傍(かたわ)らはさらに亻(にんべん)を足して傍。謗(そし)るは旁に言を足して謗です。

解答です。方面、上方、行方、追放、放流、予防、堤防、訪問、妨害、芳香、紡ぐ、紡績、坊主、脂肪、工房、文房、旁、傍、路傍、誹謗。

漢字の覚え方 包

 漢字には『単語家族』と呼ばれる漢字の仲間があります。今日は『包(ホウ)』bāoという字を中心とした『単語家族』を説明します。この『単語家族』には包、抱、砲、胞、飽、泡という漢字が含まれます。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとに漢字をまとめて覚えると便利です。『包』に何を足したら抱、砲、胞、飽になるのかを考えていきます。包は小学校4年生で習う漢字 、抱、砲、胞、飽は中学校で習う常用漢字です。学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 基本の漢字である『包(ホウ)』bāoは、お腹の子供の姿を表す象形文字(ショウケイモジ)です。勹(つつみがまえ)と己・巳(子供の形)からなっています(藤堂)。漢字の部首は『勹・つつみがまえ』、漢字の意味は『つつむ』、『とりこむ』です。

『説文解字』には、子の未(いま)だ形を成さざるを象(かたど)る也とあります。正しくは巳を使った漢字ですが、常用漢字では己を使って包(ホウ)と書きます。

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音読みは呉音が『ヒョウ』、漢音が『ホウ』です。訓読みは『包む(つつむ)』です。『庖(ホウ)』の代用字としても『包』を使います。包帯(ホウタイ)、包装(ホウソウ)、庖丁・包丁(ホウチョウ)の包です。

包(ホウ・つつむ)は小学校4年生で習う漢字です。

 『抱(ホウ)』bàoは、手に抱(かか)える様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、扌(手の動作)+包(つつむ)=抱(手で抱きかかかえる。抱く)です。漢字の部首は『扌・てへん』。意味は『抱(かか)える』、『抱(だ)く』、『心に思う』です。

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音読みは呉音が『ボウ』、漢音が『ホウ』、訓読みは『抱(かか)える』、『抱(だ)く』、『抱(いだ)く』です。介抱(カイホウ)、抱負(ホウフ)、辛抱(シンボウ)、抱擁(ホウヨウ)、抱腹(ホウフク)の抱です。

抱(ホウ・だく)は中学校で習う常用漢字です。

 『砲(ホウ)』pàoは、大砲を表す形声文字です。漢字の足し算では、石(いし)+包(丸いもの)=砲(石をはじく。大砲)です。漢字の部首は『石・いしへん』です。もとは弩(ド・石を発射する兵器)の意味でしたが、現代では火薬を使った大砲・鉄砲を指します。

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音読みは呉音が『ヒョウ』、漢音が『ホウ』、訓読みは常用外の『砲(つつ)』があります。大砲(タイホウ・おおづつ)、砲弾(ホウダン)、砲丸(ホウガン)、鉄砲(テッポウ)の砲です。

砲(ホウ・つつ)は中学校で習う常用漢字です。

 『胞(ホウ)』bāoは、胎児を包む膜を表す形声文字です。漢字の足し算では、月(身体)+包(胎児)=胞(胎児を包む膜。えな)です。漢字の部首は『月・にくづき』です。意味は『えな(胎児を包む膜)』、『つつむ膜』です。

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音読みは呉音が『ヒョウ』、漢音が『ホウ』です。胎児を包む膜を胞衣(ホウイ・えな)、小さい組織を細胞(サイボウ)、同じ国で生まれた(胞)ものを同胞(ドウホウ)といいます。

胞(ホウ)は中学校で習う常用漢字です。

 『飽(ホウ)』bǎoは、 食べ飽きた様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、飠(食べる・食物)+包(包む。丸い)=飽(お腹がまるく膨れる。 食べ飽きる)です。漢字の部首は『飠・しょくへん』、漢字の意味は『飽きる(あきる)』です。

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音読みは呉音が『ヒョウ』、漢音が『ホウ』です、訓読みは『飽(あ)きる』です。飽食(ホウショク)、飽和(ホウワ)、飽き性(あきしょう)の飽です。

飽(ホウ・あきる)は中学校で習う常用漢字です。

 『泡(ホウ)』pàoは、 泡(あわ)の様子を描いた形声文字です。漢字の足し算では、氵(液体)+包(包む・丸い)=泡(丸い液体状の泡。あわ)です。漢字の部首は『氵・さんずい』です。漢字の意味は『泡(あわ)』、『はかない』です。

『あわ』は漢字で『沫(マツ)』mò http://bit.ly/1Xp0NHp とも書きます。

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音読みは呉音が『ヒョウ』、漢音が『ホウ』、訓読みが『泡(あわ)』と常用外の『泡(あぶく)』です。泡沫(ホウマツ・うたかた)、泡立つ(あわだつ)、泡銭(あぶくぜに)、口角泡(あわ)を飛ばすの泡です。

泡(ホウ・あわ)は中学校で習う常用漢字です。

 『鮑(ホウ)』bàoは、塩で包まれた塩漬けの魚を表す形声文字です。漢字の足し算では、魚(さかな)+包(包む)=鮑(塩で包まれた塩漬けの魚)です(藤堂)。漢字の部首は『魚・さかな』です。漢字の意味は『鮑(しおうお)』です。

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音読みは呉音が『ヒョウ』、漢音が『ホウ』、訓読みが『鮑(しおうお)』です。我が国では、鮑(しおうお)の意味では使うことはありません。『包(ホウ)』を丸い、包むの意味にとって、鮑(あわび)にこの漢字をあてています。

鮑(あわび)は虫(むし)を使って蚫(あわび)とも書きます。鰒(あわび)http://bit.ly/24ecyY7 とも書きます。

漢字の世界では、蛤(はまぐり)、蜆(しじみ)http://bit.ly/ZCbIEZ 、蚫(あわび)、蝸牛(かたつむり)http://bit.ly/1MuznJy と貝類を虫を使って表すことがあります。

鮑(ホウ)は常用漢字から外れています。部首索引 魚(うお・さかな) も御覧ください。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-01ff.html

『漢字の覚え方 包』 包 抱 泡 砲 胞 飽

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.ほうたい(    )を巻く。

2.ほうふ(    )を述べる。

3.病人を かいほう(    )する。

4.ほうがん(    )投げ。

5.てっぽう(    )の伝来。1543年。

6.さいぼう(    )膜。

7.ほうわ(    )水溶液。

8.昼食メニューに あ(  )きる。

9.卵白を あわ(  )立てる。

10.口角 あわ(  )を飛ばす。

11.磯の あわび(  )の片想い。

解説です。基本漢字は『つつむ』で包、抱(だ)くは扌(てへん)を足して抱、大砲は石を足して砲、胎児の膜は月(にくづき)を足して胞、食べ飽きるは飠(しょくへん)を足して飽、泡(あわ)は氵(さんずい)を足して泡、蚫・鮑(あわび)は虫・魚を足して蚫・鮑です。

解答です。包帯、抱負、介抱、砲丸、鉄砲、細胞、飽和、飽きる、泡、泡。鮑、鰒、蚫。

漢字の覚え方 亡

 漢字には『単語家族』と呼ばれる漢字の仲間があります。今日は『亡(ボウ)』wáng、wúという字を中心とした『単語家族』を説明します。この『単語家族』には亡、忘、忙、望、妄、盲、茫、罔、網、魎、荒、慌という漢字が含まれます。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。亡に何を足したら忘、忙、望、妄、盲、茫、罔、網、荒、慌になるのかを考えていきます。望は小学校4年生、亡、忘は6年生、忙、妄、盲は中学校で習う常用漢字です。学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 基本の漢字である『亡(モウ・ボウ)』wáng、wúは、人が死んだことを表す会意文字(カイイモジ)です。古い字体の篆文(テンブン)を見てください。人(人間)を乚(囲い)で隠しています。漢字の足し算では、人(人間)+乚(囲い)=亡(人間が隠れる。なくなる。亡びる)です。漢字の部首は『亠・なべぶた』、漢字の意味は『亡びる(ほろびる)』、『逃げる』、『亡い(ない)』です。

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音読みは二通りあります。『亡びる(ほろびる)』wángの意味では呉音が『モウ』、漢音が『ボウ』、『亡い(ない)』wúの意味では呉音が『ム』、漢音が『ブ』です。訓読みは『亡い(ない)』と『亡びる(ほろびる)』です。頼りにならないものを亡頼(ブライ・ムライ)、他国へ逃げることを亡命(ボウメイ)、死んだ人を亡者(モウジャ)、生きるるか死ぬかを存亡(ソンボウ)といいます。

『亡(モウ・ボウ)』は小学校6年生で習う漢字です。

音読みには古いに、呉音(ゴオン)と言って最初に漢字を輸入した時の呉(江南)地方の音、漢音(カンオン)と言って遣唐使が持ち帰った唐時代の長安の音、鎌倉・室町時代入ってきた唐宋音(トウソウオン)があります。

中国では音の変化があった事が知られています。mの音が時代とともにb、wの音に変わりました。この発音の変化は呉音と漢音の発音にも影響が見られます。

『亡』の場合、呉音は『モウ』、漢音は『ボウ』です。日本に最初に輸入したときは『モウ』と発音していたのが、時代とともにボウと発音するようになったのです。呉音、漢音どちらの音が残っているのかは中国と日本で違う場合が多く、日本では呉音、漢音とも残ってしまった場合もあって厄介です。

呉音と漢音については『呉音と漢音』もご覧ください。

 『忘(ボウ)』wàngは、忘れる様子を表した形声文字です。漢字の足し算では、亡(ない)+心=忘(心がない・忘れる)です。漢字の部首は『心・こころ』です。

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音読みは呉音が『モウ』、漢音が『ボウ』、訓読みは『忘(わす)れる』です。忘れ去ることを忘却(ボウキャク)、年末に一年の苦労を忘れることを忘年(ボウネン)、人からの恩を忘れることを忘恩(ボウオン)といいますです。

『忘(ボウ)』は小学校6年生で習う漢字です

 『忙(ボウ)』mángは、忙しい様子を表すを形声文字です。漢字の足し算では、忄(心)+亡(なくなる)=忙(心がなくなるほど忙しい)です。漢字の部首は『忄・りっしんべん』です。

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音読みは呉音が『モウ』、漢音が『ボウ』です。訓読みは『忙しい(いそがしい)』です。多いに忙しいのが多忙(タボウ)、忙しい最中を忙中(ボウチュウ)といいます。

『忙(ボウ)』は中学校で習う常用漢字です。

『忙(いそが)しい』の反対の漢字は『閑(ひま)』や『暇(ひま)』です。閑(カン)は間(カン)、簡(カン)と同じ単語家族です。『漢字の覚え方 間』、『漢字の覚え方 叚』もご覧ください。

 『妄(モウ・ボウ)』wàngは、みだりな様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、女+亡(なくなる)=妄(男性が女性に心を奪われる。みだり)です。漢字の部首は『女・おんな』、意味は『みだり』、『でたらめに』です。

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音読みは呉音が『モウ』、漢音が『ボウ』です。みだりに想うことを妄想(モウソウ)、でたらめな言葉を妄言(モウゲン・ボウゲン)といいます。

『妄(モウ・ボウ)』は中学校で習う常用漢字です。

 『盲(モウ)』mángは、 目が見えない様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、亡(ない)+目=盲(目が見えない)です。漢字の部首は『目・め』です。

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音読みは呉音の『ミョウ』は使わず、漢音の『モウ』を使います。眼の不自由な方の役に立って大事なパートナーになる犬を盲導犬(モウドウケン)といいます。よく考えずに人に従うことを盲従(モウジュウ)、うっかり見落とす点を盲点(モウテン)といいます。

『盲(モウ)』は中学校で習う常用漢字です。

 『望(モウ・ボウ)』wàngは、 遠くの月を待ち望む様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、亡(ない)+月+壬(人が伸びあがる)=望(遠くの月を待ち望む)です。漢字の部首(月・つき)、漢字の意味は『遠方を見る』、『待ち望む』、『良い評判』、『満月』です。

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音読みは呉音が『モウ』、漢音が『ボウ』です。訓読みは『望(のぞ)む』、『望(もち)』です。待ち望むことを待望(タイボウ)、本当に望んでいることを本望(ホンモウ)、評判の良い人格を人望(ジンボウ)、満月を望月(ボウゲツ・もちづき)といいます。

非常に縁起の良い漢字で、『望月』、『望岡』、『望野』と人名、地名に使われるほか、『のぞみ』、『のぞむ』、『み』、『もち』と名前に使われます。

『望(モウ・ボウ)』は小学校4年生で習う漢字です。

漢字の世界では『みる』について、ニュアンスの違いがあります。

見(み)る 目立つ。目に止まる。現れる。見(ケン)http://bit.ly/ZCbIEZ

視(み)る 真っ直ぐ視る。注意して視る。視(シ)http://bit.ly/1Vps6QQ

看(み)る 手をかざして看る。よくみる。看(カン)http://bit.ly/1Z5TbdM

診(み)る 細かいところまですみずみまでみる。診(シン)http://bit.ly/1ygC0wK

察(み)る すみずみまでみる。察(サツ)http://bit.ly/1zwPD77

覧(み)る 高い所から下を覧る。覧(ラン)http://bit.ly/25ApacQ

臨(のぞ)む 高い所から下を臨む。臨(リン)http://bit.ly/1WvVxot

監(み)る 上から下のものをみて、みさだめる。監(カン)http://bit.ly/25ApacQ

観(み)る 多くのものを比べて観る。批評する。観(カン)http://bit.ly/11kw1b1

眺(なが)める 右に左にと広く見渡す。眺(チョウ)http://bit.ly/2t44mNH

望(のぞ)む 遠くの見えにくいものをもとめみる。望(ボウ)http://bit.ly/1v84fty

 『茫(ボウ)』mángは、 草原で茫然(ボウゼン)と漂(ただよ)う様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、艹(草原)+氵(水に漂う)+亡=茫(茫然と漂う)です。漢字の部首は『艹・くさかんむり』です。

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音読みは呉音が『モウ』、漢音が『ボウ』です。平原で茫然としている様子を茫然(ボウゼン)といいます。『茫』は常用漢字から外れています。

呆然 (ボウゼン)とは呆(あき)れた様子をいいます。

『茫(ボウ)』は常用漢字から外れています。

 『罔(モウ)』wǎngは、 罔(あみ)を被せる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、网(あみ)+亡(見えなくする)=罔(網を使って見えなくする。網で捕らえる。くらい)です。漢字の部首は『网・あみがしら』、漢字の意味は『網(あみ)』、『網で捕らえる』、『くらい』です。糸を足した網(あみ)の方が使われるため、この漢字は使われません。

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音読みは呉音が『モウ』、漢音が『ボウ』、訓読みが『罔(あみ)』、『罔(くらい)』です。魚を捕る罔を漁罔(ギョモウ)といいます。この漢字を使った有名な文章に『論語』の「学ビテ而思ハ不レバ即チ罔(くら)シ」(学んでも考えなければ物事に暗い)というのがあります。

『罔(モウ)』は常用漢字から外れています。

 『網(モウ)』wǎngは、 網(あみ)を表す形声文字です。漢字の足し算では、糸+罔(見えなくする)=網(糸製の網。あみ)です。漢字の部首は『糸・いとへん』、漢字の意味は『網(あみ)』、『網で捕らえる』です。『あみ』と言えば、糸を足した『網(あみ)』の方を使います。

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音読みは呉音が『モウ』、漢音が『ボウ』、訓読みが『網(あみ)』です。魚を捕る網を漁網(ギョモウ)、水中に引き立てる固定式の網を建網(たてあみ)、金属製の網を金網(かなあみ)といいます。

『網(モウ・あみ)』は中学校で習う常用漢字です。

我が国では生産性に富む非常に重要な漢字で『網川』、『網谷』、『大網』、『徳網』、『網走』、『曳網』と地名・苗字に良く使われる漢字です。

 『魍(モウ)』wǎngは、 罔(あみ)を被せて見えなくする・人を惑わす化け物を表す形声文字です。漢字の足し算では、鬼(化け物)+罔(網を使って見えなくする)=魍(網を使って見えなくする・人を惑わす化け物)です。漢字の部首は『鬼・おに、きにょう』、漢字の意味は『人を惑わす化け物』です。

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音読みは呉音が『モウ』、漢音が『ボウ』です。山・水・木・石などの精気から生じる怪物で、人を化かすと言われています。様々な化け物を魑魅魍魎(チミモウリョウ)といいます。魑魅が山の妖怪、魍魎が川の妖怪とも説明されています。

『魍(モウ)』は中学校で習う常用漢字から外れています。

魑魅魍魎(チミモウリョウ)の漢字について

魑(チ)は『漢字の覚え方 离』 http://bit.ly/2iAAGmXをご覧ください。

魅(ミ)は 『漢字の覚え方 未』 http://bit.ly/1CD39q4 をご覧ください。

魍(モウ)は『漢字の覚え方 亡』 http://bit.ly/1v84fty をご覧ください。

魎(リョウ)は『漢字の覚え方 両』 http://bit.ly/1YGsCgb をご覧ください。

 『虻(ボウ・あぶ)』méngは、小さい虫の虻(あぶ)を表す形声文字です。漢字の足し算では、虫(むし)+亡(見えにくい)=虻(小さくて見えにくい虫。あぶ)です。部首は『虫』、漢字の意味は『虻(あぶ)』です。牛や馬などにたかり血を吸います。実際はそれほど小さい虫ではありませんが、牛に比べるとはるかに小さいです。

音読みは呉音が『ミョウ』、漢音が『モウ』、慣用音が『ボウ』で、訓読みが『虻(あぶ)』です。二つのものを得ようとして両方得られないことを虻蜂(あぶはち)取らずといいます。

欲を出し過ぎると失敗するという譬(たと)えです。

虻(ボウ・あぶ)は常用漢字から外れています。部首索引 虫(むし) も御覧ください。

 『荒(コウ)』huāngは、荒れ果てた土地を表す形声文字です(藤堂)。漢字の成り立ちとしては荒れた川・むなしい川と解釈します。漢字の足し算では、艹(農地・土地)+亡(ない)+川=荒(荒れ果てて、実りのない荒地。作物が育たない)です。漢字の部首は『艹・くさかんむり』、漢字の意味は『荒れた土地』、『作物が育たない』、『荒々しい』、『大変大きい』です。川の部分を抜け落ちた髪と解釈し、『荒(コウ)』は放置された死体とする説(白川)もあります。漢字の意味は同じです。

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音読みは呉音・漢音ともに『コウ』、訓読みが『荒(あら)い』、『荒(あ)れる』、『荒(あ)らす』です。mang、wangの音が変化してhuに変わったので読み方が違います。荒れた土地・非常に広い土地を荒野(コウヤ・あらの)、作物の育たない年を荒年(コウネン)、とてつもなく大きい事を荒唐(コウトウ)といいます。

危険を示したり、大変大きい様子を表す非常に重要な漢字で、『荒川』、『荒木』、『荒』、『荒舘』、『荒立』、『荒野』、『荒田』と地名・苗字に使われる漢字です。

『荒(コウ)』は中学校で習う常用漢字です。

 『慌(コウ)』huāngは、慌てる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、忄(心)+荒(荒れる)=慌(荒れた心。慌てる。おそれる)です。漢字の部首は『忄・りししんべん』、漢字の意味は『慌てる』、『恐れる』、『途方にくれる』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『コウ』、訓読みが『慌(あわ)てる』、『慌(あわ)ただしい』です。恐れ慌てることを恐慌(キョウコウ)、途方に暮れてぼんやり(惚・コツ)する状態を慌惚(コウコツ)といいます。

慌惚(コウコツ)は、恍惚(コウコツ)とも書きます。光(ひかり)http://bit.ly/1Xsc1Mt でぼんやり(惚・コツ)http://bit.ly/1WobCsLする様子を表します。

『慌(コウ)』は中学校で習う常用漢字です。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-8d94.html 

『漢字の覚え方 亡』 亡 忙 忘 妄 虻 望 盲 網 茫 荒 慌

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.他国へ ぼうめい(   )する。

2.権力の もうじゃ(   )。

3.ぼうきゃく(   )の彼方。

4.ぼうねん(   )会。

5.師走の たぼう(    )。

6.誇大 もうそう(    )。

7.もうてん(    )に気なっていた。

8.じんぼう(    )が厚い。

9.もちづき(    )とは満月のこと。

10.かなあみ(    )を用いる。

11.こうや(    )を彷徨(さまよ)う。

12.こうとう(    )無稽(むけい)。

13.あわただ( )しい様子。

14.世界大 きょうこう(    )。

解説です。基本漢字は亡、忘れる心を足して忘、忙しいは忄(りっしんべん)を足して忙、妄(みだ)りは女を足して妄、盲は目を足して盲、望は月を壬を足して望、網は糸に罔を足して網、荒れるは艹(くさかんむり)と川を足して荒、慌(あわ)てるは忄(りっしんべん)を荒に足して慌です。

解答です。亡命、亡者、忘却、忘年、多忙、妄想、盲点、人望、望月、金網、荒野、荒唐、慌しい、恐慌。

2014年3月 2日 (日)

漢字の覚え方 度

 漢字には発音・意味・構造上んお漢字の仲間があります。今日は『度(ド)』dù、duóという字を基本とした漢字の仲間を説明します。この仲間には度、渡、鍍という漢字が含まれます。

漢字は足し算で表わす事が出来るものについては、意味を考えて漢字の足し算で覚えると便利です。『度』に何を足したら渡、鍍になるのかを考えてます。度は小学校3年生で習う漢字 、渡は中学生で習う常用漢字です。学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 基本の漢字である『度(ド)』dù、duóは尺度・程度を表す形声文字です。漢字の足し算では、庶(多く)+又(手)=度(多くのもの手を使ってはかる目盛。基準)です。漢字の部首は『广・まだれ』、意味は『目盛』、『基準』、『程度』、『回数』、『はかる』です。

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漢字の足し算では、席+又(手)=度(席の順位をきめる。基準)という説もあります。漢字の部首、漢字の意味は同じです。

音読みは呉音が『ド』、漢音が『ト』、訓読みが『たび』ですが、『はかる』や『準備する』の意味で動詞に使うときには呉音で『ダク』、漢音で『タク』と読みます。計量の標準や判断・評価などの基準を尺度(シャクド)、高低・強弱・多少などの度合を程度(テイド)、社会の統治者によって定め られた決まりごとを制度(セイド)、予定されている物事に必要なものをそろえることを支度・仕度(シタク)、 三回のことを三度(サンド・みたび)、他人の気持ちを推し量ることを忖度(ソンタク)といいます。

支度(シタク)と仕度(シタク)は同じ意味の熟語です。『支』に『はかる』や『準備する』の意味があり、支度の方が好まれて使われます。

我が国では、希望の助動詞『たい』の連用形『たく』に、『心をおしはる』の『度(タク)』duóの漢字を宛てていたことがありました。例文「下度候。(くだされたくそうろう)」

『度(ド・たび)』は小学校3年生で習う漢字です。

 『渡(ト)』dùは一歩一歩川を渡る様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、氵(水)+度(基準)=渡(基準のように一歩一歩川を渡る。わたる)です。漢字の部首は『氵・さんずい』、意味は『渡(わた)る』です。

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音読みは呉音が『ド』、漢音が『ト』、訓読みが『渡(わた)る』です。渡来(トライ)、渡航(トコウ)、渡し場(わたしば)の渡です。

我が国では『渡』は非常に重要な漢字です。『川を渡る』、『海を渡る』、『船で渡る』、『神様が渡る』の意味があり、渡辺、渡邉、渡邊、渡部、渡会、渡来、度会と苗字に多く使われます。

ソチオリンピック、ノルディック複合ノーマルヒル、渡部暁人選手、銀メダル獲得おめでとうございます。

『渡(ト・わたる)』は中学生 で習う常用漢字です。

 『鍍(ト)』dùは、金属に鍍金(めっき)する様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、金(金属)+度(少しずつ渡す)=鍍(金属を少しずつ全体に行き渡らせる。めっきする)です。漢字の部首は『金・かねへん』、意味は『鍍(めっき)する』です。

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音読みは呉音が『ド』、漢音が『ト』、訓読みが『鍍(めっき)』、『鍍金(めっき)』です。金や銀などの薄い層を金属の表面に固着させることを鍍金(トキン・めっき)といいます。

『鍍(ト)』は中学校で習う常用漢字から外れています。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-f0a5.html

『漢字の覚え方 度』 度 渡

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.せいど(    )を改革。

2.被害の ていど(    )が小さい。

3.気温が25ど(  )を超える。

4.食事の したく(    )。

5.相手の気持ちを そんたく(   )する。

6.わた(  )し舟。

7.外国からの とらい(   )品。

8.客船で とこう(    )する。

9.仏像に めっき(    )を施す。

解説です。程度(テイド)・支度(シタク)は基本漢字の度、渡(わた)るは氵(さんずい・水)を足して渡、鍍・鍍金(めっき)は金を足して鍍です。

解答です。制度、程度、度、支度、仕度、忖度、渡し、渡来、渡航、鍍金。

漢字の覚え方 同

 漢字には『単語家族』と呼ばれる漢字の仲間があります。今日は『同(ドウ)』tóngという字を基本とした『単語家族』を説明します。この『単語家族』には同、銅、胴、筒、洞、桐という漢字が含まれます。

『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。『同』に何を足したら銅、胴、筒、洞、桐になるのかを考えていきます。同は小学校2年生で習う漢字 、銅は小学校5年生で習う漢字 、胴は中学生 、筒、洞は中学生 で習う常用漢字です。中学何年生で習うかは教科書によって異なります。学校に関係なく一緒に覚えましょう。

 基本の漢字である『同(ドウ)』tóngは、穴を開けた板を表す漢字です。囗(四角い板)と口(口・穴)からなっています。漢字の部首は『口・くち』、漢字の意味は『同じ』、『あつまる』、『中空の』です。

板に穴をあける事で、板の両側が通じて、『同じ』になるの解釈です。『同じ』になるから転じて『集まる』の意味にになったとされます。

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『同(ドウ)』tóngを会合の席で使う筒型の容器・祝器とする解釈もあります。『同席』から『同じ』、『集まる』の意味にになったとされます。

音読みは呉音が『ヅウ』、漢音が『トウ』ですが、慣用的に読まれる(慣用音)『ドウ』を使います。訓読みは『同じ(おな)じ』です。同席(ドウセキ)、合同(ゴウドウ)、同意(ドウイ)、同盟(ドウメイ)の同です。

『同(ドウ・おなじ)』は小学校2年生で習う漢字です。

 『筒(トウ)』tǒngは、竹製の筒を漢字にした形声文字です。『同』に筒型の容器の意味があります。漢字の足し算では、竹+同(中空の)=筒(竹製の筒型の容器。筒)です。漢字の部首は『竹・たけかんむり』です。

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音読みは漢音の『トウ』が普通で、呉音の『ヅウ』は使いません。訓読みは『つつ』です。封筒(フウトウ)、筒井(つつい)、竹筒(たけづつ)の筒です。

『筒(トウ・つつ)』は中学生 で習う常用漢字です。

 『胴(ドウ)』dòngは、人間の胴体を表す形声文字です。漢字の足し算では、月(にくづき・身体の一部)+同(中空の)=胴(中空の身体の部分。人の胴体)です。漢字の部首は『月・にくづき』、漢字の意味は『胴体』です。

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音読みは呉音が『ヅウ』、漢音が『トウ』ですが、慣用的に読まれる(慣用音)『ドウ』を使います。胴体(ドウタイ)、銅巻(ドウまき)の胴です。

『胴(ドウ)』は中学生 で習う常用漢字です。

 『銅(ドウ)』tóngは、金属の銅Cuを表す形声文字です。漢字の足し算では、金(金属)+同(穴)=銅(穴のあけやすい柔らかい金属。銅)です。漢字の部首は『金・かねへん』です。

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音読みは呉音が『ヅウ』、漢音が『トウ』ですが、慣用的に読まれる(慣用音)『ドウ』を使います。訓読みは常用外の『あかがね』があります。銅板(ドウバン)、青銅(セイドウ)、分銅(ブンドウ)の銅です。

大和言葉では、黄色に輝く金を黄金(こがね)、白く輝く銀を銀(しろがね)、赤く輝く銅(あかがね)、黒く輝く徹を鉄(くろがね)と呼んでいました。

金(キン)は今(キン)の『単語家族』、銀(ギン)は艮(コン)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 今』、『漢字の覚え方 艮』をご覧ください。

『銅(ドウ・あかがね)』は小学校5年生で習う漢字です。

 『洞(ドウ)』dòngは、水のある 洞穴(ほらあな)の様子を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、氵(水)+同(中空の)=洞(水のある洞穴。ほら)です。漢字の部首は『氵・さんずい』です。意味は『洞(ほら)』、『つきぬける』、『みぬく』です。洞窟の奥にあるものを見る事から『みぬく』の意味が生まれました。

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音読みは呉音が『ヅウ』、漢音が『トウ』ですが、慣用的に読まれる(慣用音)『ドウ』を使います。訓読みは『ほら』です。空洞(クウドウ)、洞穴(ドウケツ)、洞察(ドウサツ)の洞です。

『洞(ドウ・ほら)』は中学生 で習う常用漢字です。

 『桐(トウ)』tóngは、真っ直ぐな樹木の桐(きり)を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、木+同(胴体のような。まっすぐな)=桐(真っ直ぐな木。桐)です。漢字の部首は『木・きへん』です。

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真っ直ぐで軽いので、琴、箪笥、下駄などの材料に使われる樹木です。人名では俳人の河東碧梧桐(かわひがしヘキゴトウ)さん、地名では群馬県の桐生市(きりゅう)が有名です。

音読みは呉音が『ヅウ』、漢音が『トウ』、慣用音が『ドウ』です。訓読みの『きり』が使われます。梧桐(ゴトウ・あおぎり)、桐梓(トウシ)、桐生(きりゅう)、桐箪笥(きりタンス)の桐です。

『桐(トウ・きり)』は人名用漢字です。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-6883.html

『漢字の覚え方 同』 同 筒 胴 銅 洞 桐

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.宴会で どうせき(    )。

2.三国 どうめい(    )。

3.葉書と ふうとう(    )。

4.頭と どうたい (    )。

5.金銀 どう(  )。

6.せいどうき (     )文化。

7.どうけつ(    )を探検する。

8.どうさつ(    )力が鋭い。

9.群馬県 きりゅう(    )市。

解説です。同じには基本漢字の『同』、竹の筒(つつ)には竹を足して『筒』、胴体は月を足して『胴』、銅は金を足して『銅』、洞窟は水を足して『洞』、植物の桐(きり)は木を足して『桐』です。

解答です。同席、同盟、封筒、胴体、銅、青銅器、洞穴、洞察、桐生

河東碧梧桐の句に「赤い椿白い椿と落ちにけり」があります。椿の花の落下の瞬間を詠んだ句といわれ、赤い椿と白い椿の鮮やかさが明瞭で素晴らしい句です。

小学校2年生で習う漢字③(図~読)

ブログの許容量の関係で『小学校2年生で習う漢字①』(羽~言)と 『小学校2年生で習う漢字②』(戸~親)、 『小学校2年生で習う漢字③』(図~読)、 『小学校2年生で習う漢字④』(内~話)に分割しています。ご了承下さい。

漢字の説明の前に、漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の漢字辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字の成り立ちについて、四種類あるとしました。中学の教科書に掲載されるようになったので、解説致します。

①.物の形を象った(かたどった)『象形文字』(ショウケイモジ)、②.象形文字を基に点を打つことにより示された『指事文字』(シジモジ)、③.文字を組み合わせて造った『会意文字』(カイイモジ)、④.意味と音を示す文字を組み合わせた『形声文字』(ケイセイモジ)の四種です。『会意文字』と『形声文字』は漢字の足し算で表す事が出来ます。二年生の漢字については一覧にしてありますので象形・指事・会意・形声 二年生も御覧ください。

漢字の成り立ちについての解釈は四通りです。どの時代の漢字に重点を置くか、また「説文解字(セツモンカイジ)」にどれほど敬意を払うかにより、解釈が違う場合が稀にあります。ある辞書では『見』を象形文字、別の辞書では目+儿の会意文字としています。漢字の解釈については諸説あることを御承知下さい。

 『図(ズ・ト)』túは、地図を描いた会意文字です。省略されていない字体は圖で領地と倉庫を囗の紙面に書き入れたものされています。漢字の足し算で覚えるならば、囗(四角い紙)+啚(領地と倉庫)=図・圖(領地と倉庫を書き入れた地図。地図。図)です。漢字の部首は(囗・くにがまえ)、意味は『地図(ちず)』、『えがく』、『図(はか)る』です。図に書くことから、手立てを検討する『図る』の意味が生まれました。

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音読みは呉音が『ズ』、漢音が『ト』、訓読みは『図(はか)る』です。地図と書物・本を図書(トショ・ズショ)、地形を書いたものが地図(チズ)、絵のこと・絵にかくことを図画(ズガ)、調子の良い事を図(ズ)に乗るといいます。合理化を図(はか)る、便宜を図(はか)るも図を使います。

 『数(スウ)』shùは、順序よく数える様子を表す会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、娄(順序)+攵(動作)=数(順序よく数える。数える)。漢字の部首は『攵・ぼくづくり』、意味は『数(かぞ)える』、『回りあわせ』、『運命』、『暦の計算』、『しばしば』です。

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旧字体は『數』ですが、常用漢字体の『数』を使って下さい。

数(スウ・かず)は婁・娄(ル・ロウ)の仲間の漢字です。『漢字の覚え方 婁』 もご覧ください。

音読みは呉音が『シュ』、漢音が『ス』、慣用音が『スウ』です。訓読みは『数(かず)』、『数(かぞ)える』です。漢字的には、割り切れない(奇)かたよった数を奇数(キスウ)、ペア(偶)になる数を偶数(グウスウ)といいます。普通でないめぐりあわせが数奇(スウキ)、暦の計算を暦数(レキスウ)、算数(サンスウ)といいます。

 『西(サイ・セイ)』xīは、ざる・かご・鳥の巣を描いた象形文字です。ざるから流れ去る方向・日の去る方向から、西の方角を示す漢字になりました。洒(セイ・洗い流す)、栖(セイ・鳥の巣)に西の元の意味(流れる・鳥の巣)が残っています。漢字の部首は『西・にし』、漢字の意味は『西』、『西洋』です。

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音読みは呉音が『サイ』、漢音が『セイ』、訓読みが『西(にし)』です。西遊記(サイユウキ)、西瓜(セイカ・スイカ)、東西(トウザイ)、西洋(セイヨウ)、関西(カンサイ)、関西(カンセイ)学院の西です。西に単語家族には洒(セイ・洗い流す)、栖(セイ・鳥の巣)、茜(あかね・夕焼けの色)があります。詳しくは『漢字の覚え方 西』をご覧下さい。

 『声・聲(セイ・ショウ)』shēngは、磬(ケイ)と呼ばれる石板をたたく音を聞く様子を示す会意文字です。音を聞くことから声(こえ)を意味するようになりました。漢字の足し算では、磬(石板をたたく)+耳=聲・声(石板の音を聞く。音。声)です。漢字の部首は『士・さむらい』、意味は『声(こえ)』、『音』、『音階』です。

正しい字は『聲』ですが、常用漢字に登録されている『声』を使って下さい。

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音読みは呉音が『ショウ』、漢音が『セイ』です。訓読みは『声(こえ)』、『声(こわ)』です。声望(セイボウ)、音声(オンセイ)、歓声(カンセイ)、声明(セイメイ・ショウミョウ)、声色(こわいろ)の声です。

 『星(セイ・ショウ)』xīngは、清らかな星を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、日(にちへん・星)+生(きよらか)=星(清らかに光る星。星)です。部首は『日・にちへん』、意味は『星』です。古い字体では日の部分が晶(星が三つ)になっていました。

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音読みは呉音が『ショウ』、漢音が『セイ』です。訓読みは『ほし』です。星雲(セイウン)、惑星(ワクセイ)、明星(ミョウジョウ)、綺羅星(キラぼし)の星です。星は生、性、牲と同じ単語家族です。詳しくは『漢字の覚え方 生』をご覧ください。

 『晴(セイ)』qíngは、晴れてる様子を表す漢字です。漢字の足し算では、日(にちへん・太陽)+青=晴(空が晴れていて青い。晴れ)です。漢字の部首は『日・にちへん』、意味は『晴れ(はれ)』です。

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音読みは呉音が『ジョウ』は使わず、漢音の『セイ』が普通です。訓読みが『晴れる』です。晴天(セイテン)、快晴(カイセイ)、日本晴れ(にほんばれ)、見晴らし(みはらし)の晴です。晴は青、清、靖と同じ単語家族です。詳しくは『漢字の覚え方 青』をご覧ください。

 『切(セツ)』qiē・qièは、骨を切る映像を漢字にしたものです。『七』が数字の7を表すようになったため、刀を加えた『切(セツ)』が切ることを表す漢字になりました。漢字の足し算では、七(なな・切る)+刀(かたな)=切(刃物で切る)です。漢字の部首は『刀』、意味は『きる』です。刃物が骨にせまる映像ですから『せまる』、『ぴったりする』の意味があります。

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音読みは漢音の『セツ』が普通で、呉音の『サイ』もあります。訓読みは『切る(きる)』、『切れる(きれる)』がです。『切る』の意味で、切断(セツダン)、切腹(セップク)、切開(セッカイ)。『せまる・近い』の意味で、切迫(セッパク)、切実(セツジツ)、大切(タイセツ)、親切(シンセツ)。『ぴったりする』の意味で適切(テキセツ)。仏教の言葉で『すべての意味で』一切(イッサイ)などと使います。

『切』は七、叱と同じ単語家族です。詳しくは『漢字の覚え方 七・切』をご覧ください。

親切(シンセツ)は近く親しくするの意味で、親を切ることではありません。

 『雪(セツ)』xuěは、雲から雪が降っている様子の会意文字です。漢字の足し算では、雨+彗(掃き清める)=雪(汚れを清める雪。雪)です。漢字のの部首は『雨・あめかんむり』、意味は『雪』、『雪(すす)ぐ』です。

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音読みは呉音が『セチ』、漢音が『セツ』、訓読みは『雪(ゆき)』、常用外の『雪(すす)ぐ』、『雪(そそ)ぐ』です。大雪(ダイセツ・タイセツ・おおゆき)、淡雪(あわゆき)、深雪(シンセツ・みゆき)、雪辱(セツジョク)の雪です。

雪辱(セツジョク)とは辱(はじ)を『雪(すす・そそ)ぐ』ことで、雪のように清めることです。

常用漢字の付表では吹雪(ふぶき)、雪崩(なだれ)と読みます。

 『線(セン)』xiànは、細い線を表す形声文字です。漢字の足し算では、糸+泉(細い泉)=線(糸の様に細い泉。線。せん)です。もともとは糸+戔(浅い)=綫(細い糸。綫。せん)という漢字でしたが、泉の方が好まれ、『線(セン)』の字が使われています。部首は『糸・いとへん」』です。意味は『糸のように細いもの』、『すじ』、『線路』などです。中国では綫の簡略字体の『线(セン)』xiànが使われています。

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音読みは呉音・漢音ともに『セン』です。真っ直ぐな線を直線(チョクセン)、電気の通る線を電線(デンセン)、鉄道の通る細長い路を線路(センロ)、海と空の境の線を水平線(スイヘイセン)といいます。

線は泉と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 泉』をご覧ください。

 『船(セン)』chuánは、川に沿って進む船を漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、舟+㕣(川が低い所へ流れる)=船(川に沿って進む船)です。漢字の部首は『舟・ふね』意味は『ふね』です。舟は丸木舟を表した象形文字です。一般的に、小型のものを舟、大型のものを船、さらに大型のものを舶としています。

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音読みは呉音・漢音ともに『セン』、訓読みは『ふね』です。船員(センイン)、船舶(センパク)、客船(キャクセン)、船酔い(ふなよい)、屋形船(やかたぶね)の船です。船は㕣、沿、鉛と同じ単語家族です。

詳しくは『漢字の覚え方 㕣』をご覧ください。

 『前(ゼン)』qiánは、前へ進む様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、止(前へ進む足)+舟(前へ進む)+刂(刀・切りそろえる)=前(前に進む。前)です。漢字の部首は『刂・りっとう』、漢字の意味は『前』、『以前の』、『進む』、『揃(そろ)える』、『おまえ』です。

前の漢字の部分である月は舟を表す月(ふなづき)です。元の漢字が舟だったので月の中を点で書きます。揃、煎にその名残り(月の中が点)があります。

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音読みは呉音が『ゼン』、漢音の『セン』、訓読みは『前(まえ)』です。常用外の読み方に『前(さき)』があります。前と後ろで前後(ゼンゴ)、今より(以・より)前で以前(イゼン)、前に居る人をお前(まえ)、前に進むことを前進(ゼンシン)といいます。

前の『単語家族』には、揃、煎、剪、翦、彅などの仲間の漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 前』をご覧ください。

『組(ソ)』zǔは、糸を組んだ様子を表した形声文字です。意味は『組む』です。漢字の足し算では、糸+且(重ねる)=組(糸を重ねる。組む)です。部首は『糸・いとへん』です。

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音読みは漢音の『ソ』が普通で、呉音の『ス』は使いません。訓読みは『組む(くむ)・組(くみ)』です。組成(ソセイ)、組織(ソシキ)、組合(くみあい)の組です。

組は祖 助 査 租 粗 狙と同じ単語家族です。詳しくは『漢字の覚え方 且』 をご覧ください。

 『走(ソウ)』zǒuは、人が走る姿を表した会意文字です。漢字の足し算では、大(大人の人)+疋(足)=走(人が走る。走る)です。漢字の部首は『走・はしる』、意味は『走る』、『逃げる』、『走らす』です。

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音読みは呉音が『ス』、漢音が『ソウ』、訓読みは『走(はし)る』です。敗れて逃げることを敗走(ハイソウ)、競って走ることを競走(キョウソウ)、人の手足になって走る狗(いぬ)を走狗(ソウク)といいます。

走(ソウ)は疋(ソ)を使った漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 疋』をご覧ください。

 『多(タ)』duōは、肉が重なって多い様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、夕(肉)+夕(肉)=多(肉が重なって多い。多い)です。漢字の部首は『夕・ゆう』、漢字の意味は『多(おお)い』、『たくさんある』、『積み重なる』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『タ』、訓読みは『多(おお)い』です。多いのと少ないので多少(タショウ)、見聞が広い事を多聞(タモン)、多くの方面に才能があることを多才(タサイ)といいます。多は移(イ)、侈(シ)などと同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 多』をご覧ください。

 『太(タ・タイ)』tàiは、太(ふと)い様子を表す形声文字です。泰(タイ)の略字です。漢字の足し算では、大+両手+水=泰・太(たっぷりの水を使う。たっぷり。太い)です。漢字の部首は『大・だい』、漢字の意味は『ゆったり』、『太い』、『たくさん』、『かなり』、『年長者・祖父』です。

略字の太(タイ)については指事文字とする考え方もあります。

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音読みは呉音・漢音ともに『タイ』、慣用音が『タ・ダ』、訓読みが『太(ふと)い』、『太(ふと)る』です。ゆったりした平和の様を泰平・太平(タイヘイ)、かなり昔の事を太古(タイコ)、祖父のことを太公(タイコウ)、昔の最高行政機関を太政官(ダイジョウカン・ダジョウカン)といいます。

太は大と同じ単語家族です。詳しくは『漢字の覚え方 大』をご覧ください。

 『体(體)(タイ)』tǐは、体の各部分が骨でつながっている様子を表す漢字です。体は簡略字体で、體が本字です。漢字の足し算では、骨(ほね)+豊(きちんと並ぶ)=體(体の部分が骨で順につながる。体)です。漢字の部首は『イ・にんべん』、意味は『からだ』、『組み立て方・スタイル』、『表面の姿』、『身につける』、『実際』です。

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音読みは呉音が『タイ』、漢音が『テイ』、訓読みは『体(からだ)』です。身(体の中身)と体(体のつながり)のことを身体(シンタイ)、ものの形や表面の姿を体裁(テイサイ)、実際に経験することを体験(タイケン)、字のスタイルを字体(ジタイ)といいます。

体(體)(タイ)は豊(レイ)と同じ単語家族です。詳しくは『漢字の覚え方
礼』
をご覧ください。

 『台・臺(ダイ)』táiは、字体は二通りあります。臺は高い台を表す漢字です。漢字の足し算では、土+高+至(届く)=臺(土を高く積んだ台。台)です。意味は『台』です。

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台の方は、漢字の足し算ではム(イ・道具)+口(人間)=台(人間が道具で何か始める。始める)です。意味は『始める』、『もとになる』です。

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もともと近い漢字でしたが、現在では一緒になって『台』という漢字で使われます。漢字の部首は『口・くち』、意味は『高い台』、『始める』、『もとになる』です。転じて車を数える言葉にも使用されます。

音読みは呉音が『ダイ』、漢音が『タイ』です。高い台が高台(たかダイ)、もとになる帳面が台帳(ダイチョウ)、もとになる本が台本(ダイホン)です。また大きな風の颱(タイ)の代わりにも使われます。颱風(タイフウ)は台風(タイフウ)と書くことが多いです。

台は胎(タイ)、始(シ)などの漢字と同じ単語家族です。詳しくは『漢字の覚え方 ム・台』をご覧ください。

 『池(チ)』chíは、横に広がった溜め池を示す形声文字です。自然な状態の水を沼、人工的に掘った水たまりを池といいます。漢字の足し算では、氵(さんずい・水)+也(横に広がる)=池(横に広がった水面)です。漢字の部首は『氵・さんずい』です。

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音読みは漢音の『チ』が普通で、呉音の『ヂ』と読む事はありません。訓読みは『いけ』です。貯水池(チョスイチ)は水を貯める(たくわえる)池、電池(デンチ)は電気ををためる液状の容器、溜め池(ためいけ)は水を溜(とど)める池、古池(ふるいけ)は古くからある池です。

 『地(チ)』dìは、地面の広がりを漢字にした形声文字です。漢字の足し算では、土(つちへん・土)+也(横に広がる)=地(平らにのびた大地のこと。地面)です。意味は『地面』、『もとのまま』、立つ地面から『立場』です。『地』は漢の頃から使われた比較的新しい漢字で、古い書物には『墜(チ)』という漢字が使われています。

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音読みは漢音が『チ』、呉音が『ヂ』、『ジ』です。地面(ジメン)、地声(ジごえ)、地元(ジもと)、地主(ジぬし)、土地(トチ)、地上(チジョウ)、地位(チイ)、現地(ゲンチ)、心地(ここチ)の地です。池・地は也と同じ漢字の仲間です。詳しくは詳しくは『漢字の覚え方 它・也』をご覧ください。

『心地(ここチ)』は常用漢字の付表にある特別な読み方です。『こころチ』とは読まないようにしましょう。戦争に負ける前までは、地面はヂメンでした。『地』は『チ』だからです。現在では発音上の区別がないので『ジ』と書くことになっています。

 『知(チ)』zhīは、物事の本質を言い当てることを表す漢字です。漢字の足し算では、矢+口(言い当てる)=知(矢のように真っ直ぐに物事の本質を言い当てる。知る)です。漢字の部首は『矢・や』、漢字の意味は『知(し)る』、『知らせる』、『心得ている』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『チ』、訓読みは『知(し)る』です。相手に知らせることを通知(ツウチ)、物事を心得ている地方の長官を知事(チジ)、昔からの知り合いを旧知(キュウチ)、物事の本質を判断する心の動きを知恵(チエ)といいます。知は智と同じ単語家族です。詳しくは『漢字の覚え方 知』をご覧ください。

動詞系を『知』、名詞系を『智』と分けて漢字を使っていたようですが、智のかわりに知を使うのが一般的です。

 『茶(チャ)』cháは、飲み物のお茶を表す漢字です。もとは一画多い荼(ト)tuと書きました。漢字の足し算では、艹(植物)+余(のばす)=茶・荼(葉を蒸してのばして製した茶。茶)です。緊張をのばす飲み物という解釈もあります。

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音読みは呉音が『ジャ』、漢音が『タ』、唐宋音が『サ』、慣用音が『チャ』です。茶会(サカイ・チャカイ)、茶碗(チャワン)、喫茶店(キッサテン)の茶です。茶は余、途、徐などと同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 余』をご覧ください。

 『昼(チュウ)』zhòuは、昼間の間(あいだ)を表す漢字です。漢字の足し算では、聿(筆・書く)+日(太陽)・一(区切る)=晝・昼(一日のうち太陽が出ている間を書く。昼)です。漢字の部首は『日・にち』、漢字の意味は『昼(ひる)』です。

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聿(書く)+一(区切る)の組み合わせは、区切ることを表します。畫(画)も同じ組み合わせの漢字です。略字は昼と画で似ていませんが、正字は晝と畫で近い漢字だということがわかります。

音読みは呉音・漢音ともに『チュウ』、訓読みは『昼(ひる)』です。昼と夜で昼夜(チュウヤ・ひるよる)、昼の食事が昼食(チュウショク)、明らかな(白)真昼を白昼(ハクチュウ)といいます。

昼(チュウ)は画(ガ・カク)、聿(イツ)に近い漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 画』、『漢字の覚え方 聿』をご覧ください。

 『長(チョウ)』cháng、zhǎnɡは、長い髪した長老を表す象形文字です。漢字の部首は『長・ながい』、漢字の意味は『長い』、『長老』、『おさ』です。

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音読みは呉音が『ヂョウ』、漢音が『チョウ』です。訓読みは『長(なが)い』です。身長(シンチョウ)、特長(トクチョウ)、首長(シュチョウ)、長屋(ながや)の長です。長は張(チョウ)、帳(チョウ)と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 長』をご覧ください。

 『鳥(チョウ)』diǎo、niǎoは鳥(とり)の様子を象った象形文字です。尾の垂れている鳥を表すといわれています。漢字の部首は『鳥・とり』、漢字の意味は『鳥(とり)』です。

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音読みは呉音。漢音ともに『チョウ』で、訓読みは『鳥(とり)』です。花と鳥で花鳥(カチョウ)、鳥を放すことを放鳥(ホウチョウ)、白い鳥を白鳥(ハクチョウ・しらとり)、渡りをする鳥を渡り鳥(わたりどり)といいます。鳥は島(トウ)、蔦(チョウ)と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 鳥』をご覧ください。

 『朝(あさ・チョウ)』zhāo、cháoは『艸(くさ)』を上下に分割し、中に『日』を入れて、旁(つくり)に『月』を持ってきたものです。

柿本人麻呂の歌に 「東の 野にかぎろひの 立つ見えてかへり見すれば 月傾きぬ」

とあります。まさに朝の風景です。地平線からお日様が顔を出し、西の空に月が傾いて行く。これが『朝』の漢字の示す情景です。漢字の足し算では、艸(くさ)+日+月=朝(草原から日が昇る。月が傾く)です。漢字の部首は『月・つき』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『チョウ』です。訓読みは『朝(あさ)』です。早朝(ソウチョウ)、朝暮(チョウボ)、王朝(オウチョウ)、朝廷(チョウテイ)、朝夕(あさゆう)の朝です。朝は潮、嘲、廟と同じ単語家族です。詳しくは『漢字の覚え方 朝』をご覧ください。

 『直(チョク)』zhíは、真っ直ぐ相手を見る事を示した会意文字(カイイモジ)です。漢字の足し算では、十(正しく)+目+乚=直(真っ直ぐ相手を見る。なおくする)です。漢字の部首は『目』、意味は『直ちに』、『直す』、『真っ直ぐ』です。

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音読みは漢音が『チョク』、呉音が『ジキ』です。訓読みは『直(ただ)ちに』、『直(なお)す』、『ひた』、『直(す)ぐ』です。直接(チョクセツ)、直球(チョッキュウ)、当直(トウチョク)、直参(ジキサン)、直訴(ジキソ)、直垂(ひたたれ)の直です。

良い意味の漢字なので『あたい』、『なお』、『なおし』、『ただ』、『まさ』、『ちか』と名前に良く使われる漢字です。

直(チョク)の『単語家族』には殖(ショク)、植(ショク)なのど漢字の仲間があります。詳しくは『漢字の覚え方 直』をご覧ください。

 『通(ツウ)』tōngは、通る様子を表す形声文字です。辶(進む)+甬(上下に通す)=通(つきぬける。通す)です。漢字部首は『辶・しんにょう』、意味は『通(とお)る』、『通(かよ)う』、『知らせる』、『通りがよい』、『手紙を数える言葉』です。

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音読みは呉音が『ツウ』、漢音が『ツ・トウ』、訓読みは『通(とお)る』、『通(かよ)う』です。貫き通ることを貫通(カンツウ)、知らせることを通知(ツウチ)、共に通りが良い事を共通(キョウツウ)、通りの良い大きな道を大通り(おおどおり)、学校に通うことを通学(ツウガク)といいます。

通の『単語家族』には甬(ヨウ)、痛(ツウ・いたい)、桶(トウ・おけ)、樋(トウ・とい)、涌(ヨウ・わく)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 用』をご覧ください。

 『弟(テイ)』dìは、弟(おとうと)を表す漢字です。ひもや蔓(つる)の垂れた様(さま)を描いた象形文字・指事文字といわれています。丿でひもの下の部分を指し、低いを示し、やがて兄弟の弟を示すようになりました。漢字の部首は『弓・ゆみ』、意味は『弟(おとうと)』、『門人』です。

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音読みは呉音が『ダイ』、漢音が『テイ』、慣用音が『デ』、訓読みは『弟(おとうと)』です。兄と弟を兄弟(キョウダイ・ケイテイ)、門人を弟子(デシ)、先生と門人を師弟(シテイ)といいます。弟の『単語家族』には、第(ダイ)、梯(テイ)、涕(テイ)があります。詳しくは『漢字の覚え方 弟』をご覧ください。

 『店(テン)』diànは、決まった点(場所に)にお店を出す様子を表わす形声文字です。漢字の足し算では、广(家)+点=店(決まった場所に出す屋根付きの店。店)です。漢字の部首は『』、意味は『店(みせ)』、『宿屋』、『貸家』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『テン』です。訓読みは『店(みせ)』と常用外の『店(たな)』があります。店を開くで開店(カイテン)、店を閉めるで閉店(ヘイテン)、借家人を店子(たなこ)、夜のお店を夜店(よみせ)といいます。店の『単語家族』には、占(セン)、貼(テン)、点(テン)があります。詳しくは『漢字の覚え方 占』をご覧ください。

 『点・點(テン)』diǎnは、小さな黒い点を表す形声文字です。漢字の足し算では、黒+占(占める)=點(黒い点をつける。点)です。漢字の部首は『灬・れっか』、漢の意味は『点』、『小さな印』、『特定の場所』、『ちょっとつける』、『ちょっと』、『点数』です。正字は點ですが、常用漢字体の点を使って下さい。

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音読みは呉音・漢音ともに『テン』です。黒い点を黒点(コクテン)、終わりの場所を終点(シュウテン)、ちょっと火を点(つ)けるのを点火(テンカ)、印を付けて検査するのを点検(テンケン)といいます。点の『単語家族』には、占(セン)、貼(テン)、店(テン)があります。詳しくは『漢字の覚え方 占』をご覧ください。

 『電(デン)』diànは、雷の光を表す会意文字です。漢字の足し算では、雨+申(伸びる)=電(雷の光が伸びる。電光。いなびかり)です。漢字の部首は『雨・あめかんむり』、意味は『いなびかり』、『電気』、『速い』、『電車』、『電話』です。

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音読みは呉音が『デン』、漢音が『テン』です。稲妻のような素早い攻撃を電撃(デンゲキ)、電気で走る汽車を電車(デンシャ)、電気を作ることを発電(ハツデン)といいます。

電(デン)の『単語家族』には、申(シン)、紳(シン)、伸(シン)があります。詳しくは『漢字の覚え方 申』をご覧ください。

 『刀(トウ)』dāoは、刀を象った象形文字です。漢字の部首は『刀・かたな』、意味は『かたな』です。

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音読みは呉音が『ト・トウ』、漢音が『トウ』、訓読みが『かたな』です。特別な訓読みに『太刀(たち)』、『竹刀(しない)』があります。昔は竹の札を刀で削って字を書きました。文書・文書を書く役人を刀筆(トウヒツ)、刀の形の銭を刀銭(トウセン)、刀を抜くことを抜刀(バットウ)、刀を帯びることを帯刀(タイトウ)といいます。

刀は文字の旁(つくり)では形を変えて、刂(りっとう)という形になります。漢字の足し算である会意文字や形声文字では刀を刂の形で使います。

刀(トウ)の『単語家族』には、到(トウ)、倒(トウ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 刀』をご覧ください。

 『冬(トウ)』dōngは糸の結び目を描いた象形文字です。後に冫(氷・にすい)を加えて、冬を表すようになりました。糸で食物をぶら下げた様子の象形文字ともいわれています。漢字の部首は『夂・ふゆがしら』、漢字の意味は『冬(ふゆ)』、『蓄える』です。

夂+ン(氷)の会意文字とする説(鎌田)もあります。

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音読みは呉音・漢音ともに『トウ』、訓読みは『冬(ふゆ)』です。冬の初めを初冬(ショトウ)、夜の最も長い日を冬に至るで冬至(トウジ)、厳しい冬を厳冬(ゲントウ)といいます。

冬の『単語家族』には、終(シュウ)、柊(シュウ)、疼(トウ)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 冬』をご覧ください。

 『當・当(トウ)』dāng・dàngは、当てはまる様子を示す漢字です。自分に当てられた田畑を表しています。漢字の足し算では、尚(上の)+田(田畑)=當(自分に当てられた田畑。あたる。相当する)です。省略した字体の『当』が常用漢字に登録されています。漢字の部首は『小・しょう』です。漢字としては常用漢字体の『当』を使って下さい。

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音読みは呉音・漢音ともに『トウ』、訓読みは『当たる(あたる)』です。相当(ソウトウ)、当選(トウセン)、該当(ガイトウ)、当然(トウゼン)の当です。当は尚(ショウ)、常(ジョウ)、党(トウ)などと同じ単語家族です。詳しくは『漢字の覚え方 尚』をご覧ください。

 『東(トウ)』dōngは、袋のなかを光が通る様子を描いた象形文字です。光が東から通る様子に転用され、東(ひがし)の方角を表すようになりました。漢字の部首は『東・ひがし』、意味は『袋』、『東』です。

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音読みは呉音が『ツウ』、漢音が『トウ』、訓読みは『東(ひがし)』です。東の雲・明け方の空を東雲(トウウン・しののめ)、東の宮殿・皇太子の宮殿を東宮(トウグウ)、東と西で東西(トウザイ)、アジア、特に東アジアを東洋(トウヨウ)といいます。

東雲(しののめ)の語源ですが、篠(しの・竹窓)の目(め・すきま)で窓の隙間からさしてくる明け方の光であるといわれています。

東の『単語家族』(発音・意味上の漢字の仲間)には、凍(トウ)、棟(トウ)、陳(チン)などがあります。詳しくは『漢字の覚え方 東』をご覧下さい。

 『答(トウ)』dáは、竹製の器に蓋を合わせた様子を漢字にしたものです。漢字の足し算では、竹(たけかんむり)+合(蓋と会う)=答(竹製の器の蓋が合う。答える)です。問いにぴったり合う答えが『答』です。大昔は答えるの意味にも『合(ゴウ)』を使っていましたが、『答』を使うようになりました。読み方も混同を避けて『トウ』daになっています。漢字の部首は『竹・たけかんむり』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『トウ』。訓読みは『答(こた)える』です。返答(ヘントウ)、解答(カイトウ)、応答(オウトウ)、贈答(ゾウトウ)、問答(モンドウ)、答辞(トウジ)の答です。『答』は小学校2年生で習う漢字です。答は合(ゴウ)、搭(トウ)、塔(トウ)と同じ漢字仲間です。詳しくは詳しくは『漢字の覚え方 合』をご覧ください。

問答(モンドウ)の『ドウ』は漢字の問題ではなく、日本語の性質の問題です。ンの後は濁点をつけて読む方が発音しやすいので、『トウ』でなく『ドウ』なっています

 『頭(トウ)』tóuは、頭(あたま)を表す形声文字です。もともと豆は足の高い食器(たかつき)を表す象形文字です。身体の中で豆(たかつき)に似た部分なので頭という漢字が出来ました。漢字の足し算では、豆(首のある儀式用の食器)+頁(人間の頭部)=頭(人間の頭。頭)です。漢字の部首は『頁・おおがい』、意味は『頭(あたま)』、『頭(かしら)』、『ほとり』、『大きな動物を数える単位』です。

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音読みは呉音が『ズ』、漢音が『トウ』、慣用音が『ト』、訓読みは『頭(あたま)』、『頭(かしら)』です。頭にかぶる巾(ぬの)を頭巾(ズキン)、頭を蓋(おお)う骨を頭蓋骨(ズガイコツ・トウガイコツ)、街の頭(ほとり)を街頭(ガイトウ)、リーダーのことを頭と目で頭目(トウモク)といいます。頭は、豆(トウ)、登(トウ)、痘(トウ)と同じ『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 豆』をご覧ください。

 『同(ドウ)』tóngは、穴を開けた板を表す漢字です。囗(四角い板)と口(口・穴)からなっています。漢字の部首は『口・くち』、漢字の意味は『同じ』、『あつまる』、『中空の』です。

板に穴をあける事で、板の両側が通じて、『同じ』になるの解釈です。『同じ』になるから転じて『集まる』の意味にになったとされます。

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『同(ドウ)』tóngを会合の席で使う筒型の容器・祝器とする解釈もあります。『同席』から『同じ』、『集まる』の意味にになったとされます。

音読みは呉音が『ヅウ』、漢音が『トウ』ですが、慣用的に読まれる(慣用音)『ドウ』を使います。訓読みは『同じ(おな)じ』です。同席(ドウセキ)、合同(ゴウドウ)、同意(ドウイ)、同盟(ドウメイ)の同です。同は筒(トウ)、胴(ドウ)、銅(ドウ)、洞(ドウ)と同じ単語家族です。詳しくは『漢字の覚え方 同』をご覧ください。

 『道(ドウ)』dàoは、頭を向けて歩く方向を表す会意文字です。漢字の足し算では、首(頭の向く)+辶(進む)=道(頭を向けて歩く方向。道)です。漢字の部首は『辶・しんにょう』、漢字の意味は『道(みち)』、『人の進むべき道』、『導く』です。

また、将軍が敵兵の首を取り凱旋(ガイセン)する道路を表すともいわれています。

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音読みは呉音が『ドウ』、漢音が『トウ』、訓読みは『道(みち)』です。漢字は二語で安定するので、道(頭を向けて歩く道)と路(横の路)を合わせて道路(ドウロ)、仏道を修行するための用具を道具(ドウグ)、人として行う徳のある道を道徳(ドウトク)といいます。道の『単語家族』には、導(ドウ)があります。首を使った漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 首』をご覧ください。

 『読・讀(ドク・トウ)』dúは、言葉を示す言(ごんべん)をPhoto_12(イク)に合わせた形声文字です。『言葉を取り込むことから、『読む』を表すようになりました。意味は『読むこと』、言葉を取り込んで『言葉を取り込んで理解する』ことです。

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音読みは呉音の『ドク』が普通で、漢音の『トク』、『トウ』と読むこともあります。訓読みは『読(よ)む』です。基の漢字はPhoto_12(イク)なので、似た漢字の賣(バイ・マイ)や賣の省略字体の売(バイ・マイ)の漢字が使われますが『バイ』とは読まず、『ドク・トウ』と読みます。

字体については、常用漢字体である『読』の字体を使います。『讀』はあまり使われる事はありません。

本を読むことを読書(ドクショ)、声を出さずに黙って読むことを黙読(モクドク)、声に出して読み上げること朗読(ロウドク)、文の最後につける句点(。)と文中に読みやすくために読点(、)を句読点(クトウテン)、普通に読めない文字・文章などを読み解くことを解読(カイドク)、本などを読むこと・気軽に読めるように書かれたものを読み物(よみもの)といいます。

読(ドク・トウ)は売(バイ)の仲間ではなく、瀆(ショク)、贖(トク)、犢(トク)、牘(トク)の『単語家族』です。

続きは『小学校2年生で習う漢字④』(内~話)http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/2-e258htmlをご覧ください。

参考図書http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-c740.htmlです。漢字についてより詳しく知りたい方は、下記の本を直接読むことをお薦めいたします。

篆文(テンブン)を中心にした体系的な記述・韻の説明は、諸橋轍次先生の『新漢和辞典』、藤堂明保先生の『漢字源』・『漢字の過去と未来』を参考にさせて頂いてます。

甲骨文字・金文のもつ呪術的な解釈には白川静先生の『字通』・『字統』・『漢字』・『中国古代の文化』を参考にさせて頂いています。

漢字の伝来や常用漢字の解釈については、大島正二先生の『漢字伝来』、高島俊男先生の『漢字と日本人』を参考にさせて頂いています。

日本語については、金田一京助先生の『日本語の変遷』、大野晋先生の『日本語の文法を考える』、新村出先生の『広辞苑』を参考にさせて頂いております。

最近の研究については、落合淳思先生の『漢字の成り立ち』を参考にさせて頂いております。

医学用語については伊藤正男・井村裕夫・高久史麿先生の『医学大辞典』を参考にさせて頂いております。

小学校2年生で習う漢字④(内~話)

ブログの許容量の関係で『小学校2年生で習う漢字①』(羽~言)と 『小学校2年生で習う漢字②』(戸~親)、 『小学校2年生で習う漢字③』(図~読)、 『小学校2年生で習う漢字④』(内~話)に分割しています。ご了承下さい。

漢字の説明の前に、漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の漢字辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字の成り立ちについて、四種類あるとしました。中学の教科書に掲載されるようになったので、解説致します。

①.物の形を象った(かたどった)『象形文字』(ショウケイモジ)、②.象形文字を基に点を打つことにより示された『指事文字』(シジモジ)、③.文字を組み合わせて造った『会意文字』(カイイモジ)、④.意味と音を示す文字を組み合わせた『形声文字』(ケイセイモジ)の四種です。『会意文字』と『形声文字』は漢字の足し算で表す事が出来ます。二年生の漢字については一覧にしてありますので象形・指事・会意・形声 二年生も御覧ください。

漢字の成り立ちについての解釈は四通りです。どの時代の漢字に重点を置くか、また「説文解字(セツモンカイジ)」にどれほど敬意を払うかにより、解釈が違う場合が稀にあります。ある辞書では『見』を象形文字、別の辞書では目+儿の会意文字としています。漢字の解釈については諸説あることを御承知下さい。

 『内(ナイ)』nèiは、家に入る様子を表す会意文字(カイイモジ)です。漢字の足し算で表は、冂(家)+入=内(家に入る。うち)です。漢字の部首は『冂・けいがまえ』、漢字の意味は『うち』、『入れる』です。

鎌田は入の音の入った形声文字、白川は金文まで遡って象形文字としています。

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少し漢字の読み方の話をします。漢字の読み方には音(オン)読みと訓(くん)読みがあります。音読みには、漢字を輸入した時期により違いがあります。六朝時代の江南地方の読み・呉音(ゴオン)、唐の長安の読み・漢音(カンオン)、鎌倉時代に輸入した読み・唐宋音(トウソウオン)、日本で慣用的に読まれる慣用音(カンヨウオン)があります。訓読みは大和言葉(やまとことば)に合わせた読み方です。

音読みは呉音が『ナイ』、漢音が『ダイ』です。訓読みは『内(うち)』です。

もう少し発音の話をします。中国では六朝時代のn音が、唐の時代にはd音に変化しました。『内(nai・ナイ→daiダイ)』です。現在では『内』nei、の発音ですから、再びn音に戻ったのです。一方我が国では、呉音(六朝時代のn音)・漢音(唐時代のd音)ともに、統一されずに残ってしまい、『内・ナイ』と読んだり『内・ダイ』と読んだりします。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください。

内定(ナイテイ)、内面(ナイメン)、境内(ケイダイ)、内裏(ダイリ)、内気(うちき)の内です。内は納と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 内』  をご覧ください。

縁起の良い漢字ですので名字、地名、名前に活躍している漢字です。名字では内川さん、内田さん、内山さん。名前では『うち』、『ただ』、『のぶ』、『まさ』、『はる』と読ませます。

 『南(ナン)』nánは、小屋に入りこむ暖かい空気を表す漢字。南方民族の演奏する太鼓(たいこ)・銅鑼(どら)を表す漢字ともいわれています。漢字の部首は『十・じゅう』、漢字の意味は『南(みなみ)』です。

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音読みは呉音が『ナン』、漢音が『ダン』、慣用音が『ナ』、訓読みが『南(みなみ)』です。南の方を南方(ナンポウ)、南の風を南風(ナンプウ・みなみかぜ)、南の方にある山を南山(ナンザン)といいます。我が国では北の比叡山延暦寺を北嶺(ホクレイ)、南の興福寺を南都(ナント)といいます。

南の『単語家族』には、楠などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 南』をご覧ください。

 『肉(ニク)』ròuは、動物の肉の一切れを描いた象形文字です。漢字の一部として使われるときは月という形になります。漢字の部首は『肉・にく』、意味は『肉(にく)』、『人の体』、『肉に似たもの』、『生身の』、『親族』です。

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音読みは呉音が『ニク』を使い、漢音の『ジク』は使いません。親・兄弟など親族の事を肉親(ニクシン)、肉を食べることを肉食(ニクショク)、果物の柔らかい可食部を果肉(カニク)、眼鏡を使わない生身の視力を肉眼(ニクガン)といいます。

 『馬(メ・バ)』mǎは、馬を象った(かたどった)象形文字です。漢字の部首は『馬・うま』です。

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発音の話をします。中国では六朝時代のm音が、唐の時代にはb音に変化しました。『馬(me・メ→baバ)』です。現在では『馬』maの発音ですから、再びm音に戻ったのです。一方我が国では、漢音(唐時代のb音)が主流ですが、呉音(六朝時代のm音)・唐宋音(宋時代のm音)もたまに使います。『馬・メ・マ』と読んだり『馬・バ』と読んだりするのです。気をつけましょう。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください。

音読みは呉音が『メ』、漢音が『バ』、唐宋音が『マ』、訓読みが『うま』です。馬車(バシャ)、馬肉(バニク)、駿馬(シュンメ・シュンバ)、競馬(ケイバ・くらべうま)の馬です。馬の単語家族には、馬(メ・バ)、瑪(メ)、罵(バ)があります。詳しくは『漢字の覚え方 馬』をご覧ください。

 『買(バイ)』mǎiという漢字は 貝に网(あみ)を足したものです。网は実際書くときには、罒(モウ・よこめ)と書きます。網から集めたお金を出して、品物を買う姿です。漢字の足し算では、网(罒・あみ)+貝(お金)=買(お金を出して買う)です。漢字部首は『貝・かい』です。

映像ではこんな感じです。

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音読みでは、呉音が『メ』で、漢音の『バイ』を普通使います。訓読みは『買う(かう)』です。買い物(かいもの)、売買(バイバイ)、買収(バイシュウ)の買です。買(バイ)は貝(バイ)の仲間の漢字です。

 『売・賣(バイ・マイ)』màiという漢字があります。商人の側に立った漢字です。買に出を足し合わせたものです。お金を出させて売ることを示します。漢字の足し算では、出(士)+買(買う)=賣(お金を出させて売る。売・賣)です。漢字の部首は『士・さむらい』です。

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『賣』が正式な字体ですが、常用漢字体では省略した漢字の。『売』を使います。読み方は音読みは、呉音が『メ』、漢音の『バイ』が普通で、唐宋音の『マイ』とよむこともあります。訓読みが『うる』です。商売(ショウバイ)、販売(ハンバイ)、売値(うりね)、焼売(シュウマイ)の売です。

Photo_12(イク・トク・中が四)という漢字があります。 賣(バイ・中が罒)に似た漢字で本来は別字でしたが、現在は混同されて両方使われます。やはり商売を表しています。これらの漢字の省略形が『買(バイ)』、『売(バイ)』です。我が国では日常に使う常用漢字体として買、売を使っています。詳しくは『漢字の覚え方 貝・買』をご覧ください。

 『麦・麥(バク・むぎ)』màiは、麦を表す形声文字です。漢字の足し算では、來(麦の穂)+夂(すいにょう・足)=麦・麥(麦踏みをする姿。麦)です。漢字の部首は『麦・むぎ』、漢字の意味は『麦(むぎ)』です。麦をもたらす・運ぶ(夂・もたらす)姿をあらわしているとも言われています。

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音読みは呉音が『ミャク』、漢音が『バク』、訓読みが『むぎ』です。麦の芽を麦芽(バクガ)といい、水あめ・ビールの原料になります。麦の実る秋(とき)を麦秋(バクシュウ)といい、初夏のことです。この場合、秋(あき)ではなく秋(とき・時期)です。

『來(ライ)』と『麥(ミャク・バク)』は同系の漢字とされており、古い発音はmlでlが残ったのが『來(ライ)』lai、mが残ったのが『麥(ミャク・バク)』maiと言われています。

麦は来の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 來』をご覧ください。

 『半(ハン)』bànという漢字は、八に牛(うし)を合わせた漢字です。神にささげる神聖な牛を半分にする姿を表したものです。漢字の足し算では、八(わける)+牛(神聖な犠牲の牛)=半(半分に分ける)です。漢字の部首は『十』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ハン』で、訓読みは『半ば(なかば)』です。半分(ハンブン)、夜半(ヤハン)、半生(ハンセイ)、半月(ハンゲツ)、折半(セッパン)の半です。

『ッ』の後の『ハヒフヘホ』は『パピプペポ』になります。これは漢字の問題でなく、日本語の問題です。口唇(コウシン・くちとくちびる)の動きやすさに関係があります。折半(セッハン)より折半(セッパン)の方が日本語として言い易いのです。半は絆、伴と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 八・半』をご覧ください。

 『番(バン)』fānは、田んぼに米を播(ま)く様子を表わす漢字です。漢字の足し算では、釆(米の型)+田=番(米型に種を田んぼに播(ま)く。播く回数。番)です。漢字の部首は『田・た』、意味は『回数』、『順番』、『つがい』、『見張り番』です。

動物の掌(てのひら)を表すという説もあります。一歩、二歩とやはり回数を示すと考えられます。

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音読みは呉音が『ホン』、漢音『ハン』で、慣用音の『バン』が普通です。順序を示す回数を順番(ジュンバン)、その回数に当たるのが当番(トウバン)、京都に勤番した大工(匠)を番匠(バンショウ)、見張り番の人を番人(バンニン)といいます。

番の漢字の仲間には、播、幡、藩などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 番』をご覧ください。

 『父(フ)』fùは、斧(おの)を持つ男性を表す漢字で、父(ちち)を表します。漢字の部首は『父・ちち』、漢字の意味は『父・ちち』、『年老いた男性』、『年長の男性』です。

漢字の成り立ちは、手にי(斧を表す)を足した指事文字(新漢和辞典)、手にי(斧を表す)を足した会意文字(漢字源)・(字統)と二説ありますが、意味は同じです。

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音読みは呉音が『ブ』、漢音が『フ』、慣用音が『ホ』、訓読みが『父(ちち)』、『お父(とう)さん』です。父と兄を父兄(フケイ)、父と母を父母(フボ・ちちはは)といいます。伯父・叔父(おじ)、お父(とう)さんは常用漢字の付表にのっている特別な訓読みです。

父の『単語家族』には、斧などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 父』をご覧ください。

 『風(フウ)』fěngは、風を表す形声文字です。古代中国では、伝説上の鳥や虫が羽を使って風を起こすと考えられていました。漢字の足し算では凡(帆)+鳥・虫=鳳・風(鳥・虫が起こした空気の流れで帆が動く様子。風。かぜ)です。漢字の部首は『風・かぜ』、意味は『風』、『ゆれる』、『世の動き』、『おもむき』です。

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風(かぜ)は風を表す漢字としてそのまま使われ、鳳(おおとり)は風・聖人の神様(雄)として祭られ、めでたいしるしとして、天子や宮殿を表すようになりました。(凰が雌の神様といわれています)

音読みは呉音が『フウ・フ』、漢音が『ホウ』、訓読みが『風(かぜ)』、『風(かざ)』です。風と雲・世の中の変動を風雲(フウウン)、人の品位・おもむきを風格(フウカク)、風の吹く下手(しもて)を風下(かざしも)、風の力を風力(フウリョク)といいます。

『漢字の覚え方 凡』もご覧ください。

 『分(ブン・フン・ブ)』fēn・fènという漢字は、八に刀(かたな)を合わせた漢字です。刀で二つに切り分ける事から、『分ける』の意味に使います。また小さく分けるの意味から『分析する』、『わかる』の意味にも使います。長さ・時間・角度の単位としても重要な漢字になっています。

漢字の足し算では、八(わける)+刀(かたな)=分(刀で分ける。わかる。小さい単位)です。漢字の部首は『刀・かたな』です。

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音読みは呉音・漢音が『フン』、『ブン』、慣用音が『ブ』で、訓読みは『分ける(わける)』、『分かれる(わかれる)』です。分解(ブンカイ)、分配(ブンパイ)、分家(ブンケ)、分析(ブンセキ)、分身(ブンシン)、分速(フンソク)、一時五分(イチジゴフン)の分です。分は粉、貧、紛、盆と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 分』をご覧ください。

 『聞(ブン)』wénは、へだたりを示す門(モン)が含まれています。従って、『へだたりを通して聞こえてくる』、『へだたりを通して聞く』、『人の話したのを聞く』の意味があります。漢字の足し算では、門+耳=聞(へだたりを通して聞く。聞く)です。漢字の部首は『耳・みみ』、意味は『聞く』、『聞こえる』、『聞いて知ったこと』、『評判』です。

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音読みは呉音が『モン』、漢音が『ブン』、訓読みは『聞(き)く』です。風聞(フウブン)、見聞(ケンブン)、外聞(ガイブン)、多聞(タモン)、前代未聞(ゼンダイミモン)などと使われます。聞は、門(モン)、問(モン)と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 門』をご覧ください。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください。

 『米(ベイ・マイ)』mǐは、穀物の小さな粒を表した象形文字です。十印の四方に小さな米粒を描いたものです。漢字の部首は『米・こめ』、意味は『こめ』、『よね』、『メートル』、『小さい』、『亜米利加・米利堅(アメリカ)』です。

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音読みは呉音が『マイ』、漢音が『ベイ』、訓読みは『米(こめ)』、『米(よね)』です。精米した白いお米を白米(ハクマイ)、米と塩を米塩(ベイエン)といいます。米と同じの『単語家族』には迷(メイ・小さくて迷う)があります。詳しくは『漢字の覚え方 米』をご覧ください。

 『歩(ホ)』bùという漢字があります。が少(ショウ)の仲間ではないかと思われるかも知れませんが違います。歩(ホ・ブ・フ)は止(シ)という漢字の親戚です。止(シ)という漢字は膝から下の足の象(かたど)ったものです。足は膝を含んだ足の象形です。歩くは左右の足を互い違いに出して歩くことから出来た漢字なのです。

漢字の部首は『止・とまる』、漢字の意味は『歩(ある)く』、『歩(あゆ)む』、『儲けの割合』、『勝敗の優劣』、『将棋の駒の一つ』です。

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音読みは呉音が『ブ』、漢音が『ホ』、慣用音が『フ』、訓読みが『歩(ある)く』、『歩(あゆ)む』です。歩いて行くことを歩行(ホコウ)、文化、文明などが進んでいくことを進歩(シンポ)、乗り物に乗らないで歩いて行くことを徒歩(トホ)、勝敗の優劣が悪いことを歩(ブ)が悪いといいます。『漢字の覚え方 歩』も御覧ください。

 『母(ボ)』mǔは、子供に授乳しているお母さんを表わす象形文字(藤堂・白川)です。真ん中の点は『おっぱい』を表わしています。漢字の部首は『毋・なかれ』、意味は『母(はは)』です。

最古の辞典『説文解字』にも「女に従い,子を褱(いだ)く形に象(かたど)る」とあります。女と一を合わせた会意文字とする説(諸橋轍次先生)、『おっぱい』を点と考えて指事文字とする説(鎌田正先生)もありますが、意味としては同じです。

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音読みは呉音が『ム・モ』、漢音が『ボウ』、慣用音が『ボ』です。訓読みは『母(はは)』です。父と母で父母(フボ)、母の血筋を母系(ボケイ)、育った国を母国(ボコク)といいます。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください。

お母(かあ)さん、乳母(うば)、母屋(おもや)は常用漢字の付表に載っている特別な訓読みです。母と同じの『単語家族』には毎(マイ)、梅(バイ)、海(カイ)などがあります。詳しくは『漢字の成り立ち 母』をご覧ください。

 『方(ホウ)』fāngは、左右に張り出す耒(すき)を描いた象形文字(ショウケイモジ)です。左右の方向を表します。漢字の部首は『方・ほう』、漢字の意味は『方向』、『向き』、『方法』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ホウ』、訓読みは『方(かた)』です。方位(ホウイ)、方角(ホウガク)、方面(ホウメン)、上方(ジョウホウ・かみがた)、行方(いきかた・ゆくえ)の方です。行方(ゆくえ)は常用漢字の付表に載っている特別な訓読みです。

方の『単語家族』には放(ホウ)、訪(ホウ)、坊(ボウ)、妨(ボウ)などの漢字があります。詳しくは『漢字の覚え方 方』をご覧ください。

 『北(ホク)』běiは、背を向けてそむいた様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、コ(左を向く人)+ヒ(右を向く人)=北(背をそむける)です。背を向ける方角が北です。漢字の部首は『ヒ・ひ』、漢字の意味は『北(きた)』、『逃げる』です。

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音読みは呉音・漢音とも『ホク』です。訓読みは『北(きた)』です。南北(ナンボク)、敗北(ハイボク)、北斗(ホクト)、北極(ホッキョク)、北枕(きたまくら)の北です。

北は背(ハイ)と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 北』をご覧ください。

 『毎(マイ)』měiは、髪に飾りをつけた女性を表わす象形文字です。『子供が数人いるお母さん』、『毎日、廟堂にお祈りをするお母さん』から毎(ごと)にの意味が派生したといわれています。漢字の部首は『毋・なかれ』、意味は『いつも』、『そのつど』、『生い茂って薄暗い』です。

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音読みは呉音の『マイ』が普通で、漢音の『バイ』は使いません。日々そのつどの事物を毎日(マイニチ)、朝のいつもを毎朝(マイあさ)・毎旦(マイタン)といいます。母と非常に近い漢字で、戦前は每という字体が使われていました。

毎と同じの『単語家族』には母(ボ)、梅(バイ)、海(カイ)などがあります。詳しくは『漢字の成り立ち 母』をご覧ください。

 『妹(マイ)』mèiという漢字は、女に未を合わせた漢字です。漢字の足し算では、女+未(未だ成長していない)=妹(成長しきれていない女性)です。

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音読みは呉音の『マイ』が普通で、漢音の『バイ』は使いません。訓読みは『いもうと』です。姉妹(シマイ)の妹です。従姉妹(いとこ・従父姉妹の略で慣用の読み方です)にも使われている漢字です。呉音と漢音については呉音と漢音もご覧ください。

妹は未(ミ)、味(ミ)、昧(マイ)、魅(ミ)と同じ仲間の漢字です。興味のある方は『漢字の覚え方 未』をご覧ください。

 『万・萬(マン)』wànは、長く長く続く様子を描いた象形文字です。萬は大きなはさみをもったサソリを描いているといわれています。また万は卍の変形といわれ、こちらも長い・大きいを表します。漢字の部首は『一・いち』、意味は『千の十倍』、『非常に多い』です。

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萬はサソリを表す漢字蠆(タイ)と非常に近い漢字です。萬が正字ですが、常用漢字体の万を使って下さい。

音読みは呉音が『モン』、漢音が『バン』、慣用音が『マン』です。非常に長い年月・長寿を祝福すろ言葉を万歳(バンザイ)、多くの国を万国(バンコク)、どうしても助からない状況を万死(バンシ)、我が国最古の歌集を万葉集(マンヨウシュウ・マンニョウシュウ)といいます。

 『明(メイ・ミョウ)』míngは、明るい様子を表わす漢字です。漢字の足し算では、囧(ケイ・窓)+月=明(窓から入ってくる月の光。月光。明るい)です。漢字の部首は『日・にち』ですが、『日』は太陽ではなく窓を表す『囧』に漢字の省略形です。漢字の意味は『明るい』、『夜明け』、『物事にあかるい』、『明日』です。

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音読みは呉音が『ミョウ』、漢音が『メイ』、唐宋音が『ミン』です。訓読みは『明(あ)かり』、『明(あか)るい』、『明(あき)らか』、『明(あ)ける』です。明るい星・金星のことを明星(ミョウジョウ)、明日の朝を明朝(ミョウチョウ)、中国の王朝の名前・活字の字体を明朝(ミンチョウ)、明るく朗らかな様子を明朗(メイロウ)といいます。

明は盟(メイ)、萌(ミョウ・ホウ)と同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 明』をご覧ください。

 『鳴(メイ)』míngは、鳥が鳴(な)く様子を表す会意文字です。漢字の足し算では、口+鳥=鳴(鳥が口で音を出す。鳴く)です。漢字の部首は『鳥・とり』、意味は『鳥が鳴く』、『獣が鳴く』、『人がうめく』、『楽器を鳴らす』、『音が出る』です。

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音読みは呉音が『ミョウ』、漢音が『メイ』です。訓読みは『鳴(な)く』、『鳴(な)らす』です。人の悲しいうめき声が悲鳴(ヒメイ)、雷の音を雷鳴(ライメイ)、鹿の鳴き声を鹿鳴(ロクメイ)といいます。

鳴(ミョウ)は鳥(チョウ)を使った漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 鳥』をご覧ください。

 『毛(モウ)』máoは、髪の毛を表わす象形文字です。漢字の部首は『毛・け』、意味は『毛(け)』、『小さい』、『作物』、『一万分の一』です。

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音読みは呉音の『モウ』が普通で、漢音の『ボウ』、慣用音の『モ』はあまり使いません。訓読みは『毛(け)』です。鳥の羽根の小さいものを羽毛(ウモウ)、作物の育たないことを不毛(フモウ)、0.3333を三割三分三厘三毛(サンモウ)といいます。

毛(モウ)の仲間の漢字には耄(モウ)があります。詳しくは『漢字の覚え方 毛』 をご覧ください。

 『門(モン)』ménは、左右二枚の扉を設けた門を象った象形文字です。漢字の部首は『門・もんがまえ』、意味は『門((もん)』、『入口』、『家柄』、『仲間』です。

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音読みは呉音の『モン』を使い、漢音の『ボン』は使いません。訓読みは『門(かど)』です。門戸(モンコ)、一門(イチモン)、門限(モンゲン)、名門(メイモン)、門出(かどで)の門です。

門の漢字仲間には聞、問があります。詳しくは『漢字の覚え方 門』をご覧ください。

 『夜(ヤ・よる)』yèは、月が出て亦(また)、月が出る様子を漢字にしたものです。漢字の足し算では、亦(また)+月=夜(また月が出る。昼の両側。夜)です。意味は『よる』です。『夜』は『亦』のデザインを少し変更したものです。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヤ』です。訓読みは『よ』、『よる』です。夜半(ヤハン)、夜行(ヤコウ)、夜景(ヤケイ)、深夜(シンヤ)、通夜(ツヤ)、夜風(よかぜ)、闇夜(やみよ)、昼夜(チュウヤ・ひるよる)の夜です。

夜は亦に月を足したもので、液、腋などの『単語家族』があります。詳しくは『漢字の覚え方 夜』をご覧ください。

 『野(ヤ)』yěは、広がりを持つ野原を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、里(田と土)+予(広がる)=野(里で広がりを持つ野原・田畑。野)です。漢字の部首は『里・さと』、意味は『広がる大地』、『民間』、『範囲』、『ひなびた』、『自然』、『あらっぽい』です。

異体字に埜(ヤ)があります。漢字の足し算は、林(林・広がる)+土=埜(広がりを持つ土。野)です。漢字の成り立ちは違いますが、意味は同じです。

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音読みは呉音・漢音ともに『ヤ』、訓読みは『野(の)』です。広い野原を原野(ゲンヤ)、町から離れた地を野外(ヤガイ)、分かれた範囲を分野(ブンヤ)、自然の性質を野性(ヤセイ)、あらっぽい勝手な気持ちを野心(ヤシン)といいいます。

野は予の『単語家族』があります。詳しくは『漢字の覚え方 予』をご覧ください。

 『友(ユウ・とも)』yǒuは、右手と右手が重なったもので、良好な人間関係を表します。書き順は横棒、左払いです。左払いを長く書きます。漢字の足し算では、ナ(右手)+又(右手)=友(右手と右手を重ねる。友情の証。友達)です。漢字の部首は『又』です。

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音読みは呉音が『ウ』、漢音が『ユウ』、訓読みが『友(とも)』です。友達同士の仲の良い情愛を友情(ユウジョウ)、親しい友達を親友(シンユウ)、といいます。友は右、祐、佑と同じ漢字の仲間です。詳しくは『漢字の覚え方 右』をご覧ください。

 『用(ヨウ)』yòngは、板に棒で穴をあける様子を描いた会意文字です。漢字の足し算では、中(板に穴をあける)+卜(棒)=用・?(板をつらぬく。転じて通用する。用いる)です。漢字の部首は『用・もちいる』、意味は『用(もち)いる』、『通用する』、『用具』、『仕事』、『資金』です。

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『説文解字』には「卜に従い中に従う」とあります。藤堂は「板に棒で穴をあけ通すことからつらぬき通すはたらきをいう」としています。

板に穴を空けて、工具・用具を表すのは漢字の世界では良くあります。二枚の板に縦穴をあける漢字が工で工具(きり・のみ)http://bit.ly/101tzpr を表します。用も同様の漢字の成り立ちです。

音読みは呉音が『ユウ』、漢音が『ヨウ』、訓読みが『用(もち)いる』です。心(意)を用いるのを用意(ヨウイ)、公の仕事を公用(コウヨウ)、費やす資金を費用(ヒヨウ)、心を使って警戒することを用心(ヨウジン)といいます。

用と同じ漢字仲間には甬(ヨウ)、庸(ヨウ)、通(ツウ)などがあります。用は、庸(ヨウ)、甬(ヨウ)、踊(ヨウ)、通(ツウ)、痛(ツウ)などと同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 用』をご覧ください。

 『曜(ヨウ)』yàoは、高く輝く様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、日(太陽・輝く)+翟(キジが高く飛ぶ)=曜(高く光輝く。曜。てらす)です。漢字の部首は『日・にち』、意味は『輝く』、『照らす』です。

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中国では古来より、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星の空高く輝く星を『七曜(シチヨウ)』といいます(春秋穀梁伝)。現在では、『七つの天体が守護する七つの日』という西洋の概念にあてはめて、曜の字を使っています。

音読みは呉音・漢音ともに『ヨウ』です。日曜日(ニチヨウビ)、月曜日(ゲツヨウビ)の曜です。大変に縁起の良い漢字で、『あきら』、『てらす』、『てる』の人名に使われます。

曜は躍(ヤク)、濯(タク)などと同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 翟』をご覧ください。

 『來・来(ライ)』láiは、麦の穂が垂れる様子を象った象形文字です。麦がもたらされることから『来(く)る』の意味に使われます。漢字の部首は『木・き』、意味は『来(く)る』、『来(きた)る』、『ある時点からのち』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ライ』、訓読みは『来(く)る』、『来(きた)る』です。伝わりもたらされたことを伝来(デンライ)、次の時代を来世(ライセイ)、死んでからのあの世を来世(ライセ)、他の地方から来ることを来遊(ライユウ)といいます。

来の『単語家族』には麦などの漢字があります。漢字の成り立ちについて詳しくは『漢字の覚え方 來』をご覧ください。

 『里(リ)』lǐという漢字は 田に土・社(やしろ・土地神)を足したものです。漢字の足し算では、田+土(社の略字=里(人が田を耕す。人里。土地神のいるところ。)です。部首は『里』、意味は『人里(ひとざと)』、『地方の田舎』を表します。また人がきちんと管理している田畑を表します。転じて、行政区画、距離(約500m、日本では約4km)を示します。

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音読みは呉音・漢音ともに『リ』、訓読みでは『さと』と読みます。一里塚(イチリづか)の里です。里は、理、裏などと同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 里』をご覧ください。

 『理(リ)』lǐは、漢字の足し算では、王(ぎょく)+里(筋目)=理(玉に入っている筋目。きちんとした美しいもの。理)です。漢字の部首は『王・ぎょく』、音読みは『リ』、訓読みは常用外の読み方で『理める(おさめる)』、『ことわり』があります。

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きちんと正しく解ることを理解(リカイ)。きちんとした考えのもとにイメージする(想う)ことを理想(リソウ)。髪をきちんとすることを理髪(リハツ)。きちんとした考え方の由(いきさつ)を理由(リユウ)と言います。漢字に玉(ギョク・たま)が付いていて良い意味に使われ、とても大事な漢字です。

理は、里、裏などと同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 里』をご覧ください。

 『話(ワ)』huàは、勢い良く話す様子を表わす漢字です。漢字の足し算では、言(言葉)+舌(カツ・勢い良い)=話(勢い良く話す。はなす)です。漢字の部首は『言・ごんべん』、意味は『話』、『話(はな)す』です。

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音読みは呉音が『エ』、漢音が『カ・カイ』、唐宋音が『ワ』です。世間での話。転じて面倒をみるを世話(セワ)、会って話すのが会話(カイワ)、話の題目を話題(ワダイ)といいます。話は、活、括などと同じ仲間の漢字です。詳しくは『漢字の覚え方 舌』をご覧ください。

以上で、小学校二年生で習う漢字の成り立ちと解説はおしまいです。

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、下記の本をお読みください。

篆文(テンブン)を中心にした体系的な記述、韻、呉音・漢音の説明は、諸橋轍次先生の『新漢和辞典』、藤堂明保先生の『漢字源』・『漢字の過去と未来』を参考にさせて頂いてます。

甲骨文字・金文のもつ呪術的な解釈には白川静先生の『字通』・『字統』・『漢字』・『中国古代の文化』を参考にさせて頂いています。

漢字の伝来や常用漢字の解釈については、大島正二先生の『漢字伝来』、高島俊男先生の『漢字と日本人』を参考にさせて頂いています。

日本語については、金田一京助先生の『日本語の変遷』、大野晋先生の『日本語の文法を考える』、新村出先生の『広辞苑』を参考にさせて頂いております。

最近の研究については、落合淳思先生の『漢字の成り立ち』を参考にさせて頂いております。

医学用語については伊藤正男・井村裕夫・高久史麿先生の『医学大辞典』を参考にさせて頂いております。

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    漢字の覚え方 害           漢字の覚え方 舌           漢字の覚え方 曷          
  • カ行(カン)
    漢字の覚え方 臽           漢字の覚え方 丱           漢字の覚え方 睘           漢字の覚え方 ・巻         漢字の覚え方 監           漢字の覚え方 柬           漢字の覚え方 咸           漢字の覚え方 漢           漢字の覚え方 官           漢字の覚え方 間           漢字の覚え方 甘           漢字の覚え方 雚           漢字の覚え方 毌・串      
  • カ行(カ・ケ)
    漢字の覚え方 叚           漢字の覚え方 夏           漢字の覚え方 家           漢字の覚え方 化           漢字の覚え方 加          
  • カ行(ガ )
    漢字の覚え方 画           漢字の覚え方 我・義         漢字の覚え方 牙           漢字の覚え方 亥           漢字の覚え方 害           漢字の覚え方 楽           漢字の覚え方 学           漢字の覚え方 月          
  • カ行(ガン)
    漢字の覚え方 厂           漢字の覚え方 元          
  • カ行(キ )
    漢字の覚え方 鬼           漢字の覚え方 既           漢字の覚え方 貴           漢字の覚え方 葵           漢字の覚え方 几           漢字の覚え方 吉           漢字の覚え方 其           漢字の覚え方 奇           漢字の覚え方 匊          
  • カ行(キュウ)
    漢字の覚え方 久           漢字の覚え方 臼           漢字の覚え方 丘           漢字の覚え方 丩           漢字の覚え方 弓           漢字の覚え方 求           漢字の覚え方 及・急         漢字の覚え方 九           
  • カ行(キョウ・ケイ)
    漢字の覚え方 頃           漢字の覚え方 开・形         漢字の覚え方 京           漢字の覚え方 兄・竟         漢字の覚え方 敬           漢字の覚え方 巠           
  • カ行(キョウ・コウ)
    漢字の覚え方 夾           漢字の覚え方 郷           漢字の覚え方 孝           漢字の覚え方 爻・交         漢字の覚え方 庚           漢字の覚え方 幸           漢字の覚え方 更           漢字の覚え方 行          
  • カ行(キョウ)
    漢字の覚え方 享           漢字の覚え方 敫           漢字の覚え方 劦           漢字の覚え方 喬           漢字の覚え方 共           漢字の覚え方 凶          
  • カ行(キョク)
    漢字の覚え方 極           漢字の覚え方 局           漢字の覚え方 曲          
  • カ行(キョ)
    漢字の覚え方 虚           漢字の覚え方 巨           漢字の覚え方 豦           漢字の覚え方 去          
  • カ行(キン)
    漢字の覚え方 匀           漢字の覚え方 堇           漢字の覚え方 斤           漢字の覚え方 禁           漢字の覚え方 今          
  • カ行(ギ )
    漢字の覚え方 屰           漢字の覚え方 疑           漢字の覚え方 牛           漢字の覚え方 堯          
  • カ行(ギョ)
    漢字の覚え方 玉           漢字の覚え方 魚          
  • カ行(ク )
    漢字の覚え方 句           漢字の覚え方 九           漢字の覚え方 区・殴         漢字の覚え方 屈           漢字の覚え方 禺           漢字の覚え方 具           漢字の覚え方 君           漢字の覚え方 熏           漢字の覚え方 軍          
  • カ行(ク・コウ)
    漢字の覚え方 侯           漢字の覚え方 口           漢字の覚え方 后           漢字の覚え方 冓           漢字の覚え方 公           漢字の覚え方 工          
  • カ行(ケ )
    漢字の覚え方 穴           漢字の覚え方 夬           漢字の覚え方 血           漢字の覚え方 埶          
  • カ行(ケイ)
    漢字の覚え方 恵           漢字の覚え方 系           漢字の覚え方 圭           漢字の覚え方 奚           漢字の覚え方 携・攜        
  • カ行(ケン)
    漢字の覚え方 显           漢字の覚え方 玄           漢字の覚え方 臤           漢字の覚え方 兼           漢字の覚え方 肙           漢字の覚え方 犬           漢字の覚え方 卷・巻         漢字の覚え方 幵           漢字の覚え方 建           漢字の覚え方 見           漢字の覚え方 間           漢字の覚え方 僉           漢字の覚え方 県       
  • カ行(ケ・カイ)
    漢字の覚え方 届           漢字の覚え方 戒           漢字の覚え方 解          
  • カ行(ケ・キ)
    漢字の覚え方 希           漢字の覚え方 幾           漢字の覚え方 气          
  • カ行(コ )
    漢字の覚え方 虎           漢字の覚え方 瓜           漢字の覚え方 乎           漢字の覚え方 賈           漢字の覚え方 壴           漢字の覚え方 戸           漢字の覚え方 己           漢字の覚え方 古           漢字の覚え方 夸           漢字の覚え方 骨          
  • カ行(コウ)
    漢字の覚え方 甲           漢字の覚え方 厷           漢字の覚え方 亘           漢字の覚え方 岡           漢字の覚え方 光           漢字の覚え方 丂           漢字の覚え方 高           漢字の覚え方 亢           漢字の覚え方 黄・広        
  • カ行(コク)
    漢字の覚え方 克           漢字の覚え方 黒           漢字の覚え方 谷           漢字の覚え方 告          
  • カ行(コン)
    漢字の覚え方 昏           漢字の覚え方 困           漢字の覚え方 艮           漢字の覚え方 今           漢字の覚え方 昆          
  • カ行(ゴ )
    漢字の覚え方 五・語         漢字の覚え方 呉           漢字の覚え方 午・御         漢字の覚え方 合           漢字の覚え方 卬          
  • サ行(サ )
    漢字の覚え方 坐           漢字の覚え方 采           漢字の覚え方 左・尋         漢字の覚え方 才           漢字の覚え方 卒           漢字の覚え方 祭           漢字の覚え方 乍           漢字の覚え方 冊          
  • サ行(サイ・セイ )
    漢字の覚え方 斉           漢字の覚え方 歳           漢字の覚え方 妻           漢字の覚え方 西          
  • サ行(サン)
    漢字の覚え方 斬           漢字の覚え方 参           漢字の覚え方 散           漢字の覚え方 戔           漢字の覚え方 算           漢字の覚え方 山           漢字の覚え方 三          
  • サ行(シ )
    漢字の覚え方 巳           漢字の覚え方 豕           漢字の覚え方 死           漢字の覚え方 師           漢字の覚え方 朿           漢字の覚え方 厶・台         漢字の覚え方 子           漢字の覚え方 思           漢字の覚え方 氏           漢字の覚え方 至           漢字の覚え方 止          
  • サ行(シ )
    漢字の覚え方 之           漢字の覚え方 糸           漢字の覚え方 矢           漢字の覚え方 示           漢字の覚え方 市           漢字の覚え方 四           漢字の覚え方 旨           漢字の覚え方 支           漢字の覚え方 司           漢字の覚え方 史           漢字の覚え方 次           漢字の覚え方 士           漢字の覚え方 志        
  • サ行(シキ・ショク)
    漢字の覚え方 食           漢字の覚え方 戠           漢字の覚え方 式          
  • サ行(シチ・シツ)
    漢字の覚え方 桼           漢字の覚え方 失           漢字の覚え方 質           漢字の覚え方 七          
  • サ行(シャ )
    漢字の覚え方 車           漢字の覚え方 舎           漢字の覚え方 者           漢字の覚え方 射           漢字の覚え方 勺          
  • サ行(シャク・セキ)
    漢字の覚え方 席           漢字の覚え方 尺           漢字の覚え方 赤           漢字の覚え方 石           漢字の覚え方 責           漢字の覚え方 夕           漢字の覚え方 昔          
  • サ行(シュウ)
    漢字の覚え方 乑           漢字の覚え方 舟・受         漢字の覚え方 州           漢字の覚え方 習           漢字の覚え方 秋           漢字の覚え方 秀           漢字の覚え方 周           漢字の覚え方 祝・呪        漢字の覚え方 就          
  • サ行(シュン)
    漢字の覚え方 盾           漢字の覚え方 旬           漢字の覚え方 舜           漢字の覚え方 夋           漢字の覚え方 屯・春        
  • サ行(シュ)
    漢字の覚え方 手           漢字の覚え方 殳           漢字の覚え方 朱           漢字の覚え方 守           漢字の覚え方 首           漢字の覚え方 主           漢字の覚え方 取           漢字の覚え方 出           漢字の覚え方 叔           漢字の覚え方 宿          
  • サ行(ショウ・セイ)
    漢字の覚え方 成           漢字の覚え方 青           漢字の覚え方 生           漢字の覚え方 正          
  • サ行(ショウ)
    漢字の覚え方 升           漢字の覚え方 焦           漢字の覚え方 象           漢字の覚え方 小           漢字の覚え方 召           漢字の覚え方 尚           漢字の覚え方 章           漢字の覚え方 爿           漢字の覚え方 昌           漢字の覚え方 詳・善        
  • サ行(ショ)
    漢字の覚え方 庶           漢字の覚え方 処           
  • サ行(シン)
    漢字の覚え方 臣           漢字の覚え方 兂           漢字の覚え方 眞           漢字の覚え方 心           漢字の覚え方 囟(田)        漢字の覚え方 申           漢字の覚え方 辰           漢字の覚え方 辛・新         漢字の覚え方 深・探         漢字の覚え方 帚・侵        
  • サ行(ジ )
    漢字の覚え方 茲           漢字の覚え方 寺           漢字の覚え方 自           漢字の覚え方 舟・受         漢字の覚え方 孰           漢字の覚え方 朮           漢字の覚え方 盾           漢字の覚え方 女           漢字の覚え方 尽           漢字の覚え方 甚          
  • サ行(ジャク)
    漢字の覚え方 若           漢字の覚え方 弱          
  • サ行(ジュウ)
    漢字の覚え方 重           漢字の覚え方 从、縱         漢字の覚え方 十          
  • サ行(ジュツ)
    漢字の覚え方 戌           漢字の覚え方 朮          
  • サ行(ジョウ)
    漢字の覚え方 黽           漢字の覚え方 丈           漢字の覚え方 襄           漢字の覚え方 丞           漢字の覚え方 乗           漢字の覚え方 成           
  • サ行(ジン)・ ナ行(ニン)
    漢字の覚え方 人           漢字の覚え方 壬           漢字の覚え方 刃          
  • サ行(ジ)・ナ行(ニ)
    漢字の覚え方 尼           漢字の覚え方 日           漢字の覚え方 入           漢字の覚え方 耳           漢字の覚え方 二           漢字の覚え方 爾          
  • サ行(ス・ズ )
    漢字の覚え方 水           漢字の覚え方 率           漢字の覚え方 隹           漢字の覚え方 垂           漢字の覚え方 芻           漢字の覚え方 寸           漢字の覚え方 豆          
  • サ行(セ )
    漢字の覚え方 世           漢字の覚え方 是           漢字の覚え方 制           漢字の覚え方 卩・節         漢字の覚え方 折           漢字の覚え方 舌           漢字の覚え方 詳・善        
  • サ行(セン)
    漢字の覚え方 韱           漢字の覚え方 亶           漢字の覚え方 巽           漢字の覚え方 前           漢字の覚え方 先           漢字の覚え方 宣           漢字の覚え方 専           漢字の覚え方 戔           漢字の覚え方 扇           漢字の覚え方 全           漢字の覚え方 占           漢字の覚え方 川           漢字の覚え方 薦        
  • サ行(ゼン)
    漢字の覚え方 然           漢字の覚え方 全          
  • サ行(ソ )
    漢字の覚え方 率           漢字の覚え方 疋           漢字の覚え方 卒           漢字の覚え方 且           漢字の覚え方 象           漢字の覚え方 蔵           漢字の覚え方 則           漢字の覚え方 尊          
  • サ行(ソウ)
    漢字の覚え方 叟           漢字の覚え方 臿           漢字の覚え方 曹           漢字の覚え方 匆           漢字の覚え方 忩           漢字の覚え方 倉           漢字の覚え方 爪           漢字の覚え方 送           漢字の覚え方 相           漢字の覚え方 早           漢字の覚え方 曾           漢字の覚え方 喿           漢字の覚え方 帚・侵      
  • サ行(ソク・ショク)
    漢字の覚え方 續           漢字の覚え方 蜀           漢字の覚え方 足           漢字の覚え方 束          
  • タ行(タ )
    漢字の覚え方 多           漢字の覚え方 㒸           漢字の覚え方 帶           漢字の覚え方 大           漢字の覚え方 退           漢字の覚え方 它・也         漢字の覚え方 弟           漢字の覚え方 厶・台         漢字の覚え方 代           漢字の覚え方 卓           漢字の覚え方 睪          
  • タ行(タン)
    漢字の覚え方 耑           漢字の覚え方 亶           漢字の覚え方 旦           漢字の覚え方 段           漢字の覚え方 詹           漢字の覚え方 深・探         漢字の覚え方 単          
  • タ行(チ )
    漢字の覚え方 离           漢字の覚え方 知           漢字の覚え方 畜           漢字の覚え方 竹           漢字の覚え方 宁           漢字の覚え方 直           漢字の覚え方 豖           漢字の覚え方 冘           漢字の覚え方 朕・藤        
  • タ行(チュウ)
    漢字の覚え方 丑           漢字の覚え方 壴           漢字の覚え方 肘           漢字の覚え方 中          
  • タ行(チョウ)
    漢字の覚え方 徴           漢字の覚え方 枼           漢字の覚え方 鳥           漢字の覚え方 朝           漢字の覚え方 長           漢字の覚え方 丁           漢字の覚え方 兆          
  • タ行(ツ )
    漢字の覚え方 㒸           漢字の覚え方 追          
  • タ行(テ )
    漢字の覚え方 帝           漢字の覚え方 氐           漢字の覚え方 廷           漢字の覚え方 呈           漢字の覚え方 弟           漢字の覚え方 啇           漢字の覚え方 占           漢字の覚え方 天           漢字の覚え方 田          
  • タ行(ト )
    漢字の覚え方 斗           漢字の覚え方 㝵           漢字の覚え方 奴           漢字の覚え方 度           漢字の覚え方 土           漢字の覚え方 讀           漢字の覚え方 屯          
  • タ行(トウ)
    漢字の覚え方 刀           漢字の覚え方 沓           漢字の覚え方 冬           漢字の覚え方 東           漢字の覚え方 朕・藤         漢字の覚え方 到           漢字の覚え方 豆          
  • タ行(ドウ)
    漢字の覚え方 童           漢字の覚え方 同          
  • タ行(ドウ)・ナ行(ノウ)
    漢字の覚え方 能           漢字の覚え方 脳           漢字の覚え方 農          
  • ナ行
    漢字の覚え方 奴           漢字の覚え方 南           漢字の覚え方 女           漢字の覚え方 内           漢字の覚え方 然           漢字の覚え方 念          
  • ナ行(ニン)・サ行(ジン)
    漢字の覚え方 人           漢字の覚え方 壬           漢字の覚え方 刃          
  • ナ行(ニ)・サ行(ジ)
    漢字の覚え方 尼           漢字の覚え方 日           漢字の覚え方 入           漢字の覚え方 耳           漢字の覚え方 二           漢字の覚え方 爾          
  • ナ行(ノウ)・タ行(ドウ)
    漢字の覚え方 能           漢字の覚え方 農           漢字の覚え方 脳          
  • ハ行(ブ)・マ行(ム)
    漢字の覚え方 武           漢字の覚え方 無          
  • ハ行(ハ )
    漢字の覚え方 巴           漢字の覚え方 巿           漢字の覚え方 派           漢字の覚え方 配・妃         漢字の覚え方 貝・買         漢字の覚え方 白           漢字の覚え方 莫           漢字の覚え方 癶           漢字の覚え方 犮           漢字の覚え方 伐          
  • ハ行(ハン)
    漢字の覚え方 凡           漢字の覚え方 般           漢字の覚え方 犯・氾         漢字の覚え方 八・半         漢字の覚え方 反           漢字の覚え方 番          
  • ハ行(ヒ )
    漢字の覚え方 卑           漢字の覚え方 非           漢字の覚え方 皮           漢字の覚え方 辟           漢字の覚え方 比           漢字の覚え方 備           漢字の覚え方 必           漢字の覚え方 表           漢字の覚え方 票           漢字の覚え方 苗          
  • ハ行(ヒョウ・ヘイ )
    漢字の覚え方 并           漢字の覚え方 平           漢字の覚え方 丙          
  • ハ行(ヒン )
    漢字の覚え方 賓           漢字の覚え方 品           漢字の覚え方 頻          
  • ハ行(ビ)・マ行(ミ)
    漢字の覚え方 尾           漢字の覚え方 未          
  • ハ行(フ )
    漢字の覚え方 歩           漢字の覚え方 付           漢字の覚え方 夫           漢字の覚え方 父           漢字の覚え方 不           漢字の覚え方 孚           漢字の覚え方 卜           漢字の覚え方 畐           漢字の覚え方 复           漢字の覚え方 服           漢字の覚え方 弗        
  • ハ行(フン )
    漢字の覚え方 賁           漢字の覚え方 勿           漢字の覚え方 八・分        
  • ハ行(ブン )
    漢字の覚え方 文           漢字の覚え方 分          
  • ハ行(ヘ )
    漢字の覚え方 敝           漢字の覚え方 並           漢字の覚え方 辟           漢字の覚え方 扁          
  • ハ行(ホ )
    漢字の覚え方 歩           漢字の覚え方 朋           漢字の覚え方 呆           漢字の覚え方 甫           漢字の覚え方 丰           漢字の覚え方 奉           漢字の覚え方 方           漢字の覚え方 包           漢字の覚え方 北           漢字の覚え方 賁           漢字の覚え方 本          
  • ハ行(ボ )
    漢字の覚え方 某           漢字の覚え方 戊           漢字の覚え方 母           漢字の覚え方 暴           漢字の覚え方 亡           漢字の覚え方 卯           漢字の覚え方 卜           漢字の覚え方 攴・攵        漢字の覚え方 菐           漢字の覚え方 木           漢字の覚え方 凡          
  • マ行
    漢字の覚え方 曼           漢字の覚え方 矛           漢字の覚え方 米           漢字の覚え方 莫           漢字の覚え方 末           漢字の覚え方 末           漢字の覚え方 綿          
  • マ行(メイ・ミョウ)
    漢字の覚え方 明           漢字の覚え方 名          
  • マ行(メン)・ハ行(バン・ベン)
    漢字の覚え方 面           漢字の覚え方 免          
  • マ行(メ・マ)・ハ行(バ)
    漢字の覚え方 馬           漢字の覚え方 麻         
  • マ行(モン)
    漢字の覚え方 文           漢字の覚え方 門          
  • マ行(モ)
    漢字の覚え方 戊           漢字の覚え方 毛           漢字の覚え方 孟           漢字の覚え方 木           漢字の覚え方 勿          
  • ヤ行
    漢字の覚え方 亦・夜         漢字の覚え方 舁            漢字の覚え方 予           漢字の覚え方 余           漢字の覚え方 谷          
  • ヤ行(ユ)
    漢字の覚え方 兪           漢字の覚え方 攸           漢字の覚え方 憂           漢字の覚え方 由           漢字の覚え方 斿           漢字の覚え方 酉           漢字の覚え方 右          
  • ヤ行(ヨウ)
    漢字の覚え方 黽           漢字の覚え方 幺           漢字の覚え方 夭           漢字の覚え方 翟           漢字の覚え方 枼           漢字の覚え方 羊           漢字の覚え方 䍃・揺         漢字の覚え方 用           漢字の覚え方 昜           漢字の覚え方 谷           漢字の覚え方 要          
  • ラ行
    漢字の覚え方 果           漢字の覚え方 戻           漢字の覚え方 畾           漢字の覚え方 来           漢字の覚え方 礼・豊         漢字の覚え方 剌           漢字の覚え方 楽           漢字の覚え方 闌           漢字の覚え方 秝           漢字の覚え方 列          
  • ラ行(リ )
    漢字の覚え方 离           漢字の覚え方 率           漢字の覚え方 栗           漢字の覚え方 利           漢字の覚え方 里           漢字の覚え方 良           漢字の覚え方 夌           漢字の覚え方 令           漢字の覚え方 量           漢字の覚え方 両           漢字の覚え方 力          
  • ラ行(リュウ )
    漢字の覚え方 龍           漢字の覚え方 立           漢字の覚え方 留           漢字の覚え方 流          
  • ラ行(リン)
    漢字の覚え方 侖           漢字の覚え方 粦           漢字の覚え方 林          
  • ラ行(ル )
    漢字の覚え方 婁           漢字の覚え方 流           漢字の覚え方 留          
  • ラ行(レイ)
    漢字の覚え方 戻           漢字の覚え方 礼・豊         漢字の覚え方 令          
  • ラ行(レン)
    漢字の覚え方 柬           漢字の覚え方 連          
  • ラ行(ロウ)
    漢字の覚え方 婁           漢字の覚え方 老           漢字の覚え方 良          
  • ラ行(ロク)
    漢字の覚え方 鹿           漢字の覚え方 彔           漢字の覚え方 六          
  • ラ行(ロ)
    漢字の覚え方 呂           漢字の覚え方 盧          
  • ワ行
    漢字の覚え方 或           漢字の覚え方 夗          
  • 中学校で習う漢字
    中学校1年生で習う漢字       中学校2年生で習う漢字       中学校3年生で習う漢字       中学校で習うようになった漢字      
  • 個人用電子計算機(パソコン)
    vostro230 Optiplex790に引越   Dell Vostro 3300 再生        Dell Vostro 3558 遅くなる    Dell vostro230 SSD 換装    Windows7→Windows10       Dell Vostro 3558 SSD 換装   
  • 呉音と漢音
    呉音と漢音               
  • 小学校1年生で習う漢字
    小学校1年生で習う漢字①     小学校1年生で習う漢字②    
  • 小学校2年生で習う漢字
    小学校2年生で習う漢字①     小学校2年生で習う漢字②     小学校2年生で習う漢字③     小学校2年生で習う漢字④    
  • 小学校3年生で習う漢字
    小学校3年生で習う漢字①      小学校3年生で習う漢字②     小学校3年生で習う漢字③     小学校3年生で習う漢字④    
  • 小学校4年生で習う漢字
    小学校4年生で習う漢字①      小学校4年生で習う漢字②     小学校4年生で習う漢字③     小学校4年生で習う漢字④    
  • 小学校5年生で習う漢字
    小学校5年生で習う漢字①      小学校5年生で習う漢字②     小学校5年生で習う漢字③     小学校5年生で習う漢字④    
  • 小学校6年生で習う漢字
    小学校6年生で習う漢字①      小学校6年生で習う漢字②     小学校6年生で習う漢字③     小学校6年生で習う漢字④    
  • 小学校で習う漢字
    小学校の漢字 上下左右      小学校の漢字 父母姉妹兄弟   小学校の漢字 春夏秋冬      小学校の漢字 一~十        小学校の漢字 天地人        小学校の漢字 東西南北     
  • 小説『明暗そのあと』
    百八十九                百九十                 百九十一                百九十二                百九十三                百九十四                百九十五                百九十六                百九十七                百九十八                百九十九                二百               
  • 文学・評論
    『半分、青い。』と北川悦吏子
  • 漢字 のエッセイ
    象形・指事・会意・形声 一年生  象形・指事・会意・形声 二年生  象形・指事・会意・形声 三年生  象形・指事・会意・形声 四年生  象形・指事・会意・形声 五年生  象形・指事・会意・形声 六年生  漢字でみるヤナギの分類      落語 空き巣             
  • 漢字 参考図書
  • 漢字 音読み索引(ア行)
  • 漢字 音読み索引(カ行)
  • 漢字 音読み索引(サ行)
  • 漢字 音読み索引(タ行)
  • 漢字 音読み索引(ナ行)
  • 漢字 音読み索引(ハ行)
  • 漢字 音読み索引(マ行)
  • 漢字 音読み索引(ヤ行)
  • 漢字 音読み索引(ラ行)
  • 漢字 音読み索引(ワ行)
  • 漢字・訓読み索引(あ行)
  • 漢字・訓読み索引(か行)
  • 漢字・訓読み索引(さ行)
  • 漢字・訓読み索引(た行)
  • 漢字・訓読み索引(な行)
  • 漢字・訓読み索引(は行)
  • 漢字・訓読み索引(ま行)
  • 漢字・訓読み索引(や行)
  • 漢字・訓読み索引(ら行)
  • 漢字・訓読み索引(わ行)
  • 漢字練習問題(中学生)
    練習問題1-1(書き)         練習問題1-1(読み)         練習問題1-2(書き)         練習問題1-2(読み)         練習問題1-3(書き)         練習問題1-3(読み)         練習問題1-4(書き)         練習問題1-4(読み)         練習問題1-5(書き)         練習問題1-5(読み)        
  • 災害
    災害時のスマホと携帯
  • 象形・指事・会意・形声文字
    象形・指事・会意・形声 一年生  象形・指事・会意・形声 二年生  象形・指事・会意・形声 三年生  象形・指事・会意・形声 四年生  象形・指事・会意・形声 五年生  象形・指事・会意・形声 六年生  
  • 部首索引 虫(むし)
  • 部首索引 魚(うお・さかな)
2026年4月
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