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2013年4月

2013年4月29日 (月)

漢字の覚え方 祝・呪

 漢字には『単語家族』と呼ばれる漢字の仲間があります。今日は祝、呪という『単語家族』を説明します。基本漢字は兄です。祝、呪は基本漢字『兄』から派生した漢字です。この祝、呪という漢字の成り立ちを考えます。小学校2年生で兄、4年生で祝を習います。呪は義務教育期間では習いません。

『兄(キョウ・ケイ)』については『漢字の覚え方 兄・竟』を御覧下さい。

 『兄(キョウ・ケイ)』xiongは神事を司る年長の人を表す漢字です。従って『兄』には『年長の人』と『祈る人』の二つ意味があります。意味の違いによって漢字を使い分ける必要が生じ、『祈る人』の意味の漢字が『祝(シュク)』、『呪(ジュ)』として派生しました。『兄(キョウ)』と読み方が違うのはそのためです。『祝(シュク)』と『呪(ジュ)』は、もともと同じ漢字だったのですが、良い方の祈りを『祝』、悪い方の祈りを『呪』として更に二つの漢字に分けられました。

 『祝(シュク・シュウ)』zhù、zhòuは、示(しめすへん・神事)に兄を足したものです。漢字の足し算では、示(神事)+兄(神に祈りを奉げる人)=祝(神に祈りを奉げている状況。祝う)です。漢字の部首は『示・しめすへん』です。

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音読みは『シュク』zhù、『シュウ』zhòuで、訓読みは『祝(いわ)う』です。祝賀(シュクガ)、祝宴(シュクエン)、祝言(シュウゲン)、祝儀(シュウギ)、祝辞(シュクジ)、祝詞(のりと)の祝です。

祝詞(のりと)は義務教育では習いませんが、常用漢字表に掲載されている特別な読み方です。

『祝(シュク・シュウ)』は小学校4年生で習う漢字http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-67fd.html です。

 『呪(ジュ)』zhòuは、口(くち)に兄を足したものです。漢字の足し算では、口(くち)+兄(神に祈りを奉げる人)=呪(神に祈りを奉げている状況。呪う)<です。漢字の部首は『口』です。

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音読みは『ジュ』、訓読みは『呪(のろ)う』です。呪文(ジュモン)、呪術(ジュジュツ)、呪詛(ジュソ)の呪です。『呪(ジュ)』は2010年から新たに常用漢字に追加登録され、中学校で習うことになりました。

「人を呪わば穴二つ」という慣用句があります。穴とは墓穴(はかあな)であり、他人を呪うと自分にも凶事がはねかえって来るという意味です。人生いろいろですが、決して他人を恨んだりしては不可(いけ)ません。前向きにコツコツと努力するのが良いのです。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-4f14.html

『漢字の覚え方 祝・呪』 祝 呪

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.しゅくが(   )会に参加する。

2.結婚式で しゅくじ (   )を述べる。

3.しゅうぎ(   )を配る。

4.しゅうげん (   )をあげる。

5.じゅもん(   )を唱える。

6.相手に災いが及ぶように じゅそ(   )する。

解説です。良い祈りには祝、悪い祈りには呪です。

解答です。祝賀、祝辞、祝儀、祝言、呪文、呪詛。

2013年4月28日 (日)

漢字の覚え方 列

 漢字には『単語家族』と呼ばれる漢字の仲間があります。今日は列(レツ)という字を中心とした『単語家族』を説明します。『単語家族』は足し算で表わす事が出来るので、列に何を足したらどんな漢字になるのかを考えていきます。

 この『単語家族』には列、例、烈、裂などが含まれ、『列』という共通部分を持ち、『レツ』という読みを持っています。小学校3年生で列、4年で例を習います。烈、裂は中学校で習う常用漢字です。

 基本の漢字である『列(レツ・レチ)』lieは、歹(かばねへん・がつへん・骨)に刀を合わせた漢字です。骨を切断し、横に並べることを示します。

 漢字の足し算では、歹(かばねへん・がつへん・骨)+刂(りっとう・かたな)=列(骨を切断し、並べること)です。漢字の部首は『刂・りっとう』、意味は『切り分ける』、『横に並べる』、『つらねる』です。縦に並べることは『行(ギョウ)』といいます。

映像(鶏の骨)では、こんな感じです。

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音読みは漢音の『レツ』が普通で、呉音の『レチ』と読むことはありません。訓読みは『列ねる(つらねる)』です。列国(レッコク)、行列(ギョウレツ)、序列(ジョレツ)、列車(レッシャ)、整列(セイレツ)、日本列島(ニホンレットウ)の列です。『列』は小学校3年生で習う漢字http://bit.ly/1vlSD7sです。

また、『列』は、人の首の骨を表していると言われており、非常に烈(はげ)しい漢字です。また、『列ねる(つらねる)』は常用外の読み方で中学校では使いません。

 『例(レイ)』liは、イ(にんべん・人のする作業)に列(並べる)を足したものです。漢字の足し算では、イ(にんべん・人のする作業)+列(並べる)=例(決まった順に並べる。たとえ)です。漢字の部首は『イ・にんべん』です。意味は『決まった順序』、『しきたり』、『たとえ』、『くらべる』です。

決まった順に並べるとこんな感じです。

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音読みは『レイ』、訓読みは『例(たと)える』です。決まった会が例会(レイカイ)、決まりから外れることを例外(レイガイ)、先のしきたりが先例(センレイ)、実際にためすのが実例(ジツレイ)、比較してくらべるのを比例(ヒレイ)と言います。『例』は小学校4年生で習う漢字http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/4-1c81.htmlです。

 『烈(レツ・レチ)』lieは、列(並べた骨)に灬(れっか・れんが・燃える炎)を足した形声文字です。漢字の足し算では、列(並べた骨)+灬(れっか・燃える炎)=烈(燃えさかる火のはげしい様子)です。漢字の部首は『<灬・れっか』です。

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音読みは『レツ』が普通で、呉音の『レチ』と読むことはありません。訓読みは『烈(はげ)しい』です。猛烈(モウレツ)、熱烈(ネツレツ)、忠烈(チュウレツ)、烈火(レッカ)、烈風(レップウ)の烈です。『烈』は中学校で習う常用漢字です。『烈(はげ)しい』は常用外の読み方で中学校では使いません。

 『裂(レツ・レチ)』lieは、列(切り分ける)に衣を足した形声文字です。漢字の足し算では、列(切り分ける)+衣(ころも・衣服・布)=裂(布地を切り分ける。裂く)です。漢字の部首は『衣・ころも』です。

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音読みは漢音の『レツ』が普通で、呉音の『レチ』と読むことはありません。訓読みは『裂(さ)く・裂(さ)ける』です。破裂(ハレツ)、分裂(ブンレツ)、亀裂(キレツ)、支離滅裂(シリメツレツ)、布を裂く(さく)、引き裂く(ひきさく)の裂です。『裂』は中学校で習う常用漢字です。

時間を割く、人手を割くには『割く(さく)』http://bit.ly/1hynvhbを使います。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-6f84.html

『漢字の覚え方 列』 列 例 烈 裂

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.ぎょうれつ(   )のできる店。

2.れっしゃ(   )に乗り込む。

3.せんれい(   )に倣(なら)う。

4.たとえ(  )を示す。

5.ひれい(   )選挙。

6.ねつれつ (   )歓迎。

7.れっか (   )の如く怒る。

8.布を さ(  )く。

9.風船が はれつ(   )する。

10.細胞の ぶんれつ(   )。

解説です。並べるには『列』、例えるには人を足して『例』、烈しいには火を足して『烈』、裂くには衣を足して『裂』です。

解答です。行列、列車、先例、例え、比例、熱烈、烈火、裂く、破裂、分裂。

今日はこの辺で終わりにします。

2013年4月27日 (土)

漢字の覚え方 褱・懐

 今日は懐(カイ)huái、壊(カイ)huàiという漢字について説明します。基本の漢字は『褱(カイ)』huáiです。基本漢字に忄(心)を足して懐、土を足して壊という漢字になります。二つの漢字の構成について考えます。懐は中学生、壊は中学生 で習う常用漢字です。中学何年生で習うかは教科書によって違います。

 『褱(カイ)』huáiは、衣(ころも・衣服)に眔(トウ・涙)を足したものです。漢字の足し算では、衣(ころも・衣服)+眔(トウ・涙)=褱(死んだ人に涙を流す)です。漢字の部首は『衣・ころも』、衣服はこの場合は死者の衣服といわれています。哀、遠、還なども死者の衣服に関係ある漢字です。『褱』の意味は『なみだ』です。

音読みは『カイ』です。褱の字が単独で使われることはありません。その省略形(水を省いています)が、『懐』、 『壊』の部分として活躍しています。

映像ではこんな感じです。

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『褱(カイ・なみだ)』は常用漢字ではありません。

 『懐(カイ)』huáiは、忄(りっしんべん・心)に褱を足したもので、懐かしく思う気持ちを表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、忄(りっしんべん・心)+褱(死んだ人に涙を流す)=懐(涙がでるほど懐かしい気持ち。ふところに流す涙。思う)です。漢字の部首は『忄・(りっしんべん』、漢字の意味は『懐かしくおもう』、『したしむ』、『懐(ふところ)』、『いだく』です。

正式な字体としての褱は衣で眔を挟むように書きます。常用漢字体の懐、壊は、十と罒に衣を足して書き、涙の部分の水は省略して書きます。懷、壞と正式な字体で書いても構いません。

音読みは呉音が『エ』、漢音が『カイ』、訓読みは『懐(なつ)かしい』、『懐(なつ)く』、『懐(ふところ)』です。懐中電灯(カイチュウデントウ)、懐古(カイコ)、懐妊(カイニン)、本懐(ホンカイ)、懐石(カイセキ)の懐です。

送り仮名に関しての注意です。形容詞の送り仮名は、嬉しい、楽しい、悲しいの様に「しい」から送るのが普通です。『懐』は懐く(なつく)の訓読みがあるので、懐かしいは「かしい」と送ることになっています。

懐 中(カイチュウ)の解説です。懐(ふところ)の中という漢字ですが、英語のpocket(ポケット)の和訳です。昔の時計は、ポケットに収める懐 中時計(カイチュウドケイ・pocket watch)というものが主流でした。時間を見るたびにポケットから出していたわけです。懐中は携帯の意味に使われるようになり、懐中電灯(カイチュウデントウ)とは携帯用の電灯の意味です。

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O・ヘンリの短編小説に『賢者の贈り物』というのがあります。この物語に懐中時計が出てくるのですが、とても良い話です。単行本で出ているし、中学校や高校の英語の教科書にも出ていた事がありました。興味のあるかたは読んでみて下さい。

『懐(カイ・なつかしい)』は中学生 で習う常用漢字です。

 『壊(カイ)』huài は、土(つちへん・土の構造物)に褱を足したものです。漢字の足し算では、土(つち)+褱(涙)=壊(土の構造物から穴があいて壊れる)です。漢字の部首は『土』、堤などの構造物から涙のように穴があいて壊れる事を示します。

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音読みは漢音の『カイ』と読むのが普通で、稀(まれ)に呉音の『エ』と読みます。訓読みは『壊(こわ)れる』です。

破壊(ハカイ)、決壊(ケッカイ)、崩壊(ホウカイ)、倒壊(トウカイ)、全壊(ゼンカイ)、壊滅(カイメツ)、壊死(エシ)の壊です。

『壊滅(カイメツ)』は『潰 滅(カイメツ)』とも書きます。ただし『潰』が常用外の漢字だったため『壊滅』を使うことが多いです。(追記。平成22年に『潰』は常用漢字として追加登録されました。中学校で習います。)

『壊(エ・カイ・こわれる)』は中学生 で習う常用漢字です。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-e9d7.html 

『漢字の覚え方 褱・懐』 褱 懐 壊

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.妹が かいにん(   )する。

2.かいちゅう(   )電灯。

3.男子の ほんかい(    )。

4.かいせき (   )料理。

5.昔を なつ(  )かしむ。

6.建物が ぜんかい (   )。

7.施設の老朽化で とうかい (   )する。

8.台風で かいめつ (   )的な被害を受ける。

9. 創造と はかい (   )。

10. ダムの けっかい (   )。

解説です。ふところと心には忄(りっしんべん)を足した懐、壊れるには土を足して壊です。

解答です。懐妊、懐中電灯、本懐、懐石、懐かしむ、全壊、倒壊、壊滅、潰滅、破壊、決壊。今日はこの辺で終わりにします。

漢字の覚え方 兄・竟

 漢字には『単語家族』と呼ばれる漢字の仲間があります。今日は兄(キョウ・ケイ)という漢字、竟(キョウ・ケイ)という漢字の『単語家族』を説明します。兄の『単語家族』は兄、況の2字、竟の『単語家族』は竟、境、鏡、競、兢の5字です。

小学校2年生で兄は小学校2年生 、鏡、競は小学校4年生、境は小学校5年生 、況は中学校 で習う常用漢字です。学校、学年に関係なく覚えてしまいましょう。 

 『兄(キョウ・ケイ)』xiōngは、口(サイ・祝器)にル(ひとあし・人間)を足したものです。漢字の足し算では、口(サイ・祝器)+ル(ひとあし・人間)=兄(祝祷を司る人。一家の長兄。大きい方)です。漢字の部首は『ル・ひとあし』です。

一族の神事に関しては長兄がこれを取り仕切っていました。神事に関して司る男性を兄、女性を巫と言ったのです。意味は。『祈る人』、『長兄』、『大きい人』、『あに』です。『祈る人』は違う漢字『祝』、『呪』があるため、『兄』を『祈る人』の意味で使うことはありません。

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音読みは、古い読み方の呉音が『キョウ』、漢音が『ケイ』、訓読みは『あに』です。特別な読み方で『兄さん』を『にいさん』と読みます。

兄弟(キョウダイ・ケイテイ)、兄事(ケイジ)、父兄(フケイ)、諸兄(ショケイ)、従兄弟(いとこ)の兄です。『兄』は『キョウ』と読んだり『ケイ』と読んだりややこしいです。

『兄(キョウ・ケイ・あに)』は小学校2年生で習う漢字です。

漢字の読み方の話をしましょう。漢字の読み方には、音読みと訓読みがあります。音読みは漢字を輸入したときの中国の読み方です。訓読みはその漢字に相当する日本古来の読み方です。

音読みには呉音(ゴオン)と言って最初に漢字を輸入した時の呉(江南)地方の音、漢音(カンオン)と言って遣唐使が持ち帰った唐時代の長安の音があります。呉音・漢音とも同じ場合は良いのですが、微妙に違う場合があります。

どう微妙に違うかというと、『兄』の場合、呉音は『キョウ』、漢音は『ケイ』です。非常に面倒なので、当時の平安朝では遣唐使の持ち帰った漢音に統一しようとしました。ところが、一度使い始めた呉音は簡単にはやめられません。そのまま1000年以上経過して現在に至っています。そのほかに鎌倉・室町時代入ってきた唐宋音(トウソウオン)があります。

訓読みは日本古来の読み方です。『兄』という漢字は、日本古来の言葉(やまとことば)でいう『あに』に相当します。そこで『兄』は『あに』と読むわけです。また、広く読まれている例外的な読み方を、文部省が常用漢字付表として指定しています。『兄さん』を『にいさん』と読むのがこれで熟字訓(ジュクジクン)と呼ばれています。

弟(ダイ・テイ・おとうと)について、詳しくは『漢字の覚え方 弟』をご覧下さい。

 『況(キョウ)』kuàngは、水が増える様子を表します。漢字の足し算では、氵(さんずい・水)+兄(大きい)=況(水が増えている様子)です。今よりも増える状況が『況』です。漢字の部首は『氵・さんずい』です。意味は『様子』、『ますます』、『ましてや』です。

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音読みは呉音の『キョウ』、訓読みは『ましてや』を意味する『況や(いわんや)』です。状況(ジョウキョウ)、実況(ジッキョウ)、概況(ガイキョウ)、近況(キンキョウ)、況や(いわんや)の況です。増えない状況を不況(フキョウ)と言い、経済の言葉で使います。

『況(キョウ)』は中学校 で習う常用漢字です。

 『兄』を『あに』の意味でなく、純粋に『祈る人』の意味に使った漢字に『祝(シュク)』、『呪(ジュ)』があります。『兄(キョウ)』とは読み方が違いますが、近い親戚筋の漢字です。もともと同じ漢字だったと言われています。良い方の祈りが『祝』、悪い方の祈りが『呪』として二つの漢字に分けられました。

 『祝(シュク・シュウ)』zhùは、示(しめすへん・神事)に兄を足したものです。漢字の足し算では、示(神事)+兄(神に祈りを奉げる人)=祝(神に祈りを奉げている状況。祝う)です。漢字の部首は『示・しめすへん』です。

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音読みは『シュク』zhù、『シュウ』zhòuで、訓読みは『祝(いわ)う』です。祝賀(シュクガ)、祝宴(シュクエン)、祝言(シュウゲン)、祝儀(シュウギ)、祝辞(シュクジ)、祝詞(のりと)の祝です。

祝詞(のりと)は義務教育では習いませんが、常用漢字表に掲載されている特別な読み方です。

『祝(シュク・シュウ・いわう)』は小学校4年生で習う漢字です。

 『呪(ジュ・のろう)』zhòuは、口(くち・言葉)に兄を足したものです。漢字の足し算では、口(くち)+兄(神に祈りを奉げる人)=呪(神に祈りを奉げている状況。呪う)です。漢字の部首は『口・くち』です。

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音読みは『ジュ』、訓読みは『呪う(のろう)』です。呪文(ジュモン)、呪術(ジュジュツ)、呪詛(ジュソ)の呪です。

『呪(ジュ・のろう)』は平成22年に新たに常用漢字として追加されました。中学生で習うようになった漢字です。

「人を呪わば穴二つ」という慣用句があります。穴とは墓穴であり、二人の墓穴です。他人を呪うと自分にも凶事がはねかえって来るという意味です。人生いろいろですが、決して他人を恨んだりしては不可(いけ)ません。前向きにコツコツと努力するのが良いのです。

 『竟(キョウ・ケイ)』jìngは、音(おと・神の返答)にル(ひとあし・人間)を足したものです。漢字の足し算で覚えるならば、音(おと・神の返答)+ル(ひとあし・人間)=竟(儀式に神の返答があり、儀式が終わる。おわる。ついに)です。漢字の部首は『立・たつ』です。

音読みは、呉音が『キョウ』、漢音が『ケイ』、訓読みは『竟(つい)に』です。

『おわること』・『つまりは』を畢竟(ヒッキョウ)、宴をおわることを竟宴(キョウエン)といいます。明治・大正の頃の小説には『畢竟』という言葉が良く使われていました。『竟』は常用漢字から外れたために今では殆ど使われません。しかし、境・鏡の漢字の一部として活躍しています。

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『竟(キョウ・ついに)』は常用漢字から外れています。

 『境(キョウ・ケイ)』jìngは、土(つち・土地)に竟(キョウ・おわる・区切る)を足した形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、土(つち・土地)+竟(キョウ・おわる・区切る)=境(土地の境目。特に神事の場所の境目)です。漢字の部首は『土・つちへん』です。

映像ではこんな感じです。

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意味は『土地の境目』、『一定の区切られた場所』、転じて『置かれた状態』を表します。音読みは、呉音が『キョウ』、漢音が『ケイ』、訓読みは『境(さかい)』です。

境界(キョウカイ)、環境(カンキョウ)、辺境(ヘンキョウ)、境遇(キョウグウ)、境内(ケイダイ)、国境(コッキョウ・くにざかい)の境です。

『境(キョウ・ケイ・さかい)』は小学校5年生で習う漢字です。

 『鏡(キョウ)』jìngは、金(かねへん・金属)に竟(境目)を足した形声文字です。漢字の足し算では、金(かねへん・金属)+竟(境目=鏡(境目がはっきり映る金属。鏡)です。漢字の部首は『金・かねへん』です。

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音読みは『キョウ』、訓読みは『かがみ』です。特別な読み方で『眼鏡』の訓読みを『めがね』といいます。眼鏡(ガンキョウ・めがね)、鏡台(キョウダイ)、望遠鏡(ボウエンキョウ)、手鏡(てかがみ)の鏡です。

『鏡(キョウ・かがみ)』は小学校4年生で習う漢字です。

眼鏡(めがね)も常用漢字表の付表に掲載されている特別な訓読み、熟字訓(ジュクジクン)です。

 『競(キョウ・ケイ)』jìngは、竟(神に祈る。神の返答)×2の映像です。漢字の足し算で覚えるならば、竟(神に祈る。神の返答)+竟(神に祈る。神の返答)=競(二人で神に祈る姿)です。漢字の部首は『立・たつ』です。

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二人並んで神に祈る姿からやがて『競(きそ)う)』、『くらべる』、『競り合う(せりあう)』の意味になりました。字形的には、音の中の-が抜けた形になっています。書く時に竟竟にならないように注意してください。

 『競』の漢字の成り立ちですが、言(言葉)+ル(ひとあし・人間)と解釈し、人が言い争うという説があります。それは篆文(テンブン)の字体では、言と音がほぼ同じ字体であるためです。『言』か『音』かどう採るかによって解釈が違うわけです。篆文とは現在使われている楷書体(カイショタイ)の元になる字体です。

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音読みは呉音が『キョウ』、漢音が『ケイ』、訓読みは『競う(きそう)』、『競る(せる)』です。競演(キョウエン)、競技(キョウギ)、競争(キョウソウ)、競走(キョウソウ)、競売(キョウバイ・ケイバイ)、競輪(ケイリン)、競馬(ケイバの競です。競売(キョウバイ)』ですが、法律用語としては『ケイバイ』と読みます。

『競(キョウ・ケイ・きそう)』は小学校4年生で習う漢字です。

 『兢(キョウ)』jīngは、古い書物に『競』と同じ語源とあります。竟(神に祈る。神の返答)×2の映像です。漢字の足し算では、竟(神に祈る。神の返答)+竟(神に祈る。神の返答)=兢(二人で神に祈る姿。神をおそれる。慎む)です。

こちらの漢字は二人並んで神に祈る姿から『神をおそれる』、『慎(つつし)む』の意味になりました。漢字の使用例としては『戦々兢々(センセンキョウキョウ・緊張してびくびくするさま)』があるのみです。実際は『兢』が常用漢字ではないため『戦々恐々』と書きます。

 『キョウ』とは字音が違いますが、『克(コク)』kè(兜を被って耐える。緊張する)×2であるという説もあります。

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http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-ca9f.html

『漢字の覚え方 兄・竟』 兄 況 祝 呪 境 鏡 競 兢

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.きょうだい(   )喧嘩(げんか)。

2.円高による ふきょう(   )。

3.じょうきょう(   )を把握する。

4.しゅうげん(   )をあげる。

5.じゅもん(   )を唱える。

6.かんきょう(   )に配慮する。

7.お寺の けいだい(   )を歩く。

8.ぼうえんきょう(   )を見る。

9.てかがみ(   )を使う。

10.めがね(   )をかける。

11.陸上 きょうぎ(   )。

12.価格の自由 きょうそう(   )。

解説です。兄は兄、状況に水が増えるで況、祝うは示を足して祝、呪うは口を足して呪、境界は竟に土を足して境、鏡は金属で鏡、競うは(音の-なし)+ル)×2で競です。

解答です。兄弟、不況、状況、祝言、呪文、環境、境内、望遠鏡、手鏡、眼鏡、競技、競争

2013年4月21日 (日)

漢字の覚え方 巠

漢字には『単語家族』と呼ばれる漢字の仲間があります。今日は巠、徑(径)、經(経)、輕(軽)、頸(頚)、脛、莖(茎)、勁という漢字の仲間『単語家族』を説明します。基本の漢字は『巠』です。意味は『たて』、読み方は『ケイ』が基本です。元になる映像は機織(はたおり)の縦の糸です。『巠 』の漢字自体使われませんが、多くの漢字のパーツとして活躍しています。

『単語家族』は足し算で表わすことができるので『巠』に何を足すとどんな漢字になるのかを考えます。軽は小学校3年で習う漢字 、径は小学生4年で習う漢字、経は小学校5年で習う漢字、茎は中学校で習う常用漢字です。学年、学校に拘らず一緒に覚えましょう。

 『巠(ケイ)』jīngという漢字は、機織(はたおり)の縦(たて)の糸を漢字にした象形文字です。漢字の部首は『巛・まがりかわ』、意味は『たて』です。『巠』は単独で使われることはありませんが、その省略形の『圣』が、径、経、軽などの漢字のパーツとして活躍しています。

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『説文解字』には「水脈なり」とあります。

 『徑・径(ケイ)』jìngは、」人が歩く姿に巠を足した形声文字です。漢字の足し算では、彳(ぎょうにんべん・人が歩く姿)+巠(たて)=徑(人が直線状に歩く。近道)です。漢字の部首は『彳・ぎょうにんべん』です。

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現在は常用漢字体である『径』を使うのが普通です。戦争に負ける前は、省略していない正字体(旧字体)の『徑』が使われていました。戦争に負けてからは省略した『径』が当用漢字・常用漢字として登録されたので、正字体の『徑』は使われなくなりました。

音読みは漢音の『ケイ』が普通です。呉音の『キョウ』と読むことはありません。訓読みは『みち』です。意味は『小径(こみち)』、『まっすぐに』、『ただちに』です。

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数学では円の中心を通る(縦の)線を直径(チョッケイ)といいます。まっすぐな行いを径行(ケイコウ)といいます。銃口などの直径を口径(コウケイ)、直径の半分を半径(ハンケイ)、小さい径・路を径路(ケイロ)、本当に小さい径(みち)を小径(こみち)、山の中の径を山径(やまみち)といいます。

『径(ケイ・みち)』は小学生4年で習う漢字です。

 たてを示す漢字には『縦(ジュウ・たて)』zougがあります。糸と従(人がたてに並んで歩く姿)を合わせた漢字http://bit.ly/1FfCTWO で、糸が縦に伸びる様子を表します。

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よこを表す漢字『横(オウ・よこ)』hengは、木に黄(火が横に燃える様)を合わせた漢字http://bit.ly/1w2Lh5I で、横に広がる木を表します。

 『經・経(ケイ・キョウ)』jīngは、上下にまっすぐ伸びる縦糸を表す形声文字です。漢字の足し算では、糸+巠(ケイ・たて・まっすぐ)=経(真っ直ぐな縦糸。筋道)です。漢字の部首は『糸・いとへん』です。意味は『織物の縦糸』、『縦の方向』です。

現在は常用漢字体である『経』を使うのが普通です。戦争に負ける前は、正字体(旧字体)である『經』が使われていました。

音読みは漢音の『ケイ』が普通で、呉音の『キョウ』と読むこともあります。訓読みは『経て(たて)』、『経つ(たつ)』、『経る(へる)』です。

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『経緯(ケイイ・いきさつ)』という言葉がありますが、縦糸(経)と横糸(緯)のことで、事の経過をしめす言葉です。

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『経路(ケイロ)』という言葉がありますが、縦の道(経)と横の道(路)のことで、通ってきた道順、道筋を示す言葉です。例えばバスの運行経路(ケイロ)のように使います。

『経』については時間の概念が有り『通り過ぎる』、『へる』、『おさめていく』の意味があります。宗教の教えを書いたものを『経(キョウ)』といいます。経て(たて)に長い文章だからです。

体験を経ることを経験(ケイケン)、英語のeconomyの和訳を経済(ケイザイ)、事業をおさめ、営むことを経営(ケイエイ)、時間が過ぎゆく(経つ)ことを経過(ケイカ)、地球の縦方向を経線(ケイセン)、お経を読むことを読経(ドキョウ)といいます。

『経済』の語源ですが『経世』(ケイセイ・世の中をおさめる)と『済民』(ザイミン・民をすくう)から来ています。この理想的な政策なことを『経済』(ケイザイ)といいました。明治時代にエコノミーの和訳に『経済』という漢字をあてたため、『経済』は人々の生産・消費活動に関する言葉として使われるようになったのです。

『経(ケイ・たて)』は小学校5年で習う漢字です。

 『輕・軽(ケイ)』qīngは、まっすぐ速く走る軽量戦車を表す形声文字です。軽量戦車の反対が荷物を積んで走る戦車で輜重(シチョウ)といいます。漢字の足し算では、車(馬車)+巠(まっすぐ)=軽(まっすぐ走る軽い戦車。軽い)です。漢字の部首は『車・くるまへん』です。

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常用漢字体である『軽』を使うのが普通です。戦争に負ける前は、正字体(旧字体)である『輕』が使われていました。

音読みは漢音が『ケイ』が普通で、呉音の『キョウ』は使いません。唐宋音の『キン』は稀(まれ)に使います。訓読みは『軽い(かるい)』、『軽やか(かろやか)』です。

軽快(ケイカイ)、軽視(ケイシ)、軽傷(ケイショウ)、軽量(ケイリョウ)、剽軽(ヒョウキン)、気軽(きがる)の軽です。

『軽(ケイ・かるい)』は小学校3年で習う漢字です。

 『頸・頚(ケイ)』jǐngはまっすぐな頸(くび)を表した形声文字です。漢字の足し算では、巠(ケイ・まっすぐ)+頁(顏)=頸(頭の下のまっすぐな部分)です。部首は『頁・おおがい』、意味は『くび』です。

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音読みは『ケイ』、訓読みは『くび;』です。刎頸(フンケイ)、頸椎(ケイツイ)、頸部(ケイブ)、喉頸(のどくび)の頸です。字体としては『頸』の字が正統です。『頚』の字は省略形であり、常用漢字ではないので正式な文章では使いません。

『頸(ケイ・くび)』は常用漢字ではありません。

 『脛(ケイ)』jìngは真っ直ぐな脛(すね)を表した形声文字です。漢字の足し算では、月(にくづき・体の部分)+巠(まっすぐ)=脛(体のまっすぐな部分。すね)です。部首は『月・にくづき』です。

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音読みは『ケイ』、訓読みは『すね』、『はぎ』です。脛毛(すねげ)、脹脛(チョウケイ・ふくらはぎ)の脛です。

『脛(ケイ・すね)』は常用漢字ではありません。

 『莖・茎(ケイ・コウ)』jìngは植物のまっすぐな部分の茎(くき)を表した形声文字です。漢字の足し算では、艸艹(くさかんむり・植物)+巠(まっすぐな)=茎・莖(植物のまっすぐな部分。くき)です。部首は『艸・くさかんむり』です。

常用漢字体である『茎』を使うのが普通です。戦争に負ける前は、正字体(旧字体)である『莖』が使われていました。

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音読みは慣用読み『ケイ』が普通で、『コウ』という読み方もあります。訓読みは『くき』です。地下茎(チカケイ)、根茎(コンケイ)、茎若布(くきわかめ)、歯茎(はぐき)の茎です。

『茎(ケイ・コウ・くき)』は中学校で習う常用漢字です。

この『単語家族』には痙攣(ケイレン)の『痙(ケイ)』jìngがあります。疒(やまいだれ・病気)に巠(たて)を足した漢字です。筋肉が経てに引き攣(つ)ることを痙攣(ケイレン)といいます。

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『痙(ケイ)』は常用漢字ではありません。

妖怪(ヨウカイ)の『怪(カイ)』guàiという漢字があります。『巠(ケイ)』ではなく『圣(カイ)』の仲間の漢字です。厳密に言うと『巠(ケイ)』jīngと『圣(カイ)』shèngとは全くの別字ですので、『怪』』guàiは『巠・ケイ・たて』とは関係ありません。

 『怪(カイ)』guàiは、土の霊に関係している形声文字です。漢字の足し算で表すと、忄(心・霊)+又(手)+土=怪(土地の霊に対する畏敬の気持ち。怪しい)です。漢字の部首は『忄・りっしんべん』、漢字の意味は『怪(あや)しい』です。

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音読みは漢音の『カイ』が普通です。呉音の『ケ』と読むときもあります。訓読みは『怪(あや)しい』、『怪(あやかし)』です。不思議な力を持つ存在・怪(あやかし)を妖怪(ヨウカイ)、正体のわからない超常的な存在・並外れた人間のことを怪物(カイブツ)、怪(あや)しみ訝(いぶか)るいぶかること・不思議に思うことを怪訝(ケゲン)といいます。

怪(カイ)は中学生で習う常用漢字です。『漢字の覚え方 届』も御覧ください。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-88c3.html

『漢字の覚え方 巠』 径 経 軽 頸 脛 茎 痙 怪

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.哲学の こみち (    )。

2.円の中心を通る ちょっけい(    )。

3.お きょう(  )を読む。

4.物事の けいい(    )。

5.会社の けいえい(    )状態。

6.時間の けいか (    )。

7.バスの運行 けいろ(    )。

8.けいざい(    )が良くない。不景気である。

9.けいけん (    )が足りない。

10.けいしょう(    )で済んだ。

11.けいかい (    )な動き。

12.けいつい(    )を痛める。

13.すねげ(    )が見えてしまう。

14.植物の くき(  )。

15.ようかい(    )が現われそうな森。

解説です。近道の関係は『径』、おさめる。時間を経るには『経』、軽いは車を足して『軽』、首は頁を足して『頸』、すねは月を足して『脛』です。くきは艸・艹(くさかんむり)を足して『茎』です。

解答です。小径、直径、経、経緯、経営、経過、経路、経済、経験、軽傷、軽快、頸椎、脛毛、茎、妖怪

2013年4月20日 (土)

漢字の覚え方 畜

 今日は『畜(チク)』chù、xùと『蓄(チク)』zhù、xùの二つの漢字を説明します。畜と蓄は同じ仲間の漢字です。基本の漢字は畜『(チク)』に何を足したら『蓄(チク)』になるのかを考えます。

漢字は足し算で表わす事が出来るものについては、意味を考えて漢字の足し算でを覚えると便利です。漢字の足し算で一緒に覚えましょう。

 『畜(チク)』chù、xùという漢字は、玄(ゲン・黒い糸)に田(た・たんぼ)を足した会意文字(カイイモジ)です(藤堂)。黒土の田んぼを表します。漢字の足し算では、玄(ゲン・黒い糸)+田(た・たんぼ)=畜(養分に富んだ黒い土・やしなう・飼う)です。漢字の部首は『田』です。

『畜』はもともと養分に富んだ黒土がやしなう全てのものを表していました。やがて飼っている動物を指すようになりました。馬、牛、羊、鶏、犬、豚の家畜(カチク)を指します。意味は『飼う』、『やしなう』、『たくわえる』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『チク』です。家畜(カチク)、畜産(チクサン)、畜生(チクショウ)の畜です。

『畜(チク)』は中学校で習う常用漢字です。

畜は玄(糸)を田(染料の入った器)に浸している映像であるという説(白川)があります。『浸すから』から『たくわえる』、『やしなう』の意味に発展したというものです。

 『蓄(チク)』zhù、xùという漢字は、艹(植物)に畜を足した形声文字(ケイセイモジ)です。漢字の足し算では、艹(くさかんむり・植物)+畜(飼う・たくわえる)=蓄(冬に蓄える植物)です。漢字の部首は『艹・くさかんむり』です。冬季の間に保存する野菜類を表現しています。やがて、野菜類に限らずに『蓄える(たくわえる)』はこの漢字を使うようになりました。

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音読みは呉音・漢音ともに『チク』、訓読みは『蓄(たくえ)える)』です。貯蓄(チョチク)、蓄積(チクセキ)、備蓄(ビチク)、含蓄(ガンチク)、薀蓄(ウンチク)の蓄です。

『蓄(チク・たくわえる)』は中学校で習う常用漢字です。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-ee73.html

『漢字の覚え方 畜』 畜 蓄 

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.北海道は ちくさん(   )業が盛ん。

2.人間の生活に役立つ かちく(   )。

3.石油の びちく (   )。

4.がんちく(   )に富む言葉。

5. ノウハウの ちくせき (   )が重要。

6. 将来に備えて ちょちく (   )しておく。

解説です。動物には畜、蓄えるには蓄です。

解答です。畜産、家畜、備蓄、含蓄、蓄積、貯蓄。今日はこの辺で終わりにします。

 少し漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字について六種類の原理を説明しています。これを『六書(リクショ)』といいます。六種類のうち四種類は漢字の成り立ちについて、残りの二種類は漢字の使用法についてです。

四種類の漢成り字の成り立とは、①物の形に象った(かたどった)文字-『象形文字』(ショウケイモジ)、②象形文字を基に点を打つことにより示された文字-『指事文字』(シジモジ)、③文字を組み合わせて造った文字-『会意文字』(カイイモジ)、④意味と音・声を示す文字を組み合わせた文字-『形声文字』(ケイセイモジ)の四種類です。

『畜』は玄(ゲン・黒い糸)と田(デン・たんぼ)を組み合わせた漢字なので、『会意文字』(カイイモジ)です。玄は黒い糸、田は田んぼを象った(かたどった)文字なので『象形文字』(ショウケイモジ)です。

ここでは出てきませんが、一、二、上、下の漢字は、象形文字に線や点を打った文字なので、『指事文字』です。『蓄』は艹(くさかんむり・植物)に畜を組み合わせたもの、『畜(チク)』は『蓄(チク)』の音・声(音符)『(チク)』を示していますから『形声文字』(ケイセイモジ)です。

漢字の殆どはこの『形声文字』です。漢字が足し算であるというのは、この漢字の成り立ちに関わっています。『形声文字』は音・声(音読み)が同じなので、音・声(音読み)を基に漢字の足し算で、漢字を覚えようという根拠はここにあります。

漢字の覚え方 辛・新

 今日は辛、新、薪、親、辞という漢字の仲間を説明します。基本の漢字は『辛』xīnです。取っ手のある針の形で、入墨をする様子を表す象形文字(ショウケイモジ)です。『辛(つら)い』、『辛(から)い』の意味があります。読み方は『シン』が基本です。

漢字は足し算で表わす事が出来るものについては、意味を考えて漢字の足し算でを覚えると便利です。辛に何を足したら新、薪、親、辞、言になるのかを考えます。小学生2年で新、親、言を習い、4年で辞、中学校で辛、薪を習います。学校、学年に関係なく一緒に覚えましょう。

基本漢字の『辛』xīnは、取っ手のある針の形で、入墨をする様子を表す象形文字(ショウケイモジ)です。刺すような痛みをを表す(藤堂)といわれています。漢字の部首は『辛・しん』、漢字の意味は『辛(から)い』、『辛(つら)い』、『辛(かのと)』です。

音読みは、呉音・漢音ともに『シン』、訓読みは『辛(から)い』で、常用外の読み方に『辛(から)い』、『辛(かのと)』があります。辛(つら)いことを我慢することを辛抱(シンボウ)、辛(から)くて酸(す)っぱい味・辛(つら)く苦(くる)しいことを辛酸(シンサン)、辛(から)くて苦(にが)い味・辛(つら)く苦(くる)しいことを辛苦(シンク)、非常に手厳しいことを辛辣(シンラツ)、辛(から)い味を辛味(からミ)、口当たりが辛いもの・手厳しいことを辛口(からくち)、唐辛(トウがらし)の辛です。

十干の八番目(甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸)を表します。十干は(木→火→土→金→水)からなり兄弟で表すので、金(かね)の弟(おとうと)で辛(かのと)と読みます。東洋では十干(幹)と十二支(枝)を使って60の組み合わせで、年を数えます。辛亥革命(シンガイカクメイ)は辛亥(シンガイ・かのとでいのししの年)の年に起った革命です。

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辛口(からくち)のお酒は良いですね。日本酒で辛口と言えば、糖分の少ないスッキリした味の御酒をいうようです。ついつい飲みすぎます。

従姉妹が信州の超辛口の純米吟醸を送ってくれました。ちなみに、吟醸とは漢字的には吟(ギン・口に含んで良く味わう)じて醸(ジョウ・かもす・酒として発酵させる)、大変美味しいお酒です。吟味した米を使うわけですが、お米の外側を削るそうです。 まあ兎に角この世のものと思えぬ旨さです。

『辛(シン)』は中学校で習う常用漢字です。

 『新(シン)』xīnという漢字は、立(辛の省略形)に木と斤を足したものです。親族が亡くなった場合に、新しい神木を山へ切りに行きます。その神木で親族の『魂』がやどる霊牌を作るのです。辛はその神木に付けた目印の針です。斤は斧(おの)です。『新』は新しく木を斧で切ることです。

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漢字の足し算では、辛(シン・目印)+木(葬儀用の木)+斤(おのづくり・斧)=新(葬儀用の木を新しく切る。新しい)です。部首は『斤・おのづくり』、意味は『新しい』です。音読みは呉音・漢音ともに『シン』、訓読みは『新(あたら)しい』、『新(あら)た』、『新(にい)』です。

新しく聞く情報が新聞(シンブン)、結婚したての細君が新妻(にいづま)、新しいことと旧いことで新旧(シンキュウ)、新しく鮮度の良いのが新鮮(シンセン)、あらためて新しくするのが更新(コウシン)、新しい宿場町が新宿(シンジュク)です。江戸時代の有名な学者に新井白石(あらいハクセキ)さんがいます。

『新』が『あたらしい』、『あらた』と二通りの読み方があります。これはもともと大和言葉の『あらためる・あらたしい』に漢字の『新』をあてはめまたことに由来します。『たしい』より『らしい』の方が、はるかに言いやすいのでやがてひっくり返り『あたらしい』になりました。今では『あらたしい』は使われず『あらた』が残っています。

『新(シン)』は小学校2年で習う漢字です。

 『薪(シン)』xīnは、新しく切り出してきた木そのものです。漢字の足し算では、艹(くさかんむり・植物)+新(葬儀用の木を新しく切る)=薪(葬儀用に新しく切り出した木。まき。たきぎ)です。漢字の部首は『艹・くさかんむり』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『シン』で、訓読みは『たきぎ』、『まき』です。訓読みの『まき』は常用外の読み方です。薪を採ることを採薪(サイシン)、薪を採り、水を汲むことを薪水(シンスイ)といいます。

中国の故事で、薪に臥(ふ)し、胆(きも)を甞(な)めることを臥薪嘗胆(ガシンショウタン)といいます。意味は復讐(フクシュウ)するために自らを苦しい環境に置き、将来の成功を期することです。

臥薪嘗胆の解説です。薪(たきぎ)の上で寝るのは痛くて辛く、胆(きも)は苦いです。中国の戦国時代の呉王『夫差(フサ)』は父の復讐を誓い、自ら薪の上で寝ることで敗戦の屈辱を思い出し、仇の越王を破りました。敗れた越王『勾践(コウセン)』は苦い胆を嘗(な)めることで屈辱を忘れないようにし、呉王を破り雪辱を果たした。復讐するために自らを苦しい環境に置き、将来の成功を期することを『臥薪嘗胆』といいます。

レバーの為に一言。胆は熱を加えたり、干したりするから苦いので、血抜き処理した生のレバーはグリコーゲンを含んでいて甘くて美味しいのです。

『薪(シン)』は中学校で習う常用漢字です。

 『親(シン)』qīnという漢字は、新しくできた親族の霊牌・位牌を拝む(見る)こととされています。漢字の足し算では、辛(シン・目印)+木(葬儀用の木)+見(みる・見る事)=親(親族の葬儀用の霊牌・位牌を拝む。親)です。霊牌・位牌に亡親の魂(たましい)がやどるのです。漢字の部首は『見・みる』です。

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意味は『親の霊牌』、『親』ですが、じかに接することから『自ら(みずから)』、『親しい間柄』をも意味します。音読みは呉音・漢音ともに『シン』で、訓読みは『親(おや)』、『親(した)しむ』、『親(した)しい』です。

父親と母親を両親(リョウシン)、親しく近い(戚)血縁者を親戚(シンセキ)、親しくせまる(切)ことを親切(シンセツ)、親しみ愛(いつく)しむことを親愛(シンアイ)、自ら書いた手紙を親書(シンショ)といいます。親切は親を切る事ではありません。切迫(セッパク・差し迫ること)という熟語から解るように、『切』にはせまるの意味があります。

『親(シン)』は小学校2年で習う漢字です。

 『辭・辞(ジ)』cíという漢字があります。亂(乱)れた糸を辛(シン・刃物)で断ち切る映像を示す漢字です。漢字の足し算では、亂(ラン・乱れる)+辛(シン・刃物)=辭・辞(乱れをさばくこと。さばく言葉)です。言葉に関係するので舌を足すと覚えても良いでしょう。

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 『辤・辞(ジ)』cíもあります。こちらは受け取るに辛いを足した漢字で、辞退することです。漢字の足し算では、受(ジュ・受け取る)+辛(シン・辛い)=辤・辞(受け取らないこと。やめる)です。漢字の部首は『辛・シン』です。

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従って、『辞』には『ことば』、『やめる』、『ことわる』の意味があります。正式な字体は『辭・辤』ですが、常用漢字体の『辞』が使われます。音読みは呉音の『ジ』が普通で、漢音の『シ』と読むこともあります。訓読みは『辞める(やめる)』です。

職をやめることを辞職(ジショク)、辞めることを公表する書類を辞表(ジヒョウ)、官職の任命の書類(令)を辞令(ジレイ)、言葉の源を辞源(ジゲン)、感謝の言葉を謝辞(シャジ)、言葉を説明する書物を辞書(ジショ)といいます。

『辞(ジ)』は小学校4年で習う漢字です。

 『辛』を使った漢字に言(ゲン・ゴン)、辠(ザイ・つみ)があります。

 『言(ゲン・ゴン)』yánは、はっきり言う様子を表す会意文字です。漢字の足し算では辛(シン・刃物・はっきり)+口=言(はっきり言う。言葉)です。デザインの都合で辛の部分は変形されています。古い字形(篆文・テンブン)で見ると、辛の字だとわかります。漢字の部首は『言・ことば』、意味は『言う(いう)』、『言葉』、『口に出して言ったこと』です。

実は漢字の『音(オン)』も『言(ゲン)』に近く同じ『辛』を使っていることが分かります。

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音読みは呉音が『ゴン』、漢音が『ゲン』、訓読みは『言う(いう)』、『言(こと)』です。言語(ゲンゴ・ゴンゴ)、伝言(デンゴン)、進言(シンゲン)、証言(ショウゲン)、言い種(いいぐさ)、言葉(ことば)の言です。

漢字の世界では、漢字によって多少ニュアンスの違いがあります。

云(い)う 口ごもって云う。引用して云う。  『漢字の覚え方 云』http://bit.ly/1Tnh3Xf

言(い)う はっきり言う。             『漢字の覚え方辛』http://bit.ly/1vDDBdB

謂(い)う あることについて話す。       『漢字の覚え方 胃』http://bit.ly/1wflL22

曰(いわ)く 言った事には。~が言うのには。『漢字の覚え方 口』http://bit.ly/1XmVkQX

話(はな)す 勢いよく話す。           『漢字の覚え方 舌』http://bit.ly/1vZXObd

喋(しゃべ)る ペラペラ喋る           『漢字の覚え方 枼』http://bit.ly/1R7K6Mw

です。

『言(ゲン)』は小学校2年で習う漢字です。

 『辠・罪(ザイ)』zuìは、辠・罪(つみ)を表す漢字です。漢字の足し算で表すと、自(鼻)+辛(刃物)=辠(鼻を切り落とす刑罰)です。罪は、罒(網)+非(悪いこと)=罪(網をかぶせて悪いことを取り締まる。法にそむいた行為。罪。つみ)です。漢字の部首は『网・あみがしら』、漢字の意味は『法にそむいた行為』、『刑罰』、『悪いこと』です。秦の始皇帝のときに造られた新しい漢字です。

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もとの漢字は、辠(ザイ)で皇(コウ)と似ているために書き換えられたといわれています(藤堂)。漢字の足し算で表すと、自(鼻)+辛(刃物)=辠(鼻を切り落とす刑罰)です。

音読みは呉音が『ザイ』、漢音が『サイ』、訓読みが『罪(ツミ)』です。罪をおかすことを犯罪(ハンザイ)、問われている罪の事実を罪状(ザイジョウ)、罪を犯した者の生命を絶つことを死罪(シザイ)、罪をわびることを謝罪(シャザイ)といいます。

罪(ザイ)は小学校5年生で習う漢字です。

 辛の親戚筋の漢字に章 障 彰 商(ショウ)があります。音読みは『ショウ』、意味は『あきらか』。入れ墨を施術する様子を漢字にしたものです。『漢字の覚え方 章』にも掲載します。

 『章(ショウ)』zhāngは、入れ墨を施術する様子を漢字にしたものです。漢字(篆文・テンブン)の足し算では、音+十(一まとめ)=章(音楽・楽曲の一まとめ)です。古い字体の金文(キンブン)では、墨溜(だ)まりのある辛(シン・入れ墨用の針)の形で、もともとは入れ墨の模様を表す漢字です。意味は『入れ墨(良い意味)』、『しるし・模様』、『あきらかにする』、『音楽・文章の一区切り』です。

 金文のほうの字体も掲載しておきます。漢字の部首は『立』になります。

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音読みは呉音・漢音ともに『ショウ』です。一区切りの文を文章(ブンショウ)、楽曲の区切りを楽章(ガクショウ)、あきらかにすることを表章(ヒョウショウ)、しるしを紋章(モンショウ)といいます。大変良い意味の漢字なので、『あき』、『あきら』、『あや』、『たか』、『とし』、『ゆき』と名前に使われる漢字です。

章(ショウ)は小学校3年生で習う漢字です。

 『彰(ショウ)』zhāngは、入れ墨の鮮やかな模様を表す形声文字です。漢字の足し算では、章(あきらか)+彡(模様)=彰(鮮やかな模様。あきらか)です。漢字の部首は『彡・さんづくり』、意味は『あきらか』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ショウ』です。正義をあきらかにすることを彰義(ショウギ)、善い行いを世にあきらかにすることを表彰(ヒョウショウ)・顕彰(ケンショウ)といいます。『章』と同じく大変良い意味の漢字なので、『あき』、『あきら』、『あや』、『ただ』、『てる』と名前に使われます。『

彰(ショウ)は中学校で習う漢字です。

 『障(ショウ)』zhàngは、まともにさえぎる様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、阝(こざとへん・土)+章(あきらか)=障(土を盛ってあきらかにさえぎる。障る。)です。部首は『阝・こざとへん』、意味は『さえぎる』、『さわる』です。良い意味にも良くない意味にも使います。

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阝・こざとへんの漢字は防、阻、障とふせぐ、さえぎるの意味に使われる事があります。

音読みは呉音・漢音ともに『ショウ』です。訓読みは『障る(さわる)』。まともに防ぐことを保障(ホショウ)、さえぎられて障りになることを障害(ショウガイ)・故障(コショウ)、部屋をさえぎるものを障子(ショウジ)といいます。『

障(ショウ)は小学校6年生で習います。

 『商(ショウ)』shāngは、商(あきな)う様子・古代中国王朝の殷商(インショウ)を表すを形声文字です。漢字の足し算では、章(あきらか)+高(高い)=商(古代中国の高台に住む人たち。商人。しょうにん)です。高台に住んでいた殷王朝の商の人たちの末裔が商人になったといわれており、漢字の世界では、商(あきな)うに商の漢字を使います。漢字の部首は『口・くち』、漢字の意味は『商(あきな)う』です。

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音読みは呉音・漢音ともに『ショウ』、訓読みは『商(あきな)う』です。物を売って商いすることを商売(ショウバイ)、商売をする人・商の国の人を商人(ショウニン)といいます。

商(ショウ)は小学校3年生で習う漢字です。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-e091.html 

『漢字の覚え方 辛・新』 辛 新 薪 親 辞 章 彰 障 商

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.大根の からみ (    )成分。

2.しんぼう (    )出来ない。

3.非常に つら(  )い境遇。

4.学者 あらいはくせき(       )。

5.しんぶん(    )を読む。

6.しんきゅう (    )交代。

7.江戸時代 しんすい(    )給与令が出される。

8.しんせき (    )から御酒が届く。

9.旅人に しんせつ(    )にする。

10.大統領に しんしょ(    )を送る。

11.じひょう(    )を提出する。

12.じしょ(    )を引く。

13.王家の もんしょう(    )。

14.第一 がくしょう(    )。

15.大家の ひょうしょうしき(     )。

16.自動車が こしょう(    )する。

17.権利を ほしょう(    )する。

18.しょうにん(    )と農民。

解説です。辛い(からい・つらい)の関係は『辛』、新しいは木と斤(おの)を足して『新』、薪は新にくさかんむりを足して『薪』、親しい、親は木を見るにかえて『親』、言葉には舌を足して『辞』です。

文章、楽章は章、あきらかにするは彡を足して彰、遮(さえぎ)る、守るが阝(こざとへん)の障、商(あきな)うは章の省略形に高いを足して商です。

解答です。辛味、辛抱、辛い、新井白石、新聞、新旧、臥薪、薪水、親戚、親切、親書、辞表、辞書、紋章、楽章、表彰式、故障、保障、商人。今日はこの辺で終わりにします。

2013年4月14日 (日)

漢字の覚え方 麻

 漢字には『単語家族』と呼ばれる漢字の仲間があります。今日は麻(マ)maという字を中心とした『単語家族』を説明します。『単語家族』は足し算で表わす事が出来るので、麻に何を足したらどんな漢字になるのかを考えていきます。『単語家族』には麻、摩、磨、魔などが含まれ、『麻』という共通部分を持ち、『マ』という読みを持っています。麻、摩、磨、魔は中学校で習う常用漢字です。

 基本の漢字である『麻(メ・バ・マ・あさ)』は、广(まだれ・家の中)で麻の繊維を剥ぎ取っている姿の象形です。意味は『あさ』、『こする』、『こすってしびれる』です。漢字の部首は『麻・あさ』です。部首には『麻』という部首があります。

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音読みは唐宋音である『マ』が普通です。呉音の『メ』・漢音の『バ』と読むことは殆どありません。訓読みは『あさ』です。

漢字の読み方の話をしましょう。漢字には中国から輸入したときの読み方音読み(おんよみ)日本古来の読み方、訓読み(くんよみ)があります。

音読みには呉音(ゴオン)と言って最初に漢字を輸入した時の呉(江南)地方の音、漢音(カンオン)と言って遣唐使が持ち帰った唐時代の長安の音、鎌倉時代入ってきた唐宋音(トウソウオン)があります。呉音・漢音・唐宋音同じ場合は良いのですが、微妙に違う場合が困ります。

どう微妙に違うかというと、『麻』の場合、呉音は『メ』、漢音は『バ』、唐宋音『マ』と違うのです。つまり現在の中国では『ma』という一通りの読み方が、日本では三通りの残ってしまっているです。ただ、『麻』に関しては呉音と漢音で読むことはないので、唐宋音の『マ』と読んで下さい。

訓読みは日本古来の読み方です。『麻』という漢字は、日本古来の大和言葉(やまとことば)でいう『あさ』に相当します。そこで『麻』は『あさ』と読むわけです。

麻酔(マスイ)、麻薬(マヤク)、麻痺(マヒ)、胡麻(ゴマ)、亜麻(アマ)、麻婆豆腐(マーボードウフ)、麻疹(マシン・はしか)の麻です。『麻』は中学校で習う常用漢字です。『しびれる』については广(まだれ・家の中)を疒(やまいだれ・病い)に変えた『痲』も使われます。ただし、常用漢字ではないために使われる事は少ないです。痲酔(マスイ)、痲痺(マヒ)など『しびれる』熟語に使えます。

 『木綿(もメン)』が輸入・栽培されるまでは『麻(あさ)』は『絹(きぬ)』と並んで非常に重要な、馴染みある植物でした。『麻』の衣服は丈夫で、涼しく、温暖湿潤な日本の風土にマッチしていたのです。そのためか多くの人の名前に使われています。また、麻は神聖な植物とされ、お盆の時には、祖先の霊を迷いなく迎え入れるため、麻を燃やします。

麻婆豆腐(マーボードウフ)の由来ですが、考案者のおばさんにあばたがあったためと伝えられています。『麻』に(こする・はしか・あばた)の意味があります。あばたおばさんの豆腐料理といったところでしょうか。本場中国ではしびれる辛さを『麻味』というようです。

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胡麻(ゴマ)の由来ですが、『胡』に中国西方の意味があります。胡瓜(キュうり)、胡椒(コショウ)など西域由来の植物には『胡』がついています。中国西域由来の麻に似た植物を『胡麻』といいます。

 『摩(マ)』mo、maは麻(あさ・こする)に手(て・手の動作)を足した形声文字です。漢字の足し算では、麻+手(て・手の作業)=摩(手でさすること。こすること)です。漢字の部首は『手』です。

映像ではこんな感じです。

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意味は『する』、『さする』です。手を近づけることから『せまる』という意味もあります。音読みは『マ』が普通で、訓読みは『摩る(さする)・(する)』です。

摩擦(マサツ)、摩滅(マメツ)、摩耗(マモウ)、按摩(アンマ)、摩天楼(マテンロウ)の摩です。摩天楼は天に摩(せまる)るほど高い建物の意味です。『摩』は中学校で習う常用漢字です。

 『磨(マ)』moは、麻(あさ・こする)に石(砥石)を<足したもので、磨(みが)く様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、麻(あさ・こする)+石(いし・砥石)=摩(砥石で磨く)です。漢字の部首は『石』です。

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音読みは『マ』、訓読みは『磨(みが)く・磨(す)る・磨(と)ぐ』です。磨(す)る・磨(と)ぐ読み方は、常用外の読み方なので、中学校では使いません。

研磨(ケンマ)、磨滅(マメツ)、磨耗(マモウ)、切磋琢磨(セッサタクマ)、自分を磨く(みがく)、墨を磨る(する)の磨です。『磨』は中学校で習う常用漢字です。

磨(と)ぐは研(と)ぐ、砥(と)ぐとも書きます。

 『魔(マ)』moは、インドで悪魔を表すサンスクリット語(梵語)のmaraに麻(しびれる)の音moをあてはめたものです。人ではないので鬼(おに)を使っています。漢字の足し算では、鬼(おに・人でないもの)+麻(しびれる)=魔(悪魔のこと)です。漢字の部首は『鬼』、音読みは『マ』です。

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悪魔(アクマ)、魔術(マジュツ)、魔界(マカイ)、睡魔(スイマ)の魔です。『魔』は中学校で習う常用漢字です。

『麻』の『単語家族』には『麿(まろ)』という漢字もあります。日本でつくられた国字(コクジ)で、我が国だけで使われます。大和言葉(やまとことば)の一人称『まろ』を漢字にしたもので、音読みの『麻(マ)』、『呂(ロ)』をあわせてつくりました。『まろ』は『麻呂』とも書きます。

漢字の部首は『麻』、訓読みは『まろ』、音読みはありません。やがて『麿』のかわりに『丸(まる)』が使われるようになっていきます。

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『漢字の覚え方 麻』 麻 摩 磨 魔

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.病院で ますい(    )を受ける。

2.あさ (  )で出来た夏服は涼しい。

3.まやく (    )の撲滅運動。

4.ごま (    )を擂(す)る。

5.貿易 まさつ(     )。

6.まてんろう(        )。

7.とぎみがく ことを けんま(    )という。

8.自分を みが(  )く。

9.まじゅつ (    )を使う。

10. あくま (    )の仕業。

解説です。植物の麻としびれるには基本の麻、手でこする感じとせまるには摩、みがくには磨、悪魔には鬼を足して魔です。基本漢字の下の部分に石、手、鬼を足し合わせるのコツです。

解答です。麻酔、麻、麻薬、胡麻、摩擦、摩天楼、研磨、磨く、魔術、悪魔

今回はこの辺で終わりにします。

2013年4月13日 (土)

漢字の覚え方 卜

 漢字には『単語家族』と呼ばれる発音・意味上の漢字の仲間があります。今日は卜(ボク)buという字を中心とした『単語家族』を説明します。『単語家族』は足し算で表わす事が出来るので、卜に何を足したらどんな漢字になるのか漢字の構成を考えていきます。

 この仲間の漢字は卜、朴、仆、訃、赴などが含まれ、『卜』という共通部分を持ち、『ボク』もしくは『フ』という読みを持っています。朴、訃、赴は中学校で習う常用漢字です。

 基本の漢字である『卜(ボク)』buは、動物の骨・亀の甲羅を焼いて占いをする姿(象形・ショウケイ)です。骨を焼いて割れるひびの形が『卜』です。漢字の部首は『卜・ボク)』、漢字の意味は『うらなう』、『はがれる』、『割れる』です。この『卜(ボク)』が漢字の元になりました。いわゆる甲骨文字です。この字形を『卜文(ボクブン)』といっています。

 文字・書体の話をしましょう。殷王朝時代に公的行事を決定するために亀甲(キッコウ・かめの甲羅)や獣骨(ジュウコツ・けものの骨)を焼き、その占ないの結果について、刻みつけた文字を甲骨文字・卜文(ボクブン)といいます。

殷王朝から周王朝にかけて、鼎(かなえ)などの青銅器に刻みつけた文字を金石文・金文(キンブン)といいます。

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秦の時代に始皇帝が宰相李斯(リシ)に命じて統一させた漢字を篆文(テンブン)といいます。

篆文(テンブン)は装飾性が強く、曲線が多く書きづらいので、簡略化した漢字の書体、隷書(レイショ)が秦の時代から漢の時代に官僚たちの間で使われるようになりました。

漢の時代に、隷書(レイショ)を更に簡略化した漢字の書体を楷書(カイショ)がつくられました。現在使われている字体です。

 漢字の運用の問題で、常用漢字体(敗戦当時は当用漢字と言いました)というのがあります。一般的に使う漢字の数・書体を常用漢字(当用漢字)として国で制限しました。このときに正式な書類では使わない省略形の漢字を登録しました。今の常用漢字体です。例えば『軽』は省略形の漢字で、正式な漢字は『輕』です。常用漢字として『軽』を登録したので正式な漢字は『輕』は使われなくなりました。常用漢字は義務教育で習います。

 音読みは呉音・漢音とも『ホク』ですが、慣用音の『ボク』を使います。訓読みは『卜う(うらな)う』です。『卜う』は『占う』とも書きます。卜文の言葉を卜辞(ボクジ)、占うことが卜占(ボクセン)、人相を占うことを卜相(ボクソウ)、占う部署の人達を卜部(うらベ)と言います。漢字の部首は『卜・ボク』です。『卜』は常用漢字でないため、同じ意味で常用漢字の『占(セン・うらなう)』方が良く使われます。

映像では、こんな感じです。

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占(うらな)うについては『漢字の覚え方 占』をご覧ください。

 『朴(ボク)』poは、木(きへん・樹木)に卜(剥がれる)を足したものです。漢字の足し算では、木(樹木)+卜(剥がれる)=朴(皮を剥いだだけの木・素朴な状態)です。漢字の部首は『木・きへん』です。意味は『素朴』、『朴(ほお)』です。

『朴(ほお)』は植物の『ほおのき』を指します。剥いだ皮を昔薬用に使ったからです。葉の長さは30cmと大きく、味噌を焼くのに使います。花は黄色のさした白です。ただし中国では『えのき』を指します。植物、魚は違う種類のものを指すことがよくあります。

映像ではこんな感じです。

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音読みは呉音が『ホク』、漢音が『ハク』、慣用音が『ボク』です。訓読みは『ほお』です。素朴(ソボク)、質朴(シツボク)、朴葉味噌(ほおばミソ)の朴です。朴は人名用漢字です。

 『仆(ボク・フ)』puは、イ(にんべん・人)に卜(剥がれる・割れる)を足したものです。人が剥がれるで『仆れる』(たおれる)の意味に使います。漢字の足し算では、イ(にんべん・人)+卜(剥がれる・割れる)=仆(人がパタリと割れるように倒れる)です。部首は『イ・にんべん』です。

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音読みは『ボク・フ』、訓読みは『仆れる(たおれる)』です。顚仆(テンボク・テンフ)は転んで仆れる事。仆偃(フエン)は仆れ伏すことです。『仆』は常用漢字ではありません。従って『たおれる』は『倒れる』の漢字を使うのが普通です。倒れて死ぬ場合は『斃れる』です。

倒(たお)れるについては『漢字の覚え方 到』をご覧ください。

 『訃(フ)』fuは、言(ごんべん・言葉)に卜・仆(たおれる)を足したものです。人が亡くなったという知らせです。漢字の足し算では、言(言葉)+仆(たおれる)=訃(人が亡くなった知らせ)です。漢字の部首は『言・ごんべん』です。

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訃報(フホウ)、訃音(フオン)の訃です。『訃』は常用漢字ではありませんでしたが、平成22年に新たに常用漢字に追加され、中学校で習う漢字になりました。

常用漢字は広く使われる漢字として、義務教育期間に習う漢字です。漢字の使用に制限を加えようとする人達が亡くなられたため、平成22年の改定で一気に196字が追加されました。しかし漢字は足し算であることを知っていれば別に困ることはありません。朴、訃、赴は一緒に覚えて使い分ければ良いのです。

 『赴(フ・おもむく)』fuは、走(そうにょう・走る)に仆(たおれる)を足したものです。亡くなった人のことは、各地に知らせる必要があります。電話が無かった昔は、訃報(フホウ)を急いで(走って)各地に運んだのです。やがて、訃の部分の意味が失われ、正式にある場所からある場所に移動することを『赴く(おもむく)』というようになりました。

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漢字の足し算では、走(そうにょう・走る)+訃(人が亡くなった知らせ)=赴(あるところまで急いで行。赴く)です。漢字の部首は『走・そうにょう』です。

音読みは呉音・漢音ともに『フ』、訓読みは『赴く(おもむく)』です。赴任(フニン)は任地に(急いで)行くことです。弔問に来た客を赴客(フキャク)と言います。『赴』は中学校で習う常用漢字です。

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-0eb6.html

『漢字の覚え方 卜』 卜 朴 仆 訃 赴

少し練習しましょう。

1.人相を うらな(  )う。

2.ほお (  )葉味噌。

3.そぼく(    )な人柄。

4.しつぼく (    )な人物。

5.病に たお (  )れる。

6.ふほう (    )に接する。

7. 新しい任地に おもむ(  )く。

8. 単身 ふにん (    )する。

解説です。卜うには基本漢字の『卜』、素朴、質朴、植物には木の『朴』、仆れるにイを足して『仆』、知らせには言を足して『訃』、移動には走を足して『赴』を使い分けて下さい。

解答です。卜う、占う、朴、素朴、質朴、倒れる、仆れる、訃報、赴く、赴任。

少し漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字について六種の原理を説明しています。これを『六書(リクショ)』といいます。六種類のうち四種類は漢字の成り立ちについて、残りの二種類は漢字の使用法についてしるしています。

彼は、漢字の成り立ちを、物の形に象った(かたどった)『象形文字』(ショウケイモジ)、象形文字を基に点を打つことにより示された『指事文字』(シジモジ)、文字を組み合わせた『会意文字』(カイイモジ)、意味と音・声を示す文字を組み合わせた『形声文字』(ケイセイモジ)の四種類に分類しました。

『卜』は占ないのひびを象った(かたどった)文字なので『象形文字』です。『朴』は木に卜、『仆』は亻に卜、『訃』を言に卜、『赴』は走るに卜を組み合わせた文字です。『朴(ボク・フ)』の音・声(音符)含みますから『形声文字』です。

漢字の殆どはこの『形声文字』です。漢字が足し算であるというのは、この漢字の成り立ちに関わっています。『形声文字』は音・声(音読み)が同じなので、音・声(音読み)を基にして足し算で、漢字を覚えようという根拠はここにあります。

漢字の覚え方 爻・交

 今日は爻、交、効、較、校、学、覚、教という漢字の仲間を説明します。基本の漢字は『爻』、『交』です。意味は『交わる』、読み方は『コウ』が基本で、『キョウ』、『カク』と読むこともあります。元になる映像は違いますが、同じ趣旨の漢字です。小学生1年で学、校、2年生で交、教、4年生で覚、5年生で効を習い、中学校で肴、絞、較を習います。

 『爻(コウ)』yáoという漢字は、千木(ちぎ・木が交差する)造りの建物の描いた象形文字(ショウケイモジ)です。漢字の部首は『爻』、意味は『交差する』です。『爻』という漢字自体は使われませんが、学、覚、教、肴という漢字のパーツとして活躍しています。

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 『交(コウ)』jiāoという漢字は人の足が交差する様子を描いた象形文字です。漢字の部首は『亠・なべぶた』です。漢字の意味は『交わる』、『交差する』、『手で渡す』、『代わり合う』です。

少し漢字の読み方の話をします。漢字の読み方は漢字を中国から輸入したときの読み方音読みと大和(やまと)言葉にあわせた訓読み(くんよみ)があります。音読みには、最初に輸入した中国江南地方の音である呉音(ゴオン)、遣唐使が持ち帰った長安の音である漢音(カンオン)、鎌倉仏教を通して入ってきた唐宋音(トウソウオン)、我が国で慣用的に使われる慣用音(カンヨウオン)があります。

呉音は『キョウ』といった小さい『ョ』が入って優しい感じがします。漢音は『コウ』で少し硬い感じがします。どちらの発音が残っているかは漢字によって違います。

音読みは漢音の『コウ』が普通で、呉音の『キョウ』は使いません。訓読みは、『交(まじ)わる』、『交(ま)ぜる』、『交(か)わす』、『交(か)う』です。

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親しく交わることを親交(シンコウ)、交わり互い違いになることを交差(コウサ)、手渡すことを交付(コウフ)、行き交い通ることを交通(コウツウ)、他の人と代り合うことを交代(コウタイ)といいます。『交』は多くの使い方があり非常に重要な漢字です。

『交』は小学生2年で習う漢字 です。

 学、覚、教に『爻』(コウ)がパーツとして使われている話をしましたが、現在の字体(常用漢字体)ではよくわかりません。旧字体の學を見てください。かんむりの部分に爻(コウ・交わる)が入っているのがわかります。

 『學・学(ガク・カク)』xue、xiaoという漢字は、生徒と先生が勉強している映像を示した漢字です。漢字の足し算では、爻(交わる)+両手(両手)+冖(わかんむり・覆う)+子=学(先生と生徒の交わり・学ぶこと)です。漢字の部首は『子』です。

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現在は常用漢字体である『学』を使うのが普通です。戦争に負ける前は、正字体(旧字体)である『學』が使われていました。

音読みは呉音の『ガク』が普通で、漢音の『カク』は使いません、訓読みは『学(まな)ぶ』です。学ぶ所を学校(ガッコウ)、学び習う(問う)ことを学問(ガクモン)、学問と芸術を学術(ガクジュツ)、学問に励むことを勉学(ベンガク)といいます。

『学』は小学校1年で習う漢字です。

非常に良い意味の漢字で『あきら』、『さと』、『さとる』、『さね』、『たか』、『のり』、『ひさ』、『まなぶ』、『みち』と名前に使われます。

 『敎・教(キョウ)』jiaoは、生徒と先生が勉強している映像を先生の側から示した漢字です。漢字の足し算では、爻(交わる)+子(両手)+攴(ぼくづくり・動作)=敎(先生と生徒の交わり・教えること)です。漢字の部首は『攴・ぼくづくり』です。

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動作を表す攵(ぼくづくり)は、篆文で攴(ボク)pū、楷書体では攵(ボク)pūのデザインをとります。

常用漢字体である『教』を使うのが普通です。戦争に負ける前は、正字体(旧字体)である『敎』が使われていました。

音読みは呉音の『キョウ』が普通で、漢音の『コウ』は使いません。訓読みは『教える(おしえる)』です。教育(キョウイク)、教授(キョウジュ)、仏教(ブッキョウ)、教典(キョウテン)、教養(キョウヨウ)の教です。

『教』は小学校2年で習う漢字です。

知識の受け渡しを意味する重要な漢字で、『おしえ』、『かず』、『かた』、『こ』、『たか』、『なり』、『のり』、『みち』、『ゆき』と名前に使われます。

 似た漢字に『孝(コウ)』、『考(コウ)』がありますが、『孝』は老に子で親孝行の漢字、『考』は老に丂で良く考えるの漢字です。『考(コウ)』は『校』の漢字の影響を受けていると言われています。少し系列の違う漢字です。筆遣いのデザイン上一緒になっています。

 『覚(カク)』jueは、『學』の子を見に替えたものです。漢字の足し算では、爻(交わる)+両手(両手)+かんむり(覆う)+見=覚(生徒と先生の交わりの中で見て覚える)です。漢字の部首は『見・みる』です。

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意味は『見て覚える』のほかに、一瞬で見て覚える『認識する・悟(さと)る』、『目が覚(さ)める』の意味があります。

音読みは呉音・漢音ともに『カク』です。古い時代の読み方に、呉音『キョウ』、漢音『コウ』がありましたが、我が国では使いません。訓読みは『覚(おぼ)える』、『覚(さ)める』です。視覚(シカク)、自覚(ジカク)、覚悟(カクゴ)、発覚(ハッカク)、覚醒(カクセイ)、目覚(ざ)め、見覚(おぼ)えの覚です。

悟り、目覚めを表す良い意味の漢字で、『あき』、『あきら』、『さだ』、『さと』、『さとし』、『さとる』、『ただ』、『ただし』、『よし』と名前に使われます。

『覚』は小学校4年生で習う漢字http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/4-31ef.htmlです。

 『肴(コウ)』yao、xiaoは、肉のご馳走を『爻』の字に重ねたものです。漢字の足し算では、爻(かさねる)+月(にくづき・肉)=肴(さかな)です。漢字の部首は『月・にくづき』です。

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音読みは呉音が『ギョウ』、漢音が『コウ』、訓読みは『さかな』です。酒肴(シュコウ)とは、酒の肴のことです。『肴』は中学校で習う常用漢字です。

海で泳ぐ『さかな』は『魚』と書きますが、ご馳走になると『肴』と書いて構いません。大和言葉(やまとことば)と漢字(中国から輸入した)は、一対一に対応していないので、こういうことが良くあります。

 『校(コウ・キョウ)』jiaoは、『爻』千木造りの建物そのものです。漢字の足し算では、木(きへん・木)+交(交わる)=校(木を交えて造る建物)です。漢字部首は『木』です。

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意味は『千木造りの建物』、『勉強する建物・学び舎』、『付き合せて較べる』です。音読みは漢音の『コウ』が普通で、呉音の『キョウ』と読むことはありません。

『学び舎』関係の熟語には学校(ガッコウ)、校長(コウチョウ)、登校(トウコウ)などがあります。

『付き合せて較べる』関係の熟語には校正(コウセイ)、校閲(コウエツ)などがあります。特別な読み方に、校倉造り(あぜくらづくり)があります。東大寺の正倉院の建物に使われている建築法で『千木造りの建物』の一種です。『校』は小学校1年で習う漢字http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/1-faaf.htmlです。

 『較(カク・コウ)』jiaoは、馬車の中の二本の手すりの事です。前に付いている手すりと『軾』と交わるので『較』と呼ばれます。漢字の足し算では、車(くるまへん・くるま)+交(交わる)=較(車の手すり。『校』にあてて比較する)です。

映像ではこんな感じです。

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漢字の部首は『車・くるま』です。意味は『馬車の手すり』、『つきあわせて較べる』です。

 『校』に『つきあわせて較べる』の意味がありますが、『校』は主に建物の意味に使われるようになりました。『つきあわせて較べる』の意味には『較』の漢字が使われるようになっています。馬車は使われなくなりつつあるので、馬車の手すりの意味で『較』を使うことはありません。

音読みは呉音が『キョウ』で、漢音の『コウ』、慣用音の『カク』を使います。訓読みは『較(くら)べる』です。比較(ヒカク)、較差(コウサ)、較正(コウセイ)の較です。『較』は中学校で習う常用漢字です。

『較(カク・コウ)』は二本の手すりを表しますが、人が二人並んだ『比(ヒ)』という漢字があります。こちらも『比(くら)べる』と読みます。

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『比(ヒ)』について。詳しくは『漢字の覚え方 比』http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-7a4d.htmlをご覧ください。

 『効(コウ)』xiaoは、力が交わって発揮されることです。漢字の足し算では、交(交わる)+力(ちから)=効(力が交わって効果がること。効き目)です。『金文』という古い古い字体では矢に攴(ぼくづくり・手の動作)で書かれていました。漢字の部首は『力』です。意味は『効果がある』です。

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音読みは呉音の『ギョウ』は使わず、漢音の『コウ』を使います。訓読みは『効(き)く』です。効果(コウカ)、効力(コウリョク)、薬効(ヤッコウ)、有効(ユウコウ)、時効(ジコウ)、薬が効(き)くの効です。

良い意味の漢字で『いたる』、『かず』、『かた』、『すすむ』、『なり』、『のり』と名前に使われます。

友人が風をひいたので、良くなるようにイラストを手直ししました。治療中の皆様、薬に力があって良く効(き)きますようお祈り申し上げます。

『役に立つ』と『機能する』の意味には『利く』http://bit.ly/20hvSiR を使います。例えば、左利き(左が機能する)は『利く』です。

『効』は小学校5年で習う漢字http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/5-5492.html です。

 『郊(コウ)』jiaoは、邑(むら)と邑(むら)が交わったところのことです。漢字の足し算では、交(まじわる)+阝(おおざと・邑)=郊(邑と邑が交わったところ)です。部首は『阝・おおざと』です。

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音読みは呉音が『キョウ』で、漢音の『コウ』を使います。城から近い場所を近郊(キンコウ)、遠い場所を遠郊(エンコウ)といいます。緑豊かな少し離れた場所は郊外(コウガイ)といいます。

生活する場所を表す良い意味の漢字で、『おか』、『さと』、『ひろ』と名前に使われます。

『郊』は中学校で習う常用漢字です。

 『絞(コウ)』jiaoは、絞める(しめる)ことです。漢字の足し算では、糸(いとへん・ロープ)+交(交わる)=絞(ロープを使って絞める)です。もともとの映像はロープを使って首を絞めることでした。部首は『糸』です。

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音読みは漢音の『コウ』を使い、呉音の『キョウ』は使いません。訓読みは『絞(し)める』、『絞(し)まる』、『絞(しぼ)る』です。絞首刑(コウシュケイ)、カメラのレンズを絞(しぼ)る、首が絞(し)まる、絞(しぼ)り染めの絞です。

絞(しぼ)るは搾(しぼ)るとも書きます。『搾(サク)』は、搾(手で狭くする)イメージです、乍(サク)の『単語家族』です。詳しくは『漢字の覚え方 乍』http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-c6b9.htmlをご覧ください。

『絞』は中学校で習う常用漢字です。

 『攪(カク・まぜる)』は(手に交えると見るで、交差するように混ぜる)という漢字です。『拌(ハン・まぜる)』(半分になるように混ぜる)と一緒に使って『攪拌(カクハン)』という熟語で使います。二字の熟語にしたほうが聞いたときに解りやすいので同じ意味の漢字は一緒に使われます。

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交の仲間の漢字には、『狡(コウ・ずるい)』(人と交差するように逃げる狡い動物)、『鮫(コウ・さめ)』(交差させるように襲ってくる魚)などの漢字もあります。

 『鮫(コウ・さめ)』jiaoは、体を左右に振って、交差させるように襲ってくる鮫を表す漢字です。漢字の足し算では、魚+交(交差させる)=鮫(体を交差させて襲う魚。鮫。さめ)です。漢字の部首は『魚・さかなへん』、意味は『鮫(さめ)』です。

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音読みは呉音が『キョウ』、漢音が『コウ』、訓読みが『鮫(さめ)』です。鮫珠(コウシュ)というのは真珠(シンジュ)の別名です。真珠貝(シンジュガイ)のいる海に鮫(さめ)が棲んでいるからです。

鮫は魚を用いた漢字です。魚について詳しくは『部首索引 魚(うお・さかな)』http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-019b.html をご覧下さい。

『鮫』は常用漢字からは外れています。

 『狡(コウ)』jiaoは、身を交わして、逃げる獣(けもの)を表す形声漢字です。漢字の足し算では、犭(獣)+交(交差させる)=狡(体を左右にくねらせて、逃げる獣。狡い。ずるい)です。漢字の部首は『犭・けものへん』、意味は『狡(ずる)い』です。

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音読みは呉音が『キョウ』、漢音が『コウ』、訓読みが『狡(ずる)い』です。するり(猾・滑)と身を交わして狡い様子を狡滑(コウカツ)、ずるい兎(うさぎ)を狡兎(コウト)といいます。

『狡』は常用漢字からは外れています。

 『餃(コウ)』jiaoは、餃子(ギョウザ)を表す形声漢字です。漢字の足し算では、食(ショクモツ)+交(交差させる)=餃(皮を交差させてつくる食べ物。餃子)です。漢字の部首は『食・しょくへん』、意味は『餃子(ギョウザ)』、『水飴』です。

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音読みは呉音が『キョウ』、漢音が『コウ』、慣用音が『ギョウ』です。

『餃』は常用漢字からは外れています。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-3e78.html

『漢字の覚え方 爻・交』 交 学 教 覚 肴 校 較 郊 絞 鮫 狡

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.こうつう (   )の規則。

2.がっこう(   )に行く。

3.きょういく(   )の現場。

4.きょうよう (   )のある人。

5.朝の めざ(   )め。

6.かくご(   )を決める。

7.酒の さかな(   )。

8.文章を こうせい(   )する。 (機械の場合は較正を使います)

9.ひかく(   )検討する。

10.事件が じこう(   )になった。

11.薬のこうか (   )があった。

12.こうがい(   )の住宅地。

13.カメラのレンズを しぼ( )る。

14.こうしゅけい(    )は縛り首のこと。

15.こうかつ(    )な手段。

解説です。交わるの関係は『交』、学ぶ関係は子を使って『学』、教えるも子と攵を使って『教』、覚える・覚めるは見を使って『覚』、ご馳走は月(肉)を足して『肴』、建物は木を足しては『校』、較べるは車を足して『較』、効き目は力を足して『効』、街中から離れると阝を足『郊』、絞めるは糸(ロープ)を足して『絞』、鮫(さめ)は魚を足して『鮫』、狡(ずる)いは犭(けものへん)を足して『狡』です。

解答です。交通、学校、教育、教養、目覚め、覚悟、肴、校正、比較、時効、効果、郊外、絞る、絞首刑、狡猾。

2013年4月 6日 (土)

漢字の覚え方 音・意

 漢字には『単語家族』と呼ばれる発音・意味上の漢字の仲間があります。今日は音、暗、闇、意、億、憶、臆という漢字の仲間を説明します。基本の漢字は『音』です。読み方はそれぞれの漢字で違い、『オン』、『イン』、『アン』、『イ』、『オク』です。

漢字は足し算で表わす事が出来るものについては、意味を考えて漢字の足し算で覚えると便利です。『音』に何を足したらどんな漢字になるのか漢字の構成を考えます。小学生1年で音、3年生で暗、意、4年生で億を習い、中学校で憶、闇、臆を習います。

 『音(オン・イン・おと・ね)』yinという漢字は、もともとは言(ゲン)という漢字に-が入った会意文字です(藤堂)。漢字の部首は『音』です。漢字の意味は『音(おと)』、『音(ね)』です。

藤堂によれば、舌などで調整の加わった声を『言(ゲン)』といい、調整の加わらない声を『音(オン)』といったとしています。

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音読みは『オン』、『イン』、訓読みは『おと』、『ね』です。音楽(オンガク)、音程(オンテイ)、雑音(ザツオン)、母音(ボオン・ボイン)、音物(インモツ)、発音(ハツオン)、音信(オンシン)、笛の音(ね)、虫の音(ね)の『音』です。

『音』は小学校1年で習う漢字http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/1-faaf.htmlです。

口に-を入れた漢字で『曰(エツ・いわく)』yueがあります。『言ったことには』という意味です。「いわくありげ」の曰くです。『音』は、『曰』に関係しそうですが、漢字の足し算でいう、立+曰ではありません。言に近い漢字です。

 現在使われている漢字は、楷書体(カイショタイ)と呼ばれるものです。直接の元(もと)になる書体は、篆文(テンブン)と言い、秦の時代に確立した書体です。篆文の書体で『言』と『音』を見てください。言という漢字に-が入っているのがわかります。

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 『言(ゲン)』yanは辛(シン・はっきり)に口(くち)を足したも会意文字です。部首は『言』、意味は『はっきりと口(くち)に出して言う』ことです。『音(オン)』yinは、言の口に-を入れ、『はっきりと言わない音(おと)』という意味です。

口(くち)を、神との誓約に使う器である口(サイ)と解釈し、神のお告げが良くなければ、辛(シン・入墨を入れる針)で罰を受ける誓約。その儀式が『言』、暗くなって神のお告げが口(サイ)の中に-で示されるのが『音』という解釈(白川)もあります。

  『言(ゲン・ゴン)』yanは、はっきり言う様子を表す会意文字です。漢字の足し算で覚えるならば、辛(シン・刃物・はっきり)+口=言(はっきり言う。言葉)です。デザインの都合で辛の部分は変形されています。古い字形(篆文・テンブン)で見ると、辛の字だとわかります。漢字の部首は『言・ことば』、意味は『言う(いう)』、『言葉』、『口に出して言ったこと』です。

実は漢字の『音(オン)』も『言(ゲン)』に近く同じ『辛』を使っていることが分かります。

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音読みは呉音が『ゴン』、漢音が『ゲン』、訓読みは『言う(いう)』、『言(こと)』です。言語(ゲンゴ・ゴンゴ)、伝言(デンゴン)、進言(シンゲン)、証言(ショウゲン)、言い種(いいぐさ)、言葉(ことば)の言です。

『言』は小学校2年で習う漢字 http://bit.ly/1gpSgnEです。

 『暗(アン・くらい)』anという漢字は、日(太陽)に音(くらい中での音)を合わせた形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、日(ひへん・太陽)+音(くらい中での神の訪れ)=暗(暗いこと)です。部首は『日・ひへん』です。

音読みは『アン』で、訓読みは、『暗い(くらい)』です。明暗(メイアン)、暗室(アンシツ)、暗愚(アング)、暗闇(くらやみ)の『暗』は『暗い』意味です。言葉を発しないで頭の中で覚えることも『暗』で、暗記(アンキ)、暗算(アンザン)などと使います。『暗』は小学校3年で習う漢字http://bit.ly/1Ro3ucX です。

 『闇(アン・くらい・やみ)』anという漢字があります。『暗』と同じ意味を持つ漢字です。『暗』は古い書物には出ておらず、古い時代は『闇』という漢字が使われていたようです。

『闇』を漢字の足し算で覚えるならば、門+音(くらい中での神の訪れ)=(門を閉じたように暗い)です。漢字の部首は『『門・もんがまえ』、『闇』は平成22年に常用漢字(一般社会で使用する漢字)として追加登録されたため、中学校で習う漢字になりました。

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 『意(イ)』yiは、心の中の動き全般を表す漢字です。漢字の部首は『心』、『言(ゲン)』yanが外に向けて発する漢字なのと対照的です。

 漢字の足し算で覚えるならば、音(外に発しない言葉)+心(したごころ・こころ)=意(心の中の動き・気持ち)です。実際に言葉を考えるのは、頭です。しかし、昔は心で考えると思われていました。恋、愛、悲、意、感など心の動きに関しては、心を使った漢字が多いのです。

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『意』の音読みは『イ』で、訓読みは『こころ・むね・おき・もと』などが人名に使われています。田沼意次(たぬまおきつぐ)さんの『意(おき)』です。ただ、訓読みは常用外の読み方で、中学校の国語の授業で使うことはありません。

意見(イケン)、意思(イシ・考え)、意志(イシ・こころざし)、意識(イシキ)、意味(イミ)、得意(トクイ)、注意(チュウイ)、用意(ヨウイ)、好意(コウイ)の意です。

『意』は小学校3年で習う漢字http://bit.ly/1Ro3ucX です。

 『億(オク)』yiは、人の考えられる最大の数を表す形声文字です。漢字の足し算で覚えるならば、イ(にんべん・人)+意(心の動き・考え)=億(人の考えられる最大の数)です。漢字の部首は『イ・にんべん』です。1000万の十倍を『億(オク)』と言います。

人が予想(兆・きざし)も出来ないような大きな数を『兆(チョウ)』といいます。

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音読みは呉音が『オク』、漢音が『ヨク』です。億兆(オクチョウ)は、大変多くの人で人民を表し、億劫(オックウ)は、もともと仏教の言葉でとてつもない長い時間を表し、現在では面倒を表します。

縁起の良い漢字で『おく』、『はかる』、『やす』と名前に使われます。

『憶』は小学校4年生で習う漢字http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/4-31ef.htmlです。

 『憶(オク)』yiは、心の動きのなかでも考える事と胸の奥の感情を表す漢字です。漢字の足し算で覚えるならば、忄(りっしんべん・心の動き)+意(心の中の動き・気持ち)=憶(考えること・心の中の動き)です。漢字の部首は『忄・りっしんべん』です。

映像ではこんな感じです。

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記憶(キオク)、追憶(ツイオク)、憶測(オクソク)、憶病(オクビョウ)の憶です。憶測、憶病は、心の奥の思いを表す『臆』の漢字を使って臆測、臆病と書いても良いです。『憶』は中学校で習う常用漢字です。

 『臆(オク)』yiは、胸の奥の気持ちのことです。漢字の足し算で覚えるならば、月(からだの部分)+意(心の中の動き・気持ち)=臆(胸の奥にある気持ち)です。臆は胸の奥の骨を示すという説明があります。胸の奥の気持ちを表します。漢字の部首は『月・にくづき』です。

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臆病(オクビョウ)、臆面(オクメン)の臆です。常用漢字ではなかったので、『憶』の漢字が良く使われます。また、昔は『憶』と『臆』の区別をあまりしていなかったようです。

『臆』は平成22年から常用漢字に追加されて中学校で習う漢字になりました。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-abf0.html

『漢字の覚え方  音・意』 音 暗 闇 意 億 憶 臆

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.おんがく (    )の授業。

2.テストに備えて あんき(   )する。

3.くらやみ (    )を怖れる。

4.個人の いし(    )を尊重する。

5.いし(   )が固い。

6.漢字は とくい(   )でない。

7.こうい(   )をよせる。

8.宝くじ賞金 いちおくえん(     )。

9.おっくう (   )な仕事。

10.きおく (   )の彼方。

11.相手の気持ちを おくそく(   )する。

12.おくめん(   )もない態度

13.おくびょう(   )な性格。

解説です。音の関係は『音』、『アン』と読んで、暗い・覚えるは『暗』、考え・気持ち全般は『意』、大きい数字は『億』、『オク』と読んで、考える・覚える『憶』か『臆』です。

解答です。音楽、暗記、暗闇、意思、意志、得意、好意、一億円、億劫、記憶、憶測、臆測、臆面、憶病、臆病。

高浜虚子の句に 黄金虫擲つ(なげうつ)闇(やみ)の深さかな という句があります。黄金虫の色と闇の対照(コントラスト)、静けさと時間の流れを感じて 大変良い句だ思います。

漢字の覚え方 八・半

 今日は八という漢字と、半、伴、絆、判、畔という漢字の仲間を説明します。基本の漢字は『八』と『半』です。読み方八が『ハチ』、半、伴、絆、判、畔は『ハン』と読みます。小学生1年で八、小学校2年半、5年で判を習います。漢字は足し算で表すことができるので、『半』に何を足したら、どんな意味を持つ漢字になるか考えてみます。

 『八(ハチ・ハツ・や・やっつ・よう)』baという漢字は、両手を八の字に開いた映像です。漢字の部首は『八』、漢字の意味は『開く』、『分ける』、『分けられた二つ』です。やがて数字の八を数える漢字として使われるようになりました。

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音読みは『ハチ』、『ハツ』、訓読みは『やっつ』『や』『よう』です。意味としては、『八』が数字の八に限定されるようになったので、『開く』は公(コウ)、『分ける』、『分けられた二つ』は半(ハン)、分(フン)などの漢字に引き継がれました。また漢字の八からカタカナのハが出来ました。

『分』の『単語家族』については、『漢字の成り立ち 八・分』http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-9b12.htmlを御覧下さい。

八百屋(やおや)、八幡(ハチマン)、八日(ようか)、八卦(ハッケ)の八です。小学校1年生で習う漢字http://bit.ly/ZJV2ex です。

数字について掲載ページです。

『一~十』については『小学校で習う漢字 一~十』http://bit.ly/1Dj8euf  をご覧ください。

『十』については『漢字の覚え方 十』http://bit.ly/1vHBPIs をご覧ください。

『九』については『漢字の覚え方 九』http://bit.ly/1stAJfE をご覧ください。

『八』については『漢字の覚え方 八』http://bit.ly/1oh7Q82 をご覧ください。

『七』については『漢字の覚え方 七』http://bit.ly/1syuLKo をご覧ください。

『六』については『漢字の覚え方 六』http://bit.ly/1nuIhQf をご覧ください。

『五』については『漢字の覚え方 五』http://bit.ly/1Njlajg をご覧ください。

『四』については『漢字の覚え方 四』http://bit.ly/1MD9Txx をご覧ください。

『三』については『漢字の覚え方 三』http://bit.ly/1ygC0wK をご覧ください。

『二』については『漢字の覚え方 ニ』http://bit.ly/1zexxch をご覧ください。

『一』については『漢字の覚え方 一』http://bit.ly/1NtgKrn をご覧ください。

 『半(ハン)』banという漢字は、八に牛(うし)を合わせた漢字です。神にささげる神聖な牛を半分にする姿を表したものです。漢字の足し算では、八(わける)+牛(神聖な犠牲の牛)=半(半分に分ける)です。漢字の部首は『十』です。

音読みは呉音・漢音ともに『ハン』で、訓読みは『半ば(なかば)』です。半分(ハンブン)、夜半(ヤハン)、半生(ハンセイ)、半月(ハンゲツ)、折半(セッパン)の半です。小学校2年生で習いますhttp://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/2-e258。

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『ッ』の後の『ハヒフヘホ』は『パピプペポ』になります。これは漢字の問題でなく、日本語の問題で、口唇(コウシン・くちとくちびる)の動きやすさに関係があります。

 『判(ハン・バン)』は、契約に関する書類を半分にする様子を表す形声文字です。漢字の足し算では、半(半分の書類)+刂(りっとう・刀)=判(書類を半分にする・区別する)です。漢字の部首は『刂・りっとう』です。

契約の書類というのは、契約者の各々が半文づつを持ちます。この契約書に押すのが判子(ハンこ)です。契約が拗れた(こじれた)時に白黒をつけるのが裁判(サイバン)、判決(ハンケツ)、判定(ハンテイ)です。『判』は結論を下すことを意味します。

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音読みは『ハン。バン』で、訓読みは、『判る(わかる)』です。判別が必要なときは『判る』を使います。『善悪が判る』、『違いが判る』です。

昔の役所の官名を判官(ホウガン・ハンガン・源義経のこと)と読みます。また書類のサイズや(A4判)、大型の金貨(小判・大判)も指し示す漢字です。

『判』は小学校5年生で習う漢字http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/5-1e79.html です。

 『伴(ハン・バン)』banは、人に半を足し合わせた形声文字です。漢字の足し算では、イ(にんべん・ひと)+半(二人の人)=伴(二人の人の片方・とも・相棒)です。

イ(にんべん)はしばしば人が側(そば)にいる様子を示します。契約(則)の側にいる様子が側、木の側で休む様子が休、人の側にいる相棒が伴です。

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音読みは『ハン・バン』で、訓読みは『伴う(ともなう)』です。伴奏(バンソウ)、同伴(ドウハン)、伴侶(ハンリョ)の伴です。名字としても有名で、軍事を掌った大伴氏・伴氏は日本で重要な一族です。

『伴』は中学校で習う常用漢字です。

 『絆(ハン・バン・きずな)』は、糸でに半を足し合わせた形声文字です。漢字の足し算では、糸(いとへん・つなぐ)+半(二人の人・物)=絆(二つのものを糸でつなぐ)です。漢字の部首は『糸』です。

音読みは『ハン・バン』で、訓読みは『きずな』です。人と人をつなぐ糸です。脚をつなぐものを脚絆(キャハン)、創(切り傷)に膏(薬)を塗って傷口をつなぎとめるものを絆創膏(バンソウコウ)と言います。『絆』は残念ながら常用漢字ではありませんが、人名漢字です。

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少し漢字の字体の話をしましょう。『伴』と『絆』では『半』の上の部分のデザイン(書体)が違います。上の部分は八(はちがしら・八。分ける)です。『八』の字ですから下に広がる様に書くのが本来ですが、下に狭く書く字体の楷書体もあります。筆運び上便利だからです。

日本では戦後、漢字の使用・字体・読み方に制限を設けました。この制限を受けた漢字は当分の間使う漢字で当用漢字といいます。やがて、制限を加えようとする人達が亡くなり始めました。そこで名称も常に使用する漢字として常用漢字と変更しました。また、文字数も現状に合わせて増やす傾向になっています。常用漢字は義務教育で学ぶことになっています。

 『伴』は常用漢字に登録されている字体なので、楷書体の『伴』が正式です。『絆』は常用漢字から外れているので、登録されていない字体の『絆』が使えます。義務教育で習う『半』、『伴』、『判』、『畔』は常用漢字として登録されている漢字なので、『八』を下に狭く書く字体、デザイン『半』、『伴』、『判』、『畔』が正式です。

 『畔(ハン・あぜ)』panは、田を分けている畔道(あぜみち)のことです。漢字の足し算では、田+半(二つに割れる)=畔(田を二つに分ける境界)です。漢字の部首は『田』です。

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音読みは『ハン』、訓読みは『あぜ』、『くろ』です。境界を示しますので、『ほとり』の意味に転用されて、湖の『ほとり』で湖畔(コハン)、河の『ほとり』で河畔(カハン)などという使い方もします。

『畔』は中学校で習う常用漢字です。

また、『あぜ』は。畔という常用外の漢字もあります。『圭』の仲間の漢字です。『漢字の覚え方 圭』で説明したいと思います。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-7bfb.html

『漢字の覚え方 八・半』 八 半 判 伴 絆 畔

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.やおや(    )。

2.ようか(   )の日曜日。

3.はんぶん (   )を負担する。

4.アウトの はんてい (   )。

5.書類に はんこ(   )を押す。

6.さいばんしょ (    )。

7.ピアノの ばんそう(   )。

8.生涯の はんりょ(   )。

9.ばんそうこう(    )を貼る。

10.人と人との きずな( )。

11.あぜみち(   )を通る。

12.こはん(   )のホテル。

解説です。数字関係は『八』、半分は『半』、書類や結論に関するものは『判』、人関係は『伴』、つながるは糸を足して『絆』、場所に関係するのは田を足して『畔』と書きます。

解答です。八百屋、八日、半分、判定、判子、裁判所、伴奏、伴侶、絆創膏、絆、畔道、畦道、湖畔。今日はこの辺で終わりにします。

漢字の覚え方 苗

 漢字には『単語家族』と呼ばれる漢字の仲間があります。今日は苗(ビョウ/ミョウ)miaoという字を中心とした『単語家族』を説明します。『『単語家族』の漢字は足し算で表わす事が出来るので、『単語家族』ごとにまとめて漢字を覚えると便利です。苗に何を足したらどんな漢字になるのか漢字の構成を考えていきます。

この仲間の漢字は苗、描、猫、錨などが含まれ、『苗』という共通部分を持ち、『ビョウ・ミョウ』という読みを持っています。苗、描、猫は中学校で習う常用漢字です。

 基本の漢字である『苗(ビョウ・ミョウ・なえ・なわ)』は、田んぼで田植えをしている姿を示す会意文字です。漢字の足し算では、艹(くさかんむり・植物)+田(たんぼ)=苗(なえ。ちいさいもの)です。漢字の部首は『艹・くさかんむり』です。意味は『苗(なえ)』、『ちいさい・しなやか』、『ほそぼそとつながる』です。

映像ではこんな感じです。

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音読みは漢音の『ビョウ』が普通で、呉音の『ミョウ』と読むことは殆どありません。訓読みは『なえ』、『なわ』です。苗裔(ビョウエイ)、種苗(シュビョウ)、早苗(さなえ)、苗代(なわしろ)、苗木(なえぎ)の苗です。『苗』は中学校で習う常用漢字です。

 漢字の読み方の話をしましょう。漢字の読み方には、音読みと訓読みがあります。音読みは漢字を輸入したときの中国の読み方です。訓読みはその漢字に相当する日本古来の読み方です。

音読みには呉音(ゴオン)と言って最初に漢字を輸入した時の呉(江南)地方の音、漢音(カンオン)と言って遣唐使が持ち帰った唐時代の長安の音があります。呉音・漢音同じ場合は良いのですが、微妙に違う場合があります。

どう微妙に違うかというと、『苗』の場合、呉音は『ミョウ』、漢音は『ビョウ』です。非常に面倒なので、当時の平安朝では遣唐使の持ち帰った漢音に統一しようとしました。ところが、一度使い始めた呉音は簡単にはやめられません。漢字によっては呉音が残っているものがあるのです。『苗』については呉音は殆ど滅んでしまった読み方なので、『ビョウ』と読めば良いです。

訓読みは日本古来の読み方です。『苗』という漢字は、日本古来の言葉(やまとことば)でいう『なえ』に相当します。そこで『苗』は『なえ』と読むわけです。また、後に続く言葉によっては『なわ』と言ったほうが言いやすい場合があります。『なえしろ』より『なわしろ』の方が言いやすいために『なわ』という読み方があります。

 『猫(ビョウ・ミョウ・ねこ)』maoは、犭(けものへん・動物)に苗を足した形声文字です。漢字の足し算では、犭(動物)+苗(ちいさい・しなやか)=描(小さくてしなやかな動物)です。漢字の部首は『犭・けものへん』、漢字の意味は『猫(ねこ)』です。

映像ではこんな感じです。

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音読みは漢音の『ビョウ』が普通で、呉音の『ミョウ』と読むことは殆どありません。訓読みは『ねこ』です。猫糞(ねこばば)、怪猫(カイビョウ)、猫背(ねこぜ)、野良猫(のらねこ)の猫です。豸(むじなへん・たちどまる動物)に苗を足した、『貓(ビョウ・ミョウ・ねこ)』という漢字もありますが、常用漢字ではないので使いません。『猫』は中学校で習う常用漢字です。

 『描(ビョウ・ミョウ・えがく)』miaoは、扌(てへん・手の動作)に苗を足した形声文字です。漢字の足し算では、扌(てへん・手の動作)+苗(ちいさい・しなやか)=描(細かいところまで描く)です。漢字の部首は『扌・てへん』です。基本的に、図形や絵を描くことを言います。

音読みは『ビョウ・ミョウ』、訓読みは『描く(えがく)』、『描く(かく)』です。描写(ビョウシャ)、素描(ソビョウ・デッサンのことです)、点描(テンビョウ・点で描く技法です)、描く(えがくの描です。『描』は中学校で習う常用漢字です。

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高校生・社会人になると常用外の読み方もしても良く、描く(かく)と読ませても良い事になっています。ただ、描く(えがく)と描く(かく)と区別がつかないので、義務教育期間では推薦しません。

訂正いたします。改訂された常用漢字表をみていたら、追加された読み方で『描く(かく)』がありました。従って中学生でも描く(かく)を使って構いません。学校の先生は大変ですが。(平成22年 改訂常用漢字表)

 『錨(ビョウ・ミョウ・いかり)』maoは、水中に投ずると見えにくくなる錨(いかり)を表す形声文字です。漢字の足し算では、金(金属)+苗(ちいさい・見えにくい)=錨(水中に投ずると小さく見えにくくなる錨。いかり)です。漢字の部首は『金・かねへん』です。漢字の意味は『錨(いかり)』です。

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音読みは漢音の『ビョウ』、呉音の『ミョウ』、訓読みは『錨(いかり)』です。錨を水中に投げて碇泊することを投錨(トウビョウ)といいます。

水中に沈めてしまうと見えにくくなって忘れがちですが、舟が流れないようにするための重要な物です。釣りなどをしていると錨(いかり)を上げるのを忘れて移動しようとすることがよくあります。

錨(いかり)は碇(いかり)http://bit.ly/1yJrBbuと書くことがあります。

http://huusennarare.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-aba8.html

『漢字の覚え方 苗』 苗 描 猫 錨

参考図書http://bit.ly/1Xs359Oです。漢字についてより詳しく知りたい方は、←左記ブログページの本をお読みください。

少し練習しましょう。

1.稲の なえ(   )。

2.しゅびょう (     )生産

3.リンゴの なえぎ(    )。

4.さなえ (    )は稲の なえ のこと。

5.田植え用の なわしろ (     )。

6.佐賀の かいびょう (    )伝。

7.のらねこ (      )。

8.ねこぜ(    )に気をつける。

9.そびょう (    )とはデッサンのこと

10. 細かい所まで びょうしゃ (    )する。

出来ましたか?解答です。稲の苗には苗、ねこには犭(けものへん・動物)を足して猫、絵を描く(えがく)には扌(てへん・手の作業)足して描、錨(いかり)は金を足して錨です。

苗、種苗、苗木、早苗、苗代、怪猫、野良猫、猫背、素描、描写。

 少し漢字の成り立ちの話をしましょう。最古の辞書は後漢(西暦100年頃)の許慎(キョシン)の「説文解字(セツモンカイジ)」です。許慎はその中で漢字について六種の原理を説明しています。これを『六書(リクショ)』といいます。六種類のうち四種類は漢字の成り立ちについて、残りの二種類は漢字の使用法についてしるしています。

彼は、漢字の成り立ちを、物の形に象った(かたどった)『象形文字』(ショウケイモジ)、象形文字を基に点を打った『指事文字』(シジモジ)、文字を組み合わせた『会意文字』(カイイモジ)、意味と音・声を示す文字を組み合わせた『形声文字』(ケイセイモジ)の四種類に分類しました。

『田』は田んぼを象った(かたどった)文字なので『象形文字』です。『苗』は草(植物)に田を組み合わせたもので、会意文字です。『猫(ビョウ)』と『描(ビョウ)』は音・声(音符)の『苗(ビョウ)』が文字に含まれているので『形声文字』です。

漢字の殆どはこれらの『形声文字』です。漢字が足し算であるというのは、この漢字の成り立ちに関わっています。『形声文字』は音・声(音読み)が同じなので、音・声(音読み)を基に漢字の足し算で、漢字を覚えようという根拠はここにあります。

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    漢字の覚え方 亜           漢字の覚え方 矣           漢字の覚え方 愛           漢字の覚え方 安          
  • ア行(イ )
    漢字の覚え方 畏           漢字の覚え方 為           漢字の覚え方 尉           漢字の覚え方 異           漢字の覚え方 易           漢字の覚え方 胃           漢字の覚え方 殹           漢字の覚え方 以           漢字の覚え方 衣           漢字の覚え方 韋           漢字の覚え方 育          
  • ア行(イチ・イツ)
    漢字の覚え方 一           漢字の覚え方 聿          
  • ア行(イン)
    漢字の覚え方 垔           漢字の覚え方 寅           漢字の覚え方 印           漢字の覚え方 因           漢字の覚え方 員           漢字の覚え方 音・意        
  • ア行(ウ)
    漢字の覚え方 羽           漢字の覚え方 雨           漢字の覚え方 右           漢字の覚え方 于・夸        漢字の覚え方 云           漢字の覚え方 昷          
  • ア行(エ )
    漢字の覚え方 易           漢字の覚え方 睪           漢字の覚え方 兌           漢字の覚え方 戉           漢字の覚え方 益          
  • ア行(エ )・カ行(カイ)
    漢字の覚え方 回           漢字の覚え方 会・會         漢字の覚え方 褱・懐        
  • ア行(エイ)
    漢字の覚え方 嬰           漢字の覚え方 熒・         漢字の覚え方 殹           漢字の覚え方 央           漢字の覚え方 永          
  • ア行(エン )・タ行(タン)
    漢字の覚え方 彖           漢字の覚え方 爰           漢字の覚え方 延           漢字の覚え方 炎          
  • ア行(エン・オン)
    漢字の覚え方 袁           漢字の覚え方 夗          
  • ア行(エン)
    漢字の覚え方 垔           漢字の覚え方 奄           漢字の覚え方 肙           漢字の覚え方 厭           漢字の覚え方 寅           漢字の覚え方 㕣           漢字の覚え方 燕          
  • ア行(オ )
    漢字の覚え方 王           漢字の覚え方 奥           漢字の覚え方 屋           漢字の覚え方 乙           漢字の覚え方 音・意         漢字の覚え方 央           漢字の覚え方 区・殴         漢字の覚え方 昷          
  • カ行(カ ) 
    漢字の覚え方 賈           漢字の覚え方 火           漢字の覚え方 咼           漢字の覚え方 禾           漢字の覚え方 可           漢字の覚え方 果          
  • カ行(カイ)
    漢字の覚え方 海           漢字の覚え方 夬           漢字の覚え方 介           漢字の覚え方 皆          
  • カ行(カク)
    漢字の覚え方 矍           漢字の覚え方 殻           漢字の覚え方 角           漢字の覚え方 革           漢字の覚え方 隺           漢字の覚え方 画           漢字の覚え方 各          
  • カ行(カツ)
    漢字の覚え方 害           漢字の覚え方 舌           漢字の覚え方 曷          
  • カ行(カン)
    漢字の覚え方 臽           漢字の覚え方 丱           漢字の覚え方 睘           漢字の覚え方 ・巻         漢字の覚え方 監           漢字の覚え方 柬           漢字の覚え方 咸           漢字の覚え方 漢           漢字の覚え方 官           漢字の覚え方 間           漢字の覚え方 甘           漢字の覚え方 雚           漢字の覚え方 毌・串      
  • カ行(カ・ケ)
    漢字の覚え方 叚           漢字の覚え方 夏           漢字の覚え方 家           漢字の覚え方 化           漢字の覚え方 加          
  • カ行(ガ )
    漢字の覚え方 画           漢字の覚え方 我・義         漢字の覚え方 牙           漢字の覚え方 亥           漢字の覚え方 害           漢字の覚え方 楽           漢字の覚え方 学           漢字の覚え方 月          
  • カ行(ガン)
    漢字の覚え方 厂           漢字の覚え方 元          
  • カ行(キ )
    漢字の覚え方 鬼           漢字の覚え方 既           漢字の覚え方 貴           漢字の覚え方 葵           漢字の覚え方 几           漢字の覚え方 吉           漢字の覚え方 其           漢字の覚え方 奇           漢字の覚え方 匊          
  • カ行(キュウ)
    漢字の覚え方 久           漢字の覚え方 臼           漢字の覚え方 丘           漢字の覚え方 丩           漢字の覚え方 弓           漢字の覚え方 求           漢字の覚え方 及・急         漢字の覚え方 九           
  • カ行(キョウ・ケイ)
    漢字の覚え方 頃           漢字の覚え方 开・形         漢字の覚え方 京           漢字の覚え方 兄・竟         漢字の覚え方 敬           漢字の覚え方 巠           
  • カ行(キョウ・コウ)
    漢字の覚え方 夾           漢字の覚え方 郷           漢字の覚え方 孝           漢字の覚え方 爻・交         漢字の覚え方 庚           漢字の覚え方 幸           漢字の覚え方 更           漢字の覚え方 行          
  • カ行(キョウ)
    漢字の覚え方 享           漢字の覚え方 敫           漢字の覚え方 劦           漢字の覚え方 喬           漢字の覚え方 共           漢字の覚え方 凶          
  • カ行(キョク)
    漢字の覚え方 極           漢字の覚え方 局           漢字の覚え方 曲          
  • カ行(キョ)
    漢字の覚え方 虚           漢字の覚え方 巨           漢字の覚え方 豦           漢字の覚え方 去          
  • カ行(キン)
    漢字の覚え方 匀           漢字の覚え方 堇           漢字の覚え方 斤           漢字の覚え方 禁           漢字の覚え方 今          
  • カ行(ギ )
    漢字の覚え方 屰           漢字の覚え方 疑           漢字の覚え方 牛           漢字の覚え方 堯          
  • カ行(ギョ)
    漢字の覚え方 玉           漢字の覚え方 魚          
  • カ行(ク )
    漢字の覚え方 句           漢字の覚え方 九           漢字の覚え方 区・殴         漢字の覚え方 屈           漢字の覚え方 禺           漢字の覚え方 具           漢字の覚え方 君           漢字の覚え方 熏           漢字の覚え方 軍          
  • カ行(ク・コウ)
    漢字の覚え方 侯           漢字の覚え方 口           漢字の覚え方 后           漢字の覚え方 冓           漢字の覚え方 公           漢字の覚え方 工          
  • カ行(ケ )
    漢字の覚え方 穴           漢字の覚え方 夬           漢字の覚え方 血           漢字の覚え方 埶          
  • カ行(ケイ)
    漢字の覚え方 恵           漢字の覚え方 系           漢字の覚え方 圭           漢字の覚え方 奚           漢字の覚え方 携・攜        
  • カ行(ケン)
    漢字の覚え方 显           漢字の覚え方 玄           漢字の覚え方 臤           漢字の覚え方 兼           漢字の覚え方 肙           漢字の覚え方 犬           漢字の覚え方 卷・巻         漢字の覚え方 幵           漢字の覚え方 建           漢字の覚え方 見           漢字の覚え方 間           漢字の覚え方 僉           漢字の覚え方 県       
  • カ行(ケ・カイ)
    漢字の覚え方 届           漢字の覚え方 戒           漢字の覚え方 解          
  • カ行(ケ・キ)
    漢字の覚え方 希           漢字の覚え方 幾           漢字の覚え方 气          
  • カ行(コ )
    漢字の覚え方 虎           漢字の覚え方 瓜           漢字の覚え方 乎           漢字の覚え方 賈           漢字の覚え方 壴           漢字の覚え方 戸           漢字の覚え方 己           漢字の覚え方 古           漢字の覚え方 夸           漢字の覚え方 骨          
  • カ行(コウ)
    漢字の覚え方 甲           漢字の覚え方 厷           漢字の覚え方 亘           漢字の覚え方 岡           漢字の覚え方 光           漢字の覚え方 丂           漢字の覚え方 高           漢字の覚え方 亢           漢字の覚え方 黄・広        
  • カ行(コク)
    漢字の覚え方 克           漢字の覚え方 黒           漢字の覚え方 谷           漢字の覚え方 告          
  • カ行(コン)
    漢字の覚え方 昏           漢字の覚え方 困           漢字の覚え方 艮           漢字の覚え方 今           漢字の覚え方 昆          
  • カ行(ゴ )
    漢字の覚え方 五・語         漢字の覚え方 呉           漢字の覚え方 午・御         漢字の覚え方 合           漢字の覚え方 卬          
  • サ行(サ )
    漢字の覚え方 坐           漢字の覚え方 采           漢字の覚え方 左・尋         漢字の覚え方 才           漢字の覚え方 卒           漢字の覚え方 祭           漢字の覚え方 乍           漢字の覚え方 冊          
  • サ行(サイ・セイ )
    漢字の覚え方 斉           漢字の覚え方 歳           漢字の覚え方 妻           漢字の覚え方 西          
  • サ行(サン)
    漢字の覚え方 斬           漢字の覚え方 参           漢字の覚え方 散           漢字の覚え方 戔           漢字の覚え方 算           漢字の覚え方 山           漢字の覚え方 三          
  • サ行(シ )
    漢字の覚え方 巳           漢字の覚え方 豕           漢字の覚え方 死           漢字の覚え方 師           漢字の覚え方 朿           漢字の覚え方 厶・台         漢字の覚え方 子           漢字の覚え方 思           漢字の覚え方 氏           漢字の覚え方 至           漢字の覚え方 止          
  • サ行(シ )
    漢字の覚え方 之           漢字の覚え方 糸           漢字の覚え方 矢           漢字の覚え方 示           漢字の覚え方 市           漢字の覚え方 四           漢字の覚え方 旨           漢字の覚え方 支           漢字の覚え方 司           漢字の覚え方 史           漢字の覚え方 次           漢字の覚え方 士           漢字の覚え方 志        
  • サ行(シキ・ショク)
    漢字の覚え方 食           漢字の覚え方 戠           漢字の覚え方 式          
  • サ行(シチ・シツ)
    漢字の覚え方 桼           漢字の覚え方 失           漢字の覚え方 質           漢字の覚え方 七          
  • サ行(シャ )
    漢字の覚え方 車           漢字の覚え方 舎           漢字の覚え方 者           漢字の覚え方 射           漢字の覚え方 勺          
  • サ行(シャク・セキ)
    漢字の覚え方 席           漢字の覚え方 尺           漢字の覚え方 赤           漢字の覚え方 石           漢字の覚え方 責           漢字の覚え方 夕           漢字の覚え方 昔          
  • サ行(シュウ)
    漢字の覚え方 乑           漢字の覚え方 舟・受         漢字の覚え方 州           漢字の覚え方 習           漢字の覚え方 秋           漢字の覚え方 秀           漢字の覚え方 周           漢字の覚え方 祝・呪        漢字の覚え方 就          
  • サ行(シュン)
    漢字の覚え方 盾           漢字の覚え方 旬           漢字の覚え方 舜           漢字の覚え方 夋           漢字の覚え方 屯・春        
  • サ行(シュ)
    漢字の覚え方 手           漢字の覚え方 殳           漢字の覚え方 朱           漢字の覚え方 守           漢字の覚え方 首           漢字の覚え方 主           漢字の覚え方 取           漢字の覚え方 出           漢字の覚え方 叔           漢字の覚え方 宿          
  • サ行(ショウ・セイ)
    漢字の覚え方 成           漢字の覚え方 青           漢字の覚え方 生           漢字の覚え方 正          
  • サ行(ショウ)
    漢字の覚え方 升           漢字の覚え方 焦           漢字の覚え方 象           漢字の覚え方 小           漢字の覚え方 召           漢字の覚え方 尚           漢字の覚え方 章           漢字の覚え方 爿           漢字の覚え方 昌           漢字の覚え方 詳・善        
  • サ行(ショ)
    漢字の覚え方 庶           漢字の覚え方 処           
  • サ行(シン)
    漢字の覚え方 臣           漢字の覚え方 兂           漢字の覚え方 眞           漢字の覚え方 心           漢字の覚え方 囟(田)        漢字の覚え方 申           漢字の覚え方 辰           漢字の覚え方 辛・新         漢字の覚え方 深・探         漢字の覚え方 帚・侵        
  • サ行(ジ )
    漢字の覚え方 茲           漢字の覚え方 寺           漢字の覚え方 自           漢字の覚え方 舟・受         漢字の覚え方 孰           漢字の覚え方 朮           漢字の覚え方 盾           漢字の覚え方 女           漢字の覚え方 尽           漢字の覚え方 甚          
  • サ行(ジャク)
    漢字の覚え方 若           漢字の覚え方 弱          
  • サ行(ジュウ)
    漢字の覚え方 重           漢字の覚え方 从、縱         漢字の覚え方 十          
  • サ行(ジュツ)
    漢字の覚え方 戌           漢字の覚え方 朮          
  • サ行(ジョウ)
    漢字の覚え方 黽           漢字の覚え方 丈           漢字の覚え方 襄           漢字の覚え方 丞           漢字の覚え方 乗           漢字の覚え方 成           
  • サ行(ジン)・ ナ行(ニン)
    漢字の覚え方 人           漢字の覚え方 壬           漢字の覚え方 刃          
  • サ行(ジ)・ナ行(ニ)
    漢字の覚え方 尼           漢字の覚え方 日           漢字の覚え方 入           漢字の覚え方 耳           漢字の覚え方 二           漢字の覚え方 爾          
  • サ行(ス・ズ )
    漢字の覚え方 水           漢字の覚え方 率           漢字の覚え方 隹           漢字の覚え方 垂           漢字の覚え方 芻           漢字の覚え方 寸           漢字の覚え方 豆          
  • サ行(セ )
    漢字の覚え方 世           漢字の覚え方 是           漢字の覚え方 制           漢字の覚え方 卩・節         漢字の覚え方 折           漢字の覚え方 舌           漢字の覚え方 詳・善        
  • サ行(セン)
    漢字の覚え方 韱           漢字の覚え方 亶           漢字の覚え方 巽           漢字の覚え方 前           漢字の覚え方 先           漢字の覚え方 宣           漢字の覚え方 専           漢字の覚え方 戔           漢字の覚え方 扇           漢字の覚え方 全           漢字の覚え方 占           漢字の覚え方 川           漢字の覚え方 薦        
  • サ行(ゼン)
    漢字の覚え方 然           漢字の覚え方 全          
  • サ行(ソ )
    漢字の覚え方 率           漢字の覚え方 疋           漢字の覚え方 卒           漢字の覚え方 且           漢字の覚え方 象           漢字の覚え方 蔵           漢字の覚え方 則           漢字の覚え方 尊          
  • サ行(ソウ)
    漢字の覚え方 叟           漢字の覚え方 臿           漢字の覚え方 曹           漢字の覚え方 匆           漢字の覚え方 忩           漢字の覚え方 倉           漢字の覚え方 爪           漢字の覚え方 送           漢字の覚え方 相           漢字の覚え方 早           漢字の覚え方 曾           漢字の覚え方 喿           漢字の覚え方 帚・侵      
  • サ行(ソク・ショク)
    漢字の覚え方 續           漢字の覚え方 蜀           漢字の覚え方 足           漢字の覚え方 束          
  • タ行(タ )
    漢字の覚え方 多           漢字の覚え方 㒸           漢字の覚え方 帶           漢字の覚え方 大           漢字の覚え方 退           漢字の覚え方 它・也         漢字の覚え方 弟           漢字の覚え方 厶・台         漢字の覚え方 代           漢字の覚え方 卓           漢字の覚え方 睪          
  • タ行(タン)
    漢字の覚え方 耑           漢字の覚え方 亶           漢字の覚え方 旦           漢字の覚え方 段           漢字の覚え方 詹           漢字の覚え方 深・探         漢字の覚え方 単          
  • タ行(チ )
    漢字の覚え方 离           漢字の覚え方 知           漢字の覚え方 畜           漢字の覚え方 竹           漢字の覚え方 宁           漢字の覚え方 直           漢字の覚え方 豖           漢字の覚え方 冘           漢字の覚え方 朕・藤        
  • タ行(チュウ)
    漢字の覚え方 丑           漢字の覚え方 壴           漢字の覚え方 肘           漢字の覚え方 中          
  • タ行(チョウ)
    漢字の覚え方 徴           漢字の覚え方 枼           漢字の覚え方 鳥           漢字の覚え方 朝           漢字の覚え方 長           漢字の覚え方 丁           漢字の覚え方 兆          
  • タ行(ツ )
    漢字の覚え方 㒸           漢字の覚え方 追          
  • タ行(テ )
    漢字の覚え方 帝           漢字の覚え方 氐           漢字の覚え方 廷           漢字の覚え方 呈           漢字の覚え方 弟           漢字の覚え方 啇           漢字の覚え方 占           漢字の覚え方 天           漢字の覚え方 田          
  • タ行(ト )
    漢字の覚え方 斗           漢字の覚え方 㝵           漢字の覚え方 奴           漢字の覚え方 度           漢字の覚え方 土           漢字の覚え方 讀           漢字の覚え方 屯          
  • タ行(トウ)
    漢字の覚え方 刀           漢字の覚え方 沓           漢字の覚え方 冬           漢字の覚え方 東           漢字の覚え方 朕・藤         漢字の覚え方 到           漢字の覚え方 豆          
  • タ行(ドウ)
    漢字の覚え方 童           漢字の覚え方 同          
  • タ行(ドウ)・ナ行(ノウ)
    漢字の覚え方 能           漢字の覚え方 脳           漢字の覚え方 農          
  • ナ行
    漢字の覚え方 奴           漢字の覚え方 南           漢字の覚え方 女           漢字の覚え方 内           漢字の覚え方 然           漢字の覚え方 念          
  • ナ行(ニン)・サ行(ジン)
    漢字の覚え方 人           漢字の覚え方 壬           漢字の覚え方 刃          
  • ナ行(ニ)・サ行(ジ)
    漢字の覚え方 尼           漢字の覚え方 日           漢字の覚え方 入           漢字の覚え方 耳           漢字の覚え方 二           漢字の覚え方 爾          
  • ナ行(ノウ)・タ行(ドウ)
    漢字の覚え方 能           漢字の覚え方 農           漢字の覚え方 脳          
  • ハ行(ブ)・マ行(ム)
    漢字の覚え方 武           漢字の覚え方 無          
  • ハ行(ハ )
    漢字の覚え方 巴           漢字の覚え方 巿           漢字の覚え方 派           漢字の覚え方 配・妃         漢字の覚え方 貝・買         漢字の覚え方 白           漢字の覚え方 莫           漢字の覚え方 癶           漢字の覚え方 犮           漢字の覚え方 伐          
  • ハ行(ハン)
    漢字の覚え方 凡           漢字の覚え方 般           漢字の覚え方 犯・氾         漢字の覚え方 八・半         漢字の覚え方 反           漢字の覚え方 番          
  • ハ行(ヒ )
    漢字の覚え方 卑           漢字の覚え方 非           漢字の覚え方 皮           漢字の覚え方 辟           漢字の覚え方 比           漢字の覚え方 備           漢字の覚え方 必           漢字の覚え方 表           漢字の覚え方 票           漢字の覚え方 苗          
  • ハ行(ヒョウ・ヘイ )
    漢字の覚え方 并           漢字の覚え方 平           漢字の覚え方 丙          
  • ハ行(ヒン )
    漢字の覚え方 賓           漢字の覚え方 品           漢字の覚え方 頻          
  • ハ行(ビ)・マ行(ミ)
    漢字の覚え方 尾           漢字の覚え方 未          
  • ハ行(フ )
    漢字の覚え方 歩           漢字の覚え方 付           漢字の覚え方 夫           漢字の覚え方 父           漢字の覚え方 不           漢字の覚え方 孚           漢字の覚え方 卜           漢字の覚え方 畐           漢字の覚え方 复           漢字の覚え方 服           漢字の覚え方 弗        
  • ハ行(フン )
    漢字の覚え方 賁           漢字の覚え方 勿           漢字の覚え方 八・分        
  • ハ行(ブン )
    漢字の覚え方 文           漢字の覚え方 分          
  • ハ行(ヘ )
    漢字の覚え方 敝           漢字の覚え方 並           漢字の覚え方 辟           漢字の覚え方 扁          
  • ハ行(ホ )
    漢字の覚え方 歩           漢字の覚え方 朋           漢字の覚え方 呆           漢字の覚え方 甫           漢字の覚え方 丰           漢字の覚え方 奉           漢字の覚え方 方           漢字の覚え方 包           漢字の覚え方 北           漢字の覚え方 賁           漢字の覚え方 本          
  • ハ行(ボ )
    漢字の覚え方 某           漢字の覚え方 戊           漢字の覚え方 母           漢字の覚え方 暴           漢字の覚え方 亡           漢字の覚え方 卯           漢字の覚え方 卜           漢字の覚え方 攴・攵        漢字の覚え方 菐           漢字の覚え方 木           漢字の覚え方 凡          
  • マ行
    漢字の覚え方 曼           漢字の覚え方 矛           漢字の覚え方 米           漢字の覚え方 莫           漢字の覚え方 末           漢字の覚え方 末           漢字の覚え方 綿          
  • マ行(メイ・ミョウ)
    漢字の覚え方 明           漢字の覚え方 名          
  • マ行(メン)・ハ行(バン・ベン)
    漢字の覚え方 面           漢字の覚え方 免          
  • マ行(メ・マ)・ハ行(バ)
    漢字の覚え方 馬           漢字の覚え方 麻         
  • マ行(モン)
    漢字の覚え方 文           漢字の覚え方 門          
  • マ行(モ)
    漢字の覚え方 戊           漢字の覚え方 毛           漢字の覚え方 孟           漢字の覚え方 木           漢字の覚え方 勿          
  • ヤ行
    漢字の覚え方 亦・夜         漢字の覚え方 舁            漢字の覚え方 予           漢字の覚え方 余           漢字の覚え方 谷          
  • ヤ行(ユ)
    漢字の覚え方 兪           漢字の覚え方 攸           漢字の覚え方 憂           漢字の覚え方 由           漢字の覚え方 斿           漢字の覚え方 酉           漢字の覚え方 右          
  • ヤ行(ヨウ)
    漢字の覚え方 黽           漢字の覚え方 幺           漢字の覚え方 夭           漢字の覚え方 翟           漢字の覚え方 枼           漢字の覚え方 羊           漢字の覚え方 䍃・揺         漢字の覚え方 用           漢字の覚え方 昜           漢字の覚え方 谷           漢字の覚え方 要          
  • ラ行
    漢字の覚え方 果           漢字の覚え方 戻           漢字の覚え方 畾           漢字の覚え方 来           漢字の覚え方 礼・豊         漢字の覚え方 剌           漢字の覚え方 楽           漢字の覚え方 闌           漢字の覚え方 秝           漢字の覚え方 列          
  • ラ行(リ )
    漢字の覚え方 离           漢字の覚え方 率           漢字の覚え方 栗           漢字の覚え方 利           漢字の覚え方 里           漢字の覚え方 良           漢字の覚え方 夌           漢字の覚え方 令           漢字の覚え方 量           漢字の覚え方 両           漢字の覚え方 力          
  • ラ行(リュウ )
    漢字の覚え方 龍           漢字の覚え方 立           漢字の覚え方 留           漢字の覚え方 流          
  • ラ行(リン)
    漢字の覚え方 侖           漢字の覚え方 粦           漢字の覚え方 林          
  • ラ行(ル )
    漢字の覚え方 婁           漢字の覚え方 流           漢字の覚え方 留          
  • ラ行(レイ)
    漢字の覚え方 戻           漢字の覚え方 礼・豊         漢字の覚え方 令          
  • ラ行(レン)
    漢字の覚え方 柬           漢字の覚え方 連          
  • ラ行(ロウ)
    漢字の覚え方 婁           漢字の覚え方 老           漢字の覚え方 良          
  • ラ行(ロク)
    漢字の覚え方 鹿           漢字の覚え方 彔           漢字の覚え方 六          
  • ラ行(ロ)
    漢字の覚え方 呂           漢字の覚え方 盧          
  • ワ行
    漢字の覚え方 或           漢字の覚え方 夗          
  • 中学校で習う漢字
    中学校1年生で習う漢字       中学校2年生で習う漢字       中学校3年生で習う漢字       中学校で習うようになった漢字      
  • 個人用電子計算機(パソコン)
    vostro230 Optiplex790に引越   Dell Vostro 3300 再生        Dell Vostro 3558 遅くなる    Dell vostro230 SSD 換装    Windows7→Windows10       Dell Vostro 3558 SSD 換装   
  • 呉音と漢音
    呉音と漢音               
  • 小学校1年生で習う漢字
    小学校1年生で習う漢字①     小学校1年生で習う漢字②    
  • 小学校2年生で習う漢字
    小学校2年生で習う漢字①     小学校2年生で習う漢字②     小学校2年生で習う漢字③     小学校2年生で習う漢字④    
  • 小学校3年生で習う漢字
    小学校3年生で習う漢字①      小学校3年生で習う漢字②     小学校3年生で習う漢字③     小学校3年生で習う漢字④    
  • 小学校4年生で習う漢字
    小学校4年生で習う漢字①      小学校4年生で習う漢字②     小学校4年生で習う漢字③     小学校4年生で習う漢字④    
  • 小学校5年生で習う漢字
    小学校5年生で習う漢字①      小学校5年生で習う漢字②     小学校5年生で習う漢字③     小学校5年生で習う漢字④    
  • 小学校6年生で習う漢字
    小学校6年生で習う漢字①      小学校6年生で習う漢字②     小学校6年生で習う漢字③     小学校6年生で習う漢字④    
  • 小学校で習う漢字
    小学校の漢字 上下左右      小学校の漢字 父母姉妹兄弟   小学校の漢字 春夏秋冬      小学校の漢字 一~十        小学校の漢字 天地人        小学校の漢字 東西南北     
  • 小説『明暗そのあと』
    百八十九                百九十                 百九十一                百九十二                百九十三                百九十四                百九十五                百九十六                百九十七                百九十八                百九十九                二百               
  • 文学・評論
    『半分、青い。』と北川悦吏子
  • 漢字 のエッセイ
    象形・指事・会意・形声 一年生  象形・指事・会意・形声 二年生  象形・指事・会意・形声 三年生  象形・指事・会意・形声 四年生  象形・指事・会意・形声 五年生  象形・指事・会意・形声 六年生  漢字でみるヤナギの分類      落語 空き巣             
  • 漢字 参考図書
  • 漢字 音読み索引(ア行)
  • 漢字 音読み索引(カ行)
  • 漢字 音読み索引(サ行)
  • 漢字 音読み索引(タ行)
  • 漢字 音読み索引(ナ行)
  • 漢字 音読み索引(ハ行)
  • 漢字 音読み索引(マ行)
  • 漢字 音読み索引(ヤ行)
  • 漢字 音読み索引(ラ行)
  • 漢字 音読み索引(ワ行)
  • 漢字・訓読み索引(あ行)
  • 漢字・訓読み索引(か行)
  • 漢字・訓読み索引(さ行)
  • 漢字・訓読み索引(た行)
  • 漢字・訓読み索引(な行)
  • 漢字・訓読み索引(は行)
  • 漢字・訓読み索引(ま行)
  • 漢字・訓読み索引(や行)
  • 漢字・訓読み索引(ら行)
  • 漢字・訓読み索引(わ行)
  • 漢字練習問題(中学生)
    練習問題1-1(書き)         練習問題1-1(読み)         練習問題1-2(書き)         練習問題1-2(読み)         練習問題1-3(書き)         練習問題1-3(読み)         練習問題1-4(書き)         練習問題1-4(読み)         練習問題1-5(書き)         練習問題1-5(読み)        
  • 災害
    災害時のスマホと携帯
  • 象形・指事・会意・形声文字
    象形・指事・会意・形声 一年生  象形・指事・会意・形声 二年生  象形・指事・会意・形声 三年生  象形・指事・会意・形声 四年生  象形・指事・会意・形声 五年生  象形・指事・会意・形声 六年生  
  • 部首索引 虫(むし)
  • 部首索引 魚(うお・さかな)
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